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特集1 情報処理センターの新システム概要 「情報処理センターの新システム : 彦根地区コンピュータシステム」

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Academic year: 2021

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情報処理センターの新システム

−彦根地区コンピュータシステム−

滋賀大学情報処理センター 大内理香 いよいよ、平成 15 年 10 月より情報処理センタ ーのシステムが新しくなりました。情報処理センタ ーは滋賀大学に所属する全ユーザの共同利用施 設であるため、自宅のコンピュータのようにユーザ ごとにカスタマイズした環境で利用してもらうことは できません。しかし、コンピュータの基礎的な部分 を含め、研究教育におけるニーズに応えられる環 境を整えています。開館日および利用方法などの 詳細は、情報処理センターのWebページ ( http://www.biwako.shiga-u.ac.jp/ipc )より参 照できます。「利用の手びき」をはじめ、ほとんどの 情報はWebページで確認できますので、ユーザ は必ずアクセスしてください。オンラインマニュア ルの使い方がわからない学生および教職員の方 は、開館時間内に窓口に来てください。簡易手順 書を準備しています。 ここでは、彦根キャンパスにおける新システ ムの以下の特徴について説明します。 1. システム構成概略 2. 設置台数と場所 3. コンピュータの性能 4. 主に利用可能なアプリケーション 5. 電子メールの利用 6. 英語学習支援システム 7. パスワードについて 8. 利用時のお願い 1. システム構成概略 彦根地区の、ネットワークを含むシステム構成 概略は図 1 のようになります。現在のネットワーク は平成 13 年度に敷設されたものです。ネットワー ク図中央のコアスイッチから各棟に設置されたスイ ッチへ、スター状にギガビットーサネット(GbE)が 敷設されています。通常研究室や演習室の端末 からインターネットを利用する場合は、各棟の、主 にフロアごとに設置された L2 スイッチを通り情報 処理センター内に設置されたコアスイッチへデー タが流れ、コアスイッチから Firewall を経由して、イ ンターネット(学術情報ネットワーク:SINET)へ接 続されるしくみになっています。Firewall サーバ上 では、学外からの攻撃を防御すると同時に、学内 から学外へ迷惑行為がされていないかチェックお よび制限をしています。 情報処理センター演習室は端末数も多く、ネッ トワークトラフィックが集中する部分なので、演習 室用として独立したスイッチで接続されています。 今回更新されたのは、情報処理センター内の サーバおよびクライアントコンピュータですので、 図1も情報処理センターを主軸で記載しています。 具体的には ・DNSサーバ ・Webサーバ ・ユーザ認証サーバ ・メールサーバ ・演習室端末 ・ネットワークプリンタ ・ISP用Firewall が更新され、新たに ・Webメールサーバ が導入されました。今回は全室液晶ディスプレイ になり、コンピュータ本体も省スペースタイプで全 台机上に設置されたことにより、室内スペースの 面でも演習室環境が改善されています。また、 USB 接続の機器が利用可能になり、多様な外付 けストレージ(記憶装置)を接続することができま す。情報処理センターでも貸し出し用のストレー ジ装置を準備しています。Web カメラやヘッドホン を接続することにより、マルチメディア授業を行うこ とができ、ソフトウェアも学生から社会人の方まで 対応できるようライセンスを取得しているので、授 業のみならず、地域社会に貢献するための講習 会や研修としても利用できるようになっています。

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2. 設置台数と場所 更新された機器の設置場所と台数を表 1 に示 します。第 3 演習室と第 4 演習室は、現在情報コ ンセントのみでコンピュータはありません。各演習 室の 1 台は教官用コンピュータとして 24 時間起動 しています。 プリンタは演習室のコンピュータからネットワー ク経由で印刷されます。別の演習室のプリンタへ 誤って印刷されないように設定しています。また、 両面印刷対応になり、印刷枚数を節約できます。 用紙は故障を防ぐため、普通紙を各自で準備し てください。 3. コンピュータの性能 表1の中で、ユーザが使用するのはクライアント コンピュータとネットワークプリンタになるわけです が、その主な性能は表 2 のとおりとなっています。 教官用も学生用も全て同じ機種で利用できるよう になっていますが、設定内容が若干異なります。 各演習室には天井吊下げ式の液晶プロジェクタ および資料提示装置が設置されており、ビデオや DVD などの教材や手書きの資料が投影できます。 従来のフロッピーディスクや CD-RW も利用可能 です。 表 1 更新機器の設置場所と台数

