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EPMA(X線マイクロアナライザー)「より良い測定(表面観察・元素分析)に向けて」-電子顕微鏡室-

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Academic year: 2021

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(1)EPMA(X線マイクロアナライザー) 「より良い測定(表面観察・元素分析)に向けて」一電子顕微鏡室一 機器分析センター.    センター専任 根岸洋一 試料汚染.  SEMによる高倍率の観察中によく像がぼけたり、今まで高倍率で観察していた 部分を低倍率にすると周辺に比べて黒っぽく、暗く見えたりすることがよくありま. す。これは、試料付近の電子線による試料汚染とされ、汚染物質の試料への堆積に より二次電子の放出が抑制されたことに起因します。原因はいろいろありますが主 に観察試料中(表面)の残留有機物質やオイル・手指の園路によることが多いよう. です。観察用試料の作成に当たっては安易に手でつかまない・有機溶媒によって良 く洗浄を行いその後、十分な加熱乾燥をすることが必要です。このことが結果的に よりよい状態での観察につながり、装置の汚染を防ぐことにもなります。. EPMA(X線マイクロアナライザー)による元素分析時の分析領域について.  EPMAによる元素分析で、試料に照射される電子線の径は2∼10nmφ程度 で、試料表面ではほぼ点と考えられますが、これが試料中で徐々にエネルギーを                       失いながら拡散して行き、かな                       り大きくなります。この試料中                       での広がりは、試料に含まれる                       原子の原子番号と加速電圧・試                       料の密度によって影響を受けま                       す。一般に左図のようなモンテ                       カルロ法によるシミュレーショ                       ンで解説されています。.                       試料に照射された電子線によっ   電子の拡散               て、試料内部でX線が発生し、    菖γ 1)rs,1く,犠ura亀a, τ,Ha匙suk海御再, an{l i{.Shi餓izu.                       それが蛍光励起により特性X線    Osak縄U“iv隻}rsiけ,    P醐is醐i轟1.1,A、P−OG97D醐     を発生させます。                 資料.日本電子解言蠣. 4.

(2)  詳しい説明は省きますが下図1、2、3で電子線の広がり・X線発生深さ・試 料密度と加速電圧による拡散領域を示します。.        一電子線径d. 霧撫. ρ灘7.9. ^贋隔_ εK・篇1.8kV. Zm. Ed篇25kV.      D(Eo>一←d      図2例えば、25kVの加速電圧でFe中のSi Kαを 測定する際のX線発生深さは、上図の様に.    図1電子線の広がり.  Z織舞2.1μm となる。.    Denslセyρ(9/αn3) 05    1          5    ∼0   2◎. 試料の密度 WOOD 跨しAST S   はヨ アぬな ドヒむロ   ムロ.   RU臼8E. むをドム ゆミ. 飛。 ZAS$. Voltage(kV) 5   1   2030 5◎. 壌. 電:子線の拡散. ◎ifずuslo轟r縦nge(μ槻) αα. 6」.     電  ’. 10.    100. 図3拡散領域を導くためのノモグラム(使いかたは図2参照) 資料;E体電子解説書.  場合によっては15kVの加速電圧で密度が1の試料で分析領域は6μmにも なります。これは、試料の表面状態が平滑でなおかつ均質な試料の場合です。.  EPMAのような微少領域の元素分析で要求される基本条件は、    (1)試料表面が平滑な鏡面状態にあること.    (2)分析領域が数μm以上の広がりを持って均質であること    (3)試料の高さ・傾きが一定であること が必要です。特に、軽元素の場合は表面の凹凸による影響が顕著です。.  今回述べたことを参考の一つとされてより良い分析データを得るための試料の 提供をお願いできればと思います。.                    電子顕微鏡室(1F109室 内線4402). 5.

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