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台湾 大型インセンティブ クルーズ船の来日台湾から 2,000 名規模のインセンティブ ツアーが来日し 日本の食や温泉を満喫 沖縄などへのクルーズ船の寄港も相次ぐなど 大型グループによる訪日需要の底上げがあった 春シーズンのツアーが好調春の花見シーズンを迎え 日本の桜鑑賞ツアーの売上が非常に好調に推

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Academic year: 2021

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(1)

【韓国】

4月の市場動向トピックス

 ウォン安円高の是正傾向 1 月初旬に 100W=8.15 円(100 円=1227W)であった為替レートは、2 月初旬に 100W= 8.61 円(100 円=1161W)、3 月初旬に 8.58 円(100 円=1165W)、4 月初旬に100W=8.46 円(100 円=1182W)と円高の緩和傾向が続いていることが、訪日旅行の割高心理の解消に 寄与し、特に若い世代を中心に訪日旅行需要が大いに喚起された。  航空・旅行会社の特価キャンペーンを利用した安い海外旅行のブーム 不景気や企業間の競争激化により、航空会社・旅行会社が航空券や低価格旅行商品の 特価キャンペーンを頻繁に行っており、それらの低価格商品を利用して気軽に外国旅行に行 こうとする旅行者が若年層を中心に増加している。特に訪日旅行商品は、円高の緩和傾向 と訪韓日本人客の減少により特価が出やすい状況にあり、関心を集めている。  東南アジア方面等に大規模な新規路線 ・チャーター便の運航 LCC を中心に東南アジア方面等に新規就航、チャーター便が大幅に増加して、低価格の旅 行商品が多く販売されており、需要が東南アジアへ流れている。

4月の主なプロモーション活動

 円高是正を追い風に、回復が遅れていた東京近郊および地方への旅行商品を様々な媒体 を活用して共同広告を実施し、需要回復を後押しした。また、旅行会社、航空会社とタイア ップし、訪日旅行商品を SNS とネットを中心に販売するなど、販売ルートの多様化を図った。  「春期訪日旅行商品販売促進事業」の一環で製作された「日韓地方観光交流」ポスターお よびノベルティーグッズを、旅行会社 40 社、エアライン・船会社 10 社、KTO、在大韓民国日 本国大使館および日系在外機関などに配布し、訪日旅行需要喚起のために PR 協力を依 頼した。 地方観光交流元年ロゴ 共同広告を行った地下鉄広告(一例)

(2)

MRT 車内広告 MRT 車内広告

【台湾】

4月の市場動向トピックス

 大型インセンティブ、クルーズ船の来日 台湾から、2,000 名規模のインセンティブ・ツアーが来日し、日本の食や温泉を満喫。沖縄などへのク ルーズ船の寄港も相次ぐなど、大型グループによる訪日需要の底上げがあった。  春シーズンのツアーが好調 春の花見シーズンを迎え、日本の桜鑑賞ツアーの売上が非常に好調に推移した。各種花見ツアーの チャーター便運航で、航空座席の供給量も大幅に拡大している。  オープンスカイでさらなる新規路線の開設 オープンスカイの継続的な好影響で、4 月は岡山と那覇に直行便が新規就航、富山にも増便。 2011 年に日本と台湾がオープンスカイ協定を締結して以来、大幅に増加しており、今後もその傾向 は続く見込み。

4月の主なプロモーション活動

 VJ 台湾サイトにて、今年のターゲット・デスティネーションの一つである仙台特集を掲載し、モデルルー トや周辺観光魅力の紹介を行ったほか、台湾市場向けの VJ・Facebook チャネルにて、継続的な情 報発信を行った。 VJ サイト、Facebook での情報発信(例)

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【中国】

4月の市場動向トピックス

 大型クルーズの日本寄港動向 例年春から秋にかけて、多くのクルーズ船が九州・沖縄を中心に日本各地に寄港するが、現 在は日本を寄港地から外した韓国・台湾クルーズが主流になっている。一部のクルーズ会社 では 7 月以降に日本寄港再開が決まっているが、上海での日本向けクルーズの広告掲載は 慎重に行われている。  広東省における訪日旅行商品価格の下落 広東省の大手旅行会社 5 社では、夏休み時期の本格回復を狙い、「値下げによる需要喚 起→訪日旅行ムード醸成・口コミ拡大」という流れを想定した低価格戦略をとっている。円 高の是正による値下げ余地もあるため、4 月出発のツアーは前年同期比で 10%前後価格 を落とし、訪日旅行の購買意欲を喚起し、夏の旅行への流れをつくっている。

