京大名誉教授、(公財)体質研究会主任研究員 内海博司 放射線生物研究 ( )
安保世代と政権交代
オバマ大統領の誕生
昨年ほど、エキサイティングな一年はありませんでした。黒人のアメリカ大統領が生まれると は、女性大統領が生まれても、黒人大統領は生きている内には、無理だろうと思っていました。
また、放射線生物学を専門とする者として、本当に感動させられたのは、過去に原爆を使用した ことのあるアメリカの大統領が、チェコの首都プラハで行った 核兵器廃絶を訴えた 演説
( )でした。
私たちは、 世紀に自由のために戦ったように、 世紀には、世界中の人々が恐怖のない生活を送る 権利を求めて共に戦わなければなりません。そして、核保有国として、核兵器を使用したことがある唯 一の核保有国として、米国には行動する道義的責任があります。米国だけではこの活動で成功を収める ことはできませんが、その先頭に立つことはできます。その活動を始めることはできます。従って本日、
私は、米国が核兵器のない世界の平和と安全を追求する決意であることを、信念を持って明言いたします。
私は甘い考えは持っていません。この目標は、すぐに達成されるものではありません。おそらく私の生 きているうちには達成されないでしょう。この目標を達成するには、忍耐と粘り強さが必要です。しか し今、私たちは、世界は変わることができないという声を取り合ってはいけません。 イエス・ウィ・キャ ン と主張しなければならないのです。
しかし、 年4月7日付ウォールストリートジャーナル紙は, 核の迷妄説論者 (
)と題した社説で,オバマ大統領が行った核兵器廃絶を訴えた5日の演説を 酷評しています。中でも 核兵器を使った世界で唯一の核大国 として 道義的責任 に言及し たことは、広島への明け透けの謝罪は,日本の残虐な侵略なしに第二次世界大戦を終わらせるこ とで 万人の命を救ったハリー・トルーマンの評判への侮辱であるという論調であった。一方、
唯一の被爆国である日本の外務省、防衛省など、安保外交政策を担当する官僚が、 米政府は核 政策を転換しないように と訴えていたそうですから、この国はどうなっているのでしょうか?
キーワード オバマ大統領、核兵器削減、 、政権交代
シンチレーションカウンター
京都市左京区田中門前町 パストゥールビル 階 (公財)体質研究会
@