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(1)

平成23年度「高度IT人材キャリア形成支援計画策定事業(次世代高度IT人材モデルキャリア開発計画)」報告書より

平成24年4月26日

次世代高度IT人材の人材像と能力

経済産業省 商務情報政策局

情報処理振興課

資料1−3

(2)

本資料の構成

次世代高度IT人材の人材像及び能力について

p.13

事業の背景と趣旨

p.

0

3

ITによる新事業・サービスの創造プロセスとそのプロセスを

担う人材像

次世代高度IT人材に求められる能力

p.19

(3)

事業の背景と趣旨

事業の背景と趣旨

(4)

今後求められる新たなIT人材とは

従来型のIT

IT

電力 エネルギー 自動車 交通 農林 水産 食品 流通 医療・健康 介護 金融 行政 通信 携帯電話 機械 ロボット 書籍 コンテンツ 家庭 都市 ゲーム スマートグリッド スマートハウス スマートシティ 次世代ITS ナビ・レコメンド ICカード 医療・介護サポート 防犯・防災 仮想現実 ネットワーク型 電子書籍 音楽配信 PHR ホームヘルスケア 病院システム 栽培コントロール 農地センサー 水産資源管理 電子政府 net banking 取引システム スマートフォン SNS Eコマース 一方で、近年、ITは産業の枠を超えて、多方面の分野において新たな 製品やサービスを生み出す際の基盤になりつつある。

従来とは異なるこの新たな人材を

本事業では

「次世代高度IT人材」

と表現する

今後、異分野融合はますます進展することが予想される。よって、これ からは、異分野とITの融合領域においてイノベーションを創出し、新た な製品やサービスを自ら生み出すことができる人材が求められる。 金融 UISS人材 ITSS人材

ITと異分野との融合

Suica 非接触型ICカード システム ITはこれまで、幅広い産業において、主に既存の産業内の ビジネスを効率化させる役割を担ってきた。 従来型のIT人材は、様々な産業におけるビジネスの効率 化に向けて、顧客のニーズを実現するための情報システ ムを生み出すという役割を担ってきた。 この役割も、今後も引き続き重要であると考えられる。 カーウィングス 日産自動車による最速 ルート探索システム e-SmarTrack イートラック社による 輸配送最適化システム 金融 システム 運輸・交通 座席予約 システム 製造 生産管理 システム ERP システム SCM システム CRM システム 自動車・交通×ITの例 自動車・交通×ITの例

(5)

「産構審 情報経済分科会 中間取りまとめ」から ①

今年7月に経済産業省から発表された産業構造審議会 情報経済分科会 中間取りまとめ(案)では、我が国の競争力の

維持・強化に向けて、

「スマート社会における『融合新産業』の創出」

という基本方針が打ち出された。また、その実現に

向けた5つの横断的課題の2つめの課題として、以下のような

人材面での課題

が挙げられ、

「IT融合を生み出す次世代

高度IT人材像の具現化と育成」

がアクションプランとして示されている。

(6)

「産構審 情報経済分科会 中間取りまとめ」から

「中間取りまとめ」では、「IT融合を生み出す次世代高度IT人材像の具現化と育成等」に関する取り組みとして、以下の

ような方向性が示されている。本事業では、次世代高度IT人材の人材像を明らかにするとともに、これまでに用いられて

きたIT人材の枠組み自体についても検討を行うことが求められている。

(7)

次世代高度IT人材が求められる背景

産業

構造

制度

技術

現在のIT人材

(ITに関する専門性を有する人材) ITSS人材 UISS人材 ETSS人材

イノベーションを

起こせる人材

ビジネス以外の分野も含めた 社会改革者・経営者など

ビジネス人材

(ユーザー企業の現場事業部門の人材)

