• 検索結果がありません。

住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策 ─住宅部局からみた実態と課題─

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策 ─住宅部局からみた実態と課題─"

Copied!
26
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)論文. 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策 ─住宅部局からみた実態と課題─ 佐 藤 由 美 1.はじめに (1)研究の背景と目的 超高齢社会の到来に向け、社会システムは大きく変化している。とりわけ、 介護保険等の社会保障システムの改革は急ピッチで進められており、地域包 括ケアシステムを基盤とした取組みが全国で広がっている。その5つの要素 の1つである「住まい」については、高齢期にも安定した生活基盤としての 役割が重要となる中、生活全般に関わるソフトとの結びつきを強めていくこ とが求められている。一方、住宅政策は、経済社会の変化、住宅事情の変化 等により、量から質へ、フローからストックへ、公共事業から市場政策へ と目的や手段を変化させてきた。住宅政策の基本法であった住宅建設計画法 (1966年)が2006年に「住生活の豊かさの実現」を目的とする住生活基本法 に移行し、同時に地方分権の進展等に伴い、自治体が主となり、地域特性を 反映した総合的な住宅政策の企画・実施が求められている。 こうしたことから、超高齢社会においては、各地域の実情や地域資源を踏 まえ、自治体が主となり、「住まい」の確保と生活全般に関わる諸政策とが 結びついた居住政策の確立が求められている。そうした中、自治体の住宅部 局と他部局・機関等の多面的な連携が課題となっている1)。 そこで、本研究では、居住の安定の確保に向けた自治体の住宅部局や福祉 部局におけるハードとソフトの結びつき(連携)による取組みの実態や担当 部局の意識等を明らかにし、多面的な連携の可能性や今後の居住政策の課題 について考察することを目的とする。 地域創造学研究. 1.

(2) 論文. (2)研究の位置づけ 戦後、420万戸に及ぶ住宅不足の解消が最大の課題であった時期から、空 き家が820万戸(住宅・土地統計調査,平成25年)にのぼる現在まで、日本の 住宅政策は大きく変化してきた。国の経済成長とともに、住宅建設計画法 (1966年制定)に基づく住宅建設五箇年計画を根拠とした住宅建設への公共 投資が進むとともに、自治体もその一翼を担い、公営住宅を中心に、国民生 活の基盤となる住まいの確保を図ってきた。しかし、その後、経済社会の成 長・成熟に伴い、住宅や住環境等の質の向上をめざした政策に重点が移り、 さらに、1990年代半ばからは「市場重視・ストック重視」へ国の政策課題は 変化していった。それまで5年ごとに定められていた都道府県別の住宅建設 の戸数目標が、2006年に住生活基本法に移行したことを受け、地方分権推進 のもと、地域独自の住生活の向上に向けた目標を設定するとともに、それに 対応した自治体住宅政策が求められるようになった。また、補助金は包括的 な交付金に移行し、自治体の裁量に基づく住宅政策を促す政策体系が強化さ れた。 そうした背景のもと、住田 (2007) は、それまでの量の拡大をめざした国主 導の「マスハウジング」政策から、地域特性に応じ、多方面からのアプロー チを組み合わせた「マルチハウジング」政策をめざすべきとし、そのために は、住宅政策は居住政策への転回が求められると論じている。ここでいう居 住政策とは、ハコとしての住宅の供給や管理等だけでなく、住生活や居住環 境、地域コミュニティ等居住問題全般に関わる「生活行政そのものへの同 化」であるとし、市民に身近なすべての基礎自治体に居住政策へのかかわり が求められると記している。本研究はこうした問題意識のもと、居住政策の 実施状況を生活行政の代表となる福祉行政との連携の実態より把握し、今後 の居住政策の課題を明らかにすることを目的としている。 このような観点から、建築・都市計画領域における「住宅と福祉の連携」 に関する先行研究としては、平山(1988)による公営住宅政策と生活保護制 度の実態から導いた住宅政策の位置づけに関する研究、佐藤(2010)2)によ る全国自治体の住宅部局・福祉部局の連携の実態を明らかにした研究、中 2.

