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平成13年度畜産新技術実用化対策事業自動ほ育システム定着化事業報告書:「大規模ほ育システム(哺乳ロボット)調査報告・参考資料集第3集」

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(1)

平成 13 年度

特用家畜振興推進事業

めん羊飼養におけるインターネット 利 用 等 に 関 す る 調 査 報 告 書 Ⅱ

平成 14 年 3 月

日 本 緬 羊 協 会

法 人社 団

(2)

ま え が き

(社)日本緬羊協会では、特用家畜振興推進事業を昨年度に引き続き本年度も実施いたし ました。

この事業は、めん半坂輿の検討並びに生産技術・指導力の向上、生産物利用技術の高度 化、指導情報の提供、めん羊産品利用などの啓発普及、めん羊に対する消費者のニーズの 把握等を推進し、めん羊を振興しようとするものであります。

平成13年度も二つのテーマを調査の対象とすることとし、そのうちの一つのテーマとし て 「めん羊飼養におけるインターネット利用等」を取り上げることにいたしました。、

近年、インターネットは急速な発展を遂げ、農業・畜産を含む様々な分野で、広く利用 されるようになりました。さらにこの一年でインターネットを取り巻く環境は整備され、

通信回線の高速化や各種のソフトの開発で操作が容易になり、ホームページも作成しやす くなりました。

このように状況において、使い勝手の良くなったインターネットの利用は、めん羊飼養 者だけでなく羊肉・羊毛等の生産物の販売や流通等の場においても大変有益であると考え られます。

そこで、インターネットがめん羊の生産、生産物の販売、情報交換等の現場において、

どのように利用され、そしてその効用はどのようなものなのか等の現状を把握するため、

利用者の事例等の実態調査及びアンケート調査を実施してその結果を報告書に取りまとめ ました。また、ホームページの作成の手順を分かりやすく解説するために、実際にホーム ページの開設を行いその結果を報告書に取りまとめました。

この報告書がめん羊振興のため、全国のめん羊関係者に広く活用されることを期待して やみません。

事業実施に当たりまして、ご指導ご協力を賜りました農林水産省生産局畜産部畜産技術 課の関係担当官及び現地調査・アンケート調査並びに取りまとめの労を賜りました東北大 学大学院農学研究科の八巻邦次氏並びに調査地等の関係各位に深く感謝申し上げます。

平成14年3月

社団法人 日本緬羊協会

豊 田 晋

会 長

(3)

目 次

Ⅰ.調査の目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

Ⅱ.調査の方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

Ⅲ.調査の結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 1.めん羊飼養者のインターネット利用状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2

1) ヨークシャーファームの事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 2) 松山農場の事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 3) ポーヤファームの事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 2.羊毛関係者のインターネット利用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 1) 羊工房 Masako の事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 2) 羊毛断熱材「サーモウール」の開発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 3.インターネットに関するアンケート調査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 1) アンケート調査票について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 16 2) アンケート調査の結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・‥ 16 3) インターネットによる情報の公開について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 4) めん羊関係者のインターネット利用の現状と問題点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19 4.ホームページの開設等について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 1) ホームページの開設の手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 2) ドメイン名の取得について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20 3)「羊のひろば」の開設事例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 4)ホームページの発信による利点について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25

Ⅳ.ま と め ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26

資 料

1.めん羊関係者のインターネットに関するアンケート調査票 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 2.アンケート分析図表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29

(4)

めん羊飼養におけるインターネット利用等に関する調査報告書Ⅱ

Ⅰ.調査の目的

ここ数年のインターネットの急速な発展によって、世界中のめん羊に関する情報を簡単 に得られるようになり、公的機関等の発信する情報も充実してきた。また、めん羊飼養者 等がインターネットを利用することで生産物の販売促進等に大きな利点をもたらす可能性 がある。昨年度の調査報告書では、インターネットの概要、畜産団体及び一部めん羊飼養 者の情報発信事例や今後のインターネットの可能性等について報告したが、さらにこの 1 年で先進的な経営を行っているめん羊生産者、羊毛加工に携わる人々、羊肉レストラン関 係者等から多くの情報がインターネットによって発信される状況になった。

そこで、本年度もめん羊関係者の先進的な情報発信の事例を報告することで、めん半開 係者がインターネットを利用して情報を発信する有効な方法について調査することを目的 とした。

また、めん半開係者 にアンケートを実施して、現状におけるめん 半開係者のインター ネットの利用がどのような状況なのか、今後どのようにインターネットを利用しようとし ているのか等を把握することも目的とし、調査した。

さらに、インターネット環境の構築、ホームページ開設の方法を示すとともに、新規 ホームページを開設し、めん羊関係者がめん羊に関する情報を交換できる場として整備を 進めて行く過程を示した。また、単なるホームページの開設に関する技術的な問題だけで はなく、現在めん羊飼養者等が直面している様々な問題に対して、どのようにこのホーム ページを利用して情報の交換を行えば良いか等について調査することも目的とした。

Ⅱ.調査の方法

中央協議会及び専門部会の検討に基づき、昨年度の調査報告を参考にしながら、現地に 赴き、聞き取り調査を行うとともに、この1年間の進展状況の資料を収集してインター ネットの利点はどのようなものであるか、特徴はどのようなものか、インターネットの利 用状況、インターネット業者(プロバイダー)等の事例を調査した。

資料の収集はインターネットの強力な検索機能を利用し、特に「めん羊」、「ひつじ 、」

「羊毛」等のキーワ・−ドでホームページの検索を行い、主なものを閲覧することによりめ ん羊関係者のインターネット利用状況を調査した。

また、アンケート送付先は、めん羊関係者名簿(日本緬羊協会所有)の中から 177 名を 選択し、めん半開係者のインターネットの利用がどのような状況なのか、また今後どのよ うにインターネットを利用しようとしているのか、それらの実情を把握するためにアン ケート調査票を送り調査を行った。

さらに、インターネット上にホームページを開設するために実際にプロバイダーに赴き

(5)

開設に必要な事項等を調査した。インターネットに関する技術的な問題についてはそれに 詳しい関係先に赴いて調査を行うとともに関連する書籍等を参照した。

Ⅲ.調査の結果

.めん羊飼養者のインターネット利用状況 1

)∃一クシャーファームの事例(

1 http //www.york.co.jp/

北海道の新得町で1988年からめん羊牧場とレストランを経営している竹田氏がインター ネットで発信しているホームページには、すでに2万 千人以上の人が訪れており、羊に関9 するホームページの中で最も人気のあるものの 一つである(図1)。このヨークシャー ファームのホームページはかなり良くできていて、めん半開係者がインターネットで発信 する場合の良いお手本となるだろう。現在はめん羊飼養だけでなくレストランやファーム イン等といった、めん羊飼養から生産物の流通消費までを含んだ一貫体制での営業を行っ ている。その中にはめん羊とのふれあいだけでなく羊毛を利用したクラフト教室なども含 まれている。また、農業体験やサホロ・スキー場の麓にあるという立地条件からスキー客 の宿泊施設としても人気がある。