4月の主なプロモーション活動

 上海電視台の旅行番組『旅行者』にて、「東京 10 大魅力スポット」を紹介する 30 分番組が 放映された(4 月 13 日、14 日)。  4 月 24 日に広州にて、在広州日本国総領事館と JNTO 香港事務所が連携し、広東省・ 福建省・広西チワン族自治区・海南省の旅行会社 55 社を対象とした、訪日観光と査証制 度に関する説明会を実施し、最新の旅行情報を提供した。  JNTO 北京微博(フォロワー約 6 万人)と上海微博(フォロワー約 7 万人)で日本観光関連情 報の発信を続けている。4 月に人気を集めたオリジナル記事は、富良野美瑛ノロッコ号紹介 128 件、春秋航空の日中路線キャンペーン 86 件、福岡ワンデーパス紹介 86 件、立山黒部 アルペンルートの雪壁紹介 51 件、パークホテル小樽のキャンペーン 46 件で、写真がきれいな 投稿や、お得なキャンペーン情報が支持されている。 東京を紹介する旅行番組『旅行者』 先着6名に割引価格を提示する広告

(4)

【香港】

4 月の市場動向トピックス

 清明節(4 月 4 日(木))を利用した訪日旅行者が寄与し過去最高を記録 香港の主要旅行会社によれば、清明節(4 月 4 日(木))の翌日に休暇を取れば 4 連休であ ったため、円高の是正により割安感のある訪日旅行の人気が非常に高かったとのことであった。 また、前年同月と比較すると、送客数が 10~30%近く増加し、訪日旅行の問い合わせも例 年になく多かった。  関西地方、沖縄及び北海道行きの旅行が人気 関西地方、沖縄及び北海道の人気が高く、各旅行会社が航空座席を十分に確保できない ほど盛況であった。4 月上旬の祝日休暇以降の閑散期も、引き続き関西地方の人気が高 い。

4 月の主なプロモーション活動

 JNTO 香港事務所にて運営する Facebook(Visit Japan for HK)にて日本各地の観光列車や お得な Pass の紹介、また4月中旬以降に開花する東北の桜情報を発信した。その中で、一 番人気は福島市「花見山公園」で「いいね!」が 1,287 件、95 件のシェアを獲得し、改めて桜 人気を確認することとなった。  昨年度 VJ 事業で実施したラッキードローの抽選会を 3 月に行い、航空券やホテル宿泊券に当 選した方への賞品授与式を 4 月 15 日に行った。総数 170 点の賞品に 28,800 人の応募があ った。 Facebook で「いいね!」を一番獲得した ラッキードロー抽選会の賞品授与式 福島市 「花見山公園」

(5)

【タイ】

4月の市場動向トピックス

 タイ政府の施策による休日の増加 4 月はタイの旅行シーズンのピークであり、今年はタイ政府の決定により 4 月 12 日(金)が特別公 休日に設定されたことから、ソンクラン(タイ正月)休暇と合わせて 5 連休となり、海外旅行に行き やすい暦となった。  タイ国際空港等による供給座席の増加 タイ国際航空は、3 月末からの夏期スケジュールで中部便を増便(夕方便を週 4 便から週 5 便) したほか、札幌便も当初の週 3 便から週 4 便とした。その他、4 月 11 日~16 日の日程で旅行 会社が大阪へのチャーター便による旅行を施行した。  円高の是正 4 月に入り、一段と円高の是正が進み、1 円=0.29 バーツを切る水準まで円が下落した。タイの メディアでも「日本は安い」と話題になっており、訪日旅行のお得感が出ている。

4月の主なプロモーション活動

 4 月には、沖縄事業として支援した訪日旅行特化型 TV 旅行番組「Majide Japan」(旧 Japan X)が放映されるとともに、沖縄が特集された旅行雑誌「Traveller’s Companion」も発売された。 また、4 月中旬、タイの人気アイドルであるピラット・ニティパイサンクン氏(マイク)が主演するタイ映 画「Project H」(10 月頃公開予定)が長崎市平和公園や端島などでロケが行われ、支援を実 施した。

