Oracle® Migration Workbench
ユーザーズ・ガイドリリース 9.2 for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
部品番号 部品番号部品番号
部品番号 : B12399-01
Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド , リリース 9.2 for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP 部品番号 : B12399-01
原本名 : Oracle Migration Workbench User’s Guide, Release 9.2.0 for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
原本部品番号 : B12194-01
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Oracle は Oracle Corporation およびその関連会社の登録商標です。その他の名称は、Oracle Corporation または各社が所有する商標または登録商標です。
i
目次
目次
目次
目次
はじめに
はじめに
はじめに
はじめに
... vii このマニュアルの用途 ... viii 対象読者 ... viii 関連ドキュメント ... viii 用語 ... ix 表記規則 ... ix コマンド構文 ... x コード例の変数 ... x オンライン・ドキュメント要件 ... x オンライン・サポート ... xi1
概要
概要
概要
概要
概要 概要概要 概要 ... 1-2 Migration Workbench の動作の動作の動作の動作 ... 1-2 Migration Workbench ... 1-3 プラグイン ... 1-4 Workbench リポジトリ ... 1-4 移行プロセスでの 移行プロセスでの移行プロセスでの 移行プロセスでの Migration Workbench の使用の使用の使用 ... 1-4の使用 ソース・データベースの取得 ... 1-4 移行先データベースへのアクセス ... 1-5 Oracle モデルの作成およびカスタマイズ ... 1-6 ソース・データベースから Oracle データベースへの移行 ... 1-6 Migration Workbench のメリットのメリットのメリットのメリット ... 1-6 サポートされている他社のデータベース サポートされている他社のデータベースサポートされている他社のデータベース サポートされている他社のデータベース ... 1-8ii
2
移行計画の準備
移行計画の準備
移行計画の準備
移行計画の準備
タスク タスクタスク タスク 1: 移行要件の確認移行要件の確認移行要件の確認移行要件の確認 ... 2-2 タスク タスクタスク タスク 2: Migration Workbench を使用した場合のワークロードの見積りを使用した場合のワークロードの見積りを使用した場合のワークロードの見積り ... 2-4を使用した場合のワークロードの見積り タスク タスクタスク タスク 3: 運用要件の分析運用要件の分析運用要件の分析運用要件の分析 ... 2-5 タスク タスクタスク タスク 4: アプリケーションの分析アプリケーションの分析アプリケーションの分析アプリケーションの分析 ... 2-5 タスク タスクタスク タスク 5: 移行の計画移行の計画移行の計画移行の計画 ... 2-63
移行を行う前に
移行を行う前に
移行を行う前に
移行を行う前に
Migration Workbench の構成の構成の構成の構成 ... 3-2 Workbench リポジトリのデータベース・ユーザーの作成 ... 3-2 プラグインの構成 プラグインの構成プラグインの構成 プラグインの構成 ... 3-3 Microsoft SQL Server から移行する前に ... 3-3 Sybase Adaptive Server から移行する前に ... 3-5 Microsoft Access から移行する前に ... 3-6 Microsoft Access XML ファイルの作成 ... 3-9 Informix Dynamic Server から移行する前に ... 3-10 MySQL から移行する前に ... 3-10 IBM DB2/400 から移行する前に ... 3-11 IBM DB2 UDB から移行する前に ... 3-12 Oracle データベースに関する接続情報の確認データベースに関する接続情報の確認データベースに関する接続情報の確認データベースに関する接続情報の確認 ... 3-134
ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
概要 概要概要 概要 ... 4-2 Migration Workbench の起動の起動の起動の起動 ... 4-3 オフライン取得ファイルの作成 オフライン取得ファイルの作成オフライン取得ファイルの作成 オフライン取得ファイルの作成 ... 4-5 Microsoft SQL Server または Sybase Adaptive Server 用のオフライン取得ファイルの作成 ... 4-5 Informix Dynamic Server 用のオフライン取得ファイルの作成 ... 4-7 取得ウィザードの使用 取得ウィザードの使用取得ウィザードの使用 取得ウィザードの使用 ... 4-8 Informix ESQL/C ソース・ファイルの取得ソース・ファイルの取得ソース・ファイルの取得 ... 4-13ソース・ファイルの取得 ソース・モデルのカスタマイズ ソース・モデルのカスタマイズソース・モデルのカスタマイズ ソース・モデルのカスタマイズ ... 4-13 データ型マッピングのカスタマイズ データ型マッピングのカスタマイズデータ型マッピングのカスタマイズ データ型マッピングのカスタマイズ ... 4-145
Oracle モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
概要 概要概要 概要 ... 5-2 Oracle モデルの作成モデルの作成モデルの作成モデルの作成 ... 5-3iii Oracle モデルのエラーの修正モデルのエラーの修正モデルのエラーの修正モデルのエラーの修正 ... 5-3 Oracle モデルのカスタマイズモデルのカスタマイズモデルのカスタマイズモデルのカスタマイズ ... 5-4 スキーマ・オブジェクトのプロパティの変更 ... 5-4 表領域の処理 ... 5-5 表領域の作成 ... 5-5 表領域の名前の変更 ... 5-6 既存の表領域の使用 ... 5-6 デフォルトのユーザー・パスワードの変更 ... 5-7
6
データベースの移行
データベースの移行
データベースの移行
データベースの移行
概要 概要概要 概要 ... 6-2 移行ウィザードの使用 移行ウィザードの使用移行ウィザードの使用 移行ウィザードの使用 ... 6-3 オンラインでのスキーマの作成 オンラインでのスキーマの作成オンラインでのスキーマの作成 オンラインでのスキーマの作成 ... 6-6 オフラインでのスキーマの作成 オフラインでのスキーマの作成オフラインでのスキーマの作成 オフラインでのスキーマの作成 ... 6-7 オンラインでのデータの送信 オンラインでのデータの送信オンラインでのデータの送信 オンラインでのデータの送信 ... 6-8 オフラインでのデータの送信 オフラインでのデータの送信オフラインでのデータの送信 オフラインでのデータの送信 ... 6-8 データ・アンロード・スクリプトおよび SQL*Loader 制御ファイルの生成 ... 6-9 Microsoft SQL Server または Sybase Adaptive Server からのデータファイルの作成 ... 6-9 Microsoft Access からのデータファイルの作成 ... 6-10 Informix Dynamic Server からのデータファイルの作成 ... 6-10 MySQL からのデータファイルの作成 ... 6-10 IBM DB2/400 からのデータファイルの作成 ... 6-11 IBM DB2 UDB からのデータファイルの作成 ... 6-12 データファイルを使用した移行先データベースへの移入 ... 6-12 Informix ESQL/C ソース・ファイルの移行ソース・ファイルの移行ソース・ファイルの移行 ... 6-13ソース・ファイルの移行7