ホームページの中に電子掲示板(BBS)があり、羊とのふれあいに感動したことや ファームインでの楽しい思い出を書き残している人が多い。これはリピーター(再び訪れ る人)が多いことを示し、レストランやファームインとしてかなり人気があることを示し ている。

日本ではあまり馴染みがないが、ヨーロッパではスイスアルプス 周辺の農村において ファームイン 型の長期滞在型宿泊施設 でバカンスを過ごすことがステータスになってい る。現在、日本中の農村でもこのようなファームインの構想が練られており、生産物を販 売するだけの農業ではなく、農村に来てもらい農業体験や農村景観を楽しんでもらう新し いレクリエーションのかたちが模索されている。めん羊飼養者もこのような生産から消費 までをトータルで連携する方策を考えていかなければ農業経営体として成功するのがなか なか難しい状況になっている 。このヨークシャーファーム の経営はめん羊を中心にした ファームインが成功している典型的な事例といえる。

また、ホームページの中には羊牧場のページがあり、飼養している羊の紹介や羊飼いの 四季として牧草の餌やりや雪中運動等の様子が写真入りで詳しく説明されている(

。このページでは羊飼い体験等のレクリエーション紹介も行っている。

2)

レストランのページでは自家製のフレッシュラムが精肉やレストランのメニューとして 通年で提供されていることが写真入りで紹介されている。ラムのステーキは 1,500 円、ラ ムのカレーは800円、ラムのハンバーグは900円となっている。その他のいろいろなメ ニューについても写真入りで紹介され、食欲をそそるようなページになっている。また、

「野外で豪快な丸焼きはいかがですか ?」ということで、子羊の丸焼きのコーナーもあ

(6)

http://www.york.co.jp/

図1 ヨークシャーファームのホームページ

(7)

http://www.york.co.jp/siki/winter.htm

図2 羊飼いの四季の様子を紹介するページ

り、料理している写真が掲載されている020〜30人が食べられるボリュームで38,000円と なっている。

このようにヨークシャーファーム のホームページは人気があるページというだけでな く、内容も充実しているホームページになっている。

ヨークシャーファームの竹田氏に聞き取り調査したところ、ホームページはすべて自分 で作成しているということであった。この経験は、ホームページを作成できずに因ってい

(8)

るめん羊飼養者にとって良い参考になるため、以下にその経験を述べてみたい。

竹田氏は 2 年前までは、コンピュータに不慣れでほとんどさわったこともなく、ワープ ロも満足に使えないような状況だった。はじめは近所の知り合いにいろいろ教えてもらっ ていたが、ホームページを更新しなければならない投階になって、自分でどうしてもコン ピュータを操作しなければならない状況になった。試行錯誤の結果、現在のようなホーム ページを発信できるようになったが、はじめは画像を取り込むことすら容易ではなく、指 導を受けながらやっと操作できるような状態であった。しかし市販のホームページ作成プ ログラムなどが安価で使えるようになり、現在では訪れたお客さんの写真などをデジタル カメラで撮って、すぐにホームページに掲載して更新している。慣れてしまうとそんなに 苦労はないと言っていた。

ホームページの発信は大手のプロバイダーを通して行っており、そのサーバーの使用料 金は月に 5 千円である。その他の通信料金等の必要経費を入れるとホームページの運営に

1 www.york.

月 万円程度が必要になる。また、発信する前にオリジナルのドメイン名(

)を取得しているためにその申請費用もかかった。しかし、年間数千人のアクセス co.jp

があり、宿泊等の予約は 30 %以上がインターネットを介して行われている。また 「全国、 旅のチャンネル」にリンクされていることもあり、福利厚生施設の補助金で来る人などは すべてインターネットを介して予約を申し込んで来る。このような状況を考えると、その コストは経営上から見ても、非常に安いものである。さらに、雑誌の取材や報道関係者の ほとんどがホームページを見て訪れてくることからも、インターネットの影響力は非常に 大きいと言える。

このように、竹田氏のところではインターネットを十分に利用して、めん羊飼養を行う とともにファームイン、レストラン等を経営しており、めん羊関係者でインターネットを 利用している最も先進的な良い事例である。

)松山農場の事例(

2 http://village.infoweb.ne.jp/~matuyama/

松山農場は北海道の美深町にあり、代表の柳生氏を中心にめん羊の乳(羊乳)を製品化 している先進的なめん羊の農場である。昭和62年にめん羊牧場とジャガイモ生産農場を開 設し、現在めん羊300頭、ジャガイモ20ヘクタールの規模で経営を行っている。

ホームページに関しては、最近リニューアルを行い、羊乳製品をインターネットで紹介 している(図3)。羊乳で作った製品にはアイスクリーム、チーズ、ヨーグルト、ミルク

(生乳)があり、インターネットを利用して通信販売も行っている。

また、ファームインも経営しており、そのファームイントントについてのページでは、

『交通の便の良いところとは決して言えませんが、静かでゆったりと時間が流れていてい ます。ここでは携帯電話の電波も通じません。都会の喧嗅を離れてゆっくりとしたい人に はぴったりの「隠れ家」的なロケーションです。道北方面にお越しの方で宿をお悩みの方 は是非!!かなりの穴場です』と紹介されており、都会の人にとってはかなり興味を惹き

(9)

図3 松山農場のホームページ

つけられるページとなっている。

チーズのページ( 4)では、初めて羊乳で作ったチーズについて、次のようなこぼれ 話が紹介されている『羊の乳製品中で 1 番苦労したのがチーズでした。こればかりは経験 と歴史が必要ですし、何百年もかけてようやく確固としたチーズになっていくのです。1 番先に試作したのが、あの有名なフランスの青カビタイプのロックフォールというチーズ でした。1995 年の春に 20kg ぐらい試作したのを覚えています。今、考えるとかなり良く できていたと思うのですが、製造した本人も周囲の社員もただ単に青カビが発生した腐っ たチーズもどきとしかとらえず、捨てようとしていました。その当時、フランス人の社員 がいましたので、食べてもらうと 「すごくおいしい。捨てるなら全部もらうよ」といっ て、 カ月ぐらいの内に全部食べてしまいました』と述べられている。1

ヨーグルトのページでは、『通常のヨーグルトよりも、水っぽさがない感じで、スプー ンですくった感じはプリンに近い』と紹介されている。また、ヨーグルトは日持ちの悪い 点が販売量の増えていかない要因であり、松山農場では製造日の10日後が賞味期限である

(10)

