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平成 26 年 4 月 9 日 平成 25 年度のリコール届出件数及び対象台数について ( 速報値 ) 1. 自動車のリコール届出 (1) 平成 25 年度における自動車のリコール届出は 国産車と輸入車を合わせて 総届出件数 303 件 ( 対前年度 5 件減 ) 総対象台数 7,978,639 台

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平成26年4月9日

平成25年度のリコール届出件数及び対象台数について(速報値)

1.自動車のリコール届出 (1)平成 25 年度における自動車のリコール届出は、国産車と輸入車を合わせて、総届 出件数 303 件(対前年度 5 件減)、総対象台数 7,978,639 台(対前年度 2,365,660 台増)でした。 (2)総対象台数は過去最も多く、その理由としては、対象台数が 50 万台を超えるリコ ール届出が 5 件(注)あり、これが総対象台数の約 50%を占めるなど、一届出当たり の対象台数が多いものが総対象台数を押し上げたことが挙げられます。 (注)5 件のリコール届出 対象台数 車名 通称名 不具合部位 届出年月日(届出番号) 1 986,232 トヨタ プリウス HVシステム制御ソフト H26.2.12(3302) 2 891,525 ダイハツ等 タント等 クランク角センサ H25.9.11(3221) 3 764,744 ニッサン等 セレナ等 アクセルペダルセンサ H25.9.26(3227) 4 764,053 ダイハツ等 ムーヴ等 ①CVTセカンダリシャフト ②クランク角センサ H25.12.4(3267) 5 650,109 三菱 ミニカ等 エアインテークダクト H25.7.25(3199) ※対象台数は、速報値

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29-第2章 検査業務関係

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自動車のリコール届出総件数及び総対象台数の年度別推移

(昭和 44 年度から平成 25 年度までの 45 年間)

0 50 100 150 200 250 300 350 400 450 500 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 7,000 8,000 9,000 44 46 48 50 52 54 56 58 60 62 元 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 届 出 件 数( 件) 対 象 台 数( 千 台) 年度 対象台数 件 数 ※平成25年度は、速報値

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30-自動車のリコール総届出件数及び総対象台数の推移

事項 年度 国 産 車 輸 入 車 計 件 数 対象台数 件 数 対象台数 件 数 対象台数 昭和 44 76 2,561,623 89 8,610 165 2,570,233 45 24 1,495,096 10 2,078 34 1,497,174 46 10 794,893 8 1,955 18 796,848 47 16 190,695 15 4,769 31 195,464 48 6 662,877 12 6,412 18 669,289 49 6 108,887 7 2,889 13 111,776 50 8 56,342 13 3,670 21 60,012 51 9 151,518 11 3,399 20 154,917 52 15 1,675,857 7 7,958 22 1,683,815 53 21 710,252 11 8,942 32 719,194 54 8 189,477 9 5,551 17 195,028 55 17 502,331 7 13,117 24 515,448 56 12 460,925 6 11,425 18 472,350 57 15 467,577 6 5,277 21 472,854 58 20 470,907 8 1,877 28 472,784 59 11 585,767 8 28,481 19 614,248 60 6 138,397 21 26,377 27 164,774 61 10 176,305 20 9,841 30 186,146 62 23 1,323,055 25 78,238 48 1,401,293 63 15 632,721 28 123,658 43 756,379 平成元 18 1,044,198 27 35,827 45 1,080,025 2 17 1,266,116 40 70,040 57 1,336,156 3 32 1,341,101 54 203,487 86 1,544,588 4 16 1,026,896 42 251,344 58 1,278,240 5 21 369,806 34 122,009 55 491,815 6 14 1,722,353 36 119,721 50 1,842,074 7 10 52,880 35 101,337 45 154,217 8 14 1,913,722 44 192,645 58 2,106,367 9 42 2,355,792 41 229,227 83 2,585,019 10 44 680,216 49 448,935 93 1,129,151 11 58 1,616,215 74 255,875 132 1,872,090 12 112 2,151,728 64 259,112 176 2,410,840 13 93 2,926,499 76 364,378 169 3,290,877 14 104 2,784,850 66 227,024 170 3,011,874 15 123 4,235,340 81 181,131 204 4,416,471 16 331 7,072,497 107 493,427 438 7,565,924 17 227 5,406,616 82 256,376 309 5,662,992 18 203 6,294,932 97 673,313 300 6,968,245 19 229 3,792,420 81 475,449 310 4,267,869 20 204 5,073,467 91 277,132 295 5,350,599 21 212 2,989,986 92 288,310 304 3,278,296 22 237 7,166,785 83 181,507 320 7,348,292 23 180 2,423,068 83 171,169 263 2,594,237 24 217 5,411,283 91 201,696 308 5,612,979 25 201 7,714,208 102 264,431 303 7,978,639 合計 3,287 92,188,476 1,993 6,699,426 5,280 98,887,902 ※平成25年度は、速報値

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31-2.特定後付装置のリコール届出 (1)平成 25 年度における特定後付装置(タイヤ)のリコール届出は、届出件数1件、 対象装置数 1,204,707 本でした。 特定後付装置(タイヤ)のリコール届出総件数及び総対象装置数の推移 事項 年度 国産装置 輸入装置 計 件数 対象装置数 件数 対象装置数 件数 対象装置数 16 0 0 1 88 1 88 17 0 0 1 435 1 435 18 0 0 0 0 0 0 19 1 22,464 0 0 1 22,464 20 0 0 0 0 0 0 21 0 0 0 0 0 0 22 0 0 1 1,017 1 1,017 23 0 0 0 0 0 0 24 1 14,396 0 0 1 14,396 25 1 1,204,707 0 0 1 1,204,707 (特定後付装置のリコール制度は、平成16年 1 月より施行) ※ 平成25年度は、速報値 (2)平成 25 年度における特定後付装置(チャイルドシート)のリコール届出は、届出 件数1件、対象装置数 13,459 台でした。 特定後付装置(チャイルドシート)のリコール総届出件数及び総対象装置数の推移 事項 年度 国産装置 輸入装置 計 件数 対象装置数 件数 対象装置数 件数 対象装置数 16 1 6,196 1 12 2 6,208 17 0 0 0 0 0 0 18 0 0 0 0 0 0 19 2 100,964 0 0 2 100,964 20 0 0 0 0 0 0 21 0 0 0 0 0 0 22 0 0 0 0 0 0 23 1 45,624 0 0 1 45,624 24 0 0 0 0 0 0 25 0 0 1 13,459 1 13,459 (特定後付装置のリコール制度は、平成16年 1 月より施行) ※ 平成25年度は、速報値

