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2010 東アジア遠征報告書 11 月 11 日成田空港に集合時間の7 時半に全員しっかりと集合 選手の顔を見てみると 少し興奮している選手もいれば初めての海外遠征で不安そうな表情をしている選手もいました 出国審査も終え 9 時半に成田を出発 そして フィリピンニノイ アキノ空港に到着 入国審査の列

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2010東アジア遠征報告書

11月11日 成田空港に集合時間の7時半に全員しっかりと集合。選手の顔を見てみると、少し興奮 している選手もいれば初めての海外遠征で不安そうな表情をしている選手もいました。 出国審査も終え、9時半に成田を出発。 そして、フィリピン ニノイ・アキノ空港に到着。入国審査の列に並び、「無事入国!」 と思いきや、審査官に呼び止められ小さな部屋に通されることに。どうやら、15歳以下 の子供を親なしで入国する際は、正式な委任状が必要らしく、旅行会社から預かっていた 正式であろう書類を提出しても、「これではない」と言われ、出ばなをくじかれる展開に・・・。 その後、選手4人のパスポートを入国管理局に預けるなら入国出来ると言われ、少し困 惑し、無事?入国。私も選手もかなりのエネルギーを消費し、いざホテルへ。 ホテルのバンで空港から約20分の道のりでしたが、その道のりは非常にごちゃついてい て、選手たちは驚きの表情を見せていました。 そして、ホテルにチェックインし、近くのショッピングモールに行き日本食風レストラ ンで夕食。スーパーマーケットに買い物にも行き、選手達はその安さに驚いていました。 異国を存分に楽しみ初日を終えました。 11月12日 朝食を8時半から食べ、10時半にホテルを出発。 会場のリーサルメモリアルへはホテルから徒歩で 5分程度ですが、その道のりは、貧困層の世帯が多く、 少し歩くのが大変でした。男子2名は余裕の表情で歩 いていましたが、女子の2名は少し困惑気味でした。 リーサルメモリアルに到着し、ITF サーキットの試 合を観戦。アメリカ女子選手VS フィリピントップジ ュニアの試合を見て、選手達は、体の大きさ、緩急のつけ方のうまさに感嘆。その後、練 習を2時間半行い、調整。30℃近い暑さではありましたが選手達はバテることなく練習 を終えました。

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11月13日 フィリピンでの生活にも少し慣れてきて、 練習をこの日も2時間半行いました。 2対1の練習や半面対1面など少し動きを 意識した練習を行い、選手はかなり疲労が溜 まっていると思い、切り上げようとしていま した。しかし、男子はまだやりたいと言って きて練習を続行。海外の選手に大和魂を見せ つけるかのごとく、声を出しながら練習に励 みました。 11月14日 10時にホテルを出発し、いつもの道のり を歩き会場のリーサルメモリアルへ。 会場に着き、いつも通り選手達自ら、練習コ ートのサインをして、いざ練習。 2時間、ポイント練習を多く交えて練習、ダ ブルス形式の練習もし、チームワークも上が ってきました。和やかな雰囲気で練習するこ とが出来ました。 その後、サインインを行い、明日の試合の 対戦相手を確認。明日がいよいよ試合ということもあり、選手達は少し緊張気味。 1度ホテルに戻り、ショッピングモール近くのレストランで夕食。選手達と私もうちと けて笑いありの楽しい食事を済ませ、明日に向け、気持ちを高めて4日目終了。