Oracle データベースのテスト
データベースのテスト
データベースのテスト
データベースのテスト
概要 概要概要 概要 ... 7-2 テストの方法論 テストの方法論テストの方法論 テストの方法論 ... 7-2 Oracle データベースのテスト手順データベースのテスト手順データベースのテスト手順データベースのテスト手順 ... 7-3 テストの作成ガイドライン ... 7-6 ユニット・テスト・ケースの例 ... 7-6iv
8
Oracle データベースの配置
データベースの配置
データベースの配置
データベースの配置
配置方法 配置方法配置方法 配置方法 ... 8-2 段階的アプローチ ... 8-2 ビッグバン・アプローチ ... 8-2 パラレル・アプローチ ... 8-2 移行先データベースの配置 移行先データベースの配置移行先データベースの配置 移行先データベースの配置 ... 8-39
レポートの使用
レポートの使用
レポートの使用
レポートの使用
概要 概要概要 概要 ... 9-2 レポートの生成 レポートの生成レポートの生成 レポートの生成 ... 9-2 レポートの表示および使用 レポートの表示および使用レポートの表示および使用 レポートの表示および使用 ... 9-2 データベースのサマリー・レポートの表示 ... 9-3 データベースのサマリー・レポートの使用 ... 9-4 データベースの詳細レポートの表示 ... 9-4 データベースの詳細レポートの使用 ... 9-5 データベースのエラーおよび警告レポートの表示 ... 9-5 データベースのエラーおよび警告レポートの使用 ... 9-6 「 「「 「Log」ウィンドウおよびログ・ファイルへのアクセス」ウィンドウおよびログ・ファイルへのアクセス」ウィンドウおよびログ・ファイルへのアクセス」ウィンドウおよびログ・ファイルへのアクセス ... 9-710
トラブルシューティング
トラブルシューティング
トラブルシューティング
トラブルシューティング
Workbench リポジトリのトラブルシューティングリポジトリのトラブルシューティングリポジトリのトラブルシューティング ... 10-2リポジトリのトラブルシューティング Workbench リポジトリへの接続 ... 10-2 破損したデフォルトのリポジトリの再作成 ... 10-2 Oracle8i または Oracle9i の破損リポジトリの再作成 ... 10-2 Microsoft Access のトラブルシューティングのトラブルシューティングのトラブルシューティングのトラブルシューティング ... 10-3 Microsoft Access セキュリティの削除 ... 10-3 Microsoft Access 95 内の不適切なリレーション ... 10-3 表に対する主キーの定義 ... 10-4 Microsoft Access ODBC データソースを使用した表データの移行 ... 10-5 データ移行時の不適切なブール値 ... 10-5 Microsoft Access のエラー・メッセージ ... 10-6Microsoft SQL Server およびおよびおよびおよび Sybase Adaptive Server のトラブルシューティングのトラブルシューティングのトラブルシューティングのトラブルシューティング ... 10-7 ストアド・プロシージャのコレクション ... 10-7 所有者がいないスキーマ・オブジェクト ... 10-7
v
オフライン取得スクリプトの文字 ... 10-8 空の文字列データを含む表の移行 ... 10-10 Microsoft SQL Server および Sybase Adaptive Server に関するパーサーのリファレンス情報 .... 10-11
用語集
用語集
用語集
用語集
索引
索引
索引
索引
vii
はじめに
はじめに
はじめに
はじめに
viii
このマニュアルの用途
このマニュアルの用途
このマニュアルの用途
このマニュアルの用途
このマニュアルでは、Oracle Migration Workbench リリース 9.2.0 for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP を使用して、他社のデータベースを Oracle データベースに移行する方法に ついて説明します。また、移行プロセスの詳細も説明します。
対象読者
対象読者
対象読者
対象読者
このマニュアルは、他社のデータベースを Oracle データベースに移行する必要があるアプ リケーション開発者を対象としています。関連ドキュメント
関連ドキュメント
関連ドキュメント
関連ドキュメント
Migration Workbench には、次の関連ドキュメントがあります。■ 『Oracle Migration Workbench Frequently Asked Questions (FAQ)』 ■ Oracle Migration Workbench オンライン・ヘルプ
■ 『Oracle Migration Workbench リリース・ノート』
また、Migration Workbench には、移行可能な他社のデータベース固有のリファレンス・ガ イドも含まれています。
■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for Informix Dynamic Server
Migrations』
■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for Microsoft Access 2.0/95/97/2000
Migrations』
■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for Microsoft SQL Server and Sybase
Adaptive Server Migrations』
■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for MySQL 3.22, 3.23 Migrations』 ■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for IBM DB2/400 V4R5 Migrations』 ■ 『Oracle Migration Workbench Reference Guide for IBM DB2 UDB Migrations』
次のドキュメントにもデータベースの移行に関連する内容が記載されています。
■ 『Oracle Database アプリケーション開発者ガイド』 ■ 『Oracle Database 概要』
■ 『Oracle Database 管理者ガイド』 ■ 『Oracle Database SQL リファレンス』
ix
リリース・ノート、インストール関連ドキュメント、ホワイト・ペーパーまたはその他の関 連ドキュメントは、OTN-J(Oracle Technology Network Japan)から、無償でダウンロード できます。OTN-J を使用するには、オンラインでの登録が必要です。登録は、次の Web サ イトから無償で行えます。
http://otn.oracle.co.jp/membership/
すでに OTN-J のユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次の URL で OTN-J Web サイトの Migration Workbench のドキュメントのセクションに直接接続できます。
http://otn.oracle.co.jp/software/tech/migration/index.html
他社のデータベース・システムから Oracle に移行したことにより、運用の効率化、セキュ リティの向上およびパフォーマンスの向上を実現した、United Airlines 社、Raytheon 社お よび Gulf Insurance Company 社の事例について、次の Web サイトの「The Great
Migration」を参照してください。
http://www.oracle.com/oramag/oracle/02-may/index.html?o32migration.html
用語
用語
用語
用語
このマニュアルでは、Windows は、Microsoft Windows 98、Windows NT 4.0、Windows 2000 または Windows XP のオペレーティング・システムを指します。
表記規則
表記規則
表記規則
表記規則
