表紙写真 「祖谷 天空の山里」 撮影場所 落合集落(国選定重要伝統的建造物保存地区)
目 次
新年のごあいさつ 徳島県行政書士会会長 大 村 潤……… … 1 徳 島 県 知 事 飯 泉 嘉 門……… … 2 衆 議 院 議 員 福 山 守……… … 3 徳 島 県 議 会 議 員 長 尾 哲 見……… … 4 徳 島 県 議 会 議 員 川 端 正 義……… … 5 徳 島 県 議 会 議 員 井 川 龍 二……… … 6 徳 島 県 議 会 議 員 岡 本 富 治……… … 7 徳 島 県 議 会 議 員 高 井 美 穂……… … 8 徳 島 市 議 会 議 員 岡 南 均……… … 9 平成28年度 行政書士制度 広報月間活動報告……… …10 理事・支部長・監察委員合同会議報告………… …12 理事会報告……… …13 地域防災力 シンポジウム in 徳島2016に参加して……… …13 業務研修会開催報告……… …14 ホームページの刷新について……… …15 全国成年後見業務会議報告……… …16 申請取次行政書士管理委員会責任者会議報告…… …17 自動車保有関係手続のワンストップサービス (OSS)に関する研修会【in 広島】……… …18 全国OSS担当者会議報告… ……… …18 全国法規監察担当者会議報告……… …20 士業ネットワーク災害対策 ワーキンググループ活動報告………… …21 なんでも無料相談会活動報告……… …22 コスモス徳島 ふゆだより… ……… …23 平成28年度 日本行政書士会連合会と 四国地方協議会の連絡会報告………… …24 平成28年度 行政書士試験報告… ……… …25 新入会員の紹介……… …26 広報ひろば:表紙解説……… …27 ゆるキャラグランプリ2016 結果発表… ………… …27 やまびこ……… …28 事務局日誌……… …29 会員の動静……… …30新年あけましておめでとうございます。 平成29年の年頭に際しまして、謹んでご挨拶 を申し上げます。 会員の皆様には、平素より徳島県行政書士会 の事業運営にご理解とご協力を賜り、厚くお礼 を申し上げます。 昨年の日本国内では、地震を始めとした自然 災害が継続して発生しており、各地で様々な被 害が報道されています。現在も日常生活に支障 をきたしている方々には、早期の復旧と復興を 心よりお祈りいたします。 明るいニュースとしては、 4 年に一度のスポ ーツの祭典であるオリンピック・パラリンピッ クがブラジルのリオデジャネイロで開催され、 日本選手が多数活躍されました。特に、藍住町 出身の松友美佐紀選手が、バトミントン女子ダ ブルスで金メダルを獲得したことは、県民に大 きな感動と多大な喜びをもたらしました。 次回の2020年には、東京でオリンピック・パ ラリンピックが開催されます。本年が既に2017 年ですので、東京近辺では建築工事等の開催に 向けた準備が待ったなしに迫ってきています。 この東京でのオリンピック・パラリンピック 開催に向けた様々な動きが、我々行政書士の業 界にも大きな影響を与えています。 第一に、ここ近年では東京都を中心に外国人 観光客が急増しており、既存の宿泊施設では宿 泊客を賄えない状況になっています。この状況 に対応するため、政府は一般住宅に旅行客を有 料で宿泊させる、いわゆる民泊について、既存 の旅館業法とは別の新法を、本年の通常国会に 提出することになっています。 この新法成立により、以前とは別の許認可手 続きや、旅行者、家主、近隣住民、民泊仲介者 等との関係について、行政書士が業務として関 与できる可能性が期待されています。 第二に、カジノ法案の成立により新たな関連 新法が整備されて、関連商業施設の建設や開設 により、多数の営業許可等の取得が見込まれて います。 