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(3) 地区 ( 日常生活圏域 ) 別人口 高齢化率 日光市は人口の中で 65 歳以上の高齢者割合 ( 高齢化率 ) が 市全体で 3.6% であり 県平均 の 25.1%( 平成 26 年 1 月 1 日現在 ) を上回っている また 地域ごとに人口 3 区分の構成 割合は大きく異なっており 特に

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(1)

1. 統計データから見える現状

(1) 人口3区分の推移

日光市の総人口は年々減少しており、平成 23 年から平成 27 の 4 年間で約 5,000 人減少し ている。年齢 3 区分では、14 歳以下の人口が減少しているのに対して、65 歳以上の人口は増加 し続けている。また、国や県平均と比較しても、14 歳以下人口の割合が低く、65 歳以上の割合 が高い傾向が顕著である。 <図表1 総人口数と人口3区分の割合の推移> 資料:栃木県の人口(栃木県毎月人口調査報告書)

(2) 人口ピラミッドの推移

日光市は、出生率が死亡率より低い「つぼ型」となっている。平成 19 年からの推移をみると、 平成 27 年は、15~64 歳の生産年齢人口が減少しており、また、0~14 歳の年少人口の減少も 顕著となっている。 <図表2 年齢層別人口ピラミッド 年次比較> 【H19 年】 【H23 年】 【H27 年】 (資料:日光市住民基本台帳 10 月 1 日現在データ ※H19・23 年:日本人、H27 年:日本人・外国人) 12.6% 12.0% 11.4% 11.0% 10.6% 13.0% 12.6% 61.4% 60.5% 60.7% 59.0% 57.0% 61.0% 60.8% 26.0% 27.5% 27.9% 30.0% 32.4% 26.0% 26.6% 0% 20% 40% 60% 80% 100% H19 H21 H23 H25 H27 H27 県 H27 国 0~14歳 15~64歳 65歳以上 90,445人 88,757人 86,166人 83,865人 県との比較 国との比較 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90~94歳 95~99歳 100歳~ 男性 女性 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90~94歳 95~99歳 100歳~ 男性 女性 0~4歳 5~9歳 10~14歳 15~19歳 20~24歳 25~29歳 30~34歳 35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90~94歳 95~99歳 100歳~ 男性 女性

第2章 日光市の現状

資料:総務省統計局 H27 年国勢調査 H27.10.1 92,354 人 <市総人口数>

(2)

(3) 地区(日常生活圏域)別人口・高齢化率

日光市は人口の中で 65 歳以上の高齢者割合(高齢化率)が、市全体で 30.6%であり、県平均 の 25.1%(平成 26 年 10 月 1 日現在)を上回っている。また、地域ごとに人口 3 区分の構成 割合は大きく異なっており、特に高齢化率には大きな差が生じている。 <図表3 地区(日常生活圏域)別 年齢 3 区分割合> 資料:住民基本台帳(平成 26 年 10 月時点)【引用:第 2 期日光市地域福祉計画・第 2 期日光市地域福祉活動計画】 高齢者のみ世帯のうち、「1人暮らし」の割合はすべての地区で 50%を超えており、藤原地区が 71.3%で最も高く、次いで湯西川地区、足尾地区の順で高い状況にある。 <図表4 地区(日常生活圏域)別「高齢者のみ世帯」の構成割合> 資料:住民基本台帳人口(平成 25 年 4 月 1 日)【引用:日光市高齢者福祉計画・第 6 期介護保険事業計画】 10.6% 12.5% 10.3% 11.7% 12.3% 10.1% 9.1% 7.4% 6.0% 8.5% 3.4% 5.2% 2.9% 7.2% 58.8% 61.0% 60.8% 59.6% 63.6% 59.0% 54.3% 58.6% 54.2% 56.8% 41.6% 45.9% 51.1% 57.6% 30.6% 26.5% 28.9% 28.6% 24.0% 30.8% 36.6% 34.1% 39.7% 34.7% 54.9% 48.9% 46.0% 35.2% 日 光 市 全 体 今 市 地 区 落 合 地 区 豊 岡 地 区 大 沢 地 区 塩 野 室 地 区 日 光 地 区 中 宮 祠 地 区 小 来 川 地 区 藤 原 地 区 三 依 地 区 足 尾 地 区 栗 山 地 区 湯 西 川 地 区