 訪日取材支援を行ったガイドブック「ハロー東北」及び「Japan Pun Pun Chuk」が発行された。  平成 20 年度(2008 年)に支援した訪日特化型 TV 番組「Discover Japan」が再放送された(4 月 17 日、24 日)。 ガイドブック「ハロー東北」 訪日旅行特化型 TV 旅行番組 「Majide Japan」

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【シンガポール】

4月の市場動向トピックス

 訪日旅行の回復が鮮明に 団体旅行の回復、個人旅行の増加傾向が見られた。3 月と同様に、放射能への懸念が和ら いだことや、円高の是正に伴い、4 月の観桜ツアーや、東京を始めとする都市部への訪日旅 行の売れ行きが好調に推移。

4月の主なプロモーション活動

 3 月に続き 4 月についても大手オンライン旅行会社で個人旅行者をターゲットとして訪日旅行 情報を発信し、需要喚起を図った。  14 万人のファンを誇る facebook の日本ファンページを通じて、桜情報や立山黒部アルペンル ートの雪の大谷など、その時期にしか体験できない日本の観光魅力の発信を毎日行った。 zzz Facebookシンガポールページ (ファン数14万人)

(7)

【マレーシア】

4月の市場動向トピックス

 総選挙が 5 月になった事による間際需要の取り込み、訪日への影響 現地旅行会社からのヒアリングでは、3 月末と予想されていた総選挙が、3 月中には行われな いことが中旬に判明すると、月末の学校休暇時期(3 月 23 日-31 日)の間際予約が増加し、 その傾向は 4 月上旬まで続いた。一方で、総選挙が 5 月 5 日に行われることや、本州での 桜の開花時期が例年より早まったことで、中旬以降は訪日旅行販売が若干鈍化したと考え られる。旅行会社へのヒアリングではインセンティブ旅行も選挙前の出発が一部では避けられ た。  有望なマレーシア市場への競合国や業界の取り組み 韓国、台湾、香港をはじめとする日本の競合国では、マレーシアの旅行会社への支援を強化して おり、潤沢な広告予算と柔軟な支援条件を背景に、訪日ツアーの広告量を大きく上回ったプロモ ーションを展開している。また、MATTA フェアでは、ヨーロッパ系航空会社やヨーロッパ行の路線を もつ航空会社は新聞広告でプロモーション料金を告知し、MATTA フェア会場で旅行商品等販 売。ヨーロッパ旅行人気を押し上げた。

4月の主なプロモーション活動

 JNTO と MATTA(マレーシア旅行業者協会)との間で訪日旅行促進に関する覚 書締結(1 月)を交わし双方の関係を強化すると共に、MATTA フェア(3 月 15-17 日クアラルンプール開催)出展を機に、ムスリム層の訪日需要の喚起を図 るため、ムスリム向け訪日ガイドブックの配布を開始した。「ムスリムフレンドリー」 な日本を目指しながらムスリム層の訪日誘致に取り組んでいく。  JNTO Facebook ページにおいて、食や季節感のある話題等、旬な日本の情報 を随時発信し、日本の魅力の訴求に努めている。 Facebook での情報発信 (シンガポール事務所の Facebook と共通)

(8)

【豪州】

4月の市場動向トピックス

 4 月期 訪日豪州人旅行者数 過去最高を記録 冬のスキーシーズンの終了後、例年 4 月は豪州からの月別訪日数は減少するが、春の桜の 季節となり、VJ 事業で実施してきた旅行博での PR や広告事業などの成果が表れ、2008 年 4 月の訪日数 19,130 人を上回り、2013 年 4 月は 22,700 人が豪州より訪日した。4 月として は過去最高の訪日外客数であった。  日本航空 2013 年 6 月 1 日以降の国際線路線便数計画を発表 JAL は、バッテリーの不具合により運航停止していたボーイング 787-8 型機の運航再開に伴 い、6 月 1 日以降の路線便数計画を発表した。成田―シドニー線については、2013 年 12 月 1 日より 787-8 型機の導入予定であることも発表された。座席の快適性、低燃費等の向 上が期待される機種であり、採算性の向上も見込まれるため、旅行者には快適な旅行と燃料サ ーチャージなどの負担減が期待できる。