人材

ITを活用して イノベーションを 起こせる人材

本事業における

検討の対象

本事業は、イノベーションの創出 に関する数多くの課題の中でも、 特に「人材」に焦点を当てて、そ しかし、ITの活用力が産業競争力に直結す る近年では、ビジネスとITのより深い融合に より、IT関連産業が他産業の領域にまでさら に深く入り込むことが期待されている。 このような状況を受けて、昨今、IT人材もビ ジネスを担う人材とともに、イノベーションの 主役 として活躍できるようになることが期待 されている。 ビジネス領域において活躍する人材を、IT を提供する「IT人材」と、ITを利用する「ビジネ ス人材(=ユーザー人材)」に区分した場合、 これまでイノベーションを起こせる人材は、主 にビジネス人材側から輩出されてきた。 IT人材およびIT産業のイノベーション創出への参画は、IT関連産業の拡大・ 成長を考える上でも、きわめて重要な課題として位置づけられる。 ユーザー企業のIT投資が一巡する中で、IT関連産業が今後も成長・発展を続 けていくためには、ユーザー企業側のビジネス領域にさらに深く踏み込み、新 たな市場を開拓することが産業における必須課題となっている。 このような現状を踏まえると、本事業における「次世代高度IT人材」とは、「現 在のIT人材が次世代に目指すべき人材」と解釈される。 1 2 3

ビジネス側からのイノベーション

イノベーションにおけるIT人材の 主役 化

IT関連産業自身にも必要なイノベーション

現在のIT人材が 次世代に目指すべき人材 (=次世代高度IT人材)

(8)

従来の IT人材と次世代高度 IT人材の比較イメージ

従来のIT人材

次世代高度IT人材

ユーザー

企業

現行のUISS(情報システム・ユーザースキル標

準)が対象とする人材

経営(ビジネス)戦略が策定された後の

IS戦略策

定以降

が主な活躍局面

ユーザー企業においてIT活用をした新たなビジ

ネスそのものを立案し、実現できる人材

従来のようなITによる効率化を超えて、

ITによる

新たなビジネス創出

を実現できる人材

ITベンダー

企業

現行のITSS(ITスキル標準)が対象とする人材

顧客(ユーザー)側のニーズが明確化された後

企画・開発・運用工程が主な活躍局面

ユーザー企業とともに、

ITを活用した新たなビジ

ネスを考案

し、その実現をサポートできる人材

ベンダー企業自ら、

(従来の受託開発型ビジネス

を超える)新たなビジネス

を考案し、それを開拓・

実現できる人材

次世代高度IT人材 =

(顧客やユーザーとともに)

新規事業創出を主体的に担える人材

各企業における次世代高度IT人材像

各企業における次世代高度IT人材像

(9)

次世代高度IT人材の定義と検討すべき事項

IT融合により時代のニーズを踏まえたビジネスをデザインできる人材

ITを用いて、新たな製品・サービス等を生み出せる人材

ITを用いて、社会に新たな価値を提供できる人材

顧客やユーザーの仕様ありき(受託型)ではなく、社会において今後求められる製品やサービスを

自ら主体的に考えられる人材

【参考】 ITを活用し、複数の専門分野にまたがって社会の課題を解決する「グローバル・クリエイティブ・リーダー」 (東京大学大学院情報理工学系研究科、経団連高度情報通信人材育成部会)

次世代高度IT人材の定義例

次世代高度IT人材に関して明らかにすべきこと

どのような人材か?

どのような人材か?

どのように

育成するのか?

どのように

育成するのか?

• 人材に求められる役割 (役割の異なる人材が複数存在する場合も想定) • 人材に求められる能力・スキル • 現在各種スキル標準等で定義されている既存の人材との関係 (次世代高度IT人材の位置づけの明確化) • 次世代高度IT人材を目指す個人にとっての成長の指針 • 企業内での育成の指針 • 次世代高度IT人材を育成するための教育に望まれる基本的な知識項目 (産業構造審議会 情報経済分科会 中間とりまとめ(案)から)

(10)

平成23年度「高度IT人材キャリア形成支援計画策定事業(次世代高度IT人材モデルキャリア開発計画)事業の全体像

発信用コンテンツの作成

発信用コンテンツの作成

産業界および

高等教育機関における

育成事例調査

産業界および

高等教育機関における

育成事例調査

有識

者委

員会に

る方

針討

議・

有識

者委

員会に

る方

針討

議・

先進ビジネス事例調査+

次世代高度IT人材(候補)