図4 羊乳チーズを紹介する!ページ

ため、個人向けの注文の場合は、注文を受けてから製造してすぐ発送するということを 行っているため、手間がかかっていると説明されている。値段は10個で2,500円となって いる。

このように松山農場のホームページは、商品紹介のページに『こぼれ話』等をおりまぜ たりすることで、訪問者の興味を惹きつける工夫を各所に施した充実したページとなって いる。

柳生氏に聞いてみると、更新されたホームページはかなり良くなっているが、その作成 はプロ並みの個人に依頼しており、ホームページの運営も含めて、月 1 万円程度の謝礼を 支払っているそうである。このように、現在のところ、めん羊飼養者がホームページを発

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信しようとすると知り合いなどのつてを頼って安く作ってもらうという方法が一般的なよ うである。

情報や写真等は柳生氏が提供しているが、ホームページを更新するのはなかなか難しく て自分ではできないので、その人に頼んでいる。今後はその人から指導を受けて更新くら いは自分でやりたいと思っているが、なかなか忙しくて今は全くできない状況である。

インターネットの効果としては、ファームイントントの宿泊予約に非常に大きな効果が あり、インターネットがなければ大変なことになると言っている。一昨年は約20名がイン ターネットを介して宿泊予約を行ってきたが、昨年は 100 人にも増えた。今年は、リピー ターも含めて200人から300人になる予定のため、ホームページを発信していなければと考 えるとぞっとするような状況であったと言っている。

また、柳生氏はインターネットの中に、めん羊飼養者仲間の情報交換の場として利用で きるようなホームページがあれば便利であるとも言っている。

)ボーヤファームの事例(

3 http://www.netbeet.ne.jp/~boya/

ボーヤファームはもともとスキーウェアのニット製品を製造する会社が北海道にめん羊 牧場を開設したのがきっかけである。めん羊牧場は有限会社として独立し、現在は安西氏 が中心になってめん羊牧場を経営している。安西氏は牧羊犬の訓練にも取り組み、日本の 牧羊犬トレーナーの第一人者である(図5)

近年、安西氏は羊肉販売にも取り組み、これにインターネットを利用している。安西氏 の場合は、シープドックを中心にした犬仲間がホームページにアクセスしてきて、その人 たちが羊肉のページを見ることで初めて羊肉を食べてみようかというプロセスで新しい顧 客を獲得しているのが特徴である。常に羊肉を販売しているという方法ではなく、数日間 集中的にホームページに販売広告を出し、数頸の肉を完売するという方式をとっている。

そのホームページには次のように記されている。

「さて、みなさん、大変お待たせしました。臭みのない柔らかいお肉をご賞味くださ い。今回の仔羊は5月生まれで約11カ月ラムとなります。今回、骨付きのラム肉販売で す。基本的に1パック=約500gを考えています。しかし、部位によって多少のサイズの差 が出てくると思います。基本的には下記のとおりです 」。

1.もも肉

中心部に骨があり厚さ3cmでカットします。ステーキ、煮込みにできると思いま す。 パック約1 300〜500g。(すいません、今回は事情によりモモ肉はありません 。)

.ロース・バラ 2

これに閲しましては、一般に言われるラムチョップにする予定です。これは本数の制 限がありますのでよろしくお願いします。本数は1頭当たり約20本です。塩、こしょ う、スパイス、ハーブで軽く表面を焼く程度で美味しく召し上がれます。

(12)

http://www.netbeet.ne.jp/~boya/

図5 ボーヤフアームの牧羊犬を紹介するページ

.肩・腕 3

平たい骨に肉がついているのですが1 本を3分割にする予定です。 パック約1 300〜 ぐらいだと思います。煮込みにいいと思います。

500g 4.スネ

煮込み料理にいいと思います。 パック約1 400〜500g。

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.ヒレ肉 5

小さいけれどこれは美味。約100〜200g。 6.ネック

、 。首の骨についているお 肉ですが骨の割合も多い。煮込みにはいいと 思 800g 1kg

います。ひつじかいお薦め煮込み料理:シューパウロー(モンゴル風塩ゆで)レシピ はこちら。以上が今回のラム肉販売の内容です。

1,800 3 180

また、部位ごとのラム肉の価格は次のとおりである。ロース 円/ 本、バラ肉 円/100g、肩肉・腕肉250円/100g、スネ肉160円/100g、ヒレ肉900円/100g、ネック

円/ となっている。

160 100g

出荷頭数 が少ないこともあり 、数日でいずれの肉も完売になっている。安西氏はイン ターネットを利用した販売以外にも関西地方のフランス料理レストランとも契約を行い、

そちらには年間を通して出荷を行っている。

.羊毛関係者のインターネット利用 2

めん羊関係者の中で羊毛関係者のインターネットの利用は、めん羊飼養者に負けず劣ら ず盛んなところがある。Yahooの検索で「羊毛」と入力すると、24 のカテゴリーが現れる が羊毛布団等のメーカー側のホームページが多い。羊毛に関するホームページの検索結果 を見ると 3 万2 千ページにもおよぶ。これは「羊毛」という文字が書かれているページ数 であるが、羊毛に関する情報量としてはかなりのものである。このようにインターネット で発信されている情報を見て、一般の方が羊毛関係者にコミュニケーションを求めてくる 可能性が非常に高い。その中でアクセス数の多い、いくつかの例を調査したので、以下に 述べてみたい。

)羊工房 の事例(

1 Masako http://wwwO2.so-net.ne.jp/~spinning/

山頭氏が主宰する羊工房 Masako はすでに総計7 万 5千人がアクセスする人気のホーム ページ( 6)である。ホームページの内容は羊毛販売や羊毛加エに関することで、手紡 ぎ、草木染め、フェルトの作り方等や羊毛に関係するインターネットのリンクの情報が掲 載されている。

手紡ぎに関しては、自宅でできる簡単な手紡ぎの方法や染色のしかたなどの情報が写真 入りで紹介されている(図7)。毛の洗い方や犬や猫のペットの毛を使って、記念の紡ぎ 製品ができることなどが詳しく掲載され、興味を惹きつける内容になっている。

草木染めのページではタマネギやヨモギなどの植物を使っての染色の紹介がある。

他のページにはフェルトの作り方やアクセスしてきた人たちの作品も写真入りで掲載さ れている 。また、世界的に行われているウールチャレンジの紹介も行われている。BBS

(電子掲示板)に対する投稿も多く、羊毛に興味を持っている関係者が多く見ているホー ムページであることが分かる。

商品のページでは、商品の写真が巧みに利用されており、見やすく、分りやすい紹介の

(14)

http://www02.so-net.ne.jp/~spinning/

図6 羊工房Masakoのホームページ

(15)

http://www02.so-net.ne.jp/~spinning/tetumugi_spin.html 図7 手紡ぎの方法を紹介するページ

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仕方となっている。

リンクのページもかなり充実していて、ここから日本の主な羊毛関係者にアクセスでき る。これらをたどっていくと、有名なめん羊牧場や飼養者にもたどり着くことができるの で、めん半開係者にとってはかなり強力なネットワーク機構となっている。羊毛関係者の ネットワーク発展のためにインターネットを良い道具として利用している事例である。