設置場所

用途

機種

台数

第 1 演習室 クライアントコンピュータ ネットワークプリンタ FUJITSU FMV-C601 Canon LBP-1620 81 台 4 台 第 2 演習室 クライアントコンピュータ ネットワークプリンタ FUJITSU FMV-C601 Canon LBP-1620 26 台 2 台 第 5 演習室 クライアントコンピュータ ネットワークプリンタ FUJITSU FMV-C601 Canon LBP-1620 81 台 4 台 システム管理室 Windows ユーザ認証サーバ UNIX ユーザ認証サーバ メールサーバ FUJITSU PRIMERGY F250 FUJITSU Sun Blade 150 FUJITSU PRIMERGY F250 FUJITSU Sun Blade 150 FUJITSU PRIMERGY F250 3 台 1 台 1 台 1 台 1 台 計算機室 Web サーバ DNS サーバ Web メールサーバ ISP 用 Firewall サーバ

FUJITSU Sun Blade 2000 FUJITSU Sun Blade 150 FUJITSU PRIMERGY F250 NETSCREEN NetScreen-25 1 台 1 台 1 台 1 台 表 2 コンピュータとプリンタの主な性能

CPU Intel Celeron 2.0GHz メモリ 128MB モニタ 15 型 液晶ディスプレイ ハードディスク容量 40GB 周辺装置 3.5 インチ フロッピーディスクドライブ CD-R/RW ドライブ 主なインタフェース USB 2.0 × 4 ポート コンピュータ FMV-C601 ネットワーク 100Base-TX 対応 プリント解像度 最高画質時 1200dpi×1200dpi デフォルト解像度にお ける印刷性能 A4 普通紙 22 枚/分 両面 15 ページ/分 ネットワーク 100Base-TX 対応 プリンタ Canon LBP-1620

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図 2 はコンピュータを設置している演習室 の写真です。ノートをとるためのスペースも 確保できますし、コンピュータ本体も机上に 設置されているので、フロッピーディスク、 CD-RW などの開閉操作も容易です。モニタの 電源は本体と連動しており、本体の電源の入 /切でモニタの電源も同時に操作できます。 第 1 演習室 第 2 演習室 第 5 演習室 図 2 コンピュータ設置演習室

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4. 主に利用可能なアプリケーション

クライアントコンピュータはインターネットに常 時接続されており、Web ブラウザや電子メールソ フトが使用できます。表 3 が主なインストール済 アプリケーションです。マルチブートといって、電 源を投入すると Windows XP と RedHat Linux と いう 2 種類のオペレーティングシステム(以下 OS)が選択できるように設定しています。選択せ ずに待っていると Windows XP が起動します。 RedHat Linux を起動するほどではないけれど、 Windows 上で Linux に近い環境を試してみたい、 という場合は Cygwin というアプリケーションを使う とコマンド操作やアプリケーションなどを利用でき ます。IBM ホームページビルダーは Web ページ の実習用としてインストールしています。容易に Web ページの作成編集を行うことができます。 Microsoft Office は多くの企業で採用されており、 使いこなすことができればいろいろな場面で役 に 立 つ こ と で し ょ う 。 専 門 分 野 と し て 、 SPSS ・ Mathmatica といった経済研究に非常に有効なソ フトウェアも利用できるように設定しています。ま た、コンピュータウィルス対策として Symantec AntiVirus をインストールしていますので、ある程 度のコンピュータウィルスは防御してユーザのデ ータを保護してくれます。 日常生活でもインターネットを介してのオンラ イン処理が増えてきており、コンピュータを操作 できればコスト削減、作業軽減につながる場面も 多くなっています。今後は情報データベース検 索・電子商取引や電子政府など電子化が加速し、 書面で行っている手続きもペーパレスで行う時 代がやってきます。便利な道具として積極的に 使って欲しいと思います。 表 3 主なアプリケーション Windows XP Professional OS RedHat Linux OS Word 文書作成 Excel 表計算 Access データベース Microsoft Office XP Powerpoint プレゼンテーション資料作成用 Internet Explorer Web ブラウザ