(3) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 島(2013)や岡本(2016)によるホームレス等の居住福祉に関する研究、阪東 (2016)による地域包括ケアシステムにおける住まいの課題に関する論説等 がある。この他、サービス付高齢者向け住宅、住宅改修等、個々の制度・施 策の実態に関する研究は数多くあるが、政策主体としての「自治体」に着目 し、主体間の連携を軸に自治体居住政策を包括的に捉えた研究は限られてお り、本研究は、前出の佐藤 (2010) を継承した研究としての位置づけを有して いる。. 2.研究の進め方 本研究では、調査対象を自治体住宅部局とし、アンケートによる実態の把 握を行う。なお、同時に実施した福祉部局に対する調査結果については次報 に委ねるものとする。調査の概要は以下のとおりである。 ①調査の目的 国においては、公民による居住の安定確保に向け、2007年、住宅確保要配 慮者に対する賃貸住宅の供給の促進に関する法律(以下、住宅セーフティ ネット法)を制定し、さらに2011年には高齢者の居住の安定確保に関する法 律(以下、高齢者居住安定確保法)を改正するとともに、2016年には厚生労 働省・国土交通省による「福祉・住宅行政の連携強化のための連絡協議会」 を設け、福祉行政との連携を先行させながら、居住政策の実現に向けた道筋 を徐々に整備している。このような状況を踏まえ、自治体における居住政策、 とりわけ住宅・福祉部局の連携の実態や今後の居住政策実施にむけた課題に ついて明らかにすることを目的とする。 ②調査対象・配布回収 全国47都道府県、20政令指定都市、48中核市、23東京特別区、その他県庁 所在市と居住支援協議会設置市町の計153自治体を対象に、住宅部局用と高 齢者福祉部局用の2種類の調査票を配布、回収した。このうち、分析対象 となる住宅部局については、153票の配布、124票の回収(回収率81.0%)で あった。. 地域創造学研究. 3.

(4) 論文 表2-1 都市の種類別配布・回収数・比率. ③調査手法:郵送による調査票配布、郵送・Eメールによる回収 ④調査時期:平成29年3~4月実施 ⑤調査項目 1)住宅部局用:自治体の住宅政策の実施状況、住宅セーフティネット政策 の取組み方(連携の実態等)、居住支援協議会の活動実態、都道府県にお ける市町村福祉部局との連携等の実態、今後の課題や意見等 2)福祉部局用:高齢者の「住まい」に関する取組みの実態、高齢者の住ま いや居住環境に関する住宅部局等との連携状況、今後の連携に向けた課題、 市町村における都道府県住宅部局との連携等の実態、今後の課題や意見等 ⑥調査主体:佐藤.由美 (奈良県立大学) 、阪東.美智子(国立保健医療科学院). 3.住宅部局に関する実態調査の結果 3-1 住宅政策の概要 各自治体の住宅政策の実態を、行政計画の策定状況、公営住宅や民間住宅 に関する施策の実施状況等から把握する。. (1)行政計画の策定 まず、住生活基本法により全国計画に即して都道府県が策定する「1.住 生活基本計画」をみると、回答のあった都道府県すべてが策定している。こ の他、住宅政策の基本計画である「2.住宅マスタープラン・住生活基本計 画(法定外)等」も、政令指定都市の94.4%や東京特別区の93.3%で策定さ れているが、中核市では82.1%とやや少ない。これに対し、国土交通省・厚 生労働省共管の高齢者居住安定確保法に基づく「3.高齢者居住安定確保計 画」をみると、都道府県では93.0%が策定しているが、市町村では政令指 定都市の50.0%で策定されている以外はほとんど策定されていない。一方、 4.

(5) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 2015年に施行された空家対策等特別措置法に基づき、市町村による策定が定 められた「6.空家等対策計画」は、政令指定都市のみならず、中小の都市 でも策定率は高く、中核市64.1%やその他市町66.7%等となっている(表3-1)。 表3-1 計画策定状況<複数回答>. (2)公営住宅政策 次に、自治体住宅政策の中核を担ってきた公営住宅政策の実態をみる。公 営住宅は、1950年に制定された公営住宅法に基づいた公共性の高い事業であ り、自治体が事業主体となり全国で約200万戸弱のストックがある。制度発 足当初の入居基準は、国民の約80%程度が対象であったが、その後の制度変 更でその比率は低下し、1996年法改正以降は、原則、政令月収15.8万円(収 入分位25%)以下となり、福祉目的が明確になった。これにより一層、福祉 政策との連携が求められるようになった。 ①公営住宅管理戸数・応募倍率 まず、本調査をもとに、各自治体の公営住宅の管理戸数をみると、政令 指定都市では20,000戸以上の比率が38.9%と最多なのに対し、都道府県では 5000~10,000戸未満が最多の39.5%、中核市では3,000~5,000戸が38.5%で最 多となっている。地方別3)に差がみられ、関東大都市圏では都県の管理戸数 は多いが、政令指定市を含め区市町の管理戸数は少ない(図3-1)。 応募倍率をみると、都市の種類を問わず、関東大都市圏の倍率が極端に高 く、特に、東京特別区では管理戸数の少なさも相まって20.0倍以上の自治体 が6割を占めている。一方、その他大都市圏やその他地方では、1.0倍を下 回る自治体が多く、地方間の差が大きい(図3-2)。. 地域創造学研究. 5.

