新しい任期を迎えて
音楽部門長堤 剛
皆様の絶大な御支援を頂戴し、学長として三期目を迎えることになりました。時の過つのは本当に速
いもので、学長に就任させていただいたのがそれ程前ではないように思えてなりません。でもその間、
桐朋学園で学ばれた若い音楽家が毎年巣立っていかれた訳です。私は入学式のスピーチで感受性にあふ
れ、吸収力が強いこの4年間は各々にとって本当に大事な時期にあたり、またその可能性を極限まで伸
ばすことが可能な時期であることを強調いたしております。そして学校は音楽家として、また人間とし
ての本当の基礎を作り上げる場でもあります。そのために私達は選び抜かれた教職員を揃え、成長の支
えとなり、音楽人としての可能性を拡げるお手伝いをしてあげたいと常に考えております。
昨年度も色々なことがありました。部門全体としてみて一番大きなものは「日本高等教育評価機構」
による学部及び大学院の「第三者評価」であったと思います。これは日本全国の大学が公私を問わず第
三者から教育内容、経営全般に関して評価を受けるものです。基本的にはそれをすることによって教育
環境をより良くし、教育内容をより充実させることによって学生達に可能な限りベストの教育をするこ
とです。その趣旨はクリアで意義深いことです。実際、評価受審のための準備は本当に大変なものでし
た。実際の教育内容に関しては玉置前学部長が中心となって「自己点検・評価委員会」等を通じて上手
くまとめて下さり、学校経営の面では平野前理事が渾身の力を込めてまとめて下さいました。それを梅
澤事務局長を中心とする事務方の皆さんが万全のサポート体制をしいて下さいました。結果として幾つ
かの改善点の指摘はありましたが、全体として良い評価結果を得ることが出来ました。
今年度から音楽部門のアドミニストレーションの顔ぶれが変わりました。各々の先生方のメッセージ
がこの部門報にも(今回から顔写真入りです!)掲載されておりますが、皆様とても張り切っていらっ
しゃるのが良くお解りになると思います。大学を取り巻くこの困難な状況においてその苦しい面を何と
かプラスに変え、桐朋学園音楽部門を名実ともに世界のトップ校の1つにするべく努力したいという力
強いエネルギーが感じられます。そして皆様も強い関心をもっていらっしゃる校舎建替えですが、これ
まで様々な可能性を探り続けてまいりました。何とか私達の名声と伝統にふさわしく、しかも将来を先
取りした形のものを建設すべく鋭意努力致しております。私は私達音楽部門と小柳新理事長を迎えた桐
朋学園全体の輝かしい未来を信じ、それをはっきりとした形にして行くべく教職員の皆さんと力を合わ
せていく所存でございます。
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President
N E W S L E T T E R O F T O H O G A K U E N S C H O O L O F M U S I C
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発行●学校法人桐朋学園 音楽部門 ホームページhttp://www.tohomusic.ac.jp
発行日●2010年7月12日 編集●総務部広報課 仙川キャンパス●桐朋学園大学音楽学部/桐朋女子高等学校音楽科/桐朋学園大学音楽学部附属子供のための音楽教室 〒182-8510 東京都調布市若葉町1-41-1 TEL. 03-3307-4101(代表) FAX. 03-3307-4354 富山キャンパス●桐朋学園大学院大学/桐朋学園大学院大学・桐朋学園大学音楽学部附属桐朋オーケストラ・アカデミー 〒930-0138 富山県富山市呉羽町1884-17 TEL. 076-434-6800(代表) FAX. 076-434-6666Message
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President
この度、 4 月 1 日付をもって桐朋学園音楽部門理事を 拝命いたしました。今後の 3 年間、桐朋学園音楽部門の 運営の責任を担うにあたり、微力でありますが全力を投 入する所存でございますので、ご理解・ご協力いただけ ますよう、宜しくお願い申し上げます。 現在の日本では人口・産業・社会の各構造が大きく変 化する中、世界経済の激震も加わり、行き先の見通しに 明るさが見えないと言われております。また、最近の私 学を取り巻く環境も一段と厳しさを増しており、各大学 はそれぞれの独自性を発揮するため、様々な改革に取り 組んでおります。このような状況の中、私たちはより特 色を持った桐朋学園音楽部門ならではの教育を行い、「教 育の質の向上」と「健全な財務運営」を両軸に置き、豊 かな教養と専門的能力を身につけた学生を育成していか ねばならないと考えております。 この 6 年間、音楽部門は客員制度と定年の問題を改定 するなど様々な改革に取り組んでまいりました。また、 従来の 2 学科(演奏学科と作曲理論学科) 5 専攻を、単 1学科(桐朋学園大学音楽学部音楽学科)10専攻と学部 改組を行い、さらに副専攻の制度を新たに取り入れ、こ の 3 月には 4 年間のワンクールが終わり新たな卒業生を 送り出すことができました。 桐朋学園大学及び桐朋学園大学院大学は、自己点検・ 評価委員会を組織し、日本高等教育評価機構による認 証評価を受審するため作業を続けてまいりましたが、大 学は平成21年 9 月、大学院大学は10月初めに「認証評価 (実地調査含む)」の審査が行われ、平成22年 3 月に、評 価機構の定める評価基準を満たしているとの認定を受け ました。 校舎建替えに関しましては、あらゆる角度から検討を 重ね、音楽部門内の合意は得られたものの、工期の長さ、 建物の高さ等々が女子部門を含めた仙川キャンパス全体 の状況下で最終的な了解には至らず、当初の22年度着工 予定は遅れざるを得なくなりました。現在、慎重に事を 進めている状況であります。平成22年度中には新たな方 向を見出さねばならないと考えております。 平成21年度の音楽部門主催の各種コンサートは順調に 行われ、富山での特別演奏会、年 4 回の杏林大学病院コ ンサート、調布市主催コンサート、富山キャンパスでの オープンキャンパスコンサート、小学校への出向音楽教 室など地域社会への参加も昨年度と同様、積極的に取り 組んでまいりました。大きなコンサートとしては、 5 月 別府で行われた第11回別府アルゲリッチ音楽祭に、桐朋 学園オーケストラが招待され高い評価を受けました。ま た、11月東京に於いて開催されたモーツァルトのオペラ 公演では、大勢の方々にご来場を頂き、好評を博しまし た。 音楽教室から大学院大学まで一貫した音楽教育を貫い ている音楽部門は、音楽教室がその礎であることに鑑み、 平成20年度より立ち上げた「音楽教室プロジェクトチー ム」の成果が少しずつ現実となり、平成21年 5 月に開設 した「お茶の水教室」は現在150名余の生徒数を数えて おります。また、京都教室は地元の楽器店に委託を変え、 京都市の中心部に教室を移し、新潟教室においても同様 に地元の楽器店と連携を図るなど、音楽教室の運営体制 を見直し、一歩ずつでありますが再構築しております。 平成20年度に積立を完了いたしました「芸術教育整 備・拡充資金及び奨学基金」の果実より、平成21年度入 試から成績優秀者に対し奨学金の支給を行っております。 平成21年度末の施設設備引当特定資産の累計額は約22億 3千万円となっております。 平成21年度の収入につきましては、学生数が高校 9 名、 大学 8 名増加したこと、大学運営維持費納入方法を変更 して 4 年目を迎えたことにより、収入増となっておりま すが、柚木校地売却収入があった昨年度に比べますと、 若干減少しております。 支出につきましては、専任教員数、職員数の減少等に より人件費支出は昨年度より少なくなっておりますが、 委託システムによる音楽教室が増えたことにより、報 酬委託手数料が増加しております。全体では平成21年度 予算内での執行となり、仙川キャンパスの収支係数は 11.36%で決算いたしました。音楽部門全体の決算総括、 収支計算書等は19ページ以降に掲載されております。
