1.経済動向指標
【国内景気指標】
【商業関連指数】
出典:日本百貨店協会「全国百貨店売上高概況」1月 1月は、東日本以西で日照に恵まれ、特に昨年首都圏で大雪となった「成人の日」には、晴れの地域が多く、外食需要のプ ラス要因となった。客数は100.7%と7カ月ぶりに前年を超え、客単価も引き続き堅調、全体売上は103.4%と3カ月連続して 前年を上回った。1月コンビニ売上高/前年比0.1%減で2ヶ月連続マイナス
出典:日本フランチャイズチェーン協会「コンビニ統計月報」1月 今月は、西日本の平均気温は高かったが、その他の地域は平年並だった。また、北日本日本海側を除いた地域では降水量 が少なく晴れた日は多かった。コーヒー等のカウンター商材が引き続き好調に推移したが、たばこ購入者減少等の影響を受 け既存店売上高は前年を下回った。既存店ベースでは、来店客数11億2,865万人(前年同月比+1.4%)が3ヶ月連続のプラ ス、平均客単価607円(前年同月比-1.5%)が3ヶ月連続のマイナスになり、売上高6,852億円(前年同月比-0.1%)は2ヶ月 出典:内閣府「月例経済報告」(2014年2月) 景気は、緩やかに回復している。先行きについては、輸出が持ち直しに向かい、各種政策の効果が下支えするなかで、家計 所得や投資が増加し、景気の回復基調が続くことが期待される。ただし、海外景気の下振れが、引き続き我が国の景気を下 押しするリスクとなっている。また、消費税率引上げに伴う駆け込み需要及びその反動が見込まれる。 出典:経済産業省「商業販売統計」(1月) 経済産業省が発表した商業販売統計(速報)によると、平成26年1月の商業販売額は37兆2080億円、前年同月比4.1%の増 加となった。これを卸売業、小売業別にみると、卸売業は25兆4760億円、同3.9%の増加となった。小売業は11兆7320億円、 同4.4%の増加となった。なお、商業販売額の季節調整済前月比は、2.5%の増加となった。卸売業は同2.3%の増加、小売 業は同1.4%の増加となった。 出典:総務省「消費者物価指数」(1月) 総務省が発表した1月の全国消費者物価指数(CPI、2010年=100)は、総合指数が前年同月比1.4%上昇の100.7ポイントと 5ヶ月連続のプラス、前月比は-0.2%と11ヶ月ぶりマイナスに転じた。生鮮食品を除く総合が100.4ポイントと前年同月比1.3% 上昇で、前月比は-0.3%と12ヶ月ぶりのマイナス。食料品及びエネルギーを除く総合では98.2となり前年同月比は-0.5%とこ ちらもマイナスに転じた。全体概況
1月小売販売額
1月全国消費者物価指数
1月SC売上高/前年比0.4%増で2ヶ月ぶりプラス
出典:日本SC協会「SC販売統計調査報告」1月 2014年1月の既存SC売上高は前年同月比0.4%で、2ヶ月ぶりにプラスに改善した。今月は、年始は初売りや福袋需要が伸び たこと、連休の長期化や好天に恵まれたことなどから概ね順調に推移した。バーゲンは館により好不調が分かれ、月後半は やや苦戦したSCも見られたが、大型専門店の伸長や春物プロパー商材が動いたこと、消費税増税前の駆け込み需要でイ ンテリアや家電等単価の高い商品が売上を伸ばしたことなど好調要因が重なり、前年を上回った。テナントは0.5%、キーテ ナントは0.0%であった。地域別でみると、北海道は3.6%で引き続き訪日外国人旅行客の増加等で好調であった。次いで関 東(1.9%)や四国(1.4%)も健闘した。一方で近畿は-1.9%で、競合SCの増加により顧客が分散して厳しい結果になっている。1月専門量販店販売額
出典:経済産業省「専門量販店販売統計調査」(1月) 経済産業省は、2014年1月から、専門量販店販売統計調査を開始した。家電大型専門店、ドラッグストア、ホームセンターの 販売動向を把握することで、景気動向の判断材料とするとともに、商業に関する施策の立案に必要な基礎データを得ること を目的としている。1月の専門量販店販売の動向は、家電大型専門店が対象店舗数2,440店舗で4,095億円、ドラッグストア が12,710店舗で3,697億円、ホームセンターが4,041店舗で2,509億円となった。 昨年末からのプラス基調を継続し3ヶ月連続のプラスとなった。今年1月は、景況感の回復による消費マインドの改善や、消 費税率引上げを控えた駆け込み需要、更には冷え込みによる季節需要の高まりなどを背景に、売上動向は初売り以降月 間を通じて好調に推移した。恒例の福袋や冬のクリアランスセールだけでなく、高付加価値・本物志向の下でプロパー品も よく動いたことから、主力の衣料品が堅調に推移したほか、ラグジュアリーブランドや高級時計・宝飾品などの高額商材につ いても一段と高い伸びを見せた。また、ほとんどの商品分類で昨年12月の伸び率を上回るなど、年明けから好調なスタート を切ることができた。1月チェーンストア売上高/前年比0.2%減で2ヶ月連続マイナス
