今 昔 物 語 集 の 説 語 展 開 様 式
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(2) 58. ることにたるであろう︒. ところで︑その説話展開様式なるものを︑筆老はさきに﹁二話一類様式﹂と名付けたのであるが︑それはどういう. 形のものであるか︒まずその典型的たものについていうとー相並んで存在する二説話の間には︑その他の説話に比. して一段と濃い類似的近縁的性格が見出される︒それはこの二話の各々の説話中の事件とか人物.事物.場所などが. 非常に似通っているからであって︑逆にいえば︑その二説話はこれらを連想契機として一括して置かれたものといい. うる︒そして巻初より順次に二話ずつが︑ある類聚形態の中でこのように配列されているのであるが︑またその一括. された二話と次の二話との間にも何らかの連想契機がはたらいている︒しかしそれは︑二話を一括している契機に比. して︑達想性が稀薄であり︑多分に形式的ではある︒だから︑全体が同じような違想的展開をしているとは見られず. 強い連想契機によって二話が一括され︑そしてそれがさらに些少の契機を求めて次の二話に結びついて行く︑つまり. 二話ずつが違鎖的に展開Lているのである︒以上が今昔説話展開において全面的に認めれる典型的様式である︒この. 他に幾分見出されるのは︑右の二話一括が重複した様式であって︑ある契機の下に一拓された二話の︑後の話が別の. 強い契機をもってその次の話に結びついているものである︒また稀にではあるが︑三話が一つの契機によって一捨さ. れているものもある︒また︑二話と次の二語をつたぐ連想契機が見出せないものも︑わずかではあるが存在する︵こ. の場合は多く説話の類別上の切れ目である︶︒この例外的なものを含めて︑筆者は二話一類様式と称するのであるが︑. これが今音三十一巻︵うち三巻欠︶にわたりて着実に行われているということは︑正に驚く.べきことではないだろう か︒. さて︑これを全体的に示すといっても︑一千余話に及ぶ全説話を一時にとりあげることは与えられた紙数の点から. 到底不可能であるので︑まず初めに︑比較的一般に親しくまた問題的な本朝世俗説語前半を巻に従ってとりあげ︑表. 728.
(3) 59. の形を以て示すことにした︒. ○表の説明−上段より︑説語番号・題名・二語一類契機・二話一類指示・類聚契機の一部・梗概︒一括された二話. 二話. のそ天織.と与に原 末れ皇冠 いう内鎌 さぞのの.う 大足. 家口不1公な智. ︵乃至三語︶の左欄は︑前後二語問の連鎮契機を示すものであり︑それはまた前語・後話の一捨契機を示す欄中に○. うo. 「. △印によっても示されている︒. 巻第廿二 本朝. 語第一. 一類. を討. リ麿母. 大織冠始賜藤原姓 鎌足の子淡海公︵母は天智天皇の后︶公に仕. O︿房前V. うo. 淡海公継四家語第 鎌足の子淡海公︵母は天智天皇の眉︶公に仕.. Oω・㈲間−房前o. なるo. 房前大臣始北家語 房前の子犬納言真楯その子に内麿あり大臣と O︿房前V. 他. 第三. ○︿内麿V. po. 内麿大臣乗悪馬語 内麿右大臣は︑房前の孫︑大納言真楯の子な 第四. △㈲・㈹閻i特に契機とすべきものなし︑しいていえば内麿︒. 729. のは= 大ゆつ 四四天」 織ず. る. そ叉 の河北 子内家 内大の. をり天. 比1. 我. ゆ祖前い一 皇天入 。と字う 行皇鹿 な合 . 幸眉を. 馬若 静い ま時. かの房と=天. に頂. 二. 生力皇 むをと つ共 死くに 時す蘇. 家家子等 と式の . く家武淡■ に京智海 さ家麿公:. 北北. の流の 大才L死 納氏後 言の大 真長臣 楯者と 阜とな 世なり しる仕. の子 るな. こ海. かれ肩太.o淡臣 ゆ南な郎=海と天. 。子の公. らの れ孫 荒 れ真 馬椛 にの. く. 。ぜ前. 家人智大1冠P後藤. 麿臣祖房 後とに前 をいし つうて淡. 人戸内 々宮麿 感には ず命房. { イ〕 口) (. 1.
(4) 60. △︷怖麿=︵の子漆繍︶〜■■−..=−=−−...■... 閑院冬嗣右大臣井 長良の子基経︑関白太政大臣になる︒ 子息語第五. 堀河太政大臣基経. 多をく皮 帝迎の門 のえ家の 女妻に子 街と入高. 一︒︿養一冬撃一の菱V. 孫の歌房 は霊を摂 さ験よ政 かをむ太 え得 政 戻大. 子二房良. 勝のとな 延大伸口 僧饗平子 都の 孫 上時住さ 野の居か. 切で平に. 。宇娘近り. 長良の子基経︑ 関白太政大臣になる︒. 雨相. と 後に良 い娘そあ門 うをのいあ. 語第六. ⇔. 定ぽるし良=. ○㈹・8間− 冬 嗣 の 孫 ︒. 同. 藤こ時子■. ざと后基太身槽旗に. 男大の に 子納娘山長 は言と階良 定にちに良 国のぎ狩房. 時平︑帝とはかリて遣差の風を制すること︑ 叉伯父国経の北の方の美しきを知リ策をまう けてこれをと頂あげることo. にする藤冬. 峯車はゆ長基そ相臣冬 雄の堀 良経の浄の嗣 の立河娘の関子蔵始の 歌て院は子白等の 子. 上 若嗣■ る局そいの.. 列. 伝 ←. まま閑 経政分越染長 た 院男 大ひに殿良 兄お 子関臣くしの皮 国よそは白として后房 経びの時太な 千に良 の死堀平政る長手対相 この河と大。良ダしあ と時院忠臣 のラ良P. 方P. 高藤内大臣語第七 高藤︑奇縁にょη妻を得ること︒ ○小良門︵冬周の子v=の子高藤〜︒. 、. 本朝 附 大 織 冠. 二話. 一類. 一武. 明尊僧正︑夜宮申よリ三井寺に行きかえる伴 に︑平致経命ぜられ︑その途中の警護に武人 の用意の万全たるを示すo. 平維衡と平致頼の私闘︑その処罰︑ 藤原致忠 と橘輔致の私闘︑その処罰o. ←戦→. 註・本巻は藤氏列伝にLて系図の順に主要人物を並べているので︑二話一類契機に話の内容よリもむしろ系図上の関係に求め られることが多い︒二話一類の意識は︑人物の系図上の位置をくpかえし云う語に見ら牝る︒. ︵下文欠ク︶. 時平夫臣取国経大 時平︑奇策により妻を得ること︒ 納言妻語第八. ノ) (. イ) (. 巻第廿三. O︿夜道の途中︑順々に郎箏をありめるV. 左衛門尉平致頼導 明尊僧正語第十四 武人平教経︵致頼の子︶︑武の道の万全︒. 平緯衡同致頼合戦 武人平致頼︑式の遣を挑み争う︒ 蒙答語第十三. 13 14. 730.
(5) 61. ≡﹁. !. ■さ盗指. 。て1頃の. ○ω︑㈲間−夜道の途中︑ 順走におこることo. ○︿夜道の途中︑順々に盗賊を切るV. 男︵則光︶︒. .陸奥前司橘則光切として受難︒思量賢く身の力など極めて強き. 一−︑︑﹂馴ガ光・小舎人童一人つ牝て女の許へ行かん 穀人語第十五. ﹇ 一△︿季通を促えてうたんとするV. 一︵季通︶︒. 橘季通︵則光の子︶︑小舎人童一人つれて女の 駿挑葡司橘季通擁許へ行き受難︒思量賢く力など極めて強き男 逃語第十六. ω間−人をとらえて乱暴をはたらかんとすること︒. △︿商人をとらえて接峻せんとすV. 尾張国女伏美濃狐 尾張の大力女︵道場法師の孫︶︑無法なものを こらしむ︒ 語第十七. 尾張女取返紬畳語一 尾張の大力女︵道場法師の孫︶︑無法なものを 第十八 こらしむo. ○︿夫力により悪者をこらすV 大力によ頂悪者をこらすo. はに足. 一るあく. i! ■■. 1み人にrくにて=. ■■. れ多. の. と︑. ■■■. ■■. v、. ○ω︑⇔間. H. 皿こ人. ○て. こ. ■. 尾 張. ら. 一. を. 1. 一. 1. 足夜. 1. で宮i盗廷. 目 { 同. ○が叉. る. !. 司. を. すな. 蹴. 一. 、. ■. 比叡山実因僧都強 大力の吉同僧︑ひきはぎにあい︑ 足の力をもっ てこらしむ︒ 力語第十九 同. る口. i I. くあ. 出すく. 1. ≡. 。国. れ. ■. ○︿大力にユり悪老をこムすV. △︿盗人を蹴るV. 731. がま. た 時 老後 あに盗. のつ. り殺行. う. 1. ば. ≡. う. 名々許 のにへ. を. ■. 。物. ≡. !. i. ■. ■. 一. ,. しいる. i. をて こ、 ら無 し法 むな. ■. 転く にに よ リ侍 うど まも. 一. i. o. 、. め み て負を こわわ られる. こ. ■. こて ら商 し人. 一. す女. をともよ すとうP るしけ女. のへ. i 機行. ■. 」. 無 法犬 な力 船に 主し. むの. 、の ■ 董許. i. さに まあ るい. 『. 力濃 女狐. ■. こ力. れに をし. 「. 妻. た季 ん通. 光自に貝■」. 「 む大. 大. 領. :. 叉の. ■. 貝」を数橘. 一. う橘. ≡. と. は分あ光 知のい らし 夜 ぬた策宮 顔こを中. =. 広沢寛朝僧正ら力 大力の高僧︑ひきはぎにあい︑ 足の力をもっ 語第二十 てこ強しむ︒. △e・㈱間−蹴る︒. 争. 量思人 ←■ → 岡凹. ≡. の朝 上僧 に正 飛 び溢 は人. −. 大美. ら尾 し張. 人の実 のか因 腰え僧 をリ都r. 柱寛. ≡. 張. 19. 口) ( ノ、 ( ). 朽 16. △ (弓 17. 18 20.