へのインタビュー調査

先進ビジネス事例調査+

次世代高度IT人材(候補)

へのインタビュー調査

調 査

コンテンツ

作成

次世代高度IT人材の

人材像を

明らかにする

次世代高度IT人材の

人材像

明らかにする

次世代高度IT人材の

育成のあり方を

明らかにする

次世代高度IT人材の

育成のあり方

明らかにする

どのような 人材か? どのように 育成するのか?

目的

目的

事業の全体像

今後求められる次世代高度IT人材の「人材像」と「育成方法」を明らかにする。

既存のIT人材の定義体系(共通キャリア・スキルフレームワークや各種スキル標準)と

次世代高度IT人材との関連を明確化する。

1

検 討

2

3

(参考−1)

(11)

経済産業省

商務情報政策局 情報処理振興課

経済産業省

商務情報政策局 情報処理振興課

みずほ情報総研株式会社

(事業主体)

みずほ情報総研株式会社

(事業主体)

社団法人日本情報システム・ユーザー協会

(JUAS)(共同提案・再委託)

社団法人日本情報システム・ユーザー協会

(JUAS)(共同提案・再委託)

株式会社日本能率協会コンサルティング

(JMAC)(再委託)

株式会社日本能率協会コンサルティング

(JMAC)(再委託)

次世代高度IT人材モデルキャリア 検討委員会 先進ビジネス事例分析・検討部会 次世代高度IT人材 育成体系検討部会 ユーザー 企業 ベンチャー 企業 イノベーション 人材・プロセス

平成23年度「高度IT人材キャリア形成支援計画策定事業(次世代高度IT人材モデルキャリア開発計画)事業の

実施体制

(参考−2)

(12)

次世代高度IT人材の人材像と能力について

次世代高度IT人材の人材像と能力について

(13)
(14)

新事業・サービスの創出プロセスと各プロセスに含まれるタスク

価値発見

サービス

設計

事業創出

新事業・新サービスの創出プロセス

9 社会やユーザーに対する 観察・分析・洞察によって、 市場の隠れたニーズを 発見する

各プロセスに含まれるタスク

フィールド アナリティクス サービス デザイン プロ デ ュ ー ス 9 把握されたニーズを満たす ための具体的なサービス およびビジネスモデルを検討し、 それらを ITによって実現する 9 試行錯誤を繰り返して考え た仕組みを実現し、新たな 価値を実現するビジネスを 創り出す ビジネスモデル デザイン

潜在的価値の発見

価値実現方法の具体化

新たな価値の実現・創出

ITデザイン データ アナリティクス 顧客やユーザーと接する現場や市場を深く 観察することで、隠れたニーズを発掘する 顧客やユーザーに関するデータ等の分析・ 解析によって、隠れたニーズを発掘する 把握されたニーズを満たすための具体的な サービスの内容を企画・設計・実現する 企画されたサービスをビジネスとして成立さ せる仕組み (ビジネスモデル) を構築・実現 する 企画されたサービスをITを用いて設計・実 装し、実現する 責任を持ってプロジェクトのリソース をアサインする リソースアサイン サービスビジネス プロデュース ITプロデュース 責任を持って新しい事業の創出を完 遂する 責任を持って新しい事業におけるIT の仕組みを実現する

(15)

新事業・サービスの創出プロセスとそのプロセスを担う人材像−1

’

’

’

’

à

’

à

イノベーティブ

エンジニア

’

’

’

’

’

à

ITサービス

アーキテクト

プロ

(ITプロデュース)

(サービスビジネス

プロデュース)

(リソースアサイン)

プロセス内のタスク

à

’

à

’

à

à

ビジネス

デザイナ

à

’

’

データ

アナリティクス

フィールド

アナリティクス

役割モデル (=人材像)

新製品・新サービスの創出プロセス

’

