2015.8.7 R7 2015.8.18 R8
高浜発電所原子炉施設保安規定の変更
に係る主要な論点の考え方について
平成27年
8 月
関西電力株式会社
枠囲みの範囲は機密に係る事項ですので、公開することはできません。目 次
論点1:炉心に燃料が無い期間における体制について
<検討中>
論点2:成立性確認訓練の実施方法について
論点3:原子炉主任技術者の職位の拡大について
教育訓練補足説明資料
11
重大事故等に係る成立性確認訓練について 1.要員が検証として行う訓練(成立性確認訓練) (1) 技術的能力に係る成立性確認訓練 技術的能力に係る審査基準で要求される19の手順のうち、有効性評価においてクリティカルと なるものについて、役割に応じ必要な手順の訓練を実施する。 (2) 重要事故シーケンスによる確認 全てのシーケンスと19の手順を網羅的に検証ができる重要事故シーケンスを選定し、以下の成 立性を確認する。 a.中央制御室主体の操作に係る成立性確認訓練 中央制御室主体の操作に係る重要事故シーケンスの網羅性を考慮し整理した重要事故シーケ ンスを対象に実施する。 b.現場主体の操作・作業に係る成立性確認机上訓練 現場主体の作業・操作に係る重要事故シーケンスの網羅性を考慮し整理した重要事故シーケンス を対象に机上訓練を実施する。 c.現場シ-ケンス訓練 全ての重要事故シーケンスと19の手順を網羅的に検証できる重要事故シーケンスを対象に指 定した班で実施する。 以上の訓練について添付資料「成立性確認訓練について」の通り実施する。
論点2:成立性確認訓練の実施方法について
2 / 31 成立性確認訓練について 訓 練 項 目 訓 練 対 象 訓 練 内 容 対 象 範 囲 検証内容 留 意 事 項 運転員 緊急安全 対策要員 技術的能力に係る審査 基準で要求される 19 の 手順(有効性評価にお いてクリティカルとな るもの) ○ ○ 技術的能力に示す有効 性評価の重要事故シー ケンスに係る対応手段 を対象に、役割に応じ た訓練を実施 保安規定 表-20 のうち重要事故シーケンスに用いる現 場対応手段 ・手順書に従い、必要な要員数で想定時間内にできる ことを確認する。 ・原則として実働(モックアップ含む)にて実施。 ・必要により模擬操作、スキップ、短縮を行う。 ・長時間に及ぶ作業は、必要により分割して実施する。 シミュレータ訓 練 ○ - 中央主体の操作に係る 重要事故シーケンスを 対象に、シミュレータ を使用し、役割に応じ た訓練を実施 全ての中央制御室主体の操作に係る重要事故シーケンス の網羅性を考慮し整理した以下の重要事故シーケンス ①2次系からの除熱機能喪失 ④原子炉格納容器除熱機能喪失 ⑤原子炉停止機能喪失 ⑦ECCS 注水機能喪失 ⑧ECCS 再循環機能喪失 ⑩格納容器バイパス(蒸気発生器伝熱管破損時に破損側 蒸気発生器の隔離に失敗する事故) ⑯崩壊熱除去機能喪失 ・手順書に従い、有効性評価の重要事故シーケンスの 成立性確認ポイント(解析条件のうち操作条件)を満 足できることを確認する。 ・シミュレータの模擬限界を考慮し、訓練が成立する範囲 で実施する。 現場対応等をシ ミュレートした 机上訓練 - ○ 現場主体の操作に係る 重要事故シーケンスを 対象に、図上シミュレ ーションにより役割に 応じた訓練を実施 全ての現場主体の作業・操作に係る重要事故シーケンス の網羅性を考慮し整理した以下の重要事故シーケンス ②全交流電源喪失(RCP シール LOCA が発生する場合) (原子炉補機冷却機能喪失) ⑪雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損) ⑫雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過温破損) ⑮想定事故2 ⑰全交流動力電源喪失(運転停止時) ・手順書に従い、関係する要員が的確に対応できるこ とを確認する。 全体成立性確認 訓練 (1シーケン ス) ○ ○ 全ての重要事故シーケ ンスと 19 の手順を網羅 的に検証できる重要事 故シーケンスを対象 に、役割に応じた訓練 を実施 全ての重要事故シーケンスと 19 の手順を網羅的に検証 できる以下の重要事故シーケンス ⑪雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損) + ⑮想定事故2 あわせて、④(格納容器除熱機能喪失)、⑧(ECCS 再循環喪失)、⑯(崩壊熱除去機能喪失)のうち現場で 実施する個別手順の確認も実施 ・手順書に従い、必要な要員数で、有効性評価の重要 事故シーケンスの成立性確認ポイント(解析結果に影 響する重要なポイント)における制限時間内に作業が 完了できることを確認する。 ・原則として実時間にて実施。 ただし、長時間を要することから分割して実施する。 ・原則として実働(モックアップ含む)にて実施。 ・必要により模擬操作により行う。 資料-1 資料-2 資料-3 資料-4 添付資料
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中央制御室操作主体の重要事故シーケンスにおける操作の類似性
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現場操作主体の重要事故シーケンス(全体成立性確認訓練)
重要事故シーケンス⑪と②の個別手順の包絡性について
⑪シーケンスと②シーケンスの各操作を対象に、制限時間および操作内容の観点で⑪が包絡できているかについて確認した結果を下表に示す。 重要事故シーケンス②と⑪について比較した結果、両シーケンスに登場する各個別手順の制限時間および操作内容は の各操作に包絡されており、 に包絡されていない手順について別途個別手順を実施することで問題ないことを確認した。 表20におけ る 操作手順 No. 表20におけ る 対応手段 の順番 対 応 手 順 名 比較項目 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 制限 時間操作 15 分 24 分 26 分 65 分 - 対応 操作 なし 対応 操作 なし 対応 操作 なし 2 時間 毎 1 時間 毎 7.5 時間 対応 操作 なし 20 分 対応 操作 なし 4 時間 2.2 時間 16 分 45 分 4 時間 毎 適宜 実施 65 分 15 分 24 分 対応 操作 なし 65 分 - 26 分 8 時間 5 時間 毎 2 時間 毎 1 時間 毎 7.5 時間 50 分 20 分 60 分 4 時間 2.2 時間 16 分 45 分 4 時間 毎 適宜 実施 65 分 対応手順 3 4 5 6 7 ⑥ ⑦ ① ④ 主 蒸 気 逃 が し 弁 ( 現 場 手 動 操 作 ) に よ る 主 蒸 気 逃 が し 弁 の 機 能 回 復 窒 素 ボ ン ベ ( 加 圧 器 逃 が し 弁 作 動 用 ) に よ る 加 圧 器 逃 が し 弁 の 機 能 回 復 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 炉 心 注 水 A 格 納 容 器 ス プ レ イ ポ ン プ ( R H R S - C S S 連 絡 ラ イ ン 使 用 ) に よ る 代 替 再 循 環 運 転 B 充 て ん / 高 圧 注 入 ポ ン プ ( 自 己 冷 却 ) に よ る 代 替 炉 心 注 水 ※ 大 容 量 ポ ン プ に よ る 補 機 冷 却 水 ( 海 水 ) 通 水 恒 設 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 格 納 容 器 ス プ レ イ 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ に よ る 代 替 格 納 容 器 ス プ レ イ 電 源 車 ( 可 搬 式 代 替 低 圧 注 水 ポ ン プ 用 ) へ の 燃 料 補 給 大 容 量 ポ ン プ へ の 燃 料 補 給 消 防 ポ ン プ へ の 燃 料 補 給 A 、 B 格 納 容 器 再 循 環 ユ ニ ッ ト に よ る 