以上は、東京都を中心とした主に都市部から の発信となりますが、徳島県のような地方地域 でも、農村漁村に関連する民泊や、空き家対策 について行政書士が活躍できる環境が拡大され てきています。 日本行政書士会連合会では、自動車保有関係 手続きに係るワンストップサービス(OSS) 対象手続きが、平成29年度より拡大されること に伴い、行政書士の積極的な活用を推進すると 共に、この業務において行政書士が果たすべき 責任を重要視しています。本会としましても関 係部署が中心となり、徳島県でのOSS稼働が 実現されるまでに、具体的対応方法を図って参 ります。 徳島県でもいつかは起こるであろう自然災害 に対して、南海トラフ大地震等の災害対策や、 避難訓練への対応を継続して実施いたします。 また、本会自身の防災対策だけでなく、災害時 における近隣市町村相互との協力体制について も協議を進めて参ります。 これからも、国民の利便に資することを目的 とした行政書士法の主旨に則り、行政書士の制 度と業務を推進し、一生懸命に事業活動に取り 組んでいくことをお誓いしまして、私からの年 頭のご挨拶とさせていただきます。本年もよろ しくお願い申し上げます。 徳島県行政書士会 会長
大 村 潤
明けましておめでとうございます。 皆様には、輝かしい新年を健やかにお迎えの ことと、心からお慶び申し上げます。 昨年は、「女性活躍推進法」の全面施行など「働 き方改革」が叫ばれ、「第 4 次産業革命」として、 IoT(モノのインターネット)や人工知能など 情報技術が大きく進展する一方、英国のEU離 脱や米国の大統領選など価値観の大変革の予兆 を感じた 1 年となりました。そして、リオオリ ンピック・パラリンピックでは、徳島ゆかりの 選手たちの活躍が大きな感動を呼び、金メダル の「タカマツペア」は新語・流行語大賞にノミ ネートされました。 また、「地方創生・本格展開の年」でもあり、 徳島発の新しい働き方「サテライトオフィス」 は、東京などからの県内進出企業数が過去最多。 さらに、合計特殊出生率が1.53、伸び幅は全国 平均0.03の 2 倍以上0.07となる中、子育ての負 担が増す「小 1 の壁」を打破すべく、第 3 子以 降の「放課後児童クラブ利用料」を無料化、全 国初、全県下で展開中の「ファミリーサポート センター」は、一部で病児・病後児預かりサー ビスを開始、加藤勝信担当大臣立ち会いのもと、 出逢いの場を創出する公的結婚支援の拠点「マ リッサとくしま」も開設致しました。 一方、昭和南海地震から70年、東日本大震災 から 5 年の「防災メモリアルイヤー」として啓 発活動を強化する中、熊本県、鳥取県中部、福 島県沖と相次いで大きな地震が発生しました。 県では、積極的かつ迅速な支援活動を展開し、 特に、全国初の隔遠地協定を結ぶ鳥取県へは、 熊本地震の教訓を活かし、発災後30分で支援第 1 陣が出発、その後も消防や保健師に加え、応 急危険度判定士や住家被害認定調査員を派遣す るなど、市町村や関係団体とも連携し全面的支 援を行いました。 さらに、世界の平均気温が、過去最高を更新 し続ける中、「今世紀後半に温室効果ガス実質 排出量ゼロ」との歴史的合意「パリ協定」が発 効しました。県では、「川口ダム自然エネルギ ーミュージアム」のオープン、水素ステーショ ンと燃料電池自動車の導入など究極のクリーン エネルギー「水素」への対応、全国初の「脱炭 素社会条例」の制定など、「自然エネルギー協 議会・会長県」として、地球温暖化対策を積極 的にリード致しました。 さて、今年の干支は「丁酉(ひのと・とり)」。 「丁」は、「新旧の衝突」を表し、「酉」は「酒」 に通じ、麹が発酵するように、内に醸された新 勢力が発現することを意味します。そこで、丁 酉の年は、「未来を左右する新しい考え方や動 きが台頭し、歴史の特異点となる」とされます。 