この項では、このマニュアルで使用される表記規則について説明します。 規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 固定幅フォント 固定幅フォントは、コマンド、ディレクトリ名、ユーザー名、パス名お よびファイル名を示します。 イタリック イタリック体は、変数(ファイル名の変数部分など)を示します。大文字 大文字は、Structured Query Language(SQL)の予約語、初期化パラ メータおよび環境変数を示します。
x
コマンド構文
コマンド構文
コマンド構文
コマンド構文
コマンドおよびファイルの内容を示すすべての例は、固定幅フォントで示されます。この項 では、コマンド構文で使用される表記規則について説明します。コード例の変数
コード例の変数
コード例の変数
コード例の変数
次の表に、このマニュアル全体で使用する変数を示します。他の変数については、使用する 箇所で説明します。オンライン・ドキュメント要件
オンライン・ドキュメント要件
オンライン・ドキュメント要件
オンライン・ドキュメント要件
Migration Workbench に組み込まれているオンライン・ドキュメントを参照するには、Web ブラウザ(Netscape Navigator 4.0 以上など)を使用します。PDF ドキュメントを表示する には、Adobe Acrobat Reader バージョン 4.0 以上を使用します。次の Web サイトで、 Adobe Acrobat Reader をダウンロードできます。
http://www.adobe.com/products/acrobat/readstep.html 規則 規則規則 規則 意味意味意味意味 中カッコ { } 中カッコは必須項目を示します。 .DEFINE {macro1} 大カッコ [ ] 大カッコは、任意に選択する項目を示します。 cvtcrt termname [outfile] 省略記号 ... 省略記号は、任意の数の類似項目を示します。 CHKVAL fieldname value1 value2 ... valueN
イタリック イタリック体は特定の値を指定する必要がある変数を示します。 library_name 縦線 | 縦線は、中カッコまたは大カッコ内の複数の選択項目の区切りに使 用します。 SIZE filesize [K|M] 変数 変数変数 変数 説明説明説明説明
ORACLE_HOME Windows では環境変数 %ORACLE_HOME%、UNIX では環境変数 $ORACLE_HOME で指定されるOracle ホーム・ディレクトリ。 OMWB_install_dir Migration Workbench をインストールした絶対ディレクトリ。
xi
オンライン・サポート
オンライン・サポート
オンライン・サポート
オンライン・サポート
オラクル社カスタマ・サポート・センターに連絡する前に、viii ページの「関連ドキュメン ト」に示す Migration Workbench ドキュメントを参照してください。質問に対する答えをこ れらのドキュメントでみつけることができない場合に使用可能な他の形式のサポートについ ては、次の項を参照してください。 OTN-J への登録への登録への登録への登録 サポート方法のいずれかを使用する前に OTN-J に登録する必要があります。OTN-J への登 録の手順は、次のとおりです。 1. ブラウザを使用して次の URL を表示します。 http://otn.oracle.co.jp/membership/index.html 2. 「新規プロファイル登録新規プロファイル登録新規プロファイル登録新規プロファイル登録」→「SSL 通信に対応しているときはこちらへ通信に対応しているときはこちらへ通信に対応しているときはこちらへ通信に対応しているときはこちらへ」または「SSL 通信に対応していないときはこちらへ 通信に対応していないときはこちらへ通信に対応していないときはこちらへ 通信に対応していないときはこちらへ」をクリックします。 3. OTN-J 登録フォームに必要事項を入力して、「基本情報登録基本情報登録基本情報登録基本情報登録」をクリックします。 OTN-J ディスカッション・フォーラムディスカッション・フォーラムディスカッション・フォーラムディスカッション・フォーラム OTN-J ディスカッション・フォーラムを使用してサポートを要請することもできます。 Oracle ディスカッション・フォーラムを表示するには、OTN-J に登録する必要があります。 現在議論されているトピックを表示したり、Migration Workbench に関するメッセージをポ ストするには、次の手順を実行します。 1. ブラウザを使用して次の URL を表示します。 http://otn.oracle.co.jp/forum/index.html概要 1-1
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概要
概要
概要
概要
この章では、Oracle Migration Workbench(Migration Workbench)を使用して、他社の データベースを Oracle データベースに移行する方法について説明します。また、移行プロ ジェクトを計画するために実行する必要がある移行プロセスおよびタスクについても説明し ます。この章の内容は次のとおりです。 ■ 概要 ■ Migration Workbench の動作 ■ 移行プロセスでの Migration Workbench の使用 ■ Migration Workbench のメリット ■ サポートされている他社のデータベース
概要
1-2 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
概要
概要
概要
概要
Oracle データベースでは、他社のデータベースより高いスケーラビリティ、信頼性、パ フォーマンスおよびセキュリティが提供されます。このため、多くの企業が、現行のデータ ベース(Microsoft SQL Server、Microsoft Access など)から Oracle データベースに移行し ています。データベースの移行は複雑なプロセスであるため、オラクル社では Migration Workbench を提供しています。Migration Workbench は、他社のデータベースから Oracle データベースに移行する場合に有効なツールです。このマニュアルでは、移行プロセス、お よび Migration Workbench を使用して他社のデータベースから Oracle データベースに移行 する方法について説明します。 Migration Workbench は、ソース・データベースから情報を取得してソース・モデルに表示 します。ソース・モデルは、Workbench リポジトリに格納されているソース・データベース の構造を表します。Migration Workbench を使用すると、データ(スキーマ・オブジェク ト、トリガー、ストアド・プロシージャなど)を移行できます。Migration Workbench で は、Workbench リポジトリという独自のリポジトリを使用して、移行中に存続する移行情報 を格納します。また、ソース・モデルの変更および同等の Oracle モデルの生成もできます。 Oracle モデルは、移行先データベースの構造を表し、Workbench リポジトリに格納されま す。Migration Workbench は、ソース・モデルの情報を使用して Oracle モデルに移入しま す。その後、ソース・モデルおよび Oracle モデルの情報を使用して、データベース・オブ ジェクトの比較、Oracle の予約語との競合の確認および移行プロセスの管理を行うことがで きます。
Migration Workbench の動作
の動作
の動作
の動作
この項では、Migration Workbench のコンポーネントの詳細、およびそれらを使用して他社 のデータベースを Oracle データベースに移行する方法について説明します。図 1-1に、 Migration Workbench およびプラグインでソース・データベースから情報を読み取り、 Oracle データベースを作成する方法を示します。Migration Workbench は、Workbench リ ポジトリに格納されている情報を使用して Oracle データベースに移行します。Oracle モデ ルおよびソース・モデルを使用して、移行前にソース・モデルまたは Oracle モデルに対し て行う必要がある変更を確認できます。Migration Workbench の動作 概要 1-3 図 図図 図 1-1 Migration Workbench アーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャアーキテクチャ
Migration Workbench
Migration Workbench では、他社のデータベースを Oracle データベースに移行する場合に 有効なユーザー・インタフェース(ウィザードを含む)が提供されています。Migration Workbench には、次のウィザードおよびスクリプトが組み込まれています。 ■ ソース・データベースを取得するための取得ウィザード ■ ソース・モデルを Oracle モデルに移行するための移行ウィザード ■ データベースの構造を記述する一連のファイルを作成するスクリプト、およびソース・ データベースから移行先データベースにデータをコピーするスクリプト これらのウィザードおよびスクリプトを使用した後、Migration Workbench のユーザー・イ ンタフェースを使用して Oracle モデルをカスタマイズできます。 様々な他社のデータベースを移行するために、Migration Workbench では、移行可能なデー タベースそれぞれに固有のプラグインを使用します。Migration Workbench に 1 つ以上のプ ラグインをインストールする必要があります。
移行プロセスでの Migration Workbench の使用
1-4 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
プラグイン
プラグイン
プラグイン
プラグイン
Migration Workbench は、プラグインを使用して、ソース・データベースのデータ・ディク ショナリからデータを抽出し、ソース・モデルを作成します。また、プラグインを使用して ソース・モデルを Oracle モデルに変換します。Workbench リポジトリ
リポジトリ
リポジトリ
リポジトリ
Workbench リポジトリは、ソース・モデル、Oracle モデル、および移行に関する情報を格 納する Oracle データベースの表の集まりです。ソース・モデルおよび Oracle モデルを Workbench リポジトリに格納することによって、本番環境に影響を与えずに移行をカスタマ イズできます。Workbench リポジトリは、移行中のデータベースに関する依存性情報を保存 します。Workbench リポジトリの格納には、Oracle8i または Oracle9i データベースを使用すること をお薦めします。ただし、必要に応じて、Migration Workbench とともにインストールされ るデフォルトの Workbench リポジトリに情報を格納できます。
移行プロセスでの
移行プロセスでの
移行プロセスでの
移行プロセスでの Migration Workbench の使用
の使用
の使用
の使用
Migration Workbench のプロセスには、次の 3 段階があります。 ■ ソース・データベースの取得 ■ Oracle モデルの作成およびカスタマイズ ■ ソース・データベースから Oracle データベースへの移行ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
ソース・データベースの取得
この段階では、Migration Workbench を使用して、ソース・データベースのデータ・ディク ショナリからメタデータを抽出し、Workbench リポジトリのソース・モデルに移入します。 この段階では、次の 2 つの方法を使用できます。 ■ 取得ウィザードを使用して、ソース・データベースに接続し、データベース構造を抽出 してソース・モデルに移入します。 ■ ソース・データベースに対して実行する Migration Workbench 取得スクリプトを使用し て、データベース構造を記述したファイルを取得します。その後、Migration Workbench を使用して、これらのファイルからソース・モデルに移入します。 これらのタスクの詳細は、第 4 章「ソース・データベースの取得」を参照してください。移行プロセスでの Migration Workbench の使用 概要 1-5
移行先データベースへのアクセス
移行先データベースへのアクセス
移行先データベースへのアクセス
移行先データベースへのアクセス
移行を行うために移行先データベースにアクセスするには、次のロールおよび権限が必要で す。ロール
ロール
ロール
ロール
CONNECT WITH ADMIN OPTION RESOURCE WITH ADMIN OPTION
権限
権限
権限
権限
ALTER ANY ROLE ALTER ANY SEQUENCE ALTER ANY TABLE ALTER TABLESPACE ALTER ANY TRIGGER CREATE ANY SEQUENCE CREATE ANY TABLE CREATE ANY TRIGGER CREATE PUBLIC SYNONYM CREATE ROLE
CREATE TABLESPACE CREATE USER DROP ANY SEQUENCE DROP ANY TABLE DROP ANY TRIGGER DROP TABLESPACE DROP USER GRANT ANY ROLE INSERT ANY TABLE SELECT ANY TABLE
注意 注意注意
Migration Workbench のメリット
1-6 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
Oracle モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
モデルの作成およびカスタマイズ
この段階では、Migration Workbench を使用して、ソース・データベースのメタデータ (ソース・モデルに表示される)を Oracle モデル内の類似した Oracle スキーマ・オブジェク トにマップします。取得ウィザードを使用すると、デフォルトで自動的に Oracle モデルが 作成されます。ソース・モデルと Oracle モデルの両方とも、後の段階でカスタマイズでき ます。 このタスクの詳細は、第 5 章「Oracle モデルの作成およびカスタマイズ」を参照してくださ い。ソース・データベースから
ソース・データベースから
ソース・データベースから
ソース・データベースから Oracle データベースへの移行
データベースへの移行
データベースへの移行
データベースへの移行
この段階では、Migration Workbench を使用して、ソース・データベースを Oracle データ ベースに移行します。Migration Workbench は、スキーマ・オブジェクト情報を Oracle モ デルから抽出し、移行先データベースにこれらのオブジェクトを作成します。また、Oracle データベースにスキーマ・オブジェクトを作成した後、これらのオブジェクトにソース・ データベースからデータを移入します。このタスクの詳細は、第 6 章「データベースの移 行」を参照してください。 Migration Workbench は、ソース・データベース・システムの一部の機能をレプリケートし ます。これらのレプリケートされたソースの機能は、omwb_emulation スキーマに作成さ れます。Migration Workbench は、移行先データベース内のすべてのユーザーがこれらの機 能にアクセスできるように、これらの機能に対してパブリック・シノニムを作成します。
Migration Workbench のメリット
のメリット
のメリット
のメリット
次に、他社のデータベースから Oracle データベースへの移行に Migration Workbench を使 用するメリットを示します。 ■ 移行作業における労力とリスクが軽減します。 ■ 移行を自動化できる度合いに基づき、詳細な情報によって判断できます。 ■ 他社のデータベースから Oracle データベースにデータおよびアプリケーションを移行す る手順が簡素化されます。 ■ 他社のデータベース全体(トリガーおよびストアド・プロシージャを含む)を移行でき ます。 ■ 移行プロセスの管理に役立つ、統合されたビジュアル環境が提供されます。 ■ 比較用に、ソース・モデルと Oracle モデルが表示されます。 ■ 移行に関するフィードバックがレポートされます。