’

’

’

’

’

プロデューサー

’

à

à

à

à

à

ITデザイン

’

à

ビジネスモデル

デザイン

サービスデザイン

事業創出

’

à

サービス設計

’

価値発見

ITサービス

デザイナ

フィールド

アナリスト

プロセス

(16)

新事業・サービスの創出プロセスとそのプロセスを担う人材像−2

フィールド

アナリスト

ITサービス

アーキテクト

プロデューサー

ビジネス

デザイナ

イノベーティブ

エンジニア

社会の事象や顧客・ユーザーに対する観

察・分析・洞察によって、潜在的なニーズ

を発見する。

顧客・ユーザーや市場に関するデータの

解析・分析によって、潜在的なニーズを

発見する。

迅速なプロトタイピングや開発によって、

ITサービスの迅速な実現に貢献する。

高い技術力を活用して、差別化できる

独自性の高いITサービスを企画・実現

する。

発見されたニーズを満たし、これまでにな

い新しい価値をユーザーに提供するため

のサービスについて、その内容を企画す

るとともに、ITを用いて実現する具体的

な仕組みを設計する。

企画したサービスに関係するすべてのス

テークホルダーがメリットを享受しつつ、

ビジネスとして成立する仕組み (ビジネ

スモデル) を構想・実現する。

試行錯誤の段階からその実現に至るま

で、新製品・新サービスの創出に最終的

な責任を持ち、現存しない新たな価値を

社会に提供するビジネスを実現する。

ITサービス

デザイナ

発見されたニーズを満たし、これまでにな

い新しい価値をユーザーに提供するため

のサービスについて、その具体的なサー

ビス内容を発案し、企画する。

新製品・新サービスの創出プロセスを担う人材像の役割

(17)

新事業創出プロセスを担う人材像と現在のIT人材の活躍局面

’

’

à

’

’

’

à

’

à

イノベーティブ エンジニア

à

à

’

’

’

’

’

à

ITサービス アーキテクト プロ デ ュ ー ス (ITプロデュース) (サービスビジネス プロデュース) (リソースアサイン)

プロセス内の

タスク

現在の IT人材

à

à

à

’

à

’

à

à

ビジネス デザイナ (活用系) (企画・ (運用系) 開発系) (企画・ 開発系)

’

’

à

’

’

à

à

à

à

’

’

データ アナリティクス フィールド アナリティクス

à

à

’

à

à

’

à

à

ITSS人材

次世代高度IT人材

新製品・新サービスの創出プロセス

à

à

’

’

’

’

’

’

プロデューサー サービス

’

à

’

サービス アセスメント サービス オペレーション

à

’

à

’

à

à

’

à

à

ITデザイン

à

’

à

ビジネスモデル デザイン サービスデザイン

à

à

à

UISS人材

à

à

サービス

運用

・改善

事業創出

’

à

サービス

設計

’

価値発見

ITサービス デザイナ フィールド アナリスト

プロセス

’’ 協業可能な局面 ’ 主たる活動局面 à 従たる活動局面

(18)

(参考) ITによる新事業・サービス創造を担う人材の活躍局面イメージ

デザイナ

サービス

設計

価値発見

事業創出

サービス

運用・改善

フィールド アナリスト ITサービス デザイナ イノベーティブ エンジニア ビジネス デザイナ プロデューサ イノベーティブ エンジニア イノベーティブ エンジニア イノベーティブ エンジニア ビッグデータ エンジニア ラピッド プロトタイピング スーパー プログラマ 従来型 IT人材 従来型 IT人材 従来型 IT人材 ラピッド プロトタイピング ITA ITS APS ITSM ITサービス アーキテクト

(19)
(20)

新事業・サービス創出プロセスを担う人材に求められる能力の全体像

IT関連能力

事業創造能力

その他の基本能力

ITサービス・製品を

生み出すために求められる

ITに関連する知識・能力

新たな事業・サービスを

生み出すために

求められる能力

新たな事業・サービスを

生み出すために

求められる基本能力

IT活用力

IT技術力

共通能力

役割固有能力

高度な水準でITを活用した事業・

サービスを生み出すために必要な

能力

ITを駆使してシステム・ソフトウェア

を創り出すために必要な能力

(=実装・開発力)

