(証券取引法第24条第1項に基づく報告書)
事業年度
(第78期)
自 平成15年4月1日
至 平成16年3月31日
高砂香料工業株式会社
(269007)
第78期(自平成15年4月1日 至平成16年3月31日)
有 価 証 券 報 告 書
1 本書は証券取引法第24条第1項に基づく有価証券報告書を、同法第27条 の30の2に規定する開示用電子情報処理組織(EDINET)を使用して、平成16 年6月29日に提出したデータに目次及び頁を付して出力・印刷したもので あります。 2 本書には、上記の方法により提出した有価証券報告書の添付書類は含ま れておりませんが、監査報告書は末尾に綴じ込んでおります。目 次
頁 第78期 有価証券報告書 【表紙】 ………1 第一部 【企業情報】………2 第1 【企業の概況】………2 1 【主要な経営指標等の推移】………2 2 【沿革】………4 3 【事業の内容】………5 4 【関係会社の状況】………7 5 【従業員の状況】………9 第2 【事業の状況】………10 1 【業績等の概要】………10 2 【生産、受注及び販売の状況】………12 3 【対処すべき課題】………13 4 【事業等のリスク】………15 5 【経営上の重要な契約等】………15 6 【研究開発活動】………16 7 【財政状態及び経営成績の分析】………18 第3 【設備の状況】………21 1 【設備投資等の概要】………21 2 【主要な設備の状況】………22 3 【設備の新設、除却等の計画】………24 第4 【提出会社の状況】………25 1 【株式等の状況】………25 2 【自己株式の取得等の状況】………28 3 【配当政策】………29 4 【株価の推移】………29 5 【役員の状況】………30 6 【コーポレート・ガバナンスの状況】………32 第5 【経理の状況】………33 1 【連結財務諸表等】………34 2 【財務諸表等】………60 第6 【提出会社の株式事務の概要】………84 第7 【提出会社の参考情報】………85 第二部 【提出会社の保証会社等の情報】………86 監査報告書 平成15年3月連結会計年度 ………87 平成16年3月連結会計年度 ………89 平成15年3月会計年度 ………91 平成16年3月会計年度 ………93【表紙】
【提出書類】 有価証券報告書 【根拠条文】 証券取引法第24条第1項 【提出先】 関東財務局長 【提出日】 平成16年6月29日 【事業年度】 第78期(自 平成15年4月1日 至 平成16年3月31日) 【会社名】 高砂香料工業株式会社 【英訳名】 TAKASAGO INTERNATIONAL CORPORATION【代表者の役職氏名】 取締役社長 武 弘 樹 【本店の所在の場所】 東京都大田区蒲田5丁目37番1号 【電話番号】 東京(03)5744―0516 【事務連絡者氏名】 経理部長 井垣 理太郎 【最寄りの連絡場所】 東京都大田区蒲田5丁目37番1号 【電話番号】 東京(03)5744―0516 【事務連絡者氏名】 経理部長 井垣 理太郎 【縦覧に供する場所】 大阪支店 (大阪市北区堂島浜1丁目4番19号日土地堂島ビル7階) 名古屋支店 (名古屋市中区錦1丁目10番27号カネヨビル3階) 福岡支店 (福岡市博多区博多駅東1丁目18番25号第5博多偕成ビル10 階) 株式会社東京証券取引所 (東京都中央区日本橋兜町2番1号)
第一部 【企業情報】
第1 【企業の概況】
1 【主要な経営指標等の推移】
(1) 連結経営指標等 回次 第74期 第75期 第76期 第77期 第78期 決算年月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 平成15年3月 平成16年3月 売上高 (百万円) 96,634 101,013 103,699 100,837 96,161 経常利益 (百万円) 4,526 4,858 4,850 3,556 3,325 当期純利益 又は当期純損失(△) (百万円) △1,553 1,908 1,380 1,842 1,807 純資産額 (百万円) 32,536 35,783 37,276 36,512 38,842 総資産額 (百万円) 113,341 115,830 116,118 107,010 109,063 1株当たり純資産額 (円) 322.91 355.13 370.01 362.89 385.68 1株当たり当期純利益 又は当期純損失(△) (円) △15.42 18.94 13.70 18.21 17.42 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― 16.98 12.35 16.35 16.46 自己資本比率 (%) 28.7 30.9 32.1 34.1 35.6 自己資本利益率 (%) △4.6 5.6 3.8 5.0 4.8 株価収益率 (倍) ― 24.55 36.50 18.56 26.64 営業活動による キャッシュ・フロー (百万円) 4,587 11,500 4,093 5,872 8,143 投資活動による キャッシュ・フロー (百万円) △6,992 △3,275 △3,747 △4,862 △5,682 財務活動による キャッシュ・フロー (百万円) 411 △7,367 △1,144 △3,956 △1,784 現金及び現金同等物 の期末残高 (百万円) 8,382 9,503 8,949 5,859 6,131 従業員数 (人) 2,241 2,252 2,383 2,397 2,285 (注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。 2 第74期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益及び株価収益率については、当期純損失が計上されているため、記載 しておりません。 3 第75期以降の「(1) 連結経営指標等」は、連結財務諸表に合わせて「その他有価証券評価差額金」及び「為替換算調 整勘定」が資本の部に計上されております。 4 第77期より、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の算定について は「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当たり当期純利益に関する会計基 準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。(2) 提出会社の経営指標等 回次 第74期 第75期 第76期 第77期 第78期 決算年月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 平成15年3月 平成16年3月 売上高 (百万円) 61,069 61,177 59,616 57,531 54,994 経常利益 (百万円) 4,410 5,551 5,881 3,983 2,818 当期純利益 又は当期純損失(△) (百万円) △646 2,408 2,335 △2,410 989 資本金 (百万円) 9,248 9,248 9,248 9,248 9,248 発行済株式総数 (株) 100,761,988 100,761,988 100,761,988 100,761,988 100,761,988 純資産額 (百万円) 32,249 39,107 39,265 35,200 37,539 総資産額 (百万円) 93,148 98,044 95,243 87,022 88,629 1株当たり純資産額 (円) 320.06 388.12 389.75 349.74 373.06 1株当たり配当額 (うち1株当たり 中間配当額) (円) 8.50 (3.75) 8.00 (4.00) 8.00 (4.00) 8.00 (4.00) 8.00 (4.00) 1株当たり当期純利益 又は当期純損失(△) (円) △6.41 23.90 23.18 △23.94 9.35 潜在株式調整後 1株当たり当期純利益 (円) ― 21.35 20.71 ― 8.93 自己資本比率 (%) 34.6 39.9 41.2 40.4 42.4 自己資本利益率 (%) △2.0 6.8 6.0 △6.5 2.7 株価収益率 (倍) ― 19.46 21.57 ― 49.63 配当性向 (%) ― 33.5 34.5 ― 85.6 従業員数 (人) 899 912 927 925 940 (注) 1 売上高には、消費税等は含まれておりません。 2 第74期「1株当たり配当額」には創業80周年記念配当が1円含まれております。 3 第74期及び第77期の潜在株式調整後1株当たり当期純利益、株価収益率並びに配当性向については、当 期純損失が計上されているため、記載しておりません。 4 第75期以降の「(2) 提出会社の経営指標等」は、財務諸表に合わせて「その他有価証券評価差額金」が 資本の部に計上されております。 5 第76期より自己株式を資本に対する控除項目としており、また、1株当たりの各数値(配当額は除 く。)の計算については発行済株式数から自己株式数を控除して算出しております。 6 第77期より、1株当たり純資産額、1株当たり当期純利益及び潜在株式調整後1株当たり当期純利益の 算定については、「1株当たり当期純利益に関する会計基準」(企業会計基準第2号)及び「1株当た り当期純利益に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第4号)を適用しております。