Migration Workbench のメリット 概要 1-7 ■ ソース・モデルおよび Oracle モデルをカスタマイズして、移行プロセスを最大限に自動 化できます。 ■ Migration Workbench を使用して他社のデータベースに接続せずに、そのデータベース からメタデータを収集できます。 ■ 各段階で直感的に使えるウィザードを使用して移行を実行できるため、移行プロセスが 簡単になります。 Migration Workbench のすべてのプラグインは、表、索引、およびユーザーをサポートして います。表 1-1に、Migration Workbench によってサポートされているソース・データベー スの機能(制限付きの場合あり)を示します。 参照 参照参照 参照 : 特定の機能のサポートの詳細は、移行している他社のデータベー スのリファレンス・ガイドを参照してください。 表 表表 表 1-1 Migration Workbench でサポートされている他社のデータベースの機能でサポートされている他社のデータベースの機能でサポートされている他社のデータベースの機能でサポートされている他社のデータベースの機能 機能 機能機能 機能 Sybase Adaptive Server およびおよびおよびおよび Microsoft SQL Server Microsoft Access1 1 リレーション、リンク表およびアプリケーション・コードの再利用がサポートされています。 Informix Dynamic Server MySQL2 2 ENUM がサポートされています。 IBM DB2/400 IBM DB2 UDB ストアド・プロシー ジャ はい いいえ はい なし なし いいえ トリガー はい なし はい なし いいえ いいえ ビュー はい はい3 3 ビューは、解析されず、Microsoft Access では「クエリー」と呼ばれます。 はい なし はい4 4 ビューは解析されません。 いいえ 制約5 5 制約には、外部キー、主キーおよびチェック制約が含まれます。 はい はい6 6 検証規則はサポートされていません。 はい はい いいえ はい7 7 制約は解析されません。 グループ はい なし はい なし なし はい 埋込み SQL なし なし はい8 8 ESQL/C は Pro*C に移行されます。 なし なし なし 複数データベース はい いいえ はい はい いいえ はい
サポートされている他社のデータベース
1-8 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
サポートされている他社のデータベース
サポートされている他社のデータベース
サポートされている他社のデータベース
サポートされている他社のデータベース
Migration Workbench を使用して、次の他社のデータベースを Oracle データベースに移行 できます。
■ Microsoft SQL Server 6.5、7.0 および 2000 ■ Sybase Adaptive Server 11 および 12
■ Microsoft Access 2.0、95、97 および 2000 ■ Informix Dynamic Server 7.3
■ Informix Dynamic Server 9.1 ■ MySQL 3.22 および 3.23
■ IBM DB2/400 V4R3 および V4R5 ■ IBM DB2 UDB 6、7.1 および 7.2
移行計画の準備 2-1
2
移行計画の準備
移行計画の準備
移行計画の準備
移行計画の準備
この章では、移行計画を作成する手順について説明します。移行計画に必要な部分を明確に し、それぞれに何を含める必要があるかを判断する方法および移行に伴うリスクを回避する 方法について説明します。この章の内容は次のとおりです。 ■ タスク 1: 移行要件の確認 ■ タスク 2: Migration Workbench を使用した場合のワークロードの見積り ■ タスク 3: 運用要件の分析 ■ タスク 4: アプリケーションの分析 ■ タスク 5: 移行の計画タスク 1: 移行要件の確認
2-2 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
タスク
タスク
タスク
タスク 1: 移行要件の確認
移行要件の確認
移行要件の確認
移行要件の確認
このタスクでは、移行するデータベースおよびそのデータベースにアクセスするアプリケー ションを明確にします。また、業務要件の評価およびテスト基準の定義も行います。 移行要件を確認するには、次の手順を実行します。 1. 移行する範囲を定義します。 移行する範囲を定義するために、他社のデータベースおよびそのデータベースにアクセ スするアプリケーションに関していくつかの項目を選択する必要があります。移行の問 題および依存性のリストを作成するには、次のことを考慮します。 ■ 移行する他社のデータベースについて – バージョン – キャラクタ・セット ■ 他社のデータベースを Oracle データベースに移行すると影響を受けるソース・アプ リケーションについて – 他社のアプリケーションの言語 – 使用しているアプリケーション言語のバージョン 移行の範囲で、移行する必要があるアプリケーションを特定しておく必要がありま す。データベースを移行すると影響を受ける、すべての必要なアプリケーションが 含まれていることを確認してください。 ■ Oracle データベースへの移行に関連する接続性の問題のタイプについて – アプリケーションを他社のデータベースに接続するために接続ソフトを使用す るかどうか。アプリケーションを Oracle データベースに接続するために接続 ソフトを変更する必要があるかどうか。 – 使用する接続ソフトのバージョンは何か。Oracle データベースに接続するため にこの同じバージョンを使用できるかどうか。 ■ アプリケーションを再作成するか、またはアプリケーションを変更して Oracle デー タベースで動作させるかどうかについて 2. 表 2-1を使用して、ソース・データベース環境が複雑か、または単純かを判断します。 個々の移行計画に基づいて要件を確認します。 その移行が単純な計画である場合は、このマニュアルに示すすべてのタスクを実行する 必要はありません。ユーザーの使用環境に基づいて決定します。たとえば、複雑な計画 である場合は、データベースにアクセスしているアプリケーションの複雑さに伴って追 加のテストが必要な場合があります。タスク 1: 移行要件の確認 移行計画の準備 2-3 3. 移行先データベースにハードウェアの追加およびバックアップ・スケジュールの再作成 が必要かどうかを判断します。 4. 評価項目と評価基準を定義します。 移行の精度を測定するための評価項目を定義します。その後、評価基準によって移行が 正常に実行されたかどうかを確認します。要件に基づいて評価項目を作成し、安定性の 測定、パフォーマンスの評価およびアプリケーションのテストも行います。Oracle デー タベースおよびアプリケーションを本番環境に配置する前に、必要な評価項目を決定す る必要があります。 5. 移行要件を記載したドキュメントを作成します。 要件ドキュメントでは、タスクを明確に定義して個々の要件を集約し、必要に応じて詳 細な要件に分割します。 表 表表 表 2-1 複雑な計画と単純な計画複雑な計画と単純な計画複雑な計画と単純な計画複雑な計画と単純な計画 複雑な計画 複雑な計画複雑な計画 複雑な計画 単純な計画単純な計画単純な計画単純な計画 次の項目の 1 つ以上が該当する場合 : ■ 大規模データベース(25GB を超え る) ■ データ・ウェアハウス ■ 大規模アプリケーション(100 を超え るフォーム、レポートおよびバッチ・ ジョブ) ■ データベースが複数の業務で使用さ れている ■ 分散配置 ■ 大規模ユーザー・ベース(100 を超え る) ■ 高可用性要件(止められない環境な ど) 次の項目が該当する場合 : ■ 小規模データベース(25GB 未満) ■ 単純なオンライン・トランザクション処理 (OLTP) ■ 小規模アプリケーション(100 未満のフォーム、 レポートおよびバッチ・ジョブ) ■ データベースは 1 部門で使用されています。 ■ 集中配置 ■ 小規模ユーザー・ベース(100 未満) ■ 平均可用性(営業時間)
タスク 2: Migration Workbench を使用した場合のワークロードの見積り
2-4 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
タスク
タスク
タスク
タスク 2: Migration Workbench を使用した場合のワークロードの
を使用した場合のワークロードの