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 ※ 大 容 量 ポ ン プ を 用 い た A 、 B 格 納 容 器 再 循 環 ユ ニ ッ ト に よ る 格 納 容 器 内 自 然 対 流 冷 却 16 ② ③ ② ④ ⑤ ③ ② ④ ⑤ 9 10 11 13 14 15 ① ① ① ① ② ① ④ ① ① ①’ ⑧ 中 央 制 御 室 空 調 装 置 の 運 転 手 順 等 ( 全 交 流 動 力 電 源 が 喪 失 し た 場 合 ) 可 搬 型 設 備 に よ る 使 用 済 燃 料 ピ ッ ト の 状 態 監 視 海 水 を 用 い た 復 水 タ ン ク へ の 補 給 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 に よ る 代 替 電 源 ( 交 流 ) か ら の 給 電 受 電 後 の 操 作 空 冷 式 非 常 用 発 電 装 置 へ の 燃 料 ( 重 油 ) 補 給 可 搬 型 計 測 器 に よ る パ ラ メ ー タ の 測 定 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 に よ る 水 素 濃 度 監 視 水 素 排 出 ( ア ニ ュ ラ ス 空 気 浄 化 設 備 ) 全 交 流 動 力 電 源 又 は 直 流 電 源 が 喪 失 し た 場 合 の 操 作 手 順 可 搬 型 格 納 容 器 内 水 素 濃 度 計 測 装 置 に よ る 水 素 濃 度 推 定 海 水 か ら 使 用 済 燃 料 ピ ッ ト へ の 注 水 同一 操作 包絡性 ○ ○ × ○ ○ ○ 同一 操作 同一 操作 ② 全交流動力電源喪失(RC PシールLOCAが発生する 場合)原子炉補機冷却機能 喪失 ⑪ 雰囲気圧力・温度によ る 静 的負荷(格納容器過圧破 損) 原子炉圧力容器外 の溶融燃料-冷却材相互 作用 溶融炉心・コンク リート相互作用 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備 考 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 同一 操作 同一 操作 - ※1 - - - ※: 5-③は、 7-④に包 含される。 ※1: ②は系統 構成まで。 ⑪は系統 構成後、ポ ンプを起動 する。 ※: 5-③は、 7-④に包 含される。 同一 操作 同一 操作 同一 操作 同一 操作 同一 操作 - 同一 操作 同一 操作 - 同一 操作 - ⑪ に 組 み 込 ん で 、 事 故 シ ー ケ ン ス ⑮ に 含 ま れ る 本 個 別 手 順 を 実 施 ⑪ と 同 じ 体 制 に て 、 事 故 シ ー ケ ン ス ⑧ に 含 ま れ る 本 個 別 手 順 を 別 途 実 施 ⑪ と 同 じ 体 制 に て 、 事 故 シ ー ケ ン ス ⑯ に 含 ま れ る 本 個 別 手 順 を 別 途 実 施 ⑪ と 同 じ 体 制 に て 、 事 故 シ ー ケ ン ス ④ に 含 ま れ る 本 個 別 手 順 を 別 途 実 施8 / 31 資料-1 技術的能力に示す有効性評価の重要事故シーケンスに係る対応手段の成立性確認について 1.目的 技術的能力手順のうち有効性評価の重要事故シーケンスで用いる現場対応手段が、想定時間内 に実施できることを確認する。 2.対象範囲 (1) 技術的能力手順のうち有効性評価の重要事故シーケンスに用いる現場対応手段(別紙1) (2) 訓練対象者 a 運転員(当直員) b 緊急安全対策要員 3.実施頻度 ・対象となる訓練項目を年1回実施する。 4.実施方法 (1)基本事項 a 運転員(当直員) と緊急安全対策要員が別々に実施する。 b 役割に応じ、必要な要員数により各種手順書に従って訓練を実施する。 c 訓練は、原則実働(モックアップを含む)にて実施する。 d 訓練の実施にあたっては、要員間の連絡を密に行うことも重要な要素であることから、要 員間の連携を含めた訓練とする。 e (2)配慮事項 a 模擬操作 弁の開閉操作、水中ポンプの海水への投入、燃料の給油及び機器の起動操作等により原子炉施 設の系統や設備に悪影響を与えるもの及び訓練により設備が損傷又は劣化を促進するおそれのあ るもの等については、模擬操作にて対応する。 b スキップ 他の要員による作業・操作待ちの部分については、連携の訓練を確実に行うこと により、待ち時間をスキップし、合理的に訓練を行う。 c 繰り返し作業について(短縮) ホース敷設、可搬ポンプ設置やディスタンスピース取替については、同じ作業の 繰り返しであるため、一部の一連時間を測定し、その時間をもとに全ての作業時間 を算出する。 (添付資料1) d 分割 原則、訓練は一連で実施することとするが、長時間を要する訓練については分割 して実施する。 5.成立性確認方法 手順書に従い必要要員数により想定される時間内に、作業が終了できることを確認する。なお 時間については、各種作業の手順書に従った訓練結果を基に算出された作業時間と、保安規定 「表-20」に示す対応手段ごとの想定時間を比較し時間内に終えているか評価する。 (添付 資料2) 以上
添付資料1-1
ホース敷設、可搬ポンプ設置及びディスタンスピース取替作業について(短縮)
1.基本方針 ホース敷設、可搬ポンプ設置及びディスタンスピース取替については、同じ作業の繰り返しであるた め、一部の一連時間を測定し、その時間をもとに全ての作業時間を算出する。 2.ホース敷設、ポンプ敷設について (1)ホース敷設およびポンプ敷設作業については、基本的にはチーム単位で繰り返し作業を行う。ま た、道路をまたぐ際には、ホースブリッジ等の設置も行う。 (2)訓練においては、チームあるいは個人の作業単位を明確にした上で、その作業単位に対する訓練を 実施して時間測定を行い、測定時間に全体の敷設数から求めた繰り返し作業回数を乗じた時間を算 出する。これにホースブリッジ等の設置時間を加えた時間が、所定時間に収まることを確認する。 なお、作業箇所選定にあたっては、ホース・ポンプ配備経路の中で作業条件の一番厳しい箇所を選 定して実施する。 合計数 ・ポンプ 3 台×4系列 ・ホース 20 本×4系列 訓練時の作業単位の例(1チーム6 名で実施) ・ポンプ1台×4系列 ・ホース7本(ポンプの前後)×4系列 仮設組立式水槽 上記作業単位の作業を実施して測定された時間×3(ポンプ台数合計÷設置台数(≒ホース本数÷敷設本数)) + ホースブリッジ設置時間 =訓練時間 P P P P P P P P 可搬式代替低圧注水ポンプ給水用の消防ポンプ・ホース敷設の例10 / 31
添付資料1-2
3.複数のポンプの設置について (1)大容量ポンプ水中ポンプの設置作業については、同じ要員で取水用ホースを接続し、ポンプを 取水源に投入する作業の繰り返しである。 (2)訓練は、水中ポンプの設置を1系統実施すれば、一連の作業を習得できることから、一連の訓 練時間の計測を行って系統数に応じて訓練時間を算出する。 4.ディスタンスピース取替について (1)ディスタンスピースの取替作業については、同じ要員で閉止用ディスタンスピースを外した後 その箇所に通水用ディスタンスピースを取り付ける作業である。 (2)訓練ではモックアップにて作業を行い、作業時間を計測する。 (3)1箇所の訓練で一連の作業を習得できることから、1 箇所の時間計測を行ってディスタンスピー スの箇所数に応じて訓練時間を算出する。 以上 水中P 大容量 ポンプ 取水用ホース 1系統分の作業 水中ポンプ全2台中1台設置する場合の算出方法 ・1系統分の作業を実施して測定された時間×2=訓練時間 系統へ ディスタンスピース取り付けの例 P 1箇所分の作業 通水用ディスタンスピース添付資料2-1