(6) 62. △︿大掌ρ衆を蹴る■v■. ■■=■■■■−︒. 夫学衆試相撲人成大力の相撲人︑力あるもの︵大学の衆︶に足 村語第甘一 をとら牝︑互に引きあう︒ . .一. 一V. 一大カの相撲人︑力あるもの︵大蛇︶に足をと 相撲人海直世会蛇ら牝︑互に引きあう︒ 試力語第廿二 一〇︿相撲人・水中の大蛇との力くらぺで勝つ. らて撲 れな人. 相撲人成村・恒世︑相撲の節におげる勝負︒. 尾張兼時・下野敦行︑右近馬場の競馬の勝負︒. 大川. あ. て指さ1. O㈱・り間−相撲入︑水申の異物との力くら.ぺで勝つことo. にいと. なるな げ時る. 中て争. どのわ でい最 ろまれ= 陸で手. ん世. ○途しで. す大 る蛇 がの 尾 こで ら足 えを. る悪1 を捕世 悪が者1 つえに 者、に1 かてか おそ捕.ん泳ち. と. つけの≡ 局た ぶら妹= そ鹿勢 す牝 = れを田. 。れ恒. るすき光1 に宗 ○リつ遠=結げ平. 足かう をえ とっ相. きま人1. 追水人. ら竹を大; わ申私 わをつ井≡ るに市. るまの. 沓げの相 とら一撲 か牝人人 かて 成 と死夫村 のぬ学等 皮 衆 を成を大 引村蹴学 きも倒衆 切逃さと らげん路 るると上. 蛇に相 が引撲 切き人 牝こ海. 人でれ相≡ぐ鰐叉相 にし 撲=。に 撲. てま つか いれ に、. 逃で質 げ手に. c︷相撲ぺ水沖の機︸ρ功パ心ドて傍.ρ〜同り. 本朝 附 世 俗. 宮中行事としての勝負︵競馬︶o. △い晦■山〜■−=■■−■■■.−−.−..■−.■..−−.−−... 宮中行事としての勝負︵相撲︶︒. 負相. 巻第廿四. 語兼 第時 廿敦 六行 競 馬 勝 負. との刀人1. 相撲人私市宗平投相撲人の腕力︵鰐に遣わ牝ながら︑それを手 上鰭語第甘三 ど頂にする︶︒鹿を手ど頂にする男︒. 相技人大井光遠妹相撲人の妹の腕力︵悪者に捕えら牝ながら︑. 強嚢︑四㌶にぶす︑鹿の角をラちくだく考. ω間−二十三・二十四の間に契機なし︒但L相撲人大力話は二十. 三で終P︑勝負話とLて前話中の成村・恒世の争を出す︒. △り︑. 話撲 第人 甘成 五村 常 世 勝. 25. ←. 負勝 ←. ホ) ( ト ) (. 21. 22 23. 24 26. 32. ?.
(7) 63. 1ら. .べ. 絵( )川 に成 1く. よ). りが. 相方 手(. 二話. 一類. イ) ( (司. 畿撃華一蟄一妻雲管一一毛. O︿水V. 高陽親王造人形立 親王︵nH﹈天皇の絢岬子︶︑紬工の名手︒ 田中語第二. 女. ↓↓. ら(. 左犬臣源信︑箏をひくに天人あらわる︑ 中納言長谷嬢︑朱雀門にて霊人を見る︒. 叉︑. 局陽親王︑田に水をいれるに都A口よいからく 頂をつくるo. 小野富犬饗に︑九条大臣におくる打物の衣を 前駆が水におとすに︑打目かわらず︒人感ず︒. 人為どるく︒. 舎人春近︑井の上で爪にカウカを立てる︑人 感ず︑その後で老女︑爪の上に針を立てる︑. ヒダの工︑紬工せる堂をつく口︑川成をおど ろかす︒川成死人の絵をかき︑工をおどろか すo. にょばれ︑その家で女に徹底的にまかされる︒. 寛蓮︑薬によって字多院をまかすが︑ある女. 典薬頭の一家の医師ども集頂おる所へ︑体の はれた女来口て療治をもとむ︑頭︑病を寸白. 733. oω・⑭間−水. 語. 同 ず顕 )著. 小野宮大饗九条犬 臣得技衣語第三 前駆︑やリ水に衣をおとすo. 間. な. ?う. ○︿水V. 1〈すよ人 「川oびの 庫 名 1と そ人 1工 のの 1の技一 1術(方. △︿舎人と老女の術くらべV. て他. 於爪上勤欣返男針 舎人︑井の中にカウカをおとさす︒ 返女語第四. ⇔. 技. ←. 二. 語碁 第灘 六寛 蓮 値 碁 螂 女. 語百 第済 五川 成 飛 弾 工 挑 1△かに二. △㈲・㈹間−術くらべ. O. ㈹. 灯 典 薬 寮 治 病 女. お) を工. ろ家 どを.
(8) 64. 7第七. 典薬頭︑治療にきた女の病︵寸白︶を治す︒ C^政■V−−■=−:一−.−■−−■﹁−.=■■..−...■﹁=−..−=−. 8女 語行 第医 八師家治瘡逃典薬頭・治療にきた女の病︵瘡︶を治す︒ △︿医師︑女の陰部の病を治すV △⇔・㈱問−医師︑女の陰部の病を治すo. 9嫁 九蛇女医師治語第特殊薬︵蛇婚にきく︶︒女︑桑の木に登る︒. −−1−. A︷捧聞ド汝獲部ρ病−−︵峰︶i■暗船げ〜≡≡.■同㈱. 〇 震旦僧長秀来此朝 1︑被仕医師語第十 特殊薬︵桂心︶︒童子を桂の木に登らせてとる︒ ○︿■著名医︵長秀︶名薬︵唯■心卜境々〜. 一名医一轟一・病一竜に麦一姦琴︒. ○㈱・い間i著名医名薬を知る︒. 十一. 忠明治値龍者語第. と断じ女の体よリそれを次第に引きぬき柱に. て体. とよ るリ. そ. ゆ次. せ1て. に. 々のきず;1数=明気のす察づ男と:に灘1.ろ1くあ中え○つに口. 嚢1. 秀1阜. 婁■嚢琴1111. 謹1. をとてた「. いリ. ;. ■=㍊室rr篶.人の明ら1. 1わ 1lれ夫1 1殺紬1;. i. きの. 、かいい滝1たうる口1. 1文か地慈11欠聯≡∴5お人. ○ぽ1 ら1. 『. 1. ■. 謀共. 1. ○と. 『. 口に. ≡. す入. =産鋼渇V﹁■=一.−.■:i−1−−−■■⁝.−.︐−−■■︐. 。第. 一. O︿著名医︵忠明︶名薬︵竜による病の薬︶. 人い陽!1全助て師i. つ桂≡三毒1. 一. と安. 1…雛1. 柱. ヨ. 女れ 癒を. さ言1 れ安i ん借. 雅忠見人家指有瘡 名医︵刑忠︶︑病︵庸︶を察知す︵本文欠だが 題名による︶ 病語第十二 全丈欠く △︿察知︵病を︶V. ︵地神による︶. △り・ω間1・察知︵十二は全丈欠のため題名による︶. 陽師︑人の殺さるべきこと ︑麗卦被遣地神 陰 を察知し︑謀をもうげて救う︒. に 引 き ぬ き. にに よ途. 八断 尋じ ま女. 枝渡・. たうて使;. 目 り. 七と. 術医 を来1. →. ← ≡ (. 二お陰.. 11. 12. 734.
