Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for
Linux x86
インストール手順 ∼Portal 編∼
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0 対応版
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストー
ル (Portal 編)
はじめに
この資料は Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2)で Oracle Application
Server(OracleAS) Portal を使用するために、Middle-Tier のインストール・タイプ 「Portal and Wireless」をインストールするための手順書です。
Oracle Application Server の J2EE ア プリケーションや、 Portal、Discoverer、 Forms/Reports といったアプリケーションの実行環境は、基盤となるサービスを提供する Oracle Application Server(OracleAS) Infrastructure と対比して、Middle-Tier と呼ばれ ます。OracleAS Infrastructure は、分散して配置されている Oracle Application Server
を統合管理するためのMetadata Repository、PKI 環境を提供する Identity Management
の基盤となる Web シングル・サインオン・システムやディレクトリ・サーバ、プライベ
ート認証局などから構成されます。
Oracle Application Server の Middle-Tier には「J2EE and Web Cache」、「Portal and Wireless」、「BI and Forms」という 3 つのインストール・タイプがあり、用途によ って選択します。OracleAS Portal を使用するためには、インストール・タイプ「Portal and Wireless」か「BI and Forms」をインストールします。「Portal and Wireless」と 「BI and Forms」では、OracleAS Infrastructure が提供する機能を必要とします。これ
ら の イ ン ス ト ー ル ・ タ イ プ を イ ン ス ト ー ル す る た め に は 、 事 前 に OracleAS
Infrastructure をインストールしておく必要があります(インストール・タイプ「J2EE and Web Cache」では、OracleAS Infrastructure は必須ではありません)。OracleAS Infrastructure のインストールについては、「Oracle Application Server 10g(10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Infrastructure 編∼」などを参照してください。
詳細に関しては、各プラットフォーム別に提供されている『Oracle Application Server インストレーション・ガイド 10g リリース 2(10.1.2)』、『Oracle Application Server ク イック・インストレーションおよびアップグレード・ガイド 10g リリース 2(10.1.2)』お よび『Oracle Application Server リリース・ノート 10g リリース 2(10.1.2)』をご参照く
ださい。これらのドキュメントはOracle Technology Network Japan よりダウンロード可
能です。
http://otn.oracle.co.jp/document/products/as10g/index.html
目次
はじめに...2 目次...3 前提...4 インストール概要...5 インストール...7 インストール事前準備...7 ハードウェア要件の確認...7ソフトウェア要件の確認(Red Hat Enterprise Linux 3.0 の場合) ...8
カーネル・パラメータの設定... 10 ホスト名の確認... 11 インストールするOSユーザー作成... 12 インストール作業... 15 インストール後の確認... 30 サービスのポート番号の確認... 30 OracleAS Portalの「ようこそ」画面の確認... 31
Web管理コンソールApplication Server Controlの確認 ... 33
サービスの起動・停止... 35 インストールユーザーの環境変数の設定... 35 OracleAS Portalの起動... 36 OracleAS Portalの停止... 37 運用上の注意... 38 PDKについて... 38 Portalスキーマのパスワードの変更 ... 39 アンインストール... 46 アンインストール作業... 46
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Portal 編∼ 3
前提
この資料で記述されている手順は、次のLinux ディストリビューション・パッケージを対
象にしています。
Red Hat Enterprise Linux AS/ES 3.0
また作業をおこなうシェルとして、bash を利用することを前提としています。
この資料に従ってOracleAS Portal をインストールすると、企業情報ポータルを構築する
ためのポータル・フレームワークが使用できます。OracleAS Portal の使い方については、 製品に付属の次のマニュアルを参照してください。
Oracle Application Server Portal Configuration Guide 10g(10.1.2) Oracle Application Server Portal User's Guide 10g (10.1.2)
Oracle Application Server Portal Error Messages Guide 10g(10.1.2) OracleAS Portal ではユーザーの管理に、OracleAS Infrastructure の Identity
Management を利用します。この資料では「Oracle Application Server 10g(10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Infrastructure 編∼」に従って OracleAS Infrastructure をインストールしたマシン上に、Middle-Tier をインストール・タイプ「Portal and Wireless」でインストールする手順を説明します。OracleAS Infrastructure とは異なる
マシンにMiddle-Tier をインストールする場合でも、インストール中に入力するパラメー
タ(OracleAS Infrastructure の存在するホスト名など)が一部異なるだけで、手順は同一で す。
Application Server Control Oracle
HTTP Server Web Cache
・ Portal & Wireless - Portal Middle-Tier
インストール時/インストール後
にInfrastrucureに関連付け
関連付け
MetaData Repository Identity Management ・OID ・SSO ・OCAApplication Server Control
Infrastructure
図 1 インストール構成
インストール概要
インストールは次の手順で行います。 インストール事前準備 OracleAS Portalのインストール インストール後の確認 •ハードウェア要件確認 •ソフトウェア要件確認 •カーネルパラメータの設定 •ホスト名の確認 •インストールするOSユーザーの作成•Oracle Universal Installerを起動、インストール
•動作確認
図 2 インストール・ステップ
Oracle Application Server 10g は、Oracle Universal Installer によって GUI でイン ストールします。Oracle Universal Installer は、インストールを開始する前に、システ ム要件が満たされているかどうかチェックします。インストール・タイプ「Portal and Wireless」で Middle-Tier をインストール場合、Oracle Universal Installer でのインス
