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ケーペ式巻上機用ライニングの摩擦特性と耐摩耗性

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U.D.C.る22.る73.1_597.d

ケーぺ式巻上機用ライ=ングの摩擦相生と耐摩耗性

Friction

and

WearPropertiesofLiningforKoepeWinders

也*

MasayaImai ShtiichiNagano

ワイヤロープとシープとの接触角を実際のケーペ式巻上機における値に近い188度とLて,径の1%異なる 二つのシープを組合わせた差動機朽からなる実 を測定した。その際ライニソグと 装置により,ワイヤロープとシープライニソグとの 擦係数 布剤の種群,面圧およびすべり速度を種々に変え,それらが摩擦係数に及 ぼす影響をも明らかにした。またEitelweinの式によって定義される見かけの摩 を検討した結果,今回の測定値は実検に適用できるものと考えられた。 係数とロープ張力との関係 さらに,摩擦係数の比較的良好なゴムあるいはPVCからなるライニソグ4種に関して摩耗試験を行った結

果,布入ゴムライニソグの耐摩耗性はあまりよくなかったが,それ以外のものでは大差なかった。また摩擦仕

事に対する摩耗体積の割合,すなわち摩耗

l.緒

は10 5∼10▼4cc/kgmであった。 つるべのようにワイヤロープをシープに巻き掛けて,ロープの先 につけた荷を上下させるケーペ式巻上磯はヨーロッパ,特にドイツ の立坑において盛んに用いられており,わが国でも今後盛んになる と思われる(1)。 この方式においてはシープに取付けたライニソグとワイヤローープ との間の摩擦力によって最大正味巻上荷重が決雇されるので,ケー ペ式巻上機設計のためには,それらの問の摩擦係数の値を知り,ま た摩擦係数と最大正味巻上荷重との関係を知ることが必要である。 このため国内,国外の多くの研究機冒 においては,種々な 験方法 によって,ロープとライニソグとの摩擦係数の測定が行なわれてい るが,そのおもなものとしては次のようなものがある。 (1)ロープを二つのライニソグで両側からはさみ,ロープを引 抜くのに する力とはさむ力とから摩擦係数を算出する。 (2)一端を固定し,他端に 妄錘をつるしたロープをシープに巻 掛け,このシープを回転させるのに必要なトルクと重錘荷市とか 擦係数を算出する。 (3)ロ・一プとシープとを共に動かし,ロープの張力と速度,お よびシープの周速を任意にかえ,その際シープに作用するトルク とロープ張力とから摩擦係数を算出する。 これらの中で(1)の方法ほ,ロープがライニソグの端部でLほら れるために径が小さくなり,引抜きに要する力は 擦力以_1二に大き くなるので(エッジ効果),摩擦係数の測定値はシープにおける伯よ りも大きくなる(2)。次に(2)の方法では(1)の方法によるよりほ, かなり実機の 擦係数に近いものが測定できるが,常にロープの同 じ部分がライニソグに捌虫するのが難点であると思われる。最後に

(3)の方法によれば最も実機に近くて良いが,この場合にほ装置全

体があまり膨大にならないようにする必要上,ロープをエンドレス にすることが多い(3)。この際ロープとシープとの接触角を実機より も小さくすることを避け,180度程度に保つためには,何か特別な 機構を考える必要がある。もしも接触角が実機とはなはだしく異な る場合には,2.章で述べるように実験装田と 機とでは 擦係数と ロープ張力との相似性が保たれなくなり,実験結果をはたして実機 に適用しうるものかどうか疑問が里じる。