そこで、羊工房 Masako を主催する山頭氏に聞いてみたところ、インターネットによる ホームページの発信は 5 年ぐらい前からパソコン関連会社に就職している友人の協力を得 て始めたそうである。現在はページのほとんどを自分で作成しているそうである。プロの 人に頼むと費用がかかるため、独学で努力して自分で作成・更新ができるようになったそ うである。

当初はホームページを公開したらすぐに注文が来ると思っていたが、実際は質問の方が 多く当てがはずれた。しかし、それに丁寧に答えている中で、その人たちがリピーター

(何回も来るお客さん)となり、結局は商品を購入してくれるお客さんとなった。そのた めに技術的な質問に答えることが現在も非常に大事な仕事であると考え、BBS への質問の 返事や技術的な情報を中心にしてホームページを発信するように心がけている。

このようなことから 、ホームページで単に自分の生産物の宣伝をするだけではなく、

ホームページ訪問者の要望に対し、どれだけ満足させることができるかという面もめん羊 関係者がインターネットを利用する際に考えなければなりないことの一つであると言え る。

インターネットを介した販売では細かい商品の注文が多く全体の 3 分の1 程度である。

現在はマザー牧場や東京のギャラリーでの販売が多いが、これからはインターネットを介 した販売の割合が徐々に増えていく見込みであるため、インターネット販売に力をいれて いこうと考えているそうである。原毛の購入なども含めて、めん羊関係者とリンクを張っ ているが、人と人とのコミュニケーションがインターネットでは大事ではないかと言って いる。また、インターネットでホームページを公開したからといって、すぐに注文が来る と考えがちであるが、技術指導等のコミュニケーションを積み重ねていく中でお客さんが 増えていくため、地道な努力が必要であると言っている。

)羊毛断熱材「サーモウール」の開発(

2 http://www.cosmo-project.co.jp/

羊毛関係者がインターネットを利用する一つの例として、繊維や服飾での羊毛利用のほ かに新しい製品の開発をしている人たちとコンタクトを取ることができた。その事例を調 査したので以下に報告する。

現在、建材としてのグラスウールは一般的であるが、シックハウス 、ぜん息、アト ピー、化学物質過敏症、壁内結露、カビ、ダニ等といった日本の住宅を取り巻く問題は非 常に多い。そこで、住み手や使い手の立場からの家造り・住まいづくりを捷案して、羊毛 断熱材「サーモウール」の開発を行っている起業家たちをインターネットで探し当てるこ

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とができた。

現在は羊毛をニュージーランドから輸入し、羊毛断熱材として製品化しているところで あるが、その良さが認められて建築業界からはこれからの新しい素材として注目を集めて いる(図8)

有限会社コスモプロジェクト社長の坂本氏は、インターネットで国産の羊毛がほとんど 廃棄物として捨てられていることを知って、羊毛関係者にコンタクトを求めてきた。でき れば国産羊毛も加工することによって羊毛断熱材の素材として使いたいということであっ た。日本のめん羊飼養者からすれば願ってもないことであり、これらの流通を拡大するこ

http://www.cosmo-project.co.jp/

図8 サーモウールを紹介するホームページ

(18)

とで羊毛の販路が開ける可能性が十分にある。

一般的には羊毛を断熱材として利用すれば、虫がわいてしまい使い物にならないという 心配が挙げられるが、その防虫性能は技術的に解決されている。「サーモウール」は繊維 の 1 本1本に人体や地球環境に害を与えない方法で殺菌、防虫処理がなされている。しか もその効果は、半永久的に持続するので、施工後虫食いの心配はないとホームページ上で 公開され、断熱性能や調湿機能、空気清浄機能、耐火性能、施工性等で、現在一般的に建 材として使用されているグラスウールよりも良い性能を持っていると記されている。ま た、サーモウールを使った家に住んでいる人の感想等も記されている(図9)。これらの 羊毛に関する素材開発の協力の例はインターネットならではの効果が出ているように思わ れる。

ここでは羊毛の建築素材としての開発事例を調査したが、肥料やウール・マルチ、園芸 素材等の開発も見込まれる。これらの技術的な情報交換をインターネットで行えれば、人 間環境に配慮した羊毛利用の付加価値を向上させることができると考えられる。

http://www.cosmo-project.co.jp/voice.htm

図9 サーモウールを便った家に住んでいる人の感想

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.インターネットに関するアンケート調査 3

)アンケート調査票について 1

前の章で、インターネットを利用して情報を発信しているめん羊関係者の例を挙げて解 説を行った。それらのホームページは、インターネットの利用方法として典型的なもので あるとともに非常に有効な利用方法である。しかし、それはほんの少数のめん羊関係者の 例である。他の大多数のめん羊関係者がどのような方法で、どの程度インターネットと係 りをもっているのかは分かっていない。そこで、それらの実情を把握するためにめん羊飼 養者に添付資料 「アンケート調査票」1 を送付した。

アンケート調査では、めん羊関係者のインターネット 利用状況等を調査するだけでな く、飼養に関する情報となる経営組織の形態、どのような品種を飼養して、母羊・種雄・

子羊雄・子羊雌の飼養頭数はどのくらいか。また、これらの品種について生体販売を行う かどうかの質問も行った。

これは、めん半開係者から誰がどのような品種を飼養しているのか、種雄や種雌の価格 はどのくらいかといった情報が必要であるという声を聞くことからである。このような重 要な情報がインターネットで知ることができれば非常に便利である。そのためインター ネット上に情報として公表して良いかどうかの質問も併せて行った。

また、本来の目的であるインターネットに関する質問では、インターネットを使ってい るかどうか、使っていない人はどんな理由で使っていないのか、使っている人はどのくら いの頻度で使っているかなどの質問を行った。

さらに、今後どのような形でインターネット が普及する可能性があるか等を知るため に、ホームページを発信したいかどうか、費用に関する質問、どのようなことが障害にな るか、インターネットに期待することや意見及び要望等についての質問を行った。

)アンケート調査の結果 2

めん羊関係者177名にアンケートを送付したが、回答者数は78名(回答率44%)であっ た。そのうち26名はすでにめん羊に係っていないという回答であった。そこで、現在めん 羊に係っている52名を有効回答者とした。