(9) 65. △︿察知 ︵地神の難を︶V. ○︿陰陽師の明見V. 天文博士弓削是雄 陰陽師︑夢占によ頂人の殺さるべきことを察 占夢語第十囚 知し︑謀をおしえて救う︒. ○ω・㈲間−陰陽師の明見︒ 賀茂忠行遺伝子保 陰陽師の師資相伝︒賀茂忠行から︑子の保憲 へ︒保憲幼時鬼神を見る︒ 憲語第十五 ○︿陰陽師の明見V. △︿晴明V. 安借晴明随忠行習 陰陽師の師資相伝︒賀茂忠行から︑ 弟子安倍 晴明㌃晴明幼時鬼を見る︒ 遣語第士ハ. O︿人の難︵呪誼︶を救おうとするV︵失敗︶. 占︒︵十七が欠丈のため綱部不明︶. △︿保憲晴明V. 占o. △㈲・㈹閻−陰陽師保憲晴明︒ 保憲晴明共占覆物 語第十七 全文欠く 以陰陽術殺人語第 十八. Oω・㈱間−人の難を救おうとする︒ 播磨国陰陽師智徳 難︵海賊︶によって悲歎せる者を︑術によっ 涼師語第十九 て救う︒ ○︿人の難︵海賊︶を救おうとするV︵成功︶. 同 ㈹. o. ㈲. 同. ㈱. 同. 同. 陰陽師弓削是雄︑或者と同宿し︑その者が殺 さ牝ることを夢占する︒謀をさずげ︑殺さん とするものをとらえ難をのがる︒. 十五はむしろ十三に類似す︒. 保憲︑父忠行と共に祓に行き︑ 鬼神を見る︑ 父︑子に道を伝う︒. 晴明︑師忠行と途をゆき鬼を見る︑師道を伝 う︑晴明をためそうとする老僧を逆にやリこ める︑叉︑術によ頂ガマを殺す︒. から展開︒. 十七は本丈欠だが題名は十五・十六の主人公. ︵全文欠く︶. て殺される︒. 算先生小槻糸平︑人にそねまれ呪訊さ牝る︑ 陰陽師の忠告をまもらず︑忌の日︑人に会っ. 陰陽師智徳法師︑舟主の海賊に荷をとられた るをあわれみ︑術によっ℃海賊をとらえ︑荷. をとpかえすo. 735. 陰. 14 15. 16. 17 18.
(10) 66. △︿死すべきもの︵怨霊によリ︶を救うV. 人妻成悪霊除其害 難︵怨霊︶によって恐怖せる者を︑術によっ 陰陽師語第二十 て救う︒. △㈱・ω間−死すべきものを救う︒ 僧登照相倒朱雀門 相の名人︒ 語第甘一 多数の人々に対する相︒. △︿死すべきもの︵圧死︶を救うV 算の名人︒︵二一・二二には強い類似契機はな いが︑陰陽師話の後尾に︑それと似た相・算 俊平入道弟算術語 を一播したものと思う︶ 多数の人々︵女房共︶に対する算︒ ○︿師︵唐人︶・弟︵俊平弟︶道の授受V 第廿二. ○⑰D・㈲間−師・弟遺の授受︒. 源博雅朝臣行会坂 ビワと博雅︒ 盲許第廿三 同. ↑. oレ〕 同 ⑰. 妻︑夫をうらみ死して怨霊となる︒夫︑陰陽 師に救を求む︑術をさずけてこれを救う︒. 相人登照︑朱雀門下の人々を相によって︑圧 死から救う︒又笛の音によリ人の死を知る︒. 高階俊平弟︑渡鷺を条件として︑唐人に算を 教わる︒違約して唐に行かず︑ためにのろわ. れて少しぽける︑叉︑彼が算によって女房た ちをわらわせて苦Lませる︒. 博雅︑会坂山にて蝉丸にビワを教わる百. →. 玄象失す︑ 後︑博雅羅城門にて鬼よリ玄象を. 琵. 持上帝と菅原文時︑詩をつくる︑文時はじめ .帝の詩すぐれたリという︑帝にせめら牝︑竺. の示現をうく︒. 三萎清行︑紀長谷雄口論す︒ 叉長谷蛙︑観音. うくo. ←一琶. ○︿師︵難丸︶・弟︵博雅︶道の授受V. △︿鬼︑玄象を博雅にかえすV. 玄象琵琶為鬼被取 ビワと博雅︒ 語第廿四. △例・⑰間−仏神感応︵廿四は鬼︑ 廿五は観音︶ 三姜清行宰相紀長 二者︵清行・長谷雄︶優劣をいう︒ 谷堆口論語第甘五. △︿観音︑長谷雄に示現す﹀ 村上天皇与菅原文 二老︵村上帝・丈時︶優劣をいう︒. ← 相一一・. 算. 酉 ←一術 能. 20 21. 22. 23 24 25 26. 736.
(11) 67. カ) (. ヨ、 {. な長時 る 。こ除. れ目 をに. 天外. 皇る. にo. 見内 せ侍 を そ通 れじ にて よ詩 頂を 越上. 前奏 守す. た義る斉■のこ て忠 信■かの. ま勘義 一一 っ当忠詩1連 るせこの■. の. ㌻れ撰.詩 るを定■文 。悪に,説 後口当■話 す頂. 義. 思斉資. 酉己. 上. 女字の!年 房治も.時 を殿の「性 通にを=に じ訴多=よ 歌うく る と. の. 詩. 2詠 じ. か た を. =列. 信藁iの. を. 道 宣. も. 北 野. 天 神 夢 す. か尼大 たい江 をで朝 いき綱 うて死 。そ後. の 詠そ じの. か家 たに をて 難貴 じ族 ∫」 朝ち 綱詩 のを 詠詠 じず. のれのまさりたるをいうo. 衡少将使に行く︒. 屏風絵の歌を伊勢獅息所に作らせるため︑伊. 言に歌を作らせる︒. 南殿の桜咲くとき︑小野宮大臣︑土御門中納. 詩. 文 と道為. 古詩の正しい詠じかた︒. の勝劣V. て・て の・の 上上 訴.訴 内.女 侍一房 を を 通一通 じ じ て.て 訴訴 う う 〇一〇. 読大 語江 第朝 甘綱 七家 尼 直 詩. ○︿詩の下七言︵よみ方︶. に1に っ.し. 夢天 給神 語御 第製 十詩 八読 示 人 古詩の正しい詠じかた︒. 詩一詩. 27. 一窄詩給語葦六○︿詩の下七言の勝劣V. +詩言. 28. ○働・㈲間−・詩の下七言の勝劣︒. 前藤1難雇 守原1語涯 第時1廿姜 三作=九f. タ〕. 737. △㈹・㈲間1︵特に指摘すべき契機なし︶. 30=29. 藤原資業作詩義﹂. 一息延 所喜 読御 和屏 歌風 語伊 第勢 什御. o㈲・㈱間1︵特に指摘すべき契機なし︶. 読敦 和恵 歌中 語納 第言 升南 二殿 桜. 宮中において桜の歌︵屏風絵︶をよませらる︒ 忠房︵御息所の父︶. △へ名歌人︑歌を召されて慎重V. 31. 宮申︵南殿︶において桜の歌をよませらる︒ 忠房︵返歌につかった歌人︶. 32.
(12) 68. 歌話群︒. ○︿歌話群V. 公任大納言於白川 公任の歌話︒ 家読和歌語第升囚. ○ω・ω間. 在原業平中将行東 業平の歌話︒ 方読和歌語第升五 ○︿歌話群V. △︿不遇な中将. 在原業平於右近馬 揚見女読和歌藷第 業平の歌話︒ 皿川六. がおか牝たか ︶. 道信中将のこと︵実方歌話群の中の一に出て 藤原実方朝臣於陸くる︶︒実方子に死なれての歌︵歌話群の最後 奥国読和歌語第升の一条︶ △︿不遇な中将︵実方︶V. ︵無常感︶ある貴族の死に関しての歌. 道信中将のこと︒道信父に死なれての歌︵歌 藤原道信朝臣 送 父 話 群 の 初 め の も の ︶ 読和歌語柑八 ○︿無常感深き責族︵遺信︶の死に関しての 歌話V. 七. ○ω・㈱間−道心. 同 ω. 同 ω. 同. ⑰. △ω・ω間−不遇な中将︵三十五話の東下りをうけて三十六話陸奥下p. ︵業平︶V. △︿名歌人︑ 歌を召されて慎重V. 公任大納言読屏風 公任の歌話︒ 和歌語第升三. △㈱・ω間−名歌人︑ 歌を召されて慎重o. 33. 34 35. 36. 37 38. 一−i!. −−. ︑. .−. ︑. .. 屏風歌に︑公任︑歌を召されて名をおしみな かなか作らず︑しいて求められて歌を提出す︒. 公任の歌話群︵八条一括︶. 業平東下pの歌話群︵三条一括︶︒. 業平について二歌話︒. 実方︑陸奥に下りて宣方におくる歌︑遣信の 死の時の実方の歌︑子を失った時の歌︒. 道信父を失った時の歌および其他の歌︒. 738.
