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ごみ処理有料化制度のあり方について
1 ごみ処理手数料の料金水準
・「一般廃棄物処理有料化の手引き」(H19 年 6 月 環境省)では、排出者に対して排 出抑制を促す程度の料金水準とする必要が示されている。 ・全国の有料化実施都市では、「総費用の一定割合」とする市が最も多く、次いで 「近隣自治体の手数料見合い」、「市民の受容性重視」の順となっている。 ・中核市と県内市、家庭系ごみと事業系ごみの場合も同様に、「総費用の一定割 合」、「近隣自治体の手数料見合い」を手数料水準の根拠としている。資料3
手数料の料金水準を設定する際は、一般廃棄物の排出抑制及び再生利用の推進 への効果や住民の受容性、周辺市町村における料金水準などを考慮する。 図-1 手数料水準の決め方(家庭系ごみ) (出典:東洋大学 山谷修作教授「第 2 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査」H17 年) 図-2 中核市での手数料水準の決め方 図-3 県内市での手数料水準の決め方 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合 (出典:家庭形ごみは、地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に関する調べ 2008」から加工) (出典:事業系ごみは、自然共生部「事業系一般廃棄物有料化に関する調査」H19 年から加工) 4 5 2 1 0 2 4 6 8 10 ごみの収集・処理に要する総費用 の一定割合 近隣自治体の手数料に見合う水準 市民の受容性を重視 その他 N=8 (市数) 13 11 5 5 3 0 0 2 4 6 8 10 12 14 N=28 (市数) ごみの総処理費用から決定 周辺都市の料金を考慮して決定 ごみ処理原価から決定 その他 事業系ごみ処理費用から決定 必要とする財源の規模に応じて決定 6 1 1 0 2 4 6 8 10 (市数) N=8 ごみの収集・処理に要する総費用 の一定割合 近隣自治体の手数料に見合う水準 その他 86 36 19 10 6 0 14 22 5 2 2 0 1 2 0 20 40 60 80 100 ごみの収集・処理に要する総費用の一定割合 近隣自治体の手数料に見合う水準 市民の受容性を重視 指定袋の作製・流通費に見合う水準 定額制当時と同じ負担額 見込み手数料収入額から割り戻し その他 超過従量制 単純従量制 N=205 (市数) 4 8 0 4 0 2 0 2 4 6 8 10 12 14 (市数) N=15 ごみの総処理費用から決定 周辺都市の料金を考慮して決定 ごみ処理原価から決定 その他 事業系ごみ処理費用から決定 必要とする財源の規模に応じて決定・ごみ排出量と手数料の関係を表すと右下がりの曲線となる(D)。有料化が実施 され手数料(P)が課せられるとごみ排出量(Q)は減少していくことが見込まれ る。 ・処理費用の全部を手数料でまかなう場合、ごみ排出量に応じた公平性が最大限 確保されることになるが、住民の負担が重くなることなどから、手数料は、処 理費用の一部に見合う水準に設定することになる。 ・「総費用の一定割合」は、地域の実情に応じて、下表の手数料設定に係る因子を 踏まえ決定されることになる。 ・事業系ごみの場合は、家庭系ごみとの収集運搬体制の違いや民間リサイクル事 業との競合を考慮(循環型社会構築の必要性)する視点が求められる。
イメージ事例
図-4 ごみ排出量と手数料の関係イメージ 表-1 手数料設定に係る因子 種別 因子 選定 (優先度) 処理費用 (既存) 収集運搬 中間処理(焼却) 最終処分 資源化処理(収集・選別) (新規) 新たなごみ減量対策 考慮事項 減量効果 住民の受容性 周辺市町との均衡 図-5 事業系ごみの手数料設定の現状と問題点 普通ごみの場合 収集運搬 中間処理 最終処分 許可業者へ委託して収集 家庭系ごみとして市収集 家庭系ごみと一緒に 市施設で焼却 家庭系ごみと一緒に 有料 無料 有料 (現状) 民間のリサイクル業者が事 業としてリサイクルしよう としても、公共が安い料金 でごみとして受け入れてし まうため、資源が思うよう に集まらない。 (手数料負担) (視点) 既に処理費用の一部(収集 運搬)を負担している。 Q2 Q1 Q0 P1 P2 E F D (ごみ排出量) ( 手 数 料) 処理費用の全部有料化 処理費用の一部有料化 ←②住民の受容性 ←①排出抑制・再生利用の推進 ←③周辺市町の料金水準 O Q3 P3- 3 -
・「一般廃棄物処理有料化の手引き」において、手数料水準を設定する際に考慮 する事項として 3 点が示されている。 ①排出抑制・再生利用の推進の視点から ・全国の有料化実施都市を見ると、手数料水準が高い方が減量効果を持続してい る。 ・また、「ごみ減量・資源化指針 2011」では、H35 年度までにごみ焼却量をピーク 時の H9 年度比で 1/3 以上削減する目標を掲げている。 ・9.0%以上の家庭系ごみ焼却量を削減する目標を達成するためには、45ℓのごみ袋 1 袋当たり 30 円以上の手数料とすることが必要となる。(家庭系ごみの場合) 図-6 家庭系ごみの手数料水準と減量効果(資源ごみを除く、単純従量制) (出典:東洋大学 山谷修作教授「第 3 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査」H20 年) 一般廃棄物の有料化によって排出抑制への効果を得るためには、排出者に対し て排出抑制を促す程度の料金水準とする必要がある。排出抑制への効果は、手数 料の料金水準だけでなく、排出量の現状やごみの種類、排出抑制に対する排出者 の意識、有料化と併せて行う施策や料金体系の種類などによって異なると考えら れるため、排出抑制効果と料金水準の相関を明示することは困難であるが、これ まで有料化を導入している市町村の事例を参考とすることが考えられる。 表-2 ごみ減量・資源化指針 2011 のごみ減量目標 H19 年度 ➡ H35 年度 削減率 ごみ総排出量 (焼却ごみ+資源ごみ) 175,000t 1,134g/人・日 ➡ 160,000t 1,037g/人・日 8.6% 家庭系ごみ焼却量 (有料化による見込み) 89,500t 580 g/人・日 ➡ 62,000t 402 g/人・日 (528 g/人・日) 30.7% (9.0%) 事業系ごみ焼却量 (有料化による見込み) 40,700t 264 g/人・日 ➡ 32,200t 209 g/人・日 (238 g/人・日) 20.8% (9.8%) ※人口を 421,759 人(H19 年度)として算出 -4.3 -17.5 -16.6 -17.7 -37.0 2.1 -16.4 -14.6 -17.1 -41.2 -50 -40 -30 -20 -10 0 10 5 年 目 の 年 度 翌 年 度 (%) N=70 10~20円台 (N=12) 30円台 (N=18) 40円台 (N=16) 50~60円台 (N=14) 80円台 (N=10) ごみ袋(40ℓまたは45ℓ)1袋の価格 平 均 減 量 率・「ごみ減量・資源化指針 2011」に掲げるごみ総排出量を 8.6%以上削減する目標 (1,134→1,037g/人・日)を達成するためには、45ℓのごみ袋 1 袋当たり 45 円以上 の手数料とすることが必要となる。