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業界トピックス118 株主構成は 三菱商事と三菱自動車がRolfグループの所有するRI 社株式を9% ずつ譲り受けることにより 三菱商事 49% Rolfグループ42% 三菱自動車 9% となる Rolfグループは1992 年よりロシアにおける三菱ブランド車の販売事業を行っており 2004 年には三

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20 1 3 年1 月 の 動 き 「 ロシアビジネス 富士通ゼネラル、モスクワ駐在員事務所を開設 三菱自動車がロシア販売会社に資本参画 トヨタ車ウラジオストク工場で試験生産開始 三河港・ウラジオストク港コンテナ定期便就航 JBICがガスプロムバンク向け輸出融資枠 ゲームのサイバーステップ、ロシアに子会社 モスクワに讃岐うどん1号店 JALがシベリア航空と共同運航 NISビジネス ミニストップがカザフで1号店を出店 JBIC、北カスピ海油田開発事業向け融資 ロシアNIS貿易会の活動 ロシア極東における港湾調査 キルギス繊維産業企業連盟幹部を受入 ロシアのイノベーション政策を調査 業界その他の動き 日ロの査証手続き簡素化へ 今月のピックアップ 沿海地方・水産会社との協力の可能性 富士通ゼネラル、モスクワ駐在員事務所を開設

株式会社富士通ゼネラルの欧州地域販売子会社FUJITSU GENERAL (EURO) GmbHのモスクワ駐在員事務所が1月1日より活動を開始した。ロシアでは夏季 に30度を超える日々が続き、空調設備の需要は増加傾向にある。2011年における 伸長率は253%で、欧州最大の市場となった。1993年より現地代理店を通じてロ シア地域での空調機器の販売を行ってきたFUJITSU GENERAL (EURO) は、今後、 モスクワ駐在員事務所の現地に根ざした情報収集や市場調査を通じて、ロシア CIS諸国における販売拡大を図る。モスクワ駐在員事務所の概要は以下の通り。 ■ 社 名:FUJITSU GENERAL (EURO) GmbH, MOSCOW REPRESENTATIVE

OFFICE ■ 所在地:モスクワ市

■ 所 長:清水 健司(FUJITSU GENERAL (EURO) GmbH 副社長) ■ 設 立:2012年10月21日 ■ 業務内容:マーケティング戦略の策定、新商品情報の提供、技術研修、商 品供給支援他。 三菱自動車がロシア販売会社に資本参画 三菱商事株式会社および三菱自動車工業株式会社は1月16日、ロシアRolfグル ープとの間で、ロシアの三菱自動車総販売代理店であるRolf Import(RI)社への 三菱自動車の参画を通じ、資本再編することに合意したと発表した。新生RI社の 2013年1月の動き

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業界ト ピ ック ス 株主構成は、三菱商事と三菱自動車がRolfグループの所有するRI社株式を9%ず つ譲り受けることにより、三菱商事49%、Rolfグループ42%、三菱自動車9%と なる。Rolfグループは1992年よりロシアにおける三菱ブランド車の販売事業を行 っており、2004年には三菱ブランド車の輸入卸売事業に特化したRI社を設立。 2009年には三菱商事が同社に出資参画し、Rolfグループとともに経営・販売・物 流機能の強化に取り組んできた。 トヨタ車ウラジオストク工場で試験生産開始 ロシアの自動車会社ソラーズと三井物産の合弁会社、ソラーズ・ブッサンがウ ラジオストクに建てたトヨタ車の組み立て工場において1月25日、試験生産開始 式が行われ、シュヴァロフ第1副首相が出席した。同工場ではスポーツ用多目的 車「ランドクルーザー・プラド」を1,000台/月を生産する計画である。 三河港・ウラジオストク港コンテナ定期便就航 愛知県の三河港とウラジオストク港を結ぶコンテナ定期航路が新設され、第1 船(韓国の船会社・長錦商船の「カリス・ビーナス号」)が1月25日、豊橋市の 豊橋コンテナターミナルに接岸し、就航記念式典が行われた。同航路はソラー ズ・ブッサンが運営。トヨタ自動車田原工場で製造した「ランドクルーザー・プ ラド」の部品をウラジオストクにあるソラーズ・ブッサンの組み立て工場に運ぶ。 JBICがガスプロムバンク向け輸出融資枠 株式会社国際協力銀行(JBIC)は1月21日、ロシア大手商業銀行ガスプロムバ ンクとの間で、融資金額3億ドル相当(JBIC分)を限度とする輸出クレジットラ イン設定のための一般協定書を締結した。同クレジットラインは民間金融機関と の協調融資によるもので、協調融資総額は5億ドル相当。ロシアおよび周辺国の 地場企業が日本の輸出者から機械設備等を購入するための資金に係る融資枠(ク レジットライン)をガスプロムバンクに設定し、同行を通じて円建て、またはド ル建ての中長期資金を融資する。 ゲームのサイバーステップ、ロシアに子会社 オンラインゲームの開発、サービスおよびライセンスを行っているサイバース テップ株式会社は1月10日、サンクトペテルブルグ市に100%出資の現地会社 「CyberStep Russia LLC」を設立した。同社グループで開発されたオンラインゲ ームの完了からサービス開始までの期間を短くし、ユーザーの声をゲームタイト ルの改善へすばやく反映させるため、自社運営サービスの提供を進めていく。