トール中に、利用するOracleAS Infrastructure の情報の入力を求められます。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Portal 編∼ 5
Oracle Universal Installer によるインストールは、次の手順で行います。
図 3 Oracle Universal Installer のステップ
インストール
次の3 つのステップに分けて、手順を説明します。 1. インストール事前準備 2. インストール作業 3. インストール後の確認インストール事前準備
イ ン ス ト ー ル 前 に 、 シ ス テ ム 要 件 を 確 認 し ま す 。 Oracle Application Server 10g(10.1.2)では、Oracle Universal Installer によってシステム要件の事前チェック が行われ、要件が満たされていないとインストールを開始できません。インスト ールを開始する前に、次の手順に従って必ずシステム要件を確認してください。 ハードウェア要件の確認
次の作業を root ユーザーで行ってください。
1. メモリ容量の確認
OracleAS Portal を OracleAS Infrastructure と同じマシンにインストールす る場合には 2GB 以上、異なるマシンにインストールする場合には 1GB 以 上の物理メモリが必要です。次のコマンドで確認してください。
# grep MemTotal /proc/meminfo
メモリ容量が少ない場合、使用していないソフトウェアは停止してくだ さい。他のソフトウェアがメモリを使用していると、インストーラを起 動できない場合があります。 2. ディスク容量の確認 OracleAS Portal をインストールするためには、1.5GB 以上の空きディスク 容量が必要です。次のコマンドで確認してください。 # df -h 3. /tmp ディレクトリの領域 OracleAS Portal をインストールするためには、/tmp ディレクトリに 400MB 以上の空き容量が必要です。次のコマンドで確認してください。 # df –h /tmp
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Portal 編∼ 7
4. スワップ領域の確認
OracleAS Portal をインストールするためには、1.5GB 以上のスワップ領域 が必要です。次のコマンドで確認してください。
# grep SwapTotal /proc/meminfo
5. X Server の確認
Oracle Universal Installer を GUI 環境で実行するためには、256 色以上の表 示が可能な X Server が必要です。次のコマンドで確認してください。
# /usr/X11R6/bin/xdpyinfo (省略)
depth of root window: 16 planes (省略)
depth of root window の値が 8 以上である必要があります。 ソフトウェア要件の確認(Red Hat Enterprise Linux 3.0 の場合)
次の作業を root ユーザーで行ってください。
1. OS のバージョンを確認
次のコマンドで OS のバージョンを確認してください。 # cat /etc/issue
Red Hat Enterprise Linux AS release 3 (Taroon Update 5)
2. カーネルのバージョンの確認 kernel-2.4.21-20.EL 以上が必要です。次のコマンドで確認してください。 この例はシングル CPU 用のカーネルを使用している場合です。SMP カー ネルや Enterprise カーネルを使っている場合は、smp や enterprise の文字が 加わります。 # uname -r 2.4.21-32.EL
バージョンが kernel-2.4.21-20.EL 以上未満の場合は、Red Hat 社の Web サ イトからカーネルをダウンロードしてバージョンアップを行ってください。 3. ソフトウェア・パッケージの確認 RedHat Update3 glibc-2.3.2-95.27 glibc-common-2.3.2-95.27 binutils-2.14.90.0.4-35
compat-glibc-7.x-2.2.4.32.6 compat-libstdc++-7.3-2.96.128 compat-libstdc++-devel-7.3-2.96.128 gcc-3.2.3-42 gcc-c++-3.2.3-42 libstdc++-3.2.3-42 libstdc++-devel-3.2.3-42 openmotif21-2.1.30-8 pdksh-5.2.14-21 setarch-1.3-1 make-3.79.1-17 gnome-libs-1.4.1.2.90-34.1 sysstat-4.0.7-4.EL3.3 compat-db-4.0.14-5 これらのパッケージがインストールされている必要があります。次のコマ ンドで確認してください。 # rpm -q <パッケージ名> パッケージが存在しない場合、またはパッケージのバージョンが低い場合 は、Red Hat Enterprise Linux に付属の CD-ROM か Red Hat 社の Web サイト からパッケージを入手し、インストールまたはバージョンアップを行って ください。 参考: rpm によるパッケージのインストール/バージョンアップ方法 パッケージのインストール # rpm –ivh <パッケージ名> パッケージのバージョンアップ # rpm –Uvh <パッケージ名> hugemem カーネルが使用されている場合は、次のコマンドを使用してアー キテクチャを設定します。 # setarch i386
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カーネル・パラメータの設定 次の作業を root ユーザーで行ってください。 1. nofile カーネル・パラメータが 65536 以上に設定されている必要がありま す。次のコマンドで確認してください。 # ulimit -Hn 65536 未満の値が返される場合は、/etc/security/limits.conf ファイルに次の 行を追加し、コンピュータを再起動してください。 * hard nofile 65536 2. semmsl、semmns、semopm、semmni の値の確認 次のコマンドで確認します。
# /sbin/sysctl –a | grep sem
kernel.sem = 256 32000 100 142 (推奨値)
値が推奨値未満の場合は、7の手順を行ってください。 3. shmall、shmmax、semmni の値の確認
次のコマンドで確認します。
# /sbin/sysctl –a | grep shm
kernel.shmmni = 4096 (推奨値) kernel.shmall = 2097152 (推奨値) kernel.shmmax = 2147483648 (推奨値) kernel.shm-use-bigpages = 0 値が推奨値未満の場合は、7の手順を行ってください。 4. msgmax、msgmnb、msgmni の値の確認 次のコマンドで確認します。
# /sbin/sysctl –a | grep msg
kernel.msgmnb = 65535 (推奨値) kernel.msgmni = 2878 (推奨値) kernel.msgmax = 8192 (推奨値) 値が推奨値未満の場合は、7の手順を行ってください。 5. fille-max の値の確認 次のコマンドで確認します。
# /sbin/sysctl –a | grep file-max
fs.file-max = 131072 (推奨値)
値が推奨値未満の場合は、7の手順を行ってください。
6. ip_local_port_range の値の確認 次のコマンドで確認します。