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32-〈参考〉 主要自動車メーカーのリコール総届出件数及び総対象台数 【国産車】 年度 21 22 23 24 25 製作者名 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 三菱ふそうトラック・バス 19 184,575 19 43,472 13 17,743 17 284,441 19 91,471 日産自動車 14 625,738 11 947,306 8 462,338 14 859,938 18 1,740,863 三菱自動車工業 3 83,412 10 254,066 11 497,674 9 1,350,569 17 889,937 日野自動車 9 56,612 14 6,919 13 33,754 13 11,826 16 18,471 いすゞ自動車 21 91,270 23 295,443 19 377,317 17 267,656 12 91,787 本田技研工業 3 5,817 9 1,048,443 7 294,354 5 119,659 11 1,097,257 トヨタ自動車 5 563,132 14 2,121,187 7 125,964 10 2,144,091 10 1,650,844 UDトラックス (旧 日産ディーゼル工業) 11 23,689 9 9,984 7 40,433 6 10,247 8 39,639 スズキ 11 725,947 13 407,368 6 82,553 3 59,130 5 321,256 ダイハツ工業 7 462,389 11 1,769,774 2 115,380 5 184,417 3 1,724,491 ヤマハ発動機 1 7,386 3 34,806 6 286,025 3 20,634 3 17,134 川崎重工業 4 2,198 0 0 3 6,891 3 21,442 3 1,433 マツダ 3 93,476 3 64,602 4 35,086 1 8,902 2 10,203 富士重工業 2 7,814 4 129,282 1 437 4 39,267 1 22 【輸入車】 年度 21 22 23 24 25 車名(ブランド名) 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 件数 対象台数 BMW 7 24,762 14 18,081 4 19,663 12 149,923 19 46,420 メルセデス・ベンツ 5 22,298 3 14,038 4 4,619 7 8,286 7 1,512 アウディ 4 4,480 1 817 1 37 2 437 5 19,058 フォルクスワーゲン 6 80,821 0 0 1 50,736 0 0 3 114,654 ボルボ 6 29,427 7 4,360 7 4,954 7 4,857 2 1,602 注:本集計は、平成 25 年輸入車新規登録台数の上位 5 つの車名(ブランド名)を対象として行った。また、リコール届出を種別・用途を問わず 車名毎に区分して集計した。このため、届出者が異なるリコール届出が同じ車名に合算されていることがある。 ※平成25年度は、速報値

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33-平成25年度月別リコール届出総件数及び対象総台数(速報値) 月 届出件数 対象台数 国産車 輸入車 合計 国産車 輸入車 合計 4 18(+ 4) 7(- 8) 25(- 4) 1,023,922( +941,706) 7,500( -47,380) 1,031,422( +894,326) 5 8(- 7) 13(+ 4) 21(- 3) 270,667( - 62,692) 118,690(+102,403) 389,357( + 39,711) 6 23(+ 8) 9(+ 2) 32(+10) 705,638( +437,617) 4,332( + 3,282) 709,970( +440,899) 7 16(-29) 10(+ 3) 26(-26) 1,088,311( +682,336) 14,657( +14,524) 1,102,968( +696,860) 8 13(- 1) 4( 0) 17(- 1) 5,337( - 32,629) 910( - 468) 6,247( - 33,097) 9 22(+13) 10(+ 4) 32(+17) 1,920,523( +1,898,584) 2,535( + 1,377) 1,923,058( +1,899,961) 10 20(- 1) 9(+ 4) 29(+ 3) 300,223( - 264,791) 6,602( - 999) 306,825( - 265,790) 11 14(- 1) 12(+ 6) 26(+ 5) 230,307( - 1,499,605) 36,461( +31,016) 266,768( - 1,468,589) 12 18(+ 7) 12(+ 6) 30(+13) 807,095( - 944,909) 8,551( + 4,494) 815,646( - 940,415) 1 11( 0) 7(- 4) 18(- 4) 37,025( +3,521) 37,505( +30,511) 74,530( +34,032) 2 19( - 7) 5(- 1) 24(- 8) 1,179,328( +1,169,681) 17,863( +16,990) 1,197,191( +1,186,671) 3 19( - 2) 4(- 5) 23(- 7) 145,832( - 25,894) 8,825( - 93,015) 154,657( - 118,909) 小 計 201(-16) 102(+11) 303(- 5) 7,714,208( +2,302,925) 264,431( +62,735) 7,978,639( +2,365,660) ※ ( )内は、対前年比

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34-平 成 26 年 6 月 10 日 自 動 車 局 国連の「窓ガラスに係る協定規則」、「かじ取装置に係る協定規則」等を 国内基準に導入し、関係省令・告示等を改正します。 自動車の安全性の向上及び国際的な基準調和の観点から、今般、国連の「窓ガラス に係る協定規則(第43号)」、「二輪自動車の操縦装置の配置及び識別表示等に係る協 定規則(第60号)」、「応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則 (第64号)」及び「かじ取装置に係る協定規則(第79号)」を国内基準に導入すること としました。 このため、「道路運送車両の保安基準(昭和26年運輸省令第67号)」、「装置型式指定 規則(平成10年運輸省令第66号)」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める告 示(平成14年国土交通省告示第619号)」等を改正し、公布・施行しますのでお知らせ します。 (改正の詳細は別紙参照) 問い合わせ先 自動車局 技術政策課: 猶野、笠井 電話 03-5253-8111(内線 42255) 03-5253-8591(直通) FAX 03-5253-1639 自動車局 審査・リコール課: 野原 電話 03-5253-8111(内線 42313) 03-5253-8596(直通) FAX 03-5253-1640