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20 1 3 年1 月 の 動 き モスクワに讃岐うどん1号店 2月1日、外食チェーンの株式会社トリドール(本社:神戸市)の現地法人、 Toridoll LLCが運営するセルフサービス式うどん店「丸亀製麺」(マルカメ)モ スクワ1号店がオープンした。マルカメでは日本の店舗と同様のオープンキッチ ン方式を採用し、出来立てのうどんを提供するほか、ロシアオリジナルメニュー の丼ものやサイドディッシュも揃えている。所在地は、「マルカメ(МАРУКАМЭ)」 ノヴォクズネツカヤ店:モスクワ市ピャトニツカヤ通り29(Пятницкая ул. 29)、 電話番号:8(495)660-55-89、営業時間:11時~23時(年中無休)。 JALがシベリア航空と共同運航 日本航空株式会社は1月30日より、ロシアのシベリア航空(S7航空)が運航す る成田・ウラジオストク線、成田・ハバロフスク線においてコードシェアを開始 した。新規コードシェア便概要は以下の通り。 便 名 区 間 出発時刻 到着時刻 運航曜日 JL7097/S7 568 成田-ハバロフスク 14:25 19:00 月 JL7096/S7 567 ハバロフスク-成田 12:45 13:25 月 JL7099/S7 566 成田-ウラジオストク 14:25 18:55 水・土 JL7098/S7 565 ウラジオストク-成田 13:00 13:25 水・土 ミニストップがカザフで1号店を出店 ミニストップ株式会社およびセンコー株式会社は1月18日、カザフスタンの RTS有限責任事業会社との間で設立した合弁事業会社「RTS-MINISTOP」による コンビニエンスストア第1号店がアルマティ市内でオープンしたことを発表し た。中央アジアに日本のコンビニが出店するのは初めて。RTS-MINISTOPは2012 年5月に設立(資本金は5億テンゲ。出資比率はRTS:51%、ミニストップ:39%、 センコー:10%)。センコーはミニストップの物流業務受託にあたり、アルマテ ィ市内にJapan Select物流センター(センコー100%出資の現地法人)を開設。冷 蔵と冷凍の保管スペースを備えるほか、常温を含めた3温度帯の商品の店舗供給 を行う。 JBIC、北カスピ海油田開発事業向け融資 株式会社国際協力銀行(JBIC)は1月21日、国際石油開発帝石(INPEX)等が

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業界ト ピ ック ス 出資するインペックス北カスピ海石油株式会社(北カスピ社)との間で、融資金 額2億3,100万ドル限度(JBIC分)の貸付契約に調印した。みずほコーポレート 銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行との協調融資によるもの。JBICの「円高 対応緊急ファシリティ」の下での資源・エネルギーの確保・開発の促進に係る案 件であり、国際コンソーシアム(北カスピ社、ENI、ExxonMobil、KazMunaiGaz、 Royal Dutch Shell、Total、ConocoPhillipsにより構成)が実施するカザフスタン領 北カスピ海沖合に位置するカシャガン油田の開発に必要な資金を融資する。 ロシア極東における港湾調査 平成24年度国庫補助事業・内外一体の経済成長戦略構築にかかる国際経済調査 事業の一環として、当会ロシアNIS経済研究所の芳地隆之次長、同齋藤大輔研究 主任、業務部の橋之爪理佳職員が1月19~26日にかけてロシア極東の港湾施設を 訪問。かつて日本企業が輸出した港湾設備・機械の更新あるいは新規需要の拡大 を踏まえ、港湾整備分野での日本企業の参入の可能性等の調査を行った。 キルギス繊維産業企業連盟幹部を受入 国庫補助事業中央アジア等産業育成ビジネスマッチング事業の第2回受入型 ビジネスマッチングとして、1月20~26日の日程でキルギスの繊維産業企業連盟 所属の4社(Lila style、E-Line Moda、Prima Vera、Rusol)幹部を日本へ招聘。日 本の企業および団体との面談および都内縫製工場訪問、長浜バイオインキュベー ションセンター、JFWインターナショナル・ファッション・フェア展視察等を行 った。また、1月23日には都内にてビジネスプレゼンテーションを開催した。

