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聴解ストラテジーの意識的使用による効果 : 学力差要因と,L1-L2転移要因を中心に

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Academic year: 2021

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(1)聴牌ストラ テジ 一の意識的使用による 効果 一 学力差要因と、 Ll.L2 転移要因を中心に 一. 河内山. 晶. 子. [ キーワード ]. ・聴牌ストラ テジ 一の意識的使用. ・学力差要因と 効果. ・ストラ テジ 一の Ll-L2 転移. 1. 研究の目的 聴 牌は 、 コミュニケーションを 成立させる第一歩として 必要欠くべからざる. 能力であ る。 聴き取るという 受信がうまくいかないと、 発信は困難となり、 コ ミュニケー -ンョン は成立しにくい。 よって、 まず聴 牌力 をつけることは 非常に. 重要であ る。 本研究は、 効果的な聴 牌 指導への示唆となる 実験データとその 分 析 結果を提示することを 目的とする。 具体的には、 ESL 読解分野の研究ですでに 検証されている、 ストラ テジ 一の. 意識的使用による 効果が、 日本語の聴 牌 においても成立するかどうかを 検討す る。 その際、 効果の程度は 学力差により 違いが見られるか、 また、 母語でのス トラ テジ 一連用能力と、 目標言語でのそれとは、 相関関係があ るといえるかと. いう点を中心に 分析した。. 仮説. Ⅱ. 研究の目的をふまえ、 仮説は次のように 設定された。 1. 聴き手が聴 牌 ストラテジーを 意識的に便じながら 聴く方が、 そうでな い. 場合よりも高い 聴牌効果を上げ、 学力の高い学習者ほどその 傾向は強い。 2. Ⅲ. L1 における聴 牌 ストラ テジ 一連用能力は L2 に転移する。. 方法 日本語能力の 高いグループ H. と低 い. 一. グループ L それぞれを均等に 二分し 、 実. 26. 一.

(2) 験群 a(Ha.,La) と統制 群 b(Hb. 山 b) とする。 10 回のテストにおいて、 実験 群 にはストラテジーリストを 毎回提示し、 その意識的使用を 促しながら、 聴 牌 テ ストを施し、 統制群羊にはストラテジーリストの. 提示なしに同一の 聴 牌 テストを. 実施して、 両 群の得点を比較する。 全 m0回のうち. 1. 回目をプレテスト. 10 回目をポストテスト (20 間 ) とし、 その間の 8 回 じ 難易度のものを. ( すべて. (20間 ). 10 間 ) もすべて 同. 同一形式で実施する。 この実験を通じて 聴牌ストラ テジ 一の. 意識的使用の 有無が、 学力差のあ. るH. グループと L グループそれぞれの 得点に 、. どのような差違をもたらすかを 分析して、 仮説Ⅰの検討を 行. う. 。 また プ 0 テス. トと ポストテストで、 母語聴 牌 テストもあ れせて行い、 仮説. 2. の Ll-L2 転移の. 実態についても 分析する。. 対象 : 日本語集中講座受講生. 期間. :. 3 2. 名. ( アメリカ人 ). (Ha). 中級クラス. 1 6. 名を均等に二分. 実験 群. 初級クラス. 1 6. 名を均等に二分. 実験 群 8 名 (La). 7.. 2 4 一 8.. 1 9 9 5.. 8 名. 統制 群 8. 名. (Hb). 統制 群 8 名 (Lb). 5. 聴牌ストラテジーリスト : 実験に使用したリストは 以下のとおりであ る。. 聴 牌 ストラ テジ 一については 読解における Hosenfeld. の読解ストラ テジ一. リストのような 明らかに提示されたものがみられなかったので、 Hosenfeld, R.OXford. 等の研究を参考に、 実験者が考案したものを 使用した。. 聴牌ストラテジー・リスト 1. 聴いた文章を 理解し、 その内容の要点を 記憶して い く。. 2. 一部聞きのがしても、 すぐにその次から 理解する. よう 試み最後まで 聴き続. ける。. 3. 知らない言葉があ っても前後関係から 推測して意味をとる。. 一. 27. 一.

