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外国人のみた日本 「カルチャーショック」を楽し む (カルチャー・ショック)

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外国人のみた日本 「カルチャーショック」を楽し む (カルチャー・ショック)

著者 陳 卓咏, 磯野 生茂[訳]

権利 Copyrights 日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア

経済研究所 / Institute of Developing

Economies, Japan External Trade Organization (IDE‑JETRO) http://www.ide.go.jp

雑誌名 アジ研ワールド・トレンド

巻 154

ページ 51‑51

発行年 2008‑07

出版者 日本貿易振興機構アジア経済研究所

URL http://hdl.handle.net/2344/00004976

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5 ―アジ研ワールド・トレンド No.54(2008. 7)

 カルチャーショックとは、自分が異なる土地を訪れたり暮らした際に受ける、違和感やとまどいを意味します(

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)。来日前、日本ではカルチャーショックをなるべく受けたくないと思っていました。時間をかけて日本の文化・歴史・人について情報を集め、また日本を訪れたことのある人に話を聞いてきました。さらに言えば、中国と日本の習慣には多くの共通点があります。ですので、私はカルチャーショックを受けることなどないだろうと確信していました。しかし、思い返してみれば、これまで六カ月間の日本の滞在で、私は自分の行動やライフスタイルに多くの変化があったことに驚いています。以下にいくつか例を紹介したいと思います。

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家や一部のレストランに入る際、靴を脱いで靴下だけで歩き回ることに慣れたこと。これは悪いことではなく、私にとってはとても新しい体験でした。私はこの習慣をぜひ中国の我が家でも定着させたいと考えています。なぜなら、こうすれば室内を今より清潔に保つことができるからです。

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ごみを「燃えるごみ」、「燃えないごみ」、「リサイクルごみ」に分別すること。そ して何曜日にどこに持っていけばいいのかを覚えたこと。私自身、このルールに従うことが好きですし、また他の国もぜひこれに習うべきです。なぜなら、ごみの分別は、大都市が直面するごみ問題に対する効果的な解決策だからです。

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中国の家のダイニングルーム程度の広さの部屋で、床に座って生活するのに慣れたこと。また、夜はその床に寝るのにも慣れました。

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謝るときも、感謝するときも朝あいさつをするときも、常におじぎをするようになったこと。失礼だと思われないように、私はたくさんおじぎをするようになりました。

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ジェスチャーが多くなったこと。私は日本語が話せないので、お店のしつこい販売員に対して多用します。おかげで、何事にも我慢強くなりました。

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日本に来る前は、中国にいたときと同じように自転車で通勤することになるとは予想外でした。しかしもっと意外だったのは、傘を差しながら器用に自転車に乗る人たちをよく見かけたことです(日本は本当によく雨が降ります)。

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電車のミニ時刻表をお財布に入れて生活するようになったこと。日本の鉄道や公 共交通機関は、いきあたりばったりで非効率な交通システムを持つ中国の大都市、例えば北京などと比べると、ありえないほど正確です。

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東京や千葉の街中は、深夜に出歩いても犯罪に遭う心配がいりません。また、少しの時間カバンから目を離しても、置き引きに遭う心配をしなくてもいいので、とても安心できます。

 もっと考えれば、いくつでも出てくるでしょう。このようにライフスタイルの変化はたくさんありましたが、必ずしも「カルチャーショック」には入らないかもしれません。たとえ、それらがカルチャーショックに属するとしても、私はこれらのカルチャーショックをとても楽しんでいます。なぜなら、新たな出会い、周辺の探索、新しい食べ物に挑戦する、といったことは、違和感やとまどいというよりも私をワクワクさせるものだからです。日本を発つ日まで、この「カルチャーショック」を楽しめたらいいなあと思っています。(前海外客員研究員/訳=磯野生茂)

日本で 「カルチャーショック」 を楽しむ

陳 卓咏

カルチャー・ショック 外国人のみた日本

ChenZhuoyong 出身地:中国・北京

所属:中国人民大学地域経済・都市管理 研究所研究助手

日本滞在:2007年10月~2008年6月

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