• 検索結果がありません。

HP SATA, SASハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "HP SATA, SASハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け"

Copied!
9
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

HP SATA/SAS ハードディスク ドライブおよ

びソリッド ステート ドライブの取り付け

このガイドでは、シリアルATA(SATA)および Serial Attached SCSI(SAS)ハードディスク ドラ イブ、またはソリッド ステート ドライブ(SSD)を内蔵ハードディスク ドライブ ベイに取り付け る方法について説明します。このガイド全体を通して、ハードディスク ドライブに関する記述はす べて、ソリッド ステート ドライブを含むものとします。

キットの内容

● SATA または SAS ハードディスク ドライブ、またはソリッド ステート ドライブ(SSD) ● 複数のSATA インターフェイス ケーブル(それぞれが異なる長さで、コネクタの向きの組み合 わせが異なるもの) ● SAS-SATA インターフェイス アダプタ(SAS ハードディスク ドライブに付属) ● ガイド用6-32 ネジ x4 本 ● 取り付け説明書(このガイド) ● 保証に関する情報

必要な工具

ハードディスク ドライブの取り付けには、以下の工具が必要です。 ● T-15 型のネジ回しまたはマイナス ドライバ

お客様の責任

お客様は、本製品がお客様のご使用に適しているかどうか、および本製品を他の装置と一緒に使用し ても誤動作したり損傷したりしないで正しく動作するかどうかを判断する責任を負います。また、製 品を取り付ける前にハードディスク ドライブ内のデータをバックアップし、取り付けた後で定期的 にデータをバック アップする責任も負います。HP は、いかなる製品の使用による装置の損傷やデー タの損失について、一切責任を負いかねます。お使いのコンピュータまたはワークステーションとこ の製品の互換性を確認するには、http://www.hp.com/go/productbulletin/(英語サイト)にアクセスし て『QuickSpecs』を参照してください。

(2)

警告および注意

警告! この記号が貼付されている場所は、その表面または部品が高温になることを示します。 この記号が貼付されている場所に触れると、火傷をする可能性があります。高温の部品による火傷の 危険を防ぐため、必ず、表面の温度が十分に下がってから手を触れてください。 警告! この記号が貼付されている場所は、感電のおそれがあることを示しています。感電によ るけがを防ぐため、この記号が貼付されているカバーは開けないでください。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 —必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用する ために欠かせないものです。 —電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んで ください。 —電源コンセントから電源コードを抜いて、ワークステーションへの電源供給を遮断してください。 警告! 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読 みください。正しい作業環境の整え方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣について 説明しており、さらに、重要な電気的/物理的安全基準についての情報も提供しています。『快適に使 用していただくために』は、HP の Web サイト(http://www.hp.com/ergo/)から[日本語]を選択して 参照できます。また、製品に説明書等のドキュメントを収録したCD が付属している場合は、この CD にも収録されています。 警告! 製品の出荷パッケージに の記号が貼付されている場合、製品は重いので、けがを防ぐ ために必ず2 人で持ち上げてください。 注意: 静電気の放電によって、ワークステーションの電子部品が破損することがあります。作業を 始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注意: ワークステーションの損傷を防ぐため、システム部品の取り外しや交換の手順を実行すると きは、静電気放電(ESD)に関する以下の注意事項を守ってください。 —静電気防止マットの上で作業をしてください。 —静電気ストラップを着用して、蓄積されたすべての静電気が確実に身体から地面に放電されるよう にしてください。 —作業対象の装置に静電気防止マット、静電気ストラップ、および周辺装置を接続して、アースを作 成してください。 注記: HP オプション製品は、HP ワークステーション製品用に設計されています。また、徹底した 信頼性検査が行われ、高い品質基準において製造されています。 2 HP SATA/SAS ハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け JAWW

(3)

手順

1:部品の取り付けの準備

注記: ワークステーションのモデルによって外観等は異なります。図はすべて、例を示していま す。

ワークステーションの内部部品へのアクセス

1. ワークステーションでの取り付け準備については、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/ workstation/hp_workstation.htmlに掲載されているお使いのワークステーションのサービスガイ ドで、取り外しおよび取り付けの手順を参照してください。 2. ワークステーションの電源を切り、電源コードを取り外します。 3. すべての外付けデバイスの電源を切り、デバイスをワークステーションから取り外します。 4. 側面のアクセス パネルを取り外します。

ドライブの取り扱い上の注意事項

● 操作中はドライブを動かさないでください。 ● ドライブは極端に高温な場所や機械の振動がある場所には置かないでください。 ● ドライブの輸送が必要になる場合に備えて、梱包材は保管しておいてください。 ● キャビネットの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにワークステーションの電源を切 り、電源コードを電源コンセントから抜いて、HP のサポート窓口に点検を依頼してください。

