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情報処理技能検定試験 表計算2級 手順書

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Academic year: 2021

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全文

(1)

日本情報処理検定協会主催

情報処理技能

検定試験

(表計算)

ワンポイント

2級

(Microsoft Excel 2010 対応)

2012年4月

日本情報処理検定協会

(2)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -2-

練習をはじめる前に ··· 3

試験前にすること ··· 4

受験番号・名前の入力 ··· 4

試験本番 ··· 4

注意すること ··· 4

試験後にすること ··· 5

解答の印刷 ··· 5

処理手順 ··· 5

セル証明(セルの文字列化)の手順 ··· 5

表検索:VLOOKUP ··· 7

論理関数:AND関数、OR関数 ··· 10

日付・時間の計算 ··· 13

グラフの作成 ··· 13

グラフの作成(円グラフ) ··· 14

Microsoft および Windows は、米国 Microsoft Corporation の、米国、日本およびその他の国における登録商標または商標です。 Microsoft Corporation のガイドラインに従って画面写真を使用しています。

その他、本書に登場する製品名は、一般に各開発メーカーの商標および登録商標です。 本文中には、™、®マークは明記しておりません。

(3)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -3-

表計算2級 ワンポイント

●練習をはじめる前に

<出力形式>のような表を作成する際、入力するデータ。 このような表を作成します。 <入力データ>を基にデータを入力し、処理条件に 従って、関数の挿入や計算式を入力し、表を完成させ ます。 ★表題や見出し、名前などの文字間の空白の有無 は問いません。 見出しは中央揃え 表題は表の中央 情報処理技能検定試験(表計算)についての注意事項や作成手順などを紹介します。ここで紹介する手順は Microsoft Excel 2010 を基に説明しています。その他のソフトをご使用の場合は、各マニュアル等をごらんください。 文字は左揃え 数字は右揃え 3桁ごとにコンマをつける 作成する表に、<入力データ>を項目ごと にそのまま入力します。 この問題のように出力形式1のような表を2つ 作成する場合は、入力データも2つに分かれ ているので、それぞれ入力しましょう。 参照するデータ。 、

(4)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -4-

試験前にすること

■受験番号・名前の入力

A1セルもしくはヘッダーに受験番号と名前を入力しましょう。

試験本番

■注意すること

★ページ設定および印刷プレビューでの確認は、試験時間内に行います。 ★項目ごとの表示形式を統一しましょう。 例) ★合計行などの上にある空白行の有無は問いません。 2行以上空いている場合は減点となりますので注意しましょう。 また、行を空けると並べ替えをするセル範囲が自動的に認識されるので、セル範囲を手動で選択する手間が省 けます。 例) 行を空けずにホームタブの編集項目の並べ替えとフィルターから降順(または昇順)をクリックした場合 このセルのみ桁が揃っていない場合の修正手順例 ①ホームタブの桁区切りスタイルをクリックします。 ②小数点表示桁上げをクリックします。 上記の手順で、他のセルと同じ表示形式になります。 この空白行の有無は問いません。 ① ② 合計行まで並べ替えされてしまいます。

(5)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -5-

試験後にすること

■解答の印刷

解答の印刷は試験時間後に行います。試験監督の指示に従ってください。 ※印刷が2ページに渡っていてもかまいませんが、ひとつの表が2ページに渡っている場合は減点となりますので 気をつけましょう。また、使用したテーブルも必ず印刷してください。(テーブルの表の形式は問いません) ※縮小印刷する場合は、文字・数値が小さくなりすぎないよう気をつけましょう。

処理手順

■セル証明(セルの文字列化)の手順

2級では、処理条件で指示のあったセルの数式を文字列化し、表示させます。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:2級-1) <処理条件> 14.利益額総括表のA商品と判定のセル証明をしなさい。 ①A商品列データの最後のセルをコピーし、同じ列の下に貼り付けます。