4月の主なプロモーション活動

 2011 年 10 月に開設された JNTO シドニー事務所にて運営する Facebook にて、約 1 年半 でファン数が 2 万人を超えた。Facebook では、限られた情報量でいかにユーザーの関心を引 くかがポイントとなり、コメントや Like の数が関心の度合いを反映するが、4 月時点での Like 数ランキングでは、1 位/富士芝桜祭り・2 位/秩父羊山公園芝桜・3 位/桜、とやはり桜中心 の華やかな自然風景写真と記事が人気で、関心の高さが窺える。 富士芝桜まつり 秩父羊山公園芝桜

(9)

【米国】

4 月の市場動向トピックス

 訪日米国人旅行者の動向: 対前年比 8.1%の順調な伸び 例年 4 月は 3 月同様、春の桜のシーズンで訪日米国人が多い月。前年同月と比べ航空座 席供給量も増加しており、これまで VJ 事業で実施してきた需要喚起・訪日旅行商品販売 支援の成果も見込まれ、順調な伸びを示した。  方面別米国海外旅行動向(墨加除く): 2013 年 1 月-3 月期は前年同期比 0.6%増 米国商務省が 2013 年 3 月の米国人海外旅行者数を発表した。3 月の米国人海外旅行 者(墨加除く)は、前年同月比 1.3%増(1 月からの累計は前年同期比 0.2%増)。地域別シ ェアは(メキシコとカナダを除き)1 位欧州 14%、2 位カリブ 13%、3 位アジア 8%。前年比伸び 率は 1 位オセアニア 8%、2 位中東で 6%、3 位中米で 4%、アジアは 1%増となっている。一 方で、JNTO 推計では 1 月-2 月の訪日米国人旅行者数はそれぞれ 5.6%増、4.1%増、3 月 -4 月も 14.1%、8.1%と増加傾向であり、引き続き米国市場での情報提供とプロモーションを強 化していく。 http://www.tinet.ita.doc.gov/view/m-2013-O-001/index.html

4月の主なプロモーション活動

 日本政府の推進する「クールジャパン戦略」において「クールジャパン支援現地タスクフォース公 館」のひとつに指定されている在ロサンゼルス日本国総領事館が、同取り組みの一環として、 4 月 12 日に LA にてライブを行ったアーティスト「きゃりーぱみゅぱみゅ」さんを公邸に招き、在 LA のエンターテイメント、文化、観光等の業界関係者とのビジネスネットワーキング・イベントを開 催した。イベントでは、冒頭の新美総領事の挨拶の後、「観光」をテーマにしたコーナーが設定 され、JNTO ロサンゼルス事務所長が「原宿を中心とした訪日観光の魅力」について、LA 観 光局が「LA の原宿的街であるメルローズを中心とした LA の観光魅力」についてプレゼンテーシ ョンを行い、きゃりーさんがそれぞれの地の魅力についてコメントした。 クールジャパンのイベント

(10)

【カナダ】

4月の市場動向トピックス

 VJ 事業による送客効果 カナダ国内に 190 を超える店舗を擁する大手旅行流通網「Flight Centre」と 2 月に実施し た共同キャンペーンを始め、3 月末まで中華系ツアーオペレーターと連携して実施した共同広 告プロモーション等による送客効果もあり、4 月の訪日カナダ人数は前年同月より 3.5%増加し た。  円高の是正による追い風 対円カナダドル相場は 2012 年 7 月以降円高是正で推移しており、2013 年 4 月には、カナダ ドルの対円月間平均買レートが1CAD$=96.00 円と、2008 年 10 月以降では最も高値となり、 カナダ人が訪日旅行をしやすい環境になりつつある。  カナダの航空会社の搭乗率、高水準で推移 エア・カナダの 2012 年通年の搭乗率は 82.7%と過去最高を記録し、2013 年も 1 月 79.4%、2 月 79.8%、3 月 83.5%、4 月 82.1%と高水準を保ち続けている。

4月の主なプロモーション活動

 JNTO がメディアの選定、取材日程等の調整に協力した沖縄県のメディア招請事業で、同県 を取材したジャーナリストによる沖縄特集記事がカバー・ストーリーとしてカナダの代表的な旅 行誌 DreamScapes(春季号)に掲載された。 DreamScapes 誌 特集記事 DreamScapes 誌 表紙(万座毛)