# /sbin/sysctl –a | grep ip_local_port_range
net.ipv4.ip_local_port_range = 10000 65000 (推奨値) 値が推奨値未満の場合は、7の手順を行ってください。 7. カーネル・パラメータの変更 1∼6 の手順で、値が推奨値未満のものがある場合、以下の例のようにファ イル「/etc/sysctl.conf」に、必要な行を追加または変更してください。 # vi /etc/sysctl.conf kernel.shmall = 2097152 kernel.shmmax = 2147483648 kernel.shmmni = 4096
# semaphores: semmsl, semmns, semopm, semmni kernel.sem = 256 32000 100 142 fs.file-max = 131072 net.ipv4.ip_local_port_range = 10000 65000 kernel.msgmni = 2878 kernel.msgmax = 8192 kernel.msgmnb = 65535 上記のファイルを編集後、次のコマンドでカーネル・パラメータの値を変 更します。 # /sbin/sysctl -p コマンドの出力結果から、値が正しいことを確認してください。値が誤っ ている場合は再度ファイル「/etc/sysctl.conf」を編集して、このコマンドを 実行してください。 ホスト名の確認 次の作業を root ユーザーで行ってください。 1. ファイル「/etc/hosts」の編集 次のようにドメイン名を含んだホスト名を最初に記述します。 IP アドレス <ホスト名>.<ドメイン名> <ホスト名> 例: 123.456.78.9 portal1012.jp.oracle.com poral1012 ホスト名には、次のような制限があります。 ● 「web」もしくは「portal」以外 ● 255 文字以内
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Portal 編∼ 11
2. 複数のネットワーク・カードを持つ環境にインストールする場合 インストーラはファイル「/etc/hosts」の最初の名前を使用します。複数の ネットワーク・カードを持つマシンでは、使用するホスト名が最初になる ように並べ替えてください。 3. DHCP 環境にインストールする場合 Linux および Windows では、DHCP 環境でのインストールが可能です。次 のようにファイル「/etc/hosts」を編集してください。 127.0.0.1 <ホスト名>.<ドメイン名> <ホスト名> 例: 127.0.0.1 portal1012.jp.oracle.com portal1012 4. hostname コマンドの実行 hostname コマンドを実行して、ホスト名が設定されていることを確認して ください。 例: #hostname ホスト名の確認 localhost.localdomain # hostname portal1012.jp.oracle.com ホスト名の設定 # hostname 設定したホスト名の確認 portal1012.jp.oracle.com インストールする OS ユーザー作成
マシンに始めて Oracle Application Server をインストールする場合は、インスト ール用のユーザーを作成します。既に Oracle Application Server がインストール されている場合は、以前と同じユーザーでインストールできます。なお Oracle Application Server を root ユーザーでインストールすることはできません。イン ストール用のユーザーを作成する必要があります。以降の作業は root ユーザー で行ってください。 1. インストール用グループ(oinstall)作成 # groupadd oinstall 2. 管理者用グループ(dba)作成 # groupadd dba 3. インストール用ユーザー(oracleas)作成
ユ ー ザ ー 「oracleas」をデフォルトグループ「oinstall」、サブグループ 「dba」として作成します。
# useradd -g oinstall -G dba oracleas
4. 作成したユーザー「oracleas」のパスワード設定
# passwd oracleas New password:
5. ユーザー「oracleas」のシェル制限の設定
ファイル「/etc/profile」に次の内容を追加します。「 $USER = "oracleas" 」、 「 $SHELL = "/bin/ksh" 」といった大括弧の内側の文字列の両端には、必 ず空白を 1 つ入れてください(空白がないとエラーになります)。
if [ $USER = "oracleas" ]; then if [ $SHELL = "/bin/ksh" ]; then
ulimit –p 16384 >/dev/null 2>&1
ulimit –n 65536 >/dev/null 2>&1
else
ulimit –u 16384 –n 65536 >/dev/null 2>&1
fi fi 6. ハードリミットの変更 ユーザーのシェル制限を有効にするために、ハードリミットを変更します。 ハードリミットとは、root ユーザーのみ変更可能な上限値で、一般ユーザ ーは現在のシェル制限をハードリミットの値まで変更できます。ハードリ ミットを変更するためには、ファイル「/etc/security/limits.conf」に、次の 行を追加します。 * soft nproc 2047 * hard nproc 16384 * soft nofile 2048 * hard nofile 65536 また、/etc/pam.d/login ファイルに次の行がない場合は、追加します。
session required /lib/security/pam_limits.so
7. 環境変数の設定
① 作成したユーザー「oracleas」でログイン # su - oracleas
② 環境変数の確認
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Portal 編∼ 13
次のコマンドを実行して、環境変数の設定を確認してください。 $ env DISPLAY 「ハードウェア要件の確認」で確認した X Server を指定します。 TMP、TMPDIR これらの環境変数に、400MB 以上空いているディレクトリを設定 してください。 PATH、CLASSPATH、LD_LIBRARY_PATH これらの環境変数に、既存もしくはこれからインストールを行う Oracle ホーム・ディレクトリが含まれていないことを確認してく ださい。 LD_BIND_NOW、ORACLE_HOME、ORA_NLS33、TNS_ADMIN 設定されている場合は、解除してください。 LANG 「ja_JP.eucJP」と設定してください(ご使用の Linux のキャラクタ セットが EUC 以外の場合は、それに応じて変更してください)。 8. インストール先のディレクトリの書き込み権限の確認
今回はディレクトリ「/opt/oracle/」以下に Oracle Application Server をイン ストールします。このディレクトリが存在しなければ作成し、またユーザ ー「oracleas」が書き込み権限を持っていることを確認してください。
インストール作業
1. インストールユーザー「oracleas」でログイン # su – oracleas Password: 2. 環境変数 TMP、TMPDIR に指定したディレクトリの空き領域を確認 環境変数 TMP と TMPDIR に指定したディレクトリに 400MB 以上の空き容量が あることを確認します。 $ df –k $TMP $ df –k $TMPDIR3. Oracle Application Server のメディアをセット
Oracle Application Server の Disk1 を CD-ROM ドライブに挿入して、マウントしま す。
$ mount /mnt/cdrom
4. インストーラの起動
次のコマンドを実行して Oracle Universal Installer(OUI)を起動します。
インストール中にディスクの入れ替えが発生しますので、マウントポイント・デ ィレクトリ内でインストーラを起動しないでください。もしマウントポイント・ ディレクトリ内でインストーラを起動した場合、インストーラの起動後にカレン ト・ディレクトリを他のディレクトリに変更してください。
$ /mnt/cdrom/runInstaller