調査票には、回答者情報については「書かなくても結構です」と記したが、1 名の未記 入者を除いたすべての人が回答者情報を記入してきた。また回答者となっためん半開係者 の多くは現在めん半生産の中心になっている人たちでもある。これらのことから、現在の めん羊関係者の中で主に飼養者のインターネットに関する考えを代表した非常に信頼性の 高い回答であると考えられる。

各質問に対する結果とその解説は次のとおりである。なお、アンケートの回答を集計し た表とこれらを図示したものを一括して添付資料 「分析図表」2 として収録した。

(20)

設問 )あなた(個人、農家、経営、組織など)は羊とどのような関連にありますか。1

(複数回答可)

回答者のうち実際にめん羊飼養を行っている人は77%であり、ほとんどの人がめん羊を 飼養している人たちの回答であった。

羊肉販売をしている人は38%、羊肉流通に携わっている人は12%、羊毛販売をしている 人は21% 羊毛加工を行っている人は、 15% 羊肉料理店に係っている人は、 15% 観光 ふ、 ( れあい)牧場を経営している人は31%、羊を用いた研究は4%であった。羊肉販売、観光

(ふれあい)牧場の関係者が多く見られた。

また、その他が23%あり、羊体験教育ファームとしてインストラクターの養成を行う、

採血のため、情操教育用の教材として、堆肥生産、ファームインの食材として、組合を組 織している、子めん羊販売、種畜販売、公共団体として一般市民に展示をしているなどが あった。

設問 )めん羊飼育している場合、どのような品種を雄、雌何頭飼っていますか。2

この設問には多くの人から回答があった。その詳細は添付資料 「分析図表」2 にまとめ た。すべての品種の総計で ,3 578頭であった。品種別の総計をみてみると、サフォークが 頭で全体の %を占めていた。次いでコリデールが 頭( %)、サウスダウンが

2,359 66 193 5.4

頭( %)、チェビオットが 頭( %)、ボールドセットが 頭( %)、雑種・そ

149 4 53 1.5 45 1.3

の他が698頭(20%)であった。

設問 )設問 )の品種について生体販売(主に種雄、種雌)を行いますか。3 2

「はい」と答えた人は52%であり 「いいえ」と答えた人は、 48%であった。約半数の人 が生体販売を行うという人であった。

設問 )設問 )で「はい」の方はインターネットで公表してもよろしいですか。4 3

インターネットで公表しても良いとする人は66%であり、かなりの人が販売したいとい う意向を持っていることが分った。

設問 )種雄5 1頭はいくらぐらいですか。

万円未満は %、 万円から 万円は %、 万円から 万円は %であった。こ

5 33 5 10 50 10 15 17

の結果から種雄1頭当たりの取引価格は数万円から10万円が相場であると考えられる。

設問 )種雌6 1頭はいくらぐらいですか。

万円未満は %、 万円から 万円は %、 万円から 万円は %であった。こ

5 51 5 10 46 10 15 3

の結果から種雌1頭当たりの取引価格は10万円以下が相場であると考えられる。

設問 )現在インターネットを使っていますか。7

インターネットを使っていないという人が63%、ときどき使うという人が26%、毎日の ように使う人が 7%、自分のことを発信しているという人はわずか4 %であった。この結 果からめん羊飼養者がインターネットを十分に利用していないということが分る。

(21)

設問 )設問 )で「使っていない」と回答した人のみ答えてください。8 7

インターネット を使っていないという人の中で、これから使ってみたいという人は43

%、難しいので使えないという人は11%、使うつもりはないという人は46%であった。イ ンターネットを利用することに対し消極的な人が約半数を占めた。

設問 )今後インターネットでめん羊のことを発信したいと思いますか。9

自分で発信したいという人は 41%、安価ならば発信したいという人は 27%、他の人に 作ってもらい発信したいという人は5%、発信したくないという人は27%であった。何ら かのかたちで発信したいと考えている人が70%以上を占めた。

設問10)ホームページを作ってもらうのに年いくらぐらいならば頼みますか。

2千円以下が26%、 千円から2 5千円が32%、 千円から5 1万円が32%、 万円から1 3 万円が5%、 万円以上が3 5%であった。

設問 11)インターネット発信したい人はめん羊とのかかわりの中でインターネットをどの ように利用したいと思いますか (複数回答可)。

67 52 88

自分の生産物の宣伝は %、消費者との交流は %、めん半開係者との情報交換は

%、流通販売ルートの確保は56%、その他は8%であった。

その他の項目には直営レストランの宣伝や宿泊施設の宣伝などかあった。

設問12)自分のめん羊や羊毛のことを発信しようとした場合、障害になることは何です か。

どうしたらいいのか分からないが95%、そこまでするインターネットの価値がないとい う人は5%であった。

また 「めん羊関係者として、インターネットに期待すること、意見、要望などがあれ、 ば何でもいいですから書いてください 」ということに対して次のような記述があった。。

・パソコンをまだ使いこなせていない。

・現在のところホームページを作ることは試行錯誤の状態である。

・食肉加工施設を造りホームページも作りたいと思っているがもともとパソコンに不慣 れのためどうやってホームページを作ればいいのか悩んでいる。

・他人任せのホームページを産直ネットに載せてみたが、更新する暇がなく、またアク セスに対しての返事なども多いと結構面倒な場合もある。

・ホームページがあると非常に良いと思うが、頼んで作ってもらっても更新できなけれ ば意味がない。

・とにかく情報量をふやしたい。

・私どものホームページとリンクをお願いいたします。

・ファームインやレストランなどの情報を関係インターネットで宣伝していただければ 大変ありがたい。

・新しい血統の導入がスムーズに行われておらず、近親が進んでいるのが現状である。

(22)

そのため、めん羊の各品種の飼育先及び譲渡価格など情報が得られるもホームページ が必要である。

・インターネットは、将来的に流通販売ルートの確保が一番のメリットと思っている。

・生体・羊毛・羊肉すべてにおいてインターネットに期待することはやはり販路開拓だ と思う。

・東北地方から関東地方にかけての市場開拓が難しく、1 頭当たりの取引価格が 1 万円 から3万円で利益が見込めないため、めん羊飼養を中止する意向である。

・売り手側としてホームページなどで発信しても、買い手は見る余裕がないことが分っ たので、あえてそこにエネルギーを使う気はない。

・これから自らのパソコン利用方法とともにインターネットの活用方法も考えたい。

・今後、インターネットについて勉強していきたい。

以上のようにいろいろな意見が寄せられた。

)インターネットによる情報の公開について 3

このアンケートで、雄、雌ごとにどんな品種を飼っているかを質問したところ多くの回 答があった。また、それをインターネットで公表しても良いという回答者が多かった。昨 年度の調査においても、どこの牧場で、どのような品種を飼っているかを知りたいという 要望が多くあった。これは、現在のめん羊牧場が比較的小さな規模であるために、近親交 配の恐れがあり、種雄や種雌を導入したいがその情報がつかめないということからである と考えられる。

