公共建築物の再生利用に関する建築計画的研究 [ PDF
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(2) め、その内 12 事例は宿泊研修施設となっている。尚、. ※グラフ内の数字は事例数 ※旧用途では、体育・レクレーション施設(E)の事例はない. 再生利用後の施設形態をみると、25.0%(22/88)が複. #ᐡ⥢ ോᚲ. ᣥ ↪ ㅜ. 合用途施設である。. $ቇᩞᢎ⢒ᣉ⸳. . . %. &ᣉ⸳. . . ( ) <ߘߩઁ . #ᐡ⥢ോᚲ. . . $ቇᩞᢎ⢒ᣉ⸳ %␠ળᢎ⢒ᢥൻᣉ⸳. 続いて、旧用途別に新用途との関係をみると、小学. '⢒ ࡚ࠢࠪ ࡦᣉ⸳. 校の 23 事例のうち 21 事例が社会教育・文化施設に再. . . . '⢒࡚ࠢࠪࡦᣉ⸳. <ߘߩઁ. ⶄว↪ㅜ. . . . )ᶖ㒐㑐ㅪᣉ⸳. . <ߘߩઁ ⶄว↪ㅜ. . . 例中 7 事例が福祉施設へ再生利用されており、特定の. 図 4 旧用途と新用途の用途別増減. 用途に対する再生利用が進んでいることがわかる。. 0%. k%l. 2-4 平面計画の変更 2). 20%. B,23/4567. 更もしくは変更を行わずに、既存の平面計画を利用し. 60%. 80%. D,<=67. 6. 1. いが小さい。平面計画の変更のない事例は、①新用途. Z,FGH. 4. の選択において大規模な改修工事を伴わない用途を選. IJ. 6. 2. 5. 5. 1. 1. 18 4 3. 1. 1. ※グラフ内の数字は 事例数. 33. 3. 1. 2. G,BCDE67. 12. 4. 11. 14 2. 100%. 3. 4. 4. C,8945/ :;67. F,>?/@A67. 及び変更がないものが 27 事例(77.1%)と改修の度合. 40%. 5. A,-./'01. ている(図 5)。特に、学校・教育施設は、一部の変更. &ᣉ⸳. (ஜක≮ᣉ⸳. #ᐡ⥢ %␠ળᢎ⢒ᢥൻᣉ⸳ &ᣉ⸳ ോᚲ. ᣂ ↪ ㅜ. 生利用されている。また同様に、児童所においても9事. 全体の66.0%(58/88)の事例が、平面計画の一部変. . KLMNOPQRS TUVWXYZ[\ ]^_`aObc deG]^_`aO bc bcVWfgf. 3. 3. 27. 29. 24. 2. 12. 8. 88. hij. 図 5 旧用途と平面計画の変更. 択している、②機能上問題を抱えたまま使用してい る、以上の 2 つの計画的課題が考えられる。. ၞ᳃ 䈮ኻ䈜䉎 ᗧะ⺞ᩏ. 3 再生利用における新用途決定までのプロセス 3-1 プロセスの類型. ․ቯ䈱↪ㅜ䈱ᑪ ▽‛䈱ᔅⷐᕈ䈏ⓨ䈐 ᑪ‛䈏⊒↢೨䈎䉌 ⼂䈘䉏䈩䈍䉍䇮ᤨᦼ⊛ 䈮ᢛว䈚䈢ⓨ䈐ᑪ‛ 䈮䈧䈇䈩ౣ↢↪䈱 ᬌ⸛䉕ⴕ䈉. ↪ 㵘 ㅜ. 