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通常の学校に在籍する聴覚障害児の学校における居場所と支援に関する研究-聴覚障害成人による語りの分析を通して-

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Academic year: 2021

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(1)学位論文. 通常の学校 に在籍 する聴覚障害児 の学校 にお ける 居場所 と支援 に関す る研究 − 聴 覚 障 害成 人 に よる語 りの 分析 を通 して−. 兵庫教育大学大学院. 学校教育研 究科. 特別支援教育学専攻. 心身障害 コース. MO7105I辰. 田典子.

(2) 目次 第1章. 問. 第1節 1.居. 研. 第1節 1.調 2.手 3.分. 究. 結. 果. ・. ・. ・. 方. 法. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. …1. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. …5. と 考. 察. ・ ・. ・. ・ ・. ・. ・. ・ ・. ・. ・. ・. ・. ・ ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. …7. 小 学 校 生 活 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ …'."●'"06'7. 1.難. 聴 学 級. 2.通. 常 学 級. 3.小. 学 校 生活 の ま とめ. (1)難 (2)通 第2節. 聴 学級 で の生活 常 学級 で の生活 中 学 校 生 活 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …22. 1.難. 聴 学 級. 2.通. 常 学 級. 3.中. 学 校 生活 の ま とめ. (1)難. 聴 学級 で の生活. (2)通. 常 学級 で の生活. 第3節. 高 校 生 活 に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …36. 1.通. 常 の 高校 生 活. 2.聾. 学 校 生活. 3.高. 校 生 活 の ま とめ. 第4節. 第4章. 大 学 生 活 に つ い て. ・ …. 総 合 考 察 と 今 後 の 課 題. 第1節 第2節. 辞. ・. 研究方法 査 対 象者 続き 析方法. 第1節. 謝. 的. 本研究の 目的. 第2章. 用. 目. 聴 学 級 で の居 場 所 聴 学 級 で の支 援. 第2節. 引. と. 問 題 の所 在 場 所 の 定義. 2.難 3.難. 第3章. 題. ・ 参. 一. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …44. ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …49. 総合考察 今後 の課題. 考. 文. 献. ・. の. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. ・. …55.

(3) 第1章. 問 題 と 目的. 第1節. 問題 の 所 在. 1.居. 場 所 の定義. 子 ど も た ちの 学 校 で の生 活 実 態 、学 習活 動 や 集 団 活 動 とそ の 支 援 の あ り様 を と ら え る こ と を 目 的 に. 「居 場 所 」 研 究 が 進. め られ て き た 。 居 場 所 研 究 の 対 象 も幼 児 か ら 青 年 期 に ま で 広 が っ て お り、 広 範 囲 の 対 象 者 で 有 効 な 研 究 の 枠 組 み と な っ て い る。 玄 田(1991)は 1年. 、 幼 稚 園 の3歳. 児 学 級 の 子 ど も を 対 象 と し、. 間 参 与 観 察 を 行 い 、 居 場 所 の 機 能 が 、 「空 間 的 居 場 所 」と. 「心 理 的 居 場 所 」に 分 け ら れ る と し た 。さ ら に 白 井(1998)は. 、. 看 護 専 門 学 生 を 対 象 と し、 居 揚 所 が 何 よ り も ホ ッ と 安 心 で き る 場 所 で あ り、 あ り の ま ま の 自 分 が 認 め ら れ 、 一 緒 に 成 長 す る こ と の で き る 揚 で あ る こ と を 明 ら か に し た 。 こ の よ う に 『居 場 所 』 と い う 概 念 カミ、 空 間 的 な 場 所 で あ る と 同 時 に 、 心 理 的 な 面 も 含 ま れ る こ とが 明 らか に な っ て き た 。 さ ら に 、 宮 下 ・石 川(2005)は. 、 大 学 生 と 大 学 院 生 を対 象. と し 、 小 学 校 時 代 と 中 学 校 時 代 の 居 場 所 に 関 す る 聞 き 取 り調 査 を 行 い 、 そ の 意 味 の 発 達 的 な 変 化 を 検 討 し た 。 そ の 結 果 、 小 学 生 で は 、 学 習 や 運 動 な ど の 領 域 で 自分 の 力 を 発 揮 で き 、 認 め られ る 場 を 居 場 所 と感 じ て い る が 、 中 学 生 に な る と、 そ の 意 味 が 変 化 し、 何 か ホ ッ と で き る 、 気 楽 な 場 所 が 居 場 所 と 感 じ る こ と が 明 らか と な っ た 。 そ の こ と か ら年 齢 に よ っ て 居 場 所 の 意 味 が 異 な る こ と が 示 され た 。 1.

(4) こ れ ら の 居 場 所 研 究 は 、 健 聴 者 が 対 象 と な っ て い る 。 本 研 究 で は 、 聴 覚 障 害 児 ・者 の 居 揚 所 に つ い て 研 究 を 行 う 。 そ の 聴 覚 障 害 児 に つ い て の 居 場 所 に 関 す る 研 究 も 取 り組 ま れ て き て い る。 しか し、 そ れ ら の 研 究 は 、 義 務 教 育 期 間 を 対 象 と し た も の で あ る 。 本 研 究 で は 、 イ ン テ グ レー シ ョ ン を 経 験 し た 聴 覚 障 害 者 を 対 象 と した 。 現 在 、 在 学 中 の 聴 覚 障 害 児 に イ ン タ ビ ュ ー す る よ り も 、 聴 覚 障 害 成 人 に 行 う こ と に よ り、 小 学 校 か ら最 終 学 歴 ま で の 話 を 一 環 し て 聞 け る か らで あ る 。 そ うす る こ と で 、 通 常 の 学 校 や 学 級 で 聴 覚 障 害 児 が 居 場 所 と 感 じ られ る 場 所 が ど の よ う な も の で あ る の か に つ い て 明 ら か に す る。 2.難. 聴 学 級 で の 居 場 所. 藤 本(2006)は. 、難 聴 学 級 に 在 籍 す る 児 童 の 学 校 に お け る. 居 場 所 に つ い て 参 与 観 察 を 行 っ た 。 通 常 学 級 で の 授 業 場 面 で 教 員 に よ る 指 文 字 や 手 話 を 使 っ て の 情 報 保 障 や 健 聴 児 に よ る 難 聴 児 へ の 手 話 や ジ ェ ス チ ャ ー の 積 極 的 な 使 用 が あ る 場 合 、 難 聴 児 に と っ て 通 常 学 級 が. 「居 な け れ ば な ら な い 場 所 」 で は. な く 、 「居 た い 場 所 」 に な り う る と 述 べ て い る 。 し か し 、 授 業 か ら 離 れ 自 由 時 間 に な る と 難 聴 児 が1人. で 遊 ん で い た り、 難. 聴 児 同 士 だ け で 遊 ん だ り して い る 様 子 が 観 察 され 、 ま た 健 常 児 か ら 難 聴 児 と あ ま り 一 緒 に 遊 ば な い と い う発 言 も あ っ た と い う こ と か ら、 必 ず し も 学 校 全 体 が. 「居 た い 場 所 」 と な っ て. い な い と い う課 題 も 指 摘 され た 。. こ の 研 究 よ り、 小 学 校 で 学 習 や 集 団 活 動 の 場 面 で 難 聴 児 童 に 支 援 が 適 切 に 行 わ れ る こ と で 、 通 常 学 級 に も居 場 所 が あ る 2.

(5) と い う こ と が 分 か っ た 。 た だ 通 常 学 級 や 学 校 に 在 籍 し て い る 多 く の 難 聴 児 童 に は ま だ ま だ 十 分 な 支 援 が な さ れ て い な い の が 現 状 で あ る 。 ま た 小 学 校 卒 業 後 、 中 学 、 高 校 へ 進 学 す る に 従 い 、彼 ら の 居 場 所 が ど の よ う に 変 化 し て い く の で あ ろ う か 。 特 に 、 中 学 、 高 校 に 進 学 す る に 従 い 、 支 援 カミ少 な く な っ て い く こ と も 多 く報 告 さ れ て い る 。 居 場 所 と支 援 の 関 係 性 に つ い て も 研 究 が 必 要 だ ろ う。 3.難. 聴 学 級 で の 支 援. 児 玉(1997)は. 、 難 聴 児 が 健 聴 児 と 比 べ 言 葉 の 発 達 に 遅 れ. が み られ る こ と 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン の 問 題 か ら人 間 関 係 の 構 築 が 難 し い こ と 、 そ し て 情 報 の 保 障 が 十 分 で な い こ と な ど か ら 、 難 聴 児 が 授 業 に うま く つ い て い け て い な い 点 を 問 題 と し て い る 。 最 近 で は 、 そ の 情 報 保 障 の 課 題 を 重 く 受 け 止 め 、 教 員 が 指 文 字 や 手 話 を 使 っ て 情 報 保 障 した り 、 難 聴 児 が 見 て わ か る よ う に 視 覚 的 な 配 慮 が な さ れ た りす る よ う に な っ て き た 。 美 濃(2007)は. 、 難 聴 児 へ の よ り よ い 支 援 の 在 り方 に っ い て. 研 究 す る た め に 、 支 援 を 受 け る側 か ら の 調 査 を 行 っ た 。 義 務 教 育 段 階 に 通 常 学 校 で イ ンテ グ レー シ ョ ン を 経 験 し た 聴 覚 障 害 成 人 を 対 象 と し、 半 構 造 化 面 接 を 行 い 、 そ の 結 果 、 友 人 関 係 、学 習 、障 害 認 識 の3つ. の課 題 が あ る こ と を 明 らか に し た 。. 友 人 関 係 で は 、 友 達 との 会 話 が う ま く い か な い こ とや 、 通 常 学 級 で 共 有 で き る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 方 法 に つ い て 話 し合 い を し て ほ しか っ た 、 身 振 り な ど を 用 い て 視 覚 的 な 方 法 で 会. 3.