訓練項目の重複を踏まえた成立性評価について 1.概要 技術的能力手順のうち有効性評価の重要事故シーケンスで用いる現場対応手段には、重複 する手順(訓練項目)が含まれることから、その訓練方法及び評価についての考え方を示 す。 2.該当する対応手段および具体的な訓練方法(【】内は保安規定 表-20 の操作手順 No.を示す) (1)タンクローリーを用いた各機器への燃料補給手段 (a) 電源車(可搬式代替低圧注水ポンプ用)への燃料補給【6_⑤】 (b) 大容量ポンプへの燃料補給【6_⑥】 (c) 空冷式非常用発電装置への燃料(重油)補給【14_⑧】 <訓練方法> 図1に示すとおり(a)~(c)の燃料補給手段は共通しており、事故時の実際の動きとして は、燃料を積み込んだ後は各機器へ順番に給油し、タンクローリーの燃料が枯渇する前に 再度積み込む、を繰り返すこととなる。 したがって、包絡性の観点から距離が最も遠くなる組み合わせとして、燃料積み込み箇 所を4号機燃料油貯油そう、燃料補給先を4号機空冷式非常用発電装置とした成立性確認 を代表として行い、所定時間の最も短い 2.3 時間以内に実施可能であることを確認する。 図1 タンクローリーを用いた各機器への燃料補給手段のタイムチャート (a) (b) (c) (有効性に登場 しない手順)12 / 31 添付資料2-2 (2)消防ポンプを用いた各種給水手段 (a) 可搬式代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ【6_④】 (b) 海水から使用済燃料ピットへの注水【11_①】 (c) 海水を用いた復水タンクへの補給【13_①】 <訓練方法> 図2に示すとおり、(a)~(c)の手段の共通部分である消防ポンプ配置およびホース布設 は、同じ操作であることから、1種類の手段に対して成立性確認を行う。なお、(b)におけ るポンプ通水ライン等、準備共通以外の操作については、個別に成立性確認を行う。 図2 消防ポンプを用いた給水手段のタイムチャート (c) (a) (b) 共通部分 共通部分 共通部分
別紙 1
技術的能力手順のうち有効性評価の重要事故シーケンスに用いる現場対応手段
保安規定 (表-20) 操作手順 No 対応手段 運転員等 緊急安全対策 要員 3 ② 主蒸気逃がし弁(現場手動操作)による主蒸気逃がし弁の機能回復 ○ - ③ 窒素ボンベ(加圧器逃がし弁作動用)による加圧器逃がし弁の機能 回復 ○ - 4 ② 恒設代替低圧注水ポンプによる代替炉心注水 ○ - ④ A格納容器スプレイポンプ(RHRS-CSS連絡ライン使用)に よる代替再循環運転 ○ - ⑤ B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)による代替炉心注水 ○ ○ 5 ③ 大容量ポンプによる補機冷却水(海水)通水 - ○ 6 ② 恒設代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ ○ - ④ 可搬式代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ ○ ○ ⑤ 電源車(可搬式代替低圧注水ポンプ用)への燃料補給 - ○ ⑥ 大容量ポンプへの燃料補給 - ○ ⑦ 消防ポンプへの燃料補給 - ○ 7 ① A、B格納容器再循環ユニットによる格納容器内自然対流冷却 ○ ○ ④ 大容量ポンプを用いたA、B格納容器再循環ユニットによる格納容 器内自然対流冷却 ○ ○ 9 ① 可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度監視 ○ - 10 ① 水素排出(アニュラス空気浄化設備)全交流動力電源又は直流電源 が喪失した場合の操作手順 ○ - ② 可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度推定 ○ ○ 11 ① 海水から使用済燃料ピットへの注水 - ○ ④ 可搬型設備による使用済燃料ピットの状態監視 - ○ 13 ① 海水を用いた復水タンクへの補給 - ○ 14 ① 空冷式非常用発電装置による代替電源(交流)からの給電 ○ - ⑧ 空冷式非常用発電装置への燃料(重油)補給 ○ - 15 ① 可搬型計測器によるパラメータの測定 - ○ 16 ① 中央制御室空調装置の運転手順等(全交流動力電源が喪失した場 合) ○ ○14 / 31 資料-2 重大事故等対応に係るシミュレータ訓練における成立性確認について 1.目的 有効性評価の重要事故シーケンスのうち、中央制御室操作を主体とした重要事故シーケンスに 対して、シミュレータ訓練を実施し、適切に対応できることを確認する。 2.対象範囲 (1) 対象シーケンス:設置変更許可申請に示した有効性評価の重要事故シーケンスにおいて、類 似性および網羅性の観点から選定したシーケンスを対象とする。 (2) 対象者:運転員(当直員) 3.実施頻度 対象となる重要事故シーケンスについて、年1回実施する。 4.実施方法 当直毎に、シミュレータを用いて重要事故シーケンス訓練を実施する。 成立性確認はシミュレータ特性と安全解析結果の違いを考慮の上、以下に留意し実施する。 (1) シミュレータは、基本的には実機の運転状態と応答を模擬していることから、安全解析 の初期条件及び機器条件とは相違がある。 (2) シミュレータに入力する事故条件は、原則安全解析の事故条件を入力し訓練を実施す る。 (3) インストラクタは、シミュレータ上で模擬できない部分を始めとする情報や訓練の方法 について、予め対応(訓練に対する約束)を定め、訓練開始前までに運転員に周知す る。 (4) 訓練では、パラメータ等のプラント挙動から手順書に従い対応できることを確認する。 (5) 成立性確認は、運転操作が解析上の操作条件を満足し、炉心損傷を防止できることを確 認する。ただし、解析上の操作条件が、シミュレータ挙動と解析挙動の違いにより一致 しない場合は、予め解析上の操作条件の代替となる成立性確認事項を定める。 5.成立性確認内容 中央制御室操作を主体とした重要事故シーケンスについて、手順書に従い、有効性評価の重要事 故シーケンスの成立性確認ポイント(解析条件のうち操作条件)を満足できることを確認する。 以上
重要事故シーケンスシミュレータ訓練実施内容整理表
番号 重要事故シーケンス 訓練の可否 有効性評価重要事故シーケンスとシミュレータ訓練の相違※ 1次冷却系 運転操作 解析上は、「全ての蒸気発生器広域水位0%到達の5分後」であるが、事故時操作所則上は 「すべてのS/G広域水位が10%未満」で判断する。 (10% 根拠 広域⽔位計 停⽌中 使⽤ 低温 較正 出⼒運転状 態 ⾄ 時 指⽰ 計器誤差 ⾒込 ) シミュレータ訓練実施範囲 余熱除去系 炉⼼ ⻑期冷却 可能 ⻑期冷却開始 約12.4時間 訓練 1次冷却系 運転 開始 炉⼼冷却 開始 確 認するポイントまでとする。 原⼦炉補機冷却系 格納容器内⾃然対流冷却 解析上 格納容器圧⼒ 最⾼使⽤圧⼒(283kPa)到達 30分後 開始 格納容器圧⼒ 最⾼使⽤圧⼒ 到達 格納容器再循環 通⽔準備 整 次第 ⾃然対流冷却 開始 シミュレータ訓練実施範囲 ⾼圧 低圧再循環運転及 格納容器内⾃然対流冷却 原⼦炉及 原⼦炉格納容器 ⻑期冷却 可能 再循環切替 約7時間 格納容器内⾃然 対流冷却 開始 ATWS緩和設備未対応 ATWS緩和設備のシミュレータへの導入が未対応のため、ATWS緩和設備のインターロッ 動作 設備(警報発信 補助給⽔ 起動 主蒸気隔離弁閉⽌) 模擬 動 作 運転員 動作状態 確認 ⾏ シミュレータ訓練実施範囲 余熱除去系 炉⼼ ⻑期冷却 可能 ⻑期冷却開始 約13.5時間 酸注⼊ 原⼦炉出⼒ 低下 確認 ⑦ ECCS注水機能喪失 ○ シミュレータ訓練実施範囲 再循環切替 約2.7時間(6 破断) 2次系強制冷却 1 次冷却系 冷却 余熱除去 低圧注⼊系 炉⼼ 冷却 蓄 圧タンク出口弁を閉止するポイントまでとする。 ⑧ ECCS再循環機能喪失 ○ シミュレータ訓練実施範囲 再循環切替失敗 判断 代替再循環 1次冷却系 冷却 開始 る。 ⑩ (蒸気発生器伝熱管破損)格納容器バイパス ○ シミュレータ訓練実施範囲 余熱除去系 冷却 切替 約2.2時間 要 ⾼圧注⼊ 充 注⼊ 切 替後にRCSの減温、減圧がなされていることを確認するポイントまでとする。 運転停止中の原子 炉における重大事故 に至るおそれがある 事故 ⑯ 崩壊熱除去機能喪失 △ シミュレータ訓練実施範囲 蓄圧 出⼝弁 開放 1次系保有⽔量確保操作 開始 ⽔位 回復 確認 するポイントまでとする。 恒設代替低圧注水ポンプ準備は、現場主体操作でありシミュレータ訓練範囲外とする。 ※シミュレータ訓練では、故障条件(破断サイズ等)や発生場所、発生時間等シミュレータの設定条件により有効性評価重要事故シーケンスを完全に再現するものではない。 有効性評価 原子炉格納容器の 除熱機能喪失 ④ ⑤ 原子炉停止機能喪失 ○:重要事故シーケンスと同様に実施できるもの △:設備の動作模擬が必要なもの 運転中の原子炉に おける重大事故に至 るおそれがある事故 ① 2次冷却系 除熱機能喪失 ○ 対策 シミュレータ装置 △ △○