2 【沿革】
大正9年2月 高砂香料株式会社設立、香料製造販売開始。 東京市麹町区有楽町に本社を置く。 大正9年7月 東京府荏原郡蒲田村に本社を移転。 昭和2年7月 大阪市南区に大阪出張所開設。(昭和11年1月 大阪支店に改称) 昭和14年7月 社名を高砂化学工業株式会社と改称。 昭和22年3月 神奈川県平塚市に平塚工場竣工。 昭和23年8月 販売会社として高砂香料株式会社を設立。 昭和26年2月 高砂香料株式会社と高砂化学工業株式会社が合併し、高砂香料工業株式会社に商号 変更。本社を東京都中央区西八丁堀2―18とする。 昭和31年11月 福岡市上西町に福岡出張所開設。(昭和50年6月 福岡支店に改称) 昭和32年4月 名古屋市中区に名古屋出張所開設。(昭和35年6月 名古屋支店に改称) 昭和37年4月 東京都中央区西八丁堀1―2に本社を移転。 昭和38年1月 東京証券取引所市場第二部に上場。 昭和43年4月 米国、ニューヨークに現地法人Takasago USA,Inc.を設立。(昭和54年10月 ニュー ジャージー州に移転) 昭和43年11月 静岡県磐田郡豊田村に磐田工場竣工。 昭和44年8月 東京証券取引所市場第一部に昇格。昭和50年5月 シンガポールに現地法人Takasago Far East Co Pte Ltd(現、連結子会社)設立。(昭 和63年7月 Takasago International(Singapore)Pte Ltdに社名変更)
昭和52年1月 高栄産業株式会社(現、連結子会社)を神奈川県平塚市西八幡に設立。
昭和53年10月 フランス・パリに現地法人Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L. (現、 連結子会社)を設立。
昭和55年3月 茨城県鹿島郡波崎町に鹿島工場竣工。 昭和55年12月 東京都港区高輪3―19―22に本社を移転。
昭和58年5月 米国、ニュージャージー州にTakasago Corporation USAを設立。
昭和60年9月 高砂フードプロダクツ株式会社(現、連結子会社)を静岡県磐田郡浅羽町に設立。 昭和61年11月
昭和62年10月
有限会社高砂インターナショナルコーポレーション(現、連結子会社)を東京都港区 高輪に設立。(平成4年9月株式会社化。平成10年11月 東京都大田区蒲田に移転) Takasago USA,Inc.とTakasago Corporation USAが合併し、Takasago International Corporation(U.S.A.)(現、連結子会社)に社名変更。
昭和63年11月 平成4年1月
スペイン、Aceites Esenciales Y Derivados,S.A.(現、連結子会社)株式の30%を取 得(平成10年12月株式100%を取得) ドイツ、トロイスドルフに現地法人Takasago Europe G.m.b.H.(現、連結子会社)を 設立。(平成11年4月ツルピヒにフレーバー工場竣工、本社をツルピヒに移転) 平成5年6月 神奈川県平塚市の平塚工場敷地内に新総合研究所を竣工。 平成7年11月 中国の上海日用化学工業開発公司(現、上海家化(集団)有限公司)との合弁会社上 海高砂鑑臣香料有限公司(現、連結子会社)の出資比率を60%に引き上げ子会社と する。 平成9年1月 磐田工場がISO―9001認証取得。(平成14年2月 ISO―9001:2000年度版へ改訂) 平成9年6月 高砂珈琲株式会社(現、連結子会社)は高砂コスモコーヒー株式会社を吸収合併す る。(平成10年11月 東京都大田区蒲田に本社を移転) 平成10年4月 平塚工場がISO―9002認証取得。(平成13年11月 ISO―9001:2000年度版へ改訂) 平成10年9月 鹿島工場がISO―9002認証取得。(平成15年10月 ISO―9001:2000年度版へ改訂) 平成10年11月 東京都大田区蒲田5―37―1に本社を移転。
平成11年9月 Aceites Esencialea Y Derivados,S.A.がISO―9001:2000年度版認証取得。 平成12年1月 磐田工場がISO―14001認証取得。
平成12年4月 平塚工場がISO―14001認証取得。 平成13年3月 鹿島工場がISO―9000―HACCP認証取得。
平成14年1月 Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.がISO―9001:2000年度版認証取 得。
平成14年3月 鹿島工場がISO―14001認証取得。
平成14年12月 高砂珈琲株式会社がISO―9001:2000年度版認証取得。 平成15年1月 高砂フードプロダクツ株式会社がISO―14001認証取得。
平成15年2月 Takasago International(Singapore)Pte LtdがISO―9001:2000年度版認証取得。 平成15年10月 ISO―9001:2000年度版全社統合で認証取得。
3 【事業の内容】
当社グループは、当社、子会社31社及び関連会社3社で構成され、フレーバー、フレグランス、ア ロマケミカル、ファインケミカルの製造・販売を主な内容として、さらに各事業に関連する研究、植 物の栽培及び不動産賃貸をはじめ、その他のサービス等の活動を展開しております。 なお、当社グループの主な会社の事業内容及び品目、当社と関係会社等の当該事業に係る位置付け 並びに事業の種類別セグメントとの関連は、次のとおりであります。 事業内容及び品目 主な会社 香料事業 フレーバーの製造・ 販売(輸出入を含む) 清涼飲料、アイスクリーム な ど の 冷 菓 、 キ ャ ン デ ィ ー、ガム、菓子、調理加工 食品(冷凍食品、スープ、 調味料)、タバコなどに使 用されるフレーバー、天然 香料、その他加工用食品素 材(コーヒーエキス、果汁 等)、その他の食品添加物 及び関連商品 フレグランス の製造・販売 (輸出入を含む) 香水、オーデコロン、化粧 品などのフレグランス及び 石鹸、洗剤、シャンプー、 芳香剤、トイレタリー、ハ ウスホールドなどに使用さ れる香料及び関連商品 アロマケミカルの 製造・販売 (輸出入を含む) メントール、ムスクなどの 合成香料 ファインケミカルの 製造・販売 (輸出入を含む) 医農薬中間体、写真工業薬 品を含む有機電子材料など の精密化学品 当社、Takasago International Corporation(U.S.A.)、
Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L. 、 Takasago International (Singapore)Pte Ltd、
Takasago Europe G.m.b.H.、
Aceites Esenciales Y Derivados, S.A.、 上海高砂鑑臣香料有限公司、 株式会社高砂ケミカル、高砂スパイス株式会社、 株式会社高砂インターナショナルコーポレーション、 高砂珈琲株式会社、高砂フードプロダクツ株式会社、 高栄産業株式会社、南海果工株式会社、 その他海外18社、国内1社 (会社数33社) その他 不動産賃貸、 他サービス業 ― 当社、その他国内2社 (会社数3社)
事業の系統図は次のとおりであります。
(注) 会社名は書面の都合上、略称にて記載しております。
Takasago International Corporation (U.S.A.)…………TIC(USA) Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.………TEPL Takasago Europe G.m.b.H. ………TEG Aceites Esenciales Y Derivados,S.A.………ACEDESA Takasago International (Singapore)Pte Ltd………TIS 上海高砂鑑臣香料有限公司 ………STU
4 【関係会社の状況】
関係内容 役員の兼任等 名称 住所 資本金又 は出資金 (百万円) 主要な事 業の内容 議決権 の所有 割合 (%) 当社 役員 (人) 当社 従業員 (人) 営業上の取引 設備の 賃貸 (連結子会社) Takasago International Corporation (U.S.A.) (注)3 New Jersey, U.S.A. USD 千 127,800 香料事業 100.00 3 2 当社製品の販 売及び原料・ 商品の購入、 委託研究等 なし Takasago Europe PerfumeryLaboratory S.A.R.L. (注)3 Paris, France
EUR 千 22,098 香料事業 100.00 ― 1 当社製品の販 売及び原料・ 商品の購入 なし Takasago International
