常設展示 開催中
リソルジメント・コレクション
リソルジメント(Risorgimento)とは、イタリア語で「復興」を意味しますが、一般的には18 世紀末から1870年に至るイタリアの国民国家形成過程を指します。またイタリア統一運動あるい は「イタリアの統一」ということもあります。
ナポレオン追放後のウィーン体制のもとで分裂状態にあったイタリアで、最も影響力を保持し ていたのは隣接する大国オーストリアでした。 1830年代には、このような状況を打開してイタリ アを統一しようという動きが様々に展開しました。
その統一への動きはしかしながら、イタリア国内における南北の経済状況の相違や階層や立場の 違いから必ずしも順調には進行しませんでしたが、1848年~49年の全欧的な革命の騒乱を挟みな がら、サルデーニャ王国(ピエモンテ王国とも称される)が外交政策により漸次北イタリアに勢 力を伸ばし、義勇軍の活躍も相俟って1861年には同国が統一を果たすことになります。
本展示では、リソルジメント全体を概観すると共に、この統一運動の過程で重要な役割を果た した、マッツィーニ、ガリバルディ、カヴールの3人に関連する資料、当時の布告などを紹介し ています。
BELL
<編集・発行> No.61 2008・10・7 発行編集 :一橋大学附属図書館広報連絡会 電話 : 042(580)8223
Mail : [email protected]
本コレクションは、北イタリアの実業家ジャンニ・カプローニ (1886-1957)が生涯かけて収集したリソルジメント (近代イタリア統一 運動)に関する旧蔵資料を中核とし、これにイタリア国家参議会が 1944年に放出した蔵書およびファシズム時代の政治家 チェザーレ・
マリア・デ・ヴェツキ・ディ・ヴァル・チスモン(1884-1959)の蔵書 に由来するコレクションが追加されたものです。
「カヴールを首相とするサルデーニャ王国は、民衆革命を 伴わずに独立と統一を達成する道として外交戦術を採用し、
イタリア北部を中心に諸邦や諸都市を併合する形で徐々に統 一を進めていった。しかし、ガリバルディらはこのような政 策に激しく抗議し、独自のイタリア解放を目ざして、1858年 には義勇軍によるシチリア遠征を敢行した。」
【展示キャプション(解説文)より抜粋】
ホームカミングデー(第
3回)が
10月4日(土)に開催されました招待された昭和28、33、38、43、48、58年及び平 成5年の卒業生など500名以上がキャンパスに集い ました。図書館では、本学の学問史およびコレク ションの紹介や歴代学長の研究業績、本学を卒業さ れた著名人の卒業論文などの展示を行い、438名が 観覧されました。
館内の見学者は374名で、ご自身の卒業論文の閲 覧希望者は77名でした。
卒業論文を探して( 閲覧席)
2008オープンキャンパスが8月8日(金)に開催され、大 学進学を考えている高校生やその保護者約3,200名が来学 しました。
図書館では館内見学に加え、本学の持つ膨大なコレク ションの一端を実感してもらうために、図書館及び社会科 学古典資料センターの所蔵資料のうちから、教科書にも登 場するような高校生にもなじみ深いものを選んで特別展 示を行いました。
今回の見学来館者は2,043名、展示観覧者は1,439名で した。
公開展示室
2008
年オープンキャンパスが
8月8日(金)に開催されました7月1日付けで一橋大学社会科学古典資料センター専門助手に着任致しました 福島知己(ふくしま ともみ)です。専門はフランス社会思想史です。私はもと もとこの大学の出身で、古典センターや附属図書館を利用する機会も多くあり ました。将来そこに勤めるとは夢にも思わなかったのですが、縁あってお世話 になることになりました。
専門助手は、附属図書館と古典センターにそれぞれ二人ずつ配置されている 職種で、所蔵資料の管理を行いながら、利用者の方々の専門的なお問い合わせ への対応や展示の企画立案などの任務を、附属図書館所属の杉岳志、福田名津 子専門助手や、古典センター所属の床井啓太郎専門助手と協力しながら行っています。
専門図書館という性格上、古典センターでは研究者向けの任務が主になっていますが、今後は利用者 の方の利便性の向上を心がけながら、また、古典資料にあまり馴染みのない方にも楽しんで頂けるよう な企画も立てていきたいと思っています。初めての方もお気軽にお越しください。