音楽の価値観の多様化と新たな大学教育の展望
学部長西原 稔
この 4 月より 3 年の任期で学部長に就任しました。堤 学長のもとで教育面における統括的な役割を担うことに なりました。 音楽だけではなく社会全体のここ数年の変動はとても 大きなものがあります。こうした変動は大学の音楽教育 の現場にも押し寄せています。社会が求めている音楽 家とはどんな人材か、大学はどのような音楽大学生を社 会に送り出そうとしているのか、という問題が緊要な課 題となってきております。昨年度、本学は法令で定めら れている第三者評価を受審しました。今年度においても、 これまでに増して先端的で、音楽の現場と即応した教育 に努めてまいりたいと思います。 今年度は、ファカルティ・ディベロップメント(FD 活動)の一層の推進を行うことで、教育改善に努めてま いります。教員が教育の改善に取り組むこのFD活動を平成21年度の音楽部門を取り巻く状況と決算状況
理事奈良場恒美
どのように実施していくのか、会議などを通して詰めて まいりたいと思います。学生による授業評価も教育改善 の貴重なデータです。教員の指導が学生にどのように映 っているのか、また受け止められているのか、という問 題は、学校が学生にどのような教育を提供するのか、と いう問題と密接に結びついております。現在、本学では 専攻実技を中心において、基礎科目、応用科目、一般教 育科目が同心円の形で総合されるカリキュラムを編んで おりますが、学生による授業評価は、将来を見据えての カリキュラム再検討にも資する資料と思っております。 社会からの要請が多様化している現在であればこそ、 真に価値のあるものが求められています。その意味にお いて、現代は本物の音楽家だけが生き残れる時代と言え ます。学生の皆さんは、自身の音楽の課題を深く研鑽し、 自身が音楽家として社会の成員にあるべく努力していた だきたいと思います。 大学はこれまで以上に水準の高度化と、教育の刷新が 求められております。この 3 年間はこの 2 点を最大の課 題として取り組んでまいります。
We care about every one of you!
教務部長
長瀬 浩平
英語にWho cares?という言い方があります。「誰が(そ んなこと)気にするもんか」というような意味で、数あ る英語の様々な表現の中でわたしの嫌いな表現の一つで す。逆に、このcareという動詞をI care about you.のよ うに使えば「私はあなたのことを気にかけております」 という意味になります。 良い学校 それはどんな学校なのでしょう。 これは、一言で言い表すことができるようなものでは ないのでしょうし、また教える側の教員の視点、学ぶ側 の学生・生徒の見方、そして、子供を通わせる親の観点 とさまざま立場によって色々なことが言えるのでしょう。 しかしながら、絶対にはずせない条件として考えられる のは、 学生や生徒をしっかり見ていてくれている学校 ということではないでしょうか。 教務の仕事は新学期早々のオリエンテーションに始ま り、履修の相談や調整、また日々の部屋の貸し出し業務、 そして学年末の試験や成績の処理と、学生と直接にかか わりを持つ場面が多いのですが、常に心がけて、また、 常により一層力を注いで行きたいと考えることの一つは、 学生・生徒を一人一人ちゃんと見ているか、ということ にあります。もちろん、個々の学生や生徒はその能力や 個性が異なっておりますので、彼らをしっかりと見ると いうことにはそれぞれに見合った距離感というものが大 切です。ある学生は、どちらかといえば細かなアドバイ スを欲していて、またある学生は、どちらかといえばあ まり干渉されたくはないと感じていたりいたします。ち ぐはぐな対応をしてしまえば、全くひどい対応というこ とになってしまうでしょう。過度に構うのでもなく、ほ ったらかしにするのでもない。一人一人をちゃんと見る ということは、実技のレッスンと同じで、相手の顔が見 える距離での、相手の求めているものに応えることので きる「マン・ツー・マン」の対応が理想といえます。 第三者評価によってもたらされた改善点のいくつかは 教務関連の事柄です。設置基準といった法令を遵守する ことは言わずもがなですが、色々な点を改善して行く中 に、常に学生や生徒の一人一人を見て行くという姿勢を 持ち続けたいと思います。 わたしたちは常に
We care about every one of you!「一人一人を大切に!」 でありたいと思っております。
明るく、元気に!
学生部長谷 茂樹
今年度より学生部長を務めさせて頂きます。どうぞ宜 しくお願い致します。学生の皆さんには其々の人生の目 標、夢があると思います。演奏家、作曲家、学校の先生 等、其々の専攻の道に精進を重ね、元気に邁進していっ て頂きたいと思います。先生方のレッスン、講義での教 えは皆さんにとりまして最高の財産でもあり、素晴らし いキャリアにも繋がって行きます。しかし疲弊する日本 経済の反映を受け、一般大学の就職率が下がる中、音楽 大学の就職支援活動の重要さ、必然性も増しております。 就職ガイダンス、音楽企業説明会、キャリアサポート講 演会等の更なる充実を目指して行きたいと思います。桐 朋学園を卒業後の皆さんには是非、幸せな人生を歩んで 頂きたいと先生方の誰もが思っています。自分の目標を しっかり見据え、自分の夢を叶えて頂きたいと思います。 卒業後、社会に出て仕事をする上で一番大事な事は、人 と人との繋がりです。挨拶をしっかりする事、コミュニ ケーションをしっかり取る事です。相手の話を正確に受 け止め、自己を簡潔に表現出来る事です。学生生活では たくさんの良き先輩、友達、後輩を作って頂きたいと思 います。なによりも演奏家、音楽家は人に感動を与える 素晴らしい職業です。演奏する人の心は観客の心へと繋 がります。感性溢れる誰からも愛される魅力的な音楽家 になって頂きたいと思います。 ベートーヴェン交響曲第九番、シラーの詩による歓喜 の歌があります。貧困時のシラーは、友人ケルナ―の無 償の暖かな援助に感動し、26歳で友情の素晴らしさを歓喜の歌に詠み込みました。「人類兄弟、皆仲良く」の精 神は人付き合いの上で一番大切な事と思います。先生、 先輩、同級生、後輩、事務の方々、学校の仕事に関わる 全ての方々に対して、明るく清々しく、元気に挨拶して 学生生活を送って下さい。沢山の友は必ずや、人生の中 でお互いを助け合える存在になります。苦しい時、悲し い時、悩める時に話が出来るのは友人です。「ますます 活発に、そしてより良く」シラーの辞世の言葉です。学 生・生徒委員、学生支援課一同、元気に頑張りたいと思 います。皆さんも友人をどうぞ大切に、思いやりの精神 で明るく元気に頑張りましょう!