JUKI中村和之代表取締役会長他 との面談

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20 1 3 年1 月 の 動 き ロシアのイノベーション政策を調査 平成24年度国庫補助事業「ロシアのイノベーション促進政策とビジネスチャン ス」の一環として、ロシアNIS経済研究所の服部倫卓次長は、1月23~31日にロ シアのモスクワ市、ヴォルゴグラード州、ロストフ州に出張し、現地調査を実施 した。現地ではイノベーション政策およびプロジェクトにかかわる企業・機関な どを訪問し聞き取りを行ったほか、見本市視察、資料収集などを行った。 日ロの査証手続き簡素化へ プーチン大統領は12月31日、日本との査証発給手続きを簡素化する協定の批准 法に署名した。日本側の批准手続きは完了しており、両国の批准書を交換して近 く発効する。協定は、商業や学術、文化、報道など各分野で人の往来を活発にす るのが目的である。 沿海地方・水産会社との協力の可能性 ロシア極東・沿海地方の主要輸出商品は水産物(魚、甲殻類、軟体動物)であ り、2011年のシェアは39%を占めた(それに鉱物性生産品22%、木材・同製品20% と続く。ロシア極東税関の通関統計より)。かつては同地方に日ロ合弁の水産会 社が設立されたが、水産分野における日ロ間のビジネスは限られたものとなって いる。とはいえロシア極東に関心を向ける日本の水産会社は少なくない。日本政 府は2012年9月にウラジオストクで開催されたAPECにおいて、ロシア政府との 間で密漁密輸防止協定を締結。両国間の水産物貿易の正常化を目指しており、ロ シア側の日本企業に対する、水産会社の冷蔵庫や加工工場などインフラ整備向け 投資への期待も高い。そこで今号では、先般、訪問した沿海地方の水産会社「ザ ルビノ水産会社」(Zarubinskaya Baza Flota)のウラジーミル・V・スミルノフ社 長に伺った内容を紹介する。同地水産業界の現状の一端をお伝えすることになれ ば幸いである。 * * * * * 会社の概要 同社は沿海地方ハサン地区のザルビノ港からほど近いところに 位置している。ロシア極東の大手水産会社「ダリモレプロダクト」(旧ソ連極東 漁業生産公団)の傘下にあり、社員は約200人。漁獲・冷凍・加工の3部門から

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業界ト ピ ック ス なる。小型漁船を5隻所有しているが、砕氷船ではないため、操業は4~11月に 限られている。沿海漁業が中心で、エリアはナホトカ湾沖まで。年間の漁獲量は 2,000t、うちスケトウダラが1,200t、タラ、ホッケ、ハゼ、カジカ、エイなど が800tである。また、ホタテ、ナマコ、イガイを養殖しており、2013年から出 荷を開始するため、現在、加工施設を整備中である。網やかごなどの漁具は中国 から購入している。 冷凍倉庫の容量は2,000~2,500t。魚種別に冷凍し、冷凍された魚はそのまま 出荷するか、自社の加工品で製造する。加工工場では缶詰も生産していたが、売 れ行きが思わしくなかったため、現在は燻製やオイル漬けをつくっている。 主な仕向地 主な海外への輸出先は中国である(韓国向けはわずかとのこと)。 冷蔵した状態のものをトラックで運んでいる(国内向けは冷凍した状態で出荷)。 なお、ザルビノ港からは対中国境の町クラスキノを経由し、延辺朝鮮族自治州の 琿春市まで数十キロの陸路で結ばれている。 日本との協力の可能性 同社には日本から鮮魚を買いたいという引き合いが あった。日本側は、鮮度を保つため空輸を求めているが、スミルノフ社長によれ ば、たとえばスケトウダラの漁期は4~6月の3カ月で、鮮魚での輸出は認めら れていないという。また、夏の観光シーズンに地元で販売しているので、日本向 け輸出のインセンティブは低い。ホッケ、ハゼ、カジカの漁期は7~10月の4カ 月だが、安定した漁獲を約束できないため、鮮魚ではなく、冷凍魚で出荷したい という意向であった。 日本向け輸出のハードルは高いが、たとえば、ハゼ、カジカなど人気のない雑 魚(すり身用など)を日本が買い取ってくれるのであれば、漁師に指示をして一 定量(500~600t)を確保する のは可能であるという。日本の 需要が高いウニについては、漁 獲割り当て(年間6.5t)を有 しているものの、潜水夫を雇用 する必要があり、当面、獲る予 定はないそうだ。 なお、設備面でいえば、冷 蔵・冷凍施設は旧ソ連製が多く、 老朽化が進んでおり、更新の必 要性に迫られている。一昨年は 韓国製の設備を一部購入した とのことであった。 (芳地 隆之) 工場で働く北朝鮮の女性従業員(現在、20 人が勤 務。今後、さらに 20 人を採用予定だという)。

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