楽々Web データベース
簡単アプリ作成ガイド
(一覧)
Ver.1.0.0.1
課題管理表.xlsx
課題管理表.xlsx Excel で 課題管理 アップロード ダウンロード アプリ化で以下を実現 ・ファイル共有不要 ・ファイル破損リスクの除外 ・情報の鮮度の保持 必要なときに アプリ上で 閲覧・更新 も可能作成するアプリ
本書は、楽々Web データベースで「一覧アプリ」を作成する方法を説明します。以下のような Excel ファイルの一覧表を題材に、楽々Web データベースに
Excel ファイル
を読み込ん でアプリを作成し、使用するまで、を説明します。 タイトル 詳細・内容 対応 優先度 起案者 発生日 期限 完了日 状況 XXX XXX XXX 例えば、下記のように、既存の Excel ファイルを生かしつつ、アプリ化によって Excel ファイル運用での 課題を解消し、業務を効率化することができます。アプリを作成する
「アプリ作成」権限を有するユーザーでログインし、HOME 画面の「＋新しいアプリを作成」ボタンを クリックします。
アプリ化する Excel ファイルを読み込みます。 ①「ファイル」の参照ボタンから「課題管理表.xlsx」を選択、またはドロップします。 ②「作成形式」は、『一覧』を選択します。 ③「次へ」ボタンをクリックし、読み込みます。 読み込んだ Excel ファイルのイメージと表示項目設定ウインドウが表示されます。 ① ② ③
データベースに読み込むセル B4:J7 をマウスで選択し、表示項目設定ウインドウの「一覧適用」ボタン をクリックします。
読み込んだセルの項目の型は自動推論されます。 意図通りの型となっているかを確認し、確認できたらアプリ名を付けてアプリを作成します。 ①「アプリ名」に、『課題管理表』を入力します。 ②「データをインポートして作成する。」がチェックされていることを確認します。 ③「作成」ボタンをクリックします。 ① ② ③
「アプリを作成しました。」のメッセージが表示されたら「OK」ボタンをクリックします。
アプリの入力形式を変更する
あらかじめ入力内容が決まっている項目の入力形式を、プルダウンなどの選択入力型に変更し、入力ミ スや表記ゆれを防ぎます。
本書では、項目「優先度」を『ドロップダウン』に、項目「状況」を『ラジオボタン』に変更します。
項目型を変更します。 ①項目名「優先度」の項目型を、『ドロップダウン』に変更します。 ②項目名「状況」の項目型を、『ラジオボタン』に変更します。 更新チェックボックスは自動でチェックされます。 ③「更新」ボタンをクリックします。 「アプリを更新しました。」と表示されたら設定完了です。 ① ② ③
アプリ編集画面の「フォーム」ボタンをクリックします。
プロパティウインドウが表示されます。 項目「優先度」のドロップダウンに表示する内容を設定します。 ①「選択項目」のプラスボタン を 2 回クリックし、テキストボックスを 2 つ追加します。 ②テキストボックスに、上から『低』『中』『高』を入力します。 ③×ボタンをクリックし、プロパティウインドウを閉じます。 同様の手順で、項目「状況」の「選択項目」にも、『未』『済』を設定します。 ① ② ③
「更新」ボタンをクリックします。
アプリの項目名を変更する
Excel ファイルから読み込んだ項目の見出し（項目名）を変更します。 本書では、項目「タイトル」の項目名を『件名』に変更します。 ①アプリ編集画面の「フォーム」ボタンをクリックします。 ②項目「タイトル」を右クリックし、「設定」を選択します。 ① ②プロパティウインドウが表示されます。 ①「項目名」を『件名』に変更します。 ②×ボタンをクリックし、プロパティウインドウを閉じます。 「更新」ボタンをクリックします。 ① ②
アプリの入力幅、入力行数を変更する