出典:日本チェーンストア協会「チェーンストア販売統計」1月 平成26年1月度は、食料品は農産品、畜産品が好調。住関品では、家具・インテリア、家電などが好調だったものの衣料品 の不振が響き、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、2カ月連続のマイナスとなった。1月外食産業売上高/3ヶ月連続前年上回る
出典:日本フードサービス協会「外食産業概況」1月1月百貨店売上高/前年比2.9%増3ヶ月連続プラス
2.マーケティング情報
【経済・消費・市場動向】
3.商業施設関連情報
【開発関連】
パルコは、「福岡パルコ」の新館建設事業に着手しているが、新たに南側に隣接する西日本鉄道が所有する「ソラリアステー ジビル」の一部を借り受け、増床スペースにする計画で、このほど西鉄との間で出店予約契約を締結した。賃借するソラリア ステージビルは現在西鉄がテナント契約を結び営業している。今後パルコが賃借後、約5億円で改修工事を実施し、パルコ のコンセプトに合ったテナントを配置することになる。2015年春の増床オープン予定。 帝国データバンクによると三和ホールディングス(資本金1000万円、京都新宿区西新宿2-6-1、代表茂山幸一郎氏、従業員 9名)とグループ会社の)王将・花のれん(資本金5000万円、同所、代表茂山眞司氏、2005年9月設立)、D4TOKYO(資本金 5000万円、同所、代表茂山眞司氏、2005年10月設立)、月の蔵(資本金5000万円、同所、代表茂山眞司氏、2005年10月設 立)の4社は、2月10日までに事後処理を中島彰彦弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。王将・花のれん、 D4TOKYO、月の蔵は、アール・プランニング(旧商号・三和興産、東京都渋谷区、設立1967年、2010年2月に東京地裁より特 別清算開始決定受ける)から営業譲渡を受けるかたちで設立され、同3社の運営を管理する持ち株会社として三和ホール ディングスが2006年5月に設立。低価格化による競争激化がさらに進行するなか、不採算店舗を閉鎖するなど合理化に取り 組んだが好転せず、今回の措置となった。 負債は、4社合計で、債権者約100名に対し約10億円。電子決済市場/2013年は9.3%増の48兆8000億円
出典:流通ニュース(2月22日) 矢野経済研究所は2月21日、電子決済市場に関する調査結果2013を発表し、2013年度の電子決済市場は、前年度比9.3% 増の約48兆8000億円と予測した。電子決済は、商品やサービスの対価として支払いを行う際に、電子情報を通して決済を 行うサービスで、非接触IC型電子マネーの決済額、プラスチックカード型プリペイドカードの発行額、ネットワーク型電子マ ネーの発行額、デビット決済サービスの決済額、クレジットカード決済におけるショッピング取扱高などを合算した。2012年度 の国内の電子決済市場は、約44兆6000億円(6.9%増)と推計。EC市場の拡大に加え、店舗取引におけるキャッシュレス化 の進展により、市場規模は拡大基調にあり、2013年度の電子決済市場も拡大する。福岡パルコ/南側増床、西側新館は今秋開業
出典:商業施設新聞(2月4日)豊洲場外市場に140店 「すしざんまい」と大和ハウス
出典:日本経済新聞(2月19日) 東京都中央卸売市場は2月19日、豊洲で進めている「千客万来施設事業」の事業予定者として、喜代村と大和ハウス工業を 選定したと発表した。豊洲新市場に併設する商業施設として整備するもので、喜代村と大和ハウス工業が2014年度に設計・ 建設工事に着手し、2016年3月に市場本体施設と同時に竣工する予定だ。年間来場見込は、約420万人で、国内外から集 客する東京観光のハブを目指す。主要施設として、6街区に市場関係者等の多種多様な専門店約140店を集積した「豊洲」 場外市場、市場の新鮮食材を提供する1000席のフードコート「まんぷく市場」を設置する。中心市街地活力向上/商業施設整備に補助金
