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大阪ガスの「食の学び」/CEL【大阪ガス株式会社 エネルギー・文化研究所】

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Academic year: 2021

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(1)Par t 1 / Shiba Toru Par t 2 / Yamashita Machiko. 研 究レポー ト その. 山下 満智子. ﹃炎と食Ⅱ 日 ﹄ ―本人の食生活と火 ― 発刊によせて. 大阪ガス㈱エネルギー・文化研究所 研究員. CEL Output Par t 2. 大阪ガスの ﹁食の学び﹂ 大阪ガス㈱エネルギー・文化研究所では 創業時から現在までの110年間にわたる 厨房用ガス機器の開発の歴史と食分野の活動や 研究をまとめた ﹃ 炎と食Ⅱ︱日本人の食生活と火︱ ﹄を 発刊した。そのなかでも、 多角的な取り組みを行ってきた ﹁食の学び﹂について振り返ることで、 これからの活動につなげていく。. 理講習活動に加え、食育基本法施行へ.  大阪ガス㈱エネルギー・文化研究所 た。一方、少子高齢化やライフスタイ. ルギーを取り巻く環境は大きく変化し. 未曾有の災害が日本列島を襲い、エネ. ついて紹介する。詳細は、大阪ガス㈱. スの﹁食の学び﹂に関する取り組みに.  ここでは﹃炎と食Ⅱ﹄から、大阪ガ. 研究へとその活動の幅を拡げている。. の対応や、新しい視点での提案や調査. では、2015年度の食分野における ルの変化にともなう多くの社会課題の エネルギー・文化研究所ホームページ. 年間には、東日本大震災など. として発刊した。. 研究の一環として、創業時から現在ま 解決に向けて、企業には社会の一員と.  この. での110年にわたる厨房用ガス機器 しての新たな対応や提案が求められて. はじめに. 世紀以降の大阪ガス きた。こうしたなか、大阪ガスの食分. 開発の歴史と、 の 食 分 野 の 活 動 や 研 究 を と り ま と め、 野における取り組みも、従来からの料. 日本人の食生活と火 ―. ﹄ ―. ﹃炎 と 食Ⅱ. ︶年 に は、. 新燃料としてようやく認知されるよう に な っ た 1 9 2 4︵大 正 大阪瓦斯割烹研究会として本格的な料 理教室活動を開始した。そして193. している。. には、薪や炭に替わる厨房のエネルギ. しての照明用であり、その後大正時代. 創業時のガスの主な用途は、ガス燈と. る た め の 炊 飯 実 験 か ら 始 ま っ て い る。. び﹂は、創業時の新燃料ガスを紹介す.  大 阪 ガ ス の 食 分 野 の 活 動﹁食 の 学. シニア男性、親子や家族向けの料理講. 対象とした料理講習会に加え、子ども、. グスクールに迎え、従来の主婦を主な. 0 人強のお客さまを大阪ガスクッキン. 室を開設した。現在、年間5万700. 一堂に学ぶことのできるガス料理講習. スビル竣工とともに7階に100人が. ﹁料 理 す る 楽 し さ を 生 き る チ カ ラ に﹂、. みを参考にさせていただき、食育理念. スタートした。食育先進企業の取り組. 2008年6月に食育活動を本格的に. 動を大阪ガスの食育活動として見直し、. せて、大阪ガスでは従来の食分野の活.  2005年の食育基本法施行にあわ. 食育活動が 本格スタート. ーとしての利用へと転換を図る。大阪 習会のほか、大学・行政・企業とのコ. 3︵昭和8︶年には、御堂筋の本社ガ. 市内の家庭の台所にガスが普及したの. 17. 主催する﹁ウィズガス全国親子クッキ.  また、一般社団法人日本ガス協会が. 超えている。. ﹄配布総数は、 万部︵大阪ガ BOOK ス 都 市 ガ ス 供 給 エ リ ア 内 の 小 学 校︶を. 作成し、2016年3月時点で﹃食育. 学習用教材﹁ワークシート﹂も併せて. 育 BOOK ﹄を発行した。児童用の﹁本編﹂ の ほ か、教 員 用﹁指 導 の 手 引﹂、家 庭. 監修いただき、小学生向け食育教材﹃食. 学大学院の大谷貴美子教授︵当時︶に.  さらに2008年には、京都府立大. 方々に参加いただいている。. た食育イベントを行い、現在も多くの. るとともに、さまざまな方を対象とし. 育関係者向けの食育セミナーを開催す. をスローガンとした。そして教育・保. を策定し、 ︽﹁いただきます﹂で育もう︾. の 理 解 を 通 じ て つ な が り あ う 社 会 に﹂. ﹁おいしく食べて豊かなココロに﹂ 、﹁食. 2000年発刊の ﹃炎 と食 ﹄ ︵ 写 真 上 ︶と2 016年発刊の ﹃ 炎と 食Ⅱ﹄︵写真下︶。大阪 ガスの食 分 野の活 動 や研 究 を とり ま とめ ている。. ラボレッスンや出張セミナーなども実. 1924年創立 大阪ガス クッキングスクール 13. 施し、新たな﹁食の学び﹂の場を展開. ︵ http://www.og-cel.jp/ ︶﹃炎 と 食Ⅱ﹄ を参照いただきたい。. 15. ﹁親子クッキング﹂ の様 子 。春 休 みや 夏 休 み だけでなく、母の日や 父の日、 ハロウィンやク リスマスなどの年中行 事 に あ わ せ たファミ リーイベントとしても 実施している。. 1933年竣工のガス ビル7 階 に 開 設 さ れ たガス料 理 講 習 室 。 換 気や衛 生 面に配 慮 された設 備と専 門 講 師による指 導が人 気 となり、 定員100人 の受 講 者 枠は毎 回 満 員となった。. 48 CEL July 2016 CEL July 2016. 49. 2. 21. が昭和の初めである。ガスが、厨房の. 『炎と食 ―日本人の食生活と火―』 CEL 炎と食研究会編  山下満智子(共著・監修).