(6) 論文. 図 3-1 都市の種類別地方別 公営住宅 管理戸数. 図 3-2 都市の種類別地方別 公営住宅 応募倍率(年間). ②公営住宅の供給・管理方式 つぎに、公営住宅事業における民間事業者との連携状況を、供給方式と管 理方式に分けて把握する。 まず、供給方式をみると、東京特別区を除き、すべての自治体が所有地に 公営住宅を直接建設する手法を用いているが、借地での直接建設や1996年の 公営住宅法改正後導入された民間住宅の借上・買取制度の利用等、民間との 連携事業も実施されている。特に、政令指定都市や東京特別区等の大都市で は、複数の手法を用いて公営住宅の供給を行っている(表3-2)。 また、管理方式をみると、行政による「1.直接管理」40.3%よりも、民間 事業者等による「3.指定管理」の比率が58.1%と高く、特に、都道府県・ 政令指定都市・東京特別区では6割を超えている。さらに、都道府県や政令 6.

(7) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~ 表3-2 都市の種類別 公営住宅の供給方式<複数回答>. 表3-3 都市の種類別 公営住宅の管理方式<複数回答>. 指定都市では住宅供給公社等による「2.管理代行」も併用されている(表 3-3)。 ③公営住宅政策の問題 公営住宅政策の最大の問題として認識されているのは「維持・修繕が計画 通りに行えない」23.4%であり、公営住宅ストックの維持に係る計画的な財 政支出が難しくなっているためと思われる(表3-4)。しかし、複数回答では 「共用部分の自治会等による管理が困難」を6~7割の自治体が挙げ、合 計74.2%と最多である。すなわち、居住者の自治活動に委ねられている団地 共用部分の管理行為が、居住者の福祉階層化等により困難になっている状況 が読み取れ、福祉やコミュニティ行政と連携した団地運営が求められている ものと思われる。また、地方別にみると、関東大都市圏合計で「1.応募倍 率に応じた住宅整備が困難」が55.2%を占め、公営住宅の量の不足が問題と なっているのに対し、近畿大都市圏やその他大都市圏等では、 「2.ストック の質・立地がニーズに不適応」「6.空き家率の高い団地がある」の比率が 高く、公営住宅団地の需要とのミスマッチや空き家問題などが生じており、 関東大都市圏とそれ以外の圏域の問題に違いがみられる(表3-5)。 地域創造学研究. 7.

(8) 論文 表3-4 都市の種類別 公営住宅政策の問題<最大:単数回答>. 表3-5 都市の種類別地方別 公営住宅政策の問題<複数回答>. (3)民間住宅政策 つぎに、自治体行政内での民間住宅政策の実施体制や代表的な施策の実施 状況についてみる。 ①民間住宅政策担当者の配置状況 持ち家や民間賃貸住宅に対する政策は、長年、国や関係機関による低利融 資や相談事業を中心に、間接的な手法により取組まれてきたが、近年は民間 賃貸住宅事業者への直接補助施策が増え、その指導・監督業務が自治体に委 8.

(9) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. ねられている。また、持家の維持管理・更新や賃貸住宅への円滑な入居、空 き家対策等の民間住宅政策は、公営住宅政策に比べると、自治体の裁量に 委ねられる部分が大きい。その実施体制の実態を民間住宅政策担当者の配 置状況(対応体制)からみると、政令指定都市では「1.専従の担当課や係 等あり」が61.1%で最多であり、 「3.他の業務兼務の担当職あり」も27.8%あ る。これに対し、その他市町や東京特別区、中核市等では特定の担当職はな く、 「4.状況に応じて担当」が最多となっている。また、都道府県も3割近 くが、担当職を配置しておらず、大都市以外の自治体における民間住宅政策 の対応体制は脆弱であるといえる(表3-6) 。 表3-6 都市の種類別 民間住宅政策担当者の配置状況. ②民間住宅政策の実施状況(持家・借家含む) つぎに、こうした体制に基づく民間住宅政策をみると、 「4.住宅相談・住 情報の提供」「5.新築・リフォーム等への補助・融資」「9.空き家の利活用 に向けた独自の体制」については5割超の自治体が実施している。 このうち、都道府県では「7.居住支援協議会の設置運営(主体)」が全数 で実施されている他、 「4.住宅相談・住情報の提供」「10.災害時の民間活 用仮設住宅の供給・準備」等の実施率が高い。これに対し、政令指定都市で は「4.住宅相談・住情報の提供」「8.居住支援協議会への参加」「12. マ ンションの適正管理や建替え等の支援」等が8割超で実施されているが、中 核市では、実施率が50%を超える施策は限られている。また、東京特別区の み「6.家賃や家賃債務保証料の助成」が73.3%と高いことなど、都市の種 類により、特徴がみられる。 また、大都市圏を地方別に「1.地域優良賃貸住宅(一般向け)」や「2. 地域優良賃貸住宅(高齢者向け)」等の民間賃貸住宅供給施策をみると、公 地域創造学研究. 9.