(6) 話 す る よ うに 呼 び 掛 け て ほ しか っ た な ど具 体 的 な ニ ー ズ が 明 ら か と な っ た 。 学 習 に お い て は 、 低 学 年 の うち は 授 業 の 活 動 に つ い て 行 け た が 、 高 学 年 に な る と 内 容 が 難 し く な りつ い て 行 け な くな っ た 、 ま た 分 か ら な く て も 、 分 か っ た ふ り を し て い た な どの 発 言 が あ り 、 そ れ ら に 対 し 、 視 覚 的 な 教 材 を 利 用 す る こ とや 、 教 員 が 板 書 を して い る と き に 、 同 時 に 説 明 を しな い な ど視 覚 的 な 配 慮 を行 う こ と が 求 め られ た 。 そ し て 障 害 認 識 に 関 して は 、 聞 こ え な い こ と を 周 囲 に 理 解 し て も ら え な い と い う こ と で 、 聴 覚 障 害 に つ い て 教 員 自身 が 研 修 す る こ とや 、 聴 覚 障 害 児 が 活 躍 で き る 場 、 係 りな ど を 設 け る と い う こ とが 具 体 的 な 支 援 と し て あ げ られ た 。 こ の よ う な 具 体 的 な 支 援 の 有 無 が 学 級 で の 居 場 所 と ど の よ う に 関 係 し て い る の か 、具 体 的 に 明 ら か に す る 必 要 力弐あ ろ う 。 第2節. 本 研 究 の 目的. 以 上 よ り、 本 研 究 で は 、 通 常 の 学 校 や 学 級 で 聴 覚 障 害 児 の 居 場 所 そ し て 、 大 学 で の 聴 覚 障 害 者 の 居 場 所 が 成 長 に 合 わ せ て ど の よ う に 変 化 して い た か を 明 ら か に し た い 。 対 象 と し て は 聴 覚 障 害 成 人 者 、 具 体 的 に は 、 聴 覚 障 害 成 人 に 小 学 校 か ら 高 校 や 大 学 ま で の 学 校 生 活 に つ い て 自 由 に 語 っ て も ら い 、 そ の 内 容 を 質 的 に 分 析 す る こ と に よ り 、 居 場 所 が ど の よ う に 存 在 し た の か 、 ま た 居 場 所 と周 りか ら の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン や 支 援 と の 関 わ り を 明 らか に す る。 そ して 、 通 常 の 学 校 や 学 級 で の 聴 覚 障 害 児 へ の 心 理 的 な 支 援 の あ り方 に つ い て 検 討 し て い く 。 4.

(7) 第2章. 研 究 方法. 第1節. 研 究方法. 1.調. 査 対象者. 聴 覚 障 害 成 人5名. を 対 象 と し て 調 査 を 行 っ た 。 表1に. 、 調. 査 対 象 者 の プ ロ フ ィ ー ル を 示 す 。 表1調. 年齢. 査 対 象 者 の プ ロ フ ィ ー ル. 性別. 聴力. A. 40歳. 代. 女性. 両 耳100dB. B. 20歳. 代. 女性. 両 耳100dB. C. 20歳. 代. 女性. 両 耳110dB. D. 20歳. 代. 女性. 両 耳100dB. E. 20歳. 代. 男性. 両 耳106∼108dB. A、B、Cは. 、小 ・中 学 校 と 難 聴 学 級 に 在 籍 し 、 高 校 か ら は 、. 通 常 学 級 に 在 籍 し 大 学 へ 進 学 し た 。Dは 2学. 、 小 学 校. 年 ま で 難 聴 学 級 に 在 籍 し て い た が 、 第3学. ・中 学 校 第. 年 時 に 聾 学 校. に 転 校 し た 。 高 校 も 聾 学 校 の 高 等 部 に 在 籍 し 、 高 等 部 本 科(3 年 課 程)そ. の 後 、 高 等 部 専 攻 科(2年. 課 程)と. 進 学 し た 。E. は 、 難 聴 学 級 に 在 籍 し た 経 験 が な く 、 小 学 校 か ら 高 校 ま で 通 常 学 級 で 過 ご し、 そ の 後 、 大 学 に 進 学 し た 。 2.手. 続 き. 調 査 対 象 者 ご と に 、 小 学 校 か ら最 終 学 歴 ま で の 学 校 生 活 に つ い て 自 由 に 語 っ て も ら っ た 。 内 容 は 、ICレ オ で 記 録 を し た 。 イ ン タ ビ ュ ー 時 間 は1回. 5. コ ー ダ ー や ビデ お よ そ1時. 間 半 を.

(8) 数 回 行 っ た 。 全 体 で ほ ぼ13時 と な っ た 。 調 査 期 間 は,平. 間(1人. 成20年5月. 当 た り 約180分) か ら10月. 上 旬 で あ っ. た 。 3.分. 析 方 法. 記 録 し た イ ン タ ビ ュ ー を 書 き 起 こ し 、 オ ー プ ン コ ー ド法 に よ り質 的 に 分 析 した 。 具 体 的 に は 、 書 き 起 こ し た 語 り か ら 、 居 場 所(コ. ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン や 支 援 も 含 め)に. わ れ る エ ピ ソ ー ド(意. 関 連 す る と 思. 味 的 に ま と ま り の あ る 発 言)を. 切 り取. り 、 そ の 内 容 を 表 し て い る と思 わ れ る コ ー ドを創 出 し て 付 記 し た 。 そ の 後 、 コ ー ドを 内 容 か ら 分 類 し 、 コ ー ド問 の 関 連 を 検 討 し た 。. 6.

(9) 第3章. 結 果 と考 察. 書 き 起 こ し た 記 録 か ら202の. エ ピ ソ ー ドが 抽 出 さ れ た 。 そ. れ ら を 質 的 に 分 析 し た 結 果 を,年 大 学 ご と)に. 第1節. 齢 段 階(小. 学 、中 学 、高 校 、. 沿 っ て 以 下 に 示 す 。. 小 学 校 生 活 につ い て. 小 学 校 生 活 で の エ ピ ソ ー ド は 、77あ. っ た 。 以 下 、難 聴 学 級. 場 面 と通 常 学 級 場 面 に 分 け て 示 す 。 1.難. 聴 学 級. 難 聴 学 級 で の 発 言 か ら 得 ら れ た コ ー ド は 、6種 れ た 。 以 下 、 コ ー ド と そ の 内 容 を 示 す(括. 類 見 い だ さ. 弧 内 の 数 字 は エ ピ. ソ ー ド 数 を 示 す)。 難 聴 学 級 担 任 か ら の 自 主 的 な 支 援(4) 難 聴 学 級 担 任 が 自 ら聴 覚 障 害 児 童 に 行 っ た 支 援 に 関 し て の 発 言 で あ る 。 発 言 例 を 示 す 。 エ ピ ソ ー ド1 B「. 難 聴 学 級 の 先 生 は 、 授 業 の と き は 、 ゆ っ く り ロ を 動 か し. て 、 読 み と りや す い よ う に して くれ た り 、 授 業 内 容 も な る べ く 黒 板 に 書 い て く れ た の で 、 授 業 も 分 か っ た 。」 Bと Aか は"の. 同 じ よ う な 内 容 の 発 言 は 他 の 対 象 者 か ら も 得 られ た 。. ら は. 「(前 略)難. 聴 学 級 の 担 任 の 先 生 は 、(中. 略)"て. に を. 理 解 が で き る よ うに 、 そ し て 文 章 を 読 む の が 上 手 く な. る よ う に た く さ ん の 本 を 読 ま せ て く れ た 。(後 ピ ソ ー ド が あ る 。「(前 略)難. 略)」. と い うエ. 聴 学 級 で は 、授 業 と は 関 係 な く 、 7.

(10) 放 課 後 に 私 に 算 数 の 復 習 プ リ ン トを 作 っ て く れ た 。 そ れ は 、 宿 題 の よ う に す る と き も あ れ ば 、 一 緒 に 解 く こ と も あ っ た (D)」. と い う よ うな コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 方 法 以 外 の 内 容 の 支. 援 が あ っ た こ と もイ ン タ ビ ュ ー 内 容 か ら 明 ら か と な っ た 。 授 業 に 主 体 的 に 参 加 で き た(4) こ の コ ー ドは 、 聴 覚 障 害 児 が 、 自 ら 発 表 し た り 、 意 見 を 言 っ た り で き る と い う 語 り の 内 容 か ら 、「授 業 に 主 体 的 に 参 加 で き る 」 と し た 。 発 言 例 を 示 す 。 エ ピ ソ ー ド2 Ω一 工 授.叢.蛙.。_糞 表..と.か.意 。 見.」 と,か.貫.え.て。 駐.た 島⊥_ 調 査 者 cr分. 「分 か ら な い と き は ど う し て い た の?」. か ら な い と き は わ か ら な い と 言 え て い た 。(同. じ 学 年 の). 友 達 も そ う だ っ た 。 よ く手 を あ げ て い た よ う に 思 う 。 通 常 の ク ラ ス だ と 、 あ ま り し て な か っ た 。」 自 主 的 に 手 を あ げ た り、 分 か ら な い と き は 、 す ぐ に 分 か ら な い と言 え た りす る こ と が 難 聴 学 級 で で き た と い う 内 容 に 加 え 、Bは. 、 「通 常 学 級 よ り は 、 自 分 か ら 発 言 す る こ と が 多 か っ. た(B)」. と 通 常 学 級 よ り も難 聴 学 級 で の 授 業 は よ り 主 体 的 に. 授 業 に 参 加 で き る こ と を 語 っ て い た 。 同 じ 障 害 を 持 っ 仲 間 と 過 ご す 時 間(7) 難 聴 学 級 、 そ し て 通 常 学 級 で 、 同 じ 障 害 を 持 つ 仲 間 と 関 わ っ た エ. ピ ソ ー. ドが あ っ た 。そ れ. ら を ま と め て 、 「同 じ 障 害 を 持. つ 仲 間 と 過 ご す 時 間 」 と し た 。 発 言 例 を 示 す 。 エ ピ ソ ー. ド3. A昌一[私.カ∼._4、.学 弦..6.窪.生.の.三..る.._1.窪 8. 生.の 面 倒.」藍 ゐ..る.ζ⊇.と均圭」隻.

(11) 2.た. 息_二2匹. 。1む.一.堂弦.の. 趨. 剥.の.孟.う.な. 土.の..だ.2..た.と. と.き.乱_ち.孟.至L」. ど.ユ ーi里豊.に. 垣L豊.瞳. 倒.を.見.て.、 あ.げ. な.Ω_馴.長.ど. の 」 王 璽 亘.倒. 私. 害 だ. は 、 同. じ 障. っ た. っ て. い. 葺.を.」 嫉.2三. う こ. 思.う,.Ω_そ,一 の.. 匠2盛 入.2.工. 一1き.二 ⊆幽.激_面. 」藪 黒.二 ζ..五 盗 力L2.な.虻. と も. あ っ た か. ら か. な?そ. 担 己..ど乱 の. 子 と 一 緒 に い ま した 。 休 み 時 間 に は 、 一 緒 に 遊 ぶ こ と も あ り ま し た 。 楽 しか っ た か ら 、 よ く 、 こ の 下 級 生 の と こ ろ に は 、 行 っ て た ん で し ょ う ね 。」 こ の 他 にCは. 「難 聴 学 級 の 友 達 と 一 緒 に 勉 強 し た り 、 音 楽. の 練 習 を し た り し た 。 ハ ー モ ニ カ?鍵. 盤 ハ ー モ ニ カ の 練 習 と. か 、 音 楽 の 練 習 は 一 緒 に し た の を 覚 え て い る ね 。(C)」. と語. っ て い る 。 難 聴 学 級 で 仲 間 と 過 ご す 時 間 も 、 通 常 学 級 で 仲 間 と 過 ご す 時 間 も 、A・Cは Aは. 「楽 し い 」 と 語 っ て い た 。 さ ら に 、. 「同 じ 障 害 を 持 っ て い る 子 と 関 わ っ て い る 方 が 楽 だ っ た. (A)」. と語 っ て お り、 な ぜ 、 そ の よ う に 感 じて い る の か 尋 ね. る と 、 ク ラ ス メ ー トか ら ち ょ っ か い を 受 け た り 、 か ら か わ れ た りす る こ と が あ っ た の で 、 そ の よ うに 感 じ た よ うで あ る 。 以 上 の よ うに 楽 し い こ とや 支 援 も あ り難 聴 学 級 が 聴 覚 障 害 児 に と っ て 、 居 や す い 場 所 と な っ て い る よ う に 感 じ る が 、 難 聴 学 級 に つ い て の イ ン タ ビ ュ ー で 、 イ ン タ ビ ュ ー 対 象 者 が 困 っ た こ と が あ る と 語 っ た 。 そ れ ら を ま と め た コ ー ドが 以 下 の 3つ. で あ る 。. コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 り に く い(3) 難 聴 学 級 担 任 の 障 害 理 解 や 意 識 の 薄 さ(1) 難 聴 学 級 担 任 の 心 な い 言 葉(1). 以 下 は 、難 聴 学 級 担 任 か らの 自主 的 な支 援 の 中 に、 読 み と 9.

