図書館員の文献紹介と 資料の活用
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① 黒田龍之助 著
『ロシア語だけの青春:
ミールに通った日々』
(現代書館)
NHKラジオ講座「まいにちロシア語」でおなじ みの黒田龍之助先生の最新エッセイ。
東京の真ん中にロシアがあった。代々木駅の東 口からいくつかの階段を上り下りすれば、その先 はロシアだった。
17歳より10年以上、ミール・ロシア語研究所で、
ロシア語と格闘した青春の日々を振り返る。ミー ルには独自の教育法があった。ごく簡単だが確実 に身につく。
外国語を学ぶということは、どういうことなの か。ロシア語以外の外国語を学ぶ人にとっても、
とても参考になる一冊です。(Y.N.)
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③ 吹浦忠正 著
『国旗で読む世界史』
(祥伝社)
国旗の意匠や成立には、我々の想像以上に重要 な意義や歴史的背景が存在します。植民地支配か らの独立や東京五輪開催など重大事件によって、
意匠を変えた国も少なくありません。日本も縦横 比のみですが、1998年の長野冬季五輪までには5分 の3から3分の2に変更しています。
国旗の掲揚や対し方一つでも誤りは許されませ ん。五輪で国旗を逆さまに掲揚し、事務総長が関 係者にお詫びしたり、国歌を間違えて会長が引責 辞任した事例すらあります。著者もケニアでの国 旗降納の際、うっかり直立不動の姿勢を取らなかっ たため、1時間もライフルを向けられた苦い経験を したといいます。本書は、そんな国旗の重要性を 教えてくれることでしょう。 (H. I.)