Netscape Web ブラウザ Symantec AntiVirus コンピュータウィルス対策用 Acrobat Reader PDF ファイル表示 就職活動などで利用 IBM ホームページビルダー Web ページ作成用 SPSS 統計解析用ツール Mathematica 数値処理用統合ツール Cygwin C 言語実習および UNIX 学習用 Record Now DX CD-R/RW 書き込み用

Touch Typing Trainer キーボード操作練習用 AL-Mail32 電子メール用

QuickTime Real One Player Windows Media Player

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5. 電子メールの利用 電子メール用のアプリケーションとして、演習 室には表 3 にあるように AL-Mail32 がインストー ルされています。新システムでは、さらにユーザ の利便性を考え、Web メールを導入しました。こ れを利用すれば、ユーザは、携帯電話や自宅の コンピュータからでも Web ブラウザを通して電子 メールの送受信を行うことができます。自宅のコ ンピュータからアクセスする場合は、インターネッ トが利用できる環境と、Web ブラウザがあれば特 にメールの設定も意識する必要がありません。ま たどこからアクセスしてもメール一覧が同じ状態 で確認できます。図 3 はコンピュータからアクセス した場合の、また図 4 は携帯電話からアクセスし た場合の電子メールチェック用ログイン画面です。 携帯電話から利用する場合は事前にコンピュー タ上で設定が必要です。詳しい使い方は Web ペ ージ「利用の手びき」を参照してください。 演習室で操作する場合は、 「スタート」 ↓ 「すべてのプログラム」 ↓ を選択して図 2 の画面を表示します。デスクトッ プにもこのショートカットがあります。 図 3 自宅のコンピュータから電子メールチェック 図 4 携帯電話から電子メールチェック

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6. 英語学習支援システム これは、昨年度から導入されたもので、演習室 から容易に起動できます。自分のペースで反復 学習が可能なので、英語のスキルアップに効果 が期待できます。ぜひ積極的に利用してくださ い。情報処理センターにて事前登録が必要です。 演習室で操作する場合は、 「スタート」 ↓ 「すべてのプログラム」 ↓ を選択すると図 5 の画面を表示します。ヒヤリン グ学習にはヘッドホンが必要です。 7. パスワードについて パスワードは今回、Web ブラウザを利用して変 更できるようになりました。演習室で操作する場 合は、 「スタート」 ↓ 「すべてのプログラム」 ↓ を選択して図 6 の画面を表示します。デスクトッ プにショートカットがあり、容易にアクセスできま すので、演習室での操作を推奨します。パスワ ードはセキュリティ上重要なものですので、定期 的に変更するようにしてください。 図 5 英語学習支援システム