(Singapore) Pte Ltd (注)3 Singapore
SGD 千 14,000 香料事業 100.00 1 1 当社製品の販 売及び原料・ 商品の購入 なし 高砂スパイス㈱ 東京都大田区 73 香料事業 99.52 1 2 当社製品の製 造 委 託 、 製 品・商品の販 売及び原料・ 商品の購入 事務所及び 事務機械の 賃貸 高砂フードプロダクツ㈱ 静岡県磐田郡 浅羽町 300 香料事業 100.00 1 3 当社製品の製 造委託他 工場設備及 び工場用地 の賃貸 ㈱高砂インターナショナル コーポレーション 東京都大田区 20 香料事業 100.00 1 3 ロイヤリティ の受領他 事務所及び 事務機械の 賃貸 ㈱高砂ケミカル 東京都大田区 200 香料事業 100.00 1 1 当社製品の製 造 委 託 、 製 品・商品の販 売及び原料・ 商品の購入 在庫用地の 賃借及び事 務所、事務 機械の賃貸 高栄産業㈱ 神奈川県平塚市 80 香料事業 100.00 1 4 当社製品の倉 庫・配送・洗 瓶・包装業務 の委託他 配送センタ ー用地の賃 借・配送セ ンター設備 及び事務所 の事務機械 の賃貸 高砂珈琲㈱ (注)3 東京都大田区 290 香料事業 91.38 1 5 当社製品の製 造 委 託 、 原 料・商品の購 入 事務所及び 工場用地・ 設備の賃貸 ㈱高砂アロマス 東京都大田区 60 香料事業 100.00 1 3 当社製品の販 売及び商品の 購入 工場の賃貸 Takasago de Mexico S.A.de C.V. Mexico City, Mexico MXN 千9,322 香料事業 (100.00)100.00 ― 1 当社製品の販売 なし Societe Civile d'
etudes et de Recherches Takasago
Paris, France EUR 千15 香料事業 (100.00)100.00 ― 1 なし なし Aceites Esenciales Y Derivados,
S.A. El Palmar, Murcia, Spain EUR 千 1,657 香料事業 100.00 ― 3 当社製品の販 売及び原料の 購入 なし Takasago Europe G.m.b.H. (注)3 Zuelpich, Germany EUR 千 37,146 香料事業 100.00 ― 2 当社製品の販 売及び原料の 購入 なし 上海高砂鑑臣香料有限公司 中華人民共和国 CNY 千 香料事業 60.00 1 3 当社製品の販 売及び原料の なし
関係内容 役員の兼任等 名称 住所 資本金又 は出資金 (百万円) 主要な事 業の内容 議決権 の所有 割合 (%) 当社 役員 (人) 当社 従業員 (人) 営業上の取引 設備の 賃貸 P. T. Takasago Indonesia Purwokerto,
Indonesia IDR 千 888,080 香料事業 97.06 ― 5 天然精油の購 入 なし Takasago Import-Export Corporation (Philippines) Manila, Philippines PHP 千 1,000 香料事業 100.00 (100.00) ― 2 なし なし Takasago International (Nederland) B.V. Naarden, The Netherlands EUR 千 3,403 香料事業 100.00 (100.00) ― ― 委託研究 なし Takasago International (Espana)
S.R.L. Barcelona, Spain EUR 千 36 香料事業 100.00 (100.00) ― 2 なし なし Takasago International
(Italia)S.R.L. Milano, Italy
EUR 千
26 香料事業
100.00
(100.00) ― 1 なし なし Takasago (Schweiz) AG Zuerich,
Switzerland CHF 千 100 香料事業 100.00 (100.00) ― 1 なし なし Takasago International (Deutschland) G.m.b.H. Duesseldorf, Germany EUR 千 51 香料事業 100.00 (100.00) ― 1 なし なし Takasago (U.K.) Limited Windsor, Berks U.K. GBP 千40 香料事業 (100.00)100.00 ― 1 なし なし Takasago International
Corporation South Africa (Pty) Ltd. Midland, South Africa ZAR 千 100 香料事業 100.00 (100.00) ― 1 なし なし Takasago Import and Export
(Thailand) Ltd. Bangkok, Thailand THB 千 4,500 香料事業 90.57 (90.57) 1 1 なし なし Takasago International (India)
Pvt. Ltd. Mumbai, India INR 千 4,689 香料事業 100.00 (30.00) ― 2 当社製品の販 売 なし Takasago Fragrancias E Aromas
Ltda Sao Jose, Brazil
BRR 千 5,411 香料事業 100.00 ― 1 原料の購入 なし (持分法適用関連会社) 南海果工㈱ 和歌山県 日高郡川辺町 145 香料事業 49.95 1 2 原料の購入 なし 厦門華日食品有限公司 中華人民共和国 厦門市 CNY 千4,160 香料事業 42.00 ― 3 原料の購入 なし 厦門華茗食品有限公司 中華人民共和国 厦門市 CNY 千8,000 香料事業 20.00 ― 2 なし なし (注) 1 「主要な事業の内容」欄には、事業の種類別セグメントの名称を記載しております。 2 「議決権の所有割合」欄の(内書)は間接所有であります。 3 特定子会社であります。 4 有価証券届出書又は有価証券報告書を提出している会社はありません。
5 Takasago International Corporation (U.S.A.)、㈱高砂インターナショナルコーポレーションについ ては、売上高(連結相互間の内部売上高を除く)の連結売上高に占める割合が10%を超えております。 主要な損益情報等
Takasago International Corporation (U.S.A.)
① 売上高 12,050百万円 ② 経常損失 325百万円 ③ 当期純損失 326百万円 ④ 純資産額 5,330百万円 ⑤ 総資産額 9,931百万円 ㈱高砂インターナショナルコーポレーション ① 売上高 15,264百万円 ② 経常利益 149百万円 ③ 当期純利益 87百万円 ④ 純資産額 488百万円 ⑤ 総資産額 6,790百万円
5 【従業員の状況】 (1) 連結会社の状況 平成16年3月31日現在 事業の種類別セグメントの名称 従業員数(人) 香料事業 2,285 その他 ― 合計 2,285 (注) 従業員数は就業人員であります。 (2) 提出会社の状況 平成16年3月31日現在 従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円) 940 40.7 16.9 8,019,451 (注) 1 従業員数は就業人員であります。 2 平均年間給与は、賞与及び基準外賃金を含んでおります。 (3) 労働組合の状況 提出会社の従業員が組織する労働組合の状況 1 名称 高砂香料工業労働組合 2 組合員数 617人 3 労使関係 安定しており、特記すべき事項はありません。 なお、提出会社以外に当社グループの従業員が組織する労働組合はありません。
第2 【事業の状況】
1 【業績等の概要】