本年は、ランナー目線で、さらなる進化を遂 げる記念すべき「第10回とくしまマラソン」が 春を彩り、ドイツ・ニーダーザクセン州との友 好交流提携も10周年を迎え、「奇跡の収容所」 板東俘虜収容所関係資料のユネスコ「世界の記 憶」登録への挑戦など一層の関係深化に取り組 みます。 また、全国に先駆け、津波浸水を受けない高 台移転を進める海部病院は、平時、災害時をシ ームレスに繋ぐ「先端災害医療拠点」として開 院、日本の統治機構改革の突破口「消費者庁等 の徳島移転」では、「消費者行政新未来創造オ フィス」がいよいよ県庁舎で開設となります。 大激動を暗示する丁酉の平成29年、「ピンチ をチャンスに」変えてきた徳島から、「一歩先 の未来」を先取りし、「一億総活躍」と「日本 創成」をリードできるよう、「現場主義・県民 目線」で、今年も挑戦し続けますので、行政書 士の皆様におかれては、益々多様化・複雑化す る県民ニーズを支える「行政手続のスペシャリ スト」として、なお一層ご活躍されますよう心 より期待申し上げます。本年もどうぞ宜しくお 願い致します。 徳島県知事
飯 泉 嘉 門
新年明けましておめでとうございます。 徳島県行政書士会の皆様には、健やかに新年 をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。 行政書士の皆様におかれましては、日頃から 県民と行政の懸け橋として大変重要な役割を果 たされ、行政の円滑な運営にご尽力いただきま して、深く感謝申し上げます。 現在、徳島県内では約340名の行政書士の皆 様が職務に精励され、身近な街の法律家として、 県民から厚い信頼を寄せられております。これ もひとえに大村会長をはじめ、会員の皆様の弛 まぬご努力の賜物であると心より敬意を表する 次第であります。 地域に密着した活動を展開されている行政書 士の皆様方が、その職務の遂行を通じて遺憾な く能力を発揮していただくことが、地方創生、 ひいては日本全体の活性化につながっていくも のと考えております。 徳島県行政書士会の皆様は、日頃より行政書 士会館での業務研修や、県民が気軽に相談を受 けられるよう無料相談日を毎月設けるなど、地 域の活力創出に多大なる貢献をされておられま す。 また、本年で発足 6 年目を迎える、一般社団 法人コスモス成年後見サポートセンター徳島県 支部におかれましても、後見人の指導・監督・ 教育のほか、成年後見制度の研修会を開催され るなど、急速に進む少子高齢化社会など、地域 社会を取り巻く問題解決のため、日々ご尽力さ れておられます。 昨年は、 1 月からマイナンバーの利用事務が 開始され、 4 月からは改正行政不服審査法が施 行されるなど、行政をとりまく社会状況が大き く変動する重要な時期において、行政手続の専 門家である行政書士の皆様の豊富な知識と経験 は、今後ますます重要になっていくものと存じ ます。 行政書士の皆様の業務範囲は、相続や自動車 登録手続きなどの暮らしに関することから、外 国人雇用関係や法人手続などビジネスに関する ことまで、時代の変遷や、私たち国民のニーズ の多様化により多岐に亘っております。ゆるぎ ない行政書士制度の確立に向けて、皆様のお役 にたてるよう、私も引き続き一生懸命頑張って 参ります。 少子高齢化が叫ばれ、人口問題は我が県にと って喫緊の課題であります。国による地方創生 に向け動きが本格化する中、官民が一体となり 知恵と汗を出し合い、創意工夫の取り組みが重 要であります。私は皆様の代弁者として、国政 の場において最前線で発信し、ふるさと徳島の 創生と創造に全力で取り組んで参ります。 徳島県行政書士会の皆様には、引き続き専門 的なお立場から、ご指導ご鞭撻を賜りますよう、 何卒宜しくお願い申し上げます。 最後になりましたが、徳島県行政書士会の皆 様方の益々のご健勝とご活躍をご祈念申し上 げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。 衆議院議員