(10) 論文. 営住宅の少ない関東大都市圏での取組みは他の大都市圏と大差ないが、 「3. その他、民間住宅借上げ」や「6.家賃や家賃債務保証料の助成」等の取組 みは多く、民間賃貸住宅ストックの活用を進める自治体が多い。 表3-7 都市の種類別地方別 民間住宅政策担当者の実施状況<複数回答>. 3-2 住宅確保要配慮者に対応した居住政策の実態 住生活基本法等では、民間住宅市場において入居が敬遠されがちで、一定 の配慮が必要となる低額所得者、被災者、高齢者、障害者、子供を育成する 家庭等の住宅の確保に特に配慮を要する者等を「住宅確保要配慮者」と定義 している。. (1)住宅確保要配慮者の実態把握 まず、住宅確保要配慮者への政策を検討する際に必要となる実態やそ の居住ニーズの把握方法をみると、 「2.既往統計データの活用」が46.0%、 10.

(11) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 「4.公営住宅の応募状況から類推」37.9%、 「5.住宅相談等での直接把握」 33.9%. 等が多く、全体の7割超は何らかの方法で実態やニーズを把握して いる(平均2.38種類)。特に、政令指定都市や東京特別区では、上記の方法 の他、「3.関係部局に照会・情報収集」や「6.外部機関等からの情報提供 等」の比率も他より高く、他の部局や外部機関との連携がみられる。これに 対し、「8.特になし」は23.4%.あり、中核市でその比率が高い(表3-8)。 表3-8 都市の種類別 住宅確保要配慮者に関する実態やニーズの把握方法. (2)公営住宅の入居者への生活支援 公営住宅入居者の福祉階層化がみられる中、入居者への生活支援の実態か ら住宅と福祉の連携の状況をみる。 ①シルバーハウジングの管理戸数や応募倍率 1980年代に住宅・福祉連携のモデルとして制度化されたシルバーハウジン グプロジェクトは、住宅部局による高齢者向け仕様の住宅の供給と、福祉部 局による身近な見守り・緊急時の対応体制を組み合わせて供給されるもので ある。全国で986団地(24,904戸) (平成25年度末)が管理されている4)。 都市の種類別・地方別に管理戸数をみると、関東や近畿の政令指定都市で 200戸以上の比率が高く、その他地方の都道府県やその他市町では取組みの ない自治体が多い(図3-3) 。 応募倍率をみると、関東大都市圏の都県営住宅・政令指定都市営住宅や近 畿大都市圏の政令指定都市では20倍以上が多く、高齢者住宅の需要の高さを 示している(図3-4) 。. 地域創造学研究. 11.

(12) 論文. 図 3-3 都市の種類別地方別 シルバー ハウジング戸数. 図 3-4 都市の種類別地方別 シルバー ハウジング応募倍率(年間). ②一般公営住宅におけるその他の居住支援(シルバーハウジングを除く) つぎに、公営住宅における福祉部局等と連携状況を把握するため、問題と して挙がっている居住者に対する独自の居住支援の実施状況や具体的な取組 み事例を把握した。それによると、 「7.特になし」が全体の53.2%で最多で あったが、 「6.その他」や「2.安否の確認等を行う相談員等の配置」をそ れぞれ2割弱の自治体が実施している。 このうち、 「6.その他」の記入をみると、機器による緊急通報対応、既存 の公営住宅の管理体制による情報提供、指定管理者による安否の確認等の他、 サロン活動の実施、地域ケア会議への参加等、積極的な居住支援を行ってい る自治体もあり、安否の確認等をはじめとした対人サービスと連携した自治 12.

(13) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 体独自の居住政策が実践されている(表3-9、10)。 表3-9 都市の種類別 公営住宅における独自の居住支援の実施状況. 表3-10 公営住宅における独自の居住支援の実施状況・「その他」回答例 ( )内の数字は回答自治体数 ・緊急通報装置の設置・活用(2) ・個別の安否確認の実施:登録者に電話による安否確認(1)、公営住宅管理スタッ フ(入居者含む)による対応(3)、指定管理者による対応(6) ・住宅管理システムによる情報提供(2) ・近隣での見守りを誘発するためのサロン活動等(2) ・地域ケア会議への参加(2) ・その他、福祉部局等との連携(2). (3)民間賃貸住宅入居への支援 次に、福祉部局や民間不動産業界など、多方面との連携が求められる民間 賃貸住宅への住宅確保要配慮者の入居支援策についてみると、2007年に制定 された住宅セーフティネット法に基づく取組みが多い。なお、その後、2016 年に民間賃貸住宅の住宅セーフティネット機能の強化に向け、法改正・制度 拡充が行われたところであるが、本調査時点はその施行前である。 実施状況についてみると、都道府県・政令指定都市を中心に取組みの多 い「3.入居を拒まない住宅情報提供」が58.1%、東京特別区・政令指定都 市を中心に取組みの多い「2.住宅確保要配慮者に対応した個別の相談」 41.9%等の順に多く、入居後の生活を支える「4.生活支援サービス提供」 は12.1%、 「5.生活支援サービスの紹介、情報提供」は22.6%等とそれより も低率である。各自治体の平均取組み数は全体で2.37だが、中核市では0.92 と少なく、民間賃貸住宅への入居支援のための取組みは低調である(表 3-11) 。 地域創造学研究. 13.