再生利用事例の行政担当者へのアンケート及びヒア. ኾ㐷ᬌ⸛ ᆔຬળ䈱 ⸳⟎. ᣂ↪ㅜ᩺ 䈱. ⓨ㑆వⴕဳ. ↪䈘䉏䈭䈒䈭䈦䈢 ᑪ▽‛䈏⊒↢䈚䈩 䈎䉌䇮ⓨ䈐ᑪ‛䈱↪ ㅜ䈮䈧䈇䈩ᬌ⸛䈜䉎. ⓨ 㵘 㑆. ↪ㅜవⴕဳ. リング調査の結果により、新用途決定までのプロセス ၞ᳃䈱 ⷐᦸ. は、図 6 に示す「空間先行型」と「用途先行型」の 2 つのプロセスに区分できることが分かった。 「空間先. ᣢሽᣉ⸳䈱⁜ ዊ䈶⠧ൻ䈮䉋 䉎ᒛ䈶⒖ォ. 䊒䊨䉶䉴. 行型」は、使用されなくなった公共建築物が発生した. ⓨ䈐ᑪ‛䈱⊒↢. ౣ↢↪ቯ䈱ᬌ⸛. ᑪ ▽ ‛ 䶺 ↪ ᱛ 丵 ⓨ 䶚 ᑪ ‛ ൻ. ౣ↢↪䈜䉎䈖䈫䉕ቯ䈚 䈢ਥ䈭ℂ↱. ౣ↢↪䈱 ቯ. ᣂ↪ㅜ䈱ᬌ⸛. ᣂ↪ㅜቯ. 䉺䉟䊒. 後、空き建物の用途を検討するプロセスをとる。一. ⓨ 㑆 వ ⴕ ဳ. 方、 「用途先行型」は、特定の用途の公共建築物の必 要性が空き建物の発生前から認識されており、空き建 物が発生した段階で、その用途の適応を検討するプロ セスである。. ↪ ㅜ వ ⴕ ဳ. 3-2 建替え・除却せず再生利用を決定する理由 建築物の再生利用を決定する主な理由として、①財. 㪘㵘⠴↪ᐕᢙ䈏లಽ䈪䈅䉎 㪙㵘⽷⊛䈮ౣ↢↪䉕ⴕ 䈦䈢ᣇ䈏ଔ䈪䈅䉎 㪚㵘ర䈮䉋䉎ᑪ▽‛ሽ 䈱ⷐᦸ 㪛㵘┙᧦ઙ䊶ᑪ▽‛ⷙᮨ. ᣂ䈚䈇 ᑪ▽‛䈱 ዉ⸘↹. ᑪ▽‛䈱 ↪ᱛ䊶ⓨ 䈐ᑪ‛ൻ. ᣂ↪ㅜቯ䈱ਥ䈭ℂ↱. ᑪ ▽ ‛ ䷚ ᑪ ᦧ 䶕 丵 㒰 ළ 䶨 䶧 䵿 ౣ ↢ ↪ 䶦 ䷗ 䶠 䶴 ䷚ ቯ. 㪘㵘ၞ᳃䈱ⷐᦸ 㪙㵘┙᧦ઙ 㪚㵘ⓨ㑆᧦ઙ㩿ⷙᮨ䊶᭴ㅧ㪀 㪛㵘↪䈱↳䈚. ᣂ ↪ ㅜ 䶺 ቯ. 政的理由、②建築物の耐用年数、 ③建築物の立地条 図 6 新用途決定までのプロセス. 件・規模、以上の 3 つがある。加えて、 「空間先行型」 では、地域住民からの建物保存の要望が理由となって. 1)を対象として、学校建築における再生利用プロセ. いることが特徴的である。一方、 「用途先行型」では、. スと空間制約条件別の改変特性について考察する。. 新用途の導入によって再生利用することが前提条件と. 4-1 新用途決定までのプロセスと検討内容. なっている場合がみられる。. 新用途決定までのプロセスは、事例 1,2,3,4 は「空. 3-3 新用途を決定する理由. 間先行型」、事例 5 のみ「用途先行型」であり、学校建. 「空間先行型」では再生利用が決定した後、地域住民. 築の場合、地域のシンボルとして保存の要望が強いた. に対するアンケートといった意向調査を実施し、 新用途. め、具体的な活用方法がなくとも除却されないケース. の検討を行っている。しかし、空間的な特徴に応じた新. が多い。その際、全自治体が事業費調達のための補助. 用途の検討が行われることは少なく、 建築計画的検証が. 事業適用を検討しており、4 つの事例(事例 2,3,4,5). 事前に行われていないことが課題である。. では補助事業費の適応可能な用途への再生利用が重要. 4 学校建築における再生利用プロセスと改変特性. な決定理由となっている。また社会教育系施設に再生. ここでは、旧用途が学校施設である 5 つの事例(表. 利用する場合は、減価償却期間に旧用途を廃止して. 25-2.