注意点

コピーしたセルは、必ず同じ列 の下に貼り付けて文字列化をし てください! 左側の列に貼り付けると数式内 に#REF のようにエラー表示がさ れる場合があります。 ※文字列化したあとであれば、 セルの位置を変えてもかまい ません。

検定のポイント

(6)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -6- ② #N/A のようにエラーメッセージが表示されるが、そのまま数式バーにカーソルを移動します。 ③“=”の前にシングルコーテーション( Shift キー + )を入力し、 Enter キーで確定します。 ④数式が文字列化され、表示されます。 ⑤判定のセル証明も、上記と同様の手順で数式を表示させます。

注意点

2箇所のセル証明を行う際は、異なる行で行いましょう。 同じ行でセル証明を行うと、下図のように重なってしまう場合がありますので、注意しましょう。 ★セル証明の文字位置(左揃え、中央揃え、右揃え)は問いません。

検定のポイント

重なってしまい、判断ができません。 ※この例では文字列化をして中央揃えしています。

(7)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -7-

■表検索:VLOOKUP

指定された範囲の左端の列で特定の値を検索し、目的のデータ列位置からセルの値を求めます。 ※処理条件に「表検索しなさい」とある場合は、VLOOKUP関数など表検索の関数を使用してください。 「参照し、求めなさい」とある場合は、VLOOKUP関数以外の関数を使用してもかまいません。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:2級-3) <処理条件> 6.商品名・定価は、商品一覧表を表検索しなさい。 売上一覧表の商品名を商品一覧表から表検索するので、

=VLOOKUP(C14,$A$3:$H$8,2)

となります。 ※範囲は必ず絶対参照($)にします。 定価も上記と同様の手順で、商品一覧表から表検索します。 範囲 検索値 指定範囲内での目的のデータの列位置 ※検索方法 0:完全に一致する値を検索 0 以外または省略:検索値未満の最大値 検索する範囲 ※絶対参照 商品名の列:左端から2列目 検索値のセル

VLOOKUP 関数は、

検索する範囲の左 端の列を縦方向に検索します。検索の目 印になる項目が一番左端になるよう設定 しましょう。 検索値を目印にして 必要なデータを検索 する。

検索値の設定について

検索値の設定は、必ず作成表 のセルに設定してください。 検索範囲内のセルに設定して しまうと、正しく検索されま せん。

検定のポイント

(8)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -8- <判定表>を基にIF関数とVLOOKUP関数を組み合わせて判定を導く場合

=IF(Q3<17%,VLOOKUP(P3,$T$4:$U$6,2),"C")

となります。 IF関数とVLOOKUP関数を組み合わせてみよう 【問題文】(例:2級-2) <処理条件> 12.判定は<判定表>を参照し、求めなさい。 ☆判定文のつくり方☆ 判定結果から考えてみましょう。 200万以上 A 150万以上 200万未満 B 150万未満 C(2)

(1)

=IF(構成比率<17%,VLOOKUP関数,C

(1)

構成比率が17.0%未満で、受取手数料の条件を 満たしている場合

A B

構成比率が17.0%以上の場合 受取手数料が150万未満の場合

(2) それ以外 受取手数料の 条件を満たす 受取手数料の 条件を満たさない まず、受取手数料の条件のみで考えると 右の表のようになります。 この表をテーブルとして、VLOOKUP 関数 を完成させます。 論理式 真の場合 偽の場合

(9)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -9- 上記の内容を踏まえて、判定を求めましょう。 ①まず、受取手数料の判定を求めるためのテーブルを作成します。 ②IF関数を挿入し、論理式に構成比率が17%未満と設定します。 【比較演算子】 ③真の場合にVLOOKUP関数を挿入します。 ④①で作成したテーブルを基に、受取手数料の判定を求めます。 条件文 設定例 単価が 100 単価 = 100 単価が 100 より小さい(未満) 単価 < 100 単価が 100 より大きい 単価 > 100 単価が 100 以下 単価 <= 100 単価が 100 以上 単価 >= 100 単価が 100 以外 単価 <> 100 1 以上 1,500,000 未満はC 1,500,000 以上 2,000,000 未満はB 2,000,000 以上はA となるようにテーブルを作成します。 受取手数料:検索値

