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第6章 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀に ついて

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第6章 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀に ついて

著者 中川 竜一

雑誌名 現代日本の金融システムー公的金融と銀行・企業・

家計の行動ー

ページ 137‑154

発行年 2004‑07

URL http://hdl.handle.net/10112/4896

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第 6章 国内銀行の横並び行動:地銀、第二地銀について*

中 川 竜 要 約

本稿は、 1 9 7 5 ' " " ‑ ' 2 0 0 2 年の圏内銀行勘定のデータを用いて、地方銀行と第二地方 銀行の貸出において「横並び

J

( h e r d  b e h a v i o r ) が見られたかどうかを実証的に 検証する。具体的な方法としては、 Lakonishok

S h l e i f e r , and Vishny  (LSV) に よって開発された指標を用いて、借り手企業の業種ごとにそれぞれの業態の横並 びを計測する。

主要な結果は以下の通り。第一に、どちらの業態においても統計的に有意な横 並びが見られた。第二に、横並びの合理性を検証すると、地銀・第二地銀どちら においても有意に[非合理的な横並び」が見られた。さらに、合理的に説明され る横並びは限定的であり、非合理的な横並びが一貫して支配的で、あった。第三に、

業態ごとの横並びの特徴に注目すると、地銀の横並びは、 80 年代で、は小さいもの の、パブ、

y

レ期から 90 年代にかけて、次第に大きくなっていた。逆に、第二地銀の 横並びは、 1980 年代末までは地銀よりも強かったが、 1990 年代には次第に減衰

していった。

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