福 山 守
皆様新年あけましておめでとうございます。 昨年は国内では熊本大地震や鳥取での地震もあ り、改めて日本は災害列島である事をいやがう えにも認識させられました。本県の南海トラフ による大地震も何時来ても不思議ではありませ ん。昨年12月21日は南海地震70年の節目でした が尚一層の備えをしなくてはなりません。 また、政治の面では参院選は与党が勝利をし て政治の安定は確保されましたが、世界、特に 中近東では依然シリアを始め内戦等で混乱が続 いています。ヨーロッパではイギリスがユーロ 離脱で国内が混乱したり、極右政党の動きや、 アメリカでは事前の予想に反し、トランプ氏が 勝利してこれまた国内が混乱している事を見る につけ、国民にとって政治の安定が一番大事と つくづく思います。 国内では三重県でG 7 サミットが成功裏に終 わり、その際オバマ大統領が広島を初訪問し、 核の無い世界をつくると言う認識、方向性を確 認した歴史的な出来事となりました。 また、ロシアのプーチン大統領が訪日して首 脳会談を行い、示された方向を着実に実施し、 日露両国国民にしっかり見えるようにすること によって平和条約締結に向けての前進を期待し たいと思います。 年末には安倍総理がハワイ真珠湾を訪問し、 オバマ大統領と首脳会談を行い、真珠湾の犠牲 者の慰霊、日米の和解をより一層深める機会に なったと確信しています。 これら一連の出来事も連立政権の安定があれ ばこそ実現できたものだと確信しています。 今、世界はどちらかと言うと国内に目を向け る保守主義や民族主義の台頭が著しく、こうし た動きの行きつく先は、過去の教訓では戦争に 向かう恐れがあります。 その意味で本来、自由主義の旗頭であるアメ リカが率先して世界の自由主義をリードすべき ですが、トランプ氏は内向きの雰囲気がある中 で、日本がTTPを主導する意味は誠に大きい と思います。日本の立場は資源がなく、外国か ら資源を輸入して、加工して外国に売るスタン スが変わらない限り、世界が自由貿易出来るよ うな環境づくりに積極的に取り組んでいく事が 大事であります。 地球温暖化対策は喫緊の課題でありますが、 今、日本は立ち遅れています。その中で徳島県 は全国初の脱炭素社会の実現を目指して削減目 標を40%とする条例を9月議会で承認・制定し ましたが、識者からは徳島県はVS東京でなく、 超東京、超日本を目指して世界に脱炭素社会の 実現に向けてリードして欲しいとの期待の声が 寄せられています。 また、国内では喫緊の課題である少子高齢化 対策や人口減少対策に国・地方一丸となって取 り組まなければなりません。 国内では東京都知事選挙、県内では徳島市長 選挙があり、それぞれ今は改革の最中ですが、 都民、市民の為には一日も早く安定した都政、 市政となる事を期待しています。 今年2017年は「丁酉(ひのと・とり)ですが、 調べると酉のつく年は「商売繁盛に繋がる」ま た「物事が頂点まで極まった状態」とも言われ、 運気もお客も取り込める、習い事などで結果が 得られたり、学問や商売などで成果が得られる かも知れないと言われています。 貴会の益々のご発展と今年が皆様にとって良 い年となります事を顧問として祈念しておりま す。 徳島県議会議員
長 尾 哲 見
新年明けましておめでとうございます。 大村会長はじめ、徳島県行政書士会の皆様に は、健やかに新年をお迎えのことと、心からお 喜び申し上げます。 会員の皆様におかれましては、日頃から「頼 れる街の法律家」として研鑽を積んでおられる ことに対し、心から敬意を表する次第でありま す。 私事ですが昨年度、皆様方の温かいご支援の おかげで第89代徳島県議会議長の大役を無事、 果たすことが出来ました。この間、お寄せいた だきました様々なご意見や貴重な経験を、今後 の政治活動に活かすべく決意を新たにしている ところであります。 