(12) り や す. い. よ. う に. に. も 関. わ. ら ず 、. で. あ. る 。. エ. ピ. ソ ー. く 開. け て. ミ ュ ニ. ケ ー. シ. コ. き. く れ. る な. ョ ン が 取. り に. 担.迂. ¢⊇。 先.幽生.一も.、_娃..じ..め. く い. 一 り.⊥ ぞ.工.話 ⊥己.て..く一 オ』.ゑ11」 瓢.逸.箪. 」孟 注.意.L己. 遺三.話 玄. 』 一 工 急一 一誌 董と と.望 」三 一 《 一い 」と 壼2塗 ∼.あ.る 一 £._そ.オu三 書.で..⊆ 蔓.力 童.談 」ろL取 壼.た. ど の 支 援. が. あ っ た. と い. う 発. 言. ド4. ム.工.難 聴.i讐 麺.璽 』.た. 口 を 大. 拠.な 」哩』.煮.壼,カ ∼.あ2一. 屓.」 二.よ.う.な.乱. 」ヒ..の.繰..り.返.』.に. ζ.量..を.太. の.重1.呈.《..な.2.な.三. 襲.. 」_垂受 蕪 」の 』 壷.&_教.i阯. て.含..一.そ.の.」 こ 一と を.伝.え な.る.暁. 壼.滋.. 工 一 圭.,』. も.あ.る.Ω 」 一.一. 難 聴 学 級 担 任 が 、自 主 的 に 行 っ て く れ て い る 支 援 の1つ. に 、. 口 を 大 き く 開 け て 話 して い る 内 容 が 分 か りや す い よ う に 伝 え て い る よ うだ が 、 そ の 支 援 も 、 継 続 し て 得 に く い と い う こ と が 分 か っ た 。 さ ら にCは 生 も い て 、 「も う1回. 、 先 生 に よ っ て 、 口 を 読 み に く い 先. 言 っ て く だ さ い 。(C)」. と頼 む 時 が あ っ. た よ うで あ る 。 難. 聴. 学 級. 担 任. の 障 害 理 解 や. 意 識. の 薄. さ を 語. っ て い. る 人. も い. た 。 エ. ピ ソ ー. ド5. 慶幽 工.i弘 蛙.旦j話.乱 た.虻.ど.蝕_重. 黒. 蓋し&一」 宅Σ2.圭 級. で. た. 。」. も 、. 一 そ..』 。 て.先.壼 ヒ.の.話 な 薫.蛙. 乱...な.蚤 ∠∼.《.篁. ㌧葦.談.を.使.圏2.コ コ. 立,内L容. ミ ュ ニ ケ ー. 認. 」豊 蕊...旦.を.読 壼 」己,工 低. 」褻 一 取 一2.工 」△. 』紘.か.2.圭.ρ_燈. ζ.騨 く..霊Lる..と 一 分 血 」襲.r燈.す,か2.た.Ω.輌.難 シ. ョ ン で 困. る. こ と が. あ. る ん. だ. 」ご、 聴.学.. っ て 思. っ. 具 体 的 な 発 言 と し て 以 下 の も の も あ っ た 。「難 聴 学 級 担 任 の 心 な い 発 言 」 と した 。 10.

(13) エ. ピ ソ ー. A.⊥. 三.と. ド6. 鷹.の.娼.導.を.受. 聞 一 三.え.た.ら.込 し た. らA市. 」土.工 」桑.た 豊1三. 駐.な,&一 一 一 一 と.貫 の. ろ う 学 校. コ.た.,と.豊. に 行. け ば い. ユー 一,私.塑.壬.供. 一 血.1三 蕊_も.2..と.. 皇三 蕊.一.難聴 黛.1縁.の.先. 生 」二..工.気. い. わ れ. じ ゃ な. い 』. と 言. た. こ. と は 、 シ ョ ッ ク だ っ た 。 た だ 、 単 純 に み ん な の よ う に 聞 こ え. た ら い い な と思 っ ただ けな の に 、何 で そ ん な こ と言 わ れ な き や い け な い の と 思 っ た 。」 Aは. 、 ふ と思 っ た こ と を 口 に した だ け で 、 こ の よ うな 言 葉. が 担 任 か ら返 っ て く る と は 思 い もせ ず 、 と て も シ ョ ッ ク を 受 け た と 当 時 の こ と を 振 り返 り 語 っ て い た 。 こ の よ うに 、 難 聴 学 級 で 課 題 と され る カ テ ゴ リー も あ り、 難 聴 学 級 の 担 任 の 言 動 に よ り 、 難 聴 学 級 が 聴 覚 障 害 児 に と っ て 必 ず し も居 た い 揚 所 に な る と は 限 ら な い こ と が 分 か っ た 。 2.通. 常 学 級. 通 常 学 級 で の授 業 や 休 み 時 間 の ク ラ ス の 雰 囲 気 や ク ラ ス の 様 子 を 尋 ね 、 語 っ て も ら っ た 内 容 に コ ー ド を 付 記 し た 。10 種 類 の コ ー ドが 見 い だ され た 。 自 分 か ら 頼 む 支 援(5) 難 聴 学 級 と違 い 、 通 常 学 級 で は 、 自 分 か ら 支 援 を 頼 ん だ と い う語 り が あ っ た 。 そ れ ら を. 「自 分 か ら 頼 む 支 援 」 と し た 。. エ ピ ソ ー ド7 E「 今 、 何 を し て い る の か わ か ら な く な れ ば 、 左 右 の 席 の 子 に 聞 い た り 、 ク ラ ス 全 体 の 様 子 を 見 た り し て い た 。」 Eの. 他 に も 、A・B・C・Dか. ら 、 「分 か ら な く な れ ば 、 近 く. の 子 か ら 聞 い た り 、 周 囲 の 様 子 を 見 た 11. り し て い た 」 と い う 同.

(14) 様 の 語 りが あ り、 自分 か ら周 囲 の 子 に 聞 く とい う こ と 、 そ し て 、周 囲 の 様 子 を 見 て 情 報 を 得 て い る こ と が 明 ら か と な っ た 。 自 分 か ら 通 常 学 級 担 任 へ の 支 援 の 要 求(7) こ れ は 、 自 分 か ら通 常 学 級 担 任 へ 支 援 を 要 求 し た と い うエ ピ ソ ー ドで あ る。 エ ピ ソ ー ド8 E「 私 は 、 あ ら か じ め 、 学 校 に 自 分 の 席 を 前 か ら2列 (窓 側)か. ら3番. そ.三 メ庄光 と.か.且 か. ら 。 そ. 目 の 左. 目 に して も ら う よ う に 担 任 の 先 生 に 頼 ん だ 。 胆 の癒. ヨ三.を.二 蚤.占.《.見.え.」6一. し て 、 先 生 に は 、 教 科 書 を 高. 位 置 藍.と.墨. コ.た. く 持 っ て し ま う と 、 口. が 隠 れ て し ま う か ら 、 口 を よ く見 え る よ う に そ う しな い こ と を.茜. 題.塾.し.た.乱_そ..L工.』...ゆL2..!く..量,太,き. ら い 、 大. 事. な. こ と は 黒 板. に 書. い て. 」な.」匿.で.》_」 話.LL,壼 も. ら う よ. 調 一 套 昌 餐_工.富 賛 え.は.⊇鑑 蕉 。_ず.2」 と 且 圏 監 位.置.で. う に 頼 ん. 圏 一 し購 こ.圭... だ 。』. 勉 強.さ 詫 』.て,黛.た.血. で す か?」 E「. そ う で す 。 小 学 校 か ら 高 校 生 ま で ず っ と そ う し て も ら い. ま し た 。」. Eは. 、 こ の よ うな 支 援 を 求 め 、 小 学 校 か ら 高 校 生 ま で 、 席. が 固 定 さ れ 、継 続 し て 支 援 を 受 け る こ と が で き た よ う で あ る 。 そ う す る こ と で 、E自. 身 が そ れ 以 上 の 支 援 を 担 任 へ 求 め る と. い う よ う な こ と は な く 、「こ の 最 低 限 の 支 援 が 必 ず 得 ら れ る た め 、 特 に 困 る と い う こ と は な か っ た(E)」 Dは. と 語 っ て い る 。A・. 、 「黒 板 を 書 い て い る 時 は 、 同 時 に 説 明 を し な い こ と 」 を. 担 任 に 求 め 、B・Cは. 、 「な る べ く 正 面 を 向 い て 話 し を し て も. ら う 」よ う に 頼 ん だ と い う 語 り が あ っ た 。そ れ ら の こ と よ り 、 12.

(15) こ の カ テ ゴ リー で は 、 授 業 時 の 担 任 の 話 し て い る 内 容 が 分 か ら な い と い う こ と で 構 成 さ れ て い る こ と が 分 か る 。 隣 の 席 の 友 人 が 自 主 的 に 行 っ て く れ る 支 援(7) 聴 覚 障 害 児 が 得 ら れ る 支 援 に は 、 聴 覚 障 害 児 く て も 得. ら れ る 支 援 が あ っ た 。 そ れ. 自 身 が 頼 ま な. ら の エ ピ ソ ー. ド を. 「隣 の. 席 の 友 人 が 自 主 的 に 行 っ て く れ る 支 援 」 と し た 。 エ ピ ソ ー. ド9. A.⊥ 私 の.隣 皿.席 」三.な.2.な.友.1達.1孟 臨_私.力 三.藍」 圭.な 《..工.も.念,_困.2.工. そ う な 時 は 、 そ の 子 の 方 か を 一』 工 ⊥ 、.る 』..」 藍金.蛙.、_.こ く れ. て. 。. こ れ. は 、 席 替. ら 声 を か け て く れ 、 『今 は 、 こ こ. 三.の.問.胆.壷.鯉 え. し て. 一.《.、 血.踏.占.』L2.工.教. も 、 隣 の 席. に な. っ た 子. え.て は 、 み. 一. ん. な し て くれ て い た 。 先 生 か ら 、 私 の 隣 の 席 に な っ た 子 に 対 し て 、 そ う い う よ う に し て あ げ な さ い と い う よ う な こ と を 言 わ れ て い た こ と は 、 な か っ た と 思 う ん で す 。」 Aと. 同 様 に 、 他 の 対 象 者 も 隣 の 席 の 友 人 か ら 同 様 な 支 援 が. 求 め ら れ た と い う エ ピ ソ ー ド が あ る 。Dは. 「体 育 の 時 間 や 、. そ の ほ か の 授 業 で も 、 全 体 に 集 合 の 合 図 が か か っ た と き は 、 私 の 隣 に い た 子 が 教 え て く れ た(D)」. と話 して い た 。 これ ら. の エ ピ ソ ー ドか ら 、 ク ラ ス メ ー トは 、 聴 覚 障 害 児 の 障 害 に っ い て 意 識 を し 、 聴 覚 障 害 児 が 困 っ て い る よ うで あ れ ば 、 適 切 な 支 援 を 行 う こ とが で き る と い う こ と が 明 ら か と な っ た 。 難 聴 学 級 担 任 か ら の 支 援(1) こ の コ ー ド は 、Dだ. け に 見 ら れ た 内 容 で あ る 。Dの. 小 学 校. 在 学 期 間 中 に 、 同 じ障 害 の 仲 間 が い な か っ た 。 そ の た め 難 聴 学 級 で 、 取 り 出 して 授 業 を す る と い う こ とは な く 、 健 聴 児 と 13.