専門教育支援体制の充実を目指して
図書館長大崎 滋生
このたびは学長の命を受け、 3 度目の図書館長就任と なりました。よろしくお願いいたします。先 2 回につい ては、立ちはだかる難問との苦闘、という苦労の想い 出が多いものでしたが、今回はそれらとは大きく違って、 図書館長本来の仕事ができそうで、楽しみにしておりま す。 まず第一に、 3 年の任期が終わる2013年 3 月末に、こ れまで図書館を私たちとともに構築してきた職員の最後 の方が定年退職されます。長年事務部長を務められた若 松美恵子さんが、すでにこの 3 月をもって退職されまし た。新人の順次の採用と研修は前館長の下で始まってい ますが、私の最大の仕事は、これから採用される方々を 含めて、図書館の新しい事務部体制を確立することと認 識しております。館員に求められるのは、音楽資料に対 する専門的な知識はもとより、現代のメディア環境の急 激な変化を学内に取り込む窓口としてその方面での対応 能力も欠かせないものとなっています。 第二に、前任期中の最後に導入を決定した現行のOP AC(オパック/所蔵資料がオンラインで検索・貸出依 頼ができるシステム)が安定的に供用できるようになっ たことによって、選書にもそれを全面的に駆使すること ができる見通しが立ちました。所蔵の歪みを発見し是正 していくことにも同システムを効率的に稼働させること ができます。また館長等の交替によってぶれてきた選書 体制を、各部会からの購入要望を的確に吸い上げる機構 に編成し直し、世界の新しい音楽情報を本学の教育に取 り込めるよう改善します。 第三に、オンライン配信のナクソス・ミュージック・ ライブラリーが提供音源を飛躍的に向上させたことで (本年 4 月の時点で約230レーベル/これは輸入可能と思 われるレーベルの半数強)、その利用の促進を図ること がCDの蔵書構築にも影響を与えるだろうとの見通しを もっています。以上の課題を利用者の反応に配慮しなが ら政策決定していく。館長のリーダーシップが問われる ところです。各運営委員の協力を得ながらこれらの課題 に答えを出していく所存です。全教職員で高校生を育む
高校部長関田 英二
高校部長の任にあたり心あらたにしております。微力 ではありますが力を尽くしていきたいと思います。どう ぞよろしくお願い致します。 私は意欲溢れる生徒がその能力を伸ばせるように、学 ぶ環境を整えることが重要であると考えています。既に 本高等学校音楽科では他校に先駆けて自己点検・評価を 実施しています。これは生徒及び保護者を対象に、レッ スンや授業を始めとする様々な観点からアンケート調査 を行ったものです。昨年度の評価はレッスンを中心に概 ね良好でしたが、一部授業の改善、演奏機会の拡大、生 活環境の改善等の意見もいただきました。既に改善され た部分もありますが、その他は今年度の課題として取り 組んでいきたいと思います。 私は本校の教育について、充実した実技指導、多彩な 専門科目、多岐にわたる一般教育と学校案内に紹介致し ました。実際その通りですが、このことは常に検証して いかなければなりません。また大学・高等学校一貫教育 のメリット、教師陣の高い専門性についても紹介致しま したが、これは大学と高等学校が緊密に連携し合うこと によって成されていることです。 4 月に高校 1 年生は鎌倉でハイキングを、また 5 月に 高校 2 年生は新潟で 2 泊 3 日の自然体験学習を行いまし た。私も生徒とともに参加致しましたが、生徒たちの活 気溢れる様子に大変嬉しい気持ちになりました。また引 率をされている先生方のなみなみならぬ熱意も感じまし た。高等学校の先生方は各々の高い専門性を保ちながら、 高校生に必要な課外活動を含めて、大変きめ細かい教育 を行っています。私もそれを支え、また一員として頑張 りたいと思いますが、更に音楽部門という枠組みの中で、 全ての教職員の方々の力を結集して、感性豊かな生徒を 大きく育てて行くことができればと考えています。よろ しくご協力お願致します。平成21年度 大学機関別認証評価について
桐朋学園大学および桐朋学園大学院大学は、(財)日本高 等教育評価機構により大学評価基準を満たしていると認定 されました。音楽教室の大切さ
音楽教室部長佐藤公一郎
選挙制度が変更になり、学長指名により音楽教室部長 を再び担当させていただく事になりました。宜しくお願 いいたします。 昨年度の大きな出来事として、お茶の水教室の新規開 設がありました。子どもの人口分布等の分析結果を踏ま え、都心の城東地区に開設しました。昨年 5 月に先ずは ソルフェージュクラスから開講することが出来ました。 そして10月には実技クラスが始まりました。当初は 1 年 かけ80名規模の教室からスタートという構想でした。 新講師を採用し、研修を重ね、開講に至りましたが、 生徒募集に関しては宮地楽器の協力を得、何度かに亘り 説明会を行い、さらに保護者一人ひとりの疑問にもお答 えするようにしてまいりました。おかげさまをもちまし て 1 年を待たずして150名を超える生徒数となっており ます。幼児教育、早期教育の大切さを前面に出し、桐朋 ならではの教育をと心がけております。 全国の音楽教室に言える事ですが、幸いなことに講師 の方々は皆、音楽家であります。子供たちに現実の音楽、 音そのものを提供でき、音楽環境を作り出すことが出来 ます。沢山の音を聞かせ、音楽を感じさせ、美しいもの への憧れを子供たちに持たせたいと考えています。こ れが桐朋の音楽教室の大きな利点であり、さらに躍進さ せるためにはこのことを再認識し、新しいものへの挑戦 にも勇気を持って進んでいくしかないと考えております。 勿論、今までのものを否定するわけではありません。良 いものは良いという認識の元、将来の豊かな人生の道へ の底辺である子供たちの為に、さらに良いプログラムを 考えていきたいと思っております。 桐朋では音楽教室,高校、大学へとの一貫教育を目指 しています。これは決して単独で動くものではなく、そ れぞれが有機的に作用し合い、より良い教育を目指すも のであると確信しています。スタートである音楽教室の 大切さをもう一度見直す時期に来ていると考えます。多 くの皆様のお力によっての音楽教室です。是非ともご理 解ご協力を頂き、さらに前進していく音楽教室になれば と切に願っております。大学院と修了論文
大学院大学研究科長藤原 浜雄