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11月15日 1回戦 東 洋介(狛江ジュニア)VS AL JAFARI ABDULLA(カタール) 6-0・6-0 相手はカタールナショナルランキング2位の選手。 出だしからしっかりとラケットを振り抜き相手を寄せ付けることなく快勝。 1回戦 渡辺 剛(荏原SSC)VS ESCOBER(アメリカ) 6-1・6-1 オフェンス・ディフェンスのバランスをよく考え、非常に堅いテニスを展開。 初戦ということもあり、本人はかなり緊張していた面持ち。ドロップショットやスピンボ ールを上手く混ぜ、緩急を上手く使うことが出来ていました。 ダブルス1回戦 東・渡辺VS ALCANTARA・NONO(フィリピン) 6-2・6-4 序盤は4-0とリードし、最高の立ち上がりを 見せましたが、相手が開き直ってハードヒットし てきた際に気持ちが引けてしまい、反撃を喰らっ てしまうケースが見られました。 ファーストセット6-2とスコア的には、簡単に 取ったように見えますが少し押され気味。 セカンドセットでは、1-2、2-3、3-4と 常にリードされ、苦しい展開。3-4渡辺のサー ブを0ゲームでキープに成功。4-4で相手にミスにも助けられ、5-4とリード。東の サーブ40-0まで行きますが、簡単なボレーミス、スマッシュミスで40-30。最後 は、東がボレーをしっかりと決めゲームセット。初めて2人はダブルスを組みましたが、 コミュニケーションもとれていてチームワークが良く楽しみながらプレーしていました。 相手の ALCANTARA 選手の兄はフィリピンのデ杯選手のようで弟もフィリピンで期待さ れている選手のようです。その選手に競り勝ち本人達は、自信をつけたようです。

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11月16日 2回戦 東VS ALCANTARA(フィリピン) 6-0・6-2 昨日のダブルスの対戦相手。相手は粘り強く、なかなかミスをしてくれません。ファー ストセットは、勢いもあり、ベースライン上から得意のフォアハンドがどんどん決まりま す。しかし、セカンドに入るとフォアハンドの威力が落ち、決まらなくなってきます。そ こで、果敢にネットプレーにチャレンジし、ネットプレーで仕留めるパターンを増やし、 相手を突き放しました。 2回戦 渡辺VS NONO(フィリピン) 6-1・6-1 渡辺も東と同様、昨日のダブルスの対戦相手。 序盤は固く、アンフォーストエラーが目立ちまし たが徐々に緊張がほぐれてきて、渡辺のペースに。 フォアハンドのアタックショット・サービスに課 題が残る試合でしたが、調子が上がらない中でし っかりと自分の出来ることを忠実に行い、勝ちを もぎとりました。 2回戦 大河(志津TC)VS DELIZA VERNNE(マレーシア) 6-2・6-3 1回戦はBYE のため2回戦から登場。 相手は第1シード。第1シードということもあり、序盤から思い切ったプレーを展開。 フラット系のストロークを武器に常に優位に試合を展開することが出来ていました。 2回戦 福田VS RACHELLE(フィリピン) 6-1・6-4 立ち上がりも良く5-1とリード。ここでスコールが降り、約1時間半ほど中断。 再開後、6-1・1-0とリードするが集中力が切れたのかダブルフォルト、リターンミ スを連発し、1-3となる。その後集中力を高め、6-1・6-4で勝利。 スコールで途中精彩を欠く場面が見られましたが、良く立て直したと思います。

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ダブルス準々決勝 東・渡辺VS MIGEL・VINCE(フィリピン) 6-3・6-0 東、渡辺共にサービスの調子が良く、しっかりとキープ出来ていました。昨日よりもコ ンビネーションが良くなり息も合っています。ボレー、スマッシュのミスも減り完勝。 ダブルス準々決勝 福田・大河VS SUNGA・MAEMAN(フィリピン) 6-2・6-1 ダブルスを組むのは初めてのようでしたが、息も あっており、良いコンビネーションでした。大河が チャンスを作り、福田がボレーで仕留めるパターン が多く見られました。 11月17日 3回戦 東VS SAMSON(フィリピン) 3-6・1-6 相手の強力なサーブ・ストロークについていけ ず、常に後手に回ってしまう展開に。攻め急いで エラーをしてしまう場面も見られました。しかし、 途中でスピンボールを使ってみたり、あえてセン ターに打ち続けてみたりと工夫が見られました。 押し切られてしまいましたが、勝利への執念を感 じた試合でした。 3回戦 渡辺VS ANDRESS(フィリピン) 6-1・6-1 対戦相手は粘り強いストローカー。得意のスピンボールで相手をベースラインの2m 後 まで下げ、チャンスを見計らってボレーで仕留めるパターンがうまく決まっていました。 無理せず、しっかりとチャンスを見つけてネットへ。理想的なポイントの取り方をしてい ました。試合を重ねるにつれ、自分のテニスが出来てきたようです。