0~14歳

15~64歳

65歳以上

栗山 地域 1.5 1.8 2.1 1.6 1.5 5.5 1.2 2.6 1.7 0.6 1.9 0.3 1.2 3.9 39.2 41.6 40.0 40.6 45.8 41.8 40.7 42.9 38.8 28.1 44.2 32.5 39.6 26.3 59.4 56.6 58.0 57.8 52.7 52.7 58.1 54.5 59.5 71.3 53.8 67.3 59.1 69.7 0% 20% 40% 60% 80% 100% 今 市 地 区 落 合 地 区 豊 岡 地 区 大 沢 地 区 塩 野 室 地 区 日 光 地 区 中 宮 祠 地 区 小 来 川 地 区 藤 原 地 区 三 依 地 区 足 尾 地 区 栗 山 地 区 湯 西 川 地 区 市全体 今市地域 日光地域 藤原地域 足尾 地域 栗山地域 3人位以上 2人世帯 1人暮らし 今市 地域 日光 地域 藤原 地域 足尾地域 87,829 人 60,688 人 14,054 人 9,301 人 2,370 人 1,416 人 H26.4.1 人口

(3)

(4) 自然動態の状況

① 出生率

出生率については、平成 19 年以降、全国・栃木県・日光市ともに減少しており、日光市は、 全国・栃木県と比較すると特に低い状況にある。また、平成 23 年までは、栃木県平均との差 が 1.9 ポイントであったものが、平成 26 年には 2.0 ポイントと差が開いている。さらに、 県内の出生率順位では 25市町中 20 位と低い状況にある。 (資料:栃木県保健統計年報<人口動態総覧>)

② 死亡率

死亡率については、全国・栃木県と比較し、日光市は高い状況にあり、平成 26 年は県平均 よりも 1.7 ポイント高い。また、全国・栃木県共に平成 19 年以降、増加傾向にあるが、日 光市は平成 23 年よりも平成 26 年は減少しており、県内の死亡率順位も、平成 23 年よりも 順位が下がっている(良くなっている)。 (資料:栃木県保健統計年報<人口動態総覧>)

(5) 人口増減の状況

市町村別に人口増減の状況をみると、平成 27 年度は 2 市町(前年 4 市町)で人口が増加してい る。前年に比べ最も人口が増加したのは宇都宮市(1,257 人)、一方、前年に比べ最も人口が減少し たのは、日光市(△1,282 人)となっている。また、人口増加率が最も高いのは宇都宮市(0.25%) であり、日光市は(-1.46%)で、茂木町、那珂川町に次いで減少率が高い状況である。 <図表7 H26・H27 市町村別人口増減割合> (資料:平成 27 年 住民基本台帳年報の概要<市町村別の人口及び人口動態>) 8.6 8.7 6.8 8.3 8.1 6.2 8.0 7.9 5.9 0 10 全国 栃木県 日光市 <図表5 出生率の比較(人口千人対)>

H19

H23

H26

8.8 9.9 9.2 10.4 11.2 13.3 10.1 10.6 12.3 0 20 全国 栃木県 日光市 <図表6 死亡率の比較(人口千人対)>

H19

H23

H26

H19 H23 H19 H23 H19 H23 年間出生数(死亡数) 【解説】 出生率(死亡率)= × 1,000 10 月1日現在人 【県内順位】 H23 年 20 位/26 市町 H26 年 20 位/25 市町 【県内順位】 H23 年 6 位/26 市町 H26 年 10 位/25市町 H19 H19 H26 H19 H23 H26 H23 H23 H26 H26 H26 H26

(4)

(6) 平均寿命

日光市の平均寿命は、男女共に県平均よりも短い。また、平成 22 年度の値では、男女共に国 の平均よりも短い。 <図表8 平均寿命の比較(H22 年)> <図表9 国 平均寿命の推移(H22~27 年)>

(資料:厚労省 平成 22 年市町別生命表の概況) (資料:厚労省 統計情報白書 H27 年簡易生命表 主な年齢の平均余命年次推移)

(7) 健康寿命

健康寿命は、男性は 77.17 歳で平成 22 年度よりも短くなっており、県平均よりも短い。一 方、女性は 83.53 歳で平成 22 年度よりも長くなり、県平均を超えている。また、女性は男性よ りも 6.36 歳長くなっており、男女の差が広がっている。 (資料:栃木県)