(13) 69. 藤原義孝朝臣死褒 責族︵義孝︶の死に関する歌話1−単一話︒ 読和歌語第升九. ︵帝︶. に関する歌. ○︿道心ある責族︵義孝︶の死に関しての歌V. △︿院︵円融︶の死の歌V. 円融院御葬送夜朝 貴 族︵朝光・行成︶の︑死 光卿行成卿読和歌 語第四十 話H単一話︒. △㈱・㈱間−院の死の歌︒. ︵歌話の後半︶︒. 同 ㈱. 二話. 院!■の. ■歌=. お. の. し. 一条院失給後上東. 上 ⊥ 呆. 門院読和歌語第聖 肩の死. 一一一. 頂. ︵一条︶の死の歌V. ■. △︿院. ︵四三との契. o. ■. 歌. よ. 十一. 朱雀院女御失給後 后川︵女御︶の死︒ 女房読和歌語第四 ︿国司の妻の上京と主人の死V 十二. こ一 ︵四二との. お. 一明﹃. 常. ■. ] 房. の. !. よ!. 陸. び! 后1 の1 死1. ≡. 機︶. 任地より帰る時の回想︒. 二話. 、. 州i1 に1 お、 )、1 て1 本「. の. 行 成. ヨ. 、. 朝 光. 女. る. =. 門1. ■!さ. 土佐守紀貫之子死 ︿国司︵責之︶の上京と子の死﹀ 読和歌語第四十三 契機︶ ○︿任地よP帰る時の圓想V. ○㈱・θ閲. ρ︷任晩は−︸帰喝.時ゆ何−想.v■﹁■■■. 一類. チ〕 {. 和. 1デ1!の1う唐■. 739. 安借仲麿於唐読和 伸麻呂望郷の歌話︒ 歌語第四十四. 鍵雛議轄一無望郷の警︒ 五 一△︿雫帰郷後語芒話V. ■. に. 、. す. ■. 、. 流1舘 一. 土 日. 対. 上■東1. 震1;吉. 後. 死. ■. 。死. 院. ■. 院. の. 死 後. ■. み院 の女 歌御. ■. び孝. ≡融1. よ義. :. 円. 。条. !. 1. 1. 歌一. し雀. 悲朱. 1. よ土 ■. 39 40 4ユ. 42 43 44 45.
(14) 70. ⑤・㈲間−作者 の 婦 郷 後 に 関 す る こ と ︒. た河原院に行き歌よむ︒. 貫之︑土佐より帰ってから︑字多院死後荒れ. :■■■■■■. 相手の絶えることにょりて生ずる悲歌︵君ま. △︿賃之∵偏郷後∵作り㌧歌v︒■;. れず絶えなましかぼ︶︒. 相手の絶えることによって生ずる悲歌︵人し. 伊勢の歌︒. を犬. O︿女︵伊勢︶の悲歌V. 鏡. ○㈲・㈲間−女の悲歌︒. 貧女の歌︒. C︷■汝■■h蟻り︸︼.■の.満厭〜■一−−−−−−.−...■■■■■. 貧女の歌︒. △︿女︑身不遇を︵仏に︶訴える歌︵こ牝を あはれにみよ︶V. △㈱・㈱間−女︑ 身の不遇を訴える歌︒ 妻︵侍の︶︑来ない夫に訴える歌︒. じ女. ビワの左大臣︑伊勢に通はぬようになりて後. さで煙絶えにし云々︶o. 同 ㈱. ユ. かしな︶V. 来 リ. れな. 歌で をお. の. すろ. 歌歌. 知ロ. に葉. 官. の蓮. 葉の. ロみ てず あ わ死. をの かと えこ. ≡…≡せ. をえ■. るる. え定 鏡基. そに のの. れか. 盆. にり. こて. 訴を え祈. 与江. 。主て1. よし むき. 。愛. 米. きを 供ぬ 養ぎ す. い身 夫代. △︿女︑身の不遇を︵夫に︶訴える歌︵問へ. ○︿匡衡V. 妻︵匡衡の︶・来ない夫に訴える歌︵誘の末尾︶︒. O㈱・ω間−匡衡︒. 、の. 放よ妻 すむを■ る。す1. なの. 行衣. 来時. にる. 歌病. 十盆 九女. 定う 基口 感の. のての. 宕著 寺た. 夫夫侍. をに ■ 追歌本. ぞ子 むの. 第目 四立. 五最筑 十後前 読宇 和源 歌道 死済 語侍 第妻. 歌貧. 読於 和大 歌江 語匡 第衡 五妻 十赤 一染 読. くい女. そし済. 歌十 語五. ム) {. { ウ、. 和河 歌原 第院 四歌 十読 六共 来 和月. 八来参 読河 和守 歌大 語江 第定 四基 十送 読七 50. かお貧. と遣. を染 の. みん源I. 位赤. 46 47 51. 74C.
(15) 71. 大江匡衡和琴読和 歌語第五十二. 四王成. 読院. 十郡■. 和之. 五司■﹁薬警寧1警霊. ■○よ︵. 祭主大中臣輔親郭 公読和歌語第五十. 十親陽i五隅. △む名女○歌詞女. △む︵■︿み主. 答1上三○対匡む名に 手︒のVぬ︶な︶. か意. 応意. るに. 答に. こか. の. 応の雰 歌燕 1奮三こ婁曙あ し. とな. 歌た. ︒わ﹀が. ぬ. わ. 々和. 郡. 女. 司. 上■. 手. 手. な. と琴 大) 井に 川応 上. のに. 輸応 にじ. 遊た=. ぬ. 人( 老. と牛=. 月)1. 遊た び掛. な. 歌. 歌. び掛. る 一. ○︿郡司V. を1. を. 危急の立揚におかれしもの ︵郡司家の女︶の 播磨国郡司家女読 よんだ歌︑後に主人︵国司︶ にみとめられ難 和歌語第五十六 をまぬかる︒. ︿こ親■1郡罪人上と王!司まの. 曇:妻塾亨箸. 危急の立場におかれしもの︵惟規︶のよんだ 藤原唯規読和歌被 歌︑後に主人︵斎院︶にみとめられ罪ゆるさ 免語第五十七 るo. 本朝附世俗. よ. 1≒1. 同■﹁1. ⑳. ω ク〕 (. 和. +郭. にじ. 1 歌詞 1 よの. ㌣)こ. 。こ. lV. 読. 語臣 第輔. 間. O㈲・例間−郡司︒. 155 54コ 第大. 歌中. ㈱. 巻第十五. 匡衡︑女一房に豪﹁をもってヤニせられんとし︑. 歌をもってやpかえす︒叉︑大井川の歌︑叉. 実方に与えた歌︒. 輔親︑道長にテ﹂たえたほととぎすの歌︒叉︑ 女に返事した牛の歌︒叉︑桂︑月の輪の歌︒. 山石楊︵左大臣家の女童︶︑元良親三に愛される. が︑他に男あ田て従わず︑親王の歌に対し上. 手に返歌す︒. 大隅守の郡司︑だらしなくて罪をえんとす︒ 上手な歌をよみ罪まぬかる︒. 太を追う︒. ハリマ宇の侍の佐太︑郡司家の女に衣のほこ ろびをぬわせるにぬわずして歌をかえす︒佐 太いかリて守にいう︑守かえって女をほめ佐. 惟規︑斎院家の女房にしのび通う︒侍たちこ れを知リ門をとぢる︑惟規︑女のばからいで やっとのがれ︑歌よむ︑後斎院︑歌をきいて. ゆるす︒. 741. ■ − 』 ■. ■ ■. 川■ 皿 ← 皿L 」 ■. 52. 歌大 語江 第匡. ω. 人と. 」駿. 十和 二琴. 上.五親. 手1 な. 五衡. 53. 三公祭 三 読主 和大. △■. 56. 57.
(16) 72. 語第一. 二大乱の一としての将門の乱︒ 二話. 将門の乱の経緯とその賞罰︒. 純友の乱の経緯とその賞罰︒. し. 平将門発謀反被誌. 一類. すにい. ○︿合戦V. 1 和きが. 藤原純友依海賊被 二大乱の一としての純友の乱︒ 謙語第二. さた. 夜る子. ○㈹・㈲間−1 合 戦 ︒. ○︿合戦V. 争︵宛・良文︶︒. 源宛平吏丈合戦語 一人︵郎等︶の中言により怨をいだき一対一の 第三. 平綾茂郎等被殺語 人︵兼忠︶の言葉によp親の怨をはらすべく 一対一の争︵謙忠の家来・太郎介︶ △︿平維茂のこと・怨をはらすことV. 第四. なo. 。P家1. 打よ をぶ. つあの. 両合 名戦 一に 騎お. だも 1 をと維1 うに茂1. しい. =. 来. りぬ中. 1. ぐ茂の. △㈲・ω間−平維茂のこと︑怨をはらすこと︒. △︿一平緯茂のこと・怨をはらすことV. 平維茂一討藤原誇任 武人︑恥を重んず︵子孫までこれは極めて恥 語第五 にあらずや︶︒. ○︿害物︵狐︶を射るV. 春富夫進源頼光朝 式入︑恥を重んず︵先祖の恥せじとて云々︶︒ 巨射狐語第穴. ○ω・目間−書物を征服すること︒ 一.−.− .i! 藤原保昌朝臣値盗一. をな丈 知ら. に、に. あのる. 藤原保昌︑盗人袴垂につげら牝おびやかされ. ぜ、 ら狐 る出 ○づ 失 敗弱 の弓. をのの. =. o. 。命時. 1 中に良. 遂い殿. し老維1 び兼茂1 て忠来1. 兵るい を て も諸初 つ任め て勝諸 打剰任 ちにか おち こご れリ維. むをの. ηを兼. 事親忠. き敵も きとと すに. 。残が戦. のい平. しと身と. 恥こを藤. をろも原 そをっ諸 そ維て任. 射射伺 止る侯. ろむ才し茂. 兼太上 1 互ま源 忠郎総≡ にだ宛 手戦・ よ介宇1. をひ頼 おき光 そめ れと東 つた三 つま条. をた茂平 こゆ敗維. 恥と源. イ) ( 口) (. ¢う. 1 4. フ42.
