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データサイエンス価値創造プロジェクト研究
公益財団法人関西生産性本部、株式会社オージス総研の連携によるセミナーが実現!
製造業向けデータサイエンス人材育成塾
製造業向けデータサイエンス人材育成塾
製造業の発展に不可欠なIoTや機械学習に関する企業人
材育成を推進するため、2018年9月11日(火)~10月15
日(月)にかけて、公益財団法人 関西生産性本部、株式
会社オージス総研と連携し、「第1期製造業向けデータサ
イエンス人材育成塾 ~IoTと機械学習をデータ取得から
分析まで一気通貫で学ぶ~」を大阪市内で開催しました。
全国の製造業から20名(定員20名満席)が参加しました。
製造業においてIoTや機械学習を武器にするには、デー
タサイエンティストだけでなく全体を指揮命令するミドル
層の育成も重要になってきます。しかし、多忙なミドル層
は、難解な数式やプログラムを理解していく時間的余裕も
なく、充分な知識を持てていません。優秀なデータサイエ
ンティストを揃えても、それを率いるミドル層が力不足で
成果を出せない企業が多いです。
そこで、これまでIoTや機械学習に携わってこなかった
ミドル層に対して、自らはプログラミングしなくても、デー
タサイエンティストやシステムエンジニアを率いてプロ
ジェクトを推進する、そういった映画監督的な役回りに必
要なレベルの専門知識を短期習得してもらうのが本セミ
ナーの狙いです。
講演する河本教授
前半はセンサーによるデータ計測からクラウドでのデー
タ保存、見える化、異常検知までの一連の流れについて、
ゼロからシステム構築していくプロセスを疑似体験して
もらうことで、予備知識なしにIoTや機械学習を使うプロ
ジェクトの開発全体像を理解してもらうよう工夫しまし
た。後半は、機械学習の代表的な手法について、サンプル
コードを自ら実行してもらうことで感覚的にも理解できる
ように工夫しました。様々な組織や企業から受講される中、
全セッションを通じて、ディスカッションやプログラミン
グ等の実装を交えた講義内容に対し、受講者の皆さんは最
後まで熱心に取り組まれ、活発な質疑応答も行いました。
最終日には受講者が抱えるIoTやデータ分析の課題に関す
る相談会も開きました。
第1期製造業向けデータサイエンス人材育成塾講義内容
開催日 講 師 題目・概要
1日目 2018年
9月11日(火) (滋賀大学データサイエンス河本 薫
学部 教授)
「導入」:製造業におけるIoT/機械学習の活用とその重要性について、先
行事例をまじえながら説明します。また、IoT/機械学習を活用したプロ
ジェクトの進め方とそれに必要な能力について概説します。
2日目 9月21日(金)
(株式会社オージス総研)松本 祐司 「センサーデータの収集と見える化」:機器や設備のセンシングデータを通信し、それをクラウド上で収集し、グラフ化するところまでの開発を、
一気通貫で体験します。
3日目 9月26日(水)
(株式会社オージス総研)松本 祐司 「クラウド上での異常検知の体験」:2日目に開発したシステムで収集したデータを用いて、異常検知ロジックの開発に加え、異常検知した場合
にアラームメールを送信する機能の開発を体験します。
4日目 9月27日(木)(滋賀大学データサイエンス笛田 薫
学部 副学部長)
「異常検知のための機械学習(教師なし学習)」:データの特性(正規分布、
周波数特性、相関)と閾値による異常判別からはじまり、マハラノビス
の距離、LOF、one-classSVM、changefinderといった分析手法につ
いて、その長短所や選択方法も含めて解説します。またPythonを用いた
実習を通じて、成功体験を積み、自信と理解を促進します。
5日目 9月28日(金)(滋賀大学データサイエンス松井 秀俊
学部 准教授)
「故障予知のための機械学習(教師あり学習)」:ロジスティック回帰、決
定木、ランダムフォレスト、SVMといった分析手法について、その長短
所や選択方法も含めて解説します。Pythonを用いた実習も行い、成功体
験を積み、自信と理解を促進します。
6日目 10月15日(月)(滋賀大学データサイエンス河本 薫
学部 教授)
「自社での推進方法の検討」:参加者が自社で抱えている課題について、
個別にアドバイスします。自社で何を成し遂げたいのか、それを成し遂
げるためにIoTと機械学習をどのように活用すればよいのか、など豊富
なデータ分析プロジェクト経験をもとにアドバイスします。
データサイエンス2019.indb 19 2019/05/20 11:38:21