案
重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
① 2次冷却系 除熱機能喪失(主給⽔流量喪失+補助給⽔失敗)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 プラントトリップの確認 (1)原子炉トリップ及びタービントリップの確認 (2)⾮常⽤⺟線及 常⽤⺟線 電圧 確認 所内電源及 外部電源 喪失の有無を判断 2 補 助給 水系の機 能 喪失 判断及び喪 失 時の対応 (1)補助給水系の機能喪失判断 【 すべての蒸気発生器の狭域水位が0%未満及び全蒸気発生器合計の 補助給⽔流量 80m3/h 未満 】 (2)電動補助給⽔ 動補助給⽔ 機能回復操作 (中央起動操作 → 現場起動操作) (回復 模擬) (3)主給水ポンプ、蒸気発生器水張りポンプによる蒸気発生器への注水 操作(中央起動操作 → 現場起動操作) (回復 模擬) (4)蒸気発生器補給用仮設中圧ポンプによる蒸気発生器への注水準備 (発電所対策本部へ注水準備依頼) (回復 模擬) 3 1次系のフィードアン ドブリード運転操作 (1)1次系のフィードアンドブリード開始判断 【 すべての蒸気発生器広域水位計指示が10%未満 】 [ : ] <確認ポイント> すべての蒸気発生器広域水位計指示が1 0%未満となれば5分以内に1次系のフィー ドアンドブリード開始 (2)1次系のフィードアンドブリード開始 (⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号⼿動発信+加圧器逃 弁⼿動開) 良 ・ 不可 ⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号⼿動発信 ・充てん/高圧注入ポンプの起動確認 ・加圧器逃がし弁の手動開 [ : ] ※以降 対応 実施 (蓄圧注⼊系 注⼊確認 再循環切換 SG⽔位回復操作 余熱除去系 冷却 運転停⽌等)○
案
重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
④格納容器の除熱機能喪失(中破断 LOCA+スプレイ失敗)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 プラントトリップの確認 (1)原子炉トリップ及びタービントリップの確認 (2)⾮常⽤⺟線及 常⽤⺟線 電圧 確認 所内電源及 び外部電源喪失の有無を判断 2 安全注入シーケンス作動状 況の確認 安全注⼊作動 警報 ⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号 発 信し、安全注入シーケンスが作動していることを確認 3 1次冷却材 漏 判断 1次冷却材 漏 判断 加圧器圧⼒ ⽔位 低下 原⼦炉格納容器圧⼒ 温度 上昇 ・格納容器サンプ・格納容器再循環サンプ水位の上昇 ・格納容器内エリアモニタの上昇 4 格納容器スプレイ機能喪失 の判断 格納容器スプレイ機能喪失と判断 【 格納容器広域圧⼒計指⽰ 127kPa[gage]以上かつ格納 容器 不動作 】 良 ・ 不可 <確認ポイント> 格納容器スプレイ機能喪失を判断し格納容器 ⾃然対流冷却 準備 指⽰ (回復 模擬) 5 格納容器スプレイ機能喪失 時の対応 (1)格納容器内⾃然対流冷却 準備 (原⼦炉補機冷却⽔ 加圧操作) ・加圧操作は補機へ連絡でチェック(インストラク タ操作) (2)格納容器 回復操作 恒設代替低圧注水ポンプの起動準備 (3)蒸気発⽣器2次側 炉⼼冷却操作 6 格納容器内⾃然対流冷却 開始 A B格納容器再循環 原⼦炉補機冷却⽔ 通⽔開始 (原⼦炉補機冷却⽔ 加圧完了) 良 ・ 不可 <確認ポイント> 格納容器⾃然対流冷却 準備 整 次第 格 納容器⾃然対流冷却開始 ・Sセ 信号、T信号リセット操作はチェック項目と しない ・C ヘッダ CCW ⺟管流量増加確認 ※以降 対応 実施 (再循環切換 燃料取替⽤⽔ 補給等)○
案
18 / 31重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
⑤原⼦炉停⽌機能喪失(主給⽔流量喪失+原⼦炉 失敗)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 原⼦炉⾃動 不能 の判断 原⼦炉⾃動 不能 判断 ・原子炉トリップしゃ断器表示灯「赤」点灯 制御棒炉底位置表⽰灯不点灯 ・炉外核計装指示値が低下しない 項⽬1 4 並⾏操作 (SG 水位、全給水 P トリップによる電動補助給水ポ ⾃動起動不能模擬) (SG ⽔位 常⽤⺟線停電 動補助給 ⽔ ⾃動起動不能模擬) 2 ATWS緩和設備の作動 及び作動状況確認 主蒸気隔離弁閉⽌ 確認 補助給⽔ ⾃動起動 補助給⽔流量確⽴ 確認 ・タービントリップ (CCF 主蒸気隔離弁閉⽌ 補助給⽔ ⾃ 動起動 給⽔隔離模擬) 3 手動による原子炉停止操作 (1)手動による原子炉トリップ操作 (原⼦炉⼿動 不能模擬) (2)制御棒駆動装置電源開放 制御棒落下操作 (制御棒⼀部落下不能模擬) 4 手動によるタービン停止操作 手動によるタービントリップ操作 手動操作前にタービンとリップに成功した場合は斜線 とする( 不能模擬) (ガバナ SW、ロードリミッタ SW 不良模擬) (EH 不良 G20固着模擬) (運転中 EH ガバナ油 P 停⽌不能模擬) (EH 使⽤、EH 除外 SW 不良模擬) 5 緊急ほう酸濃縮 緊急ほう酸濃縮 緊急濃縮操作の判断、指示にてチェック ※ 酸希釈 隔離対応 実施○
案
重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
⑦⾮常⽤炉⼼冷却設備(中破断 LOCA(4 インチ)+⾼圧注⼊失敗)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 プラントトリップの確認 原子炉トリップ及びタービントリップの確認 ⾮常⽤⺟線及 常⽤⺟線 電圧 確認 所内電源及 外 部電源喪失の有無を判断 2 安全注入シーケンス作動状況 の確認 安全注⼊作動 警報 ⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号 発信し、安全注入シーケンスが作動していることを確認 [ : ] 3 1次冷却材 漏 判断 1次冷却材 漏 判断 加圧器圧⼒ ⽔位 低下 原⼦炉格納容器圧⼒ 温度 上昇 ・格納容器サンプ・格納容器再循環サンプ水位の上昇 ・格納容器内エリアモニタの上昇 4 ⾼圧注⼊系作動不能 確認 充 /⾼圧注⼊ 等 運転不能 ⾼圧安全注⼊流量 確認 5 ⾼圧注⼊系回復操作 充てん/高圧注入ポンプ起動操作 充 /⾼圧注⼊ 起動不能 模擬 充てん系注水操作 6 2次系強制冷却操作 主蒸気逃がし弁開放 良 ・ 不可 [ : ] <確認ポイント> ⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号 10 分以内 主蒸気逃 弁 開操作 ⾏ 2 次系強 制冷却 開始 7 蓄圧注入系動作の確認 1次冷却材圧⼒ 低下 伴 蓄圧注⼊系動作 確認 蓄圧タンク出口弁閉止 1次冷却材圧⼒0.6MPa ※以降 対応 実施 (余熱除去 低圧注⼊開始 再循環切換 燃料取替⽤⽔ 補給等)○
案
20 / 31重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