(17) 73. ︵次話第丈により不詳︶. v. 1つ1. こ1 地. O︿武士の威︵哀れに添き人の威なPげリ︶V. 測︶. 源頼信の武路先見︵討りべき相手の動向を予. 込吠■公咋帳ほば.喝■渚陸尉−け〜■■■■■1−■■−−■■■■−■■. 如る︶. 源頼信の武路先見︵初めての土地の地の利を. て r ■土つ の 1椙=?. 人袴垂語第七. り1討め1蓑討. 捕質頼信言 免 語 第 源 頼 信 ・ 盗 人 を 威 圧 す ︒ O︿武士の威︵兵の威いと止事なし︶V 源頼信・源頼義盗人を追伏す︒. △︿源頼義V. △〜・㈹間− 源 頼 義 ︒. 二大戦役の一としての前九年役︒. 同. 目. り. ホ) {. ○︿害物︵盗人︶を憎服すV. 譲管簑1貫管言 ポ葦養i奮募奪 壽窪葛i窒.妻). ︵欠文により不詳︶. ㌻1望11111. △︿公に服さぎる者雀討つ. 壁■ク臣 貢 一 令 平1第1嵜 忠 !八 清. 藤原親孝為盗 人 被 一. 土1至V 地 討. の. 1間■欠八朝. 九朝. 8 ○㈱・〜間− 武 士 の 威 ︒. 恒源 語頼. ︑一嚢講聾陪. て平然たリ︑盗人かえって︑威に圧服さる︒. ︵全文欠く︶. る︒忠恒虚をつかれ腿す︒. 源頼信︑平思恒を攻めんとして︑浅瀬をわた. つ︒. 源頼信︑兄頼光σ郎箏平貞通に対し︑駿河の 或男を殺せと大声に命ず︑貞通はこ牝に服す る心なかpしも︑東国でその男にあい︑語を 交わす中に︑男の高言をきき︑遂にこれを討. 源頼信の乳母子藤原親孝の子︑盗人のため質 となp刀をさしあてらる︑頼信︑盗人を威服 し︑子を放たしめ︑盗人をゆるす︒. 源頼信︑炎馬を東国よp求む︑夜馬盗人︑罵 を盗みにぐ︑頼信・子頼義これを追い︑遂に 頼義に命じて盗人をいおとし馬をとpかえす. 前九年役の経緯とその賞罰︒. 五一. ■L. 7. 第信r㈱丈第親. .. 原源 全語頼. △ ←) 9 10 1ユ. 12. 芸.
(18) 私. 欠語朝 宿.ク第臣 報 十罫 囚清. △︿源頼義V ︵二大戦役の一としての後三年役︶︒. c^■童子奇儲■〜−−. 東方行老萎蕪生子 親子の奇遇︒. 陸裏国府官大夫介. ︵継母・継子︶. △㈲・ω間−殺さ牝る寸前発見さ牝劫かる︒. △︿殺される寸前発見され助かるV. 藤原明衡朝臣若時 九死一生︵希有の命をこそ存したリけれ︶︒ 行女許語第四. ○童子奇話一■■■. 美濃国因腰河出水 九死一生︵実に生き難き命存したる老になむ 有りける︶︒ 流人語第三. ○ω・㈲間i童子寄話︒. 語第二. 子語第一. 於但馬国鷲撃一 親子の奇遇︒. 原 △︿殺される寸前発見され幼かるV. 二話. 一類. i 、. 第1武源 廿=全衡義 六1丈等家 ヱ・語第五. 〔 ト. ( イ〕 口) ( ノ) (. ユ4 ■ 巻」■. 1 4. 1←. 「. 継母を放逐す︒. 隆奥国富老の子︑継母ににくまれ︑ 従者によ 切野にうずめらる︑伯父野を通口︑ 子を救い. 藤原明衡︑.愛人と密会のため︑ある下衆の女 房にたのみ︑一夜その家をかりて臥す︑夜半 に下衆の男入頂来て︑白分の妻が情夫と臥し ていると田uい︑明衡を殺さんとするが︑その 衣類よ口人ちがいとわかりあやまる︒. 助かる︒. こった童︑水の引いたあと崖上の大木の枝に とりのこさる︑観音を念じ救いをまっに︑人 々見つげ地上にあみをはp︑とびおろさせて. 渕永.に.ながざ−加火災にあって︑ひとヅ生きの. を知田︑女を妻とす︒. 東国下向の男︑途で婬欲おこp蕪にとつぐ︑ その蕪食いし女︑子を生む︑男帰途このこと. 但馬国の幼児ワシにさらわる︑ 後年その父丹 後国にて子を見っく︒. ︵欠文︑後三年役の経緯とその賞罰?︶. ■. ワ44.
(19) o. ○︿︵娘?︶V. 継母託悪霊人家将 ︵継母・継娘︶. 一行簸舞六 ○い・H聞−第 六 語 欠 丈 不 詳 ︵ 娘 ? ︶ ︒. ○︿︵娘?︶V. を助げ夫婦となる︒. 美作国神轟謀一筆︑イ;藁める蔓著︑女 止生蟄語第七. 一着孟くV. 一△︿異郷話︵山中の滝の下を越えた郷︶.難. ︑﹂旅の者・=グゲ㍉デポポグ引凱札引かかピパ≡ガ 飛弾国猿神止生賛.を助げ夫婦となる︒. 語第八. ....一. −−−−−−. ︵全丈欠く︶. −−−−. −−. ■. ﹂. ■. 一. ■ 美作の猿神︑イケ一二一に娘を出させる︑旅の■ 犬山の男︑これをきき︑謀をもって︑猿を大一 にかませ娘を救う︒後︑男と娘夫粛となる︒ ■. 旅僧︑飛弾山中で道に迷い︑ある家に案内さ一 れそこの婿となる︒その後︑猿神のイケニ三. に夫婦として住む︒. 一. にされんとし︑逆に猿を生精一りにし︑その地一. で然・後後攻牝海. △⇔・㈱閻−異郷話・難老を劫く︒. △︿異郷話︵海申の異島︶・難老を助くV. の. 加賀国静蛇蝶島行 異郷孤島移住話︵猫の島︶ 人助蛇住島語第九. ○︿初め吻二人よP子孫ふえ末さかゆV. む oて助あく. 吠朱をでれに てゆ悔きを/. 土佐国妹兄行住不 異郷孤自貯移住話︵妹兄島︶ 知島語第十. ○︿初めの一匹の蚕よp多くの糸を生じ末さ. 口にめ. 栂圭、糸 夫 と辺蓑犬出そに. にうる本)、. 。大フ「士. ○㈱・り問−初めの小数が後に多数となり繁栄︒. 第十一. 貧しき妻︑犬頭糸をうることによリ栄ゆ︑叉 参河国始犬頭糸語 それを国司をへて天皇に奉る︒ ゆV =一萎ポギ孫ギデかポ ㍉のギ通ポザデ帯ピギピ. 745. う 夫出に一時し体孤 蕎で行一矢むは島 りをゆ蛇に と孤く な島たすいえでつ. 口い 、」本す りつ. 田に他 める上 煽流の 同蛇らが難 をれ浦 こ ・れ 風 つての の 白蝶てそに. く沖田崎争くのあ. のにく、」!≡・みた. りに布宝. あ従ミ死よ月て. の船兄 そ れ蟻け七 島目妹 の にら人. 。こ. こよ他釣国. にの. ⇔ ホ) {. り. 、わの助衆. づ兄の百ろとの人の く妹る姓すい島に下. に孫のとく窮本 う。桑るうす妻 ち貧にに 。の よし蚕四悲しか せく多五しかう ら く千むる蚕 れ物ま両ににす た忌ゆと 一べ るのをな犬匹て も言つるのの育. つ. 浪の所きが貧の■. 子つの土蝶勢頂島加 =孫く船佐をせ の賀. く鳳めて飼ま郡 至しま犬れ司. 10 11.
(20) 76. 語第十二. 見牝ば︑通天の犀の角の帯なリ︑こ牝をえて 富者となる︑後︑それを国司に奉p︑さらに. 待与くせ. 746. とにより栄ゆ︑叉それを国司をへて関白に奉. 腰の太刀でひきとる︒. 筑前の貞重の舎人男︑淀にて船商人よリ水干 を代物にてあこやの玉をうる︒筑前について 舎入︑唐人に玉を見せるにほしがp︑繕局十. に金をわたし去るo. 能登の国司︑佐渡に金あ頂ときき︑鉄掘pの 長に命じとpにやる︒一月後かえp来て国司. 人をみかえす︒. 自河の関にて主人に見すてられた男︑近くで 沙金の瓶を見つげ︑越後にゆき守に好遷され 帰京して富のカによりさらに出世し︑止剛の主. アゲヲの主︑雨宿pした家にて銀の石を見つ げもらいうげ︑大いに富み︑そ牝によリ人す まぬ淳洲を買い葦をしき土をおき家造リす︒. 関白に奉る︒. ω. るo. 同. △︿はからずも貴物をうるV. △い・㈹間1はからずも貴物をうる︒. ︵金︶︒. 兵衛佐上緩主於西 八条見得銀語第十 銀の石を見つげて︑それにょp栄ゆ︒. △︿はからずも貴物をうるV. 一︒︿蓄婁ξV. 付隆奥字人見付金 沙金を見つけてそれよ頂栄ゆ︒ 得富語第十四. O㈹・的間−金を国司にたう︒. ○︿金を国司にあたうV. 能登国堀鉄老行佐 渡国堀金語第十五 無薙作にえたる高価なるもの. 鎮西貞重従老於淀. △︿富裕なる地方豪族︵筑前の貞重︶V. 無雑作にえたる高価なるもの︵あこやの玉︶. …妾をゆさ. 晒員得玉一諸第十六. 五逃のに 位し義 越て父い 前やのも にるもが てととゆ 大てにを い命つ清 に令牝腹. 観硯︑在俗の時盗人を功く・後東国より上京の 途で盗入にあい山申の盗人の家につれてゆか れ歓待され購物をもらい︑京の家に送られる︒. をう途て利 う 中やに け狐狐る 贈こをと貧 物れついし をにかいい う従ま 五 るうえ越位. △㈲・ω間−富裕なる地方豪族︒. τ・富雲る碧嚢一警の有仁・窄ヤ. 壌糞繋篶雛箒か㍗豪勢な接待をうげ. 盗人語筆八一ω︿数判後の符含一謬た盗人と撃奮あ. 報. ←. 三. 震聖人奮値緊雛葵⑫かれ︑姦た接待をうけ. 前男. 。. ㈲ 「 〕 、 {. 12 13 14 15 16. 17. 18.