回答のあっためん羊飼養者40件のめん羊品種別飼養頭数は分析図表にまとめているが、

情報としてはどこの牧場でどの品種が飼われているのかが 知りたいところだろう。そこ で、めん羊飼養者にとってこのような情報は重要なものであるため、インターネット上で 公表しても良いという回答者の詳しい情報をホームページ(http://www.Sheep.gr.jp/) で公表することとした。

)めん羊関係者のインターネット利用の現状と問題点 4

インターネットに関するアンケート調査で、多くのめん羊関係者がお互いの情報交換や 生産組織を確立するための重要なツールとしてインターネットを利用したいという意向を 示していることが分かった。

しかし、いざ実際にインターネットを利用しようとすると技術的にどのようにしたら良 いか分らないという意見が大半で、ホームページで情報発信すること等に躊躇している状 況であった。このような状況をどう打開していくかが、今後めん羊関係者がインターネッ トを利用する際のキーポイントになると考えられる。

その打開策の一つとして、めん半開係者が協力してホームページを立ち上げることが考 えられる。それには、公の機関の援助、利用しやすいインターネット技術の発展、生産者 自らの努力等が必要となるが、そこに羊肉や羊毛に関する生産物の情報交換が行える場を

(23)

作ることで、多くのめん羊関係者が簡単にインターネットを利用することができる環境を 整えることができると考えられる。

このような例はめん羊生産以外の他分野における農業生産物等で見ることができ、これ によってインターネットでの産地直売の活動が活発化しているところもある。これらの事 例はめん半開係者がホームペ−ジの開設やインターネットの利用を考える際に良い参考と なり、めん羊関係者のインターネット利用を発展させるための具体的な方向がいくつか提 示されると考えられる

.ホームページの開設等について 4

)ホームページの開設の手順 1

インターネットによる情報の入手や発信をするには、プロバイダー(インターネットへ の接続サービスを行う業者)と契約してインターネットにコンピュータを接続する必要が ある。この場合、プロバイダーとの契約をどのように設定するかによって費用が異なって くるが、めん羊飼養者や羊毛販売等の小規模の販売組織では、現在使っている電話線に や 回線を引くことで十分だと考えられる。中でも最近、各社から提供されて

ISDN ADSL

いるADSL 回線は、使用料が月4 千円程度で使えるようになってきており、めん羊関係者 にはお勧めの回線であると考えられる。

また、ホームページを開設する場合、様々な方法が考えられるが、プロバイダーの中に あるホームページを登録できるサイトを使用するのが一般的な方法であろう。たいていは メガバイトほどの狭い記憶領域であるが、自分のホームページだけであれば十分である 5

と考えられる。この方法はサイト側にホームページのデータを送り、プロバイダーの記憶 装置に登録してからホームページを発信するものである。そのため、ホームページのデー タを作成するには、自分で作成する、作れる人に頼む、業者に頼むという方法が必要にな る。業者に頼めば、データの量にもよるがかなりの費用がかかる。このような状況である ため、少し苦労は伴うが市販されている1〜2万円程度のホームページ作成プログラム

(簡単にホームページを作成できるソフト)等を利用して作成にチャレンジすることが一 番安価にホームページを作成し、公開できる方法であろう。以上のことからめん羊飼養者 が、ホームページを公開するにはこの方法を推奨する。自宅でインターネットを発信する ための基本的な機器の構成やプロバイダーとの接続について、図10に示した。

もちろん 、プロバイダー への接続やホームページを作成したり更新したりするために は、インターネットに接続されたコンピュータが必要である。コンピュータ自体はそんな に高価である必要はなく、ここ2〜3年に発売されたもので十分だと考えられる。

また、周辺装置としてプリンタ、スキャナ、デジタルカメラ 等を使用すればアトラク ティブなホームページを作成することができる。

)ドメイン名の取得について 2

ホームページを持つための方法として自分自身のURL(ドメイン名:インターネット

(24)

図10 ホームページを発信する場合の一般的な機器の構成

アドレス)を取得する方法がある。

例えば先のヨークシャーファームでは、http://www.york.co.jp/というURLを持つこ とである。このURLを持てば、多くの人々が簡単にアクセスすることができるようにな り、宣伝効果は抜群なものとなる。最後にjp が付くものは日本のサイトを表し、一般に汎 用jpドメインといっており、日本でのドメイン名(URL)の登録、発行、管理等は社団 法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)(図11)が一元的に行って おり、その登録申請は様々な手続きが必要で手間のかかるものになっている。

の前のドットで区切られた二つの文字は組織を表す。 は会社・営利法人、 は大

jp co ac

学・教育機関、neはネットワーク関連団体、orは非営利団体、grは任意団体・グループ というような区分である。

例えば、めん羊飼養看で経営の法人格を持っていれば、www.***.co.jp を申請できる

が、ac.jpは申請できない。これはホームページを開設するめん羊飼養者がドメイン名の

条件や制限を満たしていないからである。

他に利用条件や制限がなく自由の利く***.com というものもあるが、一般的なドメイ ン名はほとんどのものがすでに取得されており、高額で取引されていることもある。

先に推奨したプロバイダーの中のサイトでは、安価ではあるがプロバイダーが決めた を指定されるのが普通である。そこで、少し費用はかかるが、一定の を取得し

URL URL

4 5 たら、レンタルサーバーを借りるという方法もある。レンタルサーバーの費用は月 、 千円から数万円まであるが、自分のホームページを運用するだけであれば、現在のめん羊 飼養者の経営状況からして、月額 2 千円程度のレンタルサーバーを借りるというのが一つ の方法と考えられる。

(25)

図11 日本ネットワークインフォメーションセンターのホームページ

これを利用すれば、めん半生産物の販売、産地直売、メールの交換、電子掲示板等ほと んどの機能が利用できるので、この方法はお勧めである。

そのほかの方法として、コンピュータの知識や能力がある人であれば自らが自宅でサー バーを作るという方法もある。しかし、これはコンピュータをめぐる現在の状況ではかな

(26)

り難しい。LINUX(リナックス)などの無償のプログラムを使えることは有利である が、高度な技術が要求される。しかし、あまり知識のない人でもインターネットサーバー が使えるようなプログラムが開発されてきているので、今後はこのような方向でインター ネットの発信が比較的簡単にできるようになると考えられる。

( )

3)「羊のひろば」の開設事例 http://www.sheep.gr.jp/

前年度の報告書で紹介したとおり、日本緬羊協会や中央畜産会など公的な機関のホーム ページは非常に充実してきているが、めん半開係者が望んでいる生産物の販売や流通等の 情報を交換する場としては適していない。そこで、レンタルサーバーを私的に借りて、め ん羊関係者のための情報交換の場としてホームページ「羊のひろば」(図12)を開設し た。ドメイン名やレンタルサーバーのことは前に述べたが、ここでもうー度「羊のひろ ば」の例を基に説明する。

まず、インターネットを利用するためには、プロバイダー業者に加入する必要がある。

図12 羊のひろばのホームページ

(27)

その場合、たいていのプロバイダーにはサービスの一環としてインターネット が発信で きる機能が付随している。しかし、記憶領域が5メガバイト程度と少ないのが普通であ る。

めん羊関係者が自分のホームページを発信するのであればこのくらいの記憶領域で、問 題はないと思われる。大量の写真や画像を使用するのであれば、少ない記憶領域では不十 Masako URL http://www02.so-net.ne.