注意点

検索方法が0以外または省略されて いる場合、検索する値が昇順に並 んでいないと正しい値を返すこと ができません。

検定のポイント

左端から2列目 検索範囲 ※絶対参照

(10)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -10- ⑤数式バーのIFの部分をクリックし、IF関数のダイアログボックスの、偽の場合にそれ以外の場合の“C”と入力します。 ⑥このように<判定表>に基づく判定が求められました。

■論理関数:AND関数、OR関数

複数条件を設定する場合に使用する関数です。多くの場合、IF関数と組み合わせて使用します。 ANDについて 四角かつ黒色 四角という要素と、 黒色という要素を 両方持っているもの。 AND ORについて 四角または黒色 四角 黒色どちらかの 要素を持っているか、 両方の要素を持っている もの。 OR

(11)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -11- 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:2級-5) <処理条件> 11.判定は<判定表>を参照し、求めなさい。 <判定表>を基にIF関数にAND関数・OR関数を組み合わせて判定を導くので、

=IF(AND(N3>=65000,O3>=65000),"A",IF(OR(N3>=65000,O3>=65000),"B","C"))

となります。 この式を分解して見てみましょう。 a AランチとBランチの両方とも65,000以上の場合なので、AND関数を使います。

=IF(AND(N3>=65000,O3>=65000),"A"

b AランチとBランチのいずれかが65,000以上の場合なので、OR関数を使います。

,IF(OR(N3>=65000,O3>=65000),"B","C"))

①IF関数を挿入し、論理式と真の場合を入力します。 Bランチが 65,000 以上 Aランチが 65,000 以上 AND OR

の場合の判定 Aランチが 65,000 以上 Bランチが 65,000 以上 の場合の判定

それ以外の判定

論理式:条件が両方とも満たされている Aランチの売上高 B ランチの売上高 a b 論理式が真の場合

(12)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -12- ②①で挿入したIF関数の偽の場合に、さらにIF関数を挿入します。 ③IF関数を挿入し、それぞれ入力します。 ④このように<判定表>に基づく判定が求められました。 論理式:条件のいずれかが満たされている 論理式が真の場合 論理式が偽の場合

(13)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -13- 「"」で囲むことにより日付の計算ができます。

="2012/12/25"-D3

■日付・時間の計算

指定した日から経過した日数を算出する場合は、そのまま計算式で求めることができます。 実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:2級-12) <処理条件> 日数=2012/12/25-預入日

■グラフの作成

実際の問題を解いてみましょう。 【問題文】(例:2級-11) <処理条件> 12.給料振込額一覧表の営業手当($)の値を社員名別の横棒グラフにしなさい。 タイトルは“営業手当($)の比較”とし、凡例は“営業手当($)”とする。 この問題のように、離れたセルを基にグラフを作成する場合には、 Ctrl キーを使用して範囲選択します。 ① Ctrl キーを押しながら、セル範囲を選択します。 ②挿入タブの横棒から集合横棒を選択します。 「預入日」のセルを指定

(14)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -14- ③グラフが挿入されたら、グラフタイトルを修正します。

■グラフの作成(円グラフ)

【問題文】(例:2級-3) <処理条件> 14.売上一覧表の売上額の値を販売先名別の円グラフにしなさい。 タイトルは“売上額の構成比”、凡例は販売先名とし、%の小数第1位までの表示とする。 ①セル範囲を選択後、挿入タブの円から円を選択します。 ②レイアウトタブのデータラベルから、その他のデータラベルオプションを選択します。

(15)

情報処理技能検定試験 表計算 ワンポイント 2級 -15-

③データラベルの書式設定ダイアログボックスが表示されるので、問題文に従って表示の設定をします。 <ラベルオプション> <表示形式>

参照

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