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Athena の起動 デスクトップ上の Athena のアイコンをダブルクリックする もしくは スタートメニューのプロ グラム一覧から Demeter with Strawberry Pert 内の Athena をクリックする デスクトップ上のアイコン スタートメニューのプログラム一覧 プラグイン

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全文

(1)

Athena-Artemis で解析を行うために

はじめに

ここでは、あいちシンクロトロン光センターの BL5S1 または BL11S2 で測定したそれぞれのデータを Athena や Artemis で解析するための前準備について説明します。具体的には、Demeter パッケージ(Athena・ Artemis)のインストール、プラグインの有効化、測定データの読込方法、を述べます。当センターの上 記ビームラインで測定を行った際、参考にしてください。

Athena や Artemis の使用方法の入門編としては、「Athena による XAFS データ処理(入門編)」「Artemis によるXAFS データ処理(入門編)」1(作成:京都大学 朝倉博行先生)をご覧ください。これらは、近 日中にWeb 上で公開予定とのことです。また、朝倉先生の(入門編)の資料には未記載ですが、Athena で解析する上で知っていると便利な操作方法を本資料の最後に記載しました。

Athena や Artemis の詳細な使用方法としては、英語版になりますが、Demeter 製作者 Dr. Bruce Ravel の公式マニュアル2, 3を参照してください。なお、Athena については、朝倉先生による公式マニュアルの 日本語翻訳版4も公開されています。

1「Athena による XAFS データ処理(入門編)」「Artemis による XAFS データ処理(入門編)」 http://www.moleng.kyoto-u.ac.jp/~moleng_04/asakura/ja/others/dtj/ 2 Athena 公式マニュアル(英語) https://bruceravel.github.io/demeter/documents/Athena/index.html 3Artemis 公式マニュアル(英語) https://bruceravel.github.io/demeter/documents/Artemis/index.html 4Athena 公式マニュアル日本語翻訳版 http://www.moleng.kyoto-u.ac.jp/~moleng_04/asakura/ja/others/aug/

Demeter パッケージのインストール(Windows)

(1) Web ブラウザで Demeter: XAS Data Processing and Analysis ( https://bruceravel.github.io/demeter/ ) を開く。 (2) 画面上の Windows を選択する。

(3) 使用している PC が 64 bit の場合は 64 bit installer package、32 bit の場合は 32 bit installer package を選択して、インストーラ を ダウンロードする。

(2)

Athena の起動

デスクトップ上の Athena のアイコンをダブルクリックする。もしくは、スタートメニューのプロ グラム一覧から Demeter with Strawberry Pert 内の Athena をクリックする。

プラグインの有効化

(1) Athena [XAS data processing] 画面で、左上 の「Main Window」と書かれている部分をクリックする。 (2) 「Plugin registry」を選択する。

(3) プラグイン一覧の中で 「PFBL12C:…」をクリックし、チェックボックス に チェック(✓) を入れる。 (4) 左下の「Return to main window」をクリック、もしくは、左上の「Plugin registry」を「Main window」

に変更し、メインウィンドウ に戻る。

(5) プラグインの有効化により、PF98 フォーマット に準じたデータファイル (BL5S1, 11S2) を Athena で読み込めるようになる。

デスクトップ上のアイコン スタートメニューのプログラム一覧

(3)

測定データの読込

(1) メニューバーで 「File」→「Import data」 を選択する。

(2) 読み込みたい測定データ(.dat 形式)をクリックして「開く(O)」を押す。

あいちSR 硬 X 線 XAFS ビームラインでは、ステップ測定でのデータ名は「〇〇〇.dat」、クイック 測定でのデータ名は「〇〇〇-f.dat」となっている。

(3) Athena: Column selection 画面で、検出方法に応じて各項目にチェックを入れた後、左下の「OK」を 押す。(検出方法に応じた チェック項目 の詳細は、次ページより記す。)

Athena: Column selection

注意事項

(1) 「ファイルパス」「ファイル名」「データ名」に 2 バイト文字(日本語)が含まれていると、 データを読み込むことができない。

(4)

あいち SR 硬 X 線 XAFS ビームライン(BL5S1, BL11S2)で

測定したデータの開き方

透過法(I0/I1) のデータ読込 5 透過法(I0/I1) + リファレンス(I1/I2) 測定時で リファレンス のデータも同時に読込 6 蛍光法(7 素子 SDD) のデータ読込 7 蛍光法(7 素子 SDD) + 透過法(I0/I1) 測定時の 透過法 のデータ読込 8 蛍光法(7 素子 SDD) + 透過法(I0/I1) + リファレンス(I1/I2) 測定時 で リファレンス の データも同時に読込 9 転換電子収量法 のデータ読込 10 転換電子収量法 + 蛍光法(7 素子 SDD)測定時の 転換電子収量法 のデータ読込 11 転換電子収量法 + 蛍光法(7 素子 SDD)測定時の 蛍光法 のデータ読込 12 ※PDF 上で項目をクリックすると該当ベージにジャンプします。

(5)

透過法(I0/I1) のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は i0、Denominator は i1、 にそれぞれ チェック を入れる。

(2) Natural log に チェック を入れる。

(3) 中段の μ(E) で「 ln(abs( (xxx.i0) / (xxx.i1) )) 」と表示されていることを確認する。 (4) 「OK」を押す。

列名 列に含まれるデータ

i0 I0 イオンチャンバのシグナル

i1 I1 イオンチャンバのシグナル

(6)

透過法(I0/I1) + リファレンス(I1/I2) 測定時で リファレンス

のデータも同時に読込

( I1 チャンバ と I2 チャンバ の間に、リファレンス試料をセットした場合に適用可能 )

