感情推移可視化によるユーザーストーリーの合意プロセスに関する考察
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(2) 情報処理学会研究報告 IPSJ SIG Technical Report. Vol.2017-EMB-45 No.5 2017/6/30. ①ユーザータスク カードの作製. コスト面が厳しい 4. 2. リピーター 獲得のため、 ポイント数で 軽食と交換. 1. 3. ユーザにとっては使 いやすい!. ③合意のとれたユーザータスクカードを ユーザーストーリーマップへ反映. ②スマートフォ ンのチャット機 能で絵文字を 使った共通理解. 時間. バックボーン ナラティブフロー. ・ ・ ・. ユーザータスクカード. デザイン思考 を基に抽出. 7. リピーター 獲得のため、 ポイント数で 軽食と交換. 優先順位. 【採決】このタスク カードはマップへ反 映しますか?. ユーザタスク詳細. 3. ユーザーストーリーマップ. 合意に至る プロセスを記録. 共通理解支援システム. 議事録. 図 1. ユーザーストーリーマップへ反映する合意の流れ. 後図1の②に示すツール化に必要な要件について分析した.. 録として記録し,いつでも閲覧を可能とすることで, 合意までのプロセスを明確化する.. 2.1 適用例. ③. 前節では本研究のアプローチと現状,今後について述べ. 共通理解支援システムで合意を採ったカードを,ユー ザーストーリーマップへ反映する.. た.以下感情推移の可視化・共有・記録方法について適用 例を述べる.図 1 に示した 3 つの番号に沿って説明する. 例として映画館のポイントカード利用システムの開発を行 うと仮定する.完成したマップを図2に示す. ①. ユーザーストーリーマップ中のバックボーンとナラ. 3. おわりに 本稿では,開発時の共通理解とユーザの潜在的要求の実 現という課題解決へ向けて,デザイン思考を基に抽出した ユーザの潜在的要求を,感情推移の可視化による合意プロ. バックボーン 4人家族. チケット 購入. 50歳以上 夫婦. 軽食購入. 入場待機. 大学生. 入場. セスの明確化へ向けた要求分析方法について述べた.今ま 時間. ・・・. 鑑賞. で主流であった文字のみのドキュメントでは伝わりづらか った感情表現が,スタンプや絵文字を使うことで感情を可. 退場. 視化できるようになり,円滑に楽しく感情を伝えることが 可能となる.. 優先順位. リピーター 獲得のため、 ポイント数で 軽食と交換. ナラティブフロー. 今後は,本稿の要求分析方法を基に図 1 の②のツール化 を目指したい.学生が継続して使いやすいシステム開発の ために,共通理解支援システムとユーザーストーリーマッ. ユーザタスク詳細. 図 2. ユーザーストーリーマップ完成図. 作成を行うことによって,利便性向上を目指す.. ティブフローについて作成する.. 参考文献. バックボーン:家族(35 歳男性,29 歳女性,5 歳男. [1] 川口恭伸監修, 長尾高弘翻訳, Jeff Patton. ユーザース. 児,1 歳幼児で構成される 4 人),大学生(21 歳),50 歳以上の夫婦.. トーリーマッピング. オライリージャパン, 2015. [2] 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント. ナラティブフロー:チケットの購入,軽食の購入,入. 研究科. システムデザイン・マネジメントとは何か.. 場まで待機,入場,鑑賞,退場.. 慶応義塾大学出版会, 2016.. 以上を作成後,デザイン思考を基にメンバー各自ユー ザータスク詳細についてカードを作成する.(例:リ ピーター獲得のため,ポイント数で軽食と交換) ②. ピングついて,デザイン思考を取り入れたプロトタイプの. [3] 前野隆司. システム×デザイン思考で世界を変える 慶應 SDM「イノベーションのつくり方」. 日経 BP, 2014.. ユーザータスクカードについて,共通理解支援システ ムを利用し合意までの話し合いを行う.自分以外のメ ンバー発信した意見に対して,自分の印象,感情をス タンプで投票する.その合意までの会話の流れを議事. ⓒ2017 Information Processing Society of Japan. 2.
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