(8)医療費状況

78.6 79.1 84.8 85.7 74 76 78 80 82 84 86 88 日光市 栃木県 日光市 栃木県 男性 女性

男 性

女 性

79.55 79.44 79.94 80.21 80.50 80.79 86.30 85.90 86.41 86.61 86.83 87.05 74 76 78 80 82 84 86 88 H22 H23 H24 H25 H26 H27 男性 女性 男性 女性 77.33 77.90 82.05 82.88 77.17 78.13 83.53 82.92 70 80 90 日光市 栃木県 日光市 栃木県 男性 女性 <図表10 健康寿命の比較(H22・H25)>

H22

H25

(歳)

女 性

男 性

H25 H22 H22 〈栃木県算出方法による値〉 H22 健康寿命の算出について 健康寿命=平均寿命-日常生活に健康上の制限のある期間[不健康な期間]で算出 ☆「厚生労働省」と「栃木県」の算出基礎データに違いがある。 【栃木県の算定方法】 ※厚生労働科学研究補助金による「健康寿命における将来予測と生活習慣病対策の費用対効果に関する研 究班」が定めた「健康寿命の算定方法の指針」及び「健康寿命の算定プログラム」を用いて県保健福祉部 健康増進課が算定した値。 ※人口規模が小さい市町がほとんどであるため、死亡者数等について平成 24 年~26 年の3か年分を補 填。また「不健康な期間」を算定するに当たって介護保険事業における要介護2以上の認定者を基礎数値 として用い算定した。 ※真の数値は 95%の信頼度で信頼区間に含まれるものとみなされる。 H25 年:日光市 男性 77.17 歳(76.41~77.92 歳)、女性 83.53 歳(82.97~84.10 歳) 【厚生労働省公表数値】 [不健康な期間]:国民生活基礎調査データをもとに算出した値 H22 年:健康寿命 国 男性:70.42 歳、女性:73.62 歳 (歳) H25 H25 H25 H22 H22 H22 H22 H22 (歳) 計画策定時データを修正 誤 78.43 ⇒ 正 78.6

(5)

(8)医療費状況

日光市国民健康保険加入者の一人当たり年間医療費は、県内で4番目に高い状況にある。 また、平成 27 年 6 月分の医療機関受診率は、国民健康保険(以下「国保」という)、後期高齢 者医療(以下「後期高齢者」という)共に県平均を下回る順位である一方、被保険者一人当たり の診療費とレセプト1件当たりの診療費は、国保、後期高齢者共に県内で上位となっている。こ のことは、日光市の国保・後期高齢者は、状態が悪化してから医療機関に受診するために、医療 機関への受診率が低く医療費が高い傾向にあると考えられる。 <図表 11 国民健康保険、後期高齢者医療の状況> (引用:日光市データヘルス計画H26 年度事業評価【保険年金課】)

(9)疾病状況

① 死亡数

死因別死亡の割合は、栃木県・日光市共に「悪性新生物(がん)」、「心疾患」、「脳血管疾患」で 全体の 50%以上を占めている。「悪性新生物」による死亡は、栃木県・日光市共に女性よりも男 性の割合が多い。 日光市は、「心疾患」、「脳血管疾患」、「腎不全」による死因割合が県全体よりも多い。「心疾患」 の占める割合は増加傾向がみられており、男女共に県平均よりも高い。「脳血管疾患」も男女共に 県平均よりも高く、男性よりも女性の死亡割合が多いが、平成 24 年の性別死因割合では、男性 の死亡割合の方が多かったことから、逆転傾向がみられている。また、「腎不全」による死亡割合 は男女共に県平均よりも高い。その内、「慢性腎不全」の占める割合は、男性の約 60%(14 人 /23 人)、女性の約 70%(7 人/10 人)と高い割合を占めている。 「自殺」の男女別割合では、男性の自殺割合が県平均よりも高い。

(6)

【図表 12 平成 26 年 死亡数:性・死因(簡単分類)別状況<日光市・栃木県比較>】 栃木県公式 HP「平成 26 年版 栃木県保健統計年報」より

<H26【日光市】総数>

<H26【栃木県】総数> H26<日光市>男女別割合 H26<栃木県>男女別割合

計(人)

計(人)