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3回戦 大河VS ORTEZA(フィリピン) 6-2・6-4 試合展開が非常に速く、ファーストセットはわずか20分。得意のフラット系ストロー クがガンガン決まり相手は、戦意喪失気味。セカンドセットに入り、今まで入っていたフ ラットボールがネットにかかるようになり、なかなかゲームを離せません。それでも最後 まで打ち切り、最後はフォアハンドエースを決めてゲームセット。 3回戦 福田VS JENMI CELINE(フィリピン) 6-0・6-0 2回戦は緊張もあり、固かったのですが3回戦は、緊張せずのびのびとプレーしていた のが印象的でした。ダブルフォルト、リターンミスも確実に減り本来の自分のテニスが出 来たみたいです。 ダブルス準決勝 東・渡辺VS VILLASENOR・JOSEPH(フィリピン) 6-2・6-4 序盤は積極的にポーチに出て、常に主導権を握れていましたがセカンドに入り、相手が サービスアンドボレーやデュースサイドでワイドにサービスを打ったりと変化をつけてき ました。その対応に時間がかかり、3-4となりますが3-4の40-40で何とか取り 4-4。4-4で相手のサービスをブレークし、5-4.最後は渡辺のサービスをしっか り0ゲームでキープしゲームセット。 ダブルス準決勝 大河・福田VS WONG・LOW(香港) 6-2・6-4 WONG の170cm近い長身から繰り出されるサービスをなかなか返せず、ファースト セットはWONG のサービスゲーム2回ともブレーク出来ず、セカンドセットに入ってもリ ターンをなかなか返すことが出来ず苦戦しました。 2人ともリターンを大振りする傾向にあり、リターンミスを重ねました。 重要な場面でポーチなど思い切ったプレーが出来たのが勝因で、非常に収穫のあるゲーム でした。

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11月18日 5~8位決定戦 東VS LATORRE(フィリピン) 6-0・6-1 得意のフォアハンドを生かし、常に攻撃的なプレーで相手をねじ伏せました。 相手はディフェンスがうまい選手でしたが、フォアとボレーで決め切れていました。 昨日の敗戦を生かし非常に良いプレーを最後に見せました。 準決勝 渡辺VS PARPAN(フィリピン) 6-2・6-3 相手は体が大きく、非常に攻撃的にプレーする選手。その攻撃をスライスを使いうまく 交わしながら得意のフォアハンドでアタックし、その展開がうまくはまりました。 フィリピンに来てから、プレーの幅も広くなって、自信を持ってプレーすることが出来て います。 準決勝 大河VS WONG(香港) 4-6・6-3・6-3 相手は13歳ながら170cm近くある長身選 ものの、4-6。相手のサーブに苦戦するものの めるようになり、ストロークでは打ち負けること で取り、勝利。今大会初めてセットを落としまし 展開することが出来ていました。 準決勝 福田VS LOW(香港) 6-3・6-1 立ち上がりショットが全く入らず、0-3。そこ から9ゲーム連取し、6-3・3-0。 ラケットもしっかりと振り抜けるようになり、本来 のテニスを取り戻しました。 手ファーストセット4-3とリードする 徐々に慣れてきてストローク戦に持ち込 なくセカンド6-3・ファイナル6-3 たが、慌てることなく、自分のプレーを