(1) 業績 当連結会計年度の世界経済は、新型肺炎(SARS)の影響も軽微にとどまるとともに、中国経済に牽 引されたアジア経済と米国経済の堅調さに支えられ、全体的には緩やかながら成長軌道を辿りまし た。一方、わが国経済は後半にかけて企業収益の改善、株式市場の持ち直しなど、明るい兆しが見 られましたものの、長期化するデフレ経済のもと、雇用や所得に対する不安から個人消費に力強さ が見られない状況で推移しました。 香料業界におきましては、冷夏の影響で清涼飲料等食品フレーバーの販売不振、長期化するデフ レ経済による価格競争等、業界を取り巻く市場環境は依然厳しい状況が続いております。 こうした状況の中、当社グループは世界24ヶ国35社の研究・生産・販売の拠点を活用し、また、 中期経営計画「プログラムG2」の施策に基づき拠点の再編も行い、より堅固な連結経営を目指し 活動してまいりました。 当期の連結売上高は、海外子会社売上は全体的に順調に推移しましたものの、円高の影響により 円ベースでは微減にとどまり、当社及び国内子会社の売上は冷夏の影響もあって飲料用フレーバー が低調に推移しましたことから、96,161百万円(前連結会計年度比4.6%減)となりました。 利益面では、海外事業は順調に収益を改善し黒字化を果たしましたが、当社及び国内子会社の香 料事業の販売量の減少及び市場競争の激化に伴う販売価格の下落が響き、連結営業利益は3,783百万 円(前連結会計年度比10.5%減)、連結経常利益は3,325百万円(前連結会計年度比6.5%減)、連結当 期純利益は1,807百万円(前連結会計年度比1.9%減)となりました。 事業の種類別セグメントでみますと、香料事業は上記理由により、連結売上高が94,542百万円(前 連結会計年度比4.6%減)、連結営業利益が2,330百万円(前連結会計年度比15.3%減)となりました。 その他事業は不動産賃貸料を主体とし、連結売上高は1,618百万円(前連結会計年度比4.1%減)、連 結営業利益は1,452百万円(前連結会計年度比1.4%減)となりました。 一方、所在地別のセグメントでみますと、日本は冷夏の影響等によりフレーバー部門を中心に売 上高が伸び悩み、売上高は70,127百万円(前連結会計年度比6.7%減)、営業利益は3,276百万円(前連 結会計年度比34.0%減)となりました。北米は、売上高は11,222百万円(前連結会計年度比8.9%減) でありましたが、米国子会社の不採算工場の閉鎖等によって、営業損失は前連結会計年度に比べ978 百万円減の297百万円となりました。欧州はフランスとドイツの子会社が順調に推移し、売上高は 10,631百万円(前連結会計年度比12.9%増)、営業利益は216百万円(前連結会計年度比52.6%増)とな りました。アジアは、研究・生産体制を増強したことに加え、シンガポールと中国の子会社が順調 に推移いたしまして、売上高は4,180百万円(前連結会計年度比6.9%増)、営業利益は534百万円(前 連結会計年度比13.3%増)となりました。(2) キャッシュ・フロー 当連結会計年度における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、税金等調整前当期 純利益が前連結会計年度比3,138百万円増の3,155百万円であったことに加え、当社売上債権の流 動化を進めたこと等により、前連結会計年度末に比べ485百万円増加し(前連結会計年度は3,090 百万円の減少)、当連結会計年度末には6,131百万円となりました。 (営業活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における営業活動による資金の増加は8,143百万円(前連結会計年度比38.7%増) となりました。これは主に、税金等調整前当期純利益が前連結会計年度比3,138百万円増の3,155 百万円であったことに加え、当社売上債権の流動化によって売上債権の減少額が2,654百万円(前 連結会計年度比53.2%増)となったことによるものであります。 (投資活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における投資活動による資金の減少は5,682百万円(前連結会計年度比16.9%増) となりました。これは主に、当社鹿島第2工場の新設等により有形固定資産の取得による支出が 5,342百万円(前連結会計年度比12.3%増)となったことによるものであります。 (財務活動によるキャッシュ・フロー) 当連結会計年度における財務活動による資金の減少は1,784百万円(前連結会計年度比54.9%減) となりました。これは主に、転換社債の償還による支出が10,706百万円となりました一方、短期 借入金純増額が5,361百万円(前連結会計年度は957百万円の純減)、長期借入れによる収入が7,445 百万円(前連結会計年度は1,143百万円)であったことによるものであります。
2 【生産、受注及び販売の状況】
(1) 生産実績 当連結会計年度における生産実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま す。 事業の種類別セグメント 生産高(百万円) 前年同期比(%) 香料事業 71,363 101.2 合計 71,363 101.2 (注) 1 金額は、販売価格によっており、セグメント間の内部振替前の数値によっております。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。 (2) 受注実績 受注生産を行わず、全て見込生産によっております。 (3) 販売実績 当連結会計年度における販売実績を事業の種類別セグメントごとに示すと、次のとおりでありま す。 事業の種類別セグメント 販売高(百万円) 前年同期比(%) 香料事業 94,542 95.4 その他 1,618 95.9 合計 96,161 95.4 (注) 1 セグメント間の取引については相殺消去しております。 2 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。3 【対処すべき課題】
当社は、2005年2月に創業85周年を迎えます。この間、国内業務推進に加え、グローバル化を進 めてまいりました結果、世界24カ国に拠点を有する売上高世界第6位の香料会社に成長することが できました。しかしながら、競争が激化しているグローバル香料市場でトップを競う企業となるた めには、当社グループの基盤とも言うべき国内業務の一層の強化を図ることは勿論でありますが、 海外業務の業容拡充は必須の課題であります。 こうした課題に対処するため、当社グループでは、 (1)2005年度を目処に、連結営業利益85億円を確保する。 (2)21世紀の国際市場に適応できる堅固なグローバル経営システムを確立する。を目標に、当期より開始の3ヵ年中期経営計画『プログラムG2 (Global & Group)』を昨年策定し、 「プログラムG2」の最終年度には売上高営業利益率7.2%、株主資本利益率(ROE)10.0%並びに有 利子負債比率(D/Eレシオ)0.8という3つのグループ財務指標目標の達成を目指し、下記の如き諸施 策を実行中です。
(1)海外事業の収益力の強化 ①不採算拠点の見直し
不採算拠点の見直しは順調に進んでおり、米国子会社Takasago International Corporation USA は市況の大幅な悪化のため不採算となっていたアロマケミカル製造のシカゴ工場を当期閉鎖し、同 工場製品の製造を日本国内(当社工場、子会社工場)及び海外(スペイン子会社、中国での委託生 産)に移管いたしました。この結果、米国子会社の業績は、2004年度の黒字化に向けて順調に推移 しております。また、ドイツにおいてフレーバーの製造・販売を行っているTakasago Europe G.m.b.H.につきましても、グループ会社からの支援強化による販売増強並びに経営効率化が功を奏 し、予定より1年早く、当期に黒字化を達成しております。 この結果、当社グループの主要海外拠点での赤字がなくなり、海外業務全体としても、黒字化を 果たし、今後とも一層の収益拡大が充分見込める状況です。 ②グローバル経営資源の有効活用 当社グループのグローバル事業を競合各社に伍して強力に展開するためには、当社グループが有 するグローバル経営資源をグループ内で有効に活用することが必要と考えております。このためフ レ ーバ ー、 フレ グラ ンス 、ケ ミカ ルの 各事 業部 門に 内外 の拠 点を 横断 的に カバ ーす る Global Strategy & Planning Committeeを設けて、研究、製品、市場動向等の情報の共有化、共同研究開発、 共同マーケティングの実施等を強力に推進しており、海外業務の収益性改善に大きく貢献してきて います。今後とも、当社グループのグローバル展開のキー施策として注力してまいります。 ③アジア地域業務の重点的推進
(2)国内事業の一層の推進 国内事業は、ここ2年ほど天候の影響もあり売上・収益とも低迷しておりますが、何といっても 当社グループの基盤であります国内事業の業績回復なしではグループ全体の業績発展も望めません。 国内事業の中でも、当社の中心的分野でありますフレーバー事業につきましては、高香気コーヒ ーエキス、果汁濃縮エキス等の新素材開発・販売を強力に推進し、また、鹿島第2工場の新設、素 材開発センターの設置等の投資、人材の投入等、資源の重点的配分により一層の発展を図ります。 また、フレグランス、ケミカルの分野でも、当社グループ事業の礎であります研究開発に引き続 き注力し、不斉医薬品の新川下中間体、多機能冷温感剤等新素材の開発、販売の強化並びに調合香 料の原料統一化、処方の標準化、製造工程改良等のコスト削減により、グループ収益への貢献を図 ります。 (3)グローバル経営を目指した基盤整備 堅固なグローバル経営システムの確立を目指して、当社グループでは財務体質の強化を図るため に、収益力の強化、自己資本の充実並びに有利子負債の圧縮をテーマに掲げております。 また、当社グループではコーポレート・ガバナンスの充実を経営の最重要課題と認識しており、 この観点からコンプライアンス体制の強化を図ってまいります。当社グループは、消費者の生活に 直接関連した商品の素材を提供している立場から、徹底した品質管理を図ることが重要と考え、内 外主要子会社でのISO9001認証の取得をはじめ、2003年10月には当社の国内事業所を統合した ISO9001:2000認証を取得するなど、品質管理面への注力を心がけております。 さらには、当社グループは人的資源の育成並びに意識改革が必須と考え、グローバルスケールで の人材の育成に注力すると共に、組織および人材の活性化を図ってまいります。
