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Microsoft Word 年4月アン基金会報40号.docx

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1 第40 号 発行 2015 年 4 月 25 日 NPO 里親子支援のアン基金プロジェクト

目次

○ヘネシー澄子先生研修感想 (研修参加者) ○アン基金プロジェクトの皆さまへ 感謝をこめて (生出美穂) ○聴いて欲しい、「こうすると良いよ」優しく支えてくれる ネットワークが欲しかった (可愛い娘たちの養母) ○ありがとうございました。 (メンター事業担当 戸田朱美) ○Happy News<ハッピーニュース> ○アン基金からのお知らせ ○ご報告

ヘネシー澄子先生による宿泊研修が行われました!

テーマ:里親の養育の葛藤∼子供と波長を合わせることを学ぶ∼ 日程:2014 年 11 月 29 日(土)∼11 月 30 日(日) 会場:国立オリンピック記念青少年総合センター わたしには夫と幼児の実子、来て1 年になる高校生の里子がいます。里 子は自然災害で両親を亡くしていま す。今回、宿泊2日の研修で初めて の参加でした。ヘネシー先生に教わ るのも初めてで、里親通信の封書の 中にあった研修のチラシを一目見て、 子供と波長を合わせることを学ぶと いう題目にすごく惹かれました。早 速、ネットで調べると神戸で行われ た同研修が見つかり、勉強だけでな く体を動かす実施も含まれ、よき反 響がたくさん寄せられており、ぜひ 参 加 し た い と 思 い、離島からやっ てきました。知ら な い 方 達 の 中 で 宿 泊 す る な ん て 私には冒険で不安とワクワクでした。 離島という事もあり、研修は必修研 修以外受けたことはありませんしサ ロンも特別参加免除されていたから

ヘネシー澄⼦子先⽣生研修感想   (研修参加者)

 

 

http://members.jcom.home.ne.jp/ankikin/ 【事務所】 〒113-0033 東京都文京区本郷1-10-13-302 TEL/FAX 03-5840-9515 E-mail [email protected]

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2 です。 1日目は、思春期とトラウマにつ いての講義で、ま るで私を待ってい たかのような内容 に感じました。脳 の解剖図から発育 と精神育成の関わ り、トラウマについての講義があり、 愛着形成については知っていたつも りでしたが、これほど強烈に人に強 い影響を及ぼし、トラウマでは安全 感がこんなに影響するのだと分かり やすくさらに驚かされました。 わが家では里子にトラウマ様症状 が出ており、トラウマについて質問 させてもらえるラッキーな時間が与 えられました。会場の参加者からも 何通かアドバイスが書かれたメモが 回ってきたりして、それにも思わず 感動しました。ありがとうございま した。 アメリカでの里子カウンセリング の映像では、エリック君の傷付いて いた心を掘り起し、原因を認識させ、 新しい認知を構築し、新しい里親と の絆を結びなおしてゆく過程、彼が どんどん変わっていく模様は1つの 映画を見せられたような感動と涙! しかもノンフィクションですので説 得力がありました。 プロのカウンセラーにはなれませ んが、このような道筋を辿れば変わ る事が可能なのだと分かり、サポー トに使えると思いました。その夜、 様々な所からやってきた宿泊参加者 さん達の自己紹介があり、それぞれ の状況やお子さんとの関わり、悩み、 喜びを知りました。また、いろんな 年齢層の方達で、いくつになっても ヘルプフルで暖かく、学んで成長し ようとなさっている方達にこんなに お会いできるなんて研修以外でも大 きな影響とパワーをもらいました。 私もずっと学び成長し続けよう、 どんどん与えられる人になりたいと 強く思いました。このような他の方 のエネルギーや生きた学びを得られ たのは宿泊したからならではのご褒 美でした。 2日目はヘネシー先生が参加者の 状況を受け、柔軟に2日目の研修内 容のパワーポイントを変えて下さり、 暖かい心遣いを感じました。ですの で、2日間の研修内容は子供との運 動も含め、多岐にわたりました。家 に帰ってすぐ、夫に教え、実子の子 育ても含め、役立てたものは今、こ の時点でたくさんあります。提案し、 相手が受け取るかは自由である事。 選択肢を与えるやり方で、自分の正 論を押しつけるような叱った感じが なくなりました。罰でなく帰結とい う考え方で、罰の意地悪な感じがグ ンとなくなり信頼の中で結果を得さ せサポートできるようになりました。 褒めて育てるというぼんやり漠然 とした子育てと社会性への一般的な しつけをしてきたつもりですが、子 供に教えたい4か条「愛を受け取り 返す事」「尊敬を持って他者に向かう 事」「責任を持たせる事」など高い目