(14) 論文 表3-11 都市の種類別 住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅への円滑な入居の促進に 向けた取組み(実施・検討)<複数回答>. 3-3 福祉部局等との連携の実態 福祉部局等と連携方法やそれに基づく代表的な施策、民間賃貸住宅への入 居支援等の実施状況から、住宅と福祉の連携の実態を把握する。. (1)福祉部局等との連携方法 ①行政内の住宅部局と福祉部局の連携方法 行政(保健福祉部局)との協議・情報交流の有無をみると、 「8.特に協議 や情報交流を行っていない」自治体は全体の8.1%に過ぎないが、中核市で は15.4%と比率が高い。一方、それ以外の「協議あり」の自治体は平均1.87 種類の方法で協議等を実施しているが、そのための組織やルールの整備を 行っている自治体は極めて少なく、 「7.必要に応じて適宜協議している」が 66.1%と最多である。その他、都道府県では「2.居住支援協議会」が74.4% と多いが、他の実質的な連携体制を設けている自治体は少ない。政令指定都 市はすべて協議等を行っており、住宅関連や福祉部局等の計画策定時等に設 けられた「5.6.委員会などへの参加」も多く、平均2.28種類の手法を用い て、協議や情報交流を図っている。これに対し、中核市や東京特別区、その 他市町では、居住支援協議会を通じた連携が全般的に少なく、 「7.必要に応 じて適宜協議している」が中心となっている(表3-12)。 14.

(15) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~ 表3-12 都市の種類別 保健福祉部局等との連携方法(行政内の連携)<複数回答>. ②行政外の福祉等機関・団体等との連携方法 つぎに、行政外の福祉機関・団体との協議・情報交換の有無についてみ ると、 「8.特に協議や情報交流を行っていない」自治体は全体で29.8%と行 政内の福祉部局等と比べ、高率である。特に、中核市の46.2%やその他市町 の44.4%等で比率が高く、逆に、政令指定都市では11.1%と低い。それ以外 の「協議あり」の自治体では、平均1.21種類の方法で協議等を行っているが、 都市の種類間の差はあまり大きくない。しかし、その特徴を詳細にみると、 都道府県や政令指定都市では「1.居住支援協議会において」が多い他、政 令指定都市や東京特別区の中には「4.必要に応じて適宜」や「5.業務の 委託等」等、実質的な連携を行っている自治体もあり、連携方法の種類が多 い(表3-13) 。 表3-13 都市の種類別 保健福祉部局等機関・団体との連携方法 (行政外の連携) <複数回答>. (2)代表的な民間住宅施策等の実施状況 つぎに、複数部局・機関が関わる居住政策の実態を明らかにするため、代 表的な民間住宅施策として、市民の居住ニーズへの対応基盤となる「1.住 宅全般の相談窓口・情報提供」、医療・福祉専門職の関与の必要性が高く、 地域創造学研究. 15.

(16) 論文. 個別対応も求められる「2.住宅改修や改善の相談」、中核市以上の自治 体に登録・指導・監督の権限がある「3. サービス付高齢者向け住宅(以下、 サ高住)の指導監督」、住宅だけでなく環境や防犯等多くの部局・機関との 連携が求められる「4.空き家の利活用検討協議」の4つについて、取組み の有無や実施主体・連携相手等の実態を把握する。 ①取組み状況 代表的な4つの施策に対する取組みの有無をみると、最も多いのは、 「3. サ高住の指導監督」の80.6%、 「1.住宅全般の相談窓口等」59.7%であるが、 検討中まで含めると、 「4.空き家の利活用検討協議」も計65.3%と多い。都 道府県や政令指定市ではまんべんなく実施されているのに対し、中核市やそ の他市町では「1.住宅全般の相談窓口等」や「2.住宅改修や改善の相談」 等、市民との直接関わる相談等の施策の取組みは少ないが、 「3. サ高住の指 導監督」は中核市の87.2%と、多い。 このように、法制度が自治体の連携に直接、影響を及ぼしている(表3-14)。 表3-14 都市の種類別 代表的な民間住宅施策の実施状況. ②実施主体や連携相手..<取組みのある自治体> つぎに、4つの施策の実施主体と連携相手についてみると、 「1.住宅全般 の相談窓口・情報提供」の実施主体は住宅部局が78.2%と多いが、東京特別 区や都道府県は外部機関も一定比率ある。また、都道府県は住宅部局の連携 相手として外部機関を挙げる比率が33.3%ある(表3-15、16)。 一方、「2.一般住宅における住宅改修や改善の相談」は、福祉部局や外 部機関が実施主体となる例が中核市やその他市町を中心に多く、また、住 宅部局が主体の場合も、外部機関と連携している比率が高い(表3-17、18)。 介護保険・住宅改修との関係等、相談に係る対象や相談内容により、連携の 16.