ご承知の通り、現在わが国の抱える最大の課 題は少子高齢化、人口減少であります。2050年 には日本の人口は一億人を切り、高齢化率も 4 割近くに上昇するといった試算もあります。こ の課題を解決するには結婚、育児にこれまで以 上の支援を行い、将来の担い手を確保する政策 が重要となりますが、折角、本県で生まれ育っ た若者が都会に流出している今の状況を食い止 める方策も必要です。 将来を担う若者を地元に留めるためには、何 よりもまずは安心して働ける場の確保が不可欠 であり、産業振興は喫緊の課題であります。 私は、徳島県議会観光振興議員連盟の会長を させていただいておりますが、観光産業では、 今後の民泊のあり方が議論されており、民泊施 設の許可申請には行政書士の携わる業務があり ます。 また人口減少、世帯数減少は空き家の増加に も繋がり、放置空き家による環境面、防災面の 問題が新たな行政課題となってきており、その 対策には所有者との手続きが発生するものと思 われます。 今後増え続ける行政課題に対し、市民から信 頼される行政書士として益々ご活躍されますよ うご祈念申し上げまして、新年のご挨拶と致し ます。 徳島県議会議員
川 端 正 義
新年明けましておめでとうございます。 徳島県行政書士会の皆様におかれましては、 健やかに新年をお迎えのことと、心からお慶び 申し上げます。 皆様には、日頃より地域に密着した活動を多 方面にわたり展開され、県民と行政とを繋ぐ架 け橋として、大変重要な役割を担っていただい ておりますことに、改めて深く敬意と感謝の意 を表する次第でございます。 私は県議会議員として、恩師「竹内資浩先生」 の志を受け継ぎたいと、補欠選に立候補させて いただき 3 年目を迎えようとしております。ま だまだ、至らぬことばかりですが、竹内先生の 「為につくす」「政治一直線」の言葉を胸に、更 なる研鑽を積んでいきたいと考えております。 また、県議会においては、昨年 3 月に川端先 輩と共に、新会派「自民創政会」を立ち上げま した。志を同じくした仲間 6 名で、「県議会は 県政の責任者である」との自覚のもと、県民の 付託に沿えるよう、引き続き全力を尽くしてい く所存でございますので、今後とも皆様のご指 導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。 安倍内閣において、「地方創生」が叫ばれ、 各方面で人口減少・過疎化問題が議論されると ともに、本格的な事業展開がなされております が、東京を中心とした首都圏への一極集中はま だまだ加速し続けており、待ったなしの状態の ように感じる次第です。 昨年の11月に会派の研修にて東京有楽町にあ るNPO法人ふるさと回帰支援センターを訪問 した際、高橋代表理事よりお話を伺う機会があ り、「団塊の世代が殆ど65歳を超え、これから 地方への移住者は増える」「地方移住を希望し ている方は、地方の中でも都市部への移住を希 望する傾向が強い」など、本当に参考となるお 話をお聞きしました。 地方創生の切り札として、人の流れを都市か ら地方へとつくるためには、地方における「人 の受入れ」という面が非常に重要となっており ます。「しごと・いえ」など、生活のあらゆる 面において、行政手続きの専門家である皆様方 の豊富な知識と経験は、今後ますます重要にな っていくものと存じ上げています。 また、日本経済の成長戦略の羅針盤となる「日 本再興戦略2016」において、いわゆる岩盤規制 に対する改革、「稼ぐ力」の強化、「世界トップ レベルの雇用環境」の実現、といった観点から 改革に着手されていますが、この中には、行政 書士制度に深く関わりがある空き家対策、所有 者不明の土地の利活用、民泊などが含まれてい ます。 