今春は、ピアノ 6 名、ヴァイオリン 4 名、チェロ 3 名 が修了し、新たにピアノ 8 名、ヴァイオリン 2 名、チェ ロ 2 名が入学いたしました。昨年ゼロだったチェロが、 今年は 2 名入学したことで、辛うじてトリオ以上の室内 楽を学生同士で組むことが可能であり、安堵しており ます。応募者数はピアノ19名、ヴァイオリン 2 名、チェ ロ 2 名でした。合格者の出身校別内訳ですが、ピアノは 桐朋 2 名、国立 3 名、芸大、東京音大、相愛から各 1 名、 ヴァイオリンが 2 人共京都芸大、チェロは桐朋と京都芸 大から各 1 名です。在学生と合わせるとピアノ17名、ヴ ァイオリン 5 名、チェロ 2 名となります。相変わらずピ アノと弦楽器の学生数のバランスは理想とは大分懸け離 れており、我々弦楽器の教授陣が学生と一緒に室内楽を 演奏して指導するという体制が、今年も活発にならざる を得ないと思われます。 さて、本大学院では専攻実技、重奏研究等、実技系授 業の他に、必修、選択必修を含め、様式研究特講、作品 分析、書法研究(和声学特講)、歌曲伴奏法研究という 講座を設けております。これ等の講座は新実徳英教授担 当の作品分析以外は、非常勤の先生が担当しております が、本年度より様式研究特講を新たに鈴木純明氏に担当 して頂くこととなりました。それ以外は、書法研究の香 月修先生、歌曲伴奏法の豊田喜代美先生で変わりません。 又、『オーケストラによるコンチェルト実習』も第 1 期、 第 2 期共に、昨年に引き続き秋山和慶氏に特別招聘教授 としてお願いしております。 昨今、他音楽系大学院が修了要件から論文を除外して いる中にあって、桐朋の大学院は、あえて、演奏(リサ イタル)と論文の両方を課しております。確かに、論文 を書くのに費やすエネルギーを、専攻楽器の研鑽に振り 向ける方がより重要ではなかろうかという考えも、一理 あるとは思いますが、これまでの実績を顧みますと、や はり論文の有意義さは否定できないと、我々教授陣は実 感しております。と申しますのは、西原稔先生の懇切丁 寧な論文指導の下、自分の決めたトピックに沿ってあら ゆる文献を調べ、文書にすることが、演奏面に於ける深 みに、計り知れない効果を生んでいると、修了リサイタ ルで明らかに認められるからです。 本部門報巻末の主要行事一覧にありますように、本大 学院の学生は、カリキュラムで必要とされているリサ イタル、コンチェルト実習、重奏研究ワークショップ等、 人前で演奏する機会には恵まれており、我々は学生にと って充実した二年間を過ごすことが出来る環境を提供し 得ていると自負しておりますが、これからも、今まで以 上に応募者が増えるよう努力してゆく所存です。 詳細は、本学ホームページに日本高等教育評価機構による 報告書を掲載しておりますのでご覧ください。最後に、昨年度富山市の補助により、築後約15年が経 過した呉羽寮のキッチンの改修、スタインウェイのフル コン一台の新規購入が成りましたことを記しておきます。 これにより、オーケストラ・アカデミーのスケジュール に左右されることなく、大学院独自でコンサートを設定 することが可能になりました。
オーケストラ・アカデミー報告
桐朋オーケストラ・ アカデミー所長田宮 堅二
平成22年度は、新入学生21名、留学生 4 名、特別枠研 修課程生16名−計41名、前年度からの継続生33名を合わ せると総計74名となる大集団となりました。弦楽器部会 の力強い協力を得て、今年度は特別枠研修生(研究生と の重複在籍)が特に増え、前年度比10名増となっていま す。 カリキュラムの上から見ますと、昨年度初めてオーケ ストラ・アカデミーに来て頂いた指揮者の小泉和裕先 生に、今年度最後の特別演奏会をお願いしています。加 えて新たに、桐朋学園で斎藤秀雄先生に指揮を学ばれた、 デリック・井上氏が今年度後期に指揮を担当されます。 現代の社会の情勢から、今後、時代がどのように変化 していくのかを推察することは、極めてむずかしいこ とと考えます。しかし、日本各地の音楽大学を卒業した 若い世代が、富山の地にあるオーケストラ・アカデミー に集い、自分自身を厳しく律しながら、その後、全国の オーケストラに入団し演奏活動を展開していく可能性は 充分にあります。この春も、ここで学んだ何人かの学生 たちが日本のオーケストラに飛び立っていきました。 若い世代の鍛錬の場にふさわしく、桐朋オーケスト ラ・アカデミーの内容を充実させていくことを私たちは 望んでいますし、そのための努力を惜しまないつもりで す。平成22年度を迎えるにあたって
事務局長梅澤 勉
平成22年度は新校舎建設に向け工事が開始する年度で ありましたが、諸般の事情で遅れております。現在、そ の遅れを取り戻すべく鋭意努力を重ねておりますので、 もうしばらく猶予を頂きたく存じます。 昨年度は認証評価受審に当たり多忙な日々でありまし たが、一段落着いた本年 1 月に懸案事項でありました事 務局の組織改革を行い、総務部に「広報課」を、教学事 務部に「学生支援課」を、時代の要請に応えるかたちで 新設しました。新しい事務体制が軌道に乗るまでは多少 のお時間を頂きたく存じます。音楽教室に関する事務は 楽器店との連携のもと着実に一歩一歩前に進んでおりま す。新校舎の一画にできる新しい事務室には「協働関係 のある統制のとれた事務局」を置くべく、事務職員全員 が組織のなかの一員であること、つまり組織人としての 「心得」を守ること、そして協調的になることを自覚し、 業務に専念していくよう努力して参ります。 これから事務局は各部とも世代交代が始まります。各 部とも遺漏なく業務引継を実施しなければなりません。 平成22年度の各部の課題は、「財務部・新校舎建設に関 する諸業務、総務部・広報課諸業務の検証、教学事務 部・教務システムの再構築、図書館事務部・図書システ ムリニューアルによる諸業務、富山キャンパス事務部・ 業務分掌の再構築」を主要課題とし、進捗状況を監督し ます。なお、平成19年度から「事務職員としての資質の 向上を図るため」に実施している事務局長主催の研修会 は引き続き本年度も実施します。 本年度から新しい理事と共に新たな気持ちで事務局を 運営する所存ですので、ご指導、ご鞭撻のほどよろしく お願いいたします。部会主任・運営委員会委員長あいさつ
ピアノ部会の発展を目指して
ピアノ部会主任三上 桂子
今年度よりピアノ部会の主任を務めさせていただくこ とになりました。音楽部門の中でも際立って大所帯のピ アノ科を切り盛りしていくのは並大抵なことではないと、 責任の重さに身の引き締まる思いです。 ピアノ科に於いては、今年の入試は大学への内部進学 者が前年よりも多かった上に、外部からの受験者が多く、 しかも全体のレベルが非常に高かったため、例年よりも はるかに厳しいものとなりました。高校も才能ある受験 生が多く、大学、高校ともに素晴らしい新入生を迎える ことができました。今後も益々良い方向へ進んでいける ようにと願っていますが、それには桐朋ならではの魅力 を強く発信していかなければならないと思います。大学 は勿論のこと、特に高校の受験生を確保していくことは 非常に重要なことであり、そのために音楽教室対策も含 め、何をしなければならないか、何ができるかを皆で力 を合わせて考え、実行していかなければと肝に銘じてお ります。 大きな可能性を秘めた才能を最大限に開花させていく ために、学生が意欲を持って挑戦できる色々な機会を今 後より多く作っていきたいと考えております。ピアノ部 会だけでは実現できないことも多いかと思いますが、何 卒よろしくお願い申し上げます。弦楽器部会主任から