(3) 4. 自分の推測があ たっているのかどうかを 注意して判断しながら 聴く。. 5. 理解のために 言語的知識を 活用する。. 6. 理解のために 常識 や 一般知識を活用する。. 7. 語の字義通りの 意味に捕らわれず、 作者の意図を 大胆に推測する。. 8. テキスト構造に 関する知識を 使 う 。 接続詞にも注意する。. 9. 次にどういう 内容が来るかを 予測しながら 読む。. 10 聴く目的を明確に 認識して聴く。. 11 音声的特徴に 注意して聴く。 ( 速度、 リズムに慣れる. ). 12 心を落ち着けて 集中して聴く。 (1) 自分の不安を 軽くする。 ( 深呼吸・黙想等. ). (2) 自分を勇気づける。 ( 鼓舞する言葉・ 失敗を恐れず 冒険・自分をほめる. ). (3) 自分の感情を 把握する。 ( 体調を診 る ・チェックリスト・ 日記・語り合 レ Ⅰ. 手順 :. ). 5. 分間聴牌テストを 実施する毎回の 直前. 3. 分間、 実験 群 には、 -ヒ記 聴. 牌 ストラテジーリストを 見せ、 その意識的使用をこころがけるように 促した。 統制 群 にはその間、 日本語の別の 読み物の短いものを 与えた。 テスト終了後、 二群は別室に 分かれ、 実験 群 には、 ストラテジ ーを 有効に使えたかどうか 等を 自己チェックさせ ぺア で相互に報告させた。 統制 群 はその時間中、 ペアを組み、 互いに相手への 正解の解説を 試みさせた。 尚 、 実験 群 のへの正解の 解説につい. ては、 解答のポイントを 記したハンドアウトで 対処した。 これを毎週続けて、 実験 群と 統制群の得点の 変化を記録した。. 一. 28. 一.

(4) 結果. Ⅳ. テスト i. Ha. ( 1 0. 回 ) の素点. ( 学力の高. Test@ pre. T2. い クループの実験 群 H8). T3. T4. T6. T5@. T7. T8. T9@ post@ T2-@ Pre T10. Tl. T9. ヨ. 平均. p0st. 伸び. @@. i. Hb. (20)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (20). (. 学力の高 い クループの統制 群 Hb). 合計 100 平 @K? l2.5. 49 6.1. 38 6.3. 36 6.0. 25. 43. 50. 6.1. 6.3. 一. 29. 一. 6.3. 38 6.3. 52 6.5. Ⅰ. 05. 49.5. 13.1 61.9. 5 0 6 ・.

(5) i. La. ( 学力の低. f@Test@ pre. T2. い クループの実験 群 La). T3. T4. T6. T5. T7. T8. T9@ post@ T2-@ Pre T10. Tl. T9. -す. 平均. post. 伸び r@ .. (20)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (20). St i. 8. 4. 2. 10. 5. 3. 7. 4. i. Lb. 5. 5 5. 7. ( 学力の低いクループの. Test@ pre. T2. T3. T4. 6. 6. 8. 5.2. 0. 6. 6. 7. 7. 3. 9. 6.0. -1. 6. 5. 6. 5. 6. 9. 4.8. 2. T7. T8. T9@. 統制 群 Ⅰ b) T5. T6. Tl. post@ T2-@ Pre ヨ T10 T9 平均. post. 伸び @@. (20)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (10)@ (20). St@9@. 10@. 5. 10. 6. 4. 11. 8. 4. 4. 4. 4. 5. 5. 5. 一. 4. 5. 10. 0. 一. 3. 4. 5. 4. 7. 1. 4. 4. 4. 3. 5. 9. 1. -@. 30. 一一.

(6) Ⅰ. 母語テスト. ( ] 口目・. 1 0 回目 ). の素点. T1(E). T l(E ) T l0 (E ) (Ha)@ St@ 1. Ⅰ. 6. 18. 2. Ⅰ. 8. 3. Ⅰ. 4. Ⅰ. 16. Ⅰ. 8. 18. 2. 17. Ⅰ. 8. 8. 19. 3. 工. 5. Ⅰ. 6. 8. 19. 4. 18. 18. 5. 20. 19. 5. 16. 15. 6. 工. Ⅰ. 8. 6. 16. Ⅰ6. 7. 14. Ⅰ. 8. 7. 17. Ⅰ. 8. 18. 20. 8. 16. 17. 16.4. 17.0. 18. 18. 4. 15. 7. 17.4. (Hb)@ St@ 9. Ⅰ. 6. Ⅰ. 8.6. (Lb) St. 18. 9. 10. Ⅰ. 6. 16. 11. 15. Ⅰ. 12. 18. 17. 12. 20. 19. 13. 19. Ⅰ. 8. 13. 16. 17. 4. 16. 17. Ⅰ4. 17. 17. 15. 20. 18. Ⅰ5. 17. 16. Ⅰ6. 18. Ⅰ. 9. 16. 14. Ⅰ. 5. 17.5. 17.3. 16.4. Ⅰ. 6.5. O. 1. Ⅰ. 17 Ⅰ. Ⅰ. ). 8. 6. Ⅰ. Ⅰ. Ⅲ. Ⅰ. 1. 平均. 平均. (La)@ St@. T 0(E. 5. ストラテジー 使用度の数量化 提示した聴 牌 ストラテジーリストにおいて、 日頃 よ く使っていると 思 ラスト. ラテジ ーは. 2. 点,たまに使うものは1 点、 めったに使わないものは. 化して回答させ、 合計値を出す。. 一-31---. 0. 点と点数.