(17) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 必要性、連携相手等が規定されるものと思われる。 つぎに、「3. サ高住の指導監督」の場合、都道府県・政令指定都市では、 住宅部局が実施主体となる場合が多いが、中核市や東京特別区の中には福祉 部局が実施主体となる自治体もある。住宅部局主体の場合の連携相手の8割 は福祉部局であり、法律上の規定(共管)に応じている(表3-19、20)。 また、 「4.空き家の利活用に向けた検討・協議」の実施主体は、中核市以 上では住宅部局となっているが、東京特別区やその他市町では他部局が3~ 5割を占めている。住宅部局主体の場合の連携相手としては、外部機関や他 部局、協議会等、多岐にわたっており、 「3. サ高住」のような定型となる連 携体制はなく、多様である(表3-21、22) 。 表3-15 都市の種類別 住宅全般の相談窓口設置・情報提供の実施主体. 表3-16 連携相手の種類(実施主体が住宅部局の場合). 表 3-17 一般住宅における住宅改修や改善の相談の実施主体. 表 3-18 連携相手の種類(実施主体が住宅部局の場合). 地域創造学研究. 17.

(18) 論文 表 3-19 サ高住の指導監督の実施主体. 表 3-20 連携相手の種類(実施主体が住宅部局の場合). 表 3-21 空き家の利活用に向けた検討・協議の実施主体. 表 3-22 連携相手の種類(実施主体が住宅部局の場合). (3)民間賃貸住宅への入居促進に向けた取組み つぎに、住宅確保要配慮者の民間賃貸住宅への入居促進施策の一つ、居住 支援協議会についてみる。居住支援協議会とは、地方公共団体や民間事業者 (住宅・不動産・建築・金融等)、居住支援団体等が連携し、住宅確保要配 慮者及び民間賃貸住宅の賃貸人の双方に対し、住宅情報の提供等の支援を実 施するものであり5)、典型的な居住政策として捉えることができる。平成29 年9月末時点、47都道府県・22区市町村に設置されている(国土交通省調べ)。 本調査による取組み状況は前出の表3-7の通りで、居住支援協議会の設置 運営主体が全体の46.8%、同参加は41.9%を占めている。これら居住支援協 18.

(19) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 議会が担う役割・業務についてみると、 「1.個別の相談」「2.住宅情報の提 供」「4.生活支援サービスの紹介等」の相談・情報提供業務の実施が過半 以上あるが、「3.生活支援サービスの提供」や「4.家賃や家賃債務保証料 の助成」は居住支援協議会よりも、自治体の福祉部局や住宅部局が直接実施 している比率が高い(表3-23~27) 。 表3-23 1.住宅確保要配慮者に対応した個別の相談の実施主体. 表3-24 2.入居を拒まない住宅情報提供の実施主体. 表3-25 3.生活支援サービス提供の実施主体. 表3-26 4.生活支援サービスの紹介、情報提供の実施主体. 表3-27 5.家賃や家賃債務保証料の助成. 地域創造学研究. 19.

(20) 論文. 3-4 住宅と福祉の連携に向けた課題 最後に、今後の住宅と福祉の連携に向けた課題について、住宅部局の視点 からみる。. (1)連携の必要性 自治体住宅部局における福祉部局等と連携が必要な場面や事項についてみ ると、最も必要と考えられている<単数回答>は、 「4.民間住宅への住宅確 保要配慮者の入居の円滑化、支援」であり、全体の41.9%が挙げている。特 に、政令指定都市で66.7%と比率が高く、中核市では28.2%と低い(表3-28)。 さらに、複数回答をみると、 「6.住宅確保要配慮者への住宅・住宅政策に 関する情報提供や相談」64.5%、 「8.生活困窮者担当部局との情報共有・協 議」60.5%、 「9.障害者福祉担当部局との情報共有・協議」38.7%の順で多 く、連携が必要な対象や事項が施策対象者に応じて、多様化する傾向がある (表3-29) 。 表3-28 最も連携が必要な場面や事項<単数回答>. 表3-29 その他、連携が必要な場面や事項<複数回答>. (2)連携に対する意向 つぎに、他部局や行政外の機関・団体などとの関係に関する意向をみると、 約3/4の自治体住宅部局が「連携強化したい・している」または、 「したいが 20.

(21) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 難しい」と回答し、その場合、連携を希望する相手(複数回答)は「2.地 域福祉担当」83.0%、 「4.生活保護・生活困窮者担当」73.4%、 「3.障害者担 当」64.9%等の福祉部局が多く、ついで「6.行政外の機関・団体」59.6%と なっている(表3-30,. 31)。その連携の課題(複数回答)は、 「5.情報交換や 相互理解」68.1%、 「1.連携目的の明確化・共有」55.3%、 「3.連携体制の拡 充」53.2%の順で多く、日常的な交流や情報交換の難しさ、連携する目的の 理解や位置づけのあいまいさ等があるものと思われる(表3-32)。 表3-30 今後の他部局や行政外の機関・団体等との関係に関する意向. . 表3-33③. 表3-31 ①連携を強化したい相手<連携強化したい・している・したいが難しい自治体>. 表3-32 ②連携の課題<連携強化したい・している・したいが難しい自治体>. 今後の他部局や行政外の機関・団体等との「連携は現状のままでよい」自 治体の理由をみると、 「2.現状でおおむね対応ができている」が36.7%、 「1. 住宅確保要配慮者に関する問題が少ない」が30.0%と続き、特に「現状のま 地域創造学研究. 21.

