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英国は気候変動への対処に関し 欧州で主要な役割を果たしており 2050 年までに対 1990 年比で 80% の温室効果ガス排出量の削減を行う国内目標を定めていた 英国政府は 2030 年に向けた EU 内の新しい再生可能エネルギー目標の設定を行おうとする欧州委員会の取組みに抵抗の姿勢を見せていた

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Academic year: 2021

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欧州環境情報(11 月号)

欧州:南ガス回廊を介した天然ガス輸出の見通しを改善

アゼルバイジャンンのNatig Abbasov 副エネルギー大臣は、カスピ海の Absheron 沖合 ガス田で生産された天然ガスが、南ガス回廊(SGC)を通じて輸出することができると述べた。 今までは他の沖合ガス田であるShah Deniz 2 ガス田から欧州へのルートのみが計画されて いた。南ガス回廊はカスピ海及び中東地域から欧州へガスを供給するための欧州委員会に よる新たな取組みである。南ガス回廊は 3 つのパイプラインから構成されており、一つ目 はアゼルバイジャンとグルジアを横断する南コーカサスパイプライン、二つ目はトルコを 横切る TANAP パイプライン、三つ目はギリシャとアルバニアを横切るアドリア海横断パ イプライン(TAP)である。 アナトリア縦断パイプライン計画(TANAP)の工事は計画に沿って進行中であり、プロジ ェクトの実施について問題点はないと、アゼルバイジャンの国営石油企業 SOCAR 社の Rovnag Abdullayev 代表は述べた。 加えて、同氏はプロジェクトの資金調達も順調に行われており、アゼルバイジャン政府 は資金調達のために各方面と交渉を行っていると述べた。93 億ドルの費用が必要となる TANAP プロジェクトではアゼルバイジャンの Shah Deniz ガス田のガスをグルジアとトル コの国境からトルコの西部国境まで輸送することを想定している。ガスはトルコに2018 年 に供給される予定であり、アドリア海横断パイプラインの建設後、欧州へ2020 年初頭に追 加のガス供給が行われる予定である。アドリア海横断パイプラインで想定されていた初期 のガス供給量は年間100 億 m3であるが、200 億 m3まで拡大する可能性も考慮されている。 SOCAR 社の Khoshbakht Yusifzade 社長は国際エネルギー経済学会(IAEE)のユーラシ ア会議で、エネルギー資源が豊富なアゼルバイジャンは2019 年に Absheron ガス田からガ スの採取を行うことができるようになるだろうと述べた。同氏は同ガス田の埋蔵量の速報 値はガスが3,500 億 m3、コンデンセート油(ガス田の地下では気体として存在するが、地上 で採取する際には凝縮し液体となる油)は 450 万 t であると述べている。 英国:EU の再生可能エネルギー目標の達成が不可能と発表 英国は 2020 年の欧州再生可能エネルギー目標は達成不可能であると発表した。英国は 2020 年までの再生可能資源による発電割合を 15%まで上昇させる目的を設定していたが、 実際には2015 年末時点で僅か 8%を達成したにすぎなかった。エネルギー・気候変動委員 会のAngus MacNeil 代表は「英国は大きな政策改善を行わない限り 2020 年の再生可能エ ネルギー目標を達成することは非常に難しい。」と述べた。 再生可能エネルギー目標は欧州委員会と EU 加盟国により設定された法的拘束力のある 約束である。英国は今年 EU を離脱する決定を行っているが、目標を達成できなかった場 合、欧州委員会から罰金が課されることになるだろう。