(7) l23456. St. Ha. Sl. S1(E). S10. 12@. 10@. 16@. 11. 9. 12. S10(E). Sl S 1(E) S10. 12@ (La)Stl. 12. 9. Ⅰ. 5. 1Ⅰ. 2. 10. 13. 2. 9. 7. Ⅰ. 10. 18. 13. 3. 1Ⅰ. 8. 12. Ⅰ. 12. 11. 19. 14. 4. 8. 9. 10. 11. 10. 13. 20. 15. 5. 10. 7. 15. 9. 16. 12. 22. 18. 6. 10. 8. 12. 11. 0. 10. 14. 12. 7. 11. 10. 14. 13. 13. 11. 21. 17. 8. Ⅰ. 0. 9. 13. 12. 12.8. 10.8. 18.5. 14.3. Ⅰ. 10. 78. 8. Ⅰ. 土勺. 平. (Hb)St9. Ⅰ. 工. 平均. 10.1. 8 .4. (Lb)St9. Ⅰ. Ⅰ. 0. 2..9 10.9. 2. Ⅰ. 1. 10. 14. 11. Ⅰ. 0. 7. 8. 11. 12. 11. 11. 11. 7. 12. 13. 1. 12. 10. %1. 13. 15. 13. 13. 9. 8. 14. 12. 9. 14. 8. 8. 15. 15. 12. 15. 12. 9. 16. 12. 9. 16. 9. 6. 9.8. 8.5. 平均. v. S10(E). 13.0. Ⅰ. 10.8. 平均. 分析. ・分析 く 1 ノ 日本語テストの 平均点と Pre-Post 間の伸びの総和及び 平均. 平均点平均点. 平均点. (T2-T9) (pre). (post). pre-post 伸びの総和. 伸びの平均 2.8. Ha. 7.8. 12.4. 15.1. 22. Hb. 6.2. 12.5. 13 Ⅱ. 5. La. 5.5. 8.5. 9.6. 11. 1.4. Lb. 4.4. 8.4. 8 .8. 3. 0 4. 一. 32. 一. 6. ・.

(8) ・分析 く 2 ノ 英語テスト pre-post の得点変化 実験群. 苗学力バループ (Ha) 12.4 + 低 学力バループ (La). 15.1 (2.7). 8.5 +. 9.6 (1.1). 平均 1.9 上昇 統制 群. 商学力バループ (Hb) 12.5 @> 13.1 (0.6) 低 学力バループ (Lb). 8.4 %. 8.8 (0.4). 平均 0 . 5 上昇. ・分析 く 3 ノ. T l(E ) .T l0(E ) と日本語テスト T I(pre). 英語テスト. . T l0(p. ost) の平均点の比較 T (E) Ⅰ. Tl0(E). Tl. T10 15 Ⅱ. Ha. 17.4. Ⅰ. 8 .6. 12.4. Hb. 17.5. Ⅰ. 7.3. Ⅰ. La. 16.4. 17.0. 8.5. 4 .6. Lb. 16.4. Ⅰ. 6.5. 8.4. 8 .8. ・分析 く 4 ノ. 2.5. Ⅰ. 3.l. 英語でのストラテジー 使用度と日本語でのストラテジー. 使用度. の平均値の比較 Sl Ha. 12.8. S1(E) Ⅰ. 0. ・. 810. 8. Hb La. 10.1. 8 .4. 18 .5. 14 .3. 13.0. 10 .8. 12.9. Ⅰ. Lb. ・分析 く 5 ノ. S10 (E). 9.8. 0 ,9. 8 .5. 日本語でのストラテジー 使用度が高かったバループ・ 低かった. グループそれぞれにおける 英語ストラテジー 値 と日本語ストラテジー 値 平均の. 比較. 一. 33. 一.