を使用した場合のワークロードの
を使用した場合のワークロードの
見積り
見積り
見積り
見積り
このタスクでは、Migration Workbench を使用して、自動化可能な作業と手動作業の量を計 算に基づいて決定します。 Migration Workbench を使用してワークロードを見積もるには、次の手順を実行します。 1. Migration Workbench を使用して、ソース・モデルの取得、Oracle モデルの作成および移行先データベースへの移行を行います。 Migration Workbench を使用すると、ソース・モデルを使用してソース・データベース を、Oracle モデルを使用して移行先データベースのプレビューを分析できます。ソー ス・データベースを取得した後で、ソース・モデルおよび Oracle モデルに格納されて いる取得データを分析します。Workbench リポジトリの内容と構造が正しいことを確認 し、プロセス全体にかかる時間を判断します。 2. Migration Workbench レポートを生成および使用して、取得プロセスおよび移行プロセ スの評価、データベース・オブジェクトの合計数の分類、および自動的に変換および移 行可能なオブジェクトの数の確認を行います。 サマリー、詳細、エラーおよび警告のレポートでは、実行されたアクションに関する情 報が提供され、警告およびエラーが記録されます。また、移行先データベースにアクセ スするアプリケーションに対して変更を行う必要があるかどうかを評価できるように、 Oracle モデルに対して行われた変更が確認されます。
3. Migration Workbench の実行中に発生した問題を評価および分類します。Migration Workbench のレポートでは、次のものについての有効な情報が提供されます。 ■ ソース・データベース取得時にロードされなかった表 ■ Oracle モデルの作成時に解析が行われなかったストアド・プロシージャ、ビューお よびトリガー ■ 手動操作が必要な構文 ■ 移行先データベースへの移行時に正常に作成されなかったデータベース・オブジェ クト ■ 移行先データベースへの移行時に正常に移行されなかったデータ 4. Migration Workbench のレポート内の各エラーまたは警告に対して、次の項目を評価し ます。 ■ 問題が発生した回数 ■ 問題の修正に必要な時間(工数) ■ 問題の修正に必要なリソース数 複雑な問題を解決した後は、次に同様の問題が発生した場合、より簡単かつ迅速に 解決できます。
タスク 4: アプリケーションの分析 移行計画の準備 2-5 これらのレポートを使用して各エラーを評価し、修正にかかる時間を判断します。これ らのレポートは、Migration Workbench によって作成されたデータベースのサイズの確 認に有効です。
タスク
タスク
タスク
タスク 3: 運用要件の分析
運用要件の分析
運用要件の分析
運用要件の分析
このタスクでは、次の手順を実行して運用要件を分析します。 1. ソース・データベースを移行先データベースに移行する場合の運用上の考慮点を分析し ます。次の項目について考慮します。 ■ 必要なバックアップおよびリカバリの変更について ■ 移行時に必要な停止時間について ■ パフォーマンス要件への適合について ■ 運用時間枠の変更について ■ 停止時間が業務に与える影響について ■ 必要なトレーニング要件または社員に関する追加要件について ■ 他社のデータベースと Oracle データベースを同時に実行する必要性について 2. 各タスクに対して、実行に必要なリソースと時間を判断します。 3. 最初の移行計画を作成します。 要件の確認および計画の段階で収集した情報を使用して、最初の移行計画を作成しま す。タスク
タスク
タスク
タスク 4: アプリケーションの分析
アプリケーションの分析
アプリケーションの分析
アプリケーションの分析
このタスクでは、ソース・データベースで実行されているアプリケーションのユーザー、 ソース・データベースに必要なハードウェア、アプリケーションの機能およびソース・デー タベースに対するアプリケーションのインタフェースを確認します。また、データベースへ の接続および必要な変更を明確にするためにアプリケーションで使用されるメソッドも分析 します。 注意 注意注意 注意 : 移行する範囲が複雑な計画(表 2-1を参照)である場合は、これ らのすべての項目に対処することをお薦めします。単純な計画である場合 は、該当する項目にのみ対処します。タスク 5: 移行の計画
2-6 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
アプリケーションを分析するには、次の手順を実行します。 1. アプリケーションを移行先データベースで効果的に実行するためにアプリケーションへ の変更が必要かどうかを判断します。 2. アプリケーションへの変更が必要な場合は、アプリケーションの再作成または変更のど ちらがより効果的かを判断します。 Oracle データベースを使用するためにアプリケーションを再作成する場合は、次のこと を考慮します。 a. アプリケーションの再作成に必要なプロジェクト・ドキュメントを作成します。た とえば、設計仕様および要件ドキュメントが必要です。 b. 仕様に従ってアプリケーションを再作成します。 c. アプリケーションが Oracle データベースに対して動作することをテストします。 Oracle データベースを使用するためにアプリケーションを変更する場合は、次のことを 考慮します。 a. アプリケーション内に存在する、データベースへの接続数を確認し、Oracle データ ベースを使用するためにこれらの接続を変更します。 ODBC または JDBC 接続を使用するために、接続情報を変更する必要がある場合が あります。 b. Oracle データベースに対してアプリケーションのテストを行う前に、アプリケー ション内の変更する必要がある埋込み SQL 文を特定します。 c. Oracle データベースを使用してアプリケーションをテストします。 3. アプリケーションの再作成または変更に関連する各問題に対処するための時間およびリ ソースを割り当てます。 4. タスク 1 で作成した、この計画についての全体的な要件ドキュメントを更新します。
タスク
タスク
タスク
タスク 5: 移行の計画
移行の計画
移行の計画
移行の計画
このタスクでは、移行に関連する可能性がある不確定要素(ソース・データベースと移行先 データベースでのテクノロジの違いなど)を分析します。計画段階では、次の項目を分析し ます。 ■ この移行計画の予算制約を見積もります。 ■ 移行計画を作成するための情報を収集します。 ■ 移行にかかる時間を見積もります。 ■ 移行を完了し、テストするために必要なリソースの量を計算します。タスク 5: 移行の計画 移行計画の準備 2-7 移行を計画するには、次の手順を実行します。 1. タスク 1 の移行要件を完全に満たすために必要なタスクのリストを定義します。 2. 移行を完了するために必要なタスクのリストを分類します。 これらのタスクを業務別にグループ化する必要があります。これによって、リソースを より正確にスケジュールおよび割当てできます。 3. タスク 3 および 4 で収集した情報に基づいて移行計画を更新して最終版を確定します。 4. 移行計画が移行の要件を満たしていることを確認してください。 移行計画には、計画の説明、割り当てられたリソース、トレーニング要件、移行結果、 全体要件、環境分析、リスク分析、アプリケーション評価および移行スケジュールを含 める必要があります。
タスク 5: 移行の計画
移行を行う前に 3-1
3
移行を行う前に
移行を行う前に
移行を行う前に
移行を行う前に
この章では、Migration Workbench を使用して他社のデータベースを Oracle データベース に移行する前に実行する必要があるタスクについて説明します。これらのタスクを、移行可 能な他社のデータベースのプラグインごとに示します。 この章の内容は次のとおりです。 ■ Migration Workbench の構成 ■ プラグインの構成 ■ Oracle データベースに関する接続情報の確認
Migration Workbench の構成
3-2 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
Migration Workbench の構成
の構成
の構成
の構成