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35-別紙 自動車基準の国際調和、認証の相互承認等に関する「道路運送車両の保安基準」、「装置型 式指定規則」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」等の一部改正について 1.背景 自動車の安全基準の拡充・強化を進めるとともに、自動車の安全確保に関する国際的 な整合性を図るため、平成 10 年に国連の「車両等の型式認定相互承認協定」(以下「相 互承認協定」という。)に加入し、その後、相互承認協定に基づく規則(以下「協定規則」 という。)について段階的に採用を進めているところであり、今般、新たに「窓ガラスに 係る協定規則(第 43 号)」、「二輪自動車の操縦装置の配置及び識別表示等に係る協定規 則(第 60 号)」、「応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則(第 64 号)」及び「かじ取装置に係る協定規則(第 79 号)」を採用することといたしました。 これを受けて、「道路運送車両の保安基準(昭和 26 年運輸省令第 67 号)」、「装置型式 指定規則(平成 10 年運輸省令第 66 号)」及び「道路運送車両の保安基準の細目を定める 告示(平成 14 年国土交通省告示第 619 号)」等の一部を改正することとします。 これらの改正により、車両安全対策が強化されるとともに、自動車・同装置の国際流 通の円滑化、生産・開発コストの低減等がより一層図られることに伴う効率的な車両安 全対策の推進が期待されます。 2.改正概要 (1)保安基準等の改正 ① 窓ガラス(保安基準第 29 条、細目告示第 39 条、第 117 条、第 195 条関係) 「窓ガラスに係る協定規則(第 43 号)」の採用に伴い、以下のとおり改正します。 【改正概要】 ○ 自動車の窓ガラスについて、安全ガラス※1の装備を義務づける自動車の適用 範囲及び安全ガラスとするべき窓ガラスを次のとおり改正します。 現 行 改 正 後 全ての窓ガラス(最高速度 35km/h 未 満の大型特殊自動車、農耕作業用小型 特殊自動車及び最高速度 20km/h 未満 の自動車にあっては、前面ガラスの み)は、安全ガラスでなければならな い。 全ての窓ガラス(最高速度 25km/h 以 下の自動車を除く。)は、安全ガラス でなければならない。 ○ 自動車の前面ガラスについて、合わせガラス※2の装備を義務づける自動車の 適用範囲を次のとおり改正します。 現 行 改 正 後 合わせガラスを装備すること。(大型 特殊自動車、農耕作業用小型特殊自動 車、最高速度二十キロメートル毎時未 満 の 自 動 車 及 び 被 牽 引 自 動 車 を 除 合わせガラスを装備すること。(最高 速度四十キロメートル毎時未満の自 動車を除く。)

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36-く。) ※1 安全ガラスとは、衝突等により損傷した場合において、当該ガラスの破片により乗車人員が負傷す るおそれの少ないガラスをいう。 ※2 合わせガラスとは、安全ガラスのうち、損傷した場合において運転者の視野を確保できるものであ り、かつ、容易に貫通されないガラスをいう。 【適用時期】 新型車:::平成 29 年 7 月 1 日 継続生産車:平成 31 年 7 月 1 日 ② 操縦装置(細目告示第 12 条、第 90 条、第 168 条関係) 「二輪自動車の操縦装置の配置及び識別表示等に係る協定規則(第 60 号)」の採用 に伴い、以下のとおり改正します。 【適用範囲】 ○ 二輪自動車(側車付二輪自動車を除く。) 【改正概要】 ○ 現在、二輪自動車に備える操縦装置の識別表示については、JIS D0032 又は ISO 2575 に掲げられた識別記号を表示の例としているところですが、今後、 協定規則第 60 号に合わせた識別表示を行うよう義務付けることとします。 また、同協定に定める操縦装置の配置及び識別等の要件を導入します。 (参考)識別表示等の例 方向指示器 警音器 【適用時期】 平成 29 年 7 月 1 日以降に製作される自動車 ③ 応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置(細目告示第 11 条、第 89 条、第 167 安全ガラス 合わせガラス

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37-条関係) 「応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則(第 64 号)」の採用 に伴い、以下のとおり改正します。 【適用範囲】 ○ 専ら乗用の用に供する自動車(二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、 カタピラ及びそりを有する軽自動車並びに被牽引自動車を除く。)であって乗 車定員 10 人未満のもの及び貨物の運送の用に供する自動車(三輪自動車、カ タピラ及びそりを有する軽自動車並びに被牽引自動車を除く。)であって車両 総重量 3.5t 以下のもの 【改正概要】 ○ 上記適用範囲の自動車に応急用予備走行装置(応急用スペアタイヤ、ランフ ラットタイヤ等)又はタイヤ空気圧監視装置(タイヤの空気圧を監視し、必 要な場合に警報する装置)を備える場合に適合しなければならない要件を定 めます。 ○ 応急用予備走行装置については、制動性能、タイヤの負荷能力、設計速度、 表面の色等の要件を規定します。 ○ タイヤ空気圧監視装置については、タイヤの低空気圧の検出、装置の異常の 検出、警報の表示等の要件を規定します。 ※ ランフラットタイヤとは、低空気圧状態でも基本的な走行性能が得られるようタイヤの側面を補強す るなどの対策が施されたタイヤをいう。 応急用予備タイヤ ランフラットタイヤ タイヤ空気圧監視装置 【適用時期】 平成 30 年 2 月 1 日以降に製作される自動車 ④ かじ取装置(細目告示第 13 条、第 91 条、第 169 条関係) 「かじ取装置に係る協定規則(第 79 号)」の採用に伴い、以下のとおり改正します。 【適用範囲】 ○ 自動車(二輪自動車、側車付二輪自動車、三輪自動車、カタピラ及びそりを 有する軽自動車、大型特殊自動車並びに小型特殊自動車を除く。) 【改正概要】 ○ 上記適用範囲の自動車のかじ取装置は、以下の要件に適合するものでなけれ ばならないこととします。 ¾ 定められた速度で、かじ取装置に異常な振動がなく、半径 50m のカーブを 通過できること。 ¾ 定められた走行試験により、かじ取装置の操作に要する力を測定した際に 一定の操作力以下であること。この際、正常な状態及び欠陥を生じた状態 のそれぞれにおいて、求められる要件を満たす必要があります。 ¾ 高度な運転支援を行うかじ取装置の制御装置については、その機能に応じ て、連続的な制御により駐車支援等を行う自動命令型と、断続的な制御に