出典:建設通信新聞(2月13日) 経済産業省は12日、閣議決定した中心市街地活性化法改正案で創設する「特定民間中心市街地経済活力向上事業」で、 事業認定した民間事業者に対し、法律上で規定する支援策に加え、ショッピングモールなど施設整備のハード面も含めた補 助金交付などの支援策も講じることを表明した。また、市町村経由で事業計画を提出する民間事業者としては「ディベロッ パーなどを想定している」(商務流通保安グループ)とし、ゼネコンなどが参画する市街地再開発事業がプロジェクトの対象 になることも明らかにした。認定を受けたプロジェクトは予算、税制、金融上の支援を受けることができる。「地元が望む」大 規模小売店舗は、説明会開催義務を免除する。JR3社/商業施設は増収増益
出典:繊研新聞(2月4日) JR3社の13年4月~12月連結の商業施設関連事業部門は、一部に既存店減収はあったものの新設、改装効果で増収増益 となった。東日本の駅スペース事業はエキナカ商業施設の改装があったものの、既存店業績不振で売上高は前年比0.9% 減。ショッピングオフィス事業は、前期開業のキッテ、アトレの改装と新規テナント導入で売上高5%増。不動産業は、東京一 番街など駅の商業施設の改装が進み売上げを押し上げた。営業収益2%増。西日本の流通業は大阪駅、福山駅に店舗を 開店した効果などで、利業収益は1.7%増。不動産業は昨年4月に完成した姫路駅ビルで新たにピオレ姫路を開業したほ か、灘駅の新駅ビル、東舞鶴駅ビル、新大阪駅のメディオ新大阪の改装オープンなどで営業収益は7.6%増。三和ホールディングスなど4社/自己破産申請へ、負債10億円
出典:流通ニュース(2月12日)3.商業施設関連情報
【開発関連】
エキモ梅田/4月4日開業
三越伊勢丹/名古屋駅前に中型店出店を正式発表
神宮前に新たなランドマークを建設/東急不動産
アミューあつぎ、三越伊勢丹MI PLAZAなど20店舗出店。4月開業
【運営関連】
三越伊勢丹ホールディングスは1月31日、不動産の最大活用と商業施設展開のため、グループの商業不動産事業の組織 再編を行うと発表した。三越伊勢丹(以下:IM)、三越伊勢丹ビルマネジメント(以下:IMBM)、三越パーキングサービス(以 下:三越PS)を4月1日、IMの専門館事業のうちアルタ事業をIMBMに承継させる吸収分割と三越PSの資産、負債と権利義務 の一切をIMBMに承継させる吸収合併を行う。IMBMは、三越伊勢丹プロパティ・デザインに社名変更する。 出典:繊研新聞(2月5日) 大阪市交通局は4月4日、大阪市営地下鉄・御堂筋線梅田駅地下1階コンコースに駅ナカ商業施設「エキモ梅田」を開業す る。日本初出店となるイタリアのレッグウエア中心の「カルツェドニア」など14店を揃える。店舗面積は572㎡で、12億円の年 商をめざす。大阪市交通局の御堂筋線駅ナカ事業は、南海電鉄グループの南海商事と東急不動産が運営管理者として開 発。昨年の4月に「エキモ天王寺」、10月に「エキモなんば」が開業し、今回が3施設目となる。三越伊勢丹/商業不動産事業を強化
出典:流通ニュース(1月31日) トヨタグループのトヨタオートモールクリエイトが運営するカラフルタウン岐阜は、岐阜市郊外のSCとして00年秋の開業から13 年が経過した。周辺に大型の競合店が並ぶなか、地域密着の諸施策が実り昨秋に「累計来場者1億人」を達成した。親子を はじめ3世代対応など、日常および非日常のニーズに応えるだけではなく「子育て支援」を施設運営のテーマにしたMDや販 促・イベントやサービスの提供を推進している。こうした「客に優しく温かいSC」作りが実って周辺地域から着実に客を集め、 売上げを底上げしている。 出典:FASHION HEADLINE(2月26日) 神奈川県厚木市内の複合施設「アミューあつぎ」(神奈川県厚木市中町2-12-15)は、商業ゾーンのテナント全20店舗が決定 し、4月26日にグランドオープンする。地下1階から地上4階の商業ゾーンは「あらゆる世代が集う新たなまちのシンボル」とい う厚木市の事業方針に合わせ、神奈川県・厚木市内への初出店店舗が登場。三越伊勢丹グループによる新業態の編集 ショップ「エムアイプラザ(MI PLAZA)」は、日常生活の場面にこだわり新たな生活提案を求める近隣の住民をターゲットと し、常に上質で新しいライフスタイルを創造し提案するという。その他、生活雑貨店「ネイビーストア(NAVY STORE)」とインテ リアショップ「オーケイ(OKAY)」もテナント新業態としてオープン。地上5から8階は公共施設「あつぎ市民交流プラザ」として、 文化・芸術、生涯学習などの活動スペースや子育て支援センターなどで構成。9階には2スクリーンのミニシアターが誕生す る。パルコ/成田空港に自主編集ショップ