弦楽器部会主任堀 正文
今回、伝統ある桐朋学園の弦楽器部会主任をお引き受けするにあたり、ある意味での戸惑いを感じながらも、 身を引き締めているところです。 私はこれまで長年にわたって、ドイツ/ダルムシュタ ット国立歌劇場、そしてNHK交響楽団でコンサートマ スターを務め、また、ドイツ/フライブルグ音楽大学と 本学園で後進の指導にあたってまいりました。 日々演奏に携わっている私の姿、また、教員としての 姿勢を通じて音楽の厳しさと演奏の喜びを感じ取っても らえたら幸いです。 学校教育は一方通行ではなく、教員と学生・生徒がお 互いに影響しあう場だと思います。今日、芸術音楽の存 続が危ぶまれていることを認識しつつ、人類最高の文化 遺産のひとつであるクラシック音楽、そしてその流れを 汲む現代音楽を学ぶ意味を考え、音楽が人生にとって不 可欠であることを再認識し、今後とも演奏と教育の両方 に専心してまいりたいと思います。
アンサンブル教育の充実
管楽器・打楽器・ハープ部会主任猶井 正幸
今年度より主任を務めさせていただく事になりました。 どうぞ宜しくお願い致します。 私達の部会ではその年その年によって他の部会に比べ て応募者数(入学者数)に波があり今年度は減少となり ました。管楽器基礎Ⅰ( 1 年生必修)の初めての授業で は、学生達の少し緊張をしながらも好奇心にあふれた顔 を見ることが出来てほっとすると同時に、期待と責任の 重さを今一度確認する事となりました。 管楽器や打楽器は始めるのがピアノや弦楽器と比べて 遅く、学校に入ってから多くの基礎を学んでいくことに なります。限られた年月の中でそれらを習得し次へのス テップへと進まなくてはなりません。それには本学の理 念であるアンサンブル教育の充実は不可欠で、桐朋らし く又桐朋でしか成し得ないと言えるほどのインパクトを 持った教育を目指したいと考えております。どうか皆様 暖かいご支援の程宜しくお願い致します。「歌う事への憧れ」
声楽部会主任加賀 清孝
一人の歌い手が仕上がっていくという過程には、多く の時間と労力と忍耐が必要です。 ある程度喉や身体が成長しなければ始める事のできな い声楽は、幼少期の早期教育にうまく当てはまらないの が現状です。15歳前後に始める場合が多いと思いますが、 年齢と歌唱(音楽)の感性が良いバランスで始められる というケースは、そう多くはないでしょう。また、たっ た一つしか与えられていない身体や喉を、痛めることな く訓練し、鍛え、整えていかねばならない為、指導者は 知恵をもって長期の成長を見守っていかねばなりません。 精神面のサポートも必要になります。心の変化が声に影 響するのです。声楽は、それほど繊細なのです。発声の 器官も筋肉も手に取ったり目で見たりする事ができない ため、指導者の耳だけが頼りなのです。これはなかなか 他者の理解が得られない事だと思います。 オペラの学びでは、他言語で「歌い、演ずる」という 大きな壁が待っています。しかし「歌う事への憧れ」が これらの壁を乗り越えさせてくれます。 遅く声楽を始めても充分力を蓄える事ができ、学生の その憧れを具体化させる事ができるようにと多彩なプロ グラムが用意されています。伊・独・仏・日の歌曲のデ ィクション(発語法)、独・仏・西の歌曲演習、オペレ ッタ・ミュージカル講座、オペラクラス・試演会、アン サンブル・合唱の演奏会、選抜学生による声楽コンサー ト、日本歌曲特別レッスン、公開講座、オーケストラ演 奏会への参加、オペラ公演等があり、それぞれの分野の スペシャリスト、外国人講師も配置しています。 総合的な分野でもある声楽は、他部会の協力もお願い し、事務局との連携も密にさせて頂きながら進んで参り たいと願っております。個から共生へ
作曲理論部会主任石島 正博
平成19年度から文部科学省の助成を得て実施いたしま した「作曲教育支援プログラム」(S/up-project)が昨年 度で無事 3 年間のプログラムを終了致しました。内外か ら多様な関心が寄せられた本プログラムにより、徐々に ではありますがその教育成果が現れつつあることを実 感しています。本年度からは国の助成を得ることができ ませんが、引き続き、本学の学生を涵養し、また地域 社会と音楽文化を共有する目的に鑑み、新たに教育計 画・企画を下記の通り立案致しました。(詳しくは、同 封致しましたパンフレットおよび大学H.P http://www. tohomusic.ac.jp/collegeSite/Sup.htmlをご覧下さい) − 平 成22年 度「作 曲 教 育 支 援 プ ロ グ ラ ム 」 ≪S/up-Project Ⅳ≫の概要− ・ 湯浅譲二、野平一郎、福士則夫(新任)、新実徳英の 4氏特任教授による現代音楽特別講座の実施 ・パリ国立高等音楽院との交流演奏会の実施 ・ 都内音大(芸大、国立、東京音大、洗足学園)との交 流演奏会およびシンポジウムの実施 ・ 海外の一流の作曲家(レイ・リャン氏、キム・ナムグ ック氏)および国際的に活動する芸術家(大西孝恵氏、 山中千尋氏)を招聘する教育プログラムの実施 以上、日常のカリキュラムの枠を超えた本教育プログラ ムは、一流の芸術家との直接的な関わり、我が国固有の 文化の知悉、非西欧世界の文化に対する理解などを通し て、日本という閉じられた環境に終始しない真の芸術家 を育むことを目的としています。仙川で学んだ学生は互 いの作品と創造の姿勢に対する尊敬を分かちあい、人間 個々のひいては多くの異なる文明社会の共生を、音楽を 通じて担える人材となる−そのことを信じています。バロック・チェロ専攻の開設準備整う
音楽学・古楽器部会主任大崎 滋生
2011年度より、古楽器専攻課程に「バロック・チェロ 専攻」を新設します。これは長年、慎重に検討してきた 事案で、日本の古楽器界に本学が自信を持ってさらに打 って出るプロジェクトです。パリから、クリストフ・ル セの楽団タラン・リリック等に所属し、かつ高名な教育 機関(オルセー国立音楽学校やプレシ音楽学校)で指導 の鞭も採り、各地の音楽祭等で引っ張りだこの、若いお 2人を特任教授として招聘しました。学期中、交替で来 日していただきます。ヨーロッパ古楽器界最先端のソロ およびアンサンブル秘術が学生に直接、伝授されていく ことと思われます。本当は今年度から開設したかったと ころですが、新設の公示は高校 2 年生に対してという文 科省の指導により、今年度は副科のみの開講となりまし た。長年の念願であった教育課題をいよいよ展開できる と意気込んでおります。バッハの無伴奏組曲だけのため にではなく、古楽器アンサンブルの大前提である通奏低 音奏者の育成は古楽器界に計り知れない寄与をすること と確信します。また、モダン楽器と古楽器の両刀使いの 奏者が国際的な需要を呼んでいる昨今では、本学のチェ ロ教育そのものにもインパクトとなる、そう展望してい ます。 音楽学専攻課程としては、大学院がない本課程として は残念なのではありますが、今年も卒業生が一橋大学と 慶応大学の各大学院に進学しました。 こうした下からの教育の積み上げによって初めて成果 が生まれてくる、そういう教育機関として、本学の教育 の特殊性に着目した、たくさんの受験生が、音楽学専攻 課程、古楽器専攻課程ともに、増えることを期待してお ります。ソルフェージュ部会から