(16) と も に 通 エ. ピ ソ ー. 常 学 級 で 授 業. P.⊥. 難 聴 墜.級. の.先.生. 」級.亙 距.私. 。」. 調.套. 責_L.ど.ん.な.ふ.う..1三 叢. し て 授. い た. ご. 業. メ ー. ト か. ク ラ ス エ. ε_〔 体 窪.の..烹. 叢.の.勉.強.を.教.え.て.」. く.血.工.. 一2」_ 蕊.私.の 」墜 に.座 、2,工.』. 」直 」.う.と 、 』.」謹 ⊥《.」 く一.そ.量 一 の.」塾.分. の 他. に 休 み. た の. か を 尋. ら 誘. わ れ. 授 墓.血.あ.』2..て.蝕_そ. 一.L甑.工.昌1く 」h之.た.. 」 牽L教. 一 の 」剴. え.て.」 ⊂ 劃.た. 垂.⊥ ム ー 亙 勉.強. ト か. に つ. ね た 。 そ. る 遊. ら 誘. 時 間. び 」. わ れ. い. て 、 対 象. の 内 容. に つ. 者. が. い て ま. ど の. よ. う に 過. と め 、 「ク. ラ ス. 血.で1.隻}.1た.9_低. 堂. と し た 。. る 遊. び(5). ド11. 董と1暁 且. 蛙.。...よ.《..友 建.長.誘.ね.ま. ち..蛙 一 鼠_正..芝. 野 盤.を.L..て,隻. Eと. で.蝕.一.そ,の.授. 。」. メ ー. ピ ソ ー. 受 」土 工,隻 、.工 濫 一.そ.の 圃 賎 長....... 」三 先.生.カ ∼1塞.て..《,藁.工. 一 力圭.塞.劃.な.込. 場 面. し て い. 叢.査. 授.叢.を.謄 髭.工.る.圏 の.。を 」墜.で.組1藁.』. 旦 議 一.一 分.か..蚤.な.黛.と 旦..L.た.Ω_先.生. 一 の.授. 見 工.圭..ら.2.工.聾}.た.の. 力∼鐙.壼.益.こ.る. 麺.の.先,.生.雌. 全.工. Φ.蹉. い た. 通,賞.i艶. け て い た 。. ド10. 私 」ま.。_通,豊.学. o_[.授. を 受. ヲi2区.=ノ. 』工.姓.で.遊. 』.を.Lt.工.遊.、 血,で.乱_葺..学.i郵. 工 た.。...登 五 ξ 一 』 な幽 圏 と.楽..』.《..遊. 同 様 に 、 他 の 対 象 者 か ら も. 三 三鑑 る 」と.、.. 五 ξ.歪,妊 た 息上.. 「健 聴 の 友 達 に 誘 わ れ て 遊. ん で い た 」 と い う 内 容 の エ ピ ソ ー ド が あ っ た 。 「誘 わ れ る こ と も あ る し 、 誘 う こ と も あ っ た(C)」. と話 し て い た 。 そ の 遊 び. の 内 容 と して は 、 ドッ チ ボ ー ル の 他 に 、 鬼 ご っ こ や バ ト ミ ン トン で あ り、 い ず れ に お い て も 楽 し か っ た と話 し て い た 。 し か し 、Aは. 「低 学 年 の う ち は 、 よ く 遊 ん で い た が 、 高 学 年 に 14.

(17) な る と 低 学 年 の よ う に 遊 ば な か っ た(A)」. と話 し て い た 。 低. 学 年 の 問 は 、 鬼 ご っ こ の よ うに 体 を 動 か し て 遊 ぶ こ と が 多 い の で 、 健 聴 児 と一 緒 に 遊 ぶ こ と が 多 い よ うで あ る 。 次 に 、 対 象 者 が 通 常 学 級 の 様 子 に つ い て 語 っ て も ら っ た 内 容 の 中 に 、 自身 が 困 っ た や 、 あ き ら め て し ま っ た 、 そ して ふ が い な い 気 持 ち に な っ た と い う内 容 が あ っ た 。 そ れ ら聴 覚 障 害 児 が 困 っ た と 感 じ た カ テ ゴ リ ー が3つ. あ る。. 通 常 学 級 担 任 の 障 害 理 解 、 配 慮 の 希 薄 さ(4) ま ず. 、 は. と い. う コ ー. エ. ソ ー. じ め に. ピ. P.工.通. 鴬.堂. ド で. 「通. 常 学 級 担 任. 級. の..担.無.の.先.生. 慮. の 希. 力 童一 あ.る..9_至 藝L回.壷.言.う.の.五 っ た. 量. 」三 真_座.2..≦...墜2監,壼..な.旦.で.乱_な.、. る.賎. な. 、 配. 薄. さ 」. ド12. 亘.を.宜.』}.工. う に. 害 理 解. あ る 。. 《一 正. よ. の 障. す..と.カ 、蕊_至. の.頼.血. 薫. 喜 媛.塾 ∼」_そ.の,暁. 嫌 ∫三 な.2.工.乱_仕. 方.な. る.盈 で.縫iね. 黛 一2一工.墨..う.. 。」. 頼 ん だ 支 援 が 継 続 し て 行 わ れ に くい こ と が 原 因 に よ り、 支 援 を 求 め る こ と を あ き ら め て し ま う傾 向 が あ る こ と が 分 か っ た 。 そ れ に き ち ん と、 宿 題 は 黒 板 に 書 い て く だ さ い と頼 ん で い て も 、A「. 通 常 学 級 で の 宿 題 が 口 頭 で 伝 え ら れ て い て 、 誰. も そ の こ と を 教 え て く れ ず 、何 回 も そ う い う こ と が あ り 、『忘 れ も の が ひ ど い 』 と 担 任 の 先 生 か ら 言 わ れ た こ と が あ っ た 。」 と 語 り 、A「. 私 の 障 害 に つ い て ど う思 っ て い る の か 不 思 議 に. 思 っ た 」 と 話 し て い た 。. 15.

(18) ク ラ ス メ ー. ト と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が. う ま く 取 れ て い な い. (6) 次 は 、「ク ラ ス メ ー い な い 」 と い う コ ー エ ピ ソ ー A『. ト と コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が. う ま く 取 れ て. ドで 、 そ の 内 容 は 、 以 下 の と お り で あ る. ド13. 低 学 年 の う ち は 、 み ん な と 一 緒 に 遊 ん だ. り し て た け ど 、. 高 学 年 に な る と 、 休 み 時 間 に 友 達 と 集 ま っ て 、 話 す こ と も あ っ て 、 そ の 中 に 入 りず らか っ た ん で す 。 調 査 者 A「. 「ど う し て で す か?」. そ の 話 し て い る 内 容 が 、 読 み と り に く い と き が あ る っ て. い う の と 、 次 の 授 業 時 間 の 準 備 と か 難 聴 学 級 か ら通 常 学 級 に 戻 っ て く る だ け で 休 み 時 間 が 無 く な っ て た り して る か ら ね ρ」_. 低 学 年 の 間 は 、 あ ま り コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 れ に く い こ と を 感 じて い な か っ た 。 こ れ は 、 体 を 使 っ た 遊 び が 多 く 、 鬼 ご っ こ や 、 ドッ チ ボ ー ル な ど は 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を あ ま り 必 要 と し な い 遊 び で あ る か ら だ 。 し か し、 高 学 年 に な る と 一 転 し. 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を ク ラ ス メ ー トと 取 り に くい こ. と を 感 じ で い る 。 友 達 と の 会 話 で 、 「会 話 の 内 容 が 分 か ら ず 、 友 達 に も う1度 い た(B)」. 言 っ て と 言 え な く て 、 そ の ま ま や り過 ご し て. と語 っ て い た 。 さ ら に. 「友 達 と の 話 は 、 楽 し い け. ど 、 分 か ら な く て 、 そ の 会 話 を確 認 す る こ と が 、 会 話 の リ ズ ム を 崩 す こ と に な る か ら、 分 か ら な い か ら と い っ て 聞 き 返 し は 、 し な か っ た(D)」. と語 っ て い る。 聴 覚 障 害 児 か ら 、 積 極. 的 に 関 わ ろ うす る が 、 そ の 場 の 楽 し い と い う 雰 囲 気 を 壊 し た 16.

(19) く な い と い う思 い か ら 、 積 極 的 に な れ ず に い る よ うで あ る。 そ し て 、 そ の 積 極 性 が 無 く な る と、 次 第 に 健 聴 児 の 集 ま り に 入 り に く い と 感 じ る こ と カミ分 か っ た 。 し か し 、Eは. 、 授 業 中. は も ち ろ ん 、 休 み 時 間 で は 、 友 達 と 楽 し く 野 球 を し て 、 「ク ラ ス メ ー. トや 友 達 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 上 手 く 取 れ て い な. い と 感 じ た こ と は な い(E)」. と話 して い る。. 授 業 に 主 体 的 に 参 加 で き な い(7) 授 業 に つ い て の エ ピ ソー ドの 中 に は 、 以 下 の よ うに 自分 の 主 張 を で き ず に 、 や り過 ご し て い る も の が あ っ た 。 そ れ ら を ま と め て 、 「授 業 を 主 体 的 に 参 加 で き な い 」 と い う コ ー ド を 付 記 し た 。 エ ピ ソ ー ド14 D「 授 業 中 、 自 分 が 分 か ら な い こ と が 、 言 え な い 。 他 の 子 は 、. 分 か って い る よ うで 、 自分 だ けが わ か らな い こ と を 言 え な か っ た 。 そ れ か ら 、 そ の ま ま に して た ら 、 ど ん ど ん 分 か ら な く な っ て い っ た 。」 Dと. 同 じ よ う な こ と をB・Cも. 「高 学 年 は 、 低 学 年. 語 っ て お. と 話. し て い た 。. そ し て 、 周 囲 に 自 分 の 障 害 に つ い て 理 解 う 内 容 の エ ピ ソ ー. ク ラ ス メ ー. 、. と 比 べ る と 内 容 も 難 し く な っ て 、 授 業 に. つ い て い け な い 。(A)」. と い. り 、 さ ら にAは. し て も ら い に く い. ドが あ っ た 。. ト に 自 分 の 障 害 に つ い て 理 解. し て も ら い に く い. (3) エ ピ ソ ー. ド15. 《冒 ⊥ 友 違.皇三 繍.聴.器.の.二.と.を.盟. か.盈 ζ.。_私.蛙.話.豊.る..レ..。一.担一 垂 の 一 貫 17.