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英国は気候変動への対処に関し、欧州で主要な役割を果たしており、2050 年までに対 1990 年比で 80%の温室効果ガス排出量の削減を行う国内目標を定めていた。英国政府は 2030 年に向けた EU 内の新しい再生可能エネルギー目標の設定を行おうとする欧州委員会 の取組みに抵抗の姿勢を見せていた。 世界:GlobalData 社が世界の風力発電の O&M 市場は 2020 年まで堅調に成長と予想 GlobalData 社は世界の風力発電設備の運用・保守(O&M)市場規模は、11.2%の複合年間 成長率で2015 年の 100 億ドルから 2020 年では 170 億ドルまで上昇すると予測している。 同社の分析によると、効果的かつ信頼性の高い機械設備の技術開発が風力発電を世界市場 で最も急成長するエネルギー資源の一つにしていると述べている。風力発電市場の急激な 成長は、化石燃料埋蔵量の減少や、風力発電コストの低下、環境への意識の向上、各国政 府による支援制度により推進されている。

GlobalData 社の Ankit Mathur 氏は「風力発電施設の O&M はタービンの信頼性を向上 させると共に、故障の未然防止に貢献している。定期的な保守点検はタービンの故障によ る稼働停止を低減し、発電を最適化することで収益の向上をもたらすことができる。市場 の推進力として風力電力における技術進歩、電力需要の増加、予知保全の向上等が挙げら れる。技術の改良と革新はまた風力発電の O&M コストを低下させるのに役立っている。 タービンの直接駆動技術やボルトの張力制御測定技術は大幅に O&M コストを低下させた と考えられている。直接駆動技術はタービンの主な故障の発生箇所であったギアボックス を排除して動作を行う。張力制御測定技術は風力発電設備の設置時、不十分なボルト張力 に起因して発生するボルト継手の不具合を最小限に抑えることができる。ナットとボルト は単純な部品であるが、それらの不具合により発生する故障は非常にコストがかかること が多い。」と述べた。 ※GlobalData社:世界的なデータ分析企業(英国) ノルウェー:OX2社が112MWの風力発電施設のEPC契約を獲得 スウェーデンの再生可能エネルギープラント企業のOX2社はノルウェーに発電容量 112MWのRaskiftet風力発電所の建設を受注した。発注先はドイツの公益事業会社の Stadtwerke München社、ノルウェーのEidsiva Energy社とGudbrandsdal Energy社らに よる合弁企業のAustri Vind社である。プロジェクトはターンキー方式であり、ノルウェー でのプロジェクトはOX2社にとって初となる。

Gudbrandsdal Energy社とEidsiva Energy社が所有するAustri Vind社は2010年から本 プロジェクトの開発を行っており、資金調達の観点から2015年からOX2社と協力してきた。 Austri Vind社の大株主であるStadtwerke München社の参入により、OX2社は建設工事を 開始することが可能となった。Stadtwerke München社の広報担当者は「OX2社との協力 により、プロジェクトを前進させることができた。昨年竣工したスウェーデンの陸上風力

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発電所に加え、弊社が北欧市場に参入するための第2の足掛かりとなる。2025年までに弊社 はミュンヘンに十分なグリーン電力を供給することを目指しており、風力発電はこれを達 成する上で重要な役割を果たしている。」と述べた。 風力発電所はノルウェーのRaskiftet に建設される予定である。その発電所は 2018 年末 に竣工予定であり、31 基の風力タービンから構成されている。また、その年間発電量は 370GWh となる予定である。

※Eidsiva Energy 社:ノルウェーの Oppland 及び Hedmark を拠点とする電力企業 ※Gudbrandsdal Energy 社:ノルウェーの国営電力企業