ソルフェージュ部会主任大橋 浩子
今年度からソルフェージュ部会主任を務めさせていた だくことになりました。桐朋学園音楽部門創立当初から、 実技教育だけでなく、ソルフェージュ教育にも力を入れ てこられた先人達のご努力を損なわないように、また新 たなソルフェージュ教育を模索しながら内容を充実させ ていきたいと思っております。 ソルフェージュの目的は音に鋭敏な耳を養い、読譜力 を高めることによって、学生・生徒の音楽的能力を下支 えすることです。BC(ベーシッククラス)の学生には、 少人数クラスで、じっくり、しっかり教える体制をとっ ていますし、SP(スペシャル)Ⅲ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵの学生 には、選択による授業を展開しています。必修単位を取 得した後も継続して勉強を希望する学生が多く、私たち 教員にとっても励みになっています。 昨今、「桐朋生はソルフェージュをしっかりやってい るから譜面が読める」という話をよく聞きます。これか らも教育内容を研究し充実させ、実技教育を強力にサ ポートできるように努力いたしますので、さまざまな 方々からのご意見、ご助言をお願いします。音楽性の深まりのために 一般教育の役割
一般教育部会主任長江 信之
本年度、一般教育部会主任に就任いたしました。よろ しくお願いします。 堤学長をはじめ歴代の学長が、音楽家の音楽性の深ま りはその人間性の深まりと密接にかかわっていると述べ ているように、幼い頃より演奏習練に邁進してきた本校 の学生・生徒にとって、一般教養科目は重要な役割を担 っています。学生生徒が、高い教養を持ち、社会に対し ての関心を広め、人間的に自らを高めていくための示唆 を与えていくことが、一般教育の役割です。 その役割を果たすための桐朋の一般教育の特徴は、少 人数制のきめの細かいカリキュラムを組んでいることで す。それは英語をはじめとする語学ばかりではなく、文 学・社会・科学などのいわゆる一般教養科目においても 同じです。高校では、必修科目以外にも国語・社会・理 科・数学・生物・美術などの選択科目を持ち、大学にお いては語学(日本語・英語・ドイツ語・フランス語・イ タリア語)の他、一般教養講座では科学・文学・社会系 統ばかりではなく、情報処理や音楽療法・アートマネー ジメントなど幅広い教養講座を持っています。このよう な多くの授業・講座を展開しているのは、他の音楽大学 では例をみません。これが桐朋学園音楽部門の音楽教育 の独自性だと自負しています。 最近の若者たちの自立性の欠如がいたるところで語ら れています。それは桐朋でも例外ではなく、ただ知識だ けを伝える教育ではすまされません。一般教育部会でも 総合的な人間教育を専攻の音楽と絡み合わせながら、よ り充実したカリキュラムへと絶えず改変していかなけれ ばならないと考えています。 どうぞよろしくお願いします。新「指揮法教程」の完成
指揮運営委員会委員長山本 七雄
本年も、専攻・副科・科目等履修生を含めて50余名が 受講している本学の指揮の特色として、専攻、副科を同 じレヴェルで教育していて、現在活躍している指揮者の 半数以上は副科として履修していた者であると言っても 過言ではありません。現在も一定のレヴェルに達すれば、 オーケストラを振るオーディションを受ける資格もあり、 是非学生はチャンスを活かしてもらいたいと思っていま す。 斎藤秀雄先生の名著「指揮法教程」を弟子仲間が集っ て20数年の年月をかけて校訂した、新「指揮法教程」が 完成し、今年からは学生たちもこれを使用して勉強をす すめることになります。どこまで読み込んでもらえるか 楽しみです。 また、今年度の特色として、大学 1 年生の副科履修者が大幅に増えて10数人になったことも楽しみです。
音楽の幅を広げるために
室内楽運営委員会委員長三上 桂子
桐朋に於いて室内楽は非常に大切な分野であると思い ます。現在は、学生が希望する二人の先生から通年でレ ッスンを受ける方法と、毎年 2 月末に行われる富山室内 楽特別講座で 8 日間集中的にレッスンを受けるという二 つの形態がありますが、特に富山キャンパスに合宿し行 われる特別講座は大変大きな成果をあげています。 そこでは朝から晩まで、東京クヮルテットのメンバー を中心とした色々な先生から多くのレッスンを受け、リ ハーサルを重ねるといった、正に音楽漬けの毎日を送り ます。以前は大学生が中心でヴィオラやチェロの人数が 少ない楽器で高校生が多少加わるといった形であった のが、近年高校生のみのグループが多くなってきました。 希望者全員が参加できるわけではなくオーディションを 行っていますが、応募してくる高校生グループのレベル が非常に高く、それが大学生にとっても大変良い刺激に なっていると思います。 才能ある若い高校生にこのようなチャンスを与えるこ とが大きな意味を持つことは明らかで、是非これを続け ていくために、皆様のご理解、ご協力を切にお願い申し 上げます。未来を追って!
ディプロマ・コース運営委員会委員長辰巳 明子
ふたたび、ディプロマ・コース委員長を務めさせてい ただくことになりました。どうぞよろしくお願い申し上 げます。1973年に特設されたソリスト・ディプロマコー スは、卓越する将来性を有すると思われる優秀な学生に、 特に実技の重点的教育を行うことを目的にいたしました が、それからすでに35年以上の実績を重ねてまいりまし た。 このコースより、ヴァイオリンの諏訪内晶子、矢部達 哉、西江辰郎、ピアノの関本昌平、チェロの木越洋、宮田 大などを輩出し、トップアーティストとして、また名コ ンサートマスターとして素晴らしい活躍をされておりま すことは、わが桐朋学園にとりましても、本当にうれし いことです。現在も日本音楽コンクール第 1 位の青木尚 佳、メニューイン国際ヴァイオリンコンクール第 1 位の 郷古廉ら、優秀な学生が、先輩を追って勉強しています。 ソリスト・ディプロマコースの後に、音楽学生の多様 化に伴い設けられました、カレッジ・ディプロマコー スも、他大学との併学、留学前の研鑽など、色々な形で、 さまざまな成果をあげております。実技教育はますます 若年化し、その熱心さも増すばかりですが、一方、勉学 もきちんと身につけたいという流れも年々大きくなって います。 それぞれの考えの学生の身にそって、人を大切に、手 厚い教育をする桐朋学園の創立以来の気風を忘れずに、 自由で柔軟な、ディプロマ委員会の指導形態をめざして ゆきたいと願っています。プロフェッショナルに続く教育を!