(家庭系ごみの場合) ・「ごみ減量・資源化指針 2011」に掲げる家庭系ごみ焼却量を 9.0%以上削減する目 標を達成するためには、45ℓのごみ袋 1 袋当たり 34 円以上の手数料とすること が必要となる。(家庭系ごみの場合) 1,134g/人・日の場合に相当する手数料は、53 円/45ℓ、1,037g/人・日の場合に相当する手数料は、 98 円/45ℓとなる。目標を達成するために必要な手数料として、その差の 45 円/45ℓが算出され る。 図-7 ごみ処理手数料とごみ総排出量の関係(人口 10 万人以上の都市) ※福岡市調査「家庭系ごみ有料化の導入に関する調査結果」H14 年 6 月 (出典:H17 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から) 図-8 ごみ処理手数料と可燃ごみ減量効果との関係(人口 10 万人以上の都市) ※環境省委託業務報告書「ごみ処理の有料化に係る調査」社団法人 全国都市清掃会議 H15 年 3 月 (出典:H17 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から)
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・「ごみ減量・資源化指針 2011」に掲げる家庭系ごみ焼却量を 9.0%以上削減する目 標(580→528~402g/人・日)を達成するためには、1ℓ当たり 1 円~5 円(45ℓのごみ 袋 1 袋当たり 45 円~225 円)の手数料とすることが必要となる。 (家庭系ごみの場合) ・「ごみ減量・資源化指針 2011」に掲げる事業系ごみ焼却量を 9.8%以上削減する目 標(264→238g~209 g/人・日)を達成するためには、1 ㎏当たり 4 円~8 円(45ℓの ごみ袋 1 袋当たり 28 円~56 円)の手数料とすることが必要となる。 (事業系ごみの場合) 図-10 ごみ処理手数料と事業系ごみ排出量の関係(中核市) 0 100 200 300 400 500 600 700 0 5 10 15 20 25 (g/人・日) 手数料水準(円/㎏) 回帰式 y=-7.2039X+429.88 相関係数=0.41 (出典:環境省「一般廃物処理実態調査結果」H19 年度から加工) 図-9 ごみ処理手数料と家庭系ごみ排出量の関係(人口 10 万人以上の都市) 580g/人・日の場合に相当する手数料は、-1 円/ℓ(=0 円/ℓとする)、528g/人・日の場合に相当する 手数料は、1 円/ℓ、402g/人・日の場合に相当する手数料は、5 円/ℓとなる。目標を達成するため に必要な手数料として、その差の 1~5 円/ℓが算出される。 (出典:地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に関する調べ」H20 年 9 月から加工) 264g/人・日の場合に相当する手数料は、23 円/㎏、238g/人・日の場合に相当する手数料は、27 円 /㎏、209g/人・日の場合に相当する手数料は、31 円/㎏となる。目標を達成するために必要な手数 料として、その差の 4 円~8 円/㎏が算出される。なお、45ℓのごみ袋 1 袋当たりの換算値として 7 ㎏/45ℓとした。 ※手数料水準については、各都市の手数料条例に規定されている可燃ごみの料金を㎏単位に換算した。 また、ごみ排出量は、H19 年度環境省一般廃物処理実態調査結果から可燃ごみと不燃ごみの合計値から求めた。 ※手数料水準については、収集体制として市が収集していない都市を抽出し、可燃ごみの料金を㎏単位に換算した。 また、ごみ排出量は、H19 年度環境省一般廃物処理実態調査結果から可燃ごみと不燃ごみの合計値から求めた。 0 100 200 300 400 500 600 700 0 1 2 3 4 5 (g/人・日) 手数料水準(円/ℓ) 回帰式 y=-28.911X+552.53 相関係数=0.44②住民の受容性の視点から ・岐阜市の、H19 年度の家庭から出される普通ごみ(焼却処理するごみ)は、1 世帯 1 か月当たり 45ℓのごみ袋で 7 袋と算出される。「ごみ減量・資源化指針 2011」で は、これを 5 袋まで削減する目標を掲げている。 ・ごみ処理有料化制度が期待する効果として、排出抑制とともに資源化量の増加 (分別行動の促進)が挙げられるが、その行動は月額 500 円を超えると鈍くなる 調査結果がある。 この結果を岐阜市に当てはめると、市民の分別行動促進に効果のある手数料 水準の上限は、45ℓのごみ袋 1 袋当たり約 70 円とすることが必要となる。 (家庭系ごみの場合) 住民の受容性を無視した手数料の料金水準では、不法投棄や不適正排出を誘発 する懸念もある。そのような観点から有料化制度を円滑かつ効果的に運営するた めに、住民の受容性に配慮することが適切である。 住民の受容性を考慮した手数料の料金水準となる具体的な金額は、地域差があ ると考えられるため一概に言えないが、住民を対象に負担額等に関する調査を実 施し、その結果を参考にして定めること等が考えられる。 ※社団法人 東京市町村自治調査会「家庭ごみ有料化調査報告書」H14 年 6 月 (出典:H17 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から) 図-11 調布市、日野市のアンケート調査に基づく料金の変化と分別行動促進のシミュレーション H19 年度 ➡ H35 年度 家庭系ごみ焼却量 89,500t 46㎏/世帯・月 (7袋/世帯・月) ➡ 62,000t 32 ㎏/世帯・月 (5袋/世帯・月) ※世帯数を 161,042 人(H19 年度)、ごみ袋 1 袋(45ℓ)当たり 7 ㎏として算出 表-3 「ごみ減量・資源化指針 2011」の目標値から算出される世帯当たりのごみ排出量