(3) 表 1 再生利用事例調査対象施設の概要 '(No.. '(1 '(2 '(3 ‘™Gš›œ• §¨45©a ¡¢J£¤¥¦ žŸ 1 ª«. 67˜ 1±². <³´Aµ. k%l. K¹23. s%l. ºž¦. Y‚´N¶. Y‚´N¶. M¹23. T¹23. '(5. ¬•-¦. ®¯°. <³´K¶. ·¸´S¶. 1972. 2001. 2001. 1996. 2002. ÌJÍÎ. A/RCÎ B/C/ÏÎ. RCÎ. RCÎ. RCÎ. RCÎ. Ð)(Ð). A/2,B/C/1. 2. 2. 2. 2. 1453. 1428. 1290. 1012. 1453. *+. 1290. 744. "#$%_שØ. =>?+. ?@ABCDEFCGH+,IJ5 6. KL*+. MN(OPQRSB)TUVWX78; <6. ユニットに対応し、. YZ[. \]BYZ[TOPQRSBMN,2 ^_<6. 事例 2 では 6 . 3 m ×. `ab. `ab,3.0cde<6. f[g. hi/jk)glCmnCoCpm n/q56rs,5lCtde;<6. 調整できる用途で ラスルームが住宅. 1964 2000. Ó'Ô(ÕÖ). '()*+,-./0123456 789:;<6. ある。その場合、ク. "#$%&(&). Ó'Z[(r). !"#$%&. てその必要面積が. A¹23. Ê&Ë(&). ÑÒ^q(r). ÙKäbGZæçè. ±¿ÆÇ ÈÉ67 1991. ¯ÀÁÂà ÄÅ67 1965. 表 2 空間改変の規定要因 äbå1. K—23. »¼67 (–½¾¿) 1981. 894567. の使用人数によっ. '(4. A/874,B/189 C/403 A/874,B/189 C/0 4,951. 12,266. 1,240. 15,951. 10,445. ÙKÚÛy. ÙKÚÛy. ÙKÚÛy. ÙKÚÛy. %lÚÛy. ÞKßJ. 45àá9. 45àá9. 7.0m の面積で 1LDK. 89<=âã9 89<=âã9. の住居となっているが、間口が広く、奥行きの狭い間. も、補助金の返還が必要ないため、このことも新用途. 取りとなる。一方、事例 5 では高齢者単身者用の居室. 決定に影響している。. であるため、ユニット内に界壁を設け 2 分割してい. 4-2 学校建築の空間条件別改変特性. る。以上から、クラスルームは均一な諸室が並列する. ここでは、学校建築における再生利用上の空間制約. 用途へと変更されており、平面計画上の単位として、. 条件について考察を行う(表 2)。尚、事例 4 は大規模. 再生利用後も空間規定条件となっている。一方、室内. な平面プランの変更、事例1,2,5 は一部プランの変更. 部では新用途に応じて界壁を設けるといった自由な改. を行い、事例 3 は平面プランの変更はない 2) 。. 変が行われている。. 