分なこともある。先の調査の「羊工房 」場合、 が

とあるので「 」というプロバイダーから発信していることが 分る。し jp/~spinning/ so-net

かし、この URL からは一般のユーザーに「羊工房 Masako」のホームページであることは 分らない。そこで、一般のユーザーに誰のどのようなホームページであるか推測できる名 前を付けたい時に必要となるのが、ドメイン名の取得である。

「羊のひろば」は、覚えやすく、アクセスが簡単で、より多くのめん羊関係者に利用し てもらうことが目的であるために、どうしてもドメイン名に sheep を入れたかった。その

ためにJPNICへのドメイン名の申請が必要となった。

では申請の際、審査が厳しく、ホームページで情報を発信する機関の証明書を JPNIC

添付することになっている。これは、有名な会社の名前を先に申請して取得してから、そ れを高額で販売するというような人が現れ、裁判で係争中のところがあるためである。現 に、アメリカのwww.sheep.comのドメイン名は何百万円かで販売されており、誰も使っ ていない状況である。

そのため、今回は証明書のいらないgr(任意団体・グループ)を申請した結果、grで というアドレスが登録されていなかったため、 のドメイン名を取得す

sheep Sheep.gr.jp

ることができた。

現在、日本ではJPNICが規制緩和の方向に進んでおり、様々な会社が、ドメイン名の 登録申請の代行を行うようになってきた。その代金は現在ではおよそ数千円であるが、欲 しいドメイン名がすでに登録されていればどうすることもできない。

今回「羊のひろば」のsheep.gr.jpを取得するためにJPNICへの登録は2万3千円以上 かかり、何回も申請手続きをやり直さなければならなかった。

次に、できるだけ多くの機能を利用できるようにレンタルサーバーを使用した。この費 用は月に1,900円である。

レンタルサーバーの種類は初心者用から大企業用のサーバーがあり、その利用代金は初 心者用が月 2 千円ぐらいで、めん羊関係者にとってはこれで十分であると考えられる。と はいえ、レンタルサーバーを借りると年に 2 万円くらいの費用がかかることになる。しか し、このレンタルサーバーには、メールアドレスが 10 個程度、BBS 機能やディスク容量

が100MB程度ついてくるので、めん羊関係者にとっては利用しやすい。

以上の状況を見てみると、めん羊関係者が小さな経営でホームページを発信するにはプ ロバイダーの機能を利用するのが最も手っ取り早いであろう。

(28)

現在、このホームページはお知らせ、アンケート、掲示板、リンク、メールの項目で構 成されている。その内容は次のとおりである。

お知らせは、現在工事中であるが様々な情報やイベント告知等を掲載する予定である。

アンケートのページには、先に報告したアンケートが掲載されており、記入後すぐに送信 できるようになっている。掲示板では、めん羊関係者が質問や意見、情報を記入して議論 等も行える。リンクのページは、この調査で報告した主なめん半開係者や公的機関のホー ムページ をそこから閲覧できるように設定してあり、今後さらに多くのめん羊関係者の ホームページとつなげる予定である。メールのページでは、ホームページ管理者へ簡単に 電子メールが送信できるようになっている。まだ工事中(制作途中)のものが多く、これ から徐々に充実させていくつもりである。

今後は、このホームページで目指すべき重要な項目である生産物の売買に係るページを 充実させていくつもりである。現在このページへのめん羊飼養者の投稿を募集中である。

またこの項目の作成は、当面はボランティアで行っていくつもりであるが、応募が多くな れば、その運営費用等も考えていかなければならない。

また、インターネットによる情報の公開で述べたように、めん羊の種雄や種雌の情報を ここに掲載して、それを流通販売の貴重な情報にしたい。これらの情報を基に、めん羊飼 養者の相互の交流を深めて、小規模飼養者にとって最も大きな問題となっているめん羊の 近交退化の問題の解消等に役立てたいと考えている。

いずれにしても、「羊のひろば」が多くのめん半開係者にとってインターネットを利用 する足がかりの一つになり情報交換や交流の場として利用されることを期待する。

)ホームページの発信による利点について 4

アンケート結果から、大半のめん羊飼養者及び羊毛関係者等はインターネットで情報発 信等を行うことに躊躇しており、その大きな原因としてホームページの作成や更新が自ら 行えないということが挙げられていた。

しかし、前にも述べたようにインターネットに関する状況は年々飛躍的な進歩を遂げて いる。例えば、簡単にホームページを作成することのできるソフトウエア やアプリケー ション等が安価に市販され、これらを利用すれば誰でも簡単にホームページが作れる状況 になっている。また、LAN関係等の充実があり、一般家庭でもインターネットへのアク セスを高速回線で行うことが 可能となるとともに低価格化も進み、めん羊関係者でも、

ちょっとした努力をいとわなければ、自らの生産物をホームページで公開することが可能 になっている。

現にめん羊関係者の中にもホームページを自ら作成し、インターネットを利用してめん 羊生産やそれらに関係する経営を有利に進めている人たちが見られる。小規模なめん羊飼 養者等にとって、生産物を流通させるためのアクセスビリティが高まっていることが分か る。

(29)

このようなインターネットをめぐる状況は、めん半開係者だけでなく中小規模の企業や 農業経営者から、生産物の販売や流通のための非常に良いツール(道具)として、脚光を 浴びている。大企業のような組織力や販売ルートを持たないめん羊飼養者、羊毛関係者等 は、このインターネットを利用することで、商品販売網が飛躍的に拡大するなどの有利な 面ができるであろう。

Ⅳ.まとめ

現段階でインターネット上に公表されているめん羊飼養者のホームページの優良かつ典 型的な事例について報告した。その中では、めん羊飼養、生産、販売、流通等に関してイ ンターネットの効果が十分に発揮されていることが分った。これらの事例を参考にして、

まだインターネット発信していないめん羊飼養者はインターネットを利用することを考え るべきであろう。

この場合、農業関係者の中で、この ・ 年生産者と消費者を結ぶ流通方法がインター1 2 ネットを利用する方向に動いている。いわゆる 、B2C(Business to Consumer)といわ れる生産ビジネスと消費者との結びつきやB2B(Business to Business)という、生産ビ ジネスと消費ビジネスの結びつきにインターネットがかなりの効力を発揮しており、これ らはインターネットを利用したビジネスとして参考になる。