今回発

する実験装置においては,芹動機構を用いることにより ロープとシープとの接触角を ープとシープとを共に動かし,すべり い188度に保ったままで,ロ 々に変え,またロー プはつぎつぎと違う部分でライニソグに接触するようにしたので, * 日立製作所亀有工場 __一* 実験装置としては,かなり実機に近い状態での摩擦係数を測定し得 たものと考えている。 次に大切なことはライニソグの耐摩耗性を知ることである。一般 にゴムのような物質の摩耗量は使用条件の影響を非常に受けやすい ものであり,たとえばタイヤとしては耐 耗性の良い材 でもはき 物用としては必ずしも耐摩耗性がよくないとされている(3)。したが って摩耗試験機での耐 耗性と実機での耐摩耗性とのR引こは,一般 には相関関係を見出しがたい。そこで最も信煩性のある 験は 実地試験であるが,この場合には結果が出るまでに長時間と多大の 費用とを必要とすることが多い。 ケーペ式巻上機においても 地試験が最も望ましいわけである が,上記の理由によりこれは容易には行えないので,今回は一応の 口安をつけるために件 の測定を行った。 係数測定装置をそのまま利用して, 純量

2.畢里論酌蔦察

2.1ロープ張力と摩擦係数との関係 いま策l図のようにロープをアの力でライニソグに押付け,ロー プを引抜くのにダの力が必要であるとして,摩擦係数/′を次式で定 義する〕 /_!=ダノア ただしこの場合にダの伯としては先に述べたエッジ効果は,なん らかの方法によって除上してあるものを用いる。_, なお,Hymansによれば,第1図の場合の/Eは平面 普通の 擦係数の4/汀倍になっている(5)。 触の場合の 次にロープがシープに巻き掛けてある場合i・こはロープとシープと が共に弾性体であるた捌こ,シープに接触している部分のロープは 厳密には円弧とはならないが(6),これらの変形を無視し,

擦力は

円周方向にのみ作問するものとすれば第2図においては次の関係が なりたつ。

ロープ

l

11

I l ! l】 ライニ

:ン:,:く∴-,-ング

第1図 ロープとライニソグとの摩擦係数の定義

(2)

巻込央 退出夷 第2図 ロープ張力と摩擦係数との関係を求めるための図 第3図 シープ上でのロープ張力の分布 保(rdα一山2月2dα・甜/め=dr dα= dr 甜2月2甜 ここで α:ロープの送出し点Bから張力が変化している部分の 任意の点Qまでの角度 r:点Qでのロープ張力 甜:シープの角速度 R:シープの半径 抑:ロープの単位長さ当りの重量 g:重力の加速度 次にロープに加わる遠心力の影響は通常小さいのでこれを無視す ることにすれば(2)の分・母の後の項はなくなる。そして巻込側,送 出側の張力をそれぞれrl,r2として(2)式を析分した値を√rlとす れば の関係が得られる。これが摩擦係数とシープの両側のロープ張力と が与えられた時に必要最小限の接触角α1を求める一般式である。接 触角βがα1よりも大きい場合には,α1からβまでの間では張力はrl で一定である。すなわちロープ張力ほ弟3図のように分布し,Aか らCまではロープ張力は一定,Cからはしだいに減少してBで最小 値r2となる。 TlとTヱの差が大きくなるにつれてCほAに近づき,ついにCは Aに達しα1=βとなる。今後はα1=βの場合について考えることに する。すなわちこの場合にほ (3)/ である。 〃が一定の場合には(3)′式からただちに Tl r2 =β匹β………(4) が得られ,これが通常用いられているEitelweinの式である。 しかしながらライニソグ材として一般に用いられているゴムや合 成樹脂においては,〃が一定であることは少なく,通常は面圧,す べり速度,ロープとシープとの接触時間などによってかなり変るも のである。 今ほ一応摩擦係数は面FEb(kg/cm2)とすべり速度vs(mm/s)との

関数と考え,〝=〃(♪1びぶ)とする。ただしここで♪は次式によって

定義する。 ♪ 属d ここで,ロープ径dとシープ径Rとの単位はCm,またrの単位 はkgとする。したがって(3)′式は

♂=J:

dT

抽"ぶ)●rJr9〃(

となる。 いま, ……(6) ロープ張力を変えてれ/=鳥rl,r2′=ゑr2 とし,一方♪が もとのままの値となるように朗をゑ倍にし,またがぶを一定に保つ 場合に必要な接触角を鮎とすれば ム/l-1J●J、、・ となる。ここでr=ゐ丁 と置換すれば 鮎ニ となる。ゆえにこのことから,九 がぶ,Tl/T2さえ一定に保てば, 斤,d,rl,r2を変えても♂は不変であることがわかる。逆にいえ ばrl/ア2=′(β,久〝ぶ)の関係がなりたつことになる。これが種々条 件を変えたときになりたつ相似則である。 実機の設計にはこの関係を知りたいわけである。しかしここでほ β,九・机とrl/T2の関係で整理せずにβ㌧♪,仇と次式によって定 義される見かけの摩擦係数〃乃との関係で整理することにする。 〔八-あるいほ ■= /`礼β ∵Jいニミ 〝

loglO去

・・(8) なお,〃が一定の場合には〃れ二〃である。 2.2 すべリ速度につし、て 2.1において述べたように,ロ・-プとライニソグとのすべり速度 は摩擦係数に関係があるので,シープ各点でのすべり速度がどのよ うになるかについて述べることにする。 シープ上でのロープ張力が弟3図のように変化していく際に,ロ ープ変形量とライニソグ変形量とに差があれば,両者間にはすべり じる。このすべりとすべり速度とはそれぞれクリープおよびク リープ速度といわれる。rlとr2との差が大きくなってC点がA点 に一致するとロープとシープとの接触部分全体がすべり始める。こ れが一般にスリップといわれているものである。ここではこれを全 体すべりということにする。まず全体すべりの生じていない場合に ついて述べる。 シープ上で張力rが加わっている際のロープの単位長当りの伸び

(3)

1128 昭和36年9月 (d)全体すべりのない場合 1 (∂)全体すべりのある場合 第4図 シープ上でのすべり速度の分布 第1表 ヨーロッパの立坑における最大クリープ速度 ((14)式による) 名 称 1959 1959 1959 1959 1959 1959 は ド イ ツ ド イ ツ ド イ ツ ド イ ツ フ ー/ス スエーデノ Augste-Victoria Sophia-Jacoba SophiarJacoba Emscher.Lippe II.B.N.P.C.Barrois LKAB Kiruna r :・ 十 ど_l /こ、 ここで ♪: ン: lコ ー フ クリー プ速度 (mm/s) ♪ で与えられる。 (5)式による ロープの縦弾性係数 ロープの正味断面積 同一量のロープ長さの変化を与えるのに必要なロ ープ軸に平行な力と垂直な力との比(ポアソソ比 に柑、11)〔) この式の第2項は普通ほ第1項に比し非常に小さいので, 無視することにする....そうすれば, さほ力が加わらない場合の ロープの連続の条件(たるんだり, が加わる場合のロ ■∪ る な と 工-これを -プ長 くなったりしないこと) から,ロープ長さとロープ速度とは比例しなければならないので ご、・ 1+

旦_

EA が成り立つ。 ここで 〃1: 〃2: Tl,r2,r: また点Qのク J- -、 ..(9) ロープの巻込速度(点A) 送出 度(点B) 任意の点Qでのロープ速度 それぞれ点A(C),B,QでC7)ロープ張力 プ 〓・ との間には次の関係がなりたつ。 〃r=か/!. -〃 シープの周速度仇とロープ速度〝 この際にライニソグを剛体と仮定すると 〃/∼は一定となる.。また 点Cから点Aまでの間では,ロープ速度ほ一定で 仇=γ1………(11) となる。すなわちクリープは生じていないこ)また(9)式から

(1ト㌔憲'1-)〃1

第43巻 第9号 が得られ,(10),(11),(12)から 〃r= r 了、 Jt、. となる。したがって点Aと点Cとの間では 恥は最小値であ`),点Bでほ最大値γⅢとな る。クmは次式で与えられる。 J、 rl一丁。 〃/∼………(14) 第4図(a)はこの間の変化を示す。ここで もしも(4)式が成り立てば(13),(14)から 丁'1 EA

巨"(…)巨

仇乙=一孟一恒叩ト・(16)