次世代高度IT人材に共通して

求められる能力

• ロジカルシンキング • クリエイティブシンキング • プレゼンテーション • ネゴシエーション • ファシリテーション • リーダーシップ • コミュニケーション

次世代高度IT人材の各人材像

(役割) に求められる固有の能力

(21)

新事業・サービス創出プロセスを担う人材に求められる能力の全体像

イノベーティブエンジニア

ITサービスデザイナ

技術 洞察力 I T 知 識 (領域) (水準)

プロデューサー

ビジネスデザイナ

ITサービスアーキテクト

フィールドアナリスト

人材像

(=役割モデル)

IT技術力 IT活用力 役割 固有能 力 共 通能力

IT関連能力

その 他 の 基 本 能 力

事業創造能力

共通 個別 共通 共通 共通 個別 個別 個別 個別 個別 個別

(22)

「IT活用力」

の詳細

ITIT関連能力 事業創造能力 活用力 IT 技術力 共通 能力 役割固有 能力

概念理解力

技術効用理解力

アウトカム推察力

影響推察力

動向変化洞察力

課題発見克服力

限界推察力

IT知識

IT知識

技術洞察力

技術洞察力

コンピュータシステム

• コンピュータの構造と原理 • プログラミング言語 • アルゴリズム • ハードウェア • ソフトウェア

個別要素技術

• ネットワーク • データベース • セキュリティ • ヒューマンインタフェース • マルチメディア • WEB関連技術

情報システムの開発と運用

• システム開発手法 • プロジェクトマネジメント • 情報システム運用 • ITサービスマネジメント

情報システムの活用

• 情報システム戦略 • 情報システム活用

技術・業界動向

• 先端技術動向 • IT関連産業動向

ITイノベーション

• IT活用新サービスの動向 • IT活用による新価値創造戦略 • その技術や用語の概念が示すものを 正確かつ迅速に理解する力 • その技術によって何が可能になるのか を理解する力 • その技術が有する効果がユーザーや 関係者にどのような影響を与えるのか を推察する力 • その技術の限界を見抜く能力 • その技術によって新たに生じる課題 を発見し、新たな課題を克服する力 • その技術が個人の生活や社会・産業 にどのような影響を与えるのか、技術 によるアウトカムを推察する力

技術適用力

• その技術をどこに適用するのか効果 的かを見抜く能力 • その技術の影響によって個人の生活 や社会・産業がどのように変わるのか、 技術による動向の変化を洞察する力

(23)

「IT技術力」

の詳細

イノベーティブエンジニア

ITサービスアーキテクト

ITサービスデザイナ

I T 技 術 力 を 活 か しやす い 役 割

イノベーティブ レベル

ITプロフェッショナル レベル スタンダード レベル PM 実装 企画 設計 分析

水準

領域

ビジネスデザイナ

フィールドアナリスト

人材像

(=役割モデル)

IT技術力

役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力

(24)

「次世代高度IT人材」 の範囲 (参考)

イノベーティブエンジニア

ITサービスアーキテクト

ITサービスデザイナ

I T 技 術 力 を 活 か しやす い 役 割

イノベーティブ レベル

ITプロフェッショナル レベル スタンダード レベル PM 実装 企画 設計 分析

水準

領域

プロデューサー

ビジネスデザイナ

フィールドアナリスト

人材像

(=役割モデル)

IT技術力

役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力

(25)