(21) 77. 蟻1妻鳩!. 頂てあ 外出P. うそ打男■ ちのと、!. さし前僧知て祭を狗 ■しをの ■ ≡らおすし山. 1殺え家人1ずかるての一. ㌻1欝舞1 1克蔦跡第 1 るヨ音ぜ1身手と女さに二. 命る. をを兄. の■. 女相男i. 全まを うち殺. 手の1 主を家≡. す矢さ. をうにr. 陸ん. 放と つし. に. 兄 刀が の隣. 747. 。下. 劫ちて1. け伏ス■ んせゴ1. と切六1. 杵らを1 をんし もとて一. 金家. つす争≡. 具に. てるい. ■ ■ カ・ら1殺すにせ入I 「 . 女えれ1す 患んP= 主んて1。時いとて■ のと平1にをす留: 夫し眼1 狗か、守 に1山げ僧申 僧そて≡の 女 1. をこゆ1男くとそ. 間のき1通さ共の■ 男女 1頂むに妻■ と主そ≡から山 = おのの1かにに修■ もゆ家≡Pひ入行■ いるの≡ 、きり僧. てぱに女 るをそ東 行 出兄」に予の国. 1驚言r蔀言 女所とて■言る怪く 児をす常 の声し男. iと求るに. 重口をき. 、. ;くめに狗 くきも途 1いて と 子くの中. iあ出狗争死 ). すにう. てにか. 1琴著蟻r 。いる重1. 。年児し 後八家 再年に. つお病1. しそと「. かれな1 知ありi. 口れ外,. 宿. す八産リ. び後て そに出 の死産 家すに にべあ 至きう. う︶V. ←. 一. ス) (. 一. 11−. 一■■;■一. .−. oリ. ヲ) {. ○ω・㈱閻−数年後の符合︒. か. 九歳の男児の変死︵木よ口おち鎌で頭を切る︶. お. 東下車宿人家値産 語第十九. ■お. る1い. −∴■工t適中︶V−.−−−−■..−..■:−.....−.■−−.. さ. 19. ○︿八年後の符合︵宿った家に八年後行きさ. 相. 込■︿狛■−vドー−−−. て. 僧︑人妻を為かさんとして夫に殺さる︒. て1家妻 を. ■殺1に. )、. 修行老行人家祓女. プ^い い.他 人. 争. △︿狗V. 僧︑人妻をおかすとまちがえられ︑夫に殺さ. るo. 合靖︑争いて相手を殺さんとす︒. 合 靖. C■︷他康k悔小■て葎ほ乃−V−. 人 家 他1 被 家1 殺 に■○る僧. 筆擬 語殺. 主死語第甘一. 間1. 下双 女六. ○︿他家において殺さるV. 山城国人射兄不当 兄弟︑争いて弟︑兄を殺さんとす︒ 箕箭存命語第廿四. 語名 第僧 廿立 二害. 廿被西 三打人 fヲ、. 殺打. 21. 22. 0. =(羽■. 0東 2 死小 語女 第与 二狗 十咋合互 十二三歳の女兄の変死︵狗とくいあいて死す︶. 23 第敵鎮. △鈎・ω間−狗︒. 24.
(22) 78. 巻第廿七 本朝附霊鬼. 嚢洞院鬼殿霊一蒐殿にすむ虚唱. 川議萎霊﹁髪毒. 二話. 一類. 鬼殿の霊の由来︑即ち都移リ以前︑そこの松. の木のもとを国力馬にのりて通るに︑雷為ちて ■男と馬をけころす︑男後に霊となる︒. 字多院︑川原院にすむ時︑夜来る者あり︑ たずぬるに融の霊と答え︑うらみ言いう︑ これを叱ると去口︑その後あらわれず︒. か. ︵川原院︶V. 。の是の1ずぎし左. 宇陀院見給語第三︒︿妻のすむ家. 院院. す木源殿1かま出宮. Oω・㈲間i左大臣のすむ家︒. O︿左大臣のすむ家︵世尊寺︶V. 桃薗柱穴指出児手 矢によリ怪異をしリぞく︒ 招人語第三. 髄欝院僧都一㌶湾を射ミ △㈲・り間− 冷 泉 院. ・o. △︿冷泉院V. のりが1 そけ小 夜なと1 のて見. 急がぶ僧=後も手西 死ら 都≡招止をの. しo. 一一蛇㌶総㌶ 、. 冷泉院水精成人形 水の精︑ 三尺ほどの翁となる︒ 被捕語第五. ︵孫︶?契機明らか汝らず︒. O︿式部卿の宮?V. 東三条銅精成人形 銅の精︑ 三尺ぼどの五位となる︒ 被堀出語第六. ○ω・目間−皇子. 宋輔寝1。るて大 にの殿1 ゆ人臣 の兵よ1 えをの ぽ リ1 招住 る矢榎1征く家 をの1 矢 の 血も木1 をそ柱 しつの1 さこの たて末1しにふ た射に1入経し るる毎1れ 穴 夜1 る仏よ 兵あ単1 とをリ. そた衣≡. イ) ( 口、 (. {). 748.
(23) 79. ㈱. るずげ な. な. 倉るあ にをれ すあた むや家 鬼しの のみ倉 し見に わるか. 異怪係. ただゆと松 る女えらの かの え禾. 。足二もの. ぎにく. 手人の本 ばのがに ら女た男. 頭雷 1 と電女. 一渡りてみ・むと古同言し︑守の駿馬に泊をぬリ渡. 近江σ安.義楡に鬼出亡人の渡らぬを︑館の男. 左大臣重信︑方たがいに未雀院に行かんとし 滝口の藤原頼信に︑餌袋に菓子をいれたもの をもたせて先にやる︑頼信ゆきて待つ間居ね むりし︑重信が釆た時餌袋をわたすに︑中の もの全てなし︑鬼がと口たるか︒. ていると語リて消ゆ︒. 天下に咳病おこる頃︑膳部の男夜家の門の所 で︑赤衣に冠した怪にあう︑怪は自から伴善 雄で︑死後行疫流行神となp︑病をはやらせ. 戸﹂れをあらわさんとてひとりうかがうに怪あ らわる︒戸﹂れを蹴るに怪走去る︑翌朝みるに あたpに血多く流る︒. 仁寿の御燈油をとpにくる怪あり︑弁源公忠. るo. 朝庁に遅参した史.東庁に行き︑さきに来て いるはずの弁をさがすに︑弁は居らず血みど ろの頭などおちているを見る︒血など多く流. ぎ人く.. 女︑鬼にくわれ︑ 頭・衣のみのこる︒. 同. 鬼なえの人 がくら一行. 口たるを. 平1. 。の. らリす人徳 にてるあ殿 あみに田の 頂る て松. 農デ将姦一. −!. か しこを の何くの女 男もか女三. 衣のを の後盗 み女み の音て こせ逃. 原. に久. ○︿在原業平?V. ー−−−−−. り. 敏鬼語第七. △︿鬼にくわれるV. 於内裏松原鬼成人 女︑鬼にくわれ︑ 足・手のみのこる︒ 形轍女語第八 △⇔・㈱間−−鬼にくわれる︒. 参官朝庁弁為鬼被 弁と宮廷の怪︒あとに血流る︒ 轍語第九. △︿鬼にくわ牝るV. ○︿夜︑隆にあうV. 仁寿殿台代御燈油 弁と宮廷の怪︒あとに血流る︒ 取物来語第十. ○︿夜・怪にあうV. ︵なし︶. ○㈱・り間−i夜︑ 隆にあう︒. 或所脳部見善雄伴 犬納言霊語第十一. △︵鬼?︶V ト. 特に契棲と見るべきものなし︒. H な契一二 L機類話. ここで一区切のため. ︵十一・十二話に二話一類契機なきは︑ここ 於朱雀院被取餌袋 までが宮廷関係怪異話にして︑契機の見つか らぬものを最後に一括しておいたがためか︶ 菓子語第十二. か︒. △り・俗間− 鬼 ? −. 749. 10. u 12.