(22) 論文. までよい」の比率が高い中核市でその比率が高い。このように、都市の種類 によって連携の進捗状況や施策ニーズの有無や問題の顕在化状況などに差が あるものと思われる(表3-33) 。 表3-33 ③現状のままや特に連携を進める必要のない理由 <連携は現状のまま、特に進める必要はない自治体>. 4.まとめ 本稿では、自治体における住宅部局と福祉部局等との連携の実態や意向等 より、居住政策の現状を把握した。それらをもとに今後の居住政策の課題に ついて考察を行う。. (1)自治体の取組みの実態 ①都市の種類による政策実施のための基盤形成の違い 住宅政策の基本となる住生活基本計画は、策定義務を有する都道府県で策 定され、それ以外の自治体でも約9割が法定外の住宅マスタープラン等を策 定している。それに対し、国土交通省・厚生労働省共管の高齢者居住安定確 保法に基づきハードとソフト両面からの検討が求められる高齢者居住安定確 保計画は、都道府県まで法に策定が位置づけられているが、市町村は任意計 画となることもあり、策定実績は少ない。また、住宅セーフティネット法に 基づいた居住支援協議会は、行政内部局に加え、建築・不動産、福祉等の外 部機関から成る総合的な協議・情報交流のプラットフォームとなることが期 待されているが、都市の種類ごとに設立状況に大きな差があり、基礎自治体 である市町村による設立は都道府県に比べると非常に少ない。 このように、法に基づく計画策定や政策の実施状況は、都道府県・政令指 22.

(23) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 定都市・中核市等の都市の種類別に主体としての実施義務や関与する権限に 違いがあり、それが直接、自治体の住宅と福祉の連携による取組みに影響を 及ぼしている。とりわけ人口・財政規模の小さい中核市以下の都市では、多 分野との協議や連携を要する取組みは大都市よりも少ない。 その理由としては、そもそもの住宅問題の性質の違いや、それを背景とし た体制の不十分さ等があるものと思われ、今後の調査により、明らかにする 必要がある。 ②地方性による政策課題対応の違い 公営住宅の実態や課題についてみると、大都市圏・地方圏による差が大き い。特に関東大都市圏の区市町村は、管理戸数が少なく、応募倍率が高く、 量の不足が顕著である。これに対し、近畿大都市圏やその他地方では、公営 住宅の需給のミスマッチや管理運営に関する課題の比重が大きくなっている。 一方、民間住宅政策の実施状況をみると、関東大都市圏では民間賃貸住宅の 供給施策よりも、民間住宅の借上げや家賃や家賃債務保証料の助成等、既存 ストックの活用により、公営住宅を補完する取組みを行う自治体が多い。 このように、大都市間にも背景となる住宅事情に差があり、公営住宅・民 間住宅施策の課題が異なっている。 ③住宅と福祉の連携の方法 つぎに、住宅部局と福祉部局・機関等との連携状況をみると、施策によっ て連携方法に違いが見られる。 . 安定した居住の実現に向けた諸施策の実態、とりわけ民間賃貸住宅への入 居支援における連携の実態をみると、市民に対する相談などの情報提供や、 居住者に対する生活支援等には自治体ごとに取組みの差があるのに対し、サ 高住の指導監督や居住支援協議会の設立の有無等については、一定の傾向が みられ、規定する法制度の影響が強い。 また、公営住宅の居住支援等においては、自治体独自に行政外機関等も含 めた連携による支援方策が生まれている。さらに、民間賃貸住宅への入居促 進策も、それぞれの実施主体や連携する組織・機関の有無・種類等が異なっ ており、例えば、個別相談、生活支援サービスの提供等、直接、市民に接す 地域創造学研究. 23.