となる。 次に全体すべりが生じている場合には弟4図(b)に示すように点 Aでのすべり速度とクリープ速度とを加えたものが全体すべり速度 となる。 ヨーロッパの立坑での最大クリープ速度ひmを(14)式によって計 算したものが弟l表である。ただしここではg=10,000kg/mm2と L,またAはフラット形ロープとして計算した。 以上の計算ではロープほ弾性体で,ライニソグは剛体であるとの 仮定に基いているわけであるが,実際にほライニソグも弾性体であ るので,真のクリープ速度は上記よりも小さく,時にほ0になるこ とも考えられる。この場合にはライニソグとロープとの間にはすべ りが起らないか,または一様な全体すべりが起るかである。

3.摩擦係数の測定

3.1実験装置および実験方法 第5図は今回用いた実験装置である。左方の二つの大きなシープ ほ直径が1%ほど異なる。これらと右方の二つの小さなシープとの 間には1本のエンドレスロープが巻き掛けられている。供試ライニ ソグは二つの大シープに取付けられる。テンショソバーt,Ⅶには めたナットを締めていくと,バネ51,52ほ縮み,それに伴い球軸受 によってささえられた小シープほ案内而により導びかれて右方に引 かれ,ロープに一 な張力を与える(二,大シープの小で1,000¢のほ うほ軸に附定されているが,990¢のほうほ球軸受を介して軸に取 付けられている。いま軸を矢印の向きに回転させると1,000¢のシー プほ軸とともに回転してロープを駆動し,990f与のほうほロープに より駆動され,1,000¢のシープより大きな回転数でまわる。そして 990ゥら のシープに取付けられた突起はある時間の後に軸に固定して あるレバ∴」こ当る。その後には両シープは等しい凹転数でまわるこ とになり,両者の周速は等しくなくなるので,ロープはどちらかの シープでスリ、ソプしなければならない。しかるに1,00叩のシープの 第5図 ケーペ式巻上機用ライニングの摩擦係数測定装置

(4)

接触角β(1880)は990¢のシープの接触角β′(214□)よi)かなり′ト さいので,1,000¢のシープで最初にスリップが生じることになる。 もしも杵がすべり速度の増加iこよりいち-ぢるしく増加する場合には 1,000¢のシープでのすべり速度が増すにつれて990¢のシープに おいてもすべりが生じるが,1,00(対のシープにお仁ナるすべり速度の ほうが常に大きい。この際にテンショソバーl,nに加わる引張力 をひずみゲージで測定し,それからロープ張力rl,rlを求め,(8) 式により 〃mを貸出した。 面圧としては次式で定義されている平均面庁か乙を考え,これを 5∼30kgノcm2の範囲で変えた。 ♪机 rl+r2

云由

すべり速度仇はシープ周速仇の1/100であるとした。なお真の すべり 度は,さらにこれにクリープ速度が加わるので最大で40% 程度大きくなると思われる。また/りバ仇の増加につれて著しく上■こウ 加する場合には〝ぶは1,000¢シープと990ヴ)シープとでのすべり速 度の和となる。この〃ぶを0∼70mm/sで変化させ,さらに必要に応 じては200mm/sにまで」二げた。このような穐囲で測定しておけば 3.章で述べた 機でのクリープ速度の範囲を満たしており,さらに 全体すべりが生じたときの摩擦儒数をも測定できることになる。な お実験中のロープの温度は不明であるが,停止直後のロープの温度 をサーミスタ混度計で測定し,それが300C以下iこなるようにした。 本実験装置においては接触角は188度で実機に近いL,また装置 全体が小形の割にシープ径は11Tlで割合に大きいので,実機と比較 する際に寸法効果をあまり考慮Lなくてもよいものと思われる。な お 動機栴のた捌こ,シープを高速,低トルクでまわしても,シー ブとロープとの閃に低すべり速度で大トルクを作用させることがで き,このため減速装匿が小形ですむということも本装置の利点の一 つであると思われる。 供試ライニソグはゴム,PVC(塩 化ビニール樹脂〕あるいは軽合金を 材とする国産およぴドイツ製のも のを使用した。弟d図はその断面図 である。ロープとしてはガソリンで 脱油処理をしたもの,市販されてい るケープ用摘またはロープ油を たものあるいは水をつけたものを用