1)平面計画の改変特性. < 特別教室 > 特別教室に付加されている準備室の界壁. < クラスルームの配置と規模 > クラスルームは、学校. の取り扱い方がポイントとなり、特別教室の改変特性. 建築において計画上の基本となる「型」であり、再生. は、①準備室を同規模で使用する(空間継続型)、②準. 利用後もクラスルーム間の界壁は除去されず、平面構. 備室との界壁撤去をする(界壁撤去型)、以上の 2 つに. 成上の「型」として継承されている。クラスルーム内. 分類できる(図 8)。単純適用型の場合は、倉庫及び通. の改変特性は、①同規模のまま用途変更するもの(空. 路空間として利用される。一方、準備室の界壁を除去. 間継続型)と、②界壁を追加し室を分解する (空間分. して、準備室を特別教室と一室とする場合(界壁撤去. 割型)、以上の 2 つのパターンがみられる(図 7)。単. 型)、大空間を必要とする用途に変更されている。この. 純適用型は、展示室(事例 1)や宿泊室(事例 3,4)のよ. ように、特別教室の準備室は面積規模と配置により、. うに収容人数により規模を自由に設定できる用途の場. 活用が難しい空間であると言える。. 合である。一方、空間分割型は、居室(事例 2,5)など. < 管理諸室 > 職員室や校長室等の管理所室は、玄関に. ÜÝÌJ. CR −空間継続型. < 事例 1>2 階平面図(再生利用前後). CR −空間分割型. < 事例 2>2 階平面図(再生利用前後). ౣ↢↪೨ ౣ↢↪೨. ஜ ቶ. ଢᚲ. ଢᚲ. Ḱቶ. ℂ⑼ቶ. Ḱቶ. %4. %4. %4. %4. 䊶⇇ოㅊട 䊶㤥᧼䊶ᚭ᠗ 䊶ᄤ䊶ოႣⵝ. 䊶㤥᧼䊶ᚭ᠗ 䊶ᄤ䊶ოႣⵝ. ౣ↢↪ᓟ. 㪚㪩. ౣ↢↪ᓟ. 䌃䌒. 䊃䉟䊧䈱᠗. 䌃䌒. 䌃䌒. 㖸ᭉ Ḱቶ. 㖸ᭉቶ. 䊶⇇ო䈱ㅊട 䊶ᄤ䊶ო䊶ᐥᒛᦧ䈋 䊶㔚᳇䇮᳓䇮䊁䊧䊎䈱㈩✢ 䊶䉧䉴䇮䉣䉝䉮䊮䈱䉻䉪䊃⸳⟎ 䊶₵㑐䇮⓹䈱ᄖოᎿ. ℂ⑼ቶ. 䊶Ḱቶ䈱⇇ ო᠗ 䊃䉟䊧䈱᠗. ୖᐶ. ୖᐶ. ୖᐶ. ‛ᐓ䈚႐. ⓹䉧䊤䉴䈱᠗. ୖᐶ. ዷ␜ቶ. ዷ␜ቶ. ዷ ␜ ቶ. ዷ␜ቶ. ዷ ␜ ቶ. ዷ ␜ ቶ. ዷ ␜ ቶ. ዬ. ዬ. ዬ. ዬ. ዬ. ዬ. ⇇ოㅊട . ‡ˆ4} ]^ opm mn (^qr). ‰Š4} s%l. vw 7.3z8.2 {|}(8) xy (60.0). . . ‹Œ}. k%l (s%l). opm (^qr). opm s%l (^qr). ~•} ({|}). 7.3z7.3 (53.3). 2.3z5.5 (12.7). €•. ᡷᄌౝኈ. O. 㪇. •Ž• tu. opm. ‚ƒy. ‡ˆ4} s%l. ]^ opm mn (^qr). ‰Š4} s%l. k%l (s%l). 㪌. 㪈㪇. opm (^qr). opm s%l (^qr). •Ž• tu. („)3.6z2.7(9.7) („)…D vw 6.3z7.0( •}(4)/‘ ’“}/”•}/ 2.5z6.3( •}G 6.3z7.0(44.1) –—y (#)2.1z7.3(15.3) (#)h†% xy 44.1) %}(2) ~•}(•}) 15.75) de. 図 7 クラスルームの空間改変特性. 25-3. ᡷᄌౝኈ. 㪈㪌㫄. ‹Œ}. opm. s%l. 6.8z5.5 (37.4). („)h†% (#)…D.