(1) 先述した 透過法(I0/I1) の 1~3 の操作を行う。

(2) 下段のタブの中から Reference を選び、Import reference channel に チェック を入れる。 (3) Numerator は i1、Denominator は 6、にそれぞれ チェック を入れる。 (4) Natural log に チェック を入れる。 (5) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 I0 イオンチャンバのシグナル i1 I1 イオンチャンバのシグナル 6 I2 イオンチャンバのシグナル

(7)

蛍光法(7 素子 SDD) のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は i0 ~ 10、Denominator は 11、 にそれぞれ チェック を入れる。

(2) Natural log の チェック をはずす。

(3) 中段の μ(E) で「 (xxx.i0 + xxx.i1 + … + xxx.i10) / … 」と表示されていることを確認する。 (4) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 ~ 10 7 素子 SDD の各素子における ROI のシグナル 11 I0 イオンチャンバのシグナル 12 ~ 18 7 素子 SDD の各素子における 全シグナル 19 ダミー列 (全て 0)

(8)

蛍光法(7 素子 SDD) + 透過法(I0/I1) 測定時の 透過法 のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は 11、Denominator は 20、 にそれぞれ チェック を入れる。 (2) Natural log に チェック を入れる。 (3) 中段の μ(E) で「 ln(abs( (xxx.11) / (xxx.20) )) 」と表示されていることを確認する。 (4) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 ~ 10 7 素子 SDD の各素子における ROI のシグナル 11 I0 イオンチャンバのシグナル 12 ~ 18 7 素子 SDD の各素子における 全シグナル 19 ダミー列 (全て 0) 20 I1 イオンチャンバのシグナル ※ 蛍光法 + 透過法測定時の蛍光法のデータ読込方法は「蛍光法(7 素子 SDD) のデータ読込」と同じ

(9)

蛍光法(7 素子SDD) + 透過法(I0/I1) + リファレンス(I1/I2) 測定時 で リファレンス の データも同時に読込

( I1 チャンバ と I2 チャンバ の間に、リファレンス試料をセットした場合に適用可能 )

(1) 先述した蛍光法(7 素子 SDD) もしくは 蛍光法(7 素子 SDD) + 透過法(I0/I1) 同時測定時の透過法データ読込 の 1~3 の操作を行う。

(2) 下段のタブの中から Reference を選び、Import reference channel に チェック を入れる。 (3) Numerator は 20、Denominator は 21、にそれぞれ チェック を入れる。 (4) Natural log に チェック を入れる。 (5) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 ~ 10 7 素子 SDD の各素子における ROI のシグナル 11 I0 イオンチャンバのシグナル 12 ~ 18 7 素子 SDD の各素子における 全シグナル 19 ダミー列 (全て 0)

(10)

転換電子収量法 のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は i1、Denominator は i0、 にそれぞれ チェック を入れる。

(2) Natural log に チェック をはずす。

(3) 中段の μ(E) で「 (xxx.i1) / (xxx.i0) 」と表示されていることを確認する。 (4) 「OK」を押す。

列名 列に含まれるデータ

i0 I0 イオンチャンバのシグナル

(11)

転換電子収量法 + 蛍光法(7 素子 SDD)測定時の 転換電子収量法 のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は 20、Denominator は 11、 にそれぞれ チェック を入れる。 (2) Natural log の チェック をはずす。 (3) 中段の μ(E) で「 (xxx.20) / (xxx.11) 」と表示されていることを確認する。 (4) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 ~ 10 7 素子 SDD の各素子における ROI のシグナル 11 I0 イオンチャンバのシグナル 12 ~ 18 7 素子 SDD の各素子における 全シグナル 19 ダミー列 (全て 0) 20 転換電子のシグナル

(12)

転換電子収量法 + 蛍光法(7 素子 SDD)測定時の 蛍光法 のデータ読込

(1) Athena: Column selection の上段で、Energy は energy_attained、Numerator は i0 ~ 10、Denominator は 11、 にそれぞれ チェック を入れる。

(2) Natural log の チェック をはずす。

(3) 中段の μ(E) で「 (xxx.i0 + xxx.i1 + … + xxx.i10) / … 」と表示されていることを確認する。 (5) 「OK」を押す。 列名 列に含まれるデータ i0 ~ 10 7 素子 SDD の各素子における ROI のシグナル 11 I0 イオンチャンバのシグナル 12 ~ 18 7 素子 SDD の各素子における 全シグナル 19 ダミー列 (全て 0) 20 転換電子のシグナル

(13)

Athena を使用する上で便利な操作方法

データの並び順を変更する方法

(1) Athena [XAS data processing] の右欄で、並び替えたいデータをクリックする(データ名が青色の枠で囲まれる)。 (2) 行いたい操作に応じて以下のキーボードを押す。

並び順を一つ上にする → Alt + k 並び順を一つ下にする → Alt + j

複数データを足し合わせる方法

(1) Athena [XAS data processing] の右欄で、足し合わせたい全てのデータの チェックボックス に チェック を入れる。 (2) 最上段のメニュー欄で「Merge」→「Merge μ(E)」を押す。

(Merge μ(E) は 生データを足し合わせる、 Merge norm(E) は 規格化した後のデータを足し合わせる、という操 作をそれぞれ意味する。もしも、規格化の操作をする前にスペクトルのS/N を良くする、という目的でデータの 足し合わせを行うならば、Merge μ(E) が適切である。)

Merge μ(E)によるデータの足し合わせ Alt + j

参照

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