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・有料化実施都市(人口 10 万人以上)での世帯当たりの負担額を見ると、45ℓのご み袋 1 枚当たり 45 円の場合、1 か月当たり 305 円の負担となる。また、中核市 の場合は、平均 281 円/世帯・月となっている。 ・また、手数料水準毎に「ごみ減量・資源化指針 2011」の目標に対する 1 か月あた りの負担額を試算すると次のようになる。 中核市 世帯数 (世帯) 負担額 (円/年) ごみ袋使用枚数 (枚/世帯・年) 手数料 (円/ℓ) 旭川市 171,948 3,216 117 2.0 函館市 142,899 4,040 77 2.0 高松市 173,102 2,684 110 1.0 下関市 130,155 3,421 116 1.0 久留米市 120,280 4,647 118 0.8 宮崎市 167,423 2,225 84 1.0 平均 (1 か月あたり) ‐ 3,372 (281円/世帯・月) 104 (8.7枚/世帯・月) ‐ ※負担額は、手数料収入/世帯数で算出 ごみ袋使用枚数は、袋製造枚数/世帯数で算出 手数料は、可燃ごみの場合 下関市の手数料は、H23 年 4 月から 0.7 円/ℓ ※「秋田市調査」H21 年 10 月 (出典:H22 年秋田市廃棄物減量等推進審議会資料から) 表-4 世帯当たりの負担額(中核市) 図-12 世帯当たりの負担額(人口 10 万人以上の都市) ※札幌市調査での 1 人当たり年間負担額から、H22 年度国勢調査の全国平均世帯数(2.42 世帯) を用いて算出した。 (出典:H17 札幌市廃棄物減量等推進審議会資料から加工) 表-5 世帯当たりの負担額のシミュレーション(手数料水準別) 0 100 200 300 400 500 600 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 (円/世帯・月) 回帰式 y=84.204X+221.18 相関係数=0.53 手数料水準(円/ℓ) 手数料 負担額(ごみ袋 7 枚/月) ➡ 負担額(ごみ袋 5 枚/月) 9 円(0.2 円/ℓ) 63円/月 ➡ 45円/月 18 円(0.4 円/ℓ) 126円/月 ➡ 90円/月 27 円(0.6 円/ℓ) 189円/月 ➡ 135円/月 36 円(0.8 円/ℓ) 252円/月 ➡ 180円/月 45 円(1.0 円/ℓ) 315円/月 ➡ 225円/月 54 円(1.2 円/ℓ) 378円/月 ➡ 270円/月 63 円(1.4 円/ℓ) 441円/月 ➡ 315円/月 72 円(1.6 円/ℓ) 504円/月 ➡ 360円/月 ※ごみ袋 1 袋を 45ℓとして算出 1 か月当たりのごみ袋使用枚数は、「ごみ減量・資源化指針 2011」の目標値から算出(表-3 参照)・容量の異なる数種類のごみ袋を用意することにより、ごみを減量するほど負担 が軽くなる動機づけとともに、多様な生活様式(世帯人員など)に配慮できる。 家庭系ごみの場合、3 種類の大きさのごみ袋を作成している都市が多い。 ・容量の異なるごみ袋があることによる、1 か月当たりの負担額を試算すると次の ようになる。 ・事業系ごみの手数料水準については、廃棄物処理法の規定を踏まえ、家庭系ご みの手数料水準との適度なバランスが求められる。 表-6 世帯当たりの負担額のシミュレーション(ごみ袋の大きさ別) 図-13 ごみ袋の種類(人口 10 万人以上の都市) ごみ袋の大きさ (1 円/ℓの場合) ごみ袋の使用枚数(袋/世帯・月) 当初 (405ℓ) 10%減量 (365ℓ) 20%減量 (324ℓ) 40%減量 (243ℓ) 45ℓ/袋(45 円) 9 袋 7 袋 5 袋 0 袋 30ℓ/袋(30 円) - 1 袋 2 袋 7 袋 20ℓ/袋(20 円) - 1 袋 2 袋 2 袋 負担額(円/世帯・月) 405円 365円 325円 250円 負担額(円/世帯・年) 4,860円 4,380円 3,900円 3,000円 袋の種類が 1 種類(45ℓ)しかない場合 45ℓ/袋(45 円) 9 袋 9 袋 9 袋 9 袋 負担額(円/世帯・月) 405円 405円 405円 405円 負担額(円/世帯・年) 4,860円 4,860円 4,860円 4,860円 ※ごみ袋の使用枚数を、1 回の収集に 1 袋使用するものとした。当初の 1 か月当たりの使用枚数は 9 袋と して算出 ※家庭系ごみの場合 (出典:地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に関する 調べ」H20 年 9 月から加工) 図-14 岐阜市の世帯構成 「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理し なければならない」 (逐条解説) ・一般廃棄物は、市町村の処理責任を原則としているが(6 条の 2)、事業者が自らの 手で処理するほか、市町村の処理事業へ処理を委託することができる。この場 合、事業者が「自らの責任において適正に処理する」原則は、市町村の処理責任の 下で、なるべく自らの手で処理するよう努めるほか、一般廃棄物処理計画に従 い、市町村の行う処理に協力すること、市町村の指示を受けることを意味する。 (出典:国勢調査から加工) 2 3 15 14 7 1 5 3 1 0 0 2 4 6 8 10 12 14 16(市数) 可 燃 ご み 資 源 ご み 1種類 2種類 3種類 4種類 5種類 N=41 第 3 条(事業者の責務) 30,187 35,486 39,317 40,505 49,033 26,735 31,729 36,251 39,497 43,313 23,854 25,918 27,350 27,892 29,310 28,018 25,621 24,472 24,582 25,160 0% 20% 40% 60% 80% 100% H2 H7 H12 H17 H22 1人 2人 3人 4人 5人 6人 7人以上 3.04人/世帯 2.86人/世帯 2.72人/世帯 2.64人/世帯 2.51人/世帯