(2) 3. 初めての料理にワクワクド キドキ。料理する楽しさを 大切にしながら、旬の野菜 や魚に触れ、 包丁や火を扱 う。五感をフルに使いなが ら健康的な食事づくりのス キルを身につけることが、 生 きる力の第一歩になります。. 初めての味に挑戦したり、 収穫を体験したり、食を通 じて社会とのつながりを実 感。食の理解が社会やエ ネルギー・環境のことを考え るきっかけになります。. 食の理解を 通じてつながり あう社会に. 料理の楽しさや食への関心はもとより、. 画 し、親 子 が 一 緒 に 料 理 す る こ と で、. ングコンテスト﹂に2007年から参. 伝えること、火に親しみ火を学ぶこと. く、火の正しい使い方や火の重要性を. 子どもたちを火から遠ざけるのではな. ガ ス ㈱ エ ネ ル ギ ー・文 化 研 究 所 で は、. う大がかりな実験を行った。初めはマ. し、スタッフをあわせて100人とい. 人が参加. が、火を扱うことができるようになる. ッチも上手に擦れなかった子どもたち. 家族、子どもと保護者計. の関わりを観察するのが目的であった。. コミュニケーション能力を高め、家庭 を 次 世 代 教 育 の 重 要 な テ ー マ と 考 え、 月には、京都のNP. 内で食育が浸透することを目指した活 スタートした。 O法人﹁子どもサポートプロジェクト﹂. と表情が生き生き明るくなった。その. あり、今や、日本有数の規模を誇るコ 観 察 か ら、現 在 の 子 ど も に と っ て も、.  大阪ガスの2000年以降の食分野. ﹁ hu+g MUSEUM ﹂ は暮らしに役立つガス 機 器・サービスの展 示 のほか、最 大100人 が調 理 を 体 験できる キッチンスタジオも 完 備 。多 彩 な 食 と 住 ま いのイベント・セミナー の実習を通して、 学び の空 間 を 提 供 してい る。. 始まっている。. hu+g. 大阪ガスの﹁食の学び﹂の取り組みが. 活動をスタートした。ここから新たな. にオープンし、新しい時代の食の提案. ︵ハ グ ミ ュ ー ジ ア ム︶﹂を MUSEUM 創業の地である大阪市西区の岩崎地区. の 情 報 発 信 拠 点 と し て、﹁. る。そして2015年には食と住まい. な取り組みや活動の多用化が特筆され. トワークづくりなど、食に関する新た. 企業とのコラボレーション、食のネッ. 進、食に関する研究、大学や団体・他. の活動を概観すると、食育や火育の推. だけ火離れの進んだ現代では、私たち. 改めて実感させられた。そして、これ. 経験することが、とても重要であると. み、火を学ぶこと、火に関わる調理を. の協力を得て、小学生とその家族を対.   マをジュウジュウ焼こう!﹂は、マッ マを焼いて、薪のかまどで炊いたご飯. チを擦り、七輪の炭に火をつけ、サン  調理離れ、火離れが進むなか、大阪. 37人が参加し、修了者に火育体験修. してもらうために日本ガス協会などの. が築いてきた生活文化や食文化を次世. はないかと考えた。 協力を得て、全国のガス事業者やLP. 了書を発行している。そしてより多く.  そこで改めて、エネルギー企業であ ガス事業者に対して、火おこし指導者. 代に伝えるためにも、子どもたちに火. る 大 阪 ガ ス ら し い 食 育 と し て﹁火 育﹂ 養成を行い、全国に火の学びを広げて. の子どもたちに火育プログラムを体験. について検討し、さまざまな試行を行 いる。. 主に親子参加で、 ﹁マッチを擦る﹂ ﹁古 代 発 火 法 で 火 種 を つ く る﹂ ﹁ガ ス コ ン ロを点火する﹂という3つの火を扱う 体験を提供することを中心に行ってい る。2015年度には、922組21. あとがき. っ た。現 在、 ﹁火 育 プ ロ グ ラ ム﹂は、. を学ぶ機会をつくることが必要なので. 次世代教育﹁火育﹂ そ の 実 験、 ﹁火 の 力 を 知 ろ う! サ ン. ンテストとなっている。. 万組以上の応募が. 66. 火は特別な存在で、子どもが火に親し. 第9回大会には、. 29. 象 と し た 実 験 的 な イ ベ ン ト を 行 っ た。. 10. 2007年に﹁火と子どもの研究﹂を. 料理する 楽しさを生きる チカラに. 身体だけでなく心も豊かに してくれる、おいしい食事。 「ごちそうさま。」 「ありがと う。」楽しい食卓の経験を 重ねることが豊かな心を育 みます。. おいしく食べて 豊かな ココロに を食べようというもので、子どもと火. 大阪ガス食育理念. 2 大阪ガス食育理念. 1 大阪ガス食育理念. 動を続けている。2015年度開催の. 「いただきます」で育もう。 5. 定 年 後の男 性を対 象 にしたクッキング教室 での ﹁食の学び﹂。. 紐きり式古代発火法。 親子で一緒に古代の 火おこしを体験する ことができる。. 50 CEL July 2016 CEL July 2016. 51. 食育活動スローガン. 新たな 「食の学び」の場 ハグミュージアム.

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参照

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出典:総合エネルギー調査会 省エネルギー・新エネルギー分科会/電力・ガス事業分科会