空き家対策においては、空き家の所有者を探 索する際に行政書士が権利関係を調査するな ど、各自治体と連携した動きが全国で活発化す るほか、空き家の有効活用・適正管理について の所有者等からの相談対応、手続き等がより一 層増加するものと考えています。 また、昨年 4 月、旅行業法の一部が改正され、 「簡易宿舎」の要件が緩和されております。民 泊施設にかかる「簡易宿所」を含む旅館業法の 許認可申請など、行政書士の皆様が新たに必要 とされる可能性がますます広がっていくものと 思います。 このような複雑化・多様化される社会情勢の 中で、皆様に対する県民の期待は大きく、その 職責はますます重くなろうかと思いますが、今 後も県民の利便性の向上のため、より質の高い サービスを提供していただくことをお願い申し あげます。 最後になりましたが、徳島県行政書士会のま すますのご発展と、この一年が皆様にとりまし て実りの多い飛躍の年となりますよう、心から 祈念申し上げて、新年の挨拶とさせていただき ます。 徳島県議会議員
井 川 龍 二
新しい年の始めを心こめておよろこび申し上 げます。 皆さま方にはお世話になるばかりですが、私 どもにできることをしっかりとさせていただき たいと新春に誓っております。御指導のほど、 よろしくお願い申し上げます。 アメリカの次期大統領トランプ氏やロシアの プーチン大統領等々、日本をとりまく環境は極 めてきびしい状況にあります。 先行き不安な日本経済、さらに不透明な社会 情勢、人口減少、限界集落等々の課題は山積し ていますが、高速道路の津田IC、そして南伸・ 四車線化と明るい道の世界は、まさに未知の世 界として行政書士会に確かなパイプ役を期待す るところであります。 大切なのは、地域の実情を直視し、その思い を「かたちあるもの」にしていくことです。行 政課題は様々でありますが、心をひとつにして 全力投球すれば、必ず道を開けるはずです。 皆さんとともに今後ともに、県議会の中で議 論を深め、昨日よりも今日、今日よりも明日、 着実に前進したいものです。 徳島県行政書士会の会員皆さまの、限りない ご活躍としなやかなご健勝をひたすらにお祈り いたします。
寒さ耐え 歩けば開く 人ごころ
ほのぼの伝う さわやかな春
徳島県議会議員岡 本 富 治
新年明けましておめでとうございます。行政 書士会会員の皆様におかれましては、すばらし い新年をお迎えのこととお喜び申し上げます。 旧年中は大変お世話になり、ありがとうござい ました。 世界の変化、人口減少、高齢化の中で、個人・ 企業問わず、多くの難しい課題の解決に、行政 書士会の皆様のお力はますます必要になってき ております。一層の研鑽を積まれ、これからも 我々にご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げ ます。 2016年は世界の多くの国で多くの変化があり ました。特に日本に最も影響力のあるアメリカ の政権交代(トランプ大統領の誕生)は大きな 衝撃を世界中に与えました。結果に対して、様々 な分析がされていますが、アメリカ在住の作家 冷泉彰彦氏によると、世界のトップを走ってき たアメリカでその「先進国モデルが否定される という文明論的な事件」であるとのこと。つま り、「オバマ政権の 8 年間で、リーマン・ショ ックによる落ち込みから、ゆっくりと景気回復 してきて、GDPと株は上がり、失業率は下が り」ました。しかし、「人々の雇用の質は劣化し、 大学を出た若者が就職するまでに必要な労力と 時間はどんどんかかるようになって」きていま す。 その背景にある問題とは、①ソフト化(モノ ではなく中身が社会的にも経済的にも重要な位 置をしめるようになっていること)、②自動化 (以前は人がやっていた業務が機械化されて、 その結果として雇用が減っていること)、③空 洞化(国内企業の生産拠点が海外に移転するこ とにより、当該国内産業が衰退していること) の 3 つだそうです。