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ダブルス決勝 東・渡辺VS LATORRE・LIM(フィリピン・香港) 6-4・2-6・(9-11) ファースト5-2とリード。ここで勝ちを意識したのかボレー・スマッシュのイージー ミスを連発。ファースト5-4、40-40になり6-4で何とか取りましたが、セカン ドになり更に消極的になり2-6。 ファイナルセットは10ポイントタイブレーク。 ファーストポイントで渡辺が思い切ってサービ スアンドボレーを試みますがボレーをミス。0- 3になり大ピンチ。 ボレーに出て積極的にプレーしますがなかなか 決め切れません。6-9になり相手に3本のマッ チポイント。ここで開き直り3ポイント連取。流 れが来たかと思われましたが、相手も思い切ったプレーをしてきて9-10。次のポイン ト渡辺のストロークがベースラインに乗ったかと思われたがジャッジはアウト。アウェイ ということもあり、不利なジャッジが多かったですが勝てる試合を落としました。 男子決勝 渡辺VS ORENDAIN(フィリピン) 6-1・6-2 試合を重ねるごとにプレーがどんどん良くなり、6-1・6-2と試合時間はわずか1時 間程で相手を寄せつけませんでした。課題のフォアハンドアタック、ボレーも今日はしっ かりと決めることが出来、決勝で最高のプレーを することが出来たと思います。 渡辺は大会を通して安定したプレーをし、ガッ ツ溢れるそのプレーは地元の人達に「ワ・タ・ナ・ ビー」と呼ばれ、愛される存在になっていました。

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女子決勝 大河VS 福田 5-7・6-2・6-2 ともに決勝までしっかりと勝ち上がり、日本人同士の決勝となりました。 ファーストセット大河が4-3とリード。ここで攻め急いだのか、福田が粘り強いストロ ークを打ち続け5-4と逆転。お互い攻撃的なストロークを放ち、一進一退の攻防となり ます。ファーストは7-5で福田が取りましたが、 セカンド・ファイナルは、大河のペースに。 フラット系のボールをガンガン打ち込んで 6-2・6-2で取り大河が勝利。 日本人同士の決勝で非常に見応えのある試合で したので、観客もたくさん集まってきて、今大会 1番盛り上がった試合となりました。 ダブルス決勝 大河・福田VS KAUR・JONES 6-2・6-0 ま り し ォ ストロークで押し切り、全く相手を寄せ付け せんでした。チャンスボールのミスなどはあ ましたが、ほぼ完璧な試合で見事優勝を果た ました。 最後に最高のチームワークそして最高のパフ ーマンスを見せてくれました。 彼女達も非常に自信がついたようです。

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MARIPOSA FOUNDATION CUP

最終結果

渡辺 剛(荏原

SSC) シングルス優勝 ダブルス準優勝

東 洋介

(狛江インドアジュニアATP チーム)

シングルス5位 ダブルス準優勝

大河 真由(志津テニスクラブ)

シングルス優勝 ダブルス優勝

福田 詩織

(武蔵野ドームテニススクール)

シングルス準優勝 ダブルス優勝

さいごに 選手達は慣れない環境の中でもしっかりと自分の力を発揮することが出来たと思います。 その結果、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3タイトルを獲得すること が出来ました。 技術に関しましては、4選手ともストロークでは、打ち勝っていましたが、サービスや リターン、ネットプレーなど課題が見えてきたと思います。最後までしっかりとポイント を取り切るショット、またはポイントパターンを身につけることが出来れば、更に飛躍す ることが出来ることでしょう。 日本とは違い、水や食事などに気を遣いながら生活することで、選手達は、多少ストレ スを感じたかもしれませんが、今後、大きくなって海外のツアー大会を回る際に今回の経 験が必ず生かされると思います。 また、選手達は、他の国の選手達とボディランゲージを交えて積極的にコミュニケーシ ョンをはかろうとしていました。テニスを通じて友達の輪を広げ、良い思い出を作り、良 い経験をすることが出来たのではないかと思います。 最後にこの東アジア遠征にご協力いただいた皆様に心から感謝いたします。 ありがとうございました。 ㈱荏原湘南スポーツセンター 有木 雄一郎

参照

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