求められる

「事業創造能力」

∼ フィールドアナリスト

現在、ユーザーが置かれている状況に対して改善したいという積極的な意欲や改善すべきという使命感を有し 情報収集および分析・洞察の結果から、ユーザーにとって改善を要する課題を発見することができる。 課題発見力 必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 収集された情報やデータについての分析・解析を行う際に、有意義な仮説を構築することができる。 仮説構築力 収集された数値データを各種分析手法を用いて解析し、有意義な結果を導き出すことができる。 (※「データアナリティクス」のタスクで主に求められる能力) データ解析力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢で 受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務に 対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力 共通能力 役割 固有能力 ユーザーの行動を観察した結果や収集されたデータに基づき、ユーザーが有する潜在的なニーズを具体的に 分析・洞察することができる。 ニーズ洞察力 論理的説明力 ユーザーが置かれた状況や要求を理解し、ユーザーの立場・目線からニーズを考えることができる。 対象共感力 観察やデータ収集などによって、ユーザーを理解するために必要な情報やデータを収集することができる。 情報収集力 収集された情報を的確に分析し、有意義な結果を導き出すことができる。 結果分析力 ユーザーの行動を徹底的に観察し、行動の原理や背景を理解することができる。 行動観察・理解力

自らの分析・解析や洞察の結果を、論理的に説得力を持って説明することができる。

各能力の説明

求められる能力

人材像 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 す べ て の 人材像 に 共 通す る能力

(26)

求められる

「事業創造能力」

∼ ITサービスデザイナ

必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 新しい事業やサービスによってもたらされる市場や社会の変化(アウトカム)を推察することができる。また、 情報収集および分析や洞察の結果から、ユーザーにとって改善を要する課題を発見することができる。 課題発見力 ユーザーが置かれた状況や要求を理解し、顧客・ユーザーの立場・目線からニーズを考えることができる。 対象共感力 ユーザーの課題を解決する方法を、従来とは異なる発想で考えることができる。 転換発想力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢 で受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務 に対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力

共通能力

役割

能力

ユーザーの課題を解決し、理想像に近づけるための方法を、試行錯誤を繰り返しながら探求し、突き止める ことができる。 解決方法探求・試行力 ユーザーにとっての理想像を理解し、描くことができる。 理想構築力 ユーザーが置かれた現状や課題を分析することができる。 現状分析力 現在、ユーザーが置かれている状況に対して改善したいという積極的な意欲や改善すべきという使命感を有 している。 改善志向・意欲 対象となる事業やサービスの市場の動向(既存のサービスの動向等)を常に把握し、分析することができる。 市場動向分析力

各能力の説明

求められる能力

人材像 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力

(27)

求められる

「事業創造能力」

∼ ITサービスアーキテクト

必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 新しいITサービスによってもたらされる市場や社会の変化(アウトカム)を推察することができる。また、目指 アウトカム推察・構想力 ユーザーのニーズと理想像を踏まえた上で、サービスの全体像を構築することができる。 全体像構築力 高い構想力・技術力によって、差別化が可能なITサービスを実現することができる。 差別化実現力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢 で受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務 に対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力

共通能力

役割

能力

ITによってユーザーの課題を解決し、理想像を実現する上での方法を、試行錯誤を繰り返しながら探求し、 突き止めることができる。 解決方法探求・試行力 スピーディな開発手法やプロトタイピングによって、IT化のニーズに迅速に応えることができる。 迅速実現力 ユーザーにとっての理想像を理解し、描くことができる。 理想構築力 サービス全体においてIT化すべき部分や適用すべき技術を的確に判断することができる。 IT適用力 ユーザーのニーズやIT化の目的を十分に理解することができる。 ニーズ理解力

各能力の説明

求められる能力

人材像 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力

(28)

求められる

「事業創造能力」

∼ イノベーティブエンジニア

役割固有能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 場合によっては、ユーザーやIT化のニーズを有するチームメンバーの期待をはるかに超える水準でIT化を実 現することができる。 ニーズ超越力 標準的な水準をはるかに上回る高い技術力によって、従来不可能であったことを可能にすることができる。 不可能実現力 既存の技術を革新的に活用することによって、これまでにない機能等を実現できる。 革新的活用力 既存の技術はどのように使えるのかを探求し、技術の新たな活用法を考えることができる。 活用可能性探求力 既存の技術に関する課題を克服し、その技術の限界を突破することができる。 技術限界突破力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢 で受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務に 対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力

