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平成 21 年度事業 報告書 インドネシア共和国 ( ジャカルタ ) Republic of Indonesia (Jakarta) 在インドネシア大使館主催レセプション 実施国概況 首都 : ジャカルタ 時差 : -2 時間 面積 : 約 189 万平方キロメートル ( 日本の約 5 倍 ) 人口

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■ 実施国概況

首都 : ジャカルタ 時差 : -2時間 面積 : 約189万平方キロメートル(日本の約5倍 人口 : 2.28億人(2008年政府推計) 言語 : インドネシア語 宗教 : イスラム教88.6%、キリスト教8.9%( 1.7%、仏教0.6%、儒教0.1%、その 一人当たりGDP : 2 ,191ドル(2008年) 気 候 : インドネシアは赤道直下の熱帯性気候の おおむね5月~10月が乾季で、11月~ 雨季は午後になるとスコールの様な大雨 食文化 : 主食はコメ。多様な香辛料を使ったもの 多い。また、人口のほとんどをイスラム教 日本食レストランについては、高級レスト レストランが100店舗以上存在し、かなり

■ 事業概要

実施国(都市) : インドネシア共和国(ジャカルタ) 日 時 : 2009年10月4日(日) 12:00~14: 行事名 : 日本「食」フェア 会 場 : インターコンチネンタルホテル「ジャスミン 主 催 : 在インドネシア日本国大使館、農林水産 出席者 : 一般市民、政府関係者、ビジネス関係者 (一般市民はインドネシア人:日本人が4 日 時 : 2009年10月10日(土) 12:00~16 行事名 : 日・インドネシア食文化と食材の交流 会 場 : 日本料理店「basara」 主 催 : 在インドネシア日本国大使館、農林水産 出席者 : ビジネス関係者、マスコミ関係者、料理関 実施概要 : 本年10月3日(土)~11日(日)にジャカ 関連イベントとして位置づけ、日本食をテ 深めることに努めた。 果物及び日本茶を展示し、試食及び試飲 果物の試食は、それぞれ食べやすい大き 回収した。 日本茶については、温かいものと冷たい 倍) プロテスタント5.8%、カトリック3.1%)、ヒンズー教 他0.1%(インドネシア中央統計局統計) のため、乾季と雨季のふたつの季節がある。 ~4月が雨季となる。 雨が降り、 湿度も高くなる。 が多く、複雑な調理手順を必要としないシンプルな料理が 教徒が占めるので、ハラル(HALAL)認証が必要となる。 トランからお手軽なお弁当ものまで、バラエティーに富んだ り一般的に浸透している。 00 ンの間」 産省 者、マスコミ関係者等約300名 4:6程度、その他はインドネシア人が中心) 6:00 産省 関係者等約80名(ほとんどがインドネシア人の女性) カルタにおいて開催された「ジャパン・ウィーク」において、 テーマにした各種イベントを開催し、食を通じた交流を 飲を実施した。 きさに切り分けて提供し、アンケートに記入をしてもらい、 いもの両方を用意し、試飲を実施した。

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■ 商品POP

■ 提供メニュー

使用食材 りんご(昂林) ぶどう(巨峰・ロザリオビアンコ・甲斐路・ピオーネ) 温州みかん 柿(刀根早生) 日本茶(煎茶・玄米茶・ほうじ茶・玉露) 生産者名 生産地 全農 山形 山形県 山梨県 農産物販売戦略室 山梨県 和歌山県 輸出促進協議会 和歌山県 和歌山県 輸出促進協議会 和歌山県 佐々木製茶株式会社 静岡県

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■ 商品POP

■ 開催の様子 (10月4日)

果物の展 日本茶の展 示の様子 展示の様子

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果物の展示の様子 試食コーナーの様子

■ 開催の様子 (10月4日)

■ 開催の様子 (10月10日)