4 【事業等のリスク】
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資家の判断に重要な 影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。 (1)天候不順によるリスク 天候不順、特に夏場の天候不順が、当社の主力商品である飲料用フレーバー等の販売に影響を及ぼ す可能性があります。 (2)為替レートの変動によるリスク 当社グループは研究・製造・販売をグローバルに展開しており、海外連結子会社を8社所有してお りますが、連結に際して、為替レートの変動によって円換算後の連結財務諸表が影響を受ける可能性 があります。 (3)海外進出によるリスク 当社グループはグローバルに事業を展開しており、各国における予期しない法律・規制の変更や、 テロ・戦争等の政治的・経済的混乱、伝染病の蔓延等の社会的混乱などによって、現地の生産活動や 販売活動が重要な影響を受ける可能性があります。 (4)調達、販売に係るリスク 当社グループは複数の取引先から原料・商品を調達しており、販売についても多岐に及ぶ為、天災、 消費者嗜好、法的規制、その他重大な変化により調達、販売に困難が生じ、当社グループの業績が重 要な影響を受ける可能性があります。 (5)新製品の研究開発に係るリスク 当社グループは、消費者の潜在的なニーズを予想して新製品の研究開発に引き続き努力いたします が、研究開発の遅れや消費者のニーズの予期せぬ変化等によって、所期の研究開発投資効果が十分に 得られない可能性があります。5 【経営上の重要な契約等】
不動産の有効活用のため当社所有の東京都大田区蒲田の土地の再開発に関して、当社所有地を日本 生命保険相互会社へ賃貸し、同社と協力して共同ビルを建設する旨の「基本協定書」を平成2年12月 26日に締結し、その後平成5年7月30日に「土地賃貸借契約」を締結しております。 また、当社は、運転資金の効率的な調達を行うため、取引銀行8行と特定融資枠契約を締結してお6 【研究開発活動】
当社グループは、当期よりスタートした中期経営計画「プログラムG2」に則り堅固なグローバ ル体制を構築する努力を続けるとともに、グローバルなマーケットを視野において各国の市場特性 に合ったビジネス展開を図るために、各事業部門におけるGSPC(Global Strategy & Planning Committee)の戦略に基づいて計画されたR&D Interface Committeeの方針による研究開発や、部門 間の共同作業によるプロジェクト化・集中化を推進し、差別化技術の強化を図るとともに研究開発 活動の効率化と企業化のスピードアップに力を注いでまいりました。 対外活動といたしましては、当社社外取締役である理化学研究所理事長の野依名古屋大学特任教 授がノーベル化学賞を受賞されたことを記念いたしまして、2002年度より高砂香料国際賞「野依 賞」を設けておりますが、南パリ大学(フランス)のアンリ B. カガン教授に続いて、第2回の受 賞者をコロンビア大学のギルバート・ストーク教授に決定し、2004年2月18日に開催された第67回 有機合成化学協会通常総会で平岡会長より賞状や盾、賞金が授与されました。また、当社が創立80 周年を迎えた2000年より、フレーバー、フレグランス、ファインケミカルの各分野において高砂シ ンポジウムを開催しておりますが、前期のフレーバー分野のシンポジウムに引き続き、当期は「香 りと感覚」をテーマとしたフレグランス分野のシンポジウムを昨年11月19日に開催いたしました。 (1)フレーバー部門 当部門は、飲料用フレーバーや加熱フレーバー、乳製品フレーバーの開発をはじめ、シトラスフレ ーバーの安定化技術の開発等、各種のフレーバーや食品素材の開発を行ってまいりました。加工食品 の市場競争は激しく、生活様式の多様化に伴って市場ニーズも多様化してきております。これに対応 すべく、調理食品用フレーバーの開発や、粉末フレーバー・乳化フレーバー製造の形態化技術の研究 開発に注力するとともに、発酵法による新規天然フレーバー素材の開発や食品中より見出した新しい 香料安定化物質の活用等、基礎技術の拡充を図ってまいりました。また、薄膜濃縮装置を用いたフレ ッシュフレーバーの開発や超臨界抽出技術の応用等、新規の抽出・分離・濃縮・精製技術の導入によ るフレーバーの多様化を推進してまいりました。さらに、食品や香料の安全性に対する顧客・消費者 の関心の高まりに対応するため、当社の分析センターは、2004年3月23日に財団法人日本適合性認定 協会より、製品や原材料の検査・分析に関わる試験所として国際規格「ISO/IEC 17025」の認定を受け ました。 (2)フレグランス部門 当部門は、選択と集中をスローガンに、化粧品香料をはじめ室内芳香剤、浴剤・シャンプー・洗剤 用香料等の創香研究に注力するとともに、香料を科学的側面から追求し、基材に対して安定的な香料 や悪臭対策香料の開発をはじめ、保湿機能や抗菌活性、美白効果を持つ素材、冷温感剤等、化粧品関 連機能性素材の開発も進めてまいりました。また、分析データをデータベース化するPAFシステムの導 入によって、顧客対応の迅速化、データの共有化と標準化、グローバル対応等を推進し、さらには、 日亜米欧に拠点を持つフレグランス研究部門の協力によるミッションチームによって、集中的アプロ ーチや共同創香、共同評価方法の導入を行い、グローバル化を進める得意先への対応を強化しました。
(3)アロマケミカル部門 当部門は、香料用新規素材の開発を中心に研究を行っておりますが、香料の天然らしさを追求する ために、当社グループのコア技術である不斉合成反応を応用し、天然香料中に存在する不斉単品香料 を選択的に合成することによって、花の香りや果物の香りをより天然に近づけることに成功しており ます。また、酸やアルカリに対して安定的な香料化合物の開発や徐放性香料物質の開発、美白剤や冷 温感材の開発等新機能を持つ化合物の開発に注力しました。さらに、触媒反応や酵素反応を有効に活 用したメントールをはじめとするテルペン化合物の新規合成法の確立を目指した研究を行ってまいり ました。 (4)ファインケミカル部門 当部門は、不斉合成反応を中心とした光学活性医農薬中間体や生理活性物質等の開発に注力してま いりました。また、これまで蓄積してまいりました自社技術を活用し、有機光導電性化合物やエレク トロルミネッセンス(EL)用化合物、フォトレジスト用化合物等、新規機能性材料の開発を行ってま いりました。また、新規不斉合成反応を開発する上で欠かせない新規不斉合成用触媒の探索研究を引 き続き行うとともに、医薬品の製造及び品質管理に関する基準に合うcGMP体制の拡充と、医薬品 や医薬品中間体の製造に欠くことのできないGMP設備の強化を図ってまいりました。 当社グループの研究開発活動は神奈川県平塚市の総合研究所247名のスタッフを中核に、北米、欧州、 アジア各地の海外研究所240余名のスタッフとの連携で行ってまいりました。 なお、当社グループの研究開発費の総額は7,278百万円であります。
7 【財政状態及び経営成績の分析】
(1) 経営成績 当連結会計年度の当社グループの業績は以下のとおりとなりました。 売上高 96,161百万円 前連結会計年度比4,675百万円(4.6%)減 営業利益 3,783百万円 同上 445百万円(10.5%)減 経常利益 3,325百万円 同上 230百万円(6.5%)減 当期純利益 1,807百万円 同上 35百万円(1.9%)減 売上高については、海外では、シンガポール、ドイツの子会社を中心に、総じて順調に推移いた しましたものの、円高の影響で円ベースでは微増にとどまったことに加え、当社及び国内子会社は、 冷夏の影響もあって飲料用フレーバーが低調に推移しましたため、前連結会計年度比4,675百万円 (4.6%)減の96,161百万円となりました。 営業利益については、海外では、米国のシカゴ工場の閉鎖による米国子会社の業績の回復等で、 収益が大幅に改善して黒字化を果たしましたが、当社及び国内子会社の香料事業において、販売量 の減少及び市場競争の激化に伴う販売価格の下落が響き、前連結会計年度比445百万円(10.5%)減の 3,783百万円となりました。 経常利益については、借入金の平均利率の低下により支払利息が前連結会計年度に比べ減少した こと等によって、営業外費用が前連結会計年度比266百万円(21.6%)減少したものの、営業利益段階 での減益幅を吸収できず、前連結会計年度比230百万円(6.5%)減の3,325百万円となりました。 