/β¢ロープ

\_ 2♂ ㌧ くヽ J2 ′ 第6図 ライニソグ断面 いた。ロープの種類も普通Zより 6×37-10¢と6×19-10¢との2種に関Lて実験Lたが,その差 は小さかった。 3.2 実 験 結 果 第7、9図は摩 係数の測定結果の数例である。Jただしここで 〃ぷ=0の場合の〃′▲として′Jミしている伯ほ,静樺擦係数でほなく, がぶく0.5mm/sにおける動摩擦係数であるしノ 今巨]の測定によれば有機材料のゴムやPVCのライニソグにおい てほ,面圧の上即日によって摩擦係数の値ほ減少するのが普通で腐っ た。すなわちこれらに対してほ,クーロンの摩擦の法則はほとんど なりたたないようであった。したがって摩擦係数を→走として導び かれた(4)式はこの場合には不適当で,榊こ比かけの摩 点するだけの式となるl_) 係数む定 また軽合金ライニングの場合にはライニングが十分ロープになじ む前では面虹およぴすべり速度の影響はともに′トさいり十分なじん だ後には,すべり速度が′卜さい閃ほ面虹が増すと/′ノ.はかなり大き くなり,すべり速度が40illm/s程度まで大きくなると面圧の影響が なくなる。また市販されているケーペ用油をつけた場合には普通の ロープ池をつけた場合に比べ,雌擦係数ほ大きな値となったが,何 仁l癒墜埜牡e【」(勺茂 J ∠・ ハ以 ∧α

■'・三重rこ一・・

∫ J♂ 2J7 な し 0 △ 【コ ケーヾ嗣油 ● ▲ l⊃ 水 ● ▲ ロ C〉 ○ 0 ケーヾ用油拍血2 片 2

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♂ /♂ 〟 J♂ イ〃 ∫♂ 〝 〝 β♂ すべり速度γJ(鳳町′∫) 第7図 国緒ゴムライニン■グの摩擦係数

塗譜面悪ぷ)

∵ ∫∫ 尻∫ β /♂ /2 ∵十

2/ な し ○ ◎ △ ∇ ケーぺ用油 ¢ ▲ 虹 水 ● ▲ 、■ ローブ油 X ヽ 田 × なし,/2祓〝勉励Z

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lヶぺ用軋侶抽扉

ll

\口 一フ油,J 」〝触

l

lg 、 ‥ 、、・・・ .丘、 J-、 ・. ∴ ∴' すべり速皮 ひ2(〝サ/∫) 第8医lドイツ製PVCライニソグの摩擦係数 もつけない場合に比べると小さくなるのが 普通であ/つたしノ ときにほ 水つきの場合よりも′トさくな/つた。このことからL-て堕布別の性質 ほさらに改善する余地があるものと思われる。またケーペ川仙つき の場合にほ概してすべり となるにつれて陣 係数ほ大とな っているが,これはケーペ用油が半流動体であるために流体伴擦の 性質を示すためと見られる。

(5)

1130 昭和36年9月 記芳

主ょ蒜蒜蒜言主一句竜

塗布副、杓祀㈲娩 ∫ 7 ∴十 戚∫ ∴ 田 〟 /7∫ 2♂ なフィニンク浅小口づ虻なじ七前 しライニング清如一刀招じん斤 ◎ ▲ D ケーぺ用油 l) ◎ ■:】 水 ●