順位

総数

547

497

1,044

100%

10,864

9,891

20,755

100%

1

悪性新生物

151

124

275

26.3%

3,405

2,308

5,713

27.5%

2

心疾患

102

91

193

18.5%

1,685

1,697

3,382

16.3%

3

脳血管疾患

53

63

116

11.1%

1,025

1,172

2,197

10.6%

4

肺炎

40

49

89

8.5%

1,061

919

1,980

9.5%

5

老衰

14

49

63

6.0%

330

987

1,317

6.3%

8

腎不全

13

10

23

2.2%

198

181

379

1.8%

6

不慮の事故

13

6

19

1.8%

346

207

553

2.7%

7

自殺

17

1

18

1.7%

295

97

392

1.9%

9

その他

144

104

248

23.9%

2,519

2,323

4,842

23.4%

日光市

栃木県

悪性新生物, 26.3% 心疾患, 18.5% 脳血管 疾患, 11.1% 肺炎, 8.5 % 老衰, 6.0% 腎不全, 2.2% 不慮の 事故, 1.8% 自殺, 1.7% その他, 23.9% 悪性新生物, 27.5% 心疾患, 16.3% 脳血管 疾患, 10.6% 肺炎, 9.5% 老衰, 6.3% 腎不全, 1.8% 不慮の 事故, 2.7% 自殺, 1.9% その他, 23.4% 悪性新生物, 24.9% 悪性新生物, 27.6% 心疾患, 18.3% 心疾患, 18.6% 脳血管疾患, 12.7% 脳血管疾患, 9.7% 肺炎, 9.9% 肺炎, 7.3% 老衰, 9.9% 老衰, 2.6% 腎不全, 2.0% 腎不全, 2.4% 不慮の事故, 1.2% 不慮の事故, 2.4% 自殺, 0.2% 自殺, 3.1% その他, 20.9% その他, 26.3% 女 男 悪性新生物, 23.3% 悪性新生物, 31.3% 心疾患, 17.2% 心疾患, 15.5% 脳血管疾患, 11.8% 脳血管疾患, 9.4% 肺炎, 9.3% 肺炎, 9.8% 老衰, 10.0% 老衰, 3.0% 腎不全, 1.8% 腎不全, 1.8% 不慮の事故, 2.1% 不慮の事故, 3.2% 自殺, 1.0% 自殺, 2.7% その他, 23.5% その他, 23.3% 女 男

(7)

② 多発疾病

日光市の「国保」と「後期高齢者」の平成 26 年6月審査(5 月診療)分における上位3疾患 は共に同じで、1 位「高血圧性疾患」、2 位「歯肉及び歯周疾患」、3 位「糖尿病」である。後期 高齢者の「高血圧性疾患」の割合は特に高く、4~5 人に 1 人は「高血圧性疾患」の治療をして いることになる。この傾向は前年度(平成 25 年度)も同様であり、毎年、「高血圧性疾患」によ る受診が多い傾向が続いている。また、「国保」・「後期高齢者」共に「糖尿病」が 3 位で、4 位が 「その他の内分泌、栄養及び代謝疾患」となっており、その中には脂質異常症や肥満等を含むこ とから、「国保」・「後期高齢者」共に生活習慣病による受診件数が多いことになる。 <図表 13 国民健康保険・後期高齢者医療 多発疾病上位6疾患> (引用:日光市データヘルス計画H26 年度事業評価【保険年金課】) <平成 26 年度国民健康保険疾病分類統計表> <平成 26 年度後期高齢者医療疾病分類統計表> 平成 26 年 6 月審査(5月診療)分 平成 26 年 6 月審査(5月診療)分 3疾病(糖尿病、脂質異常、高血圧)を全部含むレセプトが1つでも有る方の割合を地域別に見る と、足尾地域が特に高い。 <図表 14 3疾病(糖尿病、脂質異常、高血圧)を全部含むレセプト有(受療)率の年次推移> H26 年 4 月~平成 27 年 3 月診療分<H28 年 2 月国保連提供データベースより>(引用:日光市データヘルス計画H26 年度事業評価【保険年金課】) 15.9% 9.3% 5.3% 4.9% 4.7% 2.6%

<国民健康保険>

23.5% 9.6% 5.2% 4.7% 2.9% 2.9%

<後期高齢者医療>

11.2% 11.1% 11.6% 18.1% 9.3% 12.2% 12.3% 12.5% 17.0% 11.2% 14.4% 13.8% 15.4% 20.0% 12.2% 0% 5% 10% 15% 20% 25% 今市地域 日光地域 藤原地域 足尾地域 栗山地域 <レセプト有率の年次推移:地域別> H24 H25 H26 n=3,055 n=2,270 n=454 n=362 H25 H26 H25 H26 H25 H26 H25 H26 H25 H26 H24 H24 H24 H24 H24