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3 標をはっきり教えて頂いたのは強い 喜びを感じま した。 日常で1つ1 つていねいに こんがらがっ た葛藤が紐解け、取り入れてみると こんなに違うのかと感謝でいっぱい です。 高校生の里子とは学んだことを率 直に伝え話し合いました。彼のどの 症状がどのようになりトラウマ症状 として認識されるか、その解決方法 の種類について、どうサポートされ たいか、あなたが選べる事。里子は どう感じて捉えているか、そしてサ ポートをしたいというこちらの気持 ちが伝わった機会になりました。ま た、知らずにやってしまった教育方 法をごめんなさいと謝りました。わ たしも同じ成長過程です。今後、児 相との連携のもと、精神科医のサポ ートを受けられそうです。また、私 の育成歴から人生について再考でき、 今後の課題がはっきりし、どう努力 したらいいかの新しい閃きを与えら れました。 本当に盛りだくさんの2日間でし た。このように頂いた貴重な機会を 無駄にはしません。精進してさらに 大きくなって次回、またみなさんと 研修でお会いしたいです。別人にな っていても驚かないで下さいね! (笑) いつもたいへんお世話になっております。 この度は、『アン基金通信』への寄稿という、 貴重な機会を頂きまして、ありがとうござ います。 平成19年度、当時母子生活支援施設職 員だった私は、施設利用中のある母子への 対応について、頭を悩ませておりました。 たまたま、当時の理事のお一人であった箱 崎幸恵さんが同僚で、アン基金さんの宿泊 研修に誘ってもらったのが、私がアン基金 さんを知るきっかけとなりました。ヘネシ ー澄子先生の、虐待と脳の関係のお話や、 愛着障害についてのお話に初めて触れるこ とができ、ストンと腑に落ちて、とても気 がラクになりました。ありがとうございま した。ヘネシー先生との出会いはもちろん ですが、里親さんや養親さん皆さまから現 場の貴重なお話を伺い、有意義で温かい交 流をさせて頂けたのも、アン基金さんの研 修のおかげと思います。 「アン」といえば、『赤毛のアン』。 「アン基金」と聞いてまず、小学生の頃、

アン基⾦金金プロジェクトの皆さまへ   感謝をこめて    

                                                                            (⽣生出   美穂)  

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4 毎週日曜日にやっていた TV アニメを思い 出しました。子ども心に、第一話は印象に 残っていました。「マシューとマリラはきょ うだいで、夫婦じゃないのに子どもを引き 取るんだ」「孤児院の子を、養子ではなくお 手伝いさせたくて引き取るんだ」「男の子が 良かったのに女の子が来て、困ったなんて 言われたら、そりゃこの子傷つくな」等々、 感じたことを覚えています。でも、結局、 育てて、本当の家族以上の家族になる、と いうのが、更に不思議でした。 25歳の時、私はワーキングホリデー制 度を利用して、カナダに6ヶ月間、オース トラリアに7ヶ月間住んだことがあります。 カナダで住み込みベビーシッターを初めて して、赤ちゃんの無防備さにビックリした り、夫婦ゲンカが乳児に及ぼす影響を目の 当たりにしたりしました。そして、カナダ 生活の仕上げにカナダ横断旅行をした際、 プリンス・エドワード・アイランドに行き ました。島全体が、どこを切り取っても絵 になる、ステキな可愛ら しい所でした。アンの家、 グリーンゲイブルズも ありました。アンが実在 したとして、孤児院から この可愛らしい島に来 て、期待もあり、でも不 安で心配だったろうな、とか、空想を巡ら しながら観光したのを覚えています。 次に、「基金」。最初の出会いが研修だっ たので、しばらくの間、アン基金さんは里 親さんのための研修団体だと思っていまし た。かなり経ってから HP を読んで、アン 基金さん設立の目的が、自立する里子さん の「基金」を創ることだったと知りました。 そして、社会的養護で育つ子ども達が置か れている厳しい自立環境と、里親さんの持 ち出し分が非常に大きいことなどを知り、 驚きました。また、今では虐待防止キャン ペーンの象徴となった「オレンジリボン」 運動の原型も、栃木の里親子さん方と、ア ン基金さんのメンバーの方々が深く関わっ ているということを知りました。里子さん たちの選んだ色=「明るい」オレンジ(← これ大事!)だったのだということも。 アン基金さんが、里親さんの元から自立 する子ども達への視点を世に示し、基金の 設立や自立支援プログラムなど様々な活動 を行われたことで、初めて行政側が気づい たことは多々あるのだと思います。研修内 容にしても、里子さん養子さん達に本当に 必要な支援、里親さん養親さんに本当に必 要な支援、また実子さんへの視点にしても、 現場と離れた机上では、到底思いの及ばな いものだったと思います。ここに、現場の 力がいかに重要か、現場の声を上げて行く ことが如何に重要かが、正に表れています。 ただでさえ大変な日々の養育、その合間 を縫って、現場の声を形にされたこと、故 坂本和子さま始め、皆さまのその想いと行 動に、心より感謝申し上げます。アン基金 さんの設立について知ることで、私も、あ れがないこれがないと言っているだけでは なくて現場の声をもっと上に届けなければ、 と思えたことが、私にとって、母子生活支 援施設について考え、意見提出をする等の 原動力となりました。 ところで、私は27歳まで、マンガ家に なるんだと信じてマンガを描いて出版社に 投稿していました。仕事も、新卒時は、某 TV 番組制作会社勤務でした。しかし、私の 作品を読んだ編集者に「あなたは現場に行 った方が良い」と言われて、子どもと家庭