(20) っ て. る 内. 容. 孟.な. 玉 》.こ.と. 血..ら.血.う っ て. も 分 か. っ て. い る か. ヨ….笈 ら.な 血.r2.な. 一 憂.た.聾 上 ユ_そ. 一 黒 」 ≡。 凌乳 塾.コζ 蕊,.諭.聴L器. き た. り 、 ロ を 読 ん. で. を 言 っ て る か わ か る か?』 調 査 者. ら 、 そ の 友 達. い る. は 、 私 が. 一 韮 均》.盛 ….乱_私. 長_匠. あ,.fと.焦_闘.孟.え.る1.カ. と 知. っ た 子. が. 耳 が. 辺.禎.聴. 、 口 を 隠. 聞. こ. 器.を.. 、.ヱ』,_と.葺L し て 、 『何. と 聞 い て く る 子 が い た 。」. 「周 囲 に 対 し て 、 自 分 の 障 害 に つ い て 話 し た こ と は 、. あ る の で す か?」 A『 学 年 の 始 り の と き(始 ど,九_.1霧.2,壼. Aの. 一 翌.蛙. 業 式)に. 説 明 が あ っ た と は 思 う け. 一 、。..ね.か.望,3….世.血.Q⊥.. 補 聴 器 は 、 当 時 ボ ッ ク ス 式 を 用 い て い た の で 、 周 囲 の. 子 が 気 に な っ て い た よ うで あ る 。 し か し 、 補 聴 器 の こ と を か ら か う子 が い た こ と を 担 任 に 言 う と 、 そ の 子 を 注 意 し て も ら え た よ う で あ る 。 そ れ に 、Aは. 口 話 が で き て お り、 友 達 の 中. に は 、 「私 が 話 せ る し 、 言 っ て い る 内 容 が わ か っ て い る か ら 、 周 りの 子 は 、 私 が 聴 覚 障 害 児 で あ る と い う こ と を 知 ら な い 子 も 他 に も い た と 思 い ま す ね 。(A)」. と 話 し て い た 。. あ き ら め て し ま う 、 積 極 的 に 関 わ れ な い(7) 授 業 や 友 達 と の 会 話 な ど 、 は じ め は 、 積 極 的 だ っ た が 、 次 第 に 、 分 か ら な い こ と が 当 た り 前 と な り 、 次 第 に あ き ら め て し ま っ た. り 、積 極 的 に な れ な く な っ た と い. うエ ピ ソ ー. き ら め て し ま う 、 積 極 的 に 関 わ れ な い 」 と い. ド を 「あ. うカ テ ゴ リ ー に. し た 。 エ ピ ソ ー. ド16. 6.工 私 凶圭.授叢 一 至.。_友.達..の 薫 」虻.て.駐.る..三.」 と.塾.分.か..ら.な.黛.の. 」誹1.瓢_. 仕 方 が な い こ と と 思 っ て 、 あ き ら め て い た 。 授 業 だ と 、 分 か 18.

(21) っ て る よ う に ウ ン ウ ン と 、 う な ず い て み た り し て い た 。」 Bの Dは. よ う にA・C・Dか. ら も 同 様 の 内 容 が 語 られ た 。 さ ら に. 、 「授 業 中 、 何 度 も 友 達 に(支. か ら 、 分 か っ た ふ り を(授. 援 を)頼. 業 参 加)し. め る雰 囲 気 で な い. て い た 。(D)」. と語 っ. た 。 周 囲 に 支 援 を 求 め た く て も 、 気 兼 ね して しま い 、 あ き ら め て い る と い う こ と が 分 か る 。 授 業 や 友 達 と の 会 話 に お い て も 、 分 か ら な い ふ り を続 け 、 そ の 場 し の ぎ で や り過 ご し、 そ れ が 次 第 に 、 「仕 方 の な い 」 こ と と し て あ き ら め 、 健 聴 児 の 会 話 の 輪 に 入 り に く さ を感 じ る よ うで あ る 。 こ の よ う に 聴 覚 障 害 児 が 、 積 極 的 に な れ ず 、 周 囲 に 障 害 の 理 解 が 得 に く い と あ き ら め て し ま う傾 向 が み ら れ る こ と が 明 ら か と な っ た 。. 19.

(22) 難聴 学級. ・ 自 分 か ら頼 む 支 援. ・難 聴 学 級 担 任 か ら の 自 主 的 な 支 援. ・ 自 分 か ら通 常 学 級 担 任 へ の 支. ・授 業 に 主 体 的 に 参 加 す る. 聯. 援 の要求1 ・ 隣 の 席 の 友 人 が 自 主 的 に し てi. く れ ・ 支 援}i. 灘. 聴学 級担任か らの支援. :∵ ∵1∴ ∵}. ノ. 楽 し い と 感 じ る. 1\,,,…..., i i樋. 常 学 級 担 任 の 障 害 理 鰍. 配 慮. 1. 1 '、 ノ. '難. の 希 薄. 、!.ク. 聴 学級 で の 課題. さ. ラ ス メ_ト. と 。. ミ 。 ニ ケ_シ. 、. 蔑 !ヨ. ン が 上 手 く 取 れ て い な いL. ・コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 り に く い. ・難 聴 学 級 担 任 の 障 害 理 解 の 意 識 の. }、. 薄 さ. レ. 1: ■. 難聴学 級担任 の心ない諌li. ー. 主体的一. ・ ク ラ ス メ ー. ∴ で・ない \. ト が 自 分 の 障 害 に. つ い て 理 解 し て も ら い に く い. 、 、. 三∫二.・凱. 、. ・ あ き ら め て し ま う 、 積 極 的 に. か か わ れ な い. 図1小. 学校 生 活 で の居 場 所 に 関 す る ま と め. 20.

(23) 3。. 小 学 校 生 活 に つ い て の ま と め. 語 り よ り 難 聴 学 級,通. 常 学 級 の そ れ ぞ れ で 見 出 され た コ ー. ド を 相 互 に 関 連 づ け 、 図1が (1)難. 作 成 され た 。. 聴 学 級 で の 生 活. イ ン タ ビ ュ ー よ り難 聴 学 級 は 、 聴 覚 障 害 児 に と っ て 、 授 業 を 自分 の ペ ー ス で 受 け る こ と が で き 、 主 体 的 に 闘 く こ とが で き る 場 と な っ て い た 。 さ ら に 、 難 聴 聴 学 級 の 授 業 場 面 で は 、 難 聴 学 級 担 任 か ら の 自主 的 な 支 援 も あ り、 さ らに 聴 覚 障 害 児 しか 教 室 に い な い こ とか ら 、 自 分 の 意 見 、 主 張 を き ち ん と相 手 に 伝 え る こ と が で き 、 積 極 的 に 授 業 に 参 加 で き る と い っ た こ と が イ ン タ ビ ュ ー よ り 明 ら か と な っ た 。 し か し 、 一 方 で は 、 難 聴 学 級 担 任 の 障 害 へ の 理 解 や 意 識 の 薄 さ も 感 じ られ 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 りに く い こ と、 情 報 保 障 の 支 援 が 継 続 して 行 わ れ に く い こ と が 課 題 と し て あ げ られ た 。 こ れ ら の こ と を 踏 ま え 、 難 聴 学 級 場 面 に お い て 、 以 下 の3 つ の 上 位 コ ー ド が 生 成 さ れ た 。「通 常 学 級 と 比 べ る と 授 業 に 主 体 的 に 参 加 で き る 」「難 聴 学 級 担 任 の 授 業 に 関 す る 自 主 的 な 支 援 が 多 い 」 「コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 方 法 や 障 害 に つ い て は 、難 聴 学 級 担 任 の 理 解 が され て い な い と き が あ る 」 で あ る 。 (2)通. 常 学 級 で の 生 活. 難 聴 学 級 と 同 様 に 、 通 常 学 級 場 面 に お い て も 上 位 コ ー ドが 生 成 さ れ た 。「通 常 学 級 担 任 よ り も ク ラ ス メ ー. トか ら 自 主 的 な. 支 援 が 見 ら れ る 」「通 常 学 級 担 任 の 障 害 に 対 す る 理 解 や 配 慮 が さ れ て い な い 」「コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が う ま く 取 れ て い な い こ 21.

(24) と か ら 、 あ き ら め て し ま う 傾 向 が み ら れ る 」 「仲 間 と 過 ご す 時 間 や 健 聴 児 と 過 ご す 休 み 時 間 は 、 楽 し い 時 間 で あ る 」 の4つ の コ ー ドで あ る 。 通 常 学 級 の 授 業 場 面 で は 、 聴 覚 障 害 児 が 積 極 的 に な り、 求 め た 支 援 が 得 られ 、 休 み 時 間 に な る と遊 び に 誘 っ て も ら っ た り 、 イ ン タ ビ ュ ー 対 象 者 の 多 くか ら 語 られ る. 「小 学 校 は 楽 し. か っ た 」 とす る 内 容 が こ の 部 分 で あ る 。 小 学 生 と い う こ と も あ り 、 周 囲 の 子 ど も た ち が 、1対1の. 会 話 で は 、 話 も通 じて. い る と い う こ と も あ り、 健 聴 児 が 聴 覚 障 害 児 の 障 害 を そ れ ほ ど 意 識 し な か っ た と い う こ と 、 そ し て 遊 ぶ と い っ て も 、 単 に 体 を 使 っ た 遊 び と い う こ と な の で 、 あ ま り コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 必 要 と し な い こ とが 条 件 と な り、 自 分 の 障 害 に つ い て 意 識 す る こ と が な く 、 楽 しい と感 じ る 場 が 聴 覚 障 害 児 の 居 場 所 で あ る と考 え られ る。. 第2節. 中学校生活 について. 中 学 校 生 活 に つ い て の エ ピ ソ ー ド は 、 全 部 で52あ. っ た 。. 難 聴 学 級 、 通 常 学 級 ご と に 生 成 さ れ た コ ー ドを 以 下 に 示 す 。 1.難. 聴 学 級. 難 聴 学 級 担 任 か ら の 自 主 的 な 支 援(4) 難 聴 学 級 担 任 が 調 査 対 象 者 に 行 っ て い た 支 援 の 内 容 は 、 小 学 校 の と き と 同 様 に 、 口 を 大 き く 開 け る 、 ゆ っ く り話 す な ど が 見 ら れ た 。 こ の よ う な エ ピ ソ ー ド を 、 「難 聴 学 級 担 任 か ら の 自 主 的 な 支 援 」 と し た 。. 22.