会場の様子 日本茶の展示の様子 会場の様子 日本料理実演の様子

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■ 招待者の反応・評価

Q.提供された日本食材で購入したいと思った商品 今回提供した5品目については、ほぼ同率ですべてを購入したいと ら、見た目がきれいで、安全とのイメージがある日本産果物に対し 総合評価 果物については、日本産の果物は珍しいためか、かなり関心が 高かった。全体としては、甘いと好評であった。 現地において、りんごはオーストラリア産やニュージーランド産の いた。 また、高級スーパーにおいて、韓国産のりんご、梨等もプレミアム まだ、日本産の果物はほとんど販売されていないが、日本食レス というイメージがあることから、今後の市場としての可能性は高い アンケート結果より Q.食材を購入する際に重視する順位 食材の購入時に重視する点が、産地(原産国)、ブランド名(知名度 十分に消費者に受け入れられる可能性が高いことが伺える。 また、価格よりもパッケージデザイン、信用表示の有無が上位であ 2009/10/04 2009/10/04 8位 品質 (高品質) 9% 7位 価格 9.1% 6位 信用表示の 有無 12% 5位 賞味期限 12.5% 4位 パッケージ デザイン 13% 9位 ※無記入 1.8% 3位 量(お得感) 13.9% 1位 産地 (原産国) 14.5% 2位 ブランド名 (知名度) 14% 産地(原産国) 1位 ブランド名(知名度) 2位 量(お得感) 3位 パッケージデザイン 4位 賞味期限 5位 信用表示の有無 6位 価格 7位 品質(高品質) 8位 ※無記入 9位 1位 温州 みかん 24% 2位 日本茶 20.1% 3位 柿 19.9% 4位 りんご 18.9% 5位 ぶどう 17.1% 温州みかん 1位 日本茶 2位 柿 3位 りんご 4位 ぶどう 5位 という好結果となった。日本産の果物は、まだ入手しにくいことか しては関心が高いことが伺える。 が高いようであり、アンケートに対して快く応じる人が多く、回答率も のふじりんごが、他方ぶどうはアメリカ産のものが売り場を占めて ムフルーツとして販売されていた。 ストランはすでに浸透しており、日本の食品はヘルシーで安全である いことが伺える。 度)が上位となっていることから、信頼できるブランドを確立すれば、 あることからも、より安心、安全な食材を求めていることが伺える。 2009/10/10 2009/10/10 8位 信用表示 の有無  9% 9位 ※無記入 0% 1位 パッケージ デザイン 16% 4位 量(お得感) 13.5% 5位 賞味期限 12.5% 7位 品質 (高品質) 10% ブランド名2位 (知名度) 14% 3位 産地 (原産国) 14% 6位 価格 12.3% パッケージデザイン 1位 ブランド名(知名度) 2位 産地(原産国) 3位 量(お得感) 4位 賞味期限 5位 価格 6位 品質(高品質) 7位 信用表示の有無 8位 ※無記入 9位 2位 りんご 21.9% 3位 ぶどう 19.6% 4位 日本茶 19.0% 5位 柿 17.0% 1位 温州 みかん 22.5% 温州みかん 1位 りんご 2位 ぶどう 3位 日本茶 4位 柿 5位

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Q.提供された日本食材が現地で受け入れられると思うか 受け入れられると思われる要因の 商品別比重評価 提供した食材すべてが現地で受け入れられるという高評価で みかんについては、旬には少し早く、今回の提供品種が早生で 品目よりも多くなったと思われる。 ぶどうについては、品種が4種類あったため意見が分かれると 理由としては、現地で流通している他国産のぶどうと同じタイプ 【レストラン】 (2009/10/04)

Sushi Tei(17), Sushi Sei(6), Sakana(5), Basara(4), Honoka(3), Sakura(3), Musashijyaya(2), En(2), Ootoya(2), Honzen(2), Kaihomaru(2),Takigawa(2), その他:Sumire, Suiho, Uzou, Rakuzen, Ippachi, Tsukinofune, Bochi bochi, Zen, Goemon, Hanamasa, Sarai, Kinokawa, Katsura

【レストラン】 (2009/10/10) Sushi Tei(8), Hokaben(2)

その他: Basara, Ichiban Sushi, Sakana, Hanamasa, Kaihomaru, Kikugawa, Ikiya

Q. 日本食材・日本食を購入または食する場所 【スーパー】(2009/10/04) 【その他】 (2009/10/04) Daiso(3), PIM 【その他】 (2009/10/10) Daiso

Papaya(53), Kamome(23), Cosmo(17)Sogo Super Market(10), Kemchick(5), Food Hall(5), Ranch Market(3), Carrefour(4), Hero(3), Wijaya(2), Vegetarian Mini Mart(1), その他

【スーパー】 (2009/10/10)

Papaya(12), Cosmo(7), Kamome(3), Hero(2), Ranch Market(2), Carrefour(2), Food hall, Kemchick, Total, Atrium, Rezeki, Koko, その他

桃( うど ラー その ネク 昆布 めん 男性 女性 無記 【ホテル】(2009/10/04)

Hotel Nikko(12), Inter Continental(10),Shangrilla(2), Hyatt, その他

【ホテル】(2009/10/10)