これをめん羊飼養者が利用するとすれば、B2C では羊肉や羊毛の販売にインターネット を利用した個人との産地直売を行うための道具として効力を発揮する。B2B では羊肉生産 とレストランビジネスとの結びつきとして効力を発揮する。

この調査でもめん羊関係者の中で先進的にインターネットを利用している事例を紹介し たが、大部分のめん羊飼養者はインターネットを利用していないという実情であった。し かし、インターネットを取り巻く環境も急激に変わってきており、めん羊飼養者が少し努 力すれば自分でインターネットを発信できるような状況になっている。このインターネッ トを道具として利用し、めん羊生産の推進のためにもこれを利用することが必要であるこ とも分った。

以上のことから、めん半開係者も自分の生産物の販売や宣伝にこれを使わなければ飛躍 的発展を望めない状況になっており、経営的に小規模なめん羊飼養者は、インターネット を利用することで 、めん羊飼養者間の情報交換をしながらその 生産の発展のためにイン ターネットの利用を推進することが必要になると考えられる。

(30)

資料1

めん羊関係者のインターネットに関するアンケート調査票

(以下の情報については書かなくても結構です)

Ⅰ.回答者情朝

組織名(牧場名など :) 回答者氏名:

住所:

電話: ファクス: E−mail:

Ⅱ.アンケート

(回答は該当する番号に○をつけてください○数値が必要なところは数字を入れてくだ さい )。

)あなた(個人、農家、経営、組織など)は羊とどのような関連にありますか。(複 1

数回答可)

.めん羊飼育 .羊肉販売 .羊肉流通 .羊毛販売

1 2 3 4

.羊毛加工 .羊肉料理店 .観光(ふれあい)牧場

5 6 7

.羊を用いた研究 8

・その他( )←具体的に記入してください。

9

)めん羊を飼育している場合、どのような品種を雄、雌何頭飼っていますか。

2

数値でお答えください0母羊、種雄、子羊雌、子羊雄の頭数を別々に記入ください。

品 種 母 羊 種 雄 子羊雄 子羊雌

上に書き切れない場合は裏面にかいてください。

)設問 )の品種について生体販売(主に種雄、種雌)を行いますか。

3 2

.はい .いいえ

1 2

)設問 )で「はい」の方はインターネットで公表してもよろしいですか。

4 3

.はい .いいえ

1 2

(はいの方は上記の回答者情報を書いてください。公表します )。

)種雄 頭はいくらぐらいですか。

5 1

. 万円未満 . 万円〜 万円 . 万円〜 万円

1 5 2 5 10 3 10 15

. 万円以上 4 20

(31)

)種雌 頭はいくらぐらいですか。

6 1

. 万円未満 . 万円〜 万円 . 万円〜 万円

1 5 2 5 10 3 10 15

. 万円以上 4 20

)現在インターネットを使っていますか。

7

.使っていない .ときどき使う .毎日のように使う

1 2 3

.自分のことを発信している 4

)設問 )で「使っていない」と回答した人のみ答えてください。

8 7

.これから使ってみたい .難しいので使えない .使うつもりはない

1 2 3

)今後インターネットでめん羊のことを発信したいと思いますか。

9

.自分で発信したい .安価ならば発信したい

1 2

.他の人に作ってもらって発信したい .発信したくない

3 4

)ホームページを作ってもらうのに年いくらぐらいならば頼みますか。

10

. 千円以下 . 千円〜 千円 . 千円〜 万円

1 2 2 2 5 3 5 1

. 万円〜 万円 . 万円以上

4 1 3 5 3

)インターネットを発信したい人はめん羊とのかかわりの中でインターネットをどの 11

ように利用したいと思いますか (複数回答可)。

.自分の生産物の宣伝 .消費者との交流

1 2

.めん羊関係者との情報交換 .流通販売ルートの確保

3 4

.その他(いくつでも可 ( )

5 )

)自分のめん羊や羊毛のことを発信しようとした場合、障害になることは何ですか。

12

.どうしたらいいのか分からない .プロバイダーとの契約が分からない

1 2

.そこまでするインターネットの価値がない。

3

めん羊関係者としてインターネットに期待すること、意見、要望などがあれば何でもい いですから下に書いてください。ご協力ありがとうございました。ご返送をお待ちしてお ります。

(32)

資料2 アンケート分析図表

)あなた(個人、農家、経営、組織など)は羊とどのような関連にありますか。

1

(33)

サフォーク 1,192 126 557 484 2,359

コリデール 133 18 28 14 193

チェビオット 37 7 6 3 53

サウスダウン 68 7 45 29 149

マンクス・ ロフタン 12 7 0 1 20

ポールドセット 34 3 3 5 45

ボンドコリデール 6 1 0 0 7

ブールーラドーセット 6 1 0 0 7

ジャコブ 8 2 1 0 11

ハードウィック 2 0 0 0 2

プラックフェース 4 0 0 0 4

ドーセットホーン 8 1 0 0 9

フイニッシュランドレース 5 1 0 0 6

フライスランド 5 0 0 0 5

メリノ 2 1 2 0 5

シェットランド 2 1 1 0 4

テクセル 0 1 0 0 1

雑種、他 512 47 78 61 698

2,036 224 721 597 3,578

品  種 母  羊 種 雄 子羊雌 子羊雄 計

(34)
(35)
(36)

図 1 ヨークシャーファームのホームページ
図 3 松山農場のホームページ つけられるページとなっている。 チーズのページ( 図 4 )では、初めて羊乳で作ったチーズについて、次のようなこぼれ 話が紹介されている『羊の乳製品中で 1 番苦労したのがチーズでした。こればかりは経験 と歴史が必要ですし、何百年もかけてようやく確固としたチーズになっていくのです。 1 番先に試作したのが、あの有名なフランスの青カビタイプのロックフォールというチーズ でした。 1995 年の春に 20kg ぐらい試作したのを覚えています。今、考えるとかなり良く できていたと思
図 4 羊乳チーズを紹介する!ページ ため、個人向けの注文の場合は、注文を受けてから製造してすぐ発送するということを 行っているため、手間がかかっていると説明されている。値段は 10 個で 2,500 円となって いる。 このように松山農場のホームページは、商品紹介のページに『こぼれ話』等をおりまぜ たりすることで、訪問者の興味を惹きつける工夫を各所に施した充実したページとなって いる。 柳生氏に聞いてみると、更新されたホームページはかなり良くなっているが、その作成 はプロ並みの個人に依頼しており、ホームペ
図 6 羊工房 Masako のホームページ
+3

参照

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