(9) (H). (L). S(E). S(J). 1,8. 14 Ⅱ. ( 差 2.3). 低ィ受用度バループ. 9.8. 11.6. ( 差 1.8). 高 使用度バループ. 9.5. 10.1. ( 差 0 . 6). 低 使用度バループ. 7.4. 9.1. 再 使用度バルーフ。. 高 使用度バループの. Ⅰ. 10.7 (E). 平均. 2.1 (J). 8.6@ (E)@ 0.4@ (E). 低 使用度バループの 平均. ・分析 く 6 シ. ストラテジー 使用度のバループ 剛平均値とテストの 平均点. S(E). S(J). Hhs. 11.8. 14.1. Ⅰ. His. 9.8. Lhs LIs. T1(E)@. T10(E). Tl. T10. 7.9. 18 .0. 18 .0. 15.1. 11.6. 16.8. 17.9. 16.9. 13.. 9.5. 10.8. 17.1. 17.5. 9.0. 9.5. 7.4. 9.. 16.0. 16.1. 8.3. 9.3. Ⅰ. 高 使用度バループ (Hhs と Lhs) の S(E) の平均 伝使用度バループ (Hls. Hhs: H. ( 差 1.7). と Lls). の S(E) の平均 8.6. 内 ストラテジー 再 使用度バループ. Ⅰ. 10.7 T1 の平均 13.5 T1 の平均 12.6. (St4.5.6.8.10.11.13.15の 8 名 ). Hls: H 内 ストラテジー 伝使用度バループ (St l.2.3.7.9,12.14.16の 8 名 ) Lhs: L 内 ストラテジー 高 使用度バループ (St l.3.4.7.8.9.12.15の 8 名 ) Lls: L 内 ストラテジー 伝使用度バループ (St 2.5.6.10.11.13.14.16の 8 名 ) vi. 結論 仮説 1 について仮説 1 の「聞き手が 聴牌ストラテジ ーを 意識しながら 聴く方. が 、 そうでな い 場合よりも高 い 聴 牌 効果をあ げ」ることは、 以下の二点をふま. 一. 34. 一.

(10) え 、 成立すると考えられる。. 聴牌ストラテジーを 意識的に使用するようになったと 考えられる実験. ( 1 ). 群の得点が、 平均 1.9上昇しているのに 対して、 統制群の得点の 上昇は 0. ・. 5. に. すぎない。 ( 分析 く 2 ノ ) (2). 実験 群 において、 pre-p0st 間の得点の伸びの 総和が、 Ha で. で. 1 1. であ るのに対し、 統制 群 では、 Hb で. ( 分析 く 1. 仮説. 1. 5. 、 Lb で. 3. 2 2. 、 La. にとどまっている。. ノ). の後半「学力の 高 い 学習者ほど、 その傾向が強 い 」ことは、 以下の点を. ふまえ成立すると 考えられる。. (3). 同じ実験 群 でも、 高学力バループ Ha の平均点は 2.7上昇しているのに. 対し、 低学力バループ La の平均点の上昇は 1.1にすぎない。 (4). ( 分析 く 2 ノ ). 同じ実験 群 でも、 高学力バループ Ha の「得点の伸び」の 平均は 2.8であ. るのに対し、 低学力バループ La の「得点の伸び」の 平均は 1.4にとどまってい る。 ( 分析 く 1 ノ ) 以上 仮説. ( 1 ) ∼ 2. 仮説. (4) により、 仮説. t. は成立可能といえよう。. について 2. 「. Ll における読解ストラ テジ 一連用能力は、 L2 における聴牌ストラ テ. 、ジ 一連用能力に 転移する」ことは、 以下の二点を 踏まえ成立すると 考えられる。. (5). Ll でのストラテジー 使用度が高いバループ ( 使用度 10.7)の L2 における. ストラテジー 使用度は 12Ⅱと高く、 Ll でのストラテジー 使用度低いバループ ( 使用度. (6). 8.. 6) のそれは 10 , 4 と低い。 ( 分析 く 5 ノ ). Ll でのストラテジー 使用度の高いバループの L2 のテスト得点の 平均は. 13.5であ るのに対して、 使用度の低いバループの 得点の平均は、 12.6と ひく り。 ( 分析 く 6 ノ ) 以上 (5). (6) の二点により、 仮説. 一. 2. 35. は成立可能といえよ. 一.