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③周辺市町の料金水準の視点から ・家庭系ごみの有料化実施都市の手数料水準を見ると 1ℓ当たり 0.6 円~1.2 円(45 ℓのごみ袋 1 袋当たり 27 円~54 円)の都市が多い。 周辺の市町村の手数料の料金水準を把握し、料金水準に差をつける場合には、 その理由や考え方を整理し、また、均衡を図る場合には、有料化によって期待す る効果が損なわれないか検討することが適切である。こうした検討は、住民に料 金水準を説明する観点からも重要である。 0 1 2 5 4 14 2 1 1 1 9 4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 (市数) N=44 ~ 0.2円 0.2~ 0.4円 0.4~ 0.6円 0.6~ 0.8円 0.8~ 1.0円 1.0~ 1.2円 1.2~ 1.4円 1.4~ 1.6円 1.6~ 1.8円 1.8~ 2.0円 2.0~ 2.2円 2.2円 ~ 手数料水準(円/ℓ) 1 0 0 3 2 4 1 1 1 0 0 3 0 1 2 3 4 5 ~ 0.2円 0.2~ 0.4円 0.4~ 0.6円 0.6~ 0.8円 0.8~ 1.0円 1.0~ 1.2円 1.2~ 1.4円 1.4~ 1.6円 1.6~ 1.8円 1.8~ 2.0円 2.0~ 2.2円 2.2円 ~ 手数料水準(円/ℓ) (市数) N=16 ※混合ごみ又は可燃ごみの料金から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏とした。 (出典:地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に関する調べ」H20 年 9 月から加工) 図-15 家庭系ごみの手数料水準別都市数(人口 10 万人以上の都市) 図-16 家庭系ごみの手数料水準別都市数(中核市) 図-17 家庭系ごみの手数料水準別都市数(県内市) ※可燃ごみの料金から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏とした。 (出典:H23 年 4 月 1 日現在 各都市の手数料条例から加工) ※可燃ごみの料金から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏とした。 (出典:H23 年 4 月 1 日現在 各都市の手数料条例から加工) 0 0 0 1 2 3 0 0 0 0 2 0 0 1 2 3 4 ~ 0.2円 0.2~ 0.4円 0.4~ 0.6円 0.6~ 0.8円 0.8~ 1.0円 1.0~ 1.2円 1.2~ 1.4円 1.4~ 1.6円 1.6~ 1.8円 1.8~ 2.0円 2.0~ 2.2円 2.2円 ~ 手数料水準(円/ℓ) (市数) N=8・次に、事業系ごみの有料化実施都市の手数料水準を見ると 1kg 当たり 6.0 円~ 14 円(45ℓのごみ袋 1 袋当たり 42 円~98 円)の都市が多い。 1 2 3 5 7 6 6 3 1 2 3 5 0 1 2 3 4 5 6 7 8 N=44 (市数) ~ 2円 2~ 4円 4~ 6円 6~ 8円 8~ 10円 10~ 12円 12~ 14円 14~ 16円 16~ 18円 18~ 20円 20~ 22円 22円 ~ 手数料水準(円/㎏) 0 2 1 1 0 0 2 2 0 0 0 0 0 1 2 3 4 ~ 2円 2~ 4円 4~ 6円 6~ 8円 8~ 10円 10~ 12円 12~ 14円 14~ 16円 16~ 18円 18~ 20円 20~ 22円 22円 ~ 手数料水準(円/㎏) (市数) N=8 図-18 事業系ごみの手数料水準別都市数(人口 10 万人以上の都市) 図-19 事業系ごみの手数料水準別都市数(中核市) 図-20 事業系ごみの手数料水準別都市数(県内市) ※混合ごみ又は可燃ごみの料金(直接搬入の場合)から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、 7㎏とした。 (出典:地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に関する調べ」H20 年 9 月から加工) ※可燃ごみの料金(直接搬入の場合)から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏とした。 (出典:各都市の手数料条例から加工) ※可燃ごみの料金(直接搬入の場合)から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏とした。 (出典:各都市の手数料条例から加工) 0 1 1 1 3 7 0 1 0 2 0 0 0 1 2 3 4 5 6 7 8 ~ 2円 2~ 4円 4~ 6円 6~ 8円 8~ 10円 10~ 12円 12~ 14円 14~ 16円 16~ 18円 18~ 20円 20~ 22円 22円 ~ 手数料水準(円/㎏) (市数) N=16
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・岐阜市の周辺都市の手数料水準を見ると、家庭系ごみでは、1ℓ当たり 0.1 円~ 6.7 円(45ℓのごみ袋 1 袋当たり 3 円~300 円)となっている。事業系ごみの場合 は、1kg 当たり 10 円~19 円(45ℓのごみ袋 1 袋当たり 70 円~130 円)となってい る。 ・家庭系ごみと事業系ごみの両方とも有料化を実施している都市の料金比較を見 ると、事業系ごみの手数料水準は、家庭系ごみの 0.5 倍~2.5 倍となっている。 1 2 1 0 3 1 0 0 1 2 3 4 ~ 0.5倍 0.5~ 1.0倍 1.0~ 1.5倍 1.5~ 2.0倍 2.0~ 2.5倍 2.5~ 3.0倍 3.0倍 ~ 手数料水準の比較(事業系/家庭系) (市数) N=8 1 1 3 5 0 1 2 0 1 2 3 4 5 6 ~ 0.5倍 0.5~ 1.0倍 1.0~ 1.5倍 1.5~ 2.0倍 2.0~ 2.5倍 2.5~ 3.0倍 3.0倍 ~ 手数料水準の比較(事業系/家庭系) (市数) N=14 3 9 4 4 10 5 7 0 2 4 6 8 10 12 ~ 0.5倍 0.5~ 1.0倍 1.0~ 1.5倍 1.5~ 2.0倍 2.0~ 2.5倍 2.5~ 3.0倍 3.0倍 ~ 手数料水準の比較(事業系/家庭系) (市数) N=42 図-21 周辺市町の手数料水準 家庭系ごみの場合 事業系ごみの場合 ※可燃ごみの料金(事業系ごみは、直接搬入の場合)から算出。容量が不明の場合は、ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、 7㎏とした。 (出典:各都市の手数料条例から加工) 図-22 家庭系ごみと事業系ごみの手数料水準の比較 人口 10 万人以上の都市 中核市 県内市 ※ごみ袋大袋の 1 袋を 45ℓ、7㎏として算出し比較した。 (出典:人口 10 万人以上の都市は、地方行財政調査会「都市の ごみ処理有料化に関する調べ」H20 年 9 月から加工。中核 市、県内市は、各都市の手数料条例から加工) 岐阜市 1.1円/ℓ 1.1円/ℓ 0.1→6.7円/ℓ 0.1円/ℓ 1.7円/ℓ 0→2.2円/ℓ (一定量無料型) (排出量多段階比例型) 岐阜市 10円/㎏ 14円/㎏ 10円/㎏ 10円/㎏ 10円/㎏ 19円/㎏・家庭系ごみの処理費用に対する負担割合を見ると、10%~25%であり、これを踏 まえれば、45ℓのごみ袋 1 枚当たり 25 円~63 円となる。 ・また、事業系ごみの処理費用に対する負担割合を見ると、事業系ごみ処理費用 に対しては 40%~90%(45ℓのごみ袋 1 枚当たり 41 円~93 円)、総ごみ処理費用に 対しては 30%~70%(45ℓのごみ袋 1 枚当たり 71 円~165 円)となっている。これ を踏まえれば、45ℓのごみ袋 1 枚当たり 41 円~165 円となる。 0 0 0 4 0 0 0 0 0 1 0 0 1 2 3 4 5(市数) N=5 ~ 10% 10% 台 20% 台 30% 台 40% 台 50% 台 60% 台 70% 台 90% 台 100% 80% 台 0 0 0 0 1 0 0 1 0 1 0 0 1 2 3 4 5(市数) N=3 ~ 10% 10% 台 20% 台 30% 台 40% 台 50% 台 60% 台 手数料の負担割合 70% 台 90% 台 100% 80% 台 表-8 ごみ処理費用に対する負担割合 「家庭ごみ有料化調査報告書」(社団法人 東京市町村自治調 査会 平成 12 年 3 月)によれば、多くの市町村がごみ処理原 価の 10%~30%を袋の価格に設定しているとのことである」 (出典:H17 年京都市廃棄物減量等推進審議会資料から) 表-7 岐阜市のごみ処理費用(H22 年度) 家庭系普通ごみ 事業系普通ごみ 総ごみ処理費用※ 250円/袋※ 103円/袋※ 235円/袋※ 収集運搬+中間処理+埋立 中間処理+埋立 全てのごみの 収集運搬+中間処理+埋立 ※7kg/袋、ごみ 1 袋 45ℓとして算出 ※総ごみ処理費用は、全てのごみ処理に要した総原価 33,562 円/t から算出 (出典:事業概要から自然共生部が加工) 図-23 家庭系ごみの処理費用に対する負担割合(10 万人以上の都市) ※札幌市調査での 1 人当たりごみ処理経費と有料化手数 料から算出した。 (出典:H17 札幌市物減量等推進審議会資料から加工) 図-24 事業系ごみの処理費用に対する負担割合 ※自然共生部が H19 年度に実施したアンケート調査で は、料金設定の根拠としてごみ処理費用を挙げた都 市において、事業系ごみ処理費用から決定したと回 答した中核市は 3 市、総ごみ処理費用から決定した と回答した中核市は 13 市、県内市では 5 市となって いる。 (出典:自然共生部資料から) 中核市 県内市 0 0 0 1 1 5 1 2 0 0 3 0 1 2 3 4 5 ~ 10% 10% 台 20% 台 30% 台 40% 台 50% 台 60% 台 70% 台 90% 台 100% 80% 台 (市数) N=13 中核市 【事業系ごみ処理費用の一定割合と回答した都市】 【総ごみ処理費用の一定割合と回答した都市】 0 7 7 2 2 0 1 0 1 0 1 0 2 4 6 8 ~ 5% 5~ 10% 10~ 15% 15~ 20% 20~ 25% 25~ 30% 30~ 35% 手数料の負担割合 35~ 40% 45~ 50% 50% ~ 40~ 45% (市数) N=21
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・有料化実施都市の管理費用を見ると、1 人当たり 400 円台が多い。これを岐阜市 に当てはめると、年間 168,700 千円~210,500 千円※となる。 ※人口を 421,759 人(H19 年度)として算出 ・これを踏まえれば、1ℓ当たり 0.6 円未満(45ℓのごみ袋 1 袋当たり 27 円未満)で は、管理費用が手数料収入を上回ることになる。 表-9 手数料水準と管理費用のシミュレーション 図-25 家庭系ごみ有料化にかかる 1 人当たりの管理費用(10 万人以上の都市) 0 1 3 1 8 2 3 1 0 2 1 0 2 4 6 8 10(市数) ~ 100円 100円 台 200円 台 300円 台 400円 台 500円 台 600円 台 1人当たりの管理費用 700円 台 900円 台 1,000円 以上 800円 台 N=22 ※札幌市調査から排出量単純比例型の都市を抽出した。管理費用とは、袋(シール)作成費、手数料徴収費、 保管・搬送費を合計したもの (出典:H17 札幌市物減量等推進審議会資料から加工) 手数料 (45ℓ袋の場合) H19 年度 普通ごみ 89,500t ➡ H35 年度 普通ごみ 62,000t 収入(年間) 収支(年間) 収入(年間) 収支(年間) 4.5 円(0.1 円/ℓ) 57,600千円 ▲152,900千円 ➡ 40,050千円 ▲170,450千円 9.0 円(0.2 円/ℓ) 115,200千円 ▲95,300千円 ➡ 80,100千円 ▲130,400千円 13.5 円(0.3 円/ℓ) 172,800千円 ▲37,700千円 ➡ 120,150千円 ▲90,350千円 18.0 円(0.4 円/ℓ) 230,400千円 19,900千円 ➡ 160,200千円 ▲50,300千円 22.5 円(0.5 円/ℓ) 288,000千円 77,500千円 ➡ 200,250千円 ▲10,250千円 27.0 円(0.6 円/ℓ) 345,600千円 135,100千円 ➡ 240,300千円 29,800千円 31.5 円(0.7 円/ℓ) 403,200千円 192,700千円 ➡ 280,350千円 69,850千円 36.0 円(0.8 円/ℓ) 460,800千円 250,300千円 ➡ 320,400千円 109,900千円 40.5 円(0.9 円/ℓ) 518,400千円 307,900千円 ➡ 360,450千円 149,950千円 45.0 円(1.0 円/ℓ) 576,000千円 365,500千円 ➡ 400,500千円 190,000千円 ※ごみ減量・資源化指針 2011 のごみ減量目標(表-2 参照)から、H19 年度のごみ袋を 12,800 千袋、H35 年度を 8,900 千袋として 算出した。 ※収支は、年間管理費を 210,500 千円として算出した。・これまでの、検討結果を整理すると次のようになる。 表-10 手数料水準の検討結果(家庭系ごみ) 検討項目 1ℓ当たりの手数料水準(円/ℓ) ~ 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 ~ ①排出抑制・再生利用の推進の視点から ごみ総排出量の削減率4頁 (人口 10 万人以上の都市統計) ごみ焼却量の削減率①3頁 (全国統計) ごみ焼却量の削減率②4頁 (人口 10 万人以上の都市統計) 1 人当たりの排出量5頁 (人口 10 万人以上の都市統計) ②住民の受容性の視点から 分別行動の促進効果6頁 (アンケート調査) ごみ袋の種類8頁 (人口 10 万人以上の都市統計) 可燃ごみ(普通ごみ)の場合、3 種類が多い。 ③周辺市町の水準の視点から 手数料水準の分布9頁 (人口 10 万人以上の都市統計他) 手数料水準の分布11頁 (周辺市町の統計) ごみ処理費用の負担率12頁 (人口 10 万人以上の都市統計) 手数料の管理費用13頁 (人口 10 万人以上の都市統計) 検討項目 1ℓ当たりの手数料水準(円/ℓ) ~ 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2 1.4 1.6 1.8 2.0 ~ ①排出抑制・再生利用の推進の視点から 1 人当たりの排出量5頁 (中核市統計) ②住民の受容性の視点から 家庭系ごみとのバランス8頁 (廃棄物処理法) 事業者は、その事業活動に伴って廃棄物を自らの責任において適正 に処理しなければならない。 ③周辺市町の水準の視点から 手数料水準の分布10頁 (人口 10 万人以上の都市統計他) 手数料水準の分布11頁 (周辺市町の統計) 家庭系ごみとの比較11頁 (人口 10 万人以上の都市統計他) 料金水準は、家庭系ごみの 0.5 倍~2.5 倍となっている。 ごみ処理費用の負担率12頁 (中核市、県内市の統計) 表-11 手数料水準の検討結果(事業系ごみ) 3.7 円/ℓ 2.9 円/ℓ 6.7 円/ℓ 0.6 円/ℓ 0.6 円/ℓ以上 1.4 円/ℓ 0.6 円/ℓ 1.2 円/ℓ 1.6 円/ℓ以下 1.0 円/ℓ 0.8 円/ℓ以上 0.7 円/ℓ以上 1.0 円/ℓ以上 0.6 円/ℓ 1.2 円/ℓ 0.9 円/ℓ 2.2 円/ℓ 0.9 円/ℓ 5.0 円/ℓ 0.1 円/ℓ 1.1 円/ℓ 1.7 円/ℓ 2.2 円/ℓ 1.6 円/ℓ 2.2 円/ℓ 必要と試算される手数料の範囲
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2 ごみ処理手数料の使途
・「一般廃棄物処理有料化の手引き」において、有料化により徴収された手数料 の使途として、「市町村の指定ごみ袋の作製費など有料化の運用に必要な経費」、 「ごみの排出抑制や再生利用の推進のため助成や啓発活動」、「リサイクル推進施 策の整備費」が示されている。 ・使途として、ごみ減量活動への支援やごみ処理施設の整備に充当している都市 が多く見られる。 ・市民の意見から、使途の例として次のようなことが考えられる。 一般廃棄物処理の有料化により徴収された手数料について、有料化の運用に必 要な経費の他、適切な使途を定め、透明化することが求められる。なお、一般廃 棄物の排出抑制や再生利用の推進に資する使途を定めることで、有料化制度への 理解を深め、排出抑制への住民の意識を高めることが期待できる。 図-26 手数料収入の使途(複数回答) (出典:環境省「一般廃棄物処理有料化の手引き」) ※東洋大学 山谷修作教授「第 2 回全国都市家庭ごみ有料化に関する調査」H17 年 市民意見等 ・資源分別回収事業奨励金制度の充実 ・資源をいつでも出せる回収拠点の設置 ・生ごみの分別収集 ・イベント時のリユース食器の貸し出し ・生ごみ処理機の購入助成 ・啓発チラシの定期的な配布 表-12 ごみ減量に関する市民意見等 118 101 84 53 31 30 10 71 0 20 40 60 80 100 120 140 指定袋の作製・流通費など有料化の運用経費 ごみ減量・資源化推進の助成・啓発事業費 ごみ処理施設の整備費 資源ごみの収集充実 最終処分場の整備 資源化施設の整備費 戸別収集の導入 その他 (市数) N=607 ※ごみ減量・資源化指針 2011 の策定時に寄せられた意見等から・特定財源化や基金として運用することにより、収支の状況や使途が市民にとっ て理解しやすくなると考えられえる。 ○多治見市地域環境美化及びリサイクル推進基金条例 H8 年 3 月 25 日条例第 2 号 改正 H16 年 12 月 20 日条例第 42 号 (設置) 第 1 条 地域環境美化及びリサイクルの推進を図るため、多治見市地域環境美化及びリサ イクル推進基金(以下「基金」という。)を設置する。 (積立て) 第 2 条 基金は、一般家庭に係るごみ処理手数料収入に相当する額から指定ごみ袋及び粗 大ごみシールの製作及び交付に係る経費に相当する額を控除した額の 4 分の 1 を基準と して、予算に定める額を積み立てるものとする。 2 前項に規定するもののほか、予算に定める額を基金に積み立てることができる。 一部改正〔H16 年条例 42 号〕 (処分) 第 3 条 市長は、地域環境美化及びリサイクルの推進を図るための事業の財源として必要 と認めたときは、基金の全部又は一部を処分することができる。 (管理) 第 4 条 基金に属する現金は、金融機関への預金その他最も確実かつ有利な方法により保 管しなければならない。 2 基金に属する現金は、必要に応じ、最も確実かつ有利な有価証券に代えることができ る。 (運用益金の処理) 第 5 条 基金の運用から生ずる収益は、一般会計歳入歳出予算に計上して、地域環境美化 及びリサイクルの推進を図るための経費に充て、又は基金に編入する。 (繰替運用) 第 6 条 市長は、財政上必要があると認めるときは、確実な繰戻しの方法、期間及び利率 を定めて、基金に属する現金を歳計現金に繰り替えて運用することができる。 (委任) 第 7 条 この条例に定めるもののほか、基金の管理に関し必要な事項は、市長が定める。 附 則 この条例は、H8 年 12 月1日から施行する。 附 則(H16 年 12 月 20 日条例第 42 号抄) 1 この条例は、(中略)H17 年 4 月 1 日から施行する。 図-27 手数料収入の運用方法 【全国】 【中核市】 【県内市】 他の手数料と 同様の一般財 源として運用 している 特定財源化 して運用し ている 基金化して いる その他 136(59.4%) 69(30.1%) 11(4.8%) 13(5.7%) N=229 他の手数料と 同様の一般財 源として運用 している 特定財源化 して運用し ている 3(37.5%) 5(62.5%) N=8 他の手数料と 同様の一般財 源として運用 している 特定財源化 して運用し ている 基金化して いる 2(22.2%) 6(66.7%) 1(11.1%) N=9 (出典:東洋大学 山谷修作教授「第 2 回全 国都市家庭ごみ有料化に関する調査」H17 年) (出典:地方行財政調査会「都市のごみ処理有料化に 関する調べ」H20 年 9 月から加工) 表-13 基金化の事例(多治見市の場合)