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38-より車線維持支援等を行う補正型に分類するとともに、かじ取装置の基本 性能にいかなる悪影響も及ぼさないこと、常に運転者の意図的な操作が優 先されること、自動命令型の制御装置にあっては 10km/h の速度制限等の要 件を規定します。 ¾ その他、かじ取装置に係る定性的な要件、警告信号等についての技術的な 要件。 【適用時期】 (上段:新型車、下段:継続生産車) 自動車の種別 車両総重量 適用時期 専ら乗用の用に供する自動車 (被牽引自動車を除く。)であ って乗車定員 10 人未満のもの ‐ 平成 28 年 7 月 1 日 平成 30 年 7 月 1 日 専ら乗用の用に供する自動車 (被牽引自動車を除く。)であ って乗車定員 10 人以上のもの 5t 以下 平成 28 年 7 月 1 日 平成 30 年 7 月 1 日 5t 超 平成 29 年 7 月 1 日 平成 31 年 7 月 1 日 貨物の運送の用に供する自動 車(被牽引自動車を除く。) 12t 以下 平成 28 年 7 月 1 日 平成 30 年 7 月 1 日 12t 超 平成 29 年 7 月 1 日 平成 31 年 7 月 1 日 被牽引自動車 ‐ 平成 29 年 7 月 1 日 平成 31 年 7 月 1 日 ⑤ その他 ○ 年少者用補助乗車装置(細目告示第32条、第110条、第188条関係)に関し、協定 規則第129号の改正に伴い、幼児の誤操作によりチャイルドシートへの拘束が解 除されることを防止するため、幼児を拘束するベルトの解除力を定めます。 ○ 安定性(細目告示第8条、第86条、第164条関係)に関する基準のうち転覆角度 の要件について、空車状態の転覆角度が35°以上と規定していましたが、積車状 態の重心の高さが空車状態の重心の高さ以下の自動車にあっては、空車状態の転 覆角度が30°以上であればよいこととします。 ○ その他の協定規則について、誤記訂正、項目の整理等に伴う改訂がなされたこと 等を踏まえ、必要な改正を行います。 (2)装置型式指定規則の改正 応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則、二輪自動車の操縦 装置の配置及び識別表示等に係る協定規則、かじ取装置に係る協定規則及び窓ガラス に係る協定規則の採用に伴い、相互承認(外国政府の認定を受けている場合、型式指 定を受けたものとみなすこと)の対象となる特定装置を追加等するため、第2条(特 定装置の種類)、第5条(指定を受けたものとみなす特定装置)等の改正を行うことと します。また、誤記訂正、項目の整理等に伴う所要の改正を行います。 【改正概要】 ○ 第2条(特定装置の種類)関係

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39-「応急用予備走行装置」、「タイヤ空気圧監視装置」、「二輪自動車の操作装置」、「か じ取装置」、「窓ガラス」を追加します。 ○ 第5条(指定を受けたものとみなす特定装置)関係 ・「応急用予備走行装置」及び「タイヤ空気圧監視装置」は応急用予備走行装置及 びタイヤ空気圧監視装置に係る協定規則に基づき認定されたものについて、「二 輪自動車の操作装置」は二輪自動車の操縦装置の配置及び識別表示等に係る協定 規則に基づき認定されたものについて、「かじ取装置」はかじ取装置に係る協定 規則に基づき認定されたものについて、また、「窓ガラス」は窓ガラスに係る協 定規則に基づき認定されたものについてそれぞれ型式指定を受けたものとみな すこととします。 ・「前照灯」等一部の装置について、協定規則と整合を取るため、経過措置につい て所要の変更を行います。 ○ 第6条(特別な表示)関係 ・第3号様式に定める表示方式について、「応急用予備走行装置」、「タイヤ空気圧 監視装置」、「二輪自動車の操作装置」、「かじ取装置」、「窓ガラス」は a≧8と します。 3.公布・施行日 公布:平成 26 年 6 月 10 日 施行:公布の日 ※ECE規則文書(原文)につきましては次のとおりです。 http://www.unece.org/trans/main/wp29/wp29wgs/wp29gen/wp29ap_nov13.html

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40-国連の車両等の型式認定相互承認協定(1958年協定)の概要