手順

2:ハードディスク ドライブの準備と取り付け

以下の項目で説明されている内蔵ハードディスク ドライブの3 種類の取り付け方法から、使用する 取り付け方法を特定してください。 1. ブラインドメイト ドッキング対応のドライブ キャリア付きのワークステーション 2. ハードディスク ドライブをはさみ込むタイプのキャリア レール付きのワークステーション 3. ハードディスク ドライブにガイド用ネジを取り付けるタイプのワークステーション このガイド全体を通して、ハードディスク ドライブに関する記述はすべて、ソリッド ステート ド ライブを含むものとします。

ブラインドメイト ドッキング対応のドライブ キャリア付きのワークステーション

1. カード サポートが、システム ボード コネクタへのアクセスを妨害する場合は、取り外します。

(4)

2. ドライブ キャリアを、空いている一番上の内蔵ハードディスク ドライブ ベイから取り外しま す。 a. 緑色の部分にあるハンドルをつかんで開きます(1)。 b. ハードディスク ドライブ キャリアをスライドさせてベイから取り出します(2)。1 ハードディスク ドライブ キャリアの取り外し 3. ハードディスク ドライブをキャリアに取り付けます。 a. ハンドル側が下になるようにキャリアを置きます。 b. 背面のコネクタが上になるようにハードディスク ドライブを置きます。 c. レールの下部を左右に開き(1)、ドライブ上の小さな穴にピンをゆっくりと差し込みます。 4 HP SATA/SAS ハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け JAWW

(5)

d. 上部のレールを開きます(2)。 e. ドライブを回転させてキャリア内に収め(3)、レールのピンがカチッという音がするまで確 実にドライブに押し込みます。 図 2 ドライブ キャリアへのハードディスク ドライブの取り付け 4. ドライブ キャリアをハードディスク ドライブ ベイにスライドさせてしっかりと挿入し、カチッ という音がして閉じるまでハンドルを回転させます。 5. 電源コネクタおよびデータ コネクタは、ドライブ ベイの背面にあらかじめ装着されています。 SAS-SATA アダプタ、または追加の電源コネクタおよびデータ コネクタは必要ありません。 ● ブラインドメイトのデータ ケーブルを使用する場合、ワークステーションのドライブ構成 に基づいて、システム ボードでの調整が必要になることがあります。該当するハードディ スク ドライブ ベイのブラインドメイト ケーブルが、システム ボードで適切なコネクタに 接続されていることを確認してください。 注記: システム ボード上にSATA および SAS コネクタの両方を備えているワークステー ションでは、あらかじめ装着されているブラインドメイト データ ケーブルは工場出荷時に 以下の規則に沿って設定されています。 • プライマリ ハードディスク ドライブは、ハードディスク ドライブの種類によって、 SATA-0 または SAS-0 と書かれているシステム ボード コネクタに接続します。

• SATA ハードディスク ドライブは、SATA 0 から順番に SATA コネクタに差し込みます。 • SAS ハードディスク ドライブは、SAS 0 から順番に SAS コネクタに差し込みます。 • 最後に差し込んだHDD が SATA である場合は、空いている HDD ベイのケーブルを SATA コネクタに差し込みます。最後に差し込んだハードディスク ドライブが SAS である

(6)

ハードディスク ドライブをはさみ込むタイプのキャリア レール付きのワーク

ステーション

1. 空いているハードディスク ドライブ ベイを選択します。 2. 空いているベイから緑色のレールを取り外すには、緑色のタブをつまみ、レールをスライドさせ てベイから外します。 3. 以下の要領で、レールをハードディスク ドライブに取り付けます。 a. レールをゆっくりと開きます(1)。 b. ドライブ背面のコネクタが、キャリア レールのタブと向かい合わせになるようにドライブ を持ちます。ドライブをレールに取り付けます(2)。 c. キャリア レールの4 つのピンとハードディスク ドライブの穴の位置を合わせて、カチッと 音がするまでレールを閉じます(3)。 図 3 ハードディスク ドライブのレールへの取り付け 4. 選択したベイにドライブを挿入し、正しい位置に固定します。 5. 7 ページの 「電源ケーブルとデータ ケーブルの接続」に進みます。

ハードディスク ドライブにガイド用ネジを取り付けるタイプのワークステー

ション

注記: HP Z200 SFF などの一部のワークステーションでは、ハードディスク ドライブを取り付け るために、一時的にオプティカル ドライブを取り外す必要がある場合があります。 http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/hp_workstation.htmlにあるお使いのワークステー ションのサービス ガイドを参照してください。 1. カード サポートが、システム ボード コネクタへのアクセスを妨害する場合は、取り外します。 2. 4 本のガイド用ネジを、ハードディスク ドライブの両側面の隅近くにある穴に取り付けます。 注記: このために使用できる予備のガイド用ネジが、ドライブ ベイ内のシート メタル、また はフロント パネルの裏に取り付けられている場合があります。 ● HP Z200 および Z400 シリーズなどの一部のワークステーションでは、耐振動用ゴムの付 いたガイド用ネジ(青色のゴム付きのネジ)を4 本使用します。 ● HP Z200 SFF および xw4000 シリーズなどの一部のワークステーションでは、6-32 ネジ を4 本使用します。 6 HP SATA/SAS ハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け JAWW