移行する他社のデータベースに関係なく、Migration Workbench が最新バージョンであるこ とを確認します。Migration Workbench および移行する他社のデータベースに適したプラグ インを Oracle Technology Network Japan の次の Web サイトからダウンロードできます。
http://otn.oracle.co.jp/software/tech/migration/index.html
Workbench リポジトリのデータベース・ユーザーの作成
リポジトリのデータベース・ユーザーの作成
リポジトリのデータベース・ユーザーの作成
リポジトリのデータベース・ユーザーの作成
他社のデータベースを Oracle データベースに移行するには、Migration Workbench にリポ ジトリが必要です。Workbench リポジトリに Oracle8i または Oracle9i データベースを使用 する場合は、データベース・ユーザー・アカウントを使用してそのデータベースにアクセス する必要があります。移行用に、Workbench リポジトリ・ユーザーとして専用のユーザー・ アカウント(REPUSER など)を作成することをお薦めします。REPUSER ユーザーは後で削 除できるため、データベースから移行のすべての形跡を削除できます。移行に標準のアカウ ント(system など)は使用しないでください。 REPUSER ユーザーを作成するには、次の手順を実行します。 1. Workbench リポジトリに使用する Oracle データベースを持つシステムにログオンしま す。 Workbench リポジトリを持つ REPUSER データベース・ユーザーを作成するには、 Oracle データベースに接続する必要があります。REPUSER アカウントを作成するには、 Oracle データベースに接続しているユーザーに、Oracle データベースに対する DBA 権 限が付与されている必要があります。
2. 次のコマンド(password は、データベース・ユーザーのパスワード)を使用して SQL*Plus を起動します。
prompt> sqlplus SYSTEM/PASSWORD
次のようなメッセージが表示されます。
Connected to:
Oracle9i Release 9.2.0.1.0 - Production JServer Release 9.2.0.1.0 - Production
注意 注意注意 注意 : Migration Workbench を使用する前に、ソース・データベースの バックアップを行うことをお薦めします。ソース・データベースのバック アップの詳細は、個々のソース・データベースに付属のドキュメントを参 照してください。
プラグインの構成
移行を行う前に 3-3 3. 次のコマンドを入力して、REPUSER ユーザーを作成し、ユーザー・パスワードを
REPUSER に設定します。
SQL> CREATE USER REPUSER IDENTIFIED BY REPUSER;
次のメッセージが表示されます。
User Created.
4. 次のとおり入力して、REPUSER ユーザーに権限を割り当てます。
SQL> GRANT CONNECT,RESOURCE TO REPUSER;
次のメッセージが表示されます。 Grant succeeded.
プラグインの構成
プラグインの構成
プラグインの構成
プラグインの構成
Oracle データベースに移行する他社のデータベースによっては、接続情報を構成し、ドライ バをインストールする必要がある場合があります。他社のデータベースに固有の要件の詳細 は、次の項を参照してください。 ■ Microsoft SQL Server から移行する前に ■ Sybase Adaptive Server から移行する前に ■ Microsoft Access から移行する前に■ Informix Dynamic Server から移行する前に
■ MySQL から移行する前に
■ IBM DB2/400 から移行する前に
■ IBM DB2 UDB から移行する前に
Microsoft SQL Server から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
Microsoft SQL Server データベースを移行用に構成するには、次の手順を実行します。 1. Migration Workbench で使用される Microsoft SQL Server ユーザーが、ソース・データ
ベースにアクセス可能であることを確認します。このユーザーは、Microsoft SQL Server データベースに対する DBA 権限を所有している必要があります。
2. Migration Workbench をインストールしたシステムから Microsoft SQL Server データ ベースに接続できることを確認します。
プラグインの構成
3-4 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
3. システムに Migration Workbench としてインストールされるリリース 3.70.06.23 以上の Microsoft SQL Server ODBC ドライバを、次のとおりインストールします。
Microsoft SQL Server ODBC ドライバは、Microsoft SQL Server クライアント・ソフト ウェアに付属しています。インストール手順は、Microsoft SQL Server のバージョンに よって異なります。Microsoft SQL Server ODBC ドライバの詳細は、Microsoft SQL Server 固有のドキュメントを参照してください。
4. 次の手順を実行して、Oracle ODBC データソースを設定します。
Oracle ODBC データソースは、データソース名(Data Source Names: DSN)の設定に 使用されます。ユーザー・レベルまたはシステム・レベルで DSN を作成できます。 a. 「スタートスタートスタートスタート」→「設定設定設定」→「コントロール設定 コントロールコントロールコントロール パネルパネルパネル」を選択します。パネル
「コントロール パネル」ダイアログ・ボックスが表示されます。
b. Windows 2000 を使用している場合は、「管理ツール管理ツール管理ツール」アイコンを選択します。管理ツール c. 「Data Source (ODBC)」アイコンを選択します。
「ODBC Data Source Administrator」ダイアログ・ボックスが表示されます。 d. 「User DSN」タブで、「Add」をクリックします。
「Create New Data Source」ダイアログ・ボックスが表示されます。 e. 「SQL Server」を選択した後、「Finish」をクリックします。
「Create a New Data Source to SQL Server」ダイアログ・ボックスが表示されます。 f. 「Name」フィールドにデータソース名を入力します。 g. ドロップダウン・リストから接続する SQL Server データベースを選択するか、ま たは入力した後、「Next」をクリックします。 h. ログイン ID の認証を確認した後、「Next」をクリックします。 i. オプションを確認した後、「Next」をクリックします。 j. 「Next」をクリックします。 k. 「Finish」をクリックします。
「ODBC Microsoft SQL Server Setup」ページが表示されます。
l. 「Test Data Source」オプションをクリックして、ODBC 接続が正しく設定されてい ることを確認した後、「OK」をクリックします。
接続に失敗した場合は、手順 d に戻り、接続の詳細を変更します。 m.「OK」をクリックします。
プラグインの構成
移行を行う前に 3-5
Sybase Adaptive Server から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
Sybase Adaptive Server データベースを移行用に構成するには、次の手順を実行します。 1. Migration Workbench をインストールしたシステムに Sybase Client ソフトウェアをイ
ンストールします。
2. Migration Workbench をインストールしたシステムから Sybase Adaptive Server データ ベースに接続できることを確認します。