(4) SCR −空間継続型 / 昇降口−空間継続型 < 事例 3>1 階平面図(再生利用前後). 㒠ญ. ౣ↢↪೨ ⛎㘩ቶ. ౣ↢↪೨ ભ ୖ ᙑ ᐶ ቶ. 㪮㪅 㪚㪅. ᩞ 㐳 ቶ. ᦝ ቶ. ㈩⤝ቶ. 㘩ၴ. SCR −界壁撤去型 / 昇降口−一方選択型 < 事例 4>1 階平面図(再生利用前後). ஜ ቶ. ᩞ 㐳 ቶ. ኅᐸ ⑼ቶ. 㪮㪅 㪚㪅. ⡯ຬቶ. 㒠ญ. Ḱ ቶ. Ḱ ቶ. ℂ⑼ቶ. ₵ 㑐 ോ ቶ. 㖸ᭉቶ. ஜ ቶ. ࿑ᦠቶ. Ḱ ቶ. ℂ⑼ ᢎቶ. 㪮㪅㪚. 㪮㪅㪚. ⡯ຬቶ. ㅍቶ. 䊶ᡷୃᎿ䈭䈚. 㘩ၴ. ୖ ᐶ. 䊶⇇ო᠗ 䊶ᄤ䊶ო䊶ᐥᒛᦧ䈋 䊶⛎ឃ᳓⸳Ꮏ. ୖᐶ. ୖ ᐶ. ஜ ቶ. ䷶ 丢 丮 丶 ቶ. ᔕ ធ ቶ. 䊶ᐥ䈱䈕 䊶⇥䈱⸳⟎. 㪮㪅㪚㪅 ᶎ ቶ. ㅢ〝. 䊶㪉Ბ䊔䉾䊄⸳⟎. 㜞㦂⠪ ᵹቶ. 㜞㦂⠪ቇ⠌ቶ. ᜰዉຬቶ. ₵㑐. 㪮㪅 㪚㪅. ኋᴱቶ. ୖ ᐶ. ୖ ᐶ. ኋᴱቶ. 㪮㪅㪚. ‰Š4} s%l. k%l (s%l). ’“}(Ÿ })/ ”•}/~•}/ vw 6.9z7.0 ¡¢}(4) ñò•}(¡¢ xy (48.3) }). 㪌. 㪈㪇. ‹Œ} opm (^qr). ᯏ ᪾ ቶ. ▤ℂቶ. 㪇 ‡ˆ4}. ⺞ℂ ታ⠌ቶ. opm s%l (^qr). 7.0z7.2(50.4) (’“} 3.5z7.2 €• 9.0z10.68(96. (25.2) 12)). 㫄. 㪮㪅㪚. ᡷᄌౝኈ. 㪇. •Ž• tu. –—y. opm. 2.5z5.8 (14.5). વᛚቶ. ₵㑐. ⎇ୃቶ. ᷰ䉍ᑈਅ. ]^ opm mn (^qr). ㈩⤝ቶ. ᶎ ቶ. 䊶⇇ო᠗ 䊶ᄤ䊶ო䊶ᐥᒛ ᦧ䈋. ౣ↢↪ᓟ. ⺞ℂቶ. ࿑Ꮏቶ. 㒠ญ. 䊶䉴䊨䊷䊒⸳⟎ 䊶䉦䉡䊮䉺䊷䈱⸳⟎. ౣ↢↪ᓟ. ↪ോ ຬቶ. ኋ ⋥ ቶ. 㪮㪅㪚. 䊶ᡷୃᎿ䈭䈚. Ḱ ቶ. ኅᐸ⑼ ᢎቶ. ‡ˆ4}. s%l. ]^ opm mn (^qr) —w 6.4z7.3 xy (46.7). …D. 㪌. ‰Š4} s%l. k%l (s%l). ᶎቶ. 㪈㪇. 㪈㪌㫄. ▤ℂቶ. ᡷᄌౝኈ. ‹Œ} opm (^qr). Ÿé}(4)/ ”•}(íî})/ ’“}(1)/ ’Ó}(ïð})/ 7.3z9.1 ~•}(¤¥})/ êëì} ñò•}(ó~})/ (66.4) (1) ’“}(2ô}). opm s%l (^qr). Ⴧ▽ㇱಽ. •Ž• tu. opm. 3.6z6.4 ó~}/ („)1.7z2.7(4.6) ‚öy (23.0) ˆõ (#)2.6z3.6(9.4). s%l. („)…D (#)€•. 図 8 特別教室・昇降口の空間改変特性. 近接しているため、再生利用後も管理室として使用さ. 