1.協定の目的 1958 年に締結された国連の多国間協定であり、正式名称は、「車両並びに車両への取付け又は車両 における使用が可能な装置及び部品に係る統一的な技術上の要件の採択並びにこれらの要件に基づい て行われる認定の相互承認のための条件に関する協定」(以下、「車両等の型式認定相互承認協定」と いう。)である。 車両等の型式認定相互承認協定は、自動車の装置ごとの安全・環境に関する基準の国際調和及び認 証の相互承認を推進することにより、安全で環境性能の高い自動車を普及するとともに、自動車の国 際流通の円滑化を図ることを目的としている。 2.加入状況 平成 26 年(2014 年)1月現在、50 か国、1地域が加入。 日本は、平成 10 年(1998 年)11 月 24 日に加入。 ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、ベルギー、ハンガリー、チェコ、スペ イン、セルビア、イギリス、オーストリア、ルクセンブルク、スイス、ノルウェー、フィンラン ド、デンマーク、ルーマニア、ポーランド、ポルトガル、ロシア、ギリシャ、アイルランド、ク ロアチア、スロべニア、スロバキア、ベラルーシ、エストニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ラ トビア、ブルガリア、リトアニア、トルコ、アゼルバイジャン、マケドニア、欧州連合(EU)、 日本、オーストラリア、ウクライナ、南アフリカ、ニュージーランド、キプロス、マルタ、韓 国、マレーシア、タイ、モンテネグロ、チュニジア、カザフスタン、アルバニア、エジプト (下線はEU加盟国、 はアジア諸国) 3.基準の制定・改訂 (1) 協定に基づく規則(以下、「協定規則」という。)は、国連の自動車基準調和世界フォーラム(W P29)での検討を経て、制定・改訂が行われる。同フォーラムには、上記締約国の他、アメリカ、 カナダ等が参加している。 (2) 平成 26 年(2014 年)6月現在、装置ごとに 132 の協定規則(基準)が制定されている。 4.協定に基づく認証の相互承認の流れ (1) 協定締約国は、国内で採用する協定規則を選択する。 (2) 協定締約国は、採用した協定規則について、当該協定規則による認定を行った場合には、国番号 付きの認定マーク( E43 :日本の場合)と認定番号を与える。 (3) 認定を取得した装置については、当該協定規則を採用した他の協定締約国での認定手続きが不要 になる。 5.日本における規則の採用状況及び今後の方針 日本は平成 26 年(2014 年)6月現在、乗用車の制動装置、警音器等の 54 の規則を採用している。 今後も、新技術を踏まえた基準の策定等により積極的に基準調和を進めていくこととしている。

参考1

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41-平成26年6月現在

No.  項 目 名  No.  項 目 名  No.  項 目 名

1 前照灯   51 騒音 102 連結装置 2 前照灯白熱球 52 小型バスの構造 103 交換用触媒 3 反射器 53 灯火器の取付け(二輪車) 104 大型車用反射材 4 後部番号灯 54 タイヤ(商用車) 105 危険物輸送車両構造 5 シールドビーム前照灯 55 車両用連結装置 106 タイヤ(農耕用トラクタ) 6 方向指示器 56 前照灯(モペッド) 107 二階建てバスの構造 7 車幅灯、尾灯、制動灯、前部・後部上側端灯 57 前照灯(二輪車) 108 再生タイヤ 8 ハロゲン前照灯 58 突入防止装置 109 再生タイヤ(商用車) 9 騒音(三輪車) 59 交換用消音器 110 CNG自動車 10 電波妨害抑制装置 60 コントロール類の表示(二輪車、モペッド) 111 タンク自動車のロールオーバー 11 ドアラッチ及びヒンジ 61 外部突起(商用車) 112 非対称配光型ヘッドランプの配光 12 ステアリング機構 62 施錠装置(二輪車) 113 対称配光型ヘッドランプの配光 13 制動装置 63 騒音(モペッド) 114 後付エアバック 13H 制動装置(乗用車) 64 応急用予備走行装置及びタイヤ空気圧監視装置 115 CNG、LPGレトロフィットシステム 14 シートベルト・アンカレッジ 65 特殊警告灯 116 盗難防止装置 15 排出ガス規制 66 スーパーストラクチャー強度(バス) 117 タイヤ単体騒音 16 シートベルト 67 LPG車用装置 118 バス内装難燃化 17 シート及びシートアンカー 68 最高速度測定法 119 コーナリングランプ 18 施錠装置(四輪車) 69 低速車の後部表示板 120 ノンロード馬力測定法 19 前部霧灯 70 大型車後部反射器 121 コントロール・テルテール 20 ハロゲン前照灯(H4前照灯) 71 農耕用トラクタの視界 122 ヒーティングシステム規則 21 内部突起 72 ハロゲン前照灯(二輪車) 123 配光可変型前照灯

国連の車両等の型式認定相互承認協定における相互承認の対象項目

参考2 21 内部突起 72 ハロケ ン前照灯(二輪車) 123 配光可変型前照灯 22 ヘルメット及びバイザー 73 大型車側面保護 124 乗用車ホイール 23 後退灯 74 灯火器の取付(モペッド) 125 直接視界 24 ディーゼル自動車排出ガス規制 75 タイヤ(二輪車、モペッド) 126 客室と荷室の仕切り 25 ヘッドレスト 76 前照灯(モペッド) 127 歩行者保護 26 外部突起(乗用車) 77 駐車灯 128 LED光源 27 停止表示器材 78 制動装置(二・三輪車、モペッド) 129 新幼児拘束装置 28 警音器 79 かじ取装置 130 車線逸脱警報装置 29 商用車運転席乗員の保護 80 シート(大型車) 131 衝突被害軽減制動制御装置 30 タイヤ(乗用車) 81 後写鏡(二輪車) 31 ハロゲンシールドビーム前照灯 82 ハロゲン前照灯(モペッド) 32 後部衝突における車両挙動 83 燃料要件別排出ガス規制 33 前方衝突における車両挙動 84 燃費測定法 34 車両火災の防止 85 馬力測定法 35 フットコントロール類の配列 86 灯火器の取付け(農耕用トラクタ) 36 バスの構造 87 デイタイムランニングランプ 37 白熱電球 88 反射タイヤ(モペッド、自転車) 38 後部霧灯 89 速度制限装置 39 スピードメーター 90 交換用ブレーキライニング 40 排出ガス規制(二輪車) 91 側方灯 41 騒音(二輪車) 92 交換用消音器(二輪車) 42 バンパー 93 フロントアンダーランプロテクタ 43 窓ガラス 94 前突時乗員保護  44 幼児拘束装置 95 側突時乗員保護 45 ヘッドランプ・クリーナー 96 ディーゼルエンジン(農耕用トラクタ) 46 後写鏡 97 警報装置及びイモビライザ 47 排出ガス規制(モペッド) 98 前照灯(ガスディスチャージ式) 48 灯火器の取付け 99 ガスディスチャージ光源 49 ディーゼルエンジン排出ガス規制 100 電気自動車 50 灯火器(二輪車、モペッド)   101 乗用車のCO2排出量と燃費 基準採用済 (132規則中、54規則採用済)