当期純利益については、特別損失は183百万円と前連結会計年度(3,565百万円)に比べ大幅に減少 したものの、税金費用が1,306百万円と前連結会計年度に比べ3,189百万円増加したこと等により、 前連結会計年度に比べ35百万円(1.9%)減の1,807百万円となりました。(2) 財政状態 平成12年3月 (百万円) 平成13月3月 (百万円) 平成14年3月 (百万円) 平成15年3月 (百万円) 平成16年3月 (百万円) 流動資産合計 58,481 59,488 59,860 56,069 53,928 固定資産合計 50,026 56,341 56,257 50,940 55,135 資産合計 113,341 115,830 116,118 107,010 109,063 流動負債合計 44,044 40,044 41,504 47,622 43,530 固定負債合計 36,063 39,260 36,498 22,218 26,066 自己資本合計 32,536 35,783 37,276 36,512 38,842 負債、少数株主持分及び資本合計 113,341 115,830 116,118 107,010 109,063 流動資産については、当社における売掛債権流動化等により、前連結会計年度比2,141百万円 (3.8%)減の53,928百万円となりました。 固定資産については、当社における鹿島第2工場の新設及び磐田工場ファインケミカル製造設備 の増設並びに株式の時価評価による評価差額の増加により、前連結会計年度比4,195百万円(8.2%) 増の55,135百万円となりました。 流動負債については、当社における転換社債の満期償還等により、前連結会計年度比4,091百万円 (8.6%)減の43,530百万円となりました。 固定負債については、当社における転換社債の満期償還等に関連して、長期借入金が増加したこ と等により、前連結会計年度比3,848百万円(17.3%)増の26,066百万円となりました。 自己資本については、株式市場の回復で、当社におけるその他有価証券評価差額金が増加したこ とにより、前連結会計年度比2,329百万円(6.4%)増の38,842百万円となりました。当連結会計年度 の自己資本比率は35.6%(前連結会計年度34.1%)となりました。
(3) 次期の見通し 今後のわが国経済は、企業収益の改善や株式市況の回復を背景に、長い間続いたデフレ不況を脱 却し、緩やかながらも確実に回復へ向かうものと見込まれます。しかし、年金問題や雇用不安等か ら、個人消費の上向きにはまだ予断を許さない状況が続くものと思われます。一方、世界経済は、 イラク問題でゆれる米国、域内需要停滞が予想される欧州と不安要因はありますものの、全体とし ては堅調に推移することが期待されます。 こうした状況下、当社を取り巻く環境は、販売単価の低下傾向、原料価格の高騰など、国内、海 外とも、依然厳しい状況が続くものと思われます。 中期経営計画「プログラムG2」の第2年度となります平成16年度は、海外事業は、グローバル 経営資源の有効活用をさらに推進することにより一層の収益改善が見込まれますし、また、国内事 業も、新素材開発・販売が軌道に乗り売上・収益に貢献が期待できること並びに引き続きコスト削 減に注力いたします。 なお、次期の連結業績の見通しは以下のとおりであります。 売上高 102,000百万円 当連結会計年度比6.1%増 経常利益 5,350百万円 同上 61.0%増 当期純利益 3,300百万円 同上 82.6%増 売上高につきましては主に、国内においては飲料用フレーバー販売の復調並びに高香気コーヒー エキス・果汁濃縮エキス等新素材の販売増加、海外においては米国及びドイツの子会社の伸張によ り、増収を見込んでおります。 また、経常利益並びに当期純利益につきましては、売上高の増加に加え、主に米国子会社のシカ ゴ工場閉鎖によるコスト減少効果によって、増益を見込んでおります。 なお、前提となる為替レートは、1米ドル=105円、1ユーロ=130円としております。 また、文中における将来に関する事項は当連結会計年度末現在において当社が判断したものであ ります。
第3 【設備の状況】
1 【設備投資等の概要】
当連結会計年度の設備投資については、主として香料事業に係る生産設備の増強、研究開発機能の 充実・強化等を目的として実施しております。 当社においては鹿島第2工場の新設及び鹿島工場、磐田工場の製造設備の拡充を中心に、5,222百万 円の設備投資を行いました。また、当社グループ企業においては、グループ経営の基盤の強化を図る ために、シンガポール、スペイン、フランスにある子会社で製造設備及び研究開発設備の新設・増強 等を行いました。この結果、当連結会計年度の設備投資総額は7,273百万円となりました。2 【主要な設備の状況】
(1) 提出会社 平成16年3月31日現在 帳簿価額(百万円) 事業所名 (所在地) 事業の種類別 セグメントの 名称 設備の内容 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 工具器具 備品 合計 従業 員数 (人) 本社 (東京都大田区) 香料事業 その他 会社統轄業務 193 ― ― 345 538 259 配送センター (神奈川県平塚市) 香料事業 配送業務 603 47 1,556 (7) 2 2,210 ― 総合研究所 (神奈川県平塚市) 香料事業 研究開発業務 2,747 41 ― 268 3,057 247 磐田工場 (静岡県磐田郡豊田町) 香料事業 香料生産設備 2,216 2,718 266 (58) [20] 50 5,251 156 平塚工場 (神奈川県平塚市) 香料事業 香料生産設備 1,915 445 30 (48) 69 2,461 155 鹿島工場 (茨城県鹿島郡波崎町) 香料事業 香料生産設備 3,001 2,740 1,012 (80) 73 6,826 64 ニッセイアロマスクエア (東京都大田区) その他 賃貸ビル 776 2 17 (17) 2 798 ― (2) 国内子会社 平成16年3月31日現在 帳簿価額(百万円) 会社名 事業所名 (所在地) 事業の種類 別セグメン トの名称 設備の内容 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 工具器具 備品 合計 従業 員数 (人) ㈱高砂 ケミカル 本社・工場 (東京都 大田区他) 香料事業 香料生産設備 202 221 434 (43) 9 867 60 高砂珈琲㈱ 本社・工場 (東京都 大田区他) 香料事業 香料生産設備 797 653 186 (7) [5] 77 1,714 114 高砂フード プロダクツ㈱ 本社工場 (静岡県 磐田郡浅羽町) 香料事業 香料生産設備 1,112 627 (35)352 22 2,114 86 (3) 在外子会社 平成16年3月31日現在 帳簿価額(百万円) 会社名 (所在地) 事業所名 事業の種類 別セグメン トの名称 設備の内容 建物 及び構築物 機械装置 及び運搬具 土地 (面積千㎡) 工具器具 備品 合計 従業 員数 (人) TIC USA 本社研究所 ・工場 (New Jersey他 U.S.A.) 香料事業 香料生産設備 3,536 597 616 (200) 276 5,027 287 TEG 本社工場 (Zuelpich, Germany) 香料事業 香料生産設備 1,855 420 (29)64 67 2,406 116 TEPL 本社研究所 ・工場 (Paris他 France) 香料事業 香料生産設備 828 83 (28)337 93 1,342 140 ACEDESA 本社工場 (Murcia, Spain) 香料事業 香料生産設備 376 840 (55)89 17 1,324 88 TIS 本社工場 研究所 (Singapore) 香料事業 香料生産設備 427 38 [13]― 47 512 111 (注) 1 上記の金額には消費税等は含まれておりません。 2 上記中〔外書〕は連結会社以外からの賃借設備であり、面積(千㎡)を記載しております。 3 提出会社配送センターの土地は連結子会社高栄産業㈱からの賃借によるものです。 4 提出会社配送センターの建物、機械装置、その他の資産は連結子会社高栄産業㈱に賃貸しております。5 鹿島工場には鹿島第2工場の設備が含まれております。 6 ニッセイアロマスクエアは、日本生命保険(相)と共同所有している賃貸用ビルであり、提出会社の持分 (3.2%)相当を記載しております。 7 高砂珈琲㈱磐田工場の土地のうち137百万円(5千㎡)は提出会社からの賃借によるものです。 8 高砂フードプロダクツ㈱の建物及び構築物のうちの604百万円、機械装置及び運搬具のうちの352百万円、 土地の全て、工具器具備品のうちの8百万円は提出会社からの賃借によるものです。
9 TIC USAは米国のTakasago International Corporation (U.S.A.)の略称であります。 10 TEGはドイツのTakasago Europe G.m.b.H.の略称であります。