※Stadtwerke München社:ドイツ、ミュンヘンの公益企業

欧州:2015年にオゾン層破壊物質の使用が減少

オゾン層を破壊する化学物質の使用はEUでは段階的に撤廃することが決定されている。 欧州環境庁(EEA)の報告書「Ozone depleting substances 2015」によると2015年には、オ ゾン層破壊物質の消費量は輸入量の落込みに伴い2006年以降で最低の水準となったことが 分かった。 成層圏がほとんどの太陽からの紫外線を吸収し地表に届くのを防いでいるため、紫外線 による皮膚ガンの発生や農作物、海洋植物プランクトンへの影響を防ぐことができる。ま た、オゾン層破壊物質(ODS)として知られている一部の化学物質は1989年に発効されたモ ントリオール議定書により世界のほとんどの地域で代替物質に置換されている。 EU内では、オゾン層破壊物質の段階的な廃止はODS規則により確立されている。企業ら はオゾン層破壊物質の輸出入、生産、破壊処理等の報告を義務づけられている。 2015年にはオゾン層破壊物質の測定量は最低水準(3808t)となり、その測定量は対前年比 で1305t減少している。これの主要な要因として、オゾン層破壊物質を使用した製品の輸入 が12%減少したためである。更に、オゾン層を破壊するフロン類の回収・処理量も2014年 から2015年にかけ増加している。 欧州:チェコ、ポーランド間のガス相互接続プロジェクトの実施を継続 ポーランド及びチェコの首相は2国間でのガス相互接続プロジェクトの継続を行うこと で合意した。プラハ及びワルシャワはそれぞれ2国間でのガス相互接続を強化することを目 的としたStork IIプロジェクトの実施を継続する予定である。EUのコネクティング・ヨー ロッパ・ファシリティの下での協調融資の提案が必要な資金を得るために再提出される予 定である。相互接続はチェコとポーランドの間で署名された覚書によると2020年までに運 用開始される予定である。 Stork IIプロジェクトは中東欧での天然ガス市場の発展を促し、ガス供給ルートの多様化 と供給の安全性を向上させるための、いわゆる南北ガス相互接続の一環として行われてい る。パイプラインの建設はまたEUによる長期的な支援を得ている。2013年には、このプロ

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ジェクトはEU全体でのエネルギーの安全保障を重視する、EUの「共通利益プロジェクト (PCI) 」の中に含まれている。 元々、Stork IIプロジェクトの完了は2019年に計画されていた。しかし、6月初めにチェ コ政府はポーランド側からプロジェクトを3カ月間停止したいとの要望を受けた。これはポ ーランドがロシアからドイツへのガス供給量を倍増させる、Nord Streamパイプラインの 延長と、ドイツからチェコへ続くEugalパイプラインの建設計画を懸念したためである。 これらのプロジェクトが実施された場合には、ポーランドとの相互接続はロシアからポ ーランドへもう一つのガス供給ルートが確立されることとなる。この中欧への安価なガス 供給の流れはポーランドが狙うプロジェクトでの優位性を損なうこととなる。ワルシャワ は 三 つ の 異 な る ガ ス 供 給 ル ー ト を 確 立 し よ う と 努 め て い る 。6月にはポーランドの Świnoujście市でLNGターミナルが運用開始されている。2020年末までにポーランドはまた、 ノルウェーからの新しいガスパイプラインを構築しようとしている。エネルギーの安全保 障とは別に、こうした動きは市場の発展とポーランドの中東欧での存在感を強めることに 貢献している。 ポーランドのこの動きに反応しチェコ政府は、6月に集中して外交交渉を開始し、ポーラ ンドとチェコの双方は9月に最終的な決定を行うことで合意していた。ポーランドの Krynicaで書召された覚書では両者はプロジェクトの支援を表明している。 チェコの送電システム運用事業者(TSOs)であるNet4Gas社のMichael Kehr氏によると、 プロジェクトには政治的支援が必要であると述べている。Stork IIプロジェクトは中欧のガ ス市場を将来的に統合し、エネルギー供給の安全保障を確保する上で役立つと考えられて いる。しかし、現在TSOsが法的支援無しにプロジェクトの資金調達を行うことは非常に難 しく、未解決の案件となっている。 従い、欧州委員会はプロジェクトに630万ユーロの助成金を配分することを決定した。そ の助成金はEUの輸送、エネルギー及び通信分野の発展を支援するコネクティング・ヨーロ ッパ・ファシリティ(CEF)から提供される必要がある。欧州委員会はチェコとポーランドの TSOsが現在資金調達案を再提出するのを待っている。 欧州委員会は資金調達案の受領後、EU加盟国からの代表者委員会に承認を受けるため提 出された資金調達案のリストを作成する。承認された案は個々に補助金の協定について欧 州委員会と協議が行われる予定である。