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42-平成26年6月27日 自 動 車 局 環 境 政 策 課

「超小型モビリティの導入促進」事業の対象案件の決定について

国土交通省では、超小型モビリティの普及や関連制度の検討に向け、成功事例の創 出、国民理解の醸成を促す観点から、地方公共団体等の主導によるまちづくり等と一 体となった先導導入や試行導入の優れた取組みを重点的に支援する「超小型モビリテ ィの導入促進」事業を実施することとしております。 本年4月7日から5月9日まで、本事業の支援対象となる案件の公募を行っており ましたが、この度、応募のあった事業計画について、外部有識者による評価結果も踏 まえて選定し、本事業の支援対象とする案件を決定いたしましたので、お知らせしま す。 なお、今年度内に追加で事業計画の公募(本年度第2回)を行う予定です。 ◆支援対象案件(内訳) 事業数 10件(51台) ※詳細は別紙参照。 ◆支援内容 車両導入、事業計画立案及び効果評価費等の1/2(民間事業者等にあっては1/3) ◆外部有識者による評価 「超小型モビリティの導入促進事業検討会」 (横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院長 中村文彦教授 他) 〔お問い合わせ先〕 国土交通省自動車局環境政策課 (堀江、玉屋) TEL:03-5253-8111(内線42525) 03-5253-8604(直通) FAX:03-5253-1636

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43-超小型モビリティ導入促進事業の支援対象案件一覧 申請者 《導入地域》 (事業の関係者) 導入する超小型モビリティ 厚木市 《神奈川県厚木市》 (玉川グリーンホーム(社会福祉法人)、日産自動車(株)、厚木先 行技術開発センター) ルノー「Y09」 1台

広島市 《広島市》 日産「New Mobility Concept」 6台

智頭町超小型モビリティ導入推進協議会 《鳥取県八頭郡智頭町》

(智頭石油株式会社、鳥取県、智頭町、智頭町観光協会) 日産「New Mobility Concept」 2台

鹿野町超小型モビリティ導入推進協議会 《鳥取県鳥取市鹿野町》 (智頭石油株式会社、株式会社ふるさと鹿野、鳥取県、鳥取県鳥取 市)

日産「New Mobility Concept」 2台

よなご超小型モビリティ導入推進協議会 《鳥取県米子市》

(株式会社岡田商店、智頭石油株式会社、鳥取県米子市、鳥取県) 日産「New Mobility Concept」 2台

海士町観光協会 《島根県隠岐郡海士町》

(海士町観光協会、島根県海士町、隠岐國商工会) 日産「New Mobility Concept」 2台

飛鳥情報交通協議会 《奈良県明日香村、橿原市、高取町》 ((一社)明日香村地域振興公社、奈良県明日香村、奈良県橿原 市、奈良県高取町)

日産「New Mobility Concept」 20台

高松市街地モビリティ推進協議会 《香川県高松市》

(一般財団法人三宅医学研究所 日産プリンス香川販売株式会社 (一般財団法人三宅医学研究所、日産プリンス香川販売株式会社、 香川県高松市)

日産「New Mobility Concept」

日産「New Mobility Concept」 3台3台

五島市EV・ITS実配備促進協議会 《長崎県五島市》

(長崎県五島市他42団体) 日産「New Mobility Concept」 3台

姫島エコツーリズム推進協議会 《大分県東国東郡姫島村》

(T・プラン株式会社、大分合同新聞姫島プレスセンター、姫島観光LLP「島 の風」、姫島女将の会「きちょくれ」、姫島村商工会、姫島村、パシフィックコ ンサルタンツ株式会社)

日産「New Mobility Concept」 10台

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44-超小型モビリティの導入促進

超小型モビリティは、交通の省エネルギー化とともに、高齢者を含むあらゆる世代に新たな地域の手軽な足を提供し

生活・移動の質の向上をもたらす、少子高齢化時代の「新たなカテゴリー」の乗り物。

その普及の前提となる関連制度の検討に向け、成功事例の創出、国民理解の醸成を促す観点から、地方公共団体

等の主導によるまちづくり等と一体となった先導導入や試行導入の優れた取組みを重点的に支援。

幅広い普及に向け社会受容性を高めたのち、車両区分等関連制度の整備を行い、超小型モビリティ

の市場を創出。

① 子育て世代や高齢者の移動支援

に寄与するような生活交通における

新たな交通手段

の提供

→超小型モビリティを活用した低炭素・集約型まちづくりを推進

観光地や地域活動の活性化を通じた

観光・地域振興

③ 省エネ・低炭素化

への寄与

④ 新規市場・需要

の創出 「超小型モビリティ」とは? 自動車よりコンパクトで、地域の手軽な移動の足となる 1人~2人乗り程度の車両(エネルギー消費量は、通常 の自動車に比べ1/6 (電気自動車の1/2)程度)

人口減少・少子高齢化時代に向けた創造的イノベーションの提案~超小型モビリティの導入の意義~

※都市局「先導的都市環境形成促進事業」 住宅局「環境・ストック活用推進事業」等との連携を予定 超小型モビリティのイメージ

幅広い市民の方々に実際に車両を見て、乗っていただく中で

「新たな移動スタイルへの気づき」、「暮らしや観光でエコを実践する喜び」

を実感していただけるような、超小型モビリティの特性を最大限活かした

「成功事例の創出」

を進め、

「国民理解の醸成」

を図る。

実感できる効果

地方公共団体等の主導によるまちづくり等と一体となった

先導・試行導入を重点的に支援

<車両導入、事業計画立案及び効果評価費等の1/2(民間事業者等にあっては1/3)を補助> 取 組 み の 加 速 ※事業計画を公募、外部有識者により評価。優れた計画を選定して、重点的に支援。 国内外の超小型モビリティ の活用方法や地域課題 への対応手法等を 調査・整理し、関心のある 地域に広く発信。