Hotel Nikko(3), Shangrilla, Sari Pacific, その他

受け入れられないと思う理由 2009/10/04 海苔 その 刺身 男性 女性 無記 0% 20% 40% 60% 80% 100% り ん ご ぶ ど う 温 州 み か ん 柿 日 本 茶 無記入 いいえ はい ①りんご…すっぱい(1)、鮮度(1) ②ぶどう…味(2) ③温州みかん…すっぱい(4)、味(3)、外観(2) ④柿…味(2) アンケート回収枚数136枚 (回収率45%, 2009/10/04) あった。 であったため、甘みよりも酸味が強く感じられ、いいえの回答が他の ところであったが、ロザリオビアンコ、甲斐路の評価が高かった。 プ(色味)であったため、馴染みがあるものがより好まれたようである。 9)、酒(5)、いちご(4)、チョコレート(4)、餅(4)、海苔(4)、寿司(3)、 どん(3)、さくらんぼ(3)、ポカリスエット(2)、梨(2)、たこ焼き(2)、 ーメン(2)、 ケチャップ(2)、マグロ(2) の他:コーヒー、ケーキ、チーズケーキ、フルーツ、キウイフルーツ、 クタリン、メロン、ビスケット、お菓子、チーズ、抹茶、わさび、梅干、 布、醤油、うに、刺身、うなぎ、納豆、みりん、大根、帆立、ふりかけ、 んたいこ、すき焼き、天ぷら、魚、ベジタリアン食品 (2009/10/04) Q. 試食した食材以外で食べてみたい日本食品 性 34名 性 67名 記入 35名 政府及び関係機関関係者 4名 食品関係業者 3名 メディア関係者 12名 その他 68名 無記入 49名 20歳未満 10名 20~29歳 25名 30~39歳 28名 40~49歳 36名 50~59歳 11名 60歳以上 1名 無記入 25名 2009/10/10 苔(5)、うどん(3)、寿司(2)、いちご(2) の他:巨峰、トマト、たこ焼き、お好み焼き、こんにゃく、餅、ワイン、 身、小麦粉、日本のケーキ、日本の野菜 (2009/10/10) アンケート回収枚数41枚 (回収率82%, 2009/10/10) 性 2名 性 24名 記入 15名 20歳未満 2名 20~29歳 9名 30~39歳 13名 40~49歳 8名 50~59歳 2名 60歳以上 0名 無記入 7名 政府及び関係機関関係者 2名 食品関係業者 0名 メディア関係者 9名 その他 20名 無記入 10名 0% 20% 40% 60% 80% 100% り ん ご ぶ ど う 温 州 み か ん 柿 日 本 茶 無記入 いいえ はい ①ぶどう…味(1) ②温州みかん…味(1) ③柿…皮を剥く手間(1)

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■ 実施結果

招待客の反応

■ トピックス

1.当初、日本米の提供も考えていたが、現地の輸入規制品 輸入が認められている。 年間輸入量はあらかじめ申請する必要があり、イベント向 認められないとのことであった。 2.果物、野菜、穀物、豆類については、残留化学物質規制 対象商品の個々の品目ごとに設定される化学物質の残 ついては、インドネシアへ輸出を行うことができない。 果物については、甘い、見た目がきれい等、総じて好評 開演冒頭で、日本産果物の提供のアナウンスをすると人 なるなど、関心の高さが伺えた。 日本茶の試飲についても、常に人が途絶えることなく、 味についても抵抗なく受け入れられていたようである。 また、果物及び日本茶がどこで手に入るのかなどの問 スーパーの営業担当者も果物に高い関心を示し、将来 協力の可能性について問い合わせを受けるなど、今後の

■ 大使館 所感

■ メディア反応

両イベントとも、新聞、テレビ及び雑誌等複数のメディアが 現地邦字新聞じゃかるた新聞は、イベント翌日の5日に写 また、同新聞で後日特集記事を組むために、今回品目を その他のメディアは、地元紙「Korean Tempo」、 「Antara

Indonesia」、 「The Jakarta Post」、 テレビ「Metro TV」、 多数の取材があった。 今般の事業は、各イベントで、果物については、インドネ といったその品質を高く評価する声が多く寄せられ、また 「インドネシアではどこで手に入るのか」といった問い合わ より寄せられるなど、今後のビジネス展開への可能性を 今後とも同様の取り組みを継続して実施することは、イ 日本産農産物の市場拡大を図るために有効であろう。 品目となっており、商業省の認定を受けた輸入業者のみ 向けの輸入は今回のように販売目的でなくとも 制がある。 残留基準を満たすことが確保されていない対象食品に 評であった。 人が殺到し、最初に準備した試食用の皿が短時間で空に また試飲した人全員が最後まで飲み干していたことから、 い合わせも多く寄せられた。 来、売り場を利用した日本文化・食品の紹介イベントへの の広がりの可能性が感じられた。 が取材に訪れた。 写真入りの記事を掲載した。 を提供した日本国内の産地への電話取材も実施した。 a」、 「Bisnis Indonesia」、 「Suara Pembaruan」、 「Media

「Indosiar」、 雑誌 「Femina」、 「Kartini Magazine」 と ネシア人の参加者より、「甘い、見た目がきれい」 た日本茶についても高い評価が得られ、さらに

わせが一般消費者、流通業者及びビジネス関係者等 を感じさせるものであった。

参照

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