(24) 論文. る取組みの方が福祉部局や外部機関との連携が進んでいる。. (2)今後の居住政策の課題 以上の実態をもとに、今後の居住政策展開に向けた課題について考察する。 まず、現時点では、法的な義務や権限が自治体居住政策に与える影響が大 きく、その枠内で取組みを検討、実践していく傾向が見られる。このため、 住生活基本計画や居住支援協議会等、都道府県や一部の政令指定都市しか取 組みのない施策や事業については、その他自治体においても、必要性を確認 しつつ、需要に応じて取組むことができるような促進策が求められる。とり わけ、市民生活に密接に関わる福祉行政との連携は、基礎自治体レベルでの 取組みが期待されることから、都市の種類に関わらず常時円滑な協議・情報 交流等が行えるような実効性のある体制構築が求められる。 一方、公営住宅居住者への居住支援や、空き家対策等については、中小の 自治体でも独自の連携施策が生まれていたり、関東大都市圏の一部では公営 住宅以外の住宅セーフティネット施策(民間住宅の借上げや家賃等の助成) が実施されていたり、独自の居住政策の実践もみられた。これらの背景には、 その前提となる顕在化したニーズの存在が想定され、自治体における課題の 把握や他の部局との共有が重要であるものと思われる。 さらに、現在、2017年に改正・施行された住宅セーフティネット法に基づ く代表的な居住政策である居住支援協議会については、調査時点では都道府 県での設立が多く、協議中心の活動であったが、今後、実質的なアクション を実施するための連携の基盤としての充実やその活用が期待される。 今後は、住宅確保要配慮者の実態・ニーズ把握を充実させながら、高齢者 の他、障害者、子育て世帯、生活困窮者等の対象の拡大のもと、多部局・多 機関の連携を図ることが求められる。そのためには、課題の共有や連携目的 の明確化が求められる。 なお、実施している施策の詳細な実態や自治体間の取組みの差の要因につ いては、アンケート手法の限界から十分に把握・分析が行えなかったが、今 後、インタビュー調査等により明らかにしていくことが必要である。 24.

(25) 住宅・福祉部局等の連携による自治体居住政策~住宅部局からみた実態と課題~. 本研究は科研費助成事業「超高齢社会の『協議会型アプローチ』による居 住支援」(16K06655)の一部として実施したものであり、阪東美智子氏(国 立保健医療科学院)との共同研究である。 最後に、調査に協力いただいた自治体の皆様に厚く御礼申し上げます。. 註 1)厚生労働省・国土交通省告示1号「高齢者の居住の安定の確保に関する基本 的な方針(平成29年10月改正)において、「高齢者の住まいの問題は、両政策 (住宅政策・福祉政策)にまたがるものであり、建物という「ハード」とサー ビスという「ソフト」を一体的にとらえて、国民本位・住民本位の立場から、 住宅政策と福祉政策の緊密な連携のもとに取り組む必要がある。」とある。 2)佐藤・多治見(2010)では、全国自治体(住宅部局・高齢福祉部局対象)への アンケート調査・インタビュー調査をもとに、住宅と福祉両部局の「連携」へ の認識の違いや協議を継続するための体制が不備であること等の課題を明らか にした。 3)地方区分の定義は、以下による。 ①国勢調査の大都市圏に準拠、②都道府県単位で市町村も区分、③大都市圏は、 県庁所在市が含まれる県までを含むとし、 ・関東大都市圏:東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県とそれに属する市区 ・近畿大都市圏:大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県とそ れに属する市 ・その他都市圏:北海道・宮城県・新潟県・静岡県・愛知県・岡山県・広島県・福岡県・ 熊本県とそれに属する市と栃木県・群馬県・茨城県とそれに属する市 ・その他 4)国土交通省,住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策の実施状況~平 成26年度~,2015 5)国土交通省,居住支援協議会について, http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_fr3_000019. html [2017.12.10]. 参考文献 岡本祥浩(2016)「住宅政策と他行政施策の連携-居住福祉の実現へ」『都市問 題』第107巻(第9号),pp82-90 佐藤由美・多治見左近(2010)「住宅と福祉の連携施策に対する評価と課題 - シルバーハウジング等実施自治体における高齢者居住政策の実態-」『日本. 地域創造学研究. 25.

(26) 論文 建築学会計画系論文集』第75巻(第651号),pp.1191-1198. 住田昌二(2007)『21世紀のハウジング<居住政策>の構図』,ドメス出版 中島明子(2013)「都市住宅政策の再考-社会保障としての居住政策-」『都市 住宅学別冊20周年記念誌』pp34-35 阪東美智子(2016)「介護・医療制度改革と居住」『深化する居住の危機 住宅 白書2014-2016』ドメス出版 平山洋介(1988)『公営住宅政策と社会福祉政策の関係に関する基礎的研究』神 戸大学学位論文. 26.

(27)

参照

関連したドキュメント

「30 ㎡以上 40 ㎡未満」又は「280 ㎡ 超」の申請住戸がある場合.

居宅介護住宅改修費及び介護予防住宅改修費の支給について 介護保険における居宅介護住宅改修費及び居宅支援住宅改修費の支給に関しては、介護保険法

在宅医療の充実②(24年診療報酬改定)

延床面積 1,000 ㎡以上 2,000 ㎡未満の共同住宅、寄宿舎およびこれらに

台地 洪積層、赤土が厚く堆積、一 戸建て住宅と住宅団地が多 く公園緑地にも恵まれている 低地

太陽光発電設備 ○○社製△△ 品番:×× 太陽光モジュール定格出力

トルエン ( 塗料、速乾接着剤などに含まれる ) 無色、刺激臭、比重 0.9

住生活基本法第 17 条第 2 項第 6 号に基づく住宅の供給等及び住宅地の供給を重点的に図るべき地域