(25) エ. ピ ソ ー. P..⊥. ド17. 担 無. 旦.,を 太. の.先.生.蛙.、.私. 餐 話..L工.る.奥. 一 容.力 藍.分一 か.量.竺1丈. 壼..《..あ 」土 た..望.,L..ゆ.2.,≦ 圃 一 旦話. ⊥ 巴.工.1… 髪,.く..血.工,主』.た 黛..そ.』 一 工 ふ. 私 」三 数.学.踏.2..た.と.思.う,虻.豊.._そ.の.復 て. い た. 級. 置.芝.り..≧. 上.を.fL2.工..《. 一.劃. 」ま..,一.授叢. 応 一 寮 の.1も.の,ヱ.⊥... 。」. 調.套1萱.一 工 そ.の.復1賢 P_[授. 」△ よ.う.1;..。. 叢. 一 ゴ 」1.之 上.と.塾.う.の. 璽芝一 も.あ.る..監 軋一.一.一 一;.血 ヨ….で.の,復.置. で 一 緒. に や. っ た. り 、 宿 題 で. A・B・CもDと. 出. 璽.占..う.な.感. さ れ た. り し て. ま. 」二 ゑ 一 一 難. 堕 一 堂. し た 。」. 同 様 に 、 担 任 が 口 を 大 き く 開 け 、 ゆ っ く り. 話 す と い う 自主 的 な 支 援 の 内 容 で あ っ た 。 授 業 に 積 極 的 に な れ る(5) そ し て 小 学 校 生 活 と 同 様 に 、 難 聴 学 級 で は 授 業 も 積 極 的 に 参 加 で き て い た と い うエ ピ ソ ー エ ピ ソ ー 0_L難. ドが あ っ た 。. ド18. 聴.裳.級.二 奮.1さ.急_霊 藍.嚢 貫 ⊥ に ⊆ 恥 左.Ω._質.閲.も.そ.う.だ.長. 一 濫..意.. 見 も し て い た 。」. 難 聴 学 級 の 授 業 で の 様 子 、 取 り組 み 具 合 な ど を 聞 い た と き に 、語 ら れ た 内 容 でCと 自 分 た ち だ け(聴. 同 じ よ う に 、A「 難 聴 学 級 の 授 業 は 、. 覚 障 害 児 だ け)だ. っ た の で 、 そ の 分 自 分 の. ペ ー ス で 勉 強 で き て い た 。 進 め る 速 度 と か は 、 健 聴 の ク ラ ス と 一 緒 で す け ど 、 け れ ど分 か ら な い と い う こ と が 、 周 囲 を 気 に せ ず 言 え た 。(A)」. そ し て 、D「. 小 学 校 の 頃 は 、1人. で 通 常. 学 級 出 勉 強 し て た け ど 、 中 学 校 に な り難 聴 の 友 達 も で き て 、 一 緒 に 勉 強 す る の が 楽 しか っ た 一 緒 に 質 問 し た り. 。 分 か ら な い こ と を 言 え て 、. 、 一 緒 に 考 え る こ と が で き た 。(D)」 23. と語.

(26) っ て い た 。 難 聴 学 級 は 、 障 害 に 対 し配 慮 が され 、 そ して 仲 間 も い る と い う こ とが 何 よ り も積 極 的 に な れ た よ うで あ る。 難 聴 学 級 担 任 に 障 害 に つ い て の 知 識 が あ る(4) 小 学 校 の こ ろ と 違 下 の ー. ドが あ っ た 。 そ れ が 以. 「難 聴 学 級 担 任 に 障 害 に つ い て の 知 識 が あ る 」 と い. ド で あ る. エ ピ ソ ー A「. う 内 容 の エ ピ ソ ー. う コ. 。. ド19. 難 聴 学 級 の 担 任 の 先 生 が 、 私 た ち と 関 わ る 申 で 障 害 に つ. い て 知 っ て い っ た と い う 部 分 が あ っ た と 思 う 。」 調 査 者. 『 た と え ば 、 ど ん な こ と で す か?」. ム.⊥ 体.蔓.め 」露。&一.一.旦 』墜.1三気 、 壼.2.虻.て と 」△.至,よ..う.な.盛.並.蓬.2.た.!土.ど.胤 を.教.え.ヱ こ《..劃 ζ る.盗.う 。-1三 な.2.た. 」△ た 一り一と 重、蕊_ゆ..2.,く.」 襲.話.丈.. 一起 ノL.だ.血 私 た.ち 」三 鐸L璽.な ヨ….話 黛_量2匹. 』 轄 私.鮭.壬 一 話.と.の1.出.会.い.だ.. っ た 。』 調 査 者. 「他 に は あ り ま す か?」. ム_[.健 聴.の.友.連. 一 と ケ.≧.カ..を..』.た.と. 壼..9._置 葉,辺 聖 騨 曜 り.違 一 駐2登Lら.製 『 騨.. 相 手 に 誤 解 を 与 え て し ま っ た ケ ン カ の 間 を 先 生 が 取. り 持. っ. て く れ た 。 そ れ で 、 お 互 い が 気 分 よ く わ か り 合 え る よ う に し て..《.劃.た. こ のAの. の2壁.う.熱..』. 血. 。2.た.Ω. ⊥... エ ピ ソ ー ド か ら 、難 聴 学 級 担 任 が 聴 覚 障 害 児 の 気. 持 ち を 汲 み 取 っ て い た こ と か ら、 障 害 に つ い て の 多 少 の 知 識 が あ っ た の だ と考 え られ る 。 そ し て 、 簡 単 な 日常 使 え る 挨 拶 な ど の 手 話 を 教 え て くれ た と い う こ と も あ り、 担 任 演 障 害 に っ い て 勉 強 を し て い た と 推 測 で き る 。 さ ら にBは. 、 「私 の 新. し い 補 聴 器 に つ い て 親 と話 し合 っ て い た み た い 。 補 聴 器 の フ 24.

(27) イ ッ テ ィ ン グ を して 、 購 入 した 覚 え が あ る。 け ど 、 そ の 補 聴 器 の 必 要 性 が な く 、 ち ょ っ と使 っ て 、 前 に 使 っ て た の を 使 っ て た け ど ね 。(B)」. と語 っ て い た 内 容 か ら 、 補 聴 器 に つ い て. も こ の 担 任 の 先 生 が 勉 強 し て い た と 推 測 さ れ る 内 容 が 語 ら れ た 。 手 話 と の 出 会 い(1) こ の コ ー エ ピ ソ ー A「. ド はAの. 語. り の 内 容 だ け か ら 得 ら れ た も の で あ る 。. ド20. 難 聴 学 級 担 任 が 手 話 ク ラ ブ を 作. 話 一 豊 教.え.工 て. 一 」 く.盆Lた.9.『.担文.皇.と. っ て 、 そ こ で 、 簡 単 な 手. か 急_お.蛙.よ.う.な.ど.の.壬.話.を.i数.え. 一. く れ て い た 。」. Aは. 、 こ の 難 聴 学 級 担 任 と の 出 会 い が よ か っ た と語 っ て い. た 。 手 話 を 知 っ た と き は 、 「手 話 と い う 方 法 が あ る こ と が 知 れ て 、 う れ し か っ た 。」 と 語 っ て い た が 、 そ の 反 面A「. 私 の 親. は 、 口 話 が で き る 人 で あ っ て ほ し い と 考 え る 人 だ っ た か ら、 手 話 を 知 っ て も 、 複 雑 な 気 持 ち に な っ て ま し た 。 何 も 言 え な か っ た で す 。」 と 語 っ て い た 。 こ のAの. 難 聴 学 級 担 任 が 手 話. サ ー ク ル を 作 る と い うこ と に 関 して 、 親 か ら要 望 が あ っ た と い う わ け で は な く 、 先 生 が 考 え て 作 っ た も の で あ る とAは. 、. 語 っ て い た 。 仲 間 と の 出 会 い(1) こ の コ ー ドは 、 小 学 校 時 代 は 、 同 じ 障 害 を 持 つ 仲 間 が お ら ず6年 Dが. 間 、1人. 学 級 だ っ たDの. 語 り の 内 容 で 語 られ て い る。. 中 学 校 に 進 学 し、 仲 間 と 出 会 い 、 そ の 時 の 語 り の 内 容 で. 構 成 さ れ て い る 。 25.

(28) エ. ピ ソ ー. D「. 私. 並.瞳. ド21. は 、 小. 豊. 学 校 の. を 一 持 」2.モ. 竺 一 す.髪 》」ご.濫 使. Dに. こ ろ1人. だ. 寿 」司.豊.ク.乏.盈. 血 一よ..《..て.。_佐.憂. っ た か. ら 、. 中 学 校. に 入. 五三.隻上 工,.。 肇.一』.《.過.ご.鴛 暁 且. 』 も 』=」績 長.過.ご. っ て. 同. 。 た.9...話.』.. 」託.工 一 込 た.藍 ⊥.一. と っ て は 、 難 聴 学 級 で 一 緒 に 勉 強 す る 仲 間 が で き 、 通. 常 学 級 で も 、 そ の 仲 間 と 同 じ ク ラ ス で あ っ た 。 そ の 仲 間 と過 ご す 時 間 が と て も 楽 し く 、 常 に 一 緒 に い た の だ と い う。 調 査 者 が. 「健 聴 の 子 と 一 緒 に 遊 ん だ り は し な か っ た の?」. る と 、 「常 に 、 そ の 子(仲. 間)と. と尋 ね. 一 緒 に い て 、 健 聴 の 子 と話. し た りす る と き も あ る け ど、 そ の 子 の 友 達 とか だ っ た 。 私 と 健 聴 の 子 だ け っ て い う よ う な こ と は 、 な か っ た 。(D)」. と話. し て い た 。 な ぜ 、 健 聴 の 子 と 話 さ な い の か 尋 ね る と 、 「話 に く く感 じ る。 今 ま で は 一 所 懸 命 話 を 聞 こ う と し て た け ど、 仲 間 と 出 会 っ て 、 そ ん な こ と考 え な く て も 楽 し く話 せ て い た か ら か な あ 。(D)」. と話 して い た 。. 授 業 者 に よ り 障 害 の 理 解 や 配 慮 が 違 う(2) そ し て 対 象 者 の 語 りの 内 容 よ り、 難 聴 学 級 の 授 業 場 面 の 語 り の 内 容 か ら、 難 聴 学 級 で の 課 題 と して 見 つ け られ た の が こ の コ ー ドで あ る 。 エ ピ ソ ー ド22 D「 授 業 を す る そ れ ぞ れ の 先 生 は 、 難 聴 学 級 に 来 て い る け れ ど も 、 授 業 の 内 容 や 進 め 方 も 通 常 の 学 級 と 変 わ らず 、 授 業 の 方.法 均豊.豊佐 猛.方 頭1.変ね.る.と 蟻 」 う.三 と メ荘2匡黛.。_二2宣.雌 豊 授.叢 を.. して 終 わ る 授 業 も あ っ た 。 そ れ に 、 難 聴 学 級 担 任 は 、 ま だ ロ の.談 彦と取 一 り..の.三.と」 藍∫ 豊 え 工.《.血.る 」tど.急...授L叢の.去 一 生.の 」塾長.嬉 二 26.