(8)

(10)介護認定状況

介護認定者数は、年齢が上がる毎に増加傾向にあり、80 歳以上が全体の約7割を占めている。 介護度別認定割合では、「要介護1」の認定割合が一番多く、次いで「要介護2」「要介護3」の 順となっている。 <図表 15 日光市要介護(要支援)認定者数>(平成28年3月分:厚生労働省の月報より) データ提供:【高齢福祉課】 介護度別疾患順位は、要介護1から要介護5で、「認知症」が第1位となっている。次いで、要 介護2~要介護5では、「脳梗塞」と「骨折」が2位、3位となっている。 要支援1・2では、「高血圧性疾患」、「関節障害」、「筋骨格系の疾患」が上位となっている。

<図表 16 介護度別:H27 年度審査案件 全件(被保険者重複は最新案件のみ抽出)> 0 200 400 600 800 1000 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5

介護度別要介護(要支援)認定者数

65~69歳 70~74歳 75~79歳 80~84歳 85~89歳 90歳以上

疾患順位  介護度別

ICD10による分類  /  件数

疾患名

件数 順位順位件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位

血管性及び詳細不明の認知症 828

1

1

6

14

10

7

13 215

1 167

1 176

1 137

1 111

1

脳梗塞

442

2

3

1

32

4

27

5

76

4

70

3

87

2

89

2

58

2

骨折

365

3

1

6

25

5

29

4

85

2

82

2

58

3

64

3

21

3

高血圧症疾患

314

4

1

6

61

2

52

1

85

2

64

4

26

5

15

5

10

6

炎症性多発性関節障害

222

5

1

6

66

1

40

3

57

5

26

8

23

6

7

16

2

21

要介護3

要介護4

全件40~64

非該当

要支援1

要支援2

要介護1

4,359

22

498

435

1,046

要介護5

555

357

787

659

要介護2

(9)

全体の疾患順位では「認知症」が第 1 位で、割合は全体の約 20%を占める。ついで「脳梗塞」、 「骨折」の順となっており、この3疾患で全体の約 39%を占める。 年齢別では、75 歳以上で「認知症」が第1位となり、80 代では倍以上に件数が急増している。 65 歳~74 歳では、「脳梗塞」が第1位であり、「認知症」も第2~3位と高い順位となっている。 <図表 17 年齢別:第 1 号被保険者(65 歳以上)H27 年度審査案件 全件(被保険者重複は最新案件のみ抽出)> 第2号被保険者(40~64 歳)による要介護認定申請の16項目特定疾病については、H27年 度の件数は、H26年度に比べ40件、新規のみで20件増加している。 疾病順位では、全件では脳血管疾患が第1位、次いでがん末期、糖尿病性となっている。 <図表 18 第2号被保険者(40~64 歳) H27 年度審査案件>

疾患順位   年齢別

ICD10による分類  /  件数

疾患名

件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位

血管性及び詳細不明の認知症

828

1

15

2

23

3

93

1

211

1

255

1

153

1

75

1

脳梗塞

442

2

23

1

44

1

53

2

88

2

111

3

79

3

28

3

骨折

365

3

9

4

10

7

47

3

86

3

90

4

87

2

33

2

高血圧症疾患

314

4

2

20

4

19

27

6

73

4

115

2

68

4

24

4

炎症性多発性関節障害

222

5

4

14

7

11

28

5

50

6

81

5

35

6

15

5

70~74歳 75~79歳 80~84才 85~89歳

4,239

177

297

580

988

90~94歳

95歳~

1,202

734

261

全体

65~69歳

 2号特定疾病順位(全件)

特定疾病名

件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位 件数 順位

脳血管疾患

42

1

40

1

32

1

42

1

58

1

がん(末期)

9

2

8

2

4

3

11

2

20

2

糖尿病性

3

3

3

3

6

2

5

3

12

3

多系統萎縮症

3

3

1

8

3

4

2

8

7

4

初老期における認知症

2

6

1

8

2

8

3

6

6

5

H23年度

H24年度

H25年度

H26年度

H27年度

(10)

