沖縄県 御中
2015年年11⽉月25⽇日
⽇日本電気株式会社
離離島の⼦子供たちは、学習環境に恵まれないだけでなく、将来の職業の選択や、⼈人⽣生における⼤大きな影響を 受ける⼈人物と触れ合う機会が極めて少なく、キッカケさえあれば、より⼤大きな⽬目標や、可能性を切切り開く ことができます。これを⽀支えるのが、このICTを活⽤用した⼈人材育成の3つの施策を構築します。
ICT活⽤用 離離島⾼高度度⼈人材育成プログラム コンセプト
夢・希望
将来の職業
多様性
コミュニ
ケーション
電⼦子書籍による
幅広い情報源
施策1
施策2
施策3
各離離島の学校にハイビジョンTV会議システムを配置し、特別招聘講師側からのパソコン作 成資料料をハイビジョン映像を配信できるため、遠隔拠点間でのハイクオリティ映像によるC G実演セミナーが開催可能です。
多拠点接続TV会議(特別招聘講師遠隔セミナー)
特別招聘講師
⽯石垣島xx中学校 宮古島xx中学校 久⽶米島xx中学校 本システムは、中学⽣生を中⼼心にした活⽤用を想定しています。全国あらゆる場所から講演できるように、講師側は、インターネット接続環境があれば、 ⼀一般的なWEB会議システムV-‐‑‒CUBEにより、場所を選ばず講演講師として参加できます。 この仕組みにより、全国からあらゆる講師⼈人材を招聘することができるようになります。
以下のイメージのように2つの壁スクリーンが、それぞれ海外の学校と常時TV会議回線で接 続されている状況を作り出し、遊びながら、⽇日常の⼩小さな対話シーンから外国⼈人とのコミュ ニケーション能⼒力力、多様性理理解を育成する仕組みです。
SmoothSpace(ダイバーシティ育成空間)活⽤用イメージ
⽇日本側ルーム
⾹香
港
側
ル
|
ム
ハ
ワ
イ
側
ル
|
ム
基本的にコミュニケーションは、⼦子供たち中⼼心ですが、双⽅方にファシリテータの⽀支援があれば、なお効果的な活⽤用が期待できます。 本システムは、⼩小学⽣生を中⼼心にした活⽤用を想定しています。1拠点は、2台のプロジェクタと、2台のTV会議システム(Polycom)で構成され、対⾯面の海 外にも同じシステム構成を設置することで、各国双⽅方でコミュニケーションが取れる仕組み を実現できます。
離離島の学校図書館には限られた数の図書しかなく、⾃自治体運営による図書館もない地域も多 く、⼩小学校・中学校の⼤大切切な時期に、数多くの⽂文学作品に触れる機会が多くありません。 この⼤大きな格差を是正する効果的な⽅方法が、電⼦子書籍閲覧システムの導⼊入です。
電⼦子書籍閲覧システム構成
名作文 学 郷土資 料 閲覧専用端末・貸し出し端末 WEBブラウザで閲覧 (専用アプリ不要) 利用者 端末 Wi-Fiアクセスポイント でコンテンツ配信 図書館とその周辺でのみ閲覧可能 広報資 料 絵本 青空文 庫 専⽤用アプリのインストールが不不要で、 インターネットブラウザで閲覧可能 です。 図書館内のWi-‐‑‒Fi(無線LAN) 電波受信範囲限定で、⾃自由に電⼦子書 籍が閲覧できるシステムをご提供し ます。 ⾃自治体等が権利利をお持ちの郷⼟土資料料等 を電⼦子化してご提供することも可能で す。 (1)基本コンテンツ ①⼿手塚治⾍虫コミック コミック:400タイトル モーションマンガ:50作品 (2)別契約コンテンツ ①電⼦子絵本作品:40タイトル ②⻘青空⽂文庫作品:約12000タイトル ③海外名作作品:約200タイトル 手塚治 虫 マンガ⽂文庫データ
閲覧コーナーに設置したタブレット端末、⼜又は利利⽤用者所有端末で電⼦子書籍の閲覧ができます。 利利⽤用者所有端末の場合は案内チラシを元に無線LANの設定を⾏行行います。ブラウザを⽴立立ち上 げると⾃自動で専⽤用サイトに移動し、Webの要領領で簡単にコンテンツが閲覧できます。
電⼦子書籍閲覧システム(利利⽤用イメージ)
来 館 利用者所有端末のみ (設置端末は設定不要で す) 直観的な操作⽅方法で、初めての⽅方でも簡単にご利利⽤用いただけます。離離島には、都市部に住んでいる⼈人には気づかない⽇日々の⽣生活に関する切切実な悩みが多々あります。 ⾼高齢化が進むにつれ、元気なご⽼老老⼈人も増えているが活躍する場がない問題、⼩小さな店舗の閉店にともなう 買い物エリア圏の変動、観光客増加に伴う交通インフラサービスの⽴立立ち遅れ、これらの問題を3つの施策 で解決します。