(11)

【英国】

4月の市場動向トピックス

 イースター休暇の影響と円高是正の定着化 訪日需要については、イースター休暇を中心としたピークは過ぎているが、円高の是正を追い 風に訪日旅行への関心は維持しており、英国からの訪日者数の増加に寄与したと思われる。 ただし、旅行会社へのヒアリングでは昨年に比べて海外旅行は好調であるが、景気停滞の影 響を受け、ロングホールとなる訪日旅行は微増で推移していくと予想されている。  旅行会社・航空会社との共同広告の成果・訪日意欲の高まり 2012 年 10 月~12 月、2013 年 1 月~2 月にかけて VJ 事業の一環として共同広告事業を 実施。旅行会社及び航空会社と連携して、有力日刊紙や旅行雑誌、オンライン上で集中 的に特別料金を PR するキャンペーン広告を掲載し、訪日旅行需要を喚起した。日本に関 する記事などによって高まった訪日意欲と震災後の影響が払しょくされ、需要が戻ってきたと 思われる。

4月の主なプロモーション活動

 4 月下旬よりパリ、フランクフルト事務所と連携し、AF/KLM との共同広告を実施。航空会 社から特別料金プランを提供いただき、英系主要日刊紙や予約サイトなどで共同広告を 展開し、訪日需要喚起を図った。  4 月 10 日、25 日、29 日と 3 回にわたり、旅行会社3社で、訪日旅行販売のトレーニングを 実施した。日本商品及び国内の移動方法や見どころ、ホテルなどについて情報提供を行っ た。 AF/KLM との共同広告展開例

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【ドイツ】

4月の市場動向トピックス

 円高の緩和の影響 ドイツ人観光客の 7 割は個人旅行者であるが、自己手配をする旅行者は円高の是正による 恩恵を受けやすく、旅行費用の割安感から、訪日旅行をしやすい環境となり、訪問者の増加 につながった。4 月の訪日ドイツ人数の伸び率は先月に続き、前年同月比 18.5%増と大幅に 増加した。  VJ事業によるプロモーションの効果 昨秋から実施していた大手旅行会社及び中華航空との連携による、有力日刊紙や雑誌上 での特別料金を PR する共同広告キャンペーンの効果により、訪日旅行需要が喚起された。

4月の主なプロモーション活動

 4 月下旬よりパリ、ロンドン事務所と連携し、欧州初の福岡空港直行便を新規就航した AF/KLM 航空との、主要全国紙及び地方紙、地下鉄交通広告、オンライン媒体などを活 用した共同プロモーションを実施。訪日旅行の需要喚起を行なった。 KLM 航空との共同プロモーション例

(13)

【フランス】

4月の市場動向トピックス

 過去最高の訪日外客数 18,900 人(対前年比+30.5%)と単月では過去最高の数値であった(過去の最高: 2009 年 4 月 17,919 人)。震災・原発事故の記憶が薄れたことに加え、VJ 事業による共同広告やメ ディア支援による記事掲載の展開、フランス国内の日仏関係者による日本/日本文化関連 イベントでの積極的な広報活動の成果などの効果があった。  円高の緩和傾向 4 月は平均で 128 円程度(2010 年 4 月以来の円安水準)まで円高が緩和したが、フランス 人訪日客の大幅な伸びを記録した 2008 年頃の水準(170 円に迫る勢い)に比べるとまだ相 当程度の円高水準であり、旅行商品の低価格化につながるまでには至っていない。ただし、 少しずつ円高が是正され、訪日旅行に対する環境は徐々に好転している。

4月の主なプロモーション活動

 4 月下旬よりロンドン、フランクフルト事務所と連携し、AF/KLM とアムステルダム‐福岡新規就 航を契機とした共同広告事業を実施した。地下鉄広告、20 minute(紙面及びオンライン)、 Go-voyages.com(オンライン)、AF のウェブサイト・トップページ掲載、AF の Twitter/Facebook 上で特別料金を提示するとともに、JNTO パリ事務所の仏語サイトトップ ページでもバナー掲示や Facebook での紹介を行い、訪日旅行喚起を行っている(フランスで の広告期間は 5 月 12 日まで)。 パリ市内地下鉄広告 JNTO パリ事務所 Facebook 20minutes.fr オンライン広告

参照

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