【コネクティング・ヨーロッパ・ファシリティ(Connecting Europe Facility)】

欧州委員会が2011 年 10 月に発表した、EU のエネルギー、交通、通信の 3 分野でのインフラプロジェ クトへの投資を促進するための新たな措置

欧州、EU の旧ソビエト型原子炉の廃炉作業が予算超過のため遅延

EUに多く存在する旧ソ連時代の原子炉の廃炉計画は予定より数年間遅れており、未だ数 十億ユーロの資金を必要としていることが、欧州会計監査院が発行した報告書で明らかと

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なった。リトアニア、ブルガリア、スロバキアの3カ国にある8つの原子炉は元々、EUへの 加盟プロセルの条件の一つとして廃炉される予定であった。しかし、廃炉のための資金調 達の難航により、原子炉が建設されてから数十年たった現在でも廃炉作業が進んでいない のが現状である。

欧州会計監査院が発行した報告書の著者であるPhil Wynn Owen氏は「主要な廃炉プロジ ェクトは資金調達で難航しているため遅れが生じており、高レベル放射線廃棄物の最終処 分に向けた進捗が不十分となっていることを懸念している。」と述べた。 旧ソ連時代に設計された第一世代原子炉の廃炉にかかる推定費用は少なくとも57億ユー ロである。加えて、監査院による調査では廃炉費用は114億ユーロまで上昇する可能性もあ ることが示されている。最も懸念されている原子炉はリトアニアのIgnalina原発であり、同 型のチェルノブイリ原発は1986年に爆発事故を起こしているため、その危険性が指摘され ている。その黒鉛減速原子炉は元々2004年に閉鎖された後、2029年までに廃炉される予定 であったが、その予定は現在2038年までに延長されている。このようなチェルノブイリ型 の黒鉛減速原子炉の廃炉処理が行われるのは世界初となる。従い、監査院は廃炉処理のノ ウハウが欠如していることを懸念している。 世界:GlobalData社が2020年までに世界の蓄電池の設備容量は14GWを超えると予測 GlobalData社は世界の蓄電池の設備容量は、再生可能資源による発電プラントの増加に 伴い、2015年の1.5GWから2020年には14GWまで増加すると予測している。 同社の最新の報告書では、電力部門での蓄電池による電力貯蔵の導入は“energy time shift(電力価格が安い時間帯に電力を貯蔵し、電力価格が高くなった時に放電すること)”や 負荷追従性、周波数調整(電力需給の均衡)、再生可能電力の不連続性、送電網の混雑といっ た課題を解決することができる。 GlobalData社のアナリストであるSwati Gupta氏は「気候変動への懸念やRPS制度を含 む政府の取組み、消費者努力等により太陽光発電及び風力発電の電力ミックスに占める導 入割合は増加してきている。しかし、太陽光発電及び風力発電から得られる電力は気象条 件に左右され変動的であるため電力グリッドへの統合を困難にしている。このような再生 可能エネルギーによる電力変動を補償するためにグリッドに電力貯蔵システムを設置し電 力供給の信頼性を確保する必要がある。」と述べている。 技術革新や製造プロセスの改善、競争力の向上等が電力貯蔵システムの低コスト化に貢 献しており、2015年から2020年にかけて、価格は半減すると予測されている。電力貯蔵シ ステムの部品コストもまた、技術進歩を背景に大きく減少している。 地域の電力貯蔵システム市場の観点では米国は最大の市場であり、その市場規模は2015 年で7 億 5,000 万ドル以上となっている。米国は今後 5 年間は電力貯蔵分野を主導すると 予測されており、2020 年の市場規模は約 14 億ドル規模となると考えられている。

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電力企業に一定割合の再生可能エネルギーの導入を義務付ける制度