平成26年度予算額:201百万円

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45-平成26年6月27日 自 動 車 局 環 境 政 策 課

「地域交通グリーン化事業」の対象案件の決定について

国土交通省では、環境性能に特に優れた電気自動車の普及を効果的に加速し、低炭 素まちづくりや地域・交通事業のグリーン化を推進する観点から、電気バス・電気タ クシー・電気トラック等を活用し、他の地域や事業者による電気自動車の導入を誘発 し急速に普及が伝播するような先駆的事業を行う自動車運送事業者等を重点的に支援 する「地域交通グリーン化事業」を実施しております。 本年4月7日から5月9日まで本事業の支援対象となる案件の公募を行っておりま したが、この度、応募のあった事業計画について、外部有識者による評価結果も踏ま えて選定し、本事業の支援対象とする案件を決定いたしましたのでお知らせします。 なお、今年度内に追加で事業計画の公募を行う予定です。 ◆支援対象案件(内訳) ・電気バスを活用した事業 2件 (導入する車両等:電気バス6台、充電設備6基) ・電気タクシーを活用した事業 6件 (導入する車両等:電気タクシー11台、PHVタクシー16台、充電設備7基) ・電気トラックを活用した事業 1件 (導入する車両等:電気トラック1台) ※詳細は別紙参照。 ◆支援内容 ・電気バス、これに付随する充電設備・・・導入費用の1/2 ・電気タクシー・トラック、これに付随する充電設備・・・導入費用の1/3 ・燃料電池タクシー・・・導入費用の1/2 ※事業用自動車に限る。 ※電気自動車には、PHV(プラグインハイブリッド)車及び電気自動車への改造を含む。 ◆外部有識者による評価 「地域交通グリーン化事業検討会」 (横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院長 中村文彦教授 他) 〔お問い合わせ先〕 国土交通省自動車局環境政策課 (古賀、杉山) TEL:03-5253-8111(内線42533) 03-5253-8604(直通) FAX:03-5253-1636

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46-申請者〔申請地域〕 導入する電気自動車等 川崎鶴見臨港バス㈱ 〔神奈川県川崎市〕 EVバス 1台 電気自動車用急速充電器 1基 京都急行バス㈱ 〔京都府京都市〕 EVバス 5台 電気自動車用普通充電器 5基 七戸町(㈱七戸タクシー)〔青森県上北郡七戸町〕 EVタクシー 5台 電気自動車用普通充電器 5基 ㈱さくら観光 〔秋田県大館市〕 PHVタクシー 3台 電気自動車用普通充電器 1基 (有)川崎タクシー、マルヨシタクシー(有)、文化タクシー㈱、 (有)山崎タクシー、㈱大安 〔岩手県内〕 PHVタクシー 7台 電気自動車用普通充電器 1基 みどり交通㈱、平和タクシー㈱、示野タクシー㈱  〔石川県金沢市〕 EVタクシー 3台 楠公タクシー㈱、グリーンタクシー㈱  〔兵庫県神戸市〕 PHVタクシー 6台 (有)新町交通  〔熊本県山鹿市〕 EVタクシー 3台 おおぐち運送(個人軽貨物事業者) 〔長野県諏訪市〕 EVトラック 1台 ※PHV:プラグインハイブリッド

地域交通グリーン化事業の支援対象事業一覧

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47-地域交通のグリーン化を通じた電気自動車の加速度的普及促進

ゼロエミッション自動車※として環境性能が特に優れた電気自動車の普及を効果的に加速し

低炭素まちづくり

平成26年度予算額:311百万円【平成25年度補正予算額:200百万円】

ゼロエミッション自動車※として環境性能が特に優れた電気自動車の普及を効果的に加速し、低炭素まちづくり、地

域交通事業のグリーン化、地域防災への活用等を推進する観点から、地域や事業者による電気自動車の集中的導入等

について、他の地域や事業者による導入を誘発・促進するような先駆的取組を重点的に支援する。

※走行中にCO2やNOx、粒子状物質等を排出しない自動車。

支援対象

支援内容

※走行中にCO2やNOx、粒子状物質等を排出しない自動車。

電気自動車の普及を加速する上では、未来に向けた成功事例を

生み出し、ニーズ・関心を急速に高めることが効果的。

地域主導 事業者間連携 地域主導 事業者間連携

支援対象

<電気自動車(プラグインハイブリッド自動車や燃料電池 車を含む)の導入補助> バス:車両本体価格の1/2

支援内容

地域主導や事業者間連携 地域主導や事業者間連携 による集中的導入等 による集中的導入等 トラック等:車両本体価格の1/3 ※燃料電池車:車両本体価格の1/2 <充電施設の導入補助> バス:導入費用の1/2 ト ク等 導入費用 ゼロエミッション性など ゼロエミッション性など 固有の価値に着目し 固有の価値に着目し これを活かした導入 これを活かした導入 非常給電機能に着目 非常給電機能に着目 し、地域防災等の計画 し、地域防災等の計画 と連携した導入 と連携した導入 トラック等:導入費用の1/3 これを活かした導入 これを活かした導入 と連携した導入と連携した導入

「優れた取組み」の創出による全国各地への普及・伝播

実感できる効果

自然保護のためのマ イカー規制を実施す る観光地における電 気バスの導入(岩手 県宮古市) 通常期は新幹線駅と港を 結ぶシャトルバスとして 運行し、災害等の有事の 際に非常電源として電気 バスを活用(鹿児島県薩 摩川内市) 地域と密着した郵便事 業において電気トラッ クを導入し、地域の環 境保全活動を推進(埼 玉県さいたま市)

運輸部門における省エネ対策の推進に貢献

県宮古市) 摩川内市) 玉県さいたま市)

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48-様式第3 様式第4 2 0 1 4 . 6

天 然 ガ ス 自 動 車 の ガ ス 容 器 の

再 検 査 有 効 期 限 が変 更 になりました!

