滋賀大学に来る前は、就 労支援施設でカウンセラー をしていました。相談に来ら れる方の多くは20歳代で、 大学等卒業後に働いた経験 がない、または経験はあって も少しだけで、仕事に就きた いけどなかなか前に進めな い状態です。 具体的な相談内容としては 「仕事に就きたいけれど不安がいっぱい。どうやって一歩を 踏み出したらいいのか」 「働き始めてみたものの、どうもうまくいかなくてすぐやめてし まう。長続きしなくて困っている」 「自分はどんな仕事を選べばいいの?」など こうした働くことにまつわる こころとキャリアの困りごと を相 談者さんと一緒に考え、相談者さん自らが「よし、こうするぞ」と 自信を持って進んでいけるよう、カウンセリングを通じてお手伝 いをしていました。 彼らのお話しを伺っていると、人とコミュニケーションするこ とに不安を持っている方が割に多く、この不安が少しずつ自信 に変われるよう、コミュニケーション力を養うワークショップなど も開催しました。(ワークショップは、これから滋賀大学でもやれ たらいいなと思っています。) それ以外にも、「求人票や会社案内に載っていることはあて になるの?」、 「その会社や募集職種が実際にどんなことをやっているのか イメージがわかない」ことが、一歩踏み出すことの妨げになっ ている場合もあり、そこで職場見学や職場体験のコーディネー トもしました。私も一緒に見学先や体験先に同行します。とある スチール製のオフィス家具を作っている中小企業を訪ねた際、 工場の機械の大きさ、音、におい、働いている人の年齢、男女 比、事務所内の社員同士のやり取りなど、今ここでありありと五 感を通じて伝わってきます。もし自分がここで働くならどんな感 じになるかが想像しやすくなり、私自身も 百聞は一見にしか ず を実感する機会にもなりました。 また、この会社を見学した後、そこの職場体験を申し込んだ 人たちに理由を伺ったところ、社員の元気のいい挨拶や、生き 生きした様子、社長の言葉などから、「自分もあの人たちと一緒 にやってみたいと思えたから」とのことでした。この声はなかな か示唆に富むことだと思います。 もちろん全ての職場を見てまわることは不可能です。しかしこ のような経験を積み重ねることで、その後の仕事えらびのヒン トにはなりうるのではないでしょうか。 秋学期がはじまりました。友人関係や恋愛、授業、就職活動 など学生生活の中で、ちょっと自分のことを考えてみたい、こころ をほぐす時間がほしい、つらい気持ちを吐き出したいなど… そんな時のためにカウンセラーは存在します。どうぞお気軽に 『こころの相談』を利用ください。相談の内容は、こちらで大切に 守ることに努めます。 みなさまはじめまして。この4月から滋賀大学に来ました永田弥生です。
カウンセラー自己紹介
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