出典:繊研新聞(2月3日)カラフルタルン岐阜/「優しい館作り」で安定した集客
出典:日経MJ(2月3日) パルコは4月下旬、自主編集ショップの新業態「オミセパルコ」を成田空港第一旅客ターミナルに出店する。同業態の外部へ の出店は初めて。自主編集型ショップはパルコの活性化を目的にしたものだが、世界中から人が集まる成田空港で「アジア をはじめ観光客が多く訪れる渋谷パルコへ誘客する役割を担える」として出店に踏み切った。自主編集ショップとしては福岡 パルコ、渋谷パルコに続く3店目で、店舗面積は約50㎡。 出典:日本経済新聞(2月24日) 三越伊勢丹ホールディングスは24日、2015年秋にJR名古屋駅前(名古屋市)に中型店を出すと正式発表した。店舗は約 3000平方メートルで、2015年秋の開業を目指す。名古屋駅前以外でも3月以降、羽田空港内や商業施設などにも新規出店 する。同社は現在、小型店を74店持つが、中型店も含め、17年3月期までに中小型店を150店に増やす計画だ。出店するの はJR名古屋駅前で三菱地所が建設中の「大名古屋ビルヂング」。三越伊勢丹は低層階の商業施設ゾーンの中核テナントと して入居する。店舗名は未定。羽田空港には6月以降、第2旅客ターミナルに「イセタン羽田ストアメンズ2号店(仮)」を開く ほか、第1旅客ターミナルに「イセタン羽田ストアレディス店(仮)」を開業する。そのほか、化粧品専門店「イセタンミラー」は3 月中にららぽーとTOKYO―BAY(千葉県船橋市)を含む3商業施設に、雑貨や食品を扱う小型店「エムアイプラザ」も3~4 月、山形市など4カ所に設ける計画だ。 出典:不動産マーケット情報(2月25日) 東急不動産は2015年春、明治通りに面した土地約655坪で商業施設の神宮前6丁目プロジェクト(仮称)を開業する。緑豊か なテラスや恵まれた眺望を生かした表参道・渋谷エリアのランドマークをめざし、2014年3月初旬に建設に着手する。施設は 2棟で構成する。明治通りに面するビルは、地上11階地下2階建て延べ床面積約2200坪の規模になる。路面にはアパレル のアーバンリサーチが新ブランドの旗艦店舗をオープン。他のフロアにはレストランやサービス店舗を誘致する。特に中高層 フロアは眺望を生かした店舗になる。通りから奥まった場所には、地上2階地下1階建て、延べ床面積約300坪のビルを建設 する。こちらにはテイクアンドギヴ・ニーズの関連会社であるブライズワード(本社:名古屋市)の入居が決まっており、結婚式 場として利用する。3.商業施設関連情報
【運営関連】
【店舗関連】
ヤフーは2月5日、「Yahoo!検索」でファッション検索機能を公開した。スタートトゥデイが運営する「ZOZOTOWN」、東急モール ズデベロップメントが運営する「SHIBUYA109 NET SHOP」「109MEN’S ET SHOP」、パルコが運営する「PARCO-CITY」、 VASILYが運営する「iQON」と連携した。ファッションに特化した各サービスから、数百種類の人気ランキングや商品情報の提 供を受けて、展開する。本来、各サービス上でしか見られないランキングを一か所に集約して閲覧でき、各商品の魅力を大 きな写真を使って訴求することで、トレンドや商品概要がひと目でわかり、ユーザーは検索を繰り返さずに求める情報へ辿り つけるようになる。 ゲスジャパンは2月22日、ラフォーレ原宿に直営第1号店となる「GUESSラフォーレ原宿」をオープンする。ターゲットは、22~ 33歳ファッション感度のいい男女。商品構成は、ウィメンズ80%、メンズ20%。アパレル、バッグ、時計、アクセサリー、シュー ズ、フレグランスを販売する。レディースの中心価格帯は、デニムパンツ7000円~1万2000円、カットソー4500円、ワンピース 1万2000円、バッグ1万4000円、時計1万2000円~2万8000円。3月8日には、大阪のなんばパークス、3月15日には、キャナル シティ博多に出店する計画だ。