(29) そ.の 三.と. 血 壼2蛙.工.ゑ2.気. づ.込 工2塗 黛.2.工.』}.う.先. 窯 力圭.込た ユ⊥... こ の よ うに 、 中 学 校 に な る と教 科 ご と の 先 生 と の 関 わ りが 増 え た 分 、 先 生 に よ っ て 、 障 害 に つ い て 分 か っ て くれ て い る 人 と分 か っ て い な い 人 と い っ た こ とが 分 か る と話 して い た 。 「通 常 学 級 で も よ く あ る こ と だ け ど 、 難 聴 学 級 に き て も 口 元 が 見 え な い 先 生 も い て 、 そ の 時 に 言 う け ど(口. 元 が 読 み に く. い こ と)、 次 来 た と き は 忘 れ て る か ら こ の 先 生 は 、何 も 思 っ て な い ん だ な っ て 思 っ た こ と が あ る 。(A)」. と話 し て い た 。 こ. の 語 りか ら 、 通 常 学 級 で うま く支 援 が で き て な い 場 合 、 難 聴 学 級 で の 支 援 も で き て い な い と い う こ と が 示 唆 され る 。 こ の よ う に 、 授 業 者 の 障 害 に つ い て の 意 識 が 希 薄 と な っ て い る た め に 、 教 室 が 変 わ っ て も 授 業 ス タ イ ル が 変 わ る こ と が な く 、 一 方 的 な 授 業 に な っ て い る の だ と 考 え ら れ る 。 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と り に く い(1) 次 に 見 られ た 内 容 は 、 や は り コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 取 りに くい と い う 内 容 の も の で あ っ た 。 エ ピ ソ ー ド23 D「 難 聴 学 級 担 任 や 、 通 常 学 級 担 任 以 外 の 教 科 で 関 わ る 先 生 だ と 、 そ の 先 生 の 特 徴 と か も あ っ て 、 う ま く読 み 取 り に く か っ た り 、 話. し に く か っ た り す る 。」. こ の 内 容 か らみ る と 、 先 生 と の コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が と り に く い と い う こ と を 感 じて い る よ うで あ っ た 。 2.通. 常 学 級. ク ラ ス メ ー ト か ら の 自 主 的 な 支 援(7) ま ず 、 通 常 学 級 で の 授 業 場 面 を 尋 ね て み た 。 す る と 、 ク ラ 27.

(30) ス メ ー トか ら の 支 援 の 話 が 多 く 語 られ た 。 エ ピ ソ ー ド24 A「 通 常 学 級 の 授 業 は 、 教 室 の 机 の 並 び が1列. だ っ た か ら 、. す.《 墜 の 一.』.て 」桑.る三.と.カ∼見 」三.《.《,乱_そ熱 」を.隣.の 友 達 」ま.気」三重、. け て くれ て 、 ペ ー ジ 数 が 飛 ん だ りす る と教 え て くれ た り し て い た 。 他 に も 、 校 内 放 送 が 流 れ た と き は 、 そ の 内 容 を 教 え て く れ る 子 も い た 。」 Aと. 同 様 に 、B・C・Dも. 隣 の 席 に な っ た ク ラ ス メ ー トか ら. の 自 主 的 な 支 援 が 多 か っ た 。 さ ら にCは. 、 「国 語 の 時 間 で 、. 他 の 子 が 音 読 し て い る 時 は 、 ど こ を 読 ん で い る の か わ か ら な く て 、 そ ん な と き 隣 の 席 の 子 が 教 え て く れ て い た 。(C)」 語 っ て い る 。 ま たDは. と. 、 「困 っ て い る よ う に 見 え た ら 、 隣 の. 席 の 子 が 気 に か け て 声 を か け て く れ た 。(D)」. と い う こ と も. あ っ た よ うで あ る。 授 業 者 に よ る 自 主 的 な 支 援(3) 次 に 、 授 業 者 に よ る 支 援 に つ い て の 内 容 で あ る 。 エ ピ ソ ー Ω_[授. ド25. 叢 の 逸 一 生.た.蓋.の.虫.で.嘱 も.。_{置..1弧2宣.鷹 気 」 藍.2せ..=..く.鉱. ζ.皇、,. る な っ て 思 う 先 生 と か が い た 。」 調 査 者. 「た と え ば 、 ど ん な ふ. c.工 話.⊥ 軋.て.黛.る 三.と.を.暴. う に?」. 亟.1三 葺 ⊥ 、工 一 鳳.盈』.る.先 ま.」も.塾.た 蕊1_. 授 業 者 に よ っ て 何 か 特 別 に 支 援 を し て く れ た こ と が あ る の か 聞 い て み た と こ ろ 、 特 別 に 何 か を す る と い う こ と は 語 られ な か っ た 。 支 援 と し て 考 え られ る も の と して は 、 授 業 者 の 話 し 方 や 伝 え 方 の 工 夫 な ど の エ ピ ソ ー ドが あ り 、 授 業 者 に よ る 28.

(31) 自主 的 な 支 援 と した。 積 極 的 に な れ る(3) ク ラ ブ 活 動 や 授 業 を 頑 張 っ て い た と い う話 も語 られ た 。 エ ピ ソ ー C「. ド26. 授 業 だ と 、 が ん ば っ て も 他 の 人 の 平 均 く ら い か も し れ な. 隻艶.虻.ど.._ク..乏.2.と.カ. ム.圭.』}。. る.ユ.蟄. 、ス.丞. 力 Σ.ら.乱.テ.三2∼.久. 二.ツ.長. 鐘. 蚤. 櫨.閣. 乏.2,長.入..2.工.乱. こ の よ う な 内 容 に 加 え 、A「. 億.な. 」桑.9...鴛.め.て.宜.る.. 力窯 血.1翼.2,工.撫. な 。 Ω」. 友 達 が し て くれ る 支 援 が あ る. か ら 、 が ん ば っ て 授 業 を う け て い ま し た 。」 と い う 内 容 や 、D 「一 緒 に 頑 張 っ て る 仲 間 が い る か ら 、 競 争 心 か ら か 頑 張 っ て い た 」 と い う語 り が 聞 け た 。 周 囲 か ら得 られ る 支 援 や 仲 間 の 存 在 、 そ し て 障 害 の 有 無 に か か わ ら ず 、 自 分 の 頑 張 り 力弐評 価 され 得 る ク ラ ブ 活 動 な ど 、 積 極 的 に な れ る 場 面 や 要 因 は 様 々 で あ っ た 。 自 分 か ら 頼 む 支 援(3) 先 生 や 友 達 に 何 度 も 頼 め な い(2) ク ラ ス メ ー トか ら 得 られ る 支 援 の 他 に 、 自 分 か ら 周 囲 に 頼 む 支 援 に つ い て 尋 ね た と こ ろ 、こ の2つ. の コ ー ドが 得 ら れ た 。. エ ピ ソ ー ド27 A「. 話 し て い る 内 容 が 分 か ら な い 人 が い て 、 で き る だ け ゆ っ. く り 、 ロ を 動 か す よ う に 頼 ん だ こ と が あ り ま し た ね 。他 に は 、 特 に な い で す 。 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て お 願 い し て ま し た. 。」. 先 生 や 、 ク ラ ス メ ー トか ら 支 援 を し て も ら え る わ け で は な く 、 や は り 、 自 分 か ら頼 む 支 援 と い う の も あ り 、 そ の 求 め る 29.

(32) 支 援 の 内 容 と い うの は 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て 読 み 取 り や す い よ う に と い う 要 求 内 容 で あ っ た 。 そ し て 、Eは. 「小. 学 校 の と き に 、 お 願 い し た こ と を 求 め た く ら い で す 。」 と 語 っ て い た 。 こ れ ら の こ と か ら 、 聴 覚 障 害 児 か ら 求 め る 支 援 と し て は 、 小 学 校 の こ ろ と変 わ りは な く 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が う ま く 取 れ る よ う に 求 め る 内 容 で あ っ た 。 一 方 、 支 援 を 求 め る も の の 、 何 度 も 頼 め な い と い っ た 内 容 の 語 り も あ っ た 。 そ れ ら を 以 下 の カ テ ゴ リ ー に ま と め た 。 エ ピ ソ ー ド28 D「 話 し て い る 時 に 、 『も う1回. 言 っ て 』 と 何 回 も い え な い 。. 盛 り 上 が っ て る 雰 囲 気 を 壊 し て し ま う と 思 う 。」 調 査 者. 「そ れ は 、 友 達 と の 間 で の 話 だ け ど 、 先 生 に 頼 む 支 援. も あ っ た よ ね?そ Dr先. の 時 は 、 ど う し て る の?」. 生 に は 、 頼 む け ど 、 何 度 も 同 じ こ と を 言 う こ と は な か. っ た 。 頼 ん で も し て も ら え な い の は 、 仕 方 な い と 思 っ て ま し た 。」. Aか. ら も 同 様 の 内 容 が 語 られ た 。 自 分 か ら支 援 を 頼 む け れ. ど も 、 や は り周 囲 の 様 子 や そ の 時 の 楽 し い 雰 囲 気 を 壊 し た く な い と い う 思 い か ら 、 何 度 も 聞 い た り 、 頼 ん だ りす る と い う こ と を 遠 慮 し て しま うよ うで あ っ た 。 分 か ら な け れ ば 、 あ き ら め る(2) 積 極 的 に な れ な い(3) 友 達 の 輪 に 入 り に く い(2) こ の3つ. の カ テ ゴ リー は 、 通 常 学 級 で の 授 業 や 休 み 時 間 の 語. りの 内 容 よ り明 らか に な っ た 通 常 学 級 の 課 題 と さ れ る エ ピ ソ 30.

(33) 一 ドを ま と め た も の で あ る 。 エ ピ ソ ー ド29 B「 通 常 学 級 の 授 業 で は 、 自 分 か ら 分 か ら な い と い え な い か ら 、 分 か ら な い こ と は 仕 方 な い と 思 っ て 授 業 を 受 け て い た 。 そ れ を ほ っ て お く と 、 ど ん ど ん 分 か ら な い こ と が 増 え て 言 っ て 、 よ け い に 分 か ら な い こ と を 分 か ら な い と 言 い 出 せ な い 状 況 と な っ て い た 。」. Bの. よ う な 内 容 をDも. 話 し て い た 。 調 査 者 が な ぜ わ か ら な. い こ と を 言 え な い の か 尋 ね た と こ ろ 、「通 常 学 級 だ と い い に く い 。(B)」. そ して. 「こ ん な こ と も 分 か ら な い の か と 周 囲 に 思. わ れ た く な か っ た 。(D)」. と話 して い た 。. そ して 、 上 記 の カ テ ゴ リー の よ う な 状 態 を そ の ま ま に して お く と、 以 下 の よ う な エ ピ ソ ー ド も あ っ た 。 エ ピ ソ ー ド30 A「 授 業 で 分 か ら な い こ と を 分 か ら な い と い え ず に 、 そ の ま ま に し て お く と 、 分 か らな い 授 業 を 受 け て い る と き は 、 た だ そ こ に 座 っ て る だ け の よ う な 感 覚 が して 、 私 だ け お 客 さ ん の よ う な 感 じ で そ こ に い る よ う に 思 え ま し た 。』 A以 Bは. 外 に 、 つ い て ゆ く こ と が 難 し く な っ た 授 業 に 対 し て 、 「授 業 が 分 か ら な い か ら こ そ 、 も っ と 頑 張 ろ う と は し て. み た け ど 、 変 わ ら な か っ た 。 特 別 何 か を す る とい っ た こ と も な か っ た 。」 と 話 し て い た 。 そ し て 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取. り に く い と い う 問 題 が 、. な か な か 改 善 さ れ る こ と が な く 、 次 の よ う な エ ピ ソ ー び つ い て い た 。 31. ド に 結.

