本書は,診療放射線技師教育の学 で行われている専門科目の実験・実習が円滑に行えること を目的に編集された実験指導書です.本書の初版は 1978年に刊行され,初版後4年目に,教育 関係者の要望に対応した結果,実験内容や実験項目が拡充され,全体の頁数が増加したため「基 礎編」と「臨床編」の2 冊とし,この形態が今日まで続いています. その後,2001年には「診療放射線技師学 養成所指定規則」が大綱化され,技師教育カリキ ュラムが大幅に改正されました.この改正により理工学系教育が若干減り,基礎医学を中心とし た臨床医学系教育に重点がおかれました.そこで,いち早くこれに対応するため基礎編を再編成 し,臨床編では臨床実習を伴う「診療画像技術学」,「核医学検査技術学」,「放射線治療技術学」 の3科目に り,著者も大幅に一新し,2004年に「新・医用放射線技術実験」として改版しま した.以来,第2版を刊行し,5年経過しましたが,この間の放射線医学の発展は目覚ましく, 早急な本書の改訂の必要性に迫られました. この度の改訂にあたって,現役業務に携わる若い著者の応援を求め,これにより斬新な内容に することができました.具体的には,基礎編ではそれぞれの章に新たに実験項目を設け,デジタ ル時代に対応して医用画像関連を再構成しました.また,臨床編では最近のデジタルラジオグラ フィ(DR),CT,MR,超音波,核医学,治療技術などにおいて,新たな画像診断機器,放射 線治療技術の進展に応じて全面的に見直しました. また本書の刊行にあたり,多くの図書を参 ・引用させていただきました.これらの図書の関 係各位に厚くお礼申し上げます.いろいろ不備なところも見受けられるかと存じますが,その節 にはぜひともご叱声賜り今後はより良い書としていく所存です. 最後に本書の出版計画においてお世話をいただいた共立出版㈱瀬水勝良氏に深甚なる謝意を表 します. 2016年1月 編 者
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