Oracle Application Server 10g では、インストーラによってシステム要件の事前 チェックが行われ、システム要件が満たされていないと「Error :∼.Continue? (y/n) [n] 」というメッセージが表示されます。メッセージの内容を確認してか ら「n」と入力してインストールを中断し、インストール事前準備の各項目を 再度チェックしてください。 OUI が起動されると、最初に次のようなスプラッシュが表示されます(数秒から 十数秒かかる場合があります)。
5. 「ようこそ」画面 「次へ」をクリックします。 6. マシンに初めて Oracle 製品をインストールする場合 ① 「インベントリ・ディレクトリの指定」画面 Oracle 製品のインストール情報を格納するインベントリ・ディレクトリ、お よびインベントリ・ディレクトリの書き込み権限を持つ OS グループの名前 を入力します。 今 回 は 「 イ ン ベ ン ト リ ・ デ ィ レ ク ト リ の フ ル パ ス の 入 力 」 に 「/opt/oracle/oraInventory」、「オペレーティング・システム・グループ名の指 定」に「oinstall」と入力して、「次へ」をクリックします。
② orainstRoot.sh の実行 次のようなダイアログが表示されます。 「続行」をクリックする前に、root ユーザーで 「/opt/oracle/oraInventory/orainstRoot.sh」を実行してください。 $ su Password: #/opt/oracle/oraInventory/orainstRoot.sh Oracle インベントリ・ポインタ・ファイルを作成しています。 (/etc/oraInst.loc) 次のグループ名を変更します: /opt/oracle/oraInventory 新規グループ 名: oinstall. 7. 「ファイルの場所の指定」画面
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 17
インストールする OracleAS インスタンスを識別する名前と、インストール先の ディレクトリを指定します。今回は「インストール名」に「portal1012」、「パ ス」に「/opt/oracle/product/1012/portal1012」と指定します。インストール先のデ ィレクトリが存在しない場合は、インストーラにより自動的に作成されます。入 力後、「次へ」をクリックしてください。 8. 「インストールする製品の選択」画面
「Oracle Application Server 10g」を選択してください。その後「製品の言語」をク リックして、「選択された言語」に「日本語」が含まれていることを確認してく ださい。
含まれていない場合は、「使用可能な言語」で「日本語」をクリックして反転さ せてから「>」アイコンをクリックして日本語を選択し、「OK」をクリックして ください。
「インストールする製品の選択」画面へ戻り、「次へ」をクリックします。
9. 「インストール・タイプの選択」画面
「Portal and Wireless」を選択して、「次へ」をクリックします。
10. 「製品固有の前提条件のチェック」画面
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 19
システム要件をすべて満たしているかどうかを自動で確認します。システム要件 を満たしていない場合は警告が表示されるので、再度確認してからインストーラ を起動してください。 全ての項目で成功したことを確認し、「次へ」をクリックします。 11. 「インストール前の要件の確認」画面 チェックボックスをチェックし、「次へ」をクリックします。 12. 「構成オプションの選択」画面 インストール時に実行する構成ツールを選択します。
「OracleAS 10g Portal」がチェックされていることを確認して、「次へ」をクリッ クします。
13. 「ポート構成オプションの指定」画面
Oracle Application Server 10g のインストーラは、インストール時にポート番号の 競合を回避してサービスにポートを自動的に割り当てます。 インストール時に OracleAS Portal が使用するポート番号を明示的に指定する場合 は、次の作業を行ってください。 次のようなポート番号の競合を回避します。 実行中のプロセスが使用しているポート /etc/services ファイルで指定しているポート 同一インベントリを使用してインストールされている Oracle Application Server 10g で割り当てられているポート ① staticports.ini ファイルを作成 インストールメディア Disk1 に存在するテンプレートを、ローカルディスク にコピーします。 $ cp /mnt/cdrom/stage/Response/staticports.ini /opt/oracle/staticports.ini ② ローカルディスクにコピーした staticports.ini ファイルを編集 ポート番号をファイル「/opt/oracle/staticports.ini」で指定します。各コンポーネ ントのポート番号を指定し、行頭の「#」を削除します。指定しないコンポー ネントについては、インストーラが自動的にポート番号を割り当てます。 OracleAS Portal にアクセスするために HTTP と HTTPS が一般的に使用するポ
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 21
ー ト 番 号 で あ る 80 と 443 を使用し たい場合、 次のように Oracle HTTP Server(OHS), OracleAS Web Cache の使用するポート番号を指定します。
# J2EE and Web Cache
Oracle HTTP Server port = 80
#Oracle HTTP Server Listen port = port_num Oracle HTTP Server SSL port = 443
#Oracle HTTP Server Listen (SSL) port = port_num #Oracle HTTP Server Diagnostic port = port_num #Oracle HTTP Server Jserv port = port_num #Java Object Cache port = port_num
#DCM Java Object Cache port = port_num
#Oracle Notification Server Request port = port_num #Oracle Notification Server Local port = port_num #Oracle Notification Server Remote port = port_num #Application Server Control port = port_num
#Application Server Control RMI port = port_num #Oracle Management Agent port = port_num
Web Cache HTTP Listen port = 80
Web Cache HTTP Listen (SSL) port = 443 #Web Cache Administration port = port_num #Web Cache Invalidation port = port_num #Web Cache Statistics port = port_num #Log Loader port = port_num
# Business Intelligence and Forms #Discoverer OSAgent port = port_num
#Reports Services SQL*Net port = port_num # Infrastructure
#Oracle Internet Directory port = port_num
#Oracle Internet Directory (SSL) port = port_num
#Oracle Certificate Authority SSL Server Authentication port = port_num #Oracle Certificate Authority SSL Mutual Authentication port = port_num
ポート番号に関する注意:
Oracle Enterprise Manager Application Server Control のポート番号を、インス トール後に変更することはできません。