⑧⾮常⽤炉⼼冷却設備再循環機能喪失(⼤破断 LOCA+⾼圧再循環失敗+低圧再循環失敗)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 プラントトリップの確認 原子炉トリップ及びタービントリップの確認 ⾮常⽤⺟線及 常⽤⺟線 電圧 確認 所内電源及 外部 電源喪失の有無を判断 2 安全注入シーケンス作動状 況の確認 安全注⼊作動 警報 ⾮常⽤炉⼼冷却設備作動信号 発 信し、安全注入シーケンスが作動していることを確認 3 1次冷却材 漏 判断 1次冷却材 漏 判断 加圧器圧⼒ ⽔位 低下 原⼦炉格納容器圧⼒ 温度 上昇 ・格納容器サンプ・格納容器再循環サンプ水位の上昇 ・格納容器内エリアモニタの上昇 4 再循環切換確認 低圧 ⾼圧再循環切換失 敗判断 再循環切換状態 確認 [ : ] 良 ・ 不可 [ : ] 再循環⾃動切換信号 発信 系統状態 低圧・高圧再循環の失敗を確認する。 格納容器 系統 再循環切換成功 確 認する。 低圧 ⾼圧再循環切換失敗確認 代替再循環 実施判断 <確認ポイント> 低圧 ⾼圧再循環切換失敗 判断 30 分 以内に代替再循環を開始できる。 5 代替再循環操作 代替再循環ラインアップ、代替再循環開始 余熱除去流量計 指⽰ 注⼊開始 確 認する。 ※以降 対応 実施 (⾼圧注⼊ 1 台運転に減少、2 次系強制冷却 燃料取替⽤⽔ 補給等)○
案
重要事故シーケンス 成⽴性確認 票
⑩格納容器バイパス(蒸気発生器伝熱管破損+減圧継続)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 蒸気発⽣器細管 漏 判断 蒸気発⽣器細管 漏 判断 蒸気発⽣器細管漏 監視 上昇 蒸気発⽣器⽔位 圧⼒ 上昇 加圧器⽔位 圧⼒ 低下 2 プラントトリップの確認 原子炉トリップ及びタービントリップの確認 [ : ] ⾮常⽤⺟線及 常⽤⺟線 電圧 確認 所内電源及 外部 電源喪失の有無を判断 3 破損蒸気発⽣器隔離操作 破損蒸気発⽣器 隔離操作 良 ・ 不可 [ : ] <確認ポイント> 原子炉トリップ12分以内に破損SGの補助 給⽔停⽌及 破損SG 隔離 破損蒸気発生器への補助給水停止操作 4 破損蒸気発生器の減圧継 続を判断 破損蒸気発生器の減圧継続を判断 破損側蒸気発⽣器⽔位 圧⼒ 加圧器⽔位 圧⼒ 良 ・ 不可 <確認ポイント> 破損蒸気発生器の減圧継続を判断し、2次系 強制冷却 準備 5 2次系強制冷却操作 補助給水ポンプ起動確認 良 ・ 不可 <確認ポイント> 破損蒸気発⽣器 隔離操作完了後 健全S /G主蒸気逃 弁開 2次系強制冷却 ができる 健全 S/G 補助給⽔流量確⽴ 確認 健全 S/G の主蒸気逃がし弁開放 6 1次系強制減圧操作 加圧器逃がし弁開放操作 7 蓄圧タンク出口弁閉止 蓄圧タンク出口弁閉止 (1次冷却材圧⼒ 蓄圧 保持圧⼒ 前 閉⽌ ) 8 安全注入停止・充てん開始 操作 充てんラインによる注入開始 [ : ] 良 ・ 不可 [ : ] <確認ポイント> 安全注⼊停⽌条件成⽴判断 2 分以内に ⾼圧注⼊ 充 注⼊ 切替 安全注入停止 ※以降 対応 実施 (燃料取替⽤⽔ 補給 余熱除去系 冷却等)○
案
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⑯崩壊熱除去機能喪失(RHRS 故障 停⽌時冷却機能喪失)
項目 操作内容 チェック欄 備考 イ.確認 判断 ロ.操作 (中央) ハ.指示 (現場) (対策本部) ニ. 判定 1 余熱除去機能喪失判断 余熱除去機能喪失判断 余熱除去 運転不能 余熱除去流量 RCS温度等 判断 [ : ] 2 格納容器内からの退避指 示及びエアロック閉止 格納容器内からの退避指示 (エバケーションアラーム、ページング) エアロック閉止、格納容器機器ハッチの閉止依頼 インストラクタへエアロック、機器ハッチ閉止依頼。 完了連絡 実施 3 余熱除去機能回復操作 原因究明(保修課 現場) 余熱除去 回復操作(中央、 現場) (余熱除去 起動不能模擬) 4 格納容器隔離操作 格納容器隔離弁閉⽌ T信号手動作動 5 充てん/高圧注入ポンプに よる炉心注入 充てん/高圧注入ポンプによる炉心注入 (充 /⾼圧注⼊ 起動不能模擬) 6 燃料取替⽤⽔ 重 ⼒注⼊ 燃料取替⽤⽔ 重⼒注⼊ (重⼒注⼊不能模擬) 7 蓄圧タンクによる炉心注入 格納容器内 退避完了 閉⽌完了確認 良 ・ 不可 [ : ] 完了連絡 実施 蓄圧タンク出口弁開放 <確認ポイント> 蓄圧タンクによる炉心注水が事象発生から 60 分以内に開始できる 炉心水位等継続監視 ※以降 対応 実施 (恒設代替低圧注⽔ 炉⼼注⽔操作 被 低減操作等)資料-3
重大事故等対応に係る机上訓練における成立性確認について
1.目的 有効性評価の重要事故シーケンスのうち、現場対応操作を主体とした重要事故シーケンス に対して、机上訓練を実施し、適切に対応できることを確認する。 2.対象範囲 (1)対象シーケンス:設置変更許可申請に示した有効性評価の重要事故シーケンスにお いて、訓練の網羅性の観点から整理した現場操作を主体とした重 要事故シーケンスを対象とする。 (2)訓 練 対 象 者:緊急安全対策要員 3.実施頻度 対象となる重要事故シーケンスについて、年1回実施する。 4.実施方法 重要事故シーケンス毎に事象進展に応じた処置対応について、現場をシミュレートした机 上訓練を以下の手順に従い実施する。 (1)机上訓練の実施手順、訓練体制の確認及び重要事故シーケンスについて説明を行 う。 (2)処置対応シミュレーション(図上シミュレーション)を展開し、事故進展に応じ たプラント状態の確認をしながら重要事故シーケンスに沿った処置対応ができるこ とを確認する。 (3)重要事故シーケンスに沿った処置対応シミュレーションが終了すれば、訓練の振 り返り、取り纏めを行い、机上訓練の総括を行う。 5.成立性確認内容 机上訓練においては、重大事故時の指揮者を中心とした体制の中で各重要事故シーケンス に応じた手順書に基づき、各要員の役割に応じ求められる現場対応について適切にできるこ とを以下の点に重点を置いて確認する。 (1)重要事故シーケンスに応じた処置対応において、指揮者からの指示に対して要員 が適切に対応できること。また、対応完了後の要員からの報告が適切に行われてい ること。 (2)重要事故シーケンスに応じた手順書を使用し、適切な対応ができること。 以 上24 / 31
訓練概要説明
訓練体制、対応処置の確認
処置対応シミュレーション
(図上シミュレーション)
机上訓練
・訓練の進行、ルールの説明
・重要事故シーケンス概要説明
・要員体制の確認
・事故の情報共有訓練の総括
・事故進展に応じたプラント状態の 確認等を想定しながら、重要事故 シーケンスに応じた処置対応シミュ レーションを実施〈重要事故シーケンス〉
・訓練の振り返り、取り纏めを行う
検証範囲
重要事故シーケンスに係る机上訓練の概要
指示
机上訓練イメージ
・重要事故シーケンスに合わせたプラント状況を提示
・進行管理者は指揮者を兼ねて実施する。
報告
本部指示を受け対応処置の図上シミュレーション(処置内
容、実施箇所(アクセスルート)、注意点等)を行う。図上で
実施を模擬し対応内容の報告を行う。
接続
・処置内容
進行管理者(指揮者:本部)
・実施箇所確認
(アクセスルート)
・注意点確認
危険
図上シミュレーション
保修対応要員
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資料-4
重大事故等対応に係る現場訓練(シーケンス訓練)における成立性確認について