(11)特定健康診査、特定保健指導

特定健康診査:「国民健康保険」加入者の健康診査 特定保健指導:特定健康診査受診結果でメタボ及びメタボ予備群該当者への保健指導 特定健康診査及び特定保健指導の受診率は、年々増加傾向にあり、県平均を上回る実績となっ ている。男女別受診率は、男女共に年々増加傾向がみられるものの、特に男性の 40~54 歳の受 診率が低く、受診率の増減もみられている。 <図表 19 特定健康診査、特定保健指導 年次推移【法定報告値】> (引用:日光市データヘルス計画H26 年度事業評価【保険年金課】) <図表 21 特定健診男女別受診率>

県平均

H20年度 H21年度 H22年度 H23年度 H24年度 H25年度 H26年度 H26年度

対象者数(人)

19,476

19,385

19,115

18,757

18,568

18,312

17,902

受診者数(人)

5,564

5,716

5,888

6,463

6,576

6,982

7,091

受診率

28.6%

29.5%

30.8%

34.5%

35.4%

38.1%

39.6%

32.8%

対象者数(人)

915

861

956

912

879

848

804

終了者(人)

51

0

170

148

330

334

341

終了率

5.6%

0.0%

17.8%

16.2%

37.5%

39.4%

42.4%

27.0%

特定健診

特定保健指導

(積極的・動機付け支援)

日光市

項目

区分

0% 10% 20% 30% 40% 50% H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 <図表20

特定健診受診率・特定保健指導終了率の推移>

特定健診 受診率 特定保健指導 終了率 0% 10% 20% 30% 40% 50%

特定健診受診率(男性)

H22 H23 H24 H25 H26 0% 10% 20% 30% 40% 50%

特定健診受診率(女性)

H22 H23 H24 H25 H26

(11)

(12)特定健康診査結果からの傾向

各項目の有所見率について、「BMI」・「腹囲」については、男女共にわずかではあるが減少傾向 がみられる。血圧については、「収縮期血圧」、「拡張期血圧」共に男性の有所見率が高い。脂質検 査項目の中では、女性の「LDL コレステロール」値が減少傾向にある。糖代謝検査項目の中では、 「HbA1c」値の割合増加が男女共に顕著である。 <図表 22 特定健診 各種検査項目の有所見率 (平成 24~27 年度) > 単位:%

【男性】

単位:%

【女性】

29.8 28.9 28.8 28 0 20 40 60 H24 25 26 27 BMI 25以上 51.3 50.1 48.6 48.3 0 20 40 60 H24 25 26 27 腹囲 85cm以上 22.5 21.2 21.5 20.5 0 20 40 60 H24 25 26 27 BMI 25以上 19.1 17.9 17.7 16.2 0 20 40 60 H24 25 26 27 腹囲90cm以上 49.2 45.4 48 45.2 0 20 40 60 H24 25 26 27 収縮期血圧130以上 26.2 25.8 25.7 24 0 20 40 60 H24 25 26 27 拡張期血圧85以上 39.7 38.4 39.4 39 0 20 40 60 H24 25 26 27 収縮期血圧130以上 16.3 16.7 16.4 15.5 0 20 40 60 H24 25 26 27 拡張期血圧85以上 22.1 22.8 23.5 22.1 0 20 40 60 H24 25 26 27 中性脂肪150以上 9.9 10.1 9.1 7.8 0 20 40 60 H24 25 26 27 HDLコレステロール40未満 12.9 12.2 11.4 11.5 0 20 40 60 H24 25 26 27 中性脂肪150以上 2.6 2.3 2.1 1.6 0 20 40 60 H24 25 26 27 HDLコレステロール40未満 44.4 43.2 43.9 43.4 0 20 40 60 H24 25 26 27 LDLコレステロール120以上 21.9 21.4 20.7 22.2 0 20 40 60 H24 25 26 27 GPT(ALT)31以上 56.5 55.6 54.2 52.7 0 20 40 60 H24 25 26 27 LDLコレステロール120以上 9.0 8.8 8.3 8.5 0 20 40 60 H24 25 26 27 GPT(ALT)31以上 41.9 41.9 45.9 44.1 0 20 40 60 H24 25 26 27 空腹時血糖100以上 46 44.9 56.6 57.4 0 20 40 60 H24 25 26 27 HbA1c5.6 (JDS値5.2)以上 (JDS)  (NGSP) 22.5 24.3 26.9 25.4 0 20 40 60 H24 25 26 27 空腹時血糖100以上 44.8 46.6 57.8 59.3 0 20 40 60 H24 25 26 27 HbA1c5.6 (JDS値5.2)以上 (JDS)  (NGSP) <特定健診等データ管理システムより>【データ提供:保険年金課】

参照

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