OracleAS Infrastructure のインストール中に、Metadata Repository を格納する ために作成された データベースは、ポート番号 1521、2481、2482、8080、 9090 を使用します。 そのため OracleAS Infrastructure と同一のマシ ンに Middle-Tier をインストールする場合は、これらのポート番号を指定しないで ください。 65536 以上のポート番号を指定することはできません。 1024 未満のポート番号を指定する場合は、root ユーザーとしてコンポーネン
トを実行する必要があります。インストール終了時にインストーラではその コンポーネントを起動できないので、インストール中に後述のような追加手 順を実行する必要があります。
競合しているポート番号を指定した場合は、インストール後に実行される構 成ツールが正常に終了しない可能性があります。その場合はこの資料の最後 に記述されている方法に従って Oracle Application Server をアンインストール した後、ポート番号の指定を変更してから再インストールしてください。 OracleAS Portal を使用するためには、「Oracle HTTP Server port」と「Web
Cache HTTP Listen port」、「Oracle HTTP Server SSL port」と「Web Cache HTTP
Listen (SSL) port」に指定するポート番号が一致している必要があります。
③ 作成した staticports.ini ファイルを「ポート構成オプションの指定」画面で指 定
「手動」を選択してファイルを指定し、「次へ」をクリックします。
なお、ポート番号の詳細については、『Oracle Application Server 10g インスト レーション・ガイド 10g リリース 2(10.1.2) for HP-UX PA-RISC(64-bit) and Linux x86』の 4.4 を参照してください。
14. 「Oracle Internet Directory への登録」画面
利用する OracleAS Infrastructure の Oracle Internet Directory(OID)にアクセスするた めの情報を入力します。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 23
OracleAS Infrastructure の OID が稼動しているホスト名とポート番号を入力します。 今回は OracleAS Infrastructure と同じマシンにインストールしているので、「ホス
ト」には現在インストールを行っているマシンの名前を、「<ホスト名>.<ドメイン
名>」形式で入力してください。「ポート」には「Oracle Application Server 10g for Linux x86 インストール手順 ∼Infrastructure 編∼」の「インストール後の確認」 の「サービスのポートの確認」で確認した、「Oracle Internet Directory port」の値を 入力してください(デフォルトのポート番号は 3060 です)。
入力が完了したら、「次へ」をクリックします。
15. 「Oracle Internet Directory に対するログインの指定」画面
OID に管理ユーザー「cn=orcladmin」でログインするための情報を入力します。
「 パ ス ワ ー ド 」 に は OracleAS Infrastructure を イ ン ス ト ー ル し た と き に 「ias_admin」のパスワードとして指定した値を入力して、「次へ」をクリックし ます。
16. 「 OracleAS Metadata Repository の選択」画面
Metadata Repository がインストールされているデータベースに対する接続情報が 表示されます。 デフォルト値が適切なことを確認して、「次へ」をクリックします。 17. 「インスタンス名と ias_admin パスワードの指定」画面 インストールするインスタンスに一意の名前を付け、管理ユーザー「ias_admin」 のパスワードを指定します。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 25
今回は、「インスタンス名」に「portal1012」、「ias_admin のパスワード」に 「 oracle10g 」 と 入 力 し ま す 。 ま た Oracle Application Server を 管 理 す る Application Server Control にはユーザー「ias_admin」でログインするため、ここ で指定した「ias_admin」のパスワードは必ず覚えておいてください。 ユーザー「ias_admin」のパスワードに指定可能な文字列には、次のような制限 があります。 ● 数字 1 文字以上を含む、英数字 5 文字以上であること また指定するインスタンス名には、次のような制限があります。 ● 英数字(A∼Z、a∼z、0∼9)および”$”、”_”のみ使用可能 ● 1 つのマシンに複数の OracleAS インスタンスが存在する場合は、各イン スタンス名は一意でなくてはならない 「次へ」をクリックします。 18. 「サマリー」画面 インストールされるコンポーネントの一覧が表示されます。 内容を確認して、「インストール」をクリックします。 19. 「インストール」画面 ① インストール中 次のような画面が表示されて、インストールが開始されます。
② CD-ROM の交換 インストールの途中、次のようなダイアログが表示されます。 指示に従って CD-ROM を交換し、「OK」をクリックしてください。 例: # umount /mnt/cdrom # eject インストールメディアの交換 # mount /mnt/cdrom ③ root.sh の実行 次のようなダイアログが表示されます。
「OK」をクリックする前に、Oracle Application Server をインストールする
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 27
デ ィ レ ク ト リ ( 今 回 は 「 /opt/oracle/product/1012/portal1012/ 」 ) に 存 在 す る 「root.sh」を、root ユーザーで実行してください。
$su password
#/opt/oracle/product/1012/portal1012/root.sh Running Oracle10 root.sh script...
The following environment variables are set as: ORACLE_OWNER= oracleas
ORACLE_HOME= /opt/oracle/product/1012/portal1012 Enter the full pathname of the local bin directory:
[/usr/local/bin]: ENTER キーを押す The file "dbhome" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)
[n]: y y キーを押す Copying dbhome to /usr/local/bin ...
The file "oraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)
[n]: y y キーを押す Copying oraenv to /usr/local/bin ...
The file "coraenv" already exists in /usr/local/bin. Overwrite it? (y/n)
[n]: y y キーを押す Copying coraenv to /usr/local/bin ...
Adding entry to /etc/oratab file...
Entries will be added to the /etc/oratab file as needed by Database Configuration Assistant when a database is created Finished running generic part of root.sh script.
Now product-specific root actions will be performed.