1. 目的 全ての有効性評価の重要事故シーケンスと技術的能力の 19 の手順を網羅的に検証できる重要事故シーケ ンスを対象に、指定した訓練班で実時間ベースの実働訓練を行い、適切に対応できることを確認する。 2. 対象範囲 (1) 対象シーケンス: ⑪ 雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損)に⑮(SFP想定事故2)を組み込ん だ⑪+⑮シーケンス (2) 個別確認手順: (1)に合わせて、④(格納容器除熱機能喪失)、⑧(ECCS再循環喪失)、⑯(崩壊熱除去機能 喪失)のうち現場で実施する個別手順の確認も実施する (3) 訓練対象者: 運転員(当直員)、緊急時対策本部要員及び緊急安全対策要員 3. 訓練頻度 対象となる重要事故シーケンスについて、運転員(当直員)、緊急時対策本部要員及び緊急安全対策要員で 構成する班の中から任意の班※を対象に年 1 回以上実施する。 ※成立性の確認を行う班については、毎年特定の班に偏らないように配慮する。 4. 訓練の方法 対象となる重要事故シーケンスについて、以下の方法で実施する。 (1) 基本事項 a 重大事故等対応に必要な 118 名が役割に応じ、各種手順書に従って訓練を実施する。 b 訓練は、原則、実働(モックアップを含む)・実時間にて実施する。 (2) 配慮事項 a 模擬操作 弁の開閉操作、水中ポンプの海水への投入、燃料の給油及び機器の起動操作等により原子炉施 設の系統や設備に悪影響を与えるもの及び訓練により設備が損傷又は劣化を促進するおそれの あるもの等については、模擬操作にて対応する。 b 分割 原則、訓練は一連で実施することとするが、長時間を要する訓練については分割して実施する。 5. 成立性確認内容 対象となる重要事故シーケンス毎に、緊急時対策本部と中央制御室及び現場の連携が図られ、手順書に 従い 118 名で有効性評価の成立性担保のために必要な操作が、完了すべき時間であるホールドポイント内 に完了できることを確認する。 (1) 有効性評価に係る確認訓練(シーケンス訓練)において、重要事故シーケンスを代表するシーケンスにつ いて、成立性確認としてホールドポイントを設定する。 ① 重要事故シーケンスの解析結果に直接影響がある操作を完了すべき時間 ② 被ばく評価に影響する操作を完了すべき時間 (2) 代表シーケンスの「成立性確認チェックシート(仮称)」に基づき、シーケンス毎のホールドポイントとし て設定した時間内に対応できることをもって、成立性の確認を行う。 (3) 個別の操作・作業においても、ホールドポイント内に完了できなかった場合の原因究明のために、保安規 定「表-20」に示す対応手段ごとの想定時間内に終えていることをチェックする。 3. 別紙 現場訓練 成立性確認チェックシート ⑪ 雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損) 以 上現場訓練 成立性確認チェックシート(1/2) :モックアップ 使用 ⑪ 雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損) 想定時間( ):保安規定表-20に定める対応手段のうち系統構成に要する時間(参考)とする。 別紙(案) 開始(a) 完了(b) 49分① 60分② 2.3時間③ 5時間④ 6時間⑤ 12.2時間⑥ 12.5時間⑦ 24時間⑧ 運転員B 2 緊急安全対策要員 2 タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 4時間毎 給油作業 運転員A 2 運転員A 2 運転員C 4 緊急安全対策要員H 2 運転員B 2 緊急安全対策要員L、M 4 中央制御室非常用循環系空気作動ダンパ手動操作 運転員B 2 主要操作 運転員E 6 全交流電源喪失(原子炉運転モード1,2,3,4[余熱除去運転中以外]) 15分 主蒸気逃がし弁手動開放 操作による蒸気発生器を 利用した2次系強例冷却 が可能となる 緊急安全対策要員F、G 4 RCSの減圧 ・加圧器逃がし弁の代替空気供給 24分 現場から現場への移動で あるため、表20における 想定時間(35分)よりも短 く設定。 運転員E 2 SGへの給水 適宜 タービン動補助給水ポンプ 給水流量調整弁開度調整 は解析上は期待していな い 緊急安全対策要員L、M、N 6 B充てん/高圧注水ポンプ(自己冷却)による代替炉心注水 運転員D、F、G 6 運転員B 2 緊急安全対策要員J、K 4 蓄電池室排気系統の空気作動ダンパの強制手動操作 45分 技術的能力に記載の時間を想定時間とする 緊急安全対策要員J、K 4 可搬型計測器によるパラメータ採取又は監視 適宜 適宜実施 緊急安全対策要員L、M 4 アニュラス水素濃度推定用可搬型線量率計によるアニュラス内の水素濃度測定 50分 召集要員 12 蒸気発生器2次側による炉心冷却(注水)のための水源確保 2.5時間 召集要員 8 消防ポンプへの燃料補給 1時間毎 給油作業 緊急安全対策要員 10 10 召集要員 2 召集要員 8 消防ポンプへの燃料補給 1時間毎 給油作業 召集要員 2 タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 5時間毎 給油作業 2 2 備考 4 12 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 ・可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度測定 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 ・アニュラス空気浄化ファン運転確認 ・アニュラス空気浄化系ダンパへの代替空気供給 恒設代替低圧注水ポンプ起動操作 可搬型格納容器内水素濃度計測装置起動 被ばく低減操作 B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)起動準備、起動操作 蒸気発生器への注水準備 可搬代替低圧注水ポンプ準備 2次冷却系強制冷却操作 加圧器逃がし弁開操作準備 補助給水ポンプ回復操作 蓄電池室排気ファンダンパ開処置 可搬型計測器取付け アニュラス内水素濃度推定用可搬型線量計取付け 電源確保作業 項目 手順書タイトル 開始完了時間 計測時間 (b-a) 想定時間 ホールドポイント 16分 要員 要員数(名) 召集要員 運転員A 運転員D 可搬式代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ 恒設代替低圧注水ポンプによるC/Vスプレイ 26分 可搬型格納容器水素濃度 計測装置起動後、適宜水 素濃度の確認を適宜実施 する 20分 8時間 50分 RCSへのほう酸水注入 ・B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)による炉心注入 85分 65分 運転員C 運転員A 2 2 電源の確保 ・空冷式非常用発電装置による給電
28 / 31 現場訓練 成立性確認チェックシート(1/2) ホールドポイントの説明 開始(a) 完了(b) 49分① 60分② 2.3時間③ 5時間④ 6時間⑤ 12.2時間⑥ 12.5時間⑦ 24時間⑧ 召集要員 2 タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 2時間毎 給油作業 召集要員 12 使用済燃料ピットへの注水 4時間毎 給油作業 召集要員 8 消防ポンプへの燃料補給 1時間毎 給油作業 12 使用済燃料ピット注水準備 7.5時間 大容量ポンプ準備 召集要員 12 大容量ポンプによる原子炉補機冷却水系設備への冷却水の給水 可搬型温度計測装置(格納容器再循環ユニット入口温度/出口温度(SA)用)による温度測定 備考 項目 要員 要員数(名) 手順書タイトル 開始完了時間 計測時間 (b-a) 想定時間 ホールドポイント 番号 ホールドポイント 制限時間 ① 恒設代替低圧注水ポンプによる格納容器スプレイ開始 49分 溶融炉心・コンクリート相互作用(MCCI)防止のために炉心溶融から30分以内(事象発生から49分以内)に対応できること。 ② アニュラス空気浄化ファンによる被ばく防止操作開始 60分 現場作業員の被ばく低減のためCs-137の待機への放出量評価を考慮した時間(事象発生から60分)までに対応できること。 ③ 水素濃度低減措置 2.3時間 水素濃度が最大となる時間(事象発生から2.3時間)までに対応できること。 ④ 中央制御室非常用循環系による被ばく低減措置 5時間 中央制御室の居住性(重大事故等)に係る被ばく評価を考慮した時間(事象発生から5時間)までに対応できること。 ⑤ 蓄電池室排気ファン起動 6時間 蓄電池(安全防護用)の枯渇を考慮した時間(事象発生から6時間)までに対応できること。 ⑥ 可搬式代替低圧注水ポンプによる注水開始 12.2時間 燃料取替用水タンクの水が枯渇する時間(事象発生から12.2時間)までに対応できること。 ⑦ 蒸気発生器への注水開始(海水) 12.5時間 復水タンクの水が枯渇する時間(事象発生から12.5時間)までに対応できること。 ⑧ 格納容器自然対流冷却開始 24時間 長期的な格納容器内冷却機能維持の観点から、事象発生から24時間までに対応できること。 ホールドポイントの内容