オーケストラ運営委員会委員長神谷 敏
今年度も引き続き委員長を務めさせていただきます。 この 4 月からも「別府アルゲリッチ音楽祭」に始まり、 5月の「ヴィオラスペース」、 6 月の富山オーケストラ・ アカデミーとの合同演奏会、10月の普通科女子高の演奏 会、11月には池袋の東京芸術劇場と川崎のミューザ川崎 シンフォニーホールとのバックアップで、昨年から再度 始まりました「音大オーケストラ・フェスティバル」な どの演奏会を行いますが、教育的な配慮を考えた我々桐 朋独自の演奏会が非常に少ないと思っております。もち ろん現在行われていますエントリー制のオーケストラは、 対外的な活動をしてゆく上で残しながら、奏法や曲のこ とを深く掘り下げた基礎的なことが学べる通年のベーシ ックなオーケストラを作る必要性を感じております。も ちろん指導者やどの時間帯に入れるのがよいのかなど難 しい問題がありますが、是非実現に向けて進んで行きた いと思っております。 また、指揮科の学生達が生のオーケストラを見学した り振ったり出来るような環境作りも、考えていきたいと 思っております。学生に資する授業にむけて
教育科目運営委員会委員長関田 英二
教員免許に関しては、教職課程の様々な改定や更新講 習制度の実施などで、最近良く話題になります。本学で 唯一取得できる資格ということで、現在も70%の学生が 受講しています。卒業生が教員免許を実際どの程度使用 しているのかを、2002年に同窓会の協力を得てアンケー ト調査を行いました。それによりますと免許取得の有無 に関わらず、30%の卒業生が、免許を使用した、或いは しているという結果が出ました。卒業して自宅で音楽教 授をされる方の多い中で、自宅以外の場に職を持ち、尚 かつ、教職免許を使用している方の割合としては大きな 数字と言えるでしょう。 教職課程の授業は学生に対して、直接音楽の技術・能 力の向上に結びつくものではありませんが、社会事情や 人とのコミュニケーション、専攻以外の音楽分野等を学 ぶことのできる授業です。介護等体験は中学校の免許を 取得するために必要な単位ですが、高齢化していく社会 において、学生には大切な経験を提供する制度となって います。教育実習も約 3 週間の実習の間に学生は様々な 生きた社会勉強をすることになります。言わば究極のイ ンターンシップと言えるかも知れません。 教育科目運営委員会では、学生による授業アンケート 等を参考にし、また皆様のご協力をいただきながら、教 職課程を更に充実した内容にするよう取り組んでいく所 存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。●桐朋学園大学
新規採用 (2009 年 10 月 1 日付) 非常勤講師 青 木 美智子 (2010 年 4 月 1 日付) 准教授 塚 田 吉 幸 〃 金 子 仁 美 特任教授 福 士 則 夫 〃 梅 津 時比古 〃 EmmanuelGirard 〃 酒 井 淳 特任講師 JonesTeneal 〃 DamianMacIntosh 非常勤講師 今 井 彩 子 〃 三 輪 郁 〃 江 戸 純 子 〃 石 川 直 人 〃 松 本 和 子 〃 池 田 哲 美 〃 小 森 俊 明 〃 上 尾 直 毅 〃 武 澤 秀 平 〃 岩 田 正 子 〃 内 丸 公 平 〃 佐 藤 空 子 〃 鈴 木 はるみ 非常勤講師 関 佳 奈 〃 平 倉 菜摘子 昇 格 (2010 年 4 月 1 日付) 教授 石 島 正 博 〃 廻 由美子 准教授 新 井 博 江 退 職 (2010 年 3 月 31 日付) 客員教授 江 戸 純 子 〃 佐 野 恭 一 〃 加 田 萬里子 特任教授 三 林 輝 夫 こんにちは。 新しく専任になりました塚田です。 桐朋学園に打楽器科が創設され、今年で50年目をむかえます。 小林先生、佐野先生、打楽器科の歴史を作られた先生方の後任として、桐朋学園の卒業生で ある私が専任をやらせて頂く事はとても光栄に思います。 卒業以来、室内楽、オーケストラ活動で得た知識や経験を、情熱と感動を持って学生・生徒 へ伝え、次の時代を担う打楽器奏者を育てていきたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。“次の時代へ”
塚
つか田
だ吉
よし幸
ゆき(大学准教授・打楽器)
18世紀研究者の卵として暮らした英国の街を離れ、豊かな音色に包まれた仙川に勤務して、 はやひと月が経ちました。学部時代、言語学(音声学)を専攻しつつアマチュア・オーケスト ラで活動していましたが、その頃から憧れだった桐朋学園にこの度ご縁を得て専任スタッフと して迎えていただき、心より嬉しく、ありがたく思っております。 研ぎ澄まされた聴覚と感受性に恵まれた桐朋生のみなさんが、自分にしか生み出せない音を 求めて日々修行を続ける姿に、緊張感のある、未知の言葉を求めて葛藤を続けてきた自らの姿 を重ね合わせます。学問・芸術は一生のこと。天井のない世界に生きるのは並大抵のことでは ありませんが、自ら選び取った道を悩みながら進んでいくみなさんのお役に少しでも立てるよ うな存在でありたいと思います。 桐朋学園という舞台で出会うすべての人々と、人生の貴重な一時期を共有できることを楽し みにしています。“From Cambridge to Sengawa”
平
ひら倉
くら菜
な つ こ摘子
(高校教諭・英語)
8年前に専任教員を辞して以来、桐朋をはじめ幾つかの音大で学生相談とソルフェージュを 担当し、慣れ親しんだ母校と少し距離をおいて、多くを学ばせて頂きました。 このたび本学に(おそらく日本の音大では初めて)常勤カウンセラーのポストが設置され、 再び専任として母校に戻りました。音大ならではのメンタルヘルスやキャリアサポートなど、 私たちには学生支援の重要な課題が山積みです。毎日カウンセリングルームで聴く学生さんた ちの声を大切に、桐朋生1人1人がより幸せで充実した学生生活を送り、現実を見据えながら も希望を持って社会に出ていけるよう、微力ながら、これまでの経験の全てを注いで務める所 存です。
“再び母校へ”
長
なが瀬
せ恵
めぐみ(学生支援課・学生相談室カウンセラー)
専任新任者紹介
人 事
0特任講師 JanetJohnson 〃 EdwardDurbrow 非常勤講師 北 村 陽 子 〃 中 井 正 子 〃 山 崎 伸 子 〃 五十嵐 修 〃 林 美智子 〃 高 関 健 〃 加 藤 美知子 〃 島 袋 賢 介 〃 橋 本 直 樹 〃 福 田 一 貴 「名誉教授」称号記授与 (2010 年 5 月 18 日付) 江 戸 純 子 佐 野 恭 一
●桐朋女子高等学校音楽科
新規採用 (2010 年 4 月 1 日付) 教諭 平 倉 菜摘子 非常勤講師 今 井 彩 子 〃 三 輪 郁 〃 江 戸 純 子 〃 石 川 直 人 〃 池 田 哲 美 〃 加 藤 真一郎 〃 田 上 英 江 〃 上 尾 直 毅 〃 EmmanuelGirard 〃 酒 井 淳 〃 武 澤 秀 平 〃 内 丸 公 平 〃 佐 藤 空 子 〃 JonesTeneal 〃 関 佳 奈 〃 DamianMacIntosh 退 職 (2010 年 3 月 31 日付) 教諭 古 田 直 肇 非常勤講師 北 村 陽 子 〃 中 井 正 子 〃 山 崎 伸 子 〃 五十嵐 修 〃 林 美智子 〃 高 関 健 〃 金 岡 早 苗 〃 島 袋 賢 介 〃 JanetJohnson 〃 福 田 一 貴●桐朋学園大学院大学