(11) 今後の課題. ㎡. 研究の過程で、 次のような問題点や 発見があ った。 問題点. 1 .. 母語 ( 英語 ) の聴 牌 テストは 、 易しすぎて、 得点差が出にくかった。. 問題点、 2, ストラテジーリストは、 英語聴 牌 にも日本語聴牌にも 同じものを使 用したが、 言語により使用ストラ テジ 一に差があ ると考えられる。 発見. l .. Ll の場合はストラテジーを 意識的に使うことなく 理解できてしまう. のでストラテジー 使用度の質問紙を 実施しても、 L2 の場合のようにいちい ち. はっきりとは 認識されないようであ る。. 発見 2. 読解のように 自分のぺ ー スで進められる 場合と違って、 聴 牌 では流れ. てくる音声を 瞬時に処理せざるを 得ない。 そのため、 どのストラテジーを 使っ たのかを認識する. ひ. まもなく終わることが 多い。 この 26 に、 時間的制約の. ために認識するゆとりがないという 傾向が、 L2 の聴牌にはみられた。 上記 の 問題点・発見を 受けて。 改善点と今後の 課題を述べる。 改善 点. 1 .. 英語の聴 牌 テストは、 外国人用のものではなく、 母語話者の聴 牌力. を測定するにふさわしいものを 使用する。 改善 点 2 、 ストラテジーリストの 作成にあ たっては、 両 言語それぞれのストラ. テジー使用実態を、 可能な限り正しく 反映するものを 作成する。 課題 聴牌活動の大きな 特徴として、 自分のぺ ー スではなく発信者のぺ. ー. スで受容. しなければならないという 点があ る。 そのため読解にも 増して集中力が 必要に なり心理的状態が 大きな要素を 占めるといってよい。 よって R.Oxford が情意 ストラ テジ 一について示唆している 点も参考に、 指導の上でも 研究のうえでも 心理的要素の 考察を深めたい。 また、 母語の場合にはストラテジーを 無意識に使っているという 上記の観察 が示唆しているように、 言語習得の最終目標は、. あ. えて意識的に 構えて取り組. まなくても理解できるレベルまで 達することだといえよう。 しかしその段階に 到達するプロセスにおいては、 ストラテジー 運用能力の習得に 向けての意識的. 一. 36. 一.

(12) 使用をすることは、 意義あ ることであ ろうと考える。 ストラ テジ 一能力が既得 され、 活発に作動している 上での無意識と、 ストラ テジ 一連用の発想、も身につ. いていない状況での 無意識は、 根本的に全く 違うものであ る。 よって無意識の 状況を目指しっ っ も、 意識化の段階を 踏んで学習し、 ついには習得のレベルに. まで到達さることを 目標としたり。 その道のりの 中の一部として 本研究を位置 付け、 さらに次の段階すなわち「いったん. 意識化した学習的活動をまた 無意識. 化し、 取り立てて意識しなくても 自然に機能する 段階」にまで 導くという指導 に 向けて、 研究を発展させて い きた 日 0. 参考文献 Cohen.A .D . 1987. Stud 尹 ㎎ learner st 珂 tegies: ho のの e get the inダo 竹切 fion. New. Jersey. O,Mally. J.M.. :. Prentice Hall. 19g0 Le0mi ㎎ sfrotegies 肪 seco/d. and Chamot.A.U.. language@ acquisition, Cambridge:@ Oxford. , R , L 1990.@ Language@ ・. University@Press ,. learning@ strategies , New@. York:@. Newbury. House@ Publishers Wenden.. Jersy. :. 1991.. Leo. グん e Ⅰ. s 亡斤 O e ど es 亡. こ. Ⅰ0 ⅠⅠ e0me. Ⅰ. 0 ひ亡 0 れ om. New. ノ,. Prentlce HalI.. Wenden. New@. A.. A. L. 1987. Zれcor. ヌフ. 0 汗し. と. ど. これ. Jeo 斤れ e Ⅰ. Jersey:@ Prentice@ Hall. 一. 37. 一. 亡. rG. これとれ召しれ. 亡ん. e. c Ⅰ OsS. Ⅰ. oom.

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