(7)

4 ガイド用ネジの取り付け 3. 選択したベイの中にハードディスク ドライブをスライドさせて、正しい位置に固定します。 4. 7 ページの 「電源ケーブルとデータ ケーブルの接続」に進みます。

電源ケーブルとデータ ケーブルの接続

1. SAS ハードディスク ドライブを取り付けるには、SAS-SATA 相互接続ケーブル アダプタを、 ハードディスク ドライブのSAS コネクタに取り付けます。ケーブル アダプタはキットに付属 しており、SAS ハードディスク ドライブを取り付ける場合にのみ必要になります。 図 5 SAS-SATA アダプタの取り付け

2. お使いのSATA または SAS ハードディスク ドライブのハードウェア構成に適した SATA 相互接 続ケーブルを、キットから選択します。直角のコネクタを使用すると、ケーブルが折れ曲がった り圧迫されたりすることを避けられます。

(8)

3. 電源ケーブル(1)およびデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブに接続します。 注意: 電源ケーブルを接続してからデータ ケーブルを接続してください。これは、静電気放 電(ESD)によるドライブ損傷のリスクを低減するためです。 図 6 電源ケーブルおよびデータ ケーブルの接続 注意: プライマリ ハードディスク ドライブを、ハードディスク ドライブの種類によって、 SATA 0 または SAS 0 と書かれているシステム ボード コネクタに接続します。2 つ目のハー ドディスク ドライブを、SATA 1 または SAS 1 コネクタに接続します。3 つ目のハードディス ク ドライブをSATA 2 または SAS 2 コネクタに接続し、4 つ目のハードディスク ドライブを SATA 3 または SAS 3 コネクタに接続します。 4. データ ケーブルのもう一方の端をシステム ボードに接続します。

手順

4:ワークステーションの再組み立て

1. カード サポートがある場合は、取り付けなおします。 2. 側面のアクセス パネルを取り付けなおします。 3. ワークステーションおよびすべての外付けデバイスに電源ケーブルを接続しなおします。 4. ワークステーションおよびすべての外付けデバイスの電源を再び投入します。

手順

5:ワークステーションの設定

取り付け後にワークステーションの電源を投入すると、新しいハードディスク ドライブは、自らを 初期化されていない記憶装置と認識します。新しいドライブのセットアップ方法については、オペ レーティング システムの説明書を参照してください。

注記: Microsoft® Windows Vista® などの一部のオペレーティング システムでは、デフラグ処理 が自動的にスケジュール設定されます。SSD の場合には何の利点もないため、デフラグ処理の自動ス ケジュール設定は削除できます。これはまた、省電力にもなります。[コントロール パネル]を開き、 [コントロール パネル ホーム]を選択して、[システムとメンテナンス]を選択します。[管理ツール]領 域の[ハード ドライブの最適化]を選択します。[ボリュームの選択]を選択して、SSD ディスクまたは SSD ボリュームのチェック ボックスのチェックを外します。

規定に関するご注意

この製品は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情報技術装 置です。この製品に関するその他の規定情報については、ワークステーション本体に付属の説明書を 参照してください。 8 HP SATA/SAS ハードディスク ドライブおよびソリッド ステート ドライブの取り付け JAWW

(9)

テクニカル サポート

包括的なテクニカル サポートはhttp://www.hp.com/support/にアクセスしてオンラインで利用できま す。

また、電話によるテクニカル サポートを受けることもできます。サポートの電話番号は、ワークス テーションに付属しているドキュメントを参照してください。

図 4  ガイド用ネジの取り付け 3. 選択したベイの中にハードディスク ドライブをスライドさせて、正しい位置に固定します。 4. 7 ページの 「電源ケーブルとデータ ケーブルの接続」 に進みます。 電源ケーブルとデータ ケーブルの接続 1

参照

関連したドキュメント

Microsoft/Windows/SQL Server は、米国 Microsoft Corporation の、米国およびその

「第 3 章 SAS/ACCESS Interface to R/3 のインストール」では、SAS/ACCESS Interface to R/3 のインストールについて順を追って説明します。SAS Data Surveyor for

Aruba 500 シリーズキャンパスアクセスポイント (AP-504 および AP-505) は、コントローラベース (ArubaOS) または コントローラレス (Aruba Instant)

左側の例では、 MSFC またはルータは VLAN 201 、 301 、 302 、および 303 の間をルーティングしま

欧州、 米国及び豪州では、 欧州のRGF Staffing France SAS、 RGF Staffing Germany GmbH、 RGF Staffing the Netherlands B.V.、 RGF Staffing UK Limited及びUnique

デロイト トーマツ グループは、日本におけるデロイト アジア パシフィック

の商標です。Intel は、米国、およびその他の国々における Intel Corporation の登録商標であり、Core は、Intel Corporation の商標です。Blu-ray Disc

JohnLoCk,oSemnLums,JamesBurtおよびGmrgeBurtの四名は12月