今回のように同じマシンに既に Oracle 製品がインストールされている場合は、 デ ィ レ ク ト リ 「 /usr/local/bin 」 に 存 在 す る フ ァ イ ル 「 dbhome 」、「 oraenv 」、 「coraenv」を上書きするかどうか聞かれます。すべて「y」と入力して上書き してください。
またインストール時にファイル「staticports.ini」を使用して Oracle HTTP Server が 1024 未満のポート番号を使用するように指定した場合は、次のコマンドを実 行してください。
$ su Password:
# cd /opt/oracle/product/1012/portal1012/Apache/Apache/bin # chown root .apachectl
# chmod 6750 .apachectl
実行後ダイアログに戻り、「OK」をクリックします。
20. 「Configuration Assistant」画面
次の画面のように構成ツールが自動的に実行されます。
構成ツールが全て終了するまでお待ちください。
21. 「インストールの終了」画面
インストールが正常に終了すると、「OracleAS Application Server10g のインストー
ルが成功しました」というメッセージと、Oracle HTTP Server にアクセスするた めの URL が表示されます。
「終了」をクリックすると、次のようなダイアログが表示されます。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 29
「はい」をクリックして、インストーラを終了します。
インストール後の確認
インストール直後は、全てのサービスが起動しています。Web ブラウザで各サービス にアクセスし、動作確認を行います。
Oracle HTTP Server、OracleAS Web Cache のポート番号と Oracle Enterprise Manager Application Server Control のポート番号を確認し、そのポート番号を使用して OracleAS Portal と Application Server Control にアクセスします。
サービスのポート番号の確認
1. ファイル「/opt/oracle/product/1012/portal1012/install/portlist.ini」の確認
このファイルはインストール時に割り当てられたポート番号になります。「Oracle HTTP Server port」と「Application Server Control port」の値を確認してください。 例:
[System]
Host Name = portal1012.jp.oracle.com [Ports]
Oracle HTTP Server port = 80
Oracle HTTP Server Listen port = 7778 Oracle HTTP Server SSL port = 443
Oracle HTTP Server Listen (SSL) port = 4445 Oracle HTTP Server Diagnostic port = 7201 Java Object Cache port = 7011
Oracle Notification Server Request port = 6004 Oracle Notification Server Local port = 6101 Oracle Notification Server Remote port = 6201 Log Loader port = 44001
DCM Discovery port = 7102
Enterprise Manager Agent Port = 1831
Application Server Control RMI port = 1851 Application Server Control port = 1811 Web Cache HTTP Listen port = 80
Web Cache HTTP Listen (SSL) port = 443 Web Cache Administration port = 4000 Web Cache Invalidation port = 4001 Web Cache Statistics port = 4002
OracleAS Portal の「ようこそ」画面の確認
1. OracleAS Portal の「ようこそ」画面へのアクセス
ブラウザを起動し、次の URL にアクセスしてください。
http://<ホスト名>.<ドメイン名>:<ポート番号>/pls/portal/
<ホスト名>.<ドメイン名>:<ポート番号>については、「インストールの終了」画面
に表示される Oracle HTTP Server にアクセスするための URL、またはファイル 「/opt/oracle/product/1012/portal1012/install/portlist.ini」の「Host Name」項目および、 「Oracle HTTP Server port」もしくは「Web Cache HTTP Listen port」項目の値を参 照してください。
右上の「ログイン」をクリックしてください。
2. OracleAS Single Sign-On へのログイン
OracleAS Single Sign-On のログイン画面が表示されます。
ユーザー名:orcladmin
パスワード:OracleAS Infrastructure のインストール時に指定した「ias_admin」の パスワード(今回は「oracle10g」)
と入力してください。
3. OracleAS Portal の管理画面へのアクセス
OracleAS Portal の管理画面が表示されます。画面上方に表示されるタブをクリッ クすることで、さまざまな管理機能に切り替えて表示することができます。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 31
Web 管理コンソール Application Server Control の確認
Application Server Control は、コンポーネントの起動・停止や設定の変更、アプリケー ションの配布を行うための管理ツールです。
1. Application Server Control へのアクセス
ブラウザを起動し、次の URL にアクセスしてください。
http://<ホスト名.ドメイン名>:<ポート番号>
<ホスト名>.<ドメイン名>については、「インストールの終了」画面に表示され
る Oracle HTTP Server に ア ク セ ス す る た め の URL 、 ま た は フ ァ イ ル 「/opt/oracle/product/1012/portal1012/install/portlist.ini」の「Host Name」項目、< ポート番号>については「Application Server Control port」項目の値を参照してく ださい。ログインダイアログが表示されます。
ユーザー名:ias_admin
パスワード:OracleAS Infrastructure のインストール時に指定した「ias_admin」の パスワード(今回は「oracle10g」) と入力してください。 2. 次の画面が表示されます。 ここで「スタンドアロン・インスタンス」項目に表示されるリンク(<Middle-Tier の OracleAS インスタンス名>.<マシンのホスト名>.<マシンのドメイン名>、 例: 「portal1012.portal1012.jp.oracle.com」)をクリックすると、次の画面が表示
されます。 この画面から、OracleAS Portal の各コンポーネントの起動停止や設定変更、ア プリケーションのデプロイなどの管理作業を行うことができます。なお後述の ように、コンポーネントの起動、停止はコマンドラインのツール「opmnctl」か ら行うことも可能です。また設定の変更やアプリケーションのデプロイは、コ マンドラインのツール「dcmctl」から行うことも可能です。Application Server
Control、コマンドラインでの管理については、「Oracle Application Server 10g 管
理者ガイド」を参照してください。
サービスの起動・停止
OracleAS Portal を起動、停止するための手順を紹介します。インストールユーザーの環境変数の設定
各サービスを起動・停止するためには、ユーザー「oracleas」でログインした後適切 な環境変数を設定する必要があります。次のファイル「.portal_env」は環境変数設定 の一例です。 export LANG=ja_JP.eucJP export ORACLE_SID=asdb export ORACLE_HOME=/opt/oracle/product/1012/portal1012 export LD_LIBRARY_PATH=$ORACLE_HOME/lib:$LD_LIBRARY_PATH export PATH=/usr/bin:/usr/local/bin:/bin:/usr/X11R6/bin:. :$ORACLE_HOME/bin:$ORACLE_HOME/opmn/bin:$ORACLE_HOME/dcm/bin :$PATH export NLS_LANG=Japanese_Japan.JA16EUC 「/usr/bin」が環境変数 PATH に含まれる最初のディレクトリとなるよう設定してくだ さい 環境変数を設定するためには、次のコマンドを実行してください。 $ . .portal_env 設定した環境変数を確認するためには、次のコマンドを実行してください。 $ envOracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 35
OracleAS Portal の起動
OracleAS Portal を起動するための手順を紹介します。
1. OracleAS Infrastructure の起動(OracleAS Infrastructure が起動していない場合)
2. ユーザー「oracleas」でログインして、適切な環境変数を設定
$ . .portal_env
3. OracleAS Portal の提供するサービスの起動
$ $ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl startall
opmnctl: starting opmn and all managed processes....