重要事故シーケンスにて使用する運転基準・操作手順所 ⑪ 雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損) 運 転 員 分 No. 訓練項目(手順書名称) 備考 訓練項目 番号 1 事故時操作所則全体構成 事故時操作所則(第1部) - - 2 安全機能監視パラメータ一覧 事故時操作所則(第1部) - - 3 第三部 事故時操作所則(第3部) - - 4 全交流電源喪失(原子炉運転モード 1,2,3,4[余熱除去 運転中以外]) 事故時操作所則(第2部) 事象ベース B-1 運-1 5 電源の確保 ・空冷式非常用発電装置による給電 事故時操作所則(第3部) 個別操作4 運-2 6 恒設代替低圧注水ポンプによるC/Vスプレイ 事故時操作所則(第3部) 個別操作10 運-3 7 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 ・可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度 測定 事故時操作所則(第3部) 個別操作5 運-4 8 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 ・アニュラス空気浄化ファン運転確認 ・アニュラス空気浄化系ダンパへの代替空気供給 事故時操作所則(第3部) 個別操作5 運-5 9 主要操作 事故時操作所則(第3部) 主要操作編 運-6 10 RCSの減圧 ・加圧器逃がし弁の代替空気供給 事故時操作所則(第3部) 個別操作7 運-7 11 SGへの給水 事故時操作所則(第3部) 個別操作6 運-8 12 RCS へのほう酸水注入 ・B 充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)による炉心注 入 事故時操作所則(第3部) 個別操作8 運-9 緊 急 安 全 対 策 要 員 分 No. 訓練項目(手順書名称) 訓練項目 番号 1 空冷式非常用発電装置による代替電源(交流)からの給電 - 2 中央制御室非常用循環系空気作動ダンパ手動操作 緊-1 3 B 充てん/高圧注水ポンプ(自己冷却)による代替炉心注水 緊-2 4 蓄電池室排気系統の空気作動ダンパの強制手動操作 緊-3 5 可搬型計測器によるパラメータ採取又は監視 緊-4 6 アニュラス水素濃度推定用可搬型線量率計によるアニュラス内の水素濃度測定 緊-5 7 蒸気発生器2次側による炉心冷却(注水)のための水源確保 緊-6 8 可搬式代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ 緊-7 9 大容量ポンプによる原子炉補機冷却水系設備への冷却水の給水 緊-8 10 可搬型温度計測装置(格納容器再循環ユニット入口温度/出口温度(SA)用)による温度測定 緊-9 11 使用済燃料ピットへの注水 緊-10 12 タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 緊-11 13 消防ポンプへの燃料補給 緊-12
30 / 31 第 7.2.1.1.3 図 「雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損)」の作業と所要時間 ( 大破断LOCA時に低圧注入機能、高圧注入機能及び格納容器スプレイ注入機能が喪失する事故) (1/2) 3号 4号 当直課長、当直主任 1 1●号炉ごと 運転操作指揮 ●原子炉トリップ・タービントリップ確認 ●タービン動補助給水ポンプ運転・補助給水流量確認 ●所内電源及び外部電源喪失判断 ●早期の電源回復不能と判断 ●1次冷却材の漏えいを判断 (中央制御室操作) ●安全系機器C.S「P.O」操作 2分 ●空冷式非常用発電装置からの給電準備・起動操作 ●非常用母線M/C・P/C受電 4分 (中央制御室操作) ●安全系機器C.S「P.O」操作 5分 (中央制御室操作) ●非常用母線M/C・P/C受電 ●A・B充電器復旧操作 (現場操作) ●空冷式非常用発電装置起動確認 (現場操作) ●原子炉格納容器水素燃焼装置起動 5分 (中央制御室操作) ●1次冷却材ポンプシール戻り隔離弁等閉止確認 5分 (中央制御室操作) ●恒設代替低圧注水ポンプ起動準備 3分 (中央制御室操作) ●恒設代替低圧注水ポンプ起動準備 ●恒設代替低圧注水ポンプ起動~スプレイ開始 5分 (現場操作) ●可搬型格納容器内水素濃度計測装置起動準備 5分 (中央制御室操作) ●可搬型格納容器内水素濃度計測装置起動準備 (現場操作) ●可搬型格納容器内水素濃度計測装置起動 ●原子炉格納容器内水素濃度確認 (中央制御室操作) ●蓄圧タンク出口弁閉止 5分 (中央制御室操作) ●アニュラス空気浄化設備ダンパ空気供給操作 (現場操作) ●アニュラス空気浄化ファン起動操作 5分 (中央制御室操作) ●中央制御室非常用循環系ダンパ開処置 (現場操作) ●中央制御室非常用循環系起動操作 5分 (中央制御室操作) 運転員F、G ●主蒸気逃がし弁開放 緊急安全対策要員I (現場操作) ●加圧器逃がし弁開放準備 (現場操作) ●タービン動補助給水ポンプ給水流量調整弁開度調整 (現場操作) (現場操作) (現場操作) ●B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)系統構成 ●B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)起動 5分 (中央制御室操作) ●蓄電池室排気ファンダンパ開処置 (現場操作) ●蓄電池室排気ファン起動 5分 (中央制御室操作) ●可搬型計測器取付け (現場操作) ●アニュラス内水素濃度推定用可搬型線量計取付け (現場操作) ●B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)系統構成・ベンティング・通水 【3】 【1】 ●B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)ディスタンスピース取り付け 運転員B 1 【1】 1 【1】 【2】 【1】 【3】 【2】 3 B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却) 起動準備・起動操作 (解析上考慮せず) 蓄電池室排気ファンダンパ開処置 緊急安全対策要員L、M 緊急安全対策要員J、K 運転員B 緊急安全対策要員J、K 【1】 3 【2】 40分 10分 補助給水ポンプ回復操作 運転員E 60分 20分 50分 解析上は期待せず 【2】 【1】 アニュラス内水素濃度推定用可搬型線 量計取付け 緊急安全対策要員L、M、N 運転員D、F、G 可搬型計測器取付け 蓄電池室排気ファン起動 1 1 主蒸気逃がし弁手動開放操作による蒸気発生器を 使用した2次系強制冷却が可能となる。 24分 3 3 15分 蓄圧タンク出口弁操作 被ばく低減操作 緊急安全対策要員L、M 2次系強制冷却操作 【1】 60分 アニュラス空気浄化ファンの起動を被ばく上の評価 条件である60分以内に開始できる。 