トルコ:気候変動の課題解決に向け西バルカン諸国と協力

トルコと西バルカン諸国は気候変動の影響を緩和するため、マケドニアの首都スコピエ で地域ワークショップが開催された。その参加者によると、協力のためにEU基金から既に 9,000万ユーロの資金が利用可能となっている。ワークショップはECRAN(Environment and Climate Regional Accession Network)により開催された。

西バルカン諸国とトルコは気候変動の影響を受けやすく、その影響を緩和するための各 国の協力が必要不可欠であることに、スコピエのワークショップに参加した参加者らは合 意している。マケドニアの環境及び空間計画省のStevo Temelkovski大臣は、気候変動への 主な対策は水資源、生物多様性、農業、林業、観光、文化遺産及び健康といった広範な分 野で行われるべきだと述べた。 スコピエでのワークショップはECRANの3年間に渡る支援プログラムの最後のイベント であった。支援プログラムではスコピエでのキックオフ会議に始まり、クロアチアのZagreb、 トルコのAnkara、モンテネグロのPodgorica等での一連のワークショップや水管理、都市 開発、エネルギー計画に関する3つの技術訓練セミナー等が行われた。ECRANはEU候補国 と潜在的な候補国との間で環境及び気候行動分野での地域協力を強化し、EUの環境及び気 候政策が浸透するよう支援してきた。ワークショップの参加者らは主に環境・エネルギー 省、環境機関、統計機関及び技術団体からの代表者であった。 欧州:欧州委員会が化粧品のナノ材料の安全性に関する意見を要求 欧州委員会は消費者安全科学委員会(SCCS)に化粧品中の以下の 3 つの安全性に関し て意見を要求した。 ・コロイド銀 ・スチレン-アクリル酸共重合体 ・ナトリウムスチレン-アクリル酸共重合体 欧州委員会は2015年にこれらの物質の安全性に関するデータの提示を求めていた。 これには毒物学的な評価や安全濃度限度に関する提案も含まれていた。欧州化粧品規 則で要求しているため、欧州委員会は銀ナノコロイドを含有する63の製品の通知を受 領している。これには最大1%までの濃度の歯磨き粉やスキンクリームも含まれてい る。 スチレン-アクリル酸共重合体及びナトリウムスチレン-アクリル酸共重合体を含む 製品については、この2つの成分を含有する8つの製品の通知を受領している。これら には最大0.06%までのリーブオン(肌に残る)化粧品も含まれている。欧州委員会は製 品中のナノ粒子が細胞に吸収されることについて懸念を表明している。欧州委員会へ の回答の作成と取りまとめを行う期間として、SCCSには6ヶ月間の猶予が与えられて いる。

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オーストリア:エコ電力の割合と補助金が増加 エネルギー価格監督庁(E-Control)によると、2015年の全消費電力におけるエコ電力の 割合は15.9%に達したことがわかった。またエコ電力の補助金は7億5,500万ユーロだった。 2015年の補助金額は8億4,600万ユーロに達する。これは各世帯(年間消費量3,500キロワッ ト)で平均して年間120ユーロの補助金を支払うのに相当する。2012年は46ユーロ、2013 年は65ユーロ、さらに2014年は103ユーロで、年々負担額が増加している。買い取ったエ コ電力9,168GWの内、半分の4,591GWが風力、2,043GWがバイオマス、558GWがバイオ ガス、太陽光発電は436GWであった。 オーストリア:失業率でランク9位に後退 欧州統計局(Eurostat)によると、8月のEUの失業率は8.6%、欧州圏は10.1%であることが 分かった。オーストリアの失業率は6%から6.2%に上昇し、EUで6位から9位に後退した。 最も失業率が低かったのはチェコの3.9%で、ドイツ4.2%、マルタ、イギリス4.8%と続いた。 最も高かったのはギリシャ23.4%で、スペイン19.5%、クロアチア12.9%と続いた。

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