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l ぺ用油,βJ也加∼ 曲′ ◎ 呼 ○ 円

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し相違研∫㌫

♂ 〝 ∠汐 J汐 イ♂ ガ 財 形 すべり速度 恥(朋/∂) 第9図 ドイツ製軽合金ライニソグの摩擦係数 ライニンクり ライニング℃ 27ケ 2♂ケ 回 養

・ライニンク1ガケ ライニングβガケ 膠声シーア 第10図 供試ライニソグの取付位置

4.摩

蕃毛 試

4・l供試ライニングと試験方法 験装置としては摩擦係数の測定装置をそのまま用いた。供試ラ イニングほ4種(A:ネオプレソ系合成ゴム製,B:ニトリル系 合成ゴム製,C:布入りネオプレソ系合成ゴム製,D:PVC製) であり,アルミライニソグでは摩擦係数測定中にすでにかなりの摩 耗が見られたので,今回は除外した。これら4種のライニソグを 1,000¢のシープに取付けた。その取付位 は弟10図に示すとおり である。なお990¢のシープにはトキワPVCを取付けた。面圧は 15kg/cm2とし,またすべり速度は10mm/sとした。供試ワイヤロ ープとしては6×371109〉,普通Zよりで脱油してあるものをその まま用いた。 摩耗量の測定はライニソグ各組の中央部の3個を取出し1mg精 密天秤によって行なった。別に水中重量測定法により求めておいた

比重を用いて,これを摩耗体掛こ換算した。この摩耗体積の小さい

ものほど耐摩耗性のよいライニソグということになる。 4.2 実験結果と検 運転の際にライニソグとロープとが実際に接触しているのはシー プ全周(溺00)の中で,188qの部分のみであるからすべり長さは 第43巻 第9号 第2表 供託4種ライニソグの比重 へ己) 野草煤牡

(跨ぎヒ

摘ま祖 面 庄:〝肋∼ すべり速度 〝〝彗物 ▲--一一一月ネオプレン系合成コム

ニニ芳志り貨芽粗戚皿

。--・・h-・-βP〆ど

′ご〆之二二

J、ニー すべり長さ(仰) 第11図 すべり長さとライニソグ片の摩耗体積との関係 ネオプレン宗全成ゴム ニトリル系合成コム 布入L」ネオプレン筆合成コム 、 (/=総すべり長さ ∠叩㍉ノ〟侮叩 (∼) /α材∼/し財♂ り) /L免材∼Z.ガ/ (ノ′) Zよ〝∼jゐ汀 rβ)日工式試蚤黛鞘tこよる 月 β β (∂)ウィリアムス試男臭登による 第12図 日立式試験機およびウイリアムス試験機による ライニングの摩耗率

阜撃,.

360 J・・〃 で与えられる。 ここで エ:すべり長さ(m) ぴg:すべり速度(m/s) g:運転時間(s) 摩耗量の測定は4回行ったが,この間のすべり長さと摩耗量との 関係を示したものが弟11図である。これによると 耗はすべり長

さに対して直線的に増加している。なお4種のライニソグの比重の

測定値は舞2表に示すとおりである。次に摩耗率の計算を行った。 すなわち摩耗によって機械的エネルギーが消費されるが,この際の 単位エネルギー当りの摩耗体積を摩耗率とし,その単位としては CC/kgmを用いた。これは次式により算出される。 曾= ⅣⅤ

(rエーr2)・Ⅴぷ・g

ここで す 耗率(cc/kgm) ライニソグ1個当りの摩耗体積(cc) ライニソグの個数(105個) rl,れ:それぞれ巻込側,送出側のロープ張力(kg)

Ⅴぶ:すべり速度(m/s)∬:運転時間(s)

(6)

今回の方法による摩耗率と各ライニソグメーカーが行なったウイ リアムス 験機(摩擦板でこする)による摩 率とを示したものが 弟12図である。 本実験は4種のライニソグに一様な面圧とすべり速度とを与えた 場合の摩耗量を調べたものであるが,実機における りによるのではなく,クリープによるも は全体すべ であると思われる。 最大クリープ速度はロープを弾性体,ライニソグ剛体として計算し た場合には実機においては10mm/s 程度 と計 されるが,実際に はライニソグも弾性体であるた捌こ,これよりは小さい値となるは ずである。そしてライニソグが柔かいほどこれは小さな値となるだ ろう。したがって実磯に取付けた場合の摩耗量の大小を云々する場 合には,本実験のような定常すべりでの摩耗率の大小とともにライ ニソグの弾性も考 せねばならないと思われる。またライニソグを シープに取付ける方法も問題になる。すなわちライニソグをできる だけたわみやすくしておくことも摩耗を減らすために有効なのでは ないかと考えられる。 もう一つ考えておかねばならない問題は摩耗率に及ぼす面圧,す べり速度,塗布剤,温度,ロープ種類などの影響である。すなわち これらの要因の組合せを変えた際には,一般に 耗率も変化する。 そしてこの変化の程度はライニソグ材質によって種々であるから, ある要因の組合せによってライニソグ材の耐摩 性の順位をつけて みても他の要因の組合せにおいてほその順位が入れ換わるというこ とも考えられる。実機と実験装置とでは使用条件に種々の相違があ り,実験装置において成績のよいライニソグが実機においてもよい とは必ずしもいえないかもしれない。しかしながら今回得られた耐 耗摩性の順位は今回と同様の条件(ライニソグにロープの 線の形 がはっきり残る)のもとでは実機においてもあまり変らないのでは ないかと思われる。