1 【1】 15分 運転員B 1 【1】 1次冷却材ポンプシール隔離操作 恒設代替低圧注水ポンプ起動操作 1 【1】 【1】 運転員H 【2】 【2】 【2】 運転員B 【2】 運転員A 【1】 【1】 運転員B 【1】 【2】 加圧器逃がし弁開放準備 運転員F、G 可搬型格納容器内水素濃度計測装置 起動 運転員A 電源確保作業 緊急安全対策要員J 【1】 20 40 【1】 【1】 1 15分 1 運転員A 15分 【1】 水素濃度低減操作 (解析上考慮せず) 1 運転員C、H 50 60 80 10分 120 備考 経過時間(分) 経過時間(時間) 100 手順の項目 必要な要員と作業項目 【1】 10分 運転員C 3 3 【1】 手順の内容 10 10分 状況判断 5 110 【1】 運転員A 運転員D 21分 90 3 4 70 30 【1】 【1】 【1】 運転員B 運転員A、B、C 運転員A 運転員B 恒設代替低圧注水ポンプの注水準備を解析上、ス プレイを期待している約49分までに開始できる。 要員(名) (作業に必要な要員数) 【 】は他作業後移動 してきた要員 【1】 ※1:可搬型格納容器内水素濃度計測装置起動 後、水素濃度の確認を適宜実施する。 40分 【1】 10分 【1】 【2】 【1】 上記要員に加え、本部要員6名にて関係各所に通報連絡を行う。 なお、各設定時間は操作場所、操作条件並びに実際の現場移動を含む作業時間等を考慮した上で解析上の仮定として設定したものであり、運転員は手順書に従って各操作条件を満たせば順次操作を実施する。 また、運転員が解析上設定した操作余裕時間内に対応できることは訓練等に基づき確認している。(一部の機器については想定時間により算出) プラント状況判断 全交流動力電源喪失判断 約49分 恒設代替低圧注水ポンプに よる格納容器スプレイ開始 約19分 炉心損傷 事象発生 原子炉トリップ 60分 アニュラス空気浄化ファンによる 被ばく防止操作開始 約1.5時間 原子炉容器破損 適宜実施※1 適宜実施 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 次操作へ 実施後 移動 実施後 移動 実施後 移動 実施後 2名移動 実施後 移動 実施後 移動 実施後 移動 実施後 移動 実施後 2名移動 実施後 移動 運-1全交流電源喪失(原子炉運転モード1,2,3,4[余熱除去運転中以外]) 運-1全交流電源喪失(原子炉運転モード1,2,3,4[余熱除去運転中以外]) 運-2 電源の確保 (空冷式非常用発電装置による給電) 運-2電源の確保 (空冷式非常用発電装置による給電) 中央制御室操作 中央制御室操作 運-3恒設代替低圧注水ポンプによるC/Vスプレイ 運-4 中央制御室操作 運-5 運-6 運-1全交流電源喪失(原子炉運転モード1,2,3,4[余熱除去運転中以外]) 運-7水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 (可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度測定) 運-8 SGへの給水 運-9RCSへのほう酸水注入 (B充てん/高圧注入ポンプ(自己冷却)による炉心注入) 運-2電源の確保 (空冷式非常用発電装置による給電) 緊-1 緊-2B充てん/高圧注水ポンプ(自己冷却)による代替炉心注水 緊-3蓄電池室排気系統の空気作動ダンパの強制手動操作 緊-4 緊-5 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 ・可搬型格納容器内水素濃度計測装置による水素濃度測定 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 (アニュラス空気浄化ファン運転確認) (アニュラス空気浄化系ダンパへの代替空気供給) 水 素 濃 度 の 低 減 お よ び 監 視 (アニュラス空気浄化ファン運転確認) (アニュラス空気浄化系ダンパへの代替空気供給) 中央制御室非常用循環系空気作動ダンパ手動操作 可搬型計測器によるパラメータ採取又は監視 アニュラス水素濃度推定用可搬型線量率計によるアニュラス内の水素濃度測定
第 7.2.1.1.3 図 「雰囲気圧力・温度による静的負荷(格納容器過圧破損)」の作業と所要時間 ( 大破断LOCA時に低圧注入機能、高圧注入機能及び格納容器スプレイ注入機能が喪失する事故) (2/2) ▽約12.2時間 可搬式代替低圧注水ポンプによる注水開始 ▽約12.5時間 ▽24時間 格納容器内自然対流冷却開始 蒸気発生器への注水開始(海水) ▽約2.9日 使用済燃料ピットへの注水開始 6 6 ●蒸気発生器への注水準備(消防ポンプ) ※2 (現場操作) 5 5 ●可搬式代替低圧注水ポンプ準備(消防ポンプ配備) ※1 【1】 【1】 (現場操作) 5 5 ●可搬式代替低圧注水ポンプ・仮設水槽の配備・ホース敷設・接続 ※2 (現場操作) 2 2 ●可搬式代替低圧注水ポンプ電源ケーブル屋外敷設・電源車準備 ※2 ●可搬式代替低圧注水ポンプ起動 (現場操作) 6 6 ●可搬式代替低圧注水ポンプから建屋内へのホース接続 ※2 ●消防ポンプの起動・ホース監視 (現場操作) 【1】 【1】 ●可搬式代替低圧注水ポンプ通水ライン準備(弁操作) (現場操作) 【6】 【6】 ●大容量ポンプ準備(海水系統~冷却水系統接続)(※3) ●大容量ポンプ準備(海水系統、格納容器再循環ユニット通水ライン準備(弁操作)) ●大容量ポンプ配備(※4) ●大容量ポンプ通水ライン準備・ホース接続準備(※3,4) ●大容量ポンプ起動・通水(※4) (現場操作) 【6】 【6】 ●大容量ポンプ配備(※4) ●大容量ポンプ通水ライン準備・ホース接続準備(※4) ●大容量ポンプ起動・通水(※4) (現場操作) 【6】 【6】 ●使用済燃料ピット注水準備 ●空冷式非常用発電装置給油作業 (現場操作) 【4】 【4】 ●可搬式代替低圧注水ポンプ用消防ポンプ給油作業 (現場操作) ●可搬式代替低圧注水ポンプ給油作業 (現場操作) 【4】 【4】 ●蒸気発生器注水用消防ポンプ給油作業 (現場操作) ●大容量ポンプ給油作業 (現場操作) 【4】 【4】 ●使用済燃料ピット注水用消防ポンプ給油作業 20 22 16 必要な要員と作業項目 経過時間(時間) 備考 2 14 24 約2.9日 手順の項目 要員 (作業に必要な要員数) 【 】は他作業後移動してきた要員 手順の内容 3号 4号 12 18 6 8 10 大容量ポンプ準備 蒸気発生器への 注水準備 召集要員 4 蒸気発生器への注水は、復水タンクの水位 が枯渇する時間(約12.5時間)までに対応が 可能である。 緊急安全対策要員 可搬代替低圧注水ポンプ 準備 召集要員 召集要員 使用済燃料ピットへの注水は、燃料ピット水 位が3m低下する時間(約2.9日後)までに対 応が可能である。 召集要員 召集要員 恒設代替低圧注水ポンプから可搬式代替低 圧注水ポンプへの切替作業は、切替が必要 となる時間(約12.2時間)までに対応が可能で ある。 大容量ポンプによる格納容器内自然対流冷 却は、解析で仮定している時間(24時間)まで に対応が可能である。 【2】 【4】 召集要員 【2】 召集要員 使用済燃料ピット注水準備 【2】 召集要員 【2】 各機器への 給油作業 緊急安全対策要員 召集要員 【2】 召集要員 ※1:可搬式代替低圧注水ポンプ準備のうち、消防ポンプの配備作業は緊急安全対策要員により事故発生後(ルート復旧後)速やかに開始とした。 ※2:大容量ポンプ準備作業、可般式代替低圧注水ポンプ及び消防ポンプ配備作業の一部は召集要員の参集に余裕を見込み事故発生後6時間以降から開始とした。 ※3:各号炉3名で対応する。 ※4:3号炉及び4号炉の要員が共同で作業を実施する。 1時間毎 5時間毎 1時間毎 2時間毎 1時間毎 4時間毎 緊-6 蒸気発生器2次側による炉心冷却(注水)のための水源確保 緊-7可搬式代替低圧注水ポンプによる代替格納容器スプレイ 緊-8、緊-9 緊-10 使用済燃料ピットへの注水 緊-11タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 緊-12消防ポンプへの燃料補給 緊-12消防ポンプへの燃料補給 緊-11タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 緊-11タンクローリーを用いた燃料(重油)補給 緊-12消防ポンプへの燃料補給 大容量ポンプによる原子炉補機冷却水系設備への冷却水の給水 可搬型温度計測装置(格納容器再循環ユニット入口温度/出口温度(SA)用)による温度測定