4. Application Server Control の起動
$ emctl start iasconsole TZ set to Japan
Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control Release 10.1.2.0.0
Copyright (c) 1996, 2004 Oracle Corporation. All rights reserved.
http://portal1012.jp.oracle.com:1811/emd/console/aboutApplicat ion
Starting Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control ... started successfully.
5. OracleAS Portal の起動が完了しました。OracleAS Portal の提供するすべての
サービスが使用可能になりした。
OracleAS Portal の停止
OracleAS Portal を停止するための手順を紹介します。
1. ユーザー「oracleas」でログインして、適切な環境変数を設定
$ . .portal_env
2. Application Server Control の停止
$ emctl stop iasconsole TZ set to Japan
Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control Release 10.1.2.0.0
Copyright (c) 1996, 2004 Oracle Corporation. All rights reserved.
http://portal1012.jp.oracle.com:1811/emd/console/aboutApplicat ion
Stopping Oracle Enterprise Manager 10g Application Server Control ... ...
Stopped
3. OracleAS Portal の提供するサービスの停止
$ $ORACLE_HOME/opmn/bin/opmnctl stopall
opmnctl: stopping opmn and all managed processes....
4. OracleAS Infrastructure の停止(OracleAS Infrastructure も停止したい場合)
5. OracleAS Portal の停止が完了しました。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 37
運用上の注意
インストール後に必要な注意点について記述します。PDK について
OracleAS Portal の提供するポータル・フレームワークでは、ポータル・ページは「ポー トレット」と呼ばれるモジュールによって構成されます。 Excite Japan 天気予報 日経BP BizTech Newsポートレット
Portal Web アプリケーション コンテンツ管理 既存社内 システム シングル・ サイン・オン 検索フォーム OTN Japan ポートレットの開発は OracleAS Portal が提供するウィザードによって行うこともでき ますが、PDK(Portal Developer Kit)と呼ばれる開発キットを用いることで、ニーズにきめ 細かく応じたポートレットを作成することもできます。また PDK には効率的なポータ ル・ページの構築を可能にする「Web Clipping」や「Omni Portlet」といったポートレッ トや、その他いくつかのサンプルも含まれます。PDK を使用する場合には、最新版を Oracle Technology Network Japan (OTN)の次の URL(もしくはサポートセンター)から入手してください。
http://otn.oracle.co.jp/tech/portlet/index.html
Portal スキーマのパスワードの変更
OracleAS Portal を運用するにあたっては、Portal スキーマ (デフォルトでは Metadata Repository と同一の DB インスタンスのスキーマ「portal」に、Portal リポジトリが作成 されます)に SQL*Plus でログインして、作業を行う必要がある場合があります。Portal スキーマのパスワードはインストール直後はランダムな値に設定されています。その値 は Oracle Internet Directory(OID)に格納されているので、管理ツール Oracle Directory Manage を使用して確認することができます。
① Oracle Directory Manager の起動
まず OracleAS Infrastructure で Oracle Directory Manager を起動します。ユーザー 「oracleas」でログインし、OracleAS Infrastructure 用の適切な環境変数を設定して、 次のコマンドを実行します。
$ . .infra_env
$ $ORACLE_HOME/bin/oidadmin
② OID の登録
初めて Oracle Directory Manager から OID にアクセスする際には、OID が稼動して いるサーバーのホスト名などの情報を入力する必要があります。2 回目以降のアク セスでは、②∼⑤の手順は省略されます。
「OK」をクリックしてください。 ③ OID の追加
OID が稼動しているサーバーの情報を追加します。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 39
「追加」をクリックしてください。 ④ OID の情報の入力
OID が稼動しているホスト名とポート番号を入力する画面が表示されます。
「サーバー」には OracleAS Infrastructure をインストールしたマシンの名前を、「<ホ スト名>.<ドメイン名>」形式で入力してください。「ポート」には「インストール 後の確認」の「サービスのポートの確認」で確認した、「Oracle Internet Directory port」の値を入力してください(デフォルトでは「3060」です)。入力が完了したら、 「OK」をクリックします。
⑤ OID の選択
Oracle Directory Manager で編集する OID を選択します。
今入力したホスト名とポート番号が表示されている列を選択して反転させて、 「OK」をクリックします。
⑥ OID へのログイン
ユーザー名、パスワードを入力します。
「ユーザー」に OID の管理ユーザーである「orcladmin」、「パスワード」には OracleAS Infrastructure のインストール中に「ias_admin」のパスワードとして指定し た値(今回は「oracle10g」)を入力して、「ログイン」をクリックしてください。 ⑦ Portal スキーマのパスワードの格納されているエントリ 次のような OID の初期画面が表示されます。 画面左側のナビゲータ・ペインを次のように辿ってください。 エントリ管理 > cn=OracleContext > cn=Products > cn=IAS
>cn=IAS Infrastructure Database
> orclReferenceName=<Metadata Repository のグローバル・データベース名> > OrclReferenceName=Portal
> orclpasswordattribute
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 41