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3 ごみ処理手数料の徴収方法
・「一般廃棄物処理有料化の手引き」において、徴収方法は、料金体系(排出量単 純比例型など)により選択することになると示されている。 ・有料化の対象となるごみの種類のみ指定袋とすれば、従来の市販ごみ袋を無駄 なく使用することができる。 手数料の徴収方法には、手数料を上乗せした市町村の指定ごみ袋、ごみ袋に添 付するシールの販売などが標準的である。徴収方法は手数料の料金体系及び利点 などを考慮して定めることが考えられる。 表-14 手数料の媒体の特徴比較 ○メリット ●デメリット 区分 指定ごみ袋 シール 取扱いや すさ ○収集する際に、排出されているごみ の量を確認することが容易である。 ●まとまると重くなり、かさばるため に取り扱いにくい。 ○ごみ袋に入らない大きさや形の廃棄物を 排出する場合にも使用することができ る。 ○小さいため取り扱いは容易である。 ●収集する際に、排出されているごみの量 を確認することが比較的困難である。 ●小さいため紛失しやすい。 必要な対 応 ○排出抑制効果を得るためには、複数 の大きさのごみ袋を用意し、より容 量の小さいごみ袋に移行するインセ ンティブを付与することが重要であ る。 ●ごみの種類毎に手数料の料金水準を 変える場合には、排出及び収集する 際に容易に確認できるように、ごみ 袋の表示や色などについて工夫が必 要である。 ○排出抑制効果を得るためには、複数の大 きさに対応したシールを用意し、より容 量の小さいごみ袋に移行するインセンテ ィブを付与することが重要である。 ●ごみの種類毎に手数料の料金水準を変え る場合には、排出及び収集する際に容易 に確認できるように、シールの表示や色 などについて工夫が必要である。 行政事務 への影響 ●まとまると重くなり、かさばるため に、各世帯へ無料配布を行う場合の 事務負担は、比較的多い。 ○小さいため、各世帯への無料配布を行う 場合の事務負担は比較的少ない。 市場への 影響 ●既存のごみ袋の市場への影響につい て考慮する必要がある。 ○既存のごみ袋の市場への影響は少ないと 考えられる。 レジ袋の 扱い ●レジ袋をごみ袋として活用できない ため、レジ袋で排出することを防止 するなど取り扱いを検討する必要が ある。 ○レジ袋をごみ袋として利用することも可 能となる。 主な採用 事例 ・排出量単純比例型 ・排出量多段階比例型 ・一定量無料型 ・負担補助組合せ型 ・一定量無料型 ・負担補助組合せ型 ※財団法人東京市町村自治会編(2002)「家庭ごみ有料化導入ガイド」日報出版を基に作成 (出典:環境省「一般廃棄物処理有料化の手引き」から加工)イメージ事例
家庭用指定袋 普通ごみ専用 45ℓ 家庭用指定袋 普通ごみ専用 30ℓ 家庭用指定袋 普通ごみ専用 15ℓ 従来の 市販ごみ袋 (透明又は半透明) 普通ごみを有料、資源ごみを無料とした場合、 【普通ごみ】 【資源ごみ】・手数料の徴収方法として、家庭系ごみは、指定ごみ袋を、事業系ごみは、現金 徴収・納入通知書を採用している都市が多い。現金徴収・納入通知書は、処理 施設への搬入時の計量により手数料を算出している。 (出典:環境省「自治体のごみ処理有料化施策に関するアンケート調査」H18 年) 徴収方法 料金体系 指定ごみ袋 (うち指定ごみ袋 とシールの併用) シール (納入通知書、 その他 現金等) 総計 排出量単純比例型 46(11) 0 0 46市 排出量多段階比例型 5( 1) 0 0 5市 一定量無料型 4 3 2 9市 負担補助組合せ型 1 1 0 2市 定額制従量制併用型 1 0 1 2市 その他 2( 1) 1 2 5市 総計 59(13) 5 5 69市 表-15 手数料の料金体系及び徴収方法毎の採用市数(家庭系ごみ) 図-29 家庭系ごみ有料化実施都市における事業系ごみ処理手数料の徴収方法 図-28 有料化実施都市の徴収方法 【家庭系ごみ】 【事業系ごみ】 指定袋 46(67%) シール 5(7%) 現金徴収・納入通知書 5(7%) 指定袋・ シール 13(19%) N=69 指定袋・シール 4(6%) 指定袋 15(21%) 指定袋・ 定形容器 1(1%) シール 27(37%) 現金徴収・ 納入通知書 26(35%) N=73 6 2 0 0 0 1 1 0 0 6 0 1 2 3 4 5 6 7 (市数) N=8 家 庭 系 事 業 系 指定袋 指定袋・ シール シール シール・ 納入通知書 現金徴収・ 納入通知書 中核市の場合 12 2 2 0 0 4 0 0 1 11 0 2 4 6 8 10 12 14 N=16 (市数) 家 庭 系 事 業 系 指定袋 指定袋・ シール シール シール・ 納入通知書 現金徴収・ 納入通知書 県内市の場合
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・岐阜市の粗大ごみ処理手数料の徴収方法(H10 年 10 月から有料を実施)は、大き さ等に応じて指定袋とシールによる方法を併用している。 表-16 岐阜市の粗大ごみ処理手数料の徴収方法 ○岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 (一般廃棄物処理手数料) 第 6 条 土地又は建物の占有者から一般廃棄物のうち、し尿の収集、運搬及び処分に関 しし尿処理手数料を、粗大ごみの収集、運搬及び処分に関し粗大ごみ処理手数料を徴 収する。 2 前項に規定する手数料の額は、別表第 1 及び別表第 2 のとおりとする。 別表第 2(第 6 条関係)粗大ごみ処理手数料 名称 取扱区分 単位 戸別に収集する 場合の金額 直接施設へ搬入 する場合の金額 指定袋制 指定袋に収納できる粗大ごみ (特定家庭用機器再商品化法 (平成 10 年法律第 97 号)第 2 条第 4 項に規定する特定家庭 用機器及び資源の有効な利用 の促進に関する法律(平成 3 年法律第 48 号)第 2 条第 12 項に規定する指定再資源化製 品の粗大ごみ並びに処分不適 物を除く。) 指定袋 1 袋 につき 400 円 200 円 品目制 規則で定める品目のうち指定 袋に収納されていない粗大ご み 1 点につき 1,600 円以内で 規則で定める額 800 円以内で規 則で定める額 処分不適物 市の処理施設で処分できない ものとして市長が指定したれ んが、コンクリート、エボナ イト、粘土等で構成される粗 大ごみ 80 キログラ ム以下のも ので規則で 定める重量 区分に応じ 1 点につき 1,600 円以内で規則で定める額 備考 指定袋の様式は、規則で定める。 ○岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する規則 (粗大ごみ処理手数料等) 第 5 条の 2 条例別表第 2 に規定する粗大ごみ処理手数料について規則で定める品目、 額及び重量区分は、別表第 1 のとおりとする。 2 条例別表第 2 備考に規定する規則で定める指定袋の様式は、岐阜市証紙規則(昭和 39 年岐阜市規則第 10 号)別記に規定する袋式証紙によるものとする。 ○岐阜市証紙規則 別記 2 粗大ごみ処理手数料用証紙の形式 (1) シール式及び袋式の 2 種類とし、当該証紙の券面に「岐阜市粗大ごみ処理手数料用 収入証紙」及び算用数字をもって相当金額を表示する。 (2) 色彩 ア シール式 100 円、200 円、400 円 うぐいす色 イ 袋式(戸別収集用) 400 円 無色 (直接搬入用) 200 円 無色 (3) 大きさ ア シール式 横 12 センチメートル 縦 7 センチメートル イ 袋式 横 65 センチメートル 縦 80 センチメートル 容量 45 リットル4 ごみ処理手数料の減免対象