5.結

今回はケーペ式巻上横用の教程のライニソグの摩擦係数の測定と 摩耗 験とを行ったがその結果は次のようになった。 日 立 造

Vol.22 ◎超大形油 (第1報, ◎超厚板ク 送突ラ 目‥の実 船舶 No.2 次 横 強 度 に 研 究 験の結果につ いて) ッ ド 鋼 の 溶接に 関す る 研 究 ◎大形タソカーの船体抵抗に及ぼす浅水影響について ◎プ ロ ペ ラ後流の速度場について(第1報) ◎油送船のサクショソベルマウスの性能の実験的比較研究 ◎燃料油中のいおうによるシリンダライナの腐食について ◎18-8ステンレス鋼の正面フライス削りについて ◎放 電 加 工 究(Ⅱ) -加 工 作 用 の 検 討,そ の1-◎ステンレス鋼におけるクロム炭化物の電子顕微鏡的研究 ◎貨 客 舶 "SHAMS" つ い ◎特 許 お よ び 介,製 日立造船株式会社技術研究所 大阪市此花区桜島北之町 (1)すべり速度が増して20mm/s一程度になるまでは,すべり

速度の増加により摩擦係数はかなり変った。それ以後は大体一定

となった。 (2)面圧が増加するとゴム,PVCライニソグでは摩擦係数は 減少したが,軽合金ライニソグでは逆に増加した。 (3)ケーペ用油,ロープ油および水はいずれも摩擦係数を低下 させることが多かった。 (4)塗布剤なしのアルミライニソグでは摩擦係数は他の場合に 比べかなり大きいが, 粍ははげしかった。 (5)今回の条件下(ライニソグに 線の形がつき表面が荒れる)

では,布入りゴムライニソグは他のものに比べ摩耗がはげしかっ

た。 (6)今回用いたゴム(布なし)やPVCのライニソグでは耐摩 耗性は大差なかった。 (7)単位摩擦仕事当りの 耗体積,すなわち摩耗率は10】5∼ 10L4cc/mkg であった。ウイリアムス摩耗試験棟での値もこの程 度とされている。 なお本研究の結果は中興鉱 株式会社納750kW,大正鉱業株式 会社納1,000kWおよび現在受注決定または引合中の多数のケーペ 式巻上機の設計資料として活用されている。 本実験装置の考案と設計とほ富田主任,若森主任などによるもの である。また実験の遂行に当ってほ,小堀博士,LLl岸部長ならびに 係各位にご指 ある。 をいただいた。以上のかたがたに深謝する次第で 参 茸 文 献 青木,若森:日立評論別冊30号(昭34-7) 羽根田:炭鉱技術10,278(昭30-9) 大久保,佐藤:機学会第37期通常総会講釈会前刷集(昭35-4潤滑) 日本ゴム協会:ゴム工業便覧753

F・Hymans u.A.Ⅴ.Hellborn,Der Neuzeitliche Aufzug

mit Treibscheibenatrieb,58 (6)0.Lutz:KonstructionIm Maschirten-Apparate-u.Ger鎧・ tebau,12(1960),Heft7 1961 ◎巻 ◎合 ◎汎川 ◎天 ◎温 ◎電 ◎合 ◎新 ◎11 頭成卜然用話成

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