アプリの入力幅、入力行数を変更します。 本書では、項目「件名」の入力幅を『40』に、項目「詳細・内容」「対応」の入力幅を『60』、入力行数を 『8』に変更します。 ※項目「件名」は、「アプリの項目名を変更する」で項目名を「タイトル」から変更したものです。 ①アプリ編集画面の「フォーム」ボタンをクリックします。 ②項目「件名」を右クリックし、「設定」を選択します。 ①プロパティウインドウが表示されます。 ①「入力幅」を『40』に変更します。 ②×ボタンをクリックし、プロパティウインドウを閉じます。 同様の手順で、項目「詳細・内容」「対応」の入力幅を『60』、入力行数を『8』に変更します。 ① ②
「更新」ボタンをクリックします。
アプリに表示制御を設定する
アプリに表示制御を設定します。 本書では、項目「状況」の値が『済』の場合は、項目「対応」を入力不可になるように設定します。 ①アプリ編集画面の「設定」ボタンをクリックします。 ②「表示制御」ボタンをクリックします。 「一件追加」をクリックします。 ① ②制御内容と条件を設定します。 ＜制御内容＞ ①「有効」にチェックが入っていることを確認します。 ②「概要」に、『対応入力可否制御』を入力します。 ③「項目」の参照ボタンから、項目名『対応』を選択します。 ④「表示状態」を、『入力不可』に設定します。 ⑤「実施条件」を、『以下の全ての条件を満たすとき（AND）』に設定します。 ＜条件＞ ⑥「項目」の参照ボタンから、項目名『状況』を選択します。 ⑦「条件」を、『が対象値と等しい』に設定します。 ⑧「対象値」を、『値』に設定し、テキストボックスに『済』を入力します。 ①
「適用」ボタンをクリックします。
アプリを使う
作成した「課題管理表」アプリを使ってみましょう。(1)ユーザーが課題管理表ファイルをダウンロードする
「一般」権限を有するユーザーでログインし、HOME 画面の「課題管理表」アプリをクリックします。 アプリには、検索、登録、一括登録、EXCEL 登録(一覧)、CSV 登録の機能が標準で搭載されています。 機能はタブで切り替えます。検索画面の「検索」ボタンをクリックします。
画面下部に検索結果が表示されます。課題管理表が一覧で確認できます。
ファイルの保存ダイアログが表示されます。ファイルをローカルに保存します。
ダウンロードした Excel ファイルを開くと、一覧表の右端に数値が付与されています。
(2)ユーザーが課題管理表ファイルを更新し、更新したファイルをアップロードする
ローカルにダウンロードした Excel ファイル課題管理表を更新します。 更新した Excel ファイルを楽々Web データベースに取り込みます。 「一般」権限を有するユーザーでログインします。 ①「課題管理表」アプリの「EXCEL 登録(一覧)」タブを選択します。 ②「アップロードファイル名」の参照ボタンから、更新した Excel ファイルを選択、またはドロップしま す。 ③「登録」ボタンをクリックします。 ① ② ③登録内容のプレビューが表示され、今の登録情報と差分があるデータは強調表示されます。 内容を確認し、「登録」ボタンをクリックします。
(3)アップロードした課題管理表を楽々Web データベース上で更新する
アップロードした課題管理表を楽々Web データベース上で更新しましょう。
「一般」権限を有するユーザーでログインし、HOME 画面の「課題管理表」アプリをクリックします。
画面下部に検索結果が表示されます。「更新」ボタンをクリックしします。 更新画面が表示されます。 更新したい項目をクリックし、入力または選択肢を選択し更新します。 更新できたら「更新」ボタンをクリックします。 「アプリの入力形式を変更する」で設定したとおり、 楽々Web データベース上では、デ ータの内容だけでなく、「データ 登録者」「データ登録日」「データ 更新者」「データ更新日」も確認 できます。
改訂履歴
Ver.1.0.0.0 (2018-05-24) ・新規作成Ver.1.0.0.1 (2018-10-02)