共通能力

役割

能力

技術によって社会やライフスタイルを変えたいという意欲を有している。 技術による社会変革志向 ユーザーのニーズやIT化の目的を十分に理解することができる。 ニーズ理解力 スピーディな開発手法やプロトタイピングによって、IT化のニーズに迅速に応えることができる。 迅速実現力 観察や分析などの行動を通じて、ユーザーを理解するために必要な情報を収集することができる。 情報収集・解析力

イノ

各能力の説明

求められる能力

人材像

(29)

求められる

「事業創造能力」

∼ ビジネスデザイナ

役割固有能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 対象となる市場やユーザーの今後の動向を予測することができる。 市場動向予測力 サービスの実現に関わる数多くのステークホルダーとWin-Winの関係を構造することができる。 ステークホルダー関係構想力 立案したビジネスモデルを実際に実現する方法を考えることができる。 ビジネスモデル実現構想力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢で 受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務に 対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力

共通能力

役割

能力

立案したビジネスモデルの中長期的な成否を予測することができる。 ビジネスシミュレーション力 サービスの実現に必要なコストおよび収益を予測し、ステークホルダーがメリットを享受できるようなビジネスモ デルを立案することができる。 ビジネスモデル立案力 収益の源泉となる市場やユーザーのニーズを正確に把握し、潜在的なマーケットの規模を見積もることができ る。 市場ニーズ把握力 サービスの実現に関わる数多くのステークホルダーを正確に把握することができる。 ステークホルダー把握分析力 企画したサービスを実現する場合に実際に必要となるコストを分析し、正確に把握することができる。 コスト分析・把握力

各能力の説明

求められる能力

人材像

(30)

求められる

「事業創造能力」

∼プロデューサ

必要に応じて柔軟に他者/他社と効果的な協業・連携関係を築きたいという意欲を有している。 協業・連携志向 新事業(新製品・新サービス)の実現に向けて、外部/内部関係者との利害関係等を調整することができる。 外部調整力/内部調整力 新事業(新製品・新サービス)の実現に必要な人的・資金的リソースを調達することができる。 リソース調達力 自ら構築した未来ビジョンの実現に向けて必要な手段を選択し、実行することができる。また、それを通じて、自 らの信念の実現に対する真剣さを体現することができる。 実行力・信念体現力 新事業(新製品・新サービス)の実現の過程で発生し得るリスクへの対処法を考えることができる。また、それに より、幅広いリスクを許容することができる。 リスク許容力 現状や今の社会を変革・改善し、それによって貢献したいという意欲を有している。 現状変革・貢献志向 自身にとって馴染みのない領域における顧客やユーザーの価値観や文化・慣習等を偏りのない公平な姿勢で 受容し、適切に理解することができる。(グローバルな観点での異文化を含む。) 多様性や異なる価値観に 対する受容性・理解力 今後目指すべき未来ビジョンや理想像を明確かつ具体的に描くことができる。 未来ビジョン構築力 社会における一般的な課題に対して興味や問題意識を有している。あわせて、自身が関係する事業や業務に 対する高い問題意識を有している。 社会的課題や業務課題に 対する問題意識 既存の価値観や文化・慣習等にとらわれず、自由な視点から柔軟に思考・発想することができる。 既存の価値観にとらわれない 自由な思考力・発想力

共通能力

役割

能力

新たな事業・サービスの実現にとって必要であると判断された場合に、既存の価値観や仕組みを創造的な視点 で破壊することができる。 既存の価値観や仕組みの 破壊力 未来ビジョンをプロトタイプや小さな成功事例などの形で具現化し、その必要性や意義を実際に示すことができ る。 未来ビジョン具現化力 新事業(新製品・新サービス)の必要性や意義について社外も含めた関係者を説得し、感化することができる。 説得力・感化力 現存しない新事業(新製品・新サービス)の実現にあたり、その意義や必要性のほか、目指すべき説得性のあ る未来ビジョンを自ら構想し、それを周囲に発信できる。 未来ビジョン発信力