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8. 利用時のお願い 最初にも述べましたが、情報処理センターの 演習室は共同利用のため通常ユーザごとにカス タマイズされた環境で利用してもらうことはできま せん。以前のシステムではユーザごとに設定変 更されてしまうと、復旧に時間がかかり授業に支 障が出る場合があったため、変更が容易にでき ないように利用制限を行っていました。しかし逆 に、制限を加えることにより思うような実習形式が とれないといった不具合も生じていたため、今回 は柔軟に実習形式が変更できるよう考慮して構 築を行いました。実習環境に関するご要望には、 できる限り対応いたします。ただし、設定準備に 時間を要する内容もありますので早めにご連絡く ださい。 今回のシステムでは、ユーザはセキュリティを 維持するため、OS の仕様上重要なシステム変更 はできないようになっています。多少の操作でシ ステムが起動しなくなるということはありませんし、 システムが起動しなくなった場合も、ある程度ま では容易に復旧可能な体制がとれるようにして います。従ってコンピュータの操作は不慣れだと いう方も、どんどん操作を試すことができます。た だ、「自分が作成したデータは個人の場所へ責 任を持って保存し、管理する」ということを厳守し てください。いつ、どんな時にコンピュータが停 止するかは予測不可能ですから、作成中のデー タは頻繁に保存しておきましょう。1 時間以上保 存せずに作業して、突然コンピュータが何も操作 できなくなり、作業途中のデータを消失するとい うことは、よくある出来事なのです。個人の場所 以外のところへ保存されたデータの場合は、強 制削除されてしまいます。ユーザが作成したデ ータの復元はできませんので注意してください。 「自宅で作成したデータが演習室で読めな い」と質問に来るユーザが時々います。これもよ くある出来事です。文書作成のソフトウェアでも 製品名が異なれば、保存されるデータ形式は異 なります。Word 形式で保存できるソフトウェアだ ったとしても、完全に互換性があるわけではなく、 同じ Word というソフトウェアでもバージョンが異 な れ ば 読 め な い こ と が あ り ま す 。 保 存 し た CD-RW などのメディアが演習室のコンピュータ に対応していない場合もあります。自宅で作成し た時の状態のまま演習室で作業できるということ の方が確率は少ないと考えて、作業時間には余 裕を持ってください。 また、ユーザが平等に情報処理センターの環 境を利用できるように、データの保存領域に上 限を設定しています。つまり、ある一定サイズを 超えるとデータの保存ができなくなります。メール だけでなく、どのデータも同様です。作成したデ ータは時々整理して、必要であれば USB フラッ シュメモリや CD-RW に移動させます。不要なデ ータは削除し、時々ごみ箱を空にします。こうす ることにより、空き領域が確保されます。 印刷において、うまくいかないからと何度も同 じ文書印刷を試みるユーザがいます。演習室で はネットワークプリンタですので、無駄に用紙が 使用されることにつながりかねません。今回のシ ステムではこれまでの事象を踏まえて一定時間 重複印刷を禁止するように設定を加えています。 印刷をする前に、内容をよく確認しましょう。また、 印刷に失敗したときは、プリンタに問題が起きて いないか、コンピュータ側の設定に問題がない か再度チェックするようにしてください。 最後に、大学内でコンピュータを使用するユ ーザは、 ・コンピュータの操作に慣れる ・必要なアプリケーションを使うことができる ようになる ということはもちろん習得して欲しい事項として挙 げられます。しかし、大学という場所で公共の資 源を利用しているという認識を持ち、 ・利用上のルール を守ってください。ルールとは利用規則だけでな く倫理的な部分も含まれます。インターネットに 接続するネットワークは教育・研究目的において のみ利用を許諾されており、商用および私的目 的での利用は認められていません。図書館閲覧 室や大学院研究室には情報コンセントが設置さ れており、自宅のパソコンをインターネット接続し て利用できるようになっていますが、情報コンセ ントに接続する以上は大学の資源を利用してい ることになるわけですからコンピュータウィルス対 策をとっておくことは当然ですし、教育・研究目 的での接続に留めてください。他のユーザの利 用を妨げている場合や、大学のシステムに支障 をきたしていると判断した場合は、コンピュータの ネットワークへの接続を拒否したり、不正ユーザ のアカウントを一時停止したりすることがあります。 ユーザ名とパスワードを貸し借りするといった不 正アクセスや著作権、肖像権などを侵害すると いった行為は法律違反となり罰せられます。 「利用の手びき」Web ページの中では、ユーザ への理解を深めてもらうためにネットワーク利用 のガイドラインを公開しています。必ず熟読してく ださい。コンピュータとインターネットを利用する 際にユーザ側がどういった責任を負わなければ ならないかということも習得した上で、情報を上 手く活用できるユーザになってください。

図 2 はコンピュータを設置している演習室 の写真です。ノートをとるためのスペースも 確保できますし、コンピュータ本体も机上に 設置されているので、フロッピーディスク、 CD-RW などの開閉操作も容易です。モニタの 電源は本体と連動しており、本体の電源の入 /切でモニタの電源も同時に操作できます。          第 1 演習室            第 2 演習室                第 5 演習室  図 2  コンピュータ設置演習室   

参照

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