(34) エ. ピ ソ ー. P_[.進1縁 だ,虻1三 が.鑑. ド31. 一.L工.友. 堕.の.),一 一.と.離.血 乱...ク.一 乏.盈.で.難.聴.の.王1豊. な 凹 一2.て 塵 一 』一 ま.2.圭.ん1で 《.な2..工.乱..塾. ど..一一.至璽.登 硫 工.硫. 」壷 教.室. 血.な.@.話. 」孟._グ.亜. 五.健. ゑ_友. 分.か..ら.、...妊.6乏.置. 調.套.1萱_Lで. 」丈 」λ.」i駐 蚤L珪.聞.』 聴.の.壬.と. 」凱.て.駐 一 る2監.ピ.二. 虻1塗.か.2,.た.血.で.丈. き一 蛙.ム_良. た. 建..二 難. 二.認. 達_《. も,そ 」の 」 ≡.」 ヒ.話.す1.三.と... ∼Σ た.量.血. ⊥t.た 血.で. 」豆.や 話.¢ と屡 盟. 健 速.〉.一.力圭.グ.覗 二. 入.」 熱 な.か.2-.た..』. 私. の.星. ご丈 」土. 一 崖 」三2.. 芝.で.亙 、.る.と.. ユ ⊥ 。.. 庶.入..ら..な.カ Σ2.た.と..き. 」崖 一 、_.ど.う..」藍 工,熟. の?」. P.工 」_ム.歪.墾}.た.Q...壼..2、.と 五 濾2.た.L己. 一 。一,一 ユ ー ム,亙. 、_虫.2」. 墾』.る.方.歴. 三。 な.2一 て 一.か.」 蚤 」虫 」輩Lと.』』Σ.る.謄 』凱.. 多. 力、コ 圭.焦 』_. こ の よ うに 、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン が 取 りに く い と い う こ と か ら、 分 か らな い ま ま に し て お く こ と で 、 授 業 に つ い て い く こ と が 難 し か っ た り 、 あ き ら め て し ま い 積 極 性 を 失 っ た り、 健 聴 の グ ル ー プ に 入 りに く い と い っ た 状 況 が 生 ま れ て い る こ と が 分 か っ た 。 そ し てDは. 、 勉 強 に も つ い て い く こ と が で き な い こ とや 、. グ ル ー プ に も 入 れ ず1人 「1人. で 過 ご し て い た こ と を 親 に も 話 せ ず 、. で 悩 ん で い た 時 期 が あ っ た(D)」. 「そ の よ う な こ と が あ っ て 、中2の. と 話 す 。 さ ら にDは. 、. 頃 は 、不 登 校 気 味 だ っ た 。. で も 、 そ の 理 由 も親 に は 言 え な い か ら 、 仕 方 な く学 校 に は 通 っ て い た と い う よ う な 感 じ だ っ た 。(D)」. と話 し て い た 。 そ. し て 、 成 績 や 友 達 関 係 の こ と で 悩 ん で い たDは. 、 中 学 校3年. 生 に 進 学 す る 頃 に 、 聾 学 校 へ の 転 校 を した 。 こ の よ う に 、 親 や 担 任 に 言 え ず 、1人. で 悩 み 苦 し ん で い る様 子 が 分 か る 。 32.

(35) 聾 学 校(5) エ ピ ソ ー ド32 P.工.襲 堂.嬉 』三.入.2.工.、,..ク..乏 盈.亙 娃.幼 稚 都 魚 。 時.以.塞.の.友 達.と.亘 会 した り 、 そ こ で 新 しい 友 達 と 会 え た 。 た く さ ん の 友 達 が で き て 、中 学 校3年 調 査 者. 生 は 、前 の 学 校 よ り も 楽 し く 学 校 に 通 え た 。」. 「授 業 は ど う だ っ た?」. D「 授 業 は 、 手 話 で し て い て 、 は じ め は 、 何 を 言 っ て る の か わ か ら な か っ た 。」 調 査 者 Dr手. 「分 か ら な く て 、 ど う し た の?」. 話 が 分 か ら な い か ら、 不 安 だ っ た け ど 、 友 達 が 教 え て. く れ た り し て 、 自 然 と 積 極 的 に 私 か ら 友 達 に そ の 手 話 な に? と か 話 し か け た り で き る よ う に な っ て い っ た 。」 Dの. 聾 学 校 転 校 後 に 、 心 境 に 変 化 が あ っ た こ と が エ ピ ソ ー. ド よ り分 か っ た 。 仲 間 と共 通 す る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 方 法 に よ っ て 、 今 ま でDが. 気 に して い た 会 話 が ス ム ー ズ に で き た よ. う で あ る 。 さ ら に 、 消 極 的 と な っ て い たDが. 、 自 分 か ら友 達. に 話 し か け る な ど積 極 性 を 取 り戻 せ て い た こ と が 分 か っ た 。 3.中. 学 校 生 活 に っ い て の ま と め. 語 り よ り 難 聴 学 級,通. 常 学 級 の そ れ ぞ れ で 見 出 さ れ た コ ー. ド を 相 互 に 関 連 づ け 、 図2が. 作 成 さ れ た 。. 33.

(36) 図2中. (1)難 図2よ. 学 校 生 活 で の 居 場 所 に 関す るま とめ. 聴 学 級 で の 生 活 り 難 聴 学 級 場 面 か ら は 、 2つ 34. の 上 位 コ ー ドが 考 え ら.

(37) れ た 。 「支 援 力弐得 ら れ る こ と に よ り 、 聴 覚 障 害 児 は 、 積 極 的 に な れ る 」 「聴 覚 障 害 児 は 、 周 囲 に 気 を 使 い 、 気 を 使 わ ず に い れ る 仲 間 の 存 在 は 大 き い 」 と い う コ ー ドで あ る 。 小 学 校 の 頃 の 難 聴 学 級 と似 て い る ま と ま り が で き て い る が 、 中 学 校 と な る と 関 わ る先 生 が 教 科 担 当 と な る の で 、 小 学 校 よ り も聴 覚 障 害 児 と 関 わ る先 生 が 増 え た 。 っ ま り 、 聴 覚 障 害 児 の 障 害 に つ い て 配 慮 し、 支 援 し て くれ る 先 生 も い れ ば 、 そ う で な い 先 生 も い る と い う こ と が 課 題 と して あ げ られ た 。 しか し 、 中 学 校 に な る と 仲 間 を 意 識 し だ し、 コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン に つ い て 気 に せ ず 会 話 が で き る 仲 間 と過 ご す 時 間 とい うの は 、 聴 覚 障 害 児 に と っ て 、 何 も気 に せ ず 、 気 楽 に 過 ご せ る 時 間 と な っ て い た と 考 え られ る。 (2)通 図2よ. 常 学 級 で の 生 活 り 通 常 学 級 場 面 で も 、 上 位 コ ー ド が 見 出 さ れ た 。「分. か ら な け れ ば 、 あ き らめ て し ま い 、 何 事 に お い て も積 極 性 を 失 う 」 「積 極 性 が 無 く な り 、1人. に な る 傾 向 も み ら れ る こ とか. ら 、 孤 立 感 を感 じ、 何 を し て も 楽 し く感 じ られ な い 」 と い う 2つ. の コ ー ドで あ る 。. 小 学 校 同 様 に 、 ク ラ ス メ ー トや 先 生 か ら の 自 主 的 な 支 援 が 見 ら れ る も の の 、 積 極 的 に 活 動 に 取 り組 む こ と が で き る 一 方 で 、 聴 覚 障 害 児 か ら先 生 や ク ラ ス メ ー トに 支 援 を 頼 む とす る と 回 数 に 限 り が あ る よ う で あ る 。相 手 の 顔 色 を う か が っ た り 、 何 度 も 聞 き 返 す こ と が 難 し い と い っ た エ ピ ソ ー ドが あ る よ う に 、 周 囲 の 障 害 理 解 が な い た め に 、 聴 覚 障 害 児 が あ き ら め て い る と い っ た 状 況 が あ っ た 。 さ ら に 、 自 分 か ら話 し か け な い 35.

(38) と友 人 と の 会 話 に も入 れ な い た め 、 積 極 性 が な く な る と 、 次 第 に1人. で 過 ご す よ う に な る とい う こ と が 分 か っ た 。 積 極 性. が 失 わ れ る と 、 授 業 に 参 加 で き な い ば か りで な く 、 友 人 関 係 に お い て も影 響 が 出 て く る と い う こ と が 分 か っ た 。 聾 学 校 生 活 場 面 か ら も コ ー ド が 考 え ら れ た 。「多 く の 仲 間 と の 出 会 い が 積 極 性 を 与 え る 」 と い う1つ Cに. の コ ー ドで あ る 。. 関 し て は 、 授 業 や 友 人 と の 会 話 に 積 極 的 に 関 わ れ な く. な っ た 時 点 で 、 学 校 に 行 き た く な い と い う気 持 が あ っ た よ う で あ る 。 し か し 、 親 に こ の 話 を して も理 解 し て も ら え な い と 思 い 、 仕 方 な く 学 校 に 行 く と い う状 況 で 登 校 して い た 。 し か し 、 そ の よ うな 気 持 ち と成 績 が 下 が る と い っ た 状 況 に な り、 転 校 を し た 。 転 校 先 の 聾 学 校 で は 、 今 ま で 課 題 と され て き た こ と が 、 き ち ん と 対 応 さ れ て お り 、 消 極 的 に な っ て い たCだ が 、 積 極 性 を 取 り 戻 せ た と い う。. 第3節. 高校 生 活 に つ い て. 高 校 生 活 の 全 エ ピ ソ ー ド 数 は 、41で. あ っ た 。通 常 の 高 校 と. 聾 学 校 高 等 部 ご と に 生 成 さ れ た コ ー ドを 以 下 に 示 す 。. 1.通. 常 の 高 校. 通 常 の 高 校 に 進 学 し た の は 、A・B・C・Eの4人. で あ る 。. 高 校 で は 、 難 聴 学 級 は な く 、 ど の 対 象 者 も 通 常 学 級 で 授 業 を 受 け て い た 。 授 業 者 や ク ラ ス メ ー ト か ら の 自 主 的 な 支 援(5). 36.

参照

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