(24) 80. 蒐牝と五≡こ男を京 のたび位≡ろ あす しよ来 さ戸げる わうリ上 るを 男 ぎに出宿 。こ妻 かう居直= わを川 。めのに. く方て に出 みゆ居. るくに に ね 五五て. しひ原. てきの 入こ院 リみに て戸宿 みをる ると. 声にと夜東い化やリ に至思申よ殺げつゆ. こPいにりすてとく. あにし人夫=がて伝にな りげきで ≡いあうゆき. た. た去女近あ1にな. るののに男. き宮. とる房くる=げう子山仕 思が出の宮=去まを中女. う. で旧仕るげうの. 。女来き女:。とみ荒産. のP堂の1い二家を. 方 にも≡う三にす は二宿と1 目入べ 翌人るに≡女後るく 目を、ゆ1お、、女 死と夜き1そこ娩董 すが申 1れの出の むに都1 爆でみ 女 堂合1す きつ 房二後あ≡き幼てれ. 雌鶏蓑橋墨一橋一安義一上の鬼︒. 戸上. ㈹.. 。わ板允.)・. 二話. さおよ司=にあて妻 るそ口の 吸口妻と. △︿︵鬼?︶V. しのとの1妻もなよ 殺に棟諸」鬼の. はそより正≡を児産て身. 鬼こPて親1うをを山よ でを怪二大かみ手科り. 一類. ㈲. すに国. 13. 従東国上人値鬼語 橋︵勢田︶上の鬼︒. 同. 小醇.宮.実費︑.進をゆぺに︑車前に油親抱どダ. ゆき大宮あたリのある家に至頂︑かぎ穴よ頂 中に入る︑後でその家に使をやリてきくと︑. 位位い長1にざ夜東. 14. 第十四. C^︵山料ぽ︶=スは策啄ゆ塊V−.−−■■■−■■■■■−. うo. 宮仕女︑ある旧き堂にτ怪しき女房の難にあ. 産女行南山科値鬼 宮仕女︑山中の荒家にて怪しき老嬉の難にあ うo 逃語第十五. 正親大夫□若時. △︿怪しき家に女と宿p︑鬼のために女死す V. リ) (. おもる侍■. 或は荒家の鬼︒. 15. 下文ヲ欠ク ○︿︵勢田?︶又は荒家の鬼V ○㈹・㈲閻−−勢田・山科︵地域的近接︶?第十四話下文欠のため不詳︒. 16. 値鬼語第十六. 東国よ口栄爵買わんと上京の男︑ねている時 東人宿川原院被取 鬼の難にあう︒鬼の姿なく︑手のみ出す︒ 吸妻語第十七 △︿怪しき家に妻と宿り︑鬼のために妻死す︒ V. ○︿鬼︑板の形として出るV. △㈱・ω間−怪しき家に女と宿頂︑ 鬼のために女死す︒. 17. ㎎. 鬼現板来人家殺人 長侍の五位の男︑ねている時︑鬼の難にあう︒ 語第十八 鬼の婆なく︑板がとぶo. ○㈹・倒間−鬼︑ 器物として出る︒. 驚鷹嚢人語疎嵜禦認聚鷺ザ篶蔑二雛. 19. 馬そ上。来引時. え橋にこる も下りあ. Pは. 、な鬼. 物し. ののて諾忌て女 あ柱逃鞍橋 に逃に リのぐピ こげ化 の もるげ 下るツ (ににの近 るがて 以. く. 墓驚蝉. いそ寮鵬油. 鬼 出男の の勢鬼や しのた ど よ田な 弟め る くにに ぶ橋り、 〇. 一〇 − 7.
(25) 81. るo. O︿鬼︑油瓶生の形として出るV. 二話 一類. そこの娘死せ切と︑ 油瓶は物の気なるべし︒. 美濃屠壷に下引ル.どヂ引.罫︸︑京.α一辻に.で青友. の女にあい遣をきかれ︑その家まで送ってや る︑翌朝︑女の入った家で主人が近江国の女 房の生霊にと頂殺さ牝たことをきく︑男その 後近江にゆきその女にあい礼をいわる︒ 紀遠助︑美濃へ行かんとし︑勢国橋上にて女 径. 近江国生霊来京殺 人語第二十. 重複. 京 人. にあい︑箱をわたされ郷国の橋の女にわたせ といわる︑忘牝て家にもちかえるに妻あやし みあけてみるに・目と男のマラがはいる︑遠劫 異 橋にゆき女にわたすに女怒る︑遠助後に死す︒. るな. △︿くじりとられた目・マラV. 二話. 、;. 美濃国紀遠功値女 ︿美濃へ行かんとする男︑途申女の隆にあい 頼まれごとをするV︵二十との契穣︶. きpとら牝た体の一部︒. 菩通の人の姿︵母︶の鬼を射る︒. 怪. 異. 霊遂死語第甘一. △㈱・ω間. 猟師母成鬼擬殿子 語第甘二. △︿射とられた腕V. 一類. か恩来. 共のも 既に許とも にねにのと. の鬼を射る︒. 母ぱてかに. 婆. 歌女 男をを後 消よ訪. ○︿人の形の怪異︵鬼︶V. 矢家し. ば や に にそすそ下 あのぐのる 項夜妻後時. 播磨国鬼来人家被 普通の人の姿︵水干の男︶ 射語第甘三. に上一. 死 切リの■ す見らをま1. 女にを婦 おし吹と そてきな る てる. そるるく国. 人の形の怪異︒. は主た 鬼母のむ : はの鬼 にのこ 木 ね子が な手る弟の.. 後る射ドも=. 消来人 ゆるの. 骨いす行任. 夫笛夫. で京とて. もせ夜い. Oω・㈲間. れれつつ!. 姿男に. て. ゆし. 人妻死後成本形会 死んだ妻︑ もとの婆であらわれ夫にあう︒ 旧夫語第甘四. るめにの上1 がき、モで■ お腕トえ1. る水こ に干の の家. か母せて木;. をの陽. かうる兄の1. 射目師. つえて下弟. かる身干り. 、、. こ. なれなPし. 。母かせ手兄. 。つ占死. みにさき夜. れそ陰. よ 年河.頂たりてい 頂見後内=て家 新主 ほれのの=妻に主しに のば秋男 な]といつ お死の恋 し人上女き. 身P三に. えいる人なP家しよ猟 る切との P にらP師. ゆむう=男大妻るゆ妻の生 。 も死和死にく恋妻侍 そのすの.す朝 しを. てう後. 女。に荒く去新. のあ. ○︿人の形の怪異︵死霊︶V 死んだ夫︑ もとの姿であらわれ妻にあう︒ △︿死者︑ 死後の受苦をかたるV. フ5I. 女見死夫来語第廿 五. ス) (. oリ ヲ. f、. 20 21. 22 23 24 25.
(26) 82 28. か手雅. い投ほっ る足通 るげどた.にをの. %の家 と五で. 一引邸 乳つに. 消位 母ぱて えの乳■消る乳 怪母1ゆ 児 ああと1 。中を とら幼=狐将同 でわ児.か太じ みるの1物刀さ る ね一のをま. と乳て 米母い に る 血打所. 霊もの かつ乳 。て母 乳と. ム︿死老︑死後の受苦をかたるV一. てを寸行. にあ将. 河内禅師牛為霊被海の中で死んだ老の霊︑牛を借る︒河中に車 借語第廿六 をおとす︒河内禅師︒. 才し翁い出. かい主原. 違. とす︒白井の君︵僧︶︒. そ項. い米五に. つき. 白井君銀提入井被井の中の霊︑銑をとりかえす︒井中に銃をお. とのべんる翁L. い中しとう姿く う閲。いらの家 使女 いみもを い房 四をのか の 五v・出い 言主 十うで移 に人 の る よの 属清長に リ薪 を行く様 ひ叱住々 行た くに きるんの 移 つ で怪. 母P申. O■^■吃■N−−■i﹁−. ■■■−−−−...■..... いミ青るら才しに秦玩. がまに方. 26. ⑰ →. た民去別るる三 る部るの所 書 家夫 所をお清 に大狐に追わ行 来頼な移わ頂. 取語第廿七. O︿な七V■■■. ■−−−. 於京極殿有詠古歌 貴族邸︵京極殿︶にあらわれた怪︑狐か物の 霊か︒ 音語第廿八. ■■■■にゆ喫機︼−■■−!−−■■﹁. 貴族邸︵雅通邸︶にあらわ牝た怪︑狐か物の 雅通中将家在同形 霊か︒ 乳母二人語第廿九 ︿乳母と乳児のいる所に怪あらわるV︵三十. 重. 複の類話 ㈲. 27. △げ・⑫間−−−死老︑死後の受苦をかたる︒. 29. ○⑰・㈲間1なし︒ここまで一応区切︒ 後話よp狐怪の要素加わるもの︒. 30. ︿乳母と乳児のいる所に怪あらわるV︵廿九 幼児為護枕上蒔米 との契機︶ 付血語第三十 △︿方逢に行って五寸ほどの馬にのった怪に あうV. △︿新たに買った家で一尺ほどの馬にのった 隆にあうV ・. 三善清行宰相家渡 狐怪︒新たに移った家︒. 語第冊一. △㈲・㈲間lーはじめて行った家で怪にあう︒背ひくく馬にのる怪︒. 31. おの上 そ花東 牝を門 狐詠院 か歌 物す京 のる極 霊声殿 かあに と頂住. 思. む. う院時 。見. る寝 に殿 人の な南 し面 で 院桜. ←. がすげ白≡って夫樽河 と 井≡ていが師内 リ井この≡くるあの禅 かをれ君1るこら夢師. えさを. 1oとわにの. しが提房1い才し先牛. たせにの≡う死頃力. かどつ井1. 後海強. くを1六のにし 見るぽ1目受入 つ る1目苦っあ か後時1にをてる. らに. 1夢か死時. ずこ銀≡のたんい. れの≡言Pだな=. 井を銃1の. 一く1. の井を1如牛族な,. 主にほ1くをのる1 のおリ≡牛債佐が. 霊とあ1帰P夫. 752.