5 まとめ. れ平面計画上は同様の配置計画となる。しかし再生利. (1)九州圏内における公共建築物の再生利用実態. 用後、管理諸室の面積は縮小され界壁を除去して異な. 九州圏内の公共建築物は、様々に再生利用されてお. る用途にしている。. り、また今後、公共建築物の再生利用事例は急速に増加. < 昇降口 > 過疎市町村では学校施設規模が小さいた. すると予測される。その中で、既存の平面計画を変更せ. め、空間規模による特異性はないが、生徒用昇降口と. ずに新用途として利用する事例が多くみられ、 新用途決. 来客・職員用玄関が 2 箇所あるため玄関としての利用. 定までの「空間先行型」プロセスでは、 空間に適応した用. が選択できる(図 8)。生徒用昇降口と来客・職員用玄. 途を選択することができるが、 実際は建築計画的検証が. 関が一体の場合は、再生利用後も施設の主玄関として. 行われていないことが課題となっている。. 利用している(空間継続型)。一方、生徒用の昇降口と. (2)学校建築における改変特性. 来客・職員用の玄関がある場合は、間口と位置により. 学校建築の空間改変について分析を行った結果、学. 選択されている(一方選択型)。来客・職員用玄関が管. 校建築の再生利用における平面計画では、以下の点に. 理諸室に近接して配置されているので、来客・職員用. ついての計画的検討が必要となる。. 玄関が主玄関として利用されているが、生徒用の昇降. ①クラスルームは再生利用後も平面計画上単位として. 口は、倉庫となって利用されていない(事例 1,4)。. 継承されており、それにより新用途が制限される。. 2)その他改変特性. ②特別教室は準備室の取り扱い方が重要となる。. 学校建築の再生利用において自由度を高める空間条. ③管理諸室は再生利用後も配置計画は継承されるが、. 件として、< < 3.0m の天井高 > がある。居室に用途変更. 面積は縮小される。. する場合(事例 2,5)、床を嵩上げして、天井部分に電. ④生徒用昇降口と来客・職員用玄関のいずれかを玄関. 気配線等を敷設することが出来る。また、採光や換気. として利用することが出来る。. に配慮した広い開口部は、開口面積を縮小する改変が. ⑤天井高が 3.0 mあるので、電気配線等を敷設するこ. 行われており(事例 2)、採光を防ぐため、カーテンを. とが出来る。. 付加することで用途を簡易的に充足させる例もみられ. 注釈. た(事例 1)。また廊下側界壁も、室内のプライバシー. 注2)平面計画の変更は施設担当者の認識に基づくアンケート結果であ. を確保するため、既存開口部を閉鎖する改修工事が行 われている(事例 2,4,5)。. 注1)大蔵省第 15 号による る。 参考文献 (1)九州圏内における公共建築物の実態把握 友枝竜一(九州大学)/ 2000 年度日本建築学会九州支部研究報告. 25-4.
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