改めて考えると、これらは 既に何年か前から日本で起こってきていること であり、2009年の日本の政権交代はこうしたこ とを背景に起こったのではないかと今更ながら 考えさせられました。今の日本はまた政権交代 を経て、政治は安定していますが、英国、米国 が自国中心的な保護主義に向かうなか、日本は 今まで通り米国についていくのか、独自路線で 行くのか、深い洞察の上の新たな戦略が必要に なってきていると思います。 徳島県内を見てみますと、徳島県の人口は ついに75万5,733人(2015年国勢調査)となり、 65歳以上の割合は31.0%、15歳未満は11.7%と なり、少子高齢化は加速しています。県内集落 数1,691の内、65歳以上の高齢者が住民の半数 以上を占める「限界集落」は723にも上り、い ずれ消滅する可能性のある集落も328と、山間 部の過疎は一段と深刻化しています。現実的に、 お祭りや草刈りなどの共同作業が維持できなく なったり、空き家や耕作放棄地の増加、野生鳥 獣被害など深刻な問題が起きているのです。 そうした中で、政治も行政も手をこまねいて いるわけではなく、地域住民が中心となって 様々な取り組みを展開しているのを後押しして います。私の地元の県西部地域では、剣山登 山、ラフティング、ウエイクボード、パラグラ イダーの大会など土地の自然と景観を生かした 地方創生も進んでいて、明るい話題もあります ので、活性化にしっかりつなげていきたいと思 います。 酉年の今年、徳島県が更に羽ばたいていけま すよう、しっかり私共も頑張りますので、ご協 力の程、よろしくお願い致します。 最後になりましたが、徳島県行政書士会の 益々のご発展と会員の皆様のご健勝とご多幸を お祈り申し上げ、年頭のご挨拶と致します。 徳島県議会議員
高 井 美 穂
明けましておめでとうございます。 毎年、「行政とくしま」に掲載させていただ いています、地域自治協議会(地域のコミュニ ティ協議会を中核とし、地域の中小企業や、事 業所、NPO等、様々なグループが参加した地 域自治組織)について、今回は違った角度から 説明したいと思います。 その前に、毎回お話ししていますが、徳島市 が地域経営に関して、地域自治協議会設置に向 かっていることに変化はありません。それは、 来年 3 月に行政が議会に提出する、「徳島市ま ちづくり総合ビジョン」の中に、施策として(地 域自治・協働の推進)があり、詳しくは、地域 と行政が連携し、より良い地域づくりを進める ために必要な仕組みを整えます、とあります。 その仕組みが地域自治協議会ということです。 現在はまだその組織は結成されていませんが、 目標値として平成38年には10地域で設置。とな っています。この組織は行政が設置するのでは なく、地域の皆さんが作り出すものであるとい う認識が大切です。 さて違った角度からの説明ですが、その組織 が行うことができるであろうことに焦点を当て ましょう。昨年11月にあるセミナーに参加しま した。特定非営利活動法人日本PFI・PPP協会 の主催で「都市公園とPPP」というテーマで、 お話しになられたのは、「民間事業者との連携 による都市公園の整備・活用」というタイトル で国土交通省都市局公園緑地・景観課長の町田 誠氏です。論点は、元気で美しいまちづくりの ために都市公園がやれること、でした。─都市 公園は都市の役に立っているのかどうか、ポテ ンシャルを更に引き出すためにはどうすればい いのか、ボトルネックは何か?法律か?制度 か?運営か?─と続きます。 徳島市の100あまりある公園のほとんどは、 公園緑地公社が指定管理者となり維持管理を行 っています。そこで昨年12月定例会で次のよう な質問をしました。指定管理者である公園緑地 公社と、地域団体が一緒になり都市公園の中で 収益事業を行うことは可能か? 例えば公園内に自動販売機を設置すること や、フリーマーケット等のイベントを一緒に行 うこと等です。