・「一般廃棄物処理有料化の手引き」において、手数料減免の実施については、 他の施策との調整が必要となると示されている。 ・災害時の他は生活保護世帯など低所得者に対するものが多い。制度としては、 減免申請により一定枚数を無料配布する都市が多い。 一般廃棄物処理の有料化は、低所得者等に配慮すべきであるとの指摘がある。 このような問題への対応施策として、指定ごみ袋の無料配布など有料化の手数料 の減免を実施している市町村がある。ただし、これらの政策については、福祉政 策の方で配慮することも考えられ、また、大都市の場合、これらの世帯の転入・ 転出などによる変動も多く、個々の世帯への対応による手続き費用が多大になる ため、他の施策との分担や発生する費用との比較が必要である。 有り 25(67.6%) 無し 12(32.4%) 12 15 8 6 8 5 5 3 7 0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 天災火事 生活保護世帯 身障者 児童扶養手当等 高齢者介護 乳幼児 紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア (市数) N=37 有り 8(100%) 8 7 3 1 2 2 4 0 4 0 2 4 6 8 10 天災火事 生活保護世帯 身障者 児童扶養手当等 高齢者介護 乳幼児 紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア (市数) N=8 有り 15(100%) 天災火事 生活保護世帯 身障者 児童扶養手当等 高齢者介護 乳幼児 紙おむつ 剪定枝葉 ボランティア 15 10 2 0 1 2 1 0 5 0 2 4 6 8 10 12 14 16 (市数) N=15 図-30 有料化実施都市の減免制度(人口 10 万人以上) 図-31 中核市の減免制度 図-32 県内市の減免制度 (出典:H17 札幌市物減量等推進審議会資料から加工) (出典:各都市の手数料条例から加工) (出典:各都市の手数料条例から加工)- 21 -
・多くの都市が減免対象としている岐阜市の状況は次のとおり。 ・減免対象の減免額を試算すると次のとおりとなる。 図-33 火災件数の推移(岐阜市) 図-34 生活保護世帯の推移(岐阜市) 図-35 要介護度 3~5 の認定者の推移(岐阜市) 図-36 3 歳未満の人口の推移(岐阜市) 表-17 減免対象と減免額の試算 ごみ袋 1 袋当たり 7 ㎏、手数料水準を 45 円/袋、ごみ排出量を 1 世帯当たり 7 袋/月(84 袋/ 年)、減免割合を 100%として試算した。 減免対象 対象量 減免額(年間) 生活保護を受けている世帯 4,314世帯 (362,376袋) 16,307千円 要介護 3~5 の認定者のいる世帯※ 5,491世帯 (461,244袋) 20,756千円 3 歳未満の乳幼児がいる世帯※ 10,425世帯 (875,700袋) 39,406千円 ボランティア清掃により出されたごみ (都市美化ごみ) 779t (111,286袋) 5,008千円 ※該当する 1 人当たり 1 世帯とした。減免額に加え、ごみ袋の配布に要する費用は別途必要となる。 (出典:岐阜市統計書から加工) (出典:市政概要から加工) (出典:市政概要から加工) (出典:市政概要から加工) 2,633 2,770 2,950 3,597 4,314 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 H18 H19 H20 H21 H22 (世帯) 図-37 都市美化ごみ(普通ごみ)の推移(岐阜市) (t/年) 674 641 706 661 779 0 200 400 600 800 1,000 H18 H19 H20 H21 H22 (出典:事業概要から自然共生部が加工) 102 124 101 94 75 0 20 40 60 80 100 120 140 H18 H19 H20 H21 H22 (件) 4,927 5,281 5,382 5,376 5,491 0 1,000 2,000 3,000 4,000 5,000 6,000 H18 H19 H20 H21 H22 (人) 10,914 10,579 10,581 10,585 10,425 0 2,000 4,000 6,000 8,000 10,000 12,000 H18 H19 H20 H21 H22 (人)・岐阜市の粗大ごみ処理手数料の徴収に係る減免対象は、次のとおり。 ・岐阜市での他の手数料徴収に係る減免制度は次のとおり。 表-18 岐阜市の粗大ごみ処理手数料の減免制度 ○岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する条例 (手数料の減免) 第 9 条 市長は、災害その他特別の理由があると認められるときは、第 6 条に規定する 手数料又は前条に規定する費用を減免することができる。 ○岐阜市廃棄物の処理及び清掃に関する規則 (手数料の減免) 第 8 条 条例第 9 条の規定により手数料の減免することができる者の範囲は、次の各号 の一に該当する者とする。 (1) 生活保護法(昭和 25 年法律第 144 号)第 11 条に規定する扶助を受けている者 (2) 天災その他の災害を受けた者 (3) その他市長において必要と認めた者 表-19 岐阜市の手数料徴収に係る減免制度 手数料等の名称 減免対象 天災火事 生活保護 世帯 身障者 母子家庭 世帯等 戸籍、住民票交付手数料 ○ 市税 ○ ○ ○ 国民健康保険料 ○ ○ ○ 介護保険料 ○ 保育料 ○ ○ ○ 市営住宅家賃 ○ ○ (出典:自然共生部調べ) ※個別の対象により減免率が設定されている