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5 に関わる現場で仕事をするようになりまし た。私が投稿したマンガは昭和55年の「金 属バット殺人事件」をテーマとした作品で した。私の作品のテーマはずっと「親殺し 子殺し」。親と子の関係/子どもを育む家庭 は、社会の基本であり、人間の基本です。 それが揺らいでいる危機を伝えたかったの です。残念ながら才能がありませんでした が。 マンガ家を諦めた時、児童福祉司をやっ てみたいな、と思いました、でも既に当時 の年齢制限を超えていたので、ベビーシッ ター/塾講師/公立中学「心の教室相談員」 /ひきこもり青少年への相談的家庭教師/ ひきこもりデイケアスタッフ実習/保育所 産休代替職員等(転々としたのではなく、 同時進行でした)を経て、平成16年に母 子生活支援施設の職員となり、今年度から 児童福祉司となりました。長い回り道でし たが、必要な道のりだったと思います。 カナダでの話に戻ります。私はカナダで、 移民用の英語学校に4ケ月間通いました。 (余談ですが、学費は3カナダドル 210 円でした。)クラスには、東ヨーロッパ、ア ジア、アラブ、アフリカ等の様々な国の方々 がいました。私は途中編入だったので、ク ラスメイトと仲良 くなるにはどうす れば良いかな、と 思い、「そうだ、皆 の国の言葉であいさつすれば良いかも」と 思いつき、初登校の日に「あなたの国の言 葉で『おはよう』ってどう言うの?」と訊 いて回りました。毎朝、その人の母国語で、 「おはよう」と言う。これが効を奏し、す ぐに全員と仲良くなれ、皆とても親切にし てくれました。(また余談ですが、ポーラン ド語で「おはよう」はジェン・ドブリィ、 ユーゴ/ボスニア語ではドブロイ・ユトラ、 イラクのアラブ語ではサバーハフヘイル、 香港の中国語ではチョウ・シャン、台湾の 中国語ではツァオ・ワ等々) 私の「連携」の根っこは、これです。相 手の言葉でどう言うのかを知り、相手の気 持ちや考え方を知る。様々な業種を経験し 体感したことで、様々な立場の方々に出会 い、気持ちや考え方を知りました。アン基 金さんの研修に参加させて頂いているのも、 その一環です。 今後とも、どうぞよろしくお願い申し上 げます。 連続テレビ小説「花子とアン」の花子さ んは、男の子を授かりましたがこの子は小 さい頃病気で亡くなりました。その後、実 子は授からず妹の子どもを養子にして育て ました。 同じく連続テレビ小説の「マッサン」では、 マッサンの妻エリーさんは妊娠はしたけど ドラマの中では階段を踏み外しての事故か 聴いて欲しい、「こうすると良良いよ」優しく⽀支えてくれるネットワークが                                                                           欲しかった(可愛い娘たちの養⺟母)    