新規採用 (2010 年 4 月 1 日付) 非常勤講師 鈴 木 純 明 退 職 (2010 年 3 月 31 日付) 非常勤講師 石 島 正 博●校務担当者
【音楽部門】 部門長 堤 剛 理事 奈良場 恒 美 評議員 大 崎 滋 生 〃 小森谷 泉 〃 平 野 和 彦 〃 栗 山 昇 【仙川キャンパス】 学長 堤 剛 学部長 西 原 稔 教務部長 長 瀬 浩 平 学生部長 谷 茂 樹 図書館長 大 崎 滋 生 音楽教室部長 佐 藤 公一郎 高校部長 関 田 英 二 〔部会主任・運営委員会委員長〕 ピアノ部会 三 上 桂 子 弦楽器部会 堀 正 文 管楽器・打楽器・ハープ部会 猶 井 正 幸 声楽部会 加 賀 清 孝 作曲理論部会 石 島 正 博 音楽学・古楽器部会 大 崎 滋 生 ソルフェージュ部会 大 橋 浩 子 一般教育部会 長 江 信 之 指揮運営委員会 山 本 七 雄 オーケストラ運営委員会 神 谷 敏 室内楽運営委員会 三 上 桂 子 ディプロマ・コース運営委員会 辰 巳 明 子 教育科目運営委員会 関 田 英 二 〔部会・運営委員会教務委員〕 ピアノ部会 竹 内 啓 子 弦楽器部会 西 田 直 文 管楽器・打楽器・ハープ部会 蠣 崎 耕 三 声楽部会 大 橋 ゆ り 作曲理論部会 金 子 仁 美 音楽学・古楽器部会 沼 野 雄 司 ソルフェージュ部会 斎 木 隆 一般教育部会 姫 野 雅 子 指揮運営委員会 神 谷 敏 オーケストラ運営委員会 合 田 香 室内楽運営委員会 毛 利 伯 郎 ディプロマ・コース運営委員会 玉 置 善 己 教育科目運営委員会 沼 野 雄 司 職員会議 藤 川 泰 彰 〃 森 山 智 宏 〔責任者〕 副科ピアノ責任者 村 上 弦一郎 副科声楽責任者 谷 茂 樹 理論科ピアノ責任者 石 島 正 博 〔学生・生徒委員〕 廻 由美子 豊 田 弓 乃 長 江 信 之 藤 村 晶 子 鈴 木 しのぶ 玉 川 裕 子 〔音楽教室長〕 札幌教室 岡 本 美智子 仙台教室 竹 内 啓 子 太田教室 上 野 久 子 高崎教室 上 野 久 子 宇都宮教室 関 田 英 二 水戸教室 西 原 稔 市川教室 谷 茂 樹 西千葉教室 谷 茂 樹 仙川別科教室 三 瀬 和 朗 仙川教室 川 島 伸 達 ひばりが丘教室 川 島 伸 達 お茶の水教室 佐 藤 公一郎 小金井教室 神 谷 敏 目黒教室 小森谷 泉 相模原教室 村 上 弦一郎 鶴巻教室 村 上 弦一郎 鎌倉教室 大 橋 浩 子 横浜教室 大 橋 浩 子 富士教室 大 橋 浩 子 長野教室 斎 木 隆 諏訪教室 廻 由美子 松本教室 廻 由美子 新潟教室 玉 置 善 己 富山教室 三 上 桂 子 東海教室 佐 藤 公一郎 茨木教室 石 井 志都子 京都教室 佐 藤 公一郎 大阪教室 広 瀬 康 大分教室 田 宮 堅 二 【富山キャンパス】 *桐朋学園大学院大学 学長 堤 剛 研究科長 藤 原 浜 雄 教学部長 新 実 徳 英 図書館長 岩 崎 洸 *オーケストラ・アカデミー 所長 田 宮 堅 二 副所長 藤 原 浜 雄 教務部長 鈴 木 良 昭 ミュージカル・アドヴァイザー 秋 山 和 慶 運営委員 音 川 健 二 〃 白 尾 彰 〃 辰 巳 明 子 〃 塚 田 吉 幸 〃 猶 井 正 幸●事務局
新規採用 (2009 年 9 月 1 日付) 専任事務職員 長 瀬 恵 退 職 (2010 年 3 月 31 日付) 専任事務職員 若 松 美恵子 訃報・本学教職員 若杉 弘(特任教授・指揮) 2009 年 7 月 21 日 享年 74 歳 石井 歓(元教授・作曲) 2009 年 11 月 24 日 享年 88 歳 石隈 昭朗(元非常勤講師・副科声楽) 2010 年 4 月 20 日 享年 77 歳教職員数
(平成 22 年 3 月 31 日現在) 部門 区分 学校名 本 務 兼 務 合計 21年度採用者、退職者の数 本務教員 本務職員 教員 職員 教員 職員 採用 退職 採用 退職 音楽部門 桐朋学園大学院大学 5 3 1 0 9 0 0 1 0 桐朋学園大学 63 25 337 16 441 1 3 4 1 桐朋女子高等学校音楽科 10 4 23 0 37 0 1 0 0 桐朋オーケストラ・アカデミー 0 0 0 6 6 0 0 0 0 桐朋学園大学音楽学部附属 子供のための音楽教室 0 0 447 9 456 0 0 0 0 合 計 78 32 808 31 949 1 4 5 1 ※兼務教員には、非常勤講師のほか「嘱託演奏員」「音楽教室研究員」を含む。学生・生徒数
(平成 22 年 3 月 31 日現在) 部門 学 校 名 学級数 定 員 在籍数 備 考 音楽部門 桐朋学園大学院大学 - 20 25 桐朋学園大学院大学科目等履修生 - - 2 桐朋学園大学 - 600 746 桐朋学園大学科目等履修生 - - 274 科目等特別履修生を含む 桐朋女子高等学校音楽科 7 300 259 桐朋オーケストラ・アカデミー - - 56 桐朋学園大学音楽学部附属子供の ための音楽教室 - - 450 仙川教室のみ 合 計 7 920 1, 8122011(平成23)年度 入学試験情報
*表中、12/31までは<2010年>、1/1以降は<2011年>です。 桐朋学園大学 桐朋女子高等学校音楽科 一般推薦入試 募集人員〔15名〕 一般入試 募集人員〔75名〕 指定校(第一種) 推薦入試 募集人員〔10名〕 指定校(第二種) 推薦入試 募集人員〔50名〕 一般推薦入試 募集人員〔10名〕 一般入試 募集人員〔90名〕 出 願 期 間 11/1(月)~11/5(金) 1/5(水)~1/15(土) 11/1(月)~11/5(金) 12/1(水)~12/6(月) 1/18(火) 1/24(月)~1/29(土) 試 験 日 11/14(日) 2/9(水)~2/13(日) 11/14(日) - 1/22(土) 2/14(月)~2/16(水) 合格発表日 11/16(火) 2/18(金) 11/16(火) 1/12(水) 1/22(土) 2/18(金) *詳細は大学は7月27日(火)、高校は10月1日(金)から配付する「2011年度入試要項」をご覧ください。 ■桐朋学園大学院大学〔要項配付開始日:7/1(木)〕 出願期間:2011年1月24日(月)~1月31日(月) 試 験 日:2011年2月12日(土)~2月15日(火) 合格発表日:2011年2月15日(火) ■桐朋オーケストラ・アカデミー 〔要項配付開始日:7/1(木)〕 *詳細は「2011年度入試要項」をご覧ください。大学卒業生186名のうち、研究生進学が64名、留学11名、 大学院進学11名(桐朋学園大学院大学を含む)、オーケスト ラ・アカデミー進学18名など、引き続き研鑽を積む選択をし た学生が半数以上で、他は高校講師や楽器店での楽器指導者 など教育職に就職。大学院大学生の修了後の進路は、引き続 き研鑽を積みながら演奏家または教育者としての将来を模索 している。 学 校 名 等 人数 桐朋・仙川 研究生 64 カレッジ・ディプロマ生 7 科目等履修生「指揮」 1 科目等履修生「一般」 6 桐朋・富山 大学院大学生 2 オーケストラ・アカデミー生 18 他大学院 国立大学院生 6 私立大学院生 3 その他国内 3 海外留学 11 121