そしてその事業で得た収益を活 用して、例えば公園内で自由に本を読むことが できる「ちいさな図書館」等を設置し子どもや お母さんたちに利用してもらうことは可能か? 行政の回答は、詳しくは紙面の関係で書けま せんが、徳島市都市公園条例により、公園利用 者がその利用に支障を及ぼさない範囲におい て、行うことができる。でした。実現の可能性 について協議することも視野に含んだ回答で す。 この回答は、これから地域自治協議会の設置 に閥して、地域の皆さんにとって示唆にとんだ ものと思います。 最後に、徳島県行政書士会の皆様にとって、 本年がすばらしい一年になりますようにお祈り 申し上げます。 徳島市議会議員
岡 南 均
1 .実施期間 平成28年10月 1 日(土)から同年10月31日(月) まで実施されました。 2 .具体的活動内容 ①新聞の一面広告 右ページの内容で、平成28年10月 1 日に徳島 新聞に希望会員の名簿と共に、行政書士業務の 紹介、無料電話相談の日時、各支部における対 面無料相談会の日程を掲載しました。 ②電話無料相談 平成28年10月 3 日(月)と10月17日(月)の 2 日間、徳島県行政書士会の事務局で延べ 5 名 のスタッフで電話相談を受け付けました。計19 件の相談があり、今年も遺言・相続が10件と多 くを占め、次に不動産関係 2 件、各種契約、農 地転用、自動車関係がそれぞれ 1 件、その他 4 件でした。 ③支部対面無料相談 県下各地にて支部無料相談が行われ、計44件 の相談がありました。こちらについても遺言・ 相続が多く31件、不動産関係 5 件、各種契約 1 件、その他 7 件でした。 その他については離婚トラブル、環境問題、 障がい者の相談、マイナンバー、医療問題など の相談があり、行政書士では対応できない部分 は法テラス等を紹介した事例もありました。本 年も各支部において多くの開催日、開催場所を 設けていただき、会員各位のご協力に深く感謝 いたします。 ④PR活動 マスコミへのPR活動として本年度も 9 月29 日(木)、大村会長、坂東副部長と私の 3 名が 徳島県庁、徳島市役所、NHK、四国放送、徳 島新聞社、FM徳島を訪問し、ポスター、チラ シを配布すると共に、行政書士広報月間におけ る理解と協力を得られるようPRしました。こ の結果、10月 2 日から11月 5 日の間計16回徳島 新聞情報とくしま欄に電話無料相談、支部対面 無料相談の記事 が掲載されまし た。また、徳島 市発行「広報と くしま」に支部 無料相談開催に ついて掲載して い た だ き ま し た。 その他ポスタ ー を 本 会 事 務 局、会員事務所、 公的施設及び駅 等に605枚、チラシを公的施設、駅、店頭等に 1349枚配布しました。 3 .総評・今後の課題 10月 1 日の徳島新聞全面広告を今年もカラー で掲載し、併せて情報とくしま欄に支部無料相 談の日程を随時掲載しました。日行連より無料 相談会開催中ののぼり作成依頼があったので 2 種類、各10枚作製し、全支部に 2 枚配布し当日 掲揚してもらいました。また2,000枚のチラシ の内容も一新しました。 インターネットの普及で許認可相談はここ数 年減少傾向にありますが、権利義務については 他士業の無料相談が増加する中、当会の相談件 数はあまり減少することなく推移していること から身近な法律家として定着しつつあると考え ます。他士業の相談会より気軽に利用しやすい という言葉もいただき嬉しく感じました。来年 は特定行政書士のPRを強化したいと思ってお ります。 会員の方々のご協力により、本年度も有効な 広報月間を実施できましたことを広報部一同心 より御礼申し上げます。引き続き効果的な広報 活動を検討してまいりますので、今後ともご協 力を賜りますようよろしくお願い申し上げま す。 報告者 広報部長