11 TEPLはフランスのTakasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.の略称であります。 12 ACEDESAはスペインのAceites Esenciales Y Derivados, S.A.の略称であります。 13 TISはシンガポールのTakasago International (Singapore) Pte Ltdの略称であります。 14 現在休止中の主要な設備はありません。 15 上記の他の連結会社以外からの主要な賃借設備は、以下のとおりであります。 (1) 提出会社 事業所名 (所在地) 事業の種類別セ グメントの名称 設備の内容 リース期間 当期リース料 (百万円) リース契約残高 (百万円) 本社 (東京都大田区) 香料事業 電話設備他 72∼84ヶ月 12 16 総合研究所 (神奈川県平塚市) 香料事業 分析・測定装 置 60ヶ月 55 94 磐田工場 (静岡県 磐田郡豊田町) 香料事業 分析・測定装 置 60ヶ月 31 69 分析・測定装 置 60ヶ月 24 73 平塚工場 (神奈川県平塚市) 香料事業 オフィス・コ ンピューター 48∼60ヶ月 7 25 分析・測定装 置 60ヶ月 7 18 鹿島工場 (茨城県 鹿島郡波崎町) 香料事業 機械装置 72ヶ月 3 128 (2) 国内子会社 会社名 事業所名 (所在地) 事業の種類 別セグメン トの名称 設備の内容 リース期間 当期リース料 (百万円) リース契約残高(百万円) 高砂フード プロダクツ ㈱ 本社 (静岡県 磐田郡 浅羽町) 香料事業 大型機械装置 84∼96ヶ月 13 34 分析・測定装 置 36∼60ヶ月 13 44 ㈱高砂ケミ カル 本 社 ( 東 京 都 大 田 区 他) 香料事業 オフィス・コ ンピューター 72ヶ月 4 15
3 【設備の新設、除却等の計画】
当社グループ(当社及び連結子会社)の設備投資につきましては、今後の生産計画、需要予測、業績 予想を総合的に勘案して計画しております。当連結会計年度末現在における重要な設備の新設予定は、 当社における合成香料設備の新設、及び国内子会社における製品倉庫棟の新設等であります。
なお、仏子会社Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L.は、香料事業の拡大に伴い本社ビ ルが手狭になったため、当連結会計年度に移転を行い、翌連結会計年度に本社の土地、建物を売却の 予定であります。 (1)新設 投資予定額 会社名 事業所名 (所在地) 事業の種 類別セグ メントの 名称 設備の内容 総額 (百万円) 既支払額 (百万円) 資金調達 方法 着手年月 完了予定 年月 完成後の 増加能力 当社 磐田工場 (静岡県磐田 郡豊田町) 香料事業 新品目対応 及び試作用 設備 728 5 借入金 平成15年12月 平成16年12月 年間20トンの増産 高砂フード プロダクツ ㈱ 本社 (静岡県磐田 郡浅羽町) 香料事業 製品倉庫 201 ― 借入金 平成16年 4月 平成16年10月 ― (2)売却 会社名 事業所名 (所在地) 事業の種類別 セグメントの 名称 設備の内容 期末帳簿価額 (百万円) 売却の予定年月 売却による 減少能力 Takasago Europe Perfumery Laboratory S.A.R.L. 本社 (フランス) 香料事業 本社ビル 275 平成16年4月 ― (注)上記の金額には消費税等は含まれていません。
第4 【提出会社の状況】
1 【株式等の状況】
(1) 【株式の総数等】 ① 【株式の総数】 種類 会社が発行する株式の総数(株) 普通株式 300,000,000 計 300,000,000 (注) 「株式の消却が行われた場合には、これに相当する株式数を減ずる」旨を定款に定めております。 ② 【発行済株式】 種類 事業年度末現在発行数 (株) (平成16年3月31日) 提出日現在発行数 (株) (平成16年6月29日) 上場証券取引所名又 は登録証券業協会名 内 容 普通株式 100,761,988 100,761,988 東京証券取引所 市場第一部 ― 計 100,761,988 100,761,988 ― ― (2) 【新株予約権等の状況】 該当事項はありません。 (3) 【発行済株式総数、資本金等の推移】 年月日 発行済株式 総数増減数 (株) 発行済株式 総数残高 (株) 資本金増減額 (千円) 資本金残高 (千円) 資本準備金 増減額 (千円) 資本準備金 残高 (千円) 平成6年4月1日∼ 平成7年3月31日 (注) 2,094 100,761,988 1,000 9,248,538 997 8,355,965 (注) 転換社債の株式への転換による増加であります。(4) 【所有者別状況】 平成16年3月31日現在 株式の状況(1単元の株式数1,000株) 区分 政府及び 地方公共 団体 金融機関 証券会社 その他の法人 法人等外国 外国法人 等のうち 個人 個人 その他 計 単元未満 株式の状況 (株) 株主数 (人) ― 52 38 147 42 3 11,632 11,911 ― 所有株式数 (単元) ― 52,284 1,381 13,667 1,972 40 30,510 99,814 947,988 所有株式数 の割合(%) ― 52.38 1.38 13.69 1.98 0.04 30.57 100.00 ― (注) 1 自己株式134,821株は、「個人その他」に134単元及び「単元未満株式の状況」に821株含まれておりま す。なお、期末日現在の実質的な所有株式数は134,821株であります。 2 上記「その他の法人」の中には、証券保管振替機構名義の株式が29単元含まれております。 (5) 【大株主の状況】 平成16年3月31日現在 氏名又は名称 住所 所有株式数 (千株) 発行済株式総数に対する所有株式数の割合(%) 日本生命保険相互会社 東京都千代田区有楽町1丁目2−2 9,201 9.1 日本トラスティ・サービス信託 銀行株式会社 東京都中央区晴海1丁目8−11 6,486 6.4 株式会社東京三菱銀行 東京都千代田区丸の内2丁目7−1 4,678 4.6 日本マスタートラスト信託銀行 株式会社 東京都港区浜松町2丁目11−3 4,316 4.3 株式会社UFJ銀行 名古屋市中区錦3丁目21−24 3,729 3.7 中江産業株式会社 大阪市中央区本町2丁目1−6 堺筋本町センタービル8F 3,603 3.6 共栄火災海上保険株式会社 東京都港区新橋1丁目18−6 2,877 2.9 資産管理サービス信託銀行株式 会社 東京都中央区晴海1丁目8−12 2,805 2.8 株式会社紀陽銀行 和歌山市本町1丁目35 2,359 2.3 株式会社りそな銀行 大阪市中央区備後町2丁目2−1 1,834 1.8 計 ― 41,891 41.6 (注) 上記の所有持株数のうち、信託業務に係る株式数は次のとおりであります。 日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 6,486千株 日本マスタートラスト信託銀行株式会社 4,316千株 資産管理サービス信託銀行株式会社 2,805千株
(6) 【議決権の状況】 ① 【発行済株式】 平成16年3月31日現在 区分 株式数(株) 議決権の数(個) 内容 無議決権株式 ― ― ― 議決権制限株式(自己株式等) ― ― ― 議決権制限株式(その他) ― ― ― (自己保有株式) 普通株式 134,000 ― ― (相互保有株式) 完全議決権株式(自己株式等) 普通株式 117,000 ― ― 完全議決権株式(その他) 普通株式 99,563,000 99,563 ― 単元未満株式 普通株式 947,988 ― 一単元(1,000株)未満の株式 発行済株式総数 100,761,988 ― ― 総株主の議決権 ― 99,563 ― (注) 1 「完全議決権株式(その他)」欄の普通株式には、証券保管振替機構名義の株式が29,000株(議決権 29個)含まれております。 2 「単元未満株式」欄には、当社保有の自己保有株式及び相互保有株式が次のとおり含まれております。 自己保有株式 821株 相互保有株式 南海果工株式会社 636株 ② 【自己株式等】 平成16年3月31日現在 所有者の氏名 又は名称 所有者の住所 自己名義 所有株式数 (株) 他人名義 所有株式数 (株) 所有株式数 の合計 (株) 発行済株式総数 に対する所有 株式数の割合(%) (自己保有株式) 高砂香料工業株式会社 東京都大田区蒲田 5丁目37─1 134,000 ― 134,000 0.13 (相互保有株式) 南海果工株式会社 和歌山県日高郡 川辺町土生1181番地 117,000 ― 117,000 0.12 計 ― 251,000 ― 251,000 0.25 (7) 【ストックオプション制度の内容】 該当事項はありません。
2 【自己株式の取得等の状況】