(27) 83. 民都大夫頼清家女 狐怪︒新たに移った家︒ 子語第升二 ︿使いに出され狐のしわぎをしる﹀ ︵皿川三と︶ 狐怪︒. 狐か︒. こにて主人に︑もとの家に使いにゆげといわ れて行くに︑そこに主人あ頂︑おどろきてまた もとにもどpみるに野原の中に子泣きおる︒. 消ゆ︒. 兄弟の母重病になり︑母僧の弟にあいたいか らよびに行けと兄にいう︑兄行くに応天門の 層の上︑豊楽院の北の野に光物を見︑射ると. 会鶯;耀=㌶岳. ︿使いに出された途で狐の怪をみるV ︵丹二と︶. 隻二3結1軌窒鴫敬足■. O︿兄弟V. 異怪等猪野・狐. 西京人見応天門上 光物語第丹三. ○目・例間−兄弟︒. O︿兄弟V. 被呼姓名射顕野猪 野猪怪︒兄弟で怪をうたんとし︑弟︑化けた 語第升四 る野猪を謀リて射殺す︒. V︵丹六と︶. ︿葬送の棺を光らしむ・怪を刀でさし殺す. .有光来死人傍野猪野猪怪︒兄弟で怪をうたんとし︑弟︑化げた る野猪を謀口てさし殺す︒ 一被殺語第升 五. 里人をよぶV. 野猪怪︒︿葬送の棺の申よリ怪出る・怪を乃 できリ殺すV︵升五と︶ 於播磨国印南野殺 △︿存在すぺからぎること︵昼よp用意なく 野猪語第升六 て埋葬する︶を見ての不審・怪をきpて. 753. △㈱・ω間−存在すぺからざる戸﹂とを見て不審・怪をうちて里人をよぶ︒. き量共に 翌し行馬 尿しに行 朝と手を. 擁1繁1葦繍. 行くjそ不に求. て急く時 こ審杉め 逃に申 ににのて ぐと 宴 行思大奈. し. な。た. さ推て京■. 狐怪︒奈良京の一角を行きつつ不思議を見あ 狐変大椙木被射殺らわす︒ 語第批七 △︿存在すべからざること︵杉の大木︶を見 ての不審・怪を射て里人をよぶV 狐怪︒平安京の一角を行きつつ不思議を見あ 狐変女形値播磨安らわす︒ 高語第升八 く女に化げた狐を捕えると︑くさき尿かけ て逃ぐV︵升九と︶. 女ぺひリ. 杉かに. 1繁総濠1. しか西 消るな逃 くとれの一ゆ末るげ. 以露1懇篠欝 誰累1訟1ξ幾1. 。つ狐あ内.射所く中 くない裏.るにに太 る心よ=にか夜夫. 潔礫嚢1薫犠1. そら不松舎くい木吏春 のえ思原人と をの目 時て議に播老従見東の 狐刀にて磨狐老ての宮 とを思美安死と 山司 なさい女高す共こにの るし に …oにの行甥. ヨ〕. ㈱ ω. 32 33. 34 35 36 37. 38.
(28) 84. 一〇︿狐を捕えて困らせるV. 狐変人妻形来家語狐怪︒︿女に化けた狐を捕えると︑ くさき尿 一かけて逃ぐV︵升八と︶. 第升九. 狐︑人間に降服︵報恩︶︒. O︿狐の王をと口あげて困らせるV. 狐怪︒. ○ω・ω間−狐を困らせる︒ 孤託人被販玉乞返 報恩語第四十. 高陽川狐変女乗馬 狐怪︒狐︑人間に降服︵あやまる︶︒ ︿迷わされて諸方をあるくV︵四十二と︶. ︵乙訓川・桂川など︶V. 尻語第四十一. △︿川を渡る. P方他えの. 邦利延︑石清水からのかえη︑長岳の寺戸の 辺にて︑迷神にあいて︑同じ道を行きかえ口. いうに狐あやま口て逃ぐ︒. 物の気病みの家で︑物つきの女に狐がつきて わび言をいい︑白玉を手玉にとる︒それをあ る男がとpかくす︑狐こまp︑かえしたらぱ守 リとならんというので男かえす︑後に雷力道で 盗人にあった時︑狐出できて安全に道案内すo 女に化けτ人の馬の尻にのりからかう狐あリ ある滝口男︑捕えんとて行き一度はとらえそ こねて化かされるが︑二度目は捕え責めあげ てから放つ︑又行きて狐にあい︑馬にのれと. 。を方リ男. する︒狐のしわざか︒. し季ミ渡川. 左京属邦利延値迷 狐怪︵迷神︶︒ ︿迷わされて諸方をあるくV ︵四一と︶ 神語第四十二. ろ通近.しま一一三霊帰のうに美. △︿ω・ω間−川の渡り︒. 男達の胆比べ︒怪物︵子︶ を抱いてか. その叫. 狐怪︒ える︒. ははのら. 狐婁まべわ武るを. おもう1. 頼光郎等平季武値 産女語第四十三. な里ねを ざ抱もか渡 るにしな くどとる ぺ止 す か 、 Pい老. れお中1 てそを1. ㌫鷲成霧呈 の. み女式との れ子わい渡 ばをたうに 木抱ら 産 のげん武女 葉とと士の ないい達怪 リうい あ. しと1. のをを 怪背す鈴 を負て鹿 おいそ山 いかの中 はえ代に らロロて う に夜. 男きい1. を産季け川. した陸1. △︿美濃国の川の渡しV. うV︵四十四と︶. ︿陸奥から常陸にこえる焼山山中で怪にあ. 掩を来 えうる夕 おつを方 くに見家 に泣、に 、く 一 、方一 く 人 をの さつ きい狐同 と 尿に田じ か前岨婆 )、 けに の う て苧つ琴 に尺 が ぐ切に外 泣 来くよ 狐た、サ. 井才し人老. ろう間= とにの1 い 焼1 う怪山1. 狐怪︒男達の胆比べ︒怪物︵死人︶を負うて 通鈴慶山三人入宿 かえる︒ 不知堂語第四十四 ︿伊勢から近江にこえる鈴鹿山中で怪にあ うV︵四十五と︶ 近衛舎人於常陸国 山申詠歌死語第四. なる叉か京. しる衛1。つ人人人かリ川時子濃 き時舎≡てははの。て申 を国 声 人1 天そ死若 子で平抱の. で常 1 あ陸陸1 な歌奥1 おを・1 もう常1. ( ソ、. ω. 39 41. 40. 42 43 44. 45. 754.
(29) =二蓼死け︒. 補説−−以上︑巻十一より巻廿七まで︑筆老のいわゆる二話一類様式なる説話展開を具体的に表示した︒このような展開の相は︑. ほじめに述べたように︑巻一より巻丹一に至るまでほぽ着実に行われている︒本稿はその一部にすぎず︑他は後の機会を求めてあ. らためて提示するつもりであるが︑すべては右の表に準じて類推する︸﹂とができよう︒ところで︑表によっても判るように︑二話. ︵乃至三話︶間の一括契機︑及び一括された二話︵或は三話︶と次の二話︵或は三話︶との連鎖契機の種類は多様であり︵事物︑. 人物︑場所など︶︑また繁簡強弱の相違もある︒だが︑それら契機によりて説話展開が行われていない所はきわめて稀である︒こ. ういう契機の指摘は︑決して筆老の牽強附会によるものではない︒表のみを見るとそのような感がするかも知れないが︑説話全体. を通読して少し気をつけると︑︸﹂れら契機の存在を納得しうるであろう︒今昔物語集全巻は︑この説話展開様式の上に︑更に種々. の類聚方法︑特殊の編纂方針をもりて綿密に構成せられた稀に見る労作であり︑これらを度外視して本書の成立なり性格なりを論. 一面また他の説話集との関係. 従前も今昔物語集説話は︑その何話かが同一種類をもりて連続配置せられているとは認められていたが︑それが二話一類様式の. ずることは当を失するものと思われる︒. ものであるとは考えられていない︒各説話がこの様式によりて取捨選択せられているということは︑. さて︑︸﹂の二話一類様式は何から示唆されて生じたものか︒−﹂の点については︑はじめにあげた拙稿﹁今昔物語構想論﹂および. を考える上においても重要さをもつものといえるであろう︒. 国文学研究第十三輯﹁今昔物語集巻八と仏法都綬織の成立﹂などにふれておいたので参照していただきたい︒. 755. に十五. 85.
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