【様式第 3 の確認箇所】 【様式第 4 の確認箇所】 再検査実施車両に貼付されている。 2014 年 4 月 1 日容器検査合格(製造)例 ・様式第 3 のみが貼付されている車両: 様式第 3 で確認します。 ・様式第 3 と様式第 4 が貼付されている車両: 様式第 4 で確認します。 天然ガス自動車が車検時に保安基準に適合するには、ガス容器の有効期限が車検実施日以降でな ければなりません。 ガ ス 容 器 の 有 効 期 限 > 車 検 実 施 日 充てん口近くに貼付された「車載容器総括証票(様式第 3)」の検査有効期限または「容器再 検査合格証票(様式第 4)」の再検査有効期限により確認します。 検査有効期限または再検査有効期限が切れていると、ガスの充てんができず、また車検も通り ません。次回の定期点検・車検の実施日の前に検査有効期限または再検査有効期限が切れる車両 を発見した場合は、車両ユーザーへガス容器の再検査を実施するようお願いしてください。 なお、ガス容器の再検査が実施できるのは、各都道府県に登録された容器検査所のみです。 車 載 容 器 総 括 証 票 容 器 再 検 査 合 格 証 票 検査実施者の 名称の符号 充填すべきガスの名称 圧縮天然ガス 搭 載 容 器 本 数 2 本 充 填 可 能 期 限 2029 年 3 月 31 日 再 検 査 有 効 期 限 2019 年 10 月 9 日 検 査 有 効 期 限 2018 年 3 月 31 日 再 検 査 日 2017 年 8 月 10 日 最 高 充 填 圧 力 20MPa 車 体 番 号 EE100-123456

天然ガス自動車は,車検時にガス容器の有効期限を確認することが

保 安 基 準 で 義 務 付 け

られています。 次 回 の 定 期 点 検・車 検 実 施 日 以 降 か 確 認 !

2014.3.31 改正 2014.4.1 以降再検査を実施した車両から適用 充填すべきガスの名称 圧縮天然ガス 搭載容器本数 2本 充填可能期限 2029年3月31日 検査有効期限 2018年3月31日 最高充填圧力 20MPa 車体番号 EE100-123456 車 載 容 器 総 括 証 票 ※ 検査実施者の 名称の符号 再検査有効期限 2019年10月9日 再検査日 2017年8月10日 容 器 再 検 査 合 格 証 票 東-9999 ※ 2014.7.1 以降に貼付する様式第 3 には この項目の追加が必要です。 東-9999 2年1ヶ月

2年2ヶ月

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49-【参考:ガス容器の再検査と車検の関係】 ガス容器の再検査は車検と併せて実施すると期限切れが防げます。ガス容器の検査有効期限または再 検査有効期限が切れていると、ガスの充てんができず、また車検も通りません。  容器の再検査は検査有効期限内に実施して下さい。  初 め て の 再 検 査 : 製造時の容器検査合格日から4 年以内  2 回目以降の再検査 : 前回検査日から2 年 2 ヶ月以内  容器の充てん可能期限は、製造時の容器検査合格日から15 年です。容器附属品(元弁、安全弁) の使用限度も15 年です。  検査有効期限や再検査有効期限が切れないように再検査を実施して下さい。  充てん可能期限(15 年)以降も引き続きお車を使用される場合は新しい燃料ガス容器への交換 が必要です。 乗用車での例:3 年目の初回車検時にガス容器の再検査を実施すれば、2 年後の車検までガス容器 の有効期限が切れることはありません。以降 2 年毎の車検時に容器再検査を実施しても同様です。  再 検 査 方 法 : 車 載 状 態 、 ガ ス 圧 力 12MPa 以 上 に て 、 対 象 は 容 器 本 体 及 び 附 属 品 (元 弁 ・ 安 全 弁 )  再 検 査 所 : 各 都 道 府 県 の 高 圧 ガ ス 担 当 部 所 に 届 け 出 た デ ィ ー ラ ー 、 整 備 工 場 等  再 検 査 所 で の 検 査 成 績 書 の 保 存 期 間 :2 年 3 ヶ月(2014.3.31 改正) 【その他注意事項例】  用 途 変 更 の 禁 止( 他 の 用 途 か ら 自 動 車 用 容 器 へ の 用 途 変 更 ・ 自 動 車 用 容 器 か ら 他 の 用 途 へ の 用 途 変 更 を し て は い け ま せ ん 。)  再 使 用 の 禁 止( 別 の 車 両 に 乗 せ 換 え て 使 用 し て は い け ま せ ん 。)  車 両 を 廃 棄し た 時 、容 器 再 検 査 に 不 合 格に な っ た 時 、 容 器 が「 15 年 」 を 経 過し た 時 は 容 器 のく ず 化 処 理を 行 い ま す ( 高 圧 ガ ス 保 安 法 )。  容 器 再 検 査 有 効 期 限 が 切 れ た 車 両は 、 ガ ス の充 て ん 不 可(有 効 期 限 は 様 式 第 3 、 第 4 の 証 票 に よ っ て 確 認 し ま す 。 ) 以 上 〒105-0001 【問い合わせ 先】 東京都港区虎ノ門 1-15-12 TEL:03-3502-0215 FAX:03-3502-3676 (社)日本ガス協会 天然ガス自動車 PJ 部 ・外 観 検 査 (腐 食 、傷 ) ・漏洩試験 ・記号及び番号確認 軽貨物車の場合は初回2 年車検のため、初回車検時に容器再検査を実施すると良い。 【容器再検査のサイ クル】   8/10:容器再検査実施 3/31:ガス容器の有効期限 10/9:ガス容器の有効期限 【車検のサイ クル例】 9/1:初度登録 8/31:車検満了  8/31:車検満了 2016 初回のガス容器の有効期限(4年以内) 初回車検期間(3年) 2014 2015 4/1:容器製作 2017 2018 2019 3回目車検期間(2年) ガス容器の有効期限(2年2ヶ月以内) 2回目車検期間(2年) 8/10:車検実施 ガス容器の有効期限(2年2ヶ月以内) 2021 2020 8/10 に車検と容器再検査を同時に実施!

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参照

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