(1) 【定時総会決議又は取締役会決議による自己株式の買受け等の状況】 ① 【前決議期間における自己株式の取得等の状況】 【株式の種類】 普通株式 イ 【定時総会決議による買受けの状況】 平成16年6月29日現在 区分 株式数(株) 価額の総額(円) 定時株主総会での決議状況 (平成15年6月27日決議) 10,000,000 5,000,000,000 前決議期間における取得自己株式 ― ― 残存授権株式の総数及び価額の総額 10,000,000 5,000,000,000 未行使割合(%) 100.0 100.0 (注) 1 上記授権株式数の前定時株主総会の終結した日現在の発行済株式総数に対する割合は9.9%であります。 2 株式の総数及び価額の総額について未行使割合が5割以上である理由 前決議期間において経済情勢や株価動向等を総合的に検討した結果、自己株式の買受けを行なう必要 性が生じませんでしたので、株式の総数及び価額の総額について未行使割合が100%となりました。 ロ 【子会社からの買受けの状況】 該当事項はありません。 ハ 【取締役会決議による買受けの状況】 該当事項はありません。 ニ 【取得自己株式の処理状況】 該当事項はありません。 ホ 【自己株式の保有状況】 該当事項はありません。 ② 【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況】 平成16年6月29日現在 区分 株式の種類 株式数(株) 価額の総額(円) 自己株式取得に係る決議 ― ― ― (注) 平成16年6月29日開催の定時株主総会において定款の一部を変更し、「当社は、商法第211条ノ3第1項第 2号の規定により、取締役会の決議をもって自己株式を買い受けることができる。」旨を定款に定めてお ります。(2) 【資本減少、定款の定めによる利益による消却又は償還株式の消却に係る自己株式の買受け等の 状況】 ① 【前決議期間における自己株式の買受け等の状況】 該当事項はありません。 ② 【当定時株主総会における自己株式取得に係る決議状況等】 該当事項はありません。
3 【配当政策】
当社は、株主重視の経営を旨として、より高い水準の利益を確保できる経営体質を目指し、安定配 当の継続性と業績水準を勘案した配当を実施することを方針としております。 内部留保金につきましては、コア事業の拡大を目指した生産設備、研究開発、情報関連等の投資に 充当するとともに、財務体質の強化に活用してまいります。 当期の期末配当金は、昨年度と同じ1株当たり4円(中間配当金と合わせると年間配当金は8円)と させていただきました。 (注) 当期の中間配当に関する取締役会決議日 平成15年11月11日4 【株価の推移】
(1) 【最近5年間の事業年度別最高・最低株価】 回次 第74期 第75期 第76期 第77期 第78期 決算年月 平成12年3月 平成13年3月 平成14年3月 平成15年3月 平成16年3月 最高(円) 719 525 693 524 478 最低(円) 390 380 406 314 343 (注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。 (2) 【最近6月間の月別最高・最低株価】 月別 平成15年 10月 11月 12月 平成16年 1月 2月 3月 最高(円) 446 420 407 412 424 467 最低(円) 410 387 371 396 390 423 (注) 最高・最低株価は、東京証券取引所市場第一部におけるものであります。5 【役員の状況】
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数(千株) 昭和35年4月 当社入社
昭和58年5月 Takasago Corporation USA 代 表 取締役社長 昭和58年6月 当社取締役Takasago Corporation USA 代表取締役社長 昭和62年6月 当社常務取締役営業本部長 平成3年6月 当社専務取締役営業本部長 平成5年6月 当社代表取締役専務取締役フレグ ランス・アロマケミカル事業本部 長 平成9年6月 当社代表取締役社長 代表取締役 取締役会長 新 村 嘉 也 昭和11年5月20日生 平成16年6月 当社代表取締役会長(現在に至る) 57 昭和42年4月 当社入社 平成元年7月 当社名古屋支店長 平成5年6月 当社フレーバー事業本部フレーバ ー営業部販売第4部長 平成9年6月 当社フレーバー事業本部フレーバ ー企画部長 平成13年6月 当社執行役員フレーバー事業本部 副本部長兼大阪支店長 平成15年6月 当社顧問 高砂珈琲株式会社代表取締役社長 平成16年4月 当社常務執行役員フレーバー事業 本部長 代表取締役 取締役社長 社長執行役員 フレーバー事業 本部長 武 弘 樹 昭和19年1月16日生 平成16年6月 当社代表取締役社長 社長執行役員フレーバー事業本部 長(現在に至る) 20 昭和47年8月 名古屋大学理学部教授 平成8年4月 同大学大学院理学研究科教授 平成9年1月 同大学大学院理学研究科長・理学 部長(併任) 平成13年6月 当社取締役(現在に至る) 平成15年10月 同大学特任教授(現在に至る) 取締役 野 依 良 治 昭和13年9月3日生 平成15年10月 独立行政法人理化学研究所理事長 (現在に至る) 10 昭和40年4月 当社入社 平成11年1月 当社経営企画部長・技術開発部 長・生産部長 平成11年6月 当社取締役企画開発本部長、経営 企画部長、技術開発部長、生産部 長 平成13年6月 当社取締役常務執行役員企画開発 本部長、経営企画部長、技術開発 部長、生産管理担当 平成14年10月 当社取締役常務執行役員 企画開発本部長 平成16年4月 当社取締役常務執行役員生産本部 長、平塚工場長 9 取締役 常務執行役員 生産本部長 平塚工場長 服 部 錬 三 昭和18年1月27日生 平成16年6月 当社取締役常務執行役員生産本部 長、平塚工場長、資材部担当(現 在に至る) 昭和43年4月 株式会社三菱銀行入行 平成8年5月 東京三菱証券株式会社常務取締役 平成10年3月 株式会社東京三菱銀行本部審議役 平成10年6月 当社常勤監査役 平成13年6月 当社取締役常務執行役員国際統轄 本部長、経理、監査担当 平成16年4月 当社取締役常務執行役員企画開発 本部長、経営企画部長、経理、監 査担当 取締役 常務執行役員 企画開発本部長 原 鐵 二 昭和19年4月19日生 平成16年6月 当社取締役常務執行役員企画開発 本部長、経営企画部長(現在に至 る) 12
役名 職名 氏名 生年月日 略歴 所有株式数(千株) 昭和45年4月 当社入社 平成5年6月 当社フレグランス販売第三部長 平成9年6月 当社取締役フレグランス・アロマ ケミカル事業本部長 平成13年6月 当社常務執行役員フレグランス・ アロマケミカル事業本部長・輸出 業務担当 平成15年4月 当社常務執行役員国内関連事業本 部長 平成15年6月 当社取締役常務執行役員国内関連 事業本部長 平成16年4月 当社取締役常務執行役員国内関連 事業本部長、情報システム部長 取締役 常務執行役員 国内関連事業 本部長 中 西 春 生 昭和23年2月5日生 平成16年6月 当社取締役常務執行役員国内関連 事業本部長、情報システム部長、 営業業務室担当(現在に至る) 325 昭和44年3月 日本生命保険相互会社入社 平成8年3月 同社財務審査部部長 平成13年6月 当社常勤監査役 取締役 常務執行役員 国際統轄本部長 佐々木 章 昭和21年2月9日生 平成16年6月 当社取締役常務執行役員国際統轄 本部長、経理・監査担当 (現在に至る) 6 昭和43年4月 当社入社 平成4年4月 当社海外事業部副部長 平成4年7月 当社欧州管理部長 平成9年11月 当社経理部長 監査役 常勤 山 田 伸 一 昭和20年10月29日生 平成16年6月 当社常勤監査役(現在に至る) 7 昭和43年4月 大蔵省(現財務省)入省 平成7年7月 同省国税庁税務大学校長 平成8年7月 同省辞職 平成8年7月 財団法人証券保管振替機構常務理 事 平成13年6月 電源開発株式会社取締役 監査役 常勤 沖 津 武 晴 昭和20年8月5日生 平成16年6月 当社常勤監査役(現在に至る) ― 昭和45年4月 丸紅飯田株式会社(現 丸紅株式会 社)入社 昭和62年9月 中江産業株式会社入社 平成2年5月 同社取締役 平成4年5月 同社常務取締役 平成6年12月 同社代表取締役専務取締役 平成7年4月 同社代表取締役社長(現在に至る) 監査役 中 江 康 男 昭和22年6月11日生 平成9年6月 当社監査役(現在に至る) 2 計 451 (注) 1 常勤監査役沖津武晴、監査役中江康男は、「株式会社の監査等に関する商法の特例に関する法律」第18 条第1項に定める「社外監査役」であります。 2 当社は、取締役会の活性化と取締役の経営戦略立案機能、経営監督機能を強化するとともに、意思決定 の迅速化を図るために、執行役員制度を導入しております。 執行役員は15名であります。上記代表取締役社長執行役員1名及び取締役常務執行役員4名に加えて、 ファインケミカル事業本部長雲林秀徳、フレグランス・アロマケミカル事業本部長藤崎一昌、フレーバ ー事業本部副本部長石井潯、及びTIC USA社長ショーン・ジー・トレーナーの常務執行役員4名 と、人事部長須田芳明、ファイン&アロマケミカル研究所長萩原利光、経理部長井垣理太郎、フレーバ