⑧ Portal スキーマのパスワードの確認 画面右側の属性「orclpasswordattribute」の値が「Portal」スキーマのパスワードを示 しています。 また Portal スキーマのパスワードを変更する場合、一般的な DB のスキーマのよう に、SQL*Plus などから直接変更することはできません。Portal スキーマのパスワー ドの情報は、mod_plsql の DAD などでも保持されており、それらに対しても同時に 変更を反映する必要があります。そのため Portal スキーマや SSO のパスワードの変 更は、Application Server Control から行います。SSO スキーマのパスワードの変更方 法については、「Oracle Application Server 10g(10.1.2) for Linux x86 インストール手順 ∼Infrastructure 編∼」を参照してください。Portal スキーマのパスワードの変更方 法は次の通りです。
① インスタンスのホームページの表示
Web ブラウザで、Application Server Control のインスタンスのホームページにアクセ スします。
「Infrastructure」タブをクリックしてください。 ② 「Infrastructure」タブの表示 「Infrastructure」タブが表示されます。 ページ左下のリンク「スキーマ・パスワードの変更」をクリックしてください。 ③ パスワードの変更画面の表示 パスワードの変更画面が表示されます。 パスワードの変更画面で、「PORTAL」にチェックをつけて選択し、「パスワード」 および「パスワードの確認」項目に、設定したいパスワードを入力します。入力が 完了したら「OK」をクリックします。 ④ パスワードの変更結果の確認画面の表示 パスワードの変更結果の確認画面が表示されます。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 43
⑤ インスタンスのホームページの表示
Portal スキーマのパスワードを変更した場合、Oracle HTTP Server と OC4J インスタ ンス「OC4J_Portal」を再起動する必要があります。再びインスタンスのホームペー ジにアクセスしてください。
「HTTP Server」と「OC4J_Portal」にチェックをつけて選択し、「再起動」をクリッ クしてください。
⑥ Oracle HTTP Server と OC4J_Portal の再起動
次のような確認画面が表示されます。
「はい」をクリックしてください。
⑦ 再起動の処理中 再起動中は次のような画面が表示されます。再起動が完了するまで、暫くお待ちく ださい。 ⑧ 再起動の完了 再起動が完了すると、次のような画面が表示されます。 これで Portal スキーマのパスワードの変更が完了しました。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 45
アンインストール
インストールしたOracleAS Portal をアンインストールする手順は次の通りです。アンインストール作業
1. OracleAS Portal の停止 「サービスの起動・停止」の章を参照して、OracleAS Portal を停止します。なお OracleAS Infrastructure は必ず起動しておいて下さい。2. OracleAS Infrastructure に登録されている Middle-Tier 情報の削除
OracleAS Infrastructure から、OracleAS Portal 用にインストールした Middle-Tier に 関する情報を削除します。そのため、インストールユーザー「oracleas」でログイ ンして、次の例のようなコマンドを実行します。
$ cd $ORACLE_HOME/bin
$ $ORACLE_HOME/perl/bin/perl deconfig.pl -u cn=orcladmin –w oracle10g –dbp oracle10g
ここで、$ORACLE_HOME は OracleAS Portal をインストールした ORACLE ホー ム・ディレクトリです。オプション「-u」には OID のスーパーユーザ
「cn=orcladmin」、オプション「-w」にはそのパスワード(OracleAS
Infrastructure のインストール時に指定した「ias_admin」のパスワード)、オ プション「-dbp」には(OracleAS Infrastructure のインストール時に指定し た)Metadata Repository データベースのユーザー「SYS」のパスワードを指定 します。 3. インストーラの起動 インストールユーザー「oracleas」でログインして次のコマンドを実行し、Oracle Universal Installer(OUI)を起動します。 $ $ORACLE_HOME/oui/bin/runInstaller 4. 「ようこそ」画面
「製品の削除」をクリックします。 5. 削除するインスタンスの指定 削除するインスタンスをチェックします。 今回は「portal1012」をチェックして、「削除」をクリックします。 6. 確認ダイアログ 削除するコンポーネントの詳細が表示されます。
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 47
「はい」をクリックしてください。 7. 削除ダイアログ 次のようなダイアログで削除の進行状況が表示されます。 途中次のようなダイアログが表示される場合があります。内容を確認した上で 「OK」をクリックしてください。 8. 削除完了ダイアログ 削除が完了すると、次のようなダイアログが表示されます。
「閉じる」をクリックします。 9. インストーラの終了 「取消」をクリックして OUI を終了します。 10. ファイル/ディレクトリの削除 OUI では削除されないファイルやディレクトリがありますので、手動で削除しま す。 ① ORACLE ホーム・ディレクトリ
root ユーザーでログインし、削除した Oracle Application Server インスタンスの ORACLE ホーム・ディレクトリを削除します。次のコマンドを実行してくだ さい。 $ su Password: # rm –rf /opt/oracle/product/1012/portal1012 ② ファイル「/etc/oratab」のインスタンスのエントリの削除 ファイル「/etc/oratab」から、削除したインスタンスに関する記述を削除します。 $ vi /etc/oratab #
# This file is used by ORACLE utilities. It is created by root.sh
# and updated by the Database Configuration Assistant when creating
# a database.
Oracle Application Server 10g Release 2 (10.1.2) for Linux x86 イ ン ス ト ー ル 手 順 ∼ Portal 編 ∼ 49
# A colon, ':', is used as the field terminator. A new line terminates
# the entry. Lines beginning with a pound sign, '#', are comments.
#
# Entries are of the form:
# $ORACLE_SID:$ORACLE_HOME:<N|Y>: #
# The first and second fields are the system identifier and home
# directory of the database respectively. The third filed indicates
# to the dbstart utility that the database should , "Y", or should not,
# "N", be brought up at system boot time. #
# Multiple entries with the same $ORACLE_SID are not allowed. #
#
*:/opt/oracle/product/1012/portal1012:N この行を削除
以上で OracleAS Portal のアンインストールは完了です。
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