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6 ら出産までたどりつかず我が子を産むこと はできませんでした。その後、実子を授か らない身体になり遠縁から養子を迎え育て ました。実子を授からない事、育てる過程 での葛藤等この方たちの気持ちを私はよく わかります。私は、医療ミスが原因で実子 を授からなかったのです。 今は、このようなことからというような ことでの悔いはないです。 二人の子どもを授かった からです。上の子は三歳、 下の子は二週間で我が子 となりました。可愛かっ た。子供を迎えるのは嬉しい。しかし、実 際はどうだろう。一番気になったことは近 所や親戚、友人の反応と、どのように伝え ようかと心配でしたが、地域の里親さんた ちのアドバイスや経験談を参考にどうにか クリアしました。 育てていくことでは、可愛いだけでは済 まされない。いろいろと考えなければなら ない事に出会いました。当時、里親サロン ができた頃だと思います。里親サロンを頼 りに子育てできると楽しみに参加していま したが、考えていたほどではなく遠のいて しまいました。寂しかったです。 小学校の頃、生い立ちの事をアルバムに するという授業の事。赤ちゃん返り。「顔が 似てないね」と言われた時。出産の話が出 た時の事。子どもの成長での事。反抗期。 真実告知。「私が生まれた時どうだった」を 聞かれた時の事等諸々どうしたら良いのだ ろうと悩み考えることはありました。反抗 期の時は特に「養子」「自分が産んでない」 等が想いの中に廻る事もあり辛い思いをし ながら孤独に子育てをしていた事もありま した。養子や里子のことを書かれた本は何 度も読みました。実際相談したいと思って いてもネットワークがない中、誰かに聴い て欲しい。「こうすると良いよ」と優しく支 えて欲しかった。ある時、都内に住む里親 さんがTV に出ていました。「この方と話が してみたい」TV 局へ問い合わせ紹介してい ただきました。この里親さんの経験した事 を聞かせていただくことを頼りに子育てを してきました。この里親さんとはお会いし たことがないです。お電話でのつながりだ けです。本当に親切にしていただきました。 お会いしたいです。そして、お礼を伝えた いです。 ある時、ヘネシー先生のおはなし会があ り参加しました。多くの里親さんが参加し ていました。子育ての大変さを本音で語っ ていることが私を励ましてくれました。そ して、アン基金の会員になり研修会等参加 し、より皆さんの分かち合いに嬉しくなり ました。私も子育て、子どもの事の本音を 本気で話せる気持ちに、楽になることを実 感しました。 昨年11月末のヘネシー先生の研修会は とっても充実していま した。喜びと楽しさの 宿泊では、4人部屋で の素敵な先輩里親さん との楽しい時間が嬉し かった。今、我が家では、子育て、子供の 成長に悩んでいます。結構大きな悩みです。 この宿泊の時も本音を話す事、アドバイス を頂いてホッと布団の中で安心して休めま した。究極、「子育て大変!」と思ったら頼 れる、相談したら力になってくれる所があ る、そう思える事でひとつひとつ乗り越え られる私がいます。 特別養子の場合、他との関わりをせず子

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7 育てをしている方は多いと思います。「子ど もとの出会いが欲しい」その時から良いネ ットワークの中で子どもを迎え、子育てを することができたら良いです。養親の会の 「グミの会」に出会いました。養親たちと いう安心感があり語れます。 本来なら、親になった時からともに育て る仲間との分かち合いの中での子育てがあ ったら精神的にもゆとりが持てたと思う。 誰かに聴いて欲しい。「こうすると良いよ」 「我が家はこうだったよ」と優しく支えあ える環境が欲しかった。 アン基金が 2006 年度 に1 年間かけたプロジェ クト(「里親家族の支援 を 考 え る = 里 親 と 子 ど も の た め の 里 親 養 育 リ ソースセンター準備プロジェクト=」)の研 究成果のもとに 2008 年度に開始したメン ター事業も7年目を迎えました。この間 (2015 年 3 月 31 日現在迄)、17 名の里親さ んがメンター登録をしてくださり、メンタ ー訪問を希望された 15 名の方のご家庭を 訪問することができました。メンターの延 べ家庭訪問回数は 142 回になりました。そ して、メンター訪問を希望される方の状況 把握からメンターとのマッチング、訪問開 始後のモニタリング等を行うソーシャルワ ーカーの訪問回数も44 回(延 73 人)にな りました。 このような状況ですが、事業担当として はこの事業を 2014 年度に終了する方向で 考えてきました。実際は、残務があるため