3. Migration Workbench と同じシステムに、リリース 3.11.00.01 以上の Sybase Adaptive Server ODBC ドライバをインストールします。
Sybase Adaptive Server ODBC ドライバは、Sybase Adaptive Server 11 および Sybase Adaptive Server 12 のクライアント・ソフトウェアに付属しています。インストール手 順は、Sybase Adaptive Server のバージョンによって異なります。
4. 次の手順を実行して、Sybase Adaptive Server ODBC データソースを構成します。 ユーザー・レベルまたはシステム・レベルで DSN を作成できます。
a. 「スタートスタートスタートスタート」→「設定設定設定」→「コントロール設定 コントロールコントロールコントロール パネルパネルパネル」を選択します。パネル 「コントロール パネル」ダイアログ・ボックスが表示されます。
b. Windows 2000 を使用している場合は、「管理ツール管理ツール管理ツール」アイコンを選択します。管理ツール c. 「Data Source (ODBC)」アイコンを選択します。
「ODBC Data Source Administrator」ダイアログ・ボックスが表示されます。 d. 「User DSN」タブで、「Add」をクリックします。
「Create New Data Source」ダイアログ・ボックスが表示されます。
e. 「Sybase System 11」または「Sybase System 12」を選択した後、「Finish」をクリッ クします。
「ODBC Sybase Driver Setup」ダイアログ・ボックスが表示されます。 f. 「Data Source Name」フィールドに ODBC データソースの名前を入力します。 g. 「Server Name」フィールドに Sybase Adaptive Server がインストールされている
サーバーの名前を入力した後、「OK」をクリックします。 h. 「OK」をクリックします。
Sybase ODBC データソース接続が作成されます。
5. Sybase Adaptive Server データソースにサーバー・アドレスを設定します。
a. Sybase Adaptive Server の dsedit プログラムから、ディレクトリ・サービスを選 択した後、「OK」をクリックします。
プラグインの構成
3-6 Oracle Migration Workbench ユーザーズ・ガイド for Microsoft Windows 98/NT/2000/XP
c. 「Server Object」→「Modify Attribute」を選択します。
「Network Address Attribute」ダイアログ・ボックスが表示されます。 d. プロトコル・ネットワーク・アドレスが正しいことを確認します。 e. 「OK」をクリックします。
Microsoft Access から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
から移行する前に
Microsoft Access データベースを移行用に構成するには、次の手順を実行します。 1. Microsoft Access データベース・ファイルのバックアップを作成します。
2. Microsoft Access 2.0、95 または 97 を移行する場合は、Migration Workbench と同じシ ステムに次のものがインストールされていることを確認します。
■ Microsoft Access 97
■ リリース 4.00.4202.00 以上の Microsoft ODBC ドライバ
Microsoft ODBC ドライバは、次の Web サイトから最新バージョンの Microsoft Data Access Components(MDAC)をダウンロードして入手できます。
http://www.microsoft.com/data/download.htm
3. Microsoft Access 2000 を移行する場合は、Migration Workbench と同じシステムに次の ものがインストールされていることを確認します。
■ Microsoft Access 2000
■ リリース 4.00.4403.00 以上の Microsoft ODBC ドライバ
Microsoft ODBC ドライバは、次の Web サイトから最新バージョンの MDAC をダ ウンロードして入手できます。
http://www.microsoft.com/data/download.htm
4. セキュリティが有効な場合は、次の手順を実行して、保護されたデータベースの内容を 新しいデータベースにコピーし、セキュリティを無効にする必要があります。
Migration Workbench では、セキュリティが有効になっている Microsoft Access データ ベースの移行はサポートされていません。デフォルトでは、Migration Workbench に よって、Microsoft Access MDB ファイルの名前が移行先 Oracle ユーザーのユーザー名 として使用されます。この方法で Oracle ユーザーを作成する場合、パスワードは ORACLE です。
a. Microsoft Access で、「File」→「New Database」を選択します。 b. 「Blank Database」アイコンを選択した後、「OK」をクリックします。
c. 「File New Database」オプションで、データベースの名前を入力した後、「Create」 をクリックします。
プラグインの構成
移行を行う前に 3-7 d. 新しいデータベースで「File」→「Get External Data」→「Import」を選択しま
す。 e. インポート対象の保護された Microsoft Access データベースを選択した後、 「Import」をクリックします。 f. 「Import Objects」ダイアログ・ボックスで、「Options」をクリックします。 g. 「Relationships」、「Definition」および「Data」オプションを選択します。 h. 「Tables」タブで、「Select All」を選択します。 i. 「OK」をクリックします。
すべての Microsoft Access オブジェクト(セキュリティ設定を除く)が Microsoft Access データベースにコピーされます。
5. 他の Microsoft Access データベースにリンクされた表がアプリケーションに含まれてい る場合は、Microsoft Access IDE 内のアプリケーションをオープンし、「Tools」→ 「Add Ins」→「Linked Table Manager」を選択してこれらのリンクをリフレッシュし
ます。
6. Oracle Lite データベースに移行する場合は、Oracle Lite データベースの DSN を POLITE に変更してシステムを再起動する必要があります。
7. Microsoft Access データベースがレプリカ・データベースではなく、マスター・データ ベースであることを確認します。
データベースがレプリカの場合に Oracle Migration Workbench Exporter for Microsoft Access を使用してエクスポートを行うと、エラー・メッセージが表示されます。 Migration Workbench では、Microsoft Access データベースのレプリカの移行はサポー トされていません。
8. Microsoft Access で「Tools」→「Database」→「Compact Database」を選択して、 Microsoft Access データベース・ファイルを圧縮します。
9. Microsoft Access MDB ファイルが Migration Workbench をインストールしたシステム からアクセス可能であることを確認します。
注意 注意注意
注意 : Migration Workbench では、他の Microsoft Access データベース にリンクされた表がサポートされます。Migration Workbench は、移行す る各 Microsoft Access データベースに対応する Oracle データベース内に ユーザー・スキーマを自動的に作成します。ただし、移行先データベース に単一のユーザー・スキーマが作成されるようにするには、すべての表を 単一の Microsoft Access データベースに移動することをお薦めします。