プロ

各能力の説明

求められる能力

人材像 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力 役割固有 能力 共通 能力 IT 技術力 IT 活用力 事業創造能力 IT関連能力

(31)
(32)

共通キャリア・スキルフレームワークに関する検討を行う意義

共通キャリア・スキルフレームワークの位置づけ

共通キャリア・スキルフレームワークの位置づけ

「共通キャリア・スキルフレームワーク」 =

T人材を育成・評価するための共通尺度として定義されている枠組み

経済産業大臣の諮問機関である産業構造審議会の報告書「高度IT人材の育成をめざして」(2007年7月)において、

客観的な人材評価メカニズムを構築するための基盤として提言され、これに基づいて経済産業省が情報処理推進機

構(IPA)と連携して取りまとめを行い、2008年10月に「共通キャリア・スキルフレームワーク第一版」が公開された。

現在では、

IT産業およびIT業務を担う人材育成施策・制度の基盤

となっており、わが国最大規模(約50万人)の受験

者数を誇る情報処理技術者試験制度も、この「共通キャリア・スキルフレームワーク 」に基づいて設計されている。

「共通キャリア・スキルフレームワーク」の中でも、特に各スキル標準の職種区分などは、IT関連企業(部門)の人材育

成制度において参照されることも多く、

人材に関する業界標準

として広く活用されている。

共通キャリア・スキルフレームワークについての議論を行う意義

共通キャリア・スキルフレームワークについての議論を行う意義

上述のとおり、「共通キャリア・スキルフレームワーク」は、現在のIT人材育成施策における一つの重要な「枠組み」と

なっている。

本事業は、IT産業及びユーザー企業においてIT業務を担うIT人材の育成施策として実施される。よって、次世代高度

IT人材像を、その施策の枠組みである「共通キャリア・スキルフレームワーク」上にどのように位置づけるかという論点

も、きわめて重要である。

「共通キャリア・スキルフレームワーク」は、

現在活躍しているIT人材の分布図に相当する枠組み

であるため、

この枠

組みに関するメッセージを発信することは、現在活躍しているIT人材に対する変革のメッセージとなり得る。

(33)

事業創造系 人材類型 次世代高度IT人材 デザイナ 人材像 I T 融 合 活動 領域

■ IT融合時代に求められる次世代高度 IT人材

(本事業を通じて新たにその重要性が示された人材)

I T を 活 用 す る 新 し い ニ ー ズ を 発 掘 す る 情報システムユーザースキル標準 組込みスキル標準 IT スキル標準 人材像 人材類型 活動 領域 ソリューション系 基本戦略系 I T カスタマサービス IT サービスマネジメント IT スペシャリスト アプリケーションスペシャリスト ソフトウェアデベロップメント プロジェクトマネジメント IT アーキテクト マーケティング セールス コンサルタント ストラテジスト ISオペレーション ISアドミニストレータ セキュリティアドミニストレータ ISスタッフ ISオーディタ (記述無し) サービス マネージャ アプリケーションデザイナー システムデザイナー ドメインスペシャリスト ソフトウェアエンジニア 開発環境エンジニア QA スペシャリスト テストエンジニア テクニカル スペシャリスト プロジェクトマネージャ プロジェクトマネージャ ブリッジSE 開発プロセス改善 スペシャリスト プロジェクト マネージャ ビジネスストラテジスト IS ストラテジスト プログラムマネージャ ISアナリスト プロダクトマネージャ システム アーキテクト システムアーキテクト ISアーキテクト ITを活用した新事業 (新製品・新サービス) を創造する人材 現存す る ニ ー ズ に 基づ き、 I T サ ー ビ ス ・製 品を ユ ー ザ ー の た め に 提供す フィールド アナリスト イノベーティブ エンジニア ITサービス アーキテクト ビジネス デザイナ プロデューサー

■ 現行の共通キャリア・スキルフレームワーク

(すでにその重要性が認識されている人材)

ITサービス デザイナ

参照

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