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特集「2017 年度研究会優秀賞受賞論文紹介」にあたって

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608 人 工 知 能  33 巻 5 号(2018 年 9 月) 人工知能学会には,2018 年 3 月現在,第 1 種から第 3種まで合わせて 24 の研究会が組織されています.こ の 24 研究会のおのおのが単独,他学会との連携,ある いは合同研究会で年間 2 ∼ 4 回の研究会を開催していま す(2017 年度の開催総数は 54 回,一般発表の論文数は 502件).また,一部の研究会は独自にセミナーやワー クショップを開催しています.中でも,合同研究会は, 全国大会と双璧をなす研究イベントとして,多くの研究 会が参加し,2011 年以降,毎年開催されています.実際, 2017年 11 月 24 日(金)∼ 25 日(土)に慶應義塾大 学矢上キャンパスで開催された合同研究会 2017 は,参 加 15 研究会,発表件数 99 件(一般発表),招待講演 17 件,企業展示 24 社,参加者数 770 名(合同研究会 2016 では 814 名)と大盛況でした.また,合同研究会 2018 は, 2018年 11 月 22 日(木)∼ 23 日(金)に慶應義塾大学 矢上キャンパスで,14 の研究会が参加し,開催される 予定です. このようにアクティブに活動を行っている研究会活動 に対して,本学会は,各研究会の年間発表件数の 5%に 相当する件数を目途に,毎年,研究会優秀賞受賞論文を 選出しています.選出のプロセスは,各研究会から候補 選出を行った後,その候補に対して,研究会運営委員会, および理事会が,選考過程の透明性や内容の妥当性を審 議,受賞を決定する形になっており,時間をかけ,厳正 な審査を行っています. また,研究会運営員会では,研究会優秀賞を授与する だけでなく,これを研究会活動の発展により貢献できる よう,以下の二つの目的のもと,2017 年(2016 年度, Vol. 33, No. 1, pp. 55-85)より本誌特集として研究会優 秀賞受賞論文紹介を企画しています. 1.優秀賞受賞者を奨励し,その研究内容を広く知っ てもらう. 2.その年度の「研究会の顔」ともいえる優秀賞受賞 論文を通じて研究会の活動内容を世に広く知っても らう. 表 1 に示すように 2018 年は,前年度にあたる 2017 年 4 月∼ 2018 年 3 月の発表から 13 件の研究会優秀賞 を決定致しました.いずれも,その年の各研究会を代表 する論文となっていますので,この特集でご興味をもた れた方は,AI 書庫や各研究会のホームページなどで論 文をダウンロードいただき,ご一読いただければと存じ ます.また,今後の研究会開催についても本学会や各研 究会のホームページに情報が載っています.さらに,メー リングリストでも適宜,情報をお送りしておりますので, ご参加,およびご発表をご検討いただければと存じます.

特集「2017 年度研究会優秀賞受賞論文紹介」にあたって

上田 晴康

((株)富士通研究所)

小林 一郎

(お茶の水女子大学)

加藤 恒昭

(東京大学) 表 1 2017 年度研究会優秀賞受賞論文一覧 研究会名 タイトル 著 者 FPAI 文脈自由文法による構文木の集合を表現する決定グラフの高速な構築 網井ほか テンソルのルジャンドル分解 杉山ほか KBS 負の相関ルールマイニングの効率化のための飽和アイテム集合からの極小生成子の高速抽出 谷島ほか SLUD 潜在キャラクタモデルによるリアルタイム対話エンゲージメント推定 井上ほか 〈言葉足らずな発話〉が備える共創的インタラクションを生み出す余地について 西脇ほか ALST CSCL システムの開発・運用・分析を支援する統合プラットフォーム 杉本ほか

Challenge DNN Based Pitch Estimation Using Microphone Array Evenほか

FIN 日銀総裁会見の表情解析に基づく感情値の計測と金融政策変更との関係 水門ほか KST エンドユーザ開発と IoT 活用による現場作業者活動実績の可視化 古川 SWO 半構造情報資源を用いた Wikipedia オントロジーの構築 川上ほか DOCMAS 遊園地における待ち時間を考慮したアトラクション選択行動モデルとそのパラメータ推定手法 清水ほか BI 歩行者エージェントの視野を考慮した空港などの大型施設におけるサインシステムの評価 島田ほか AGI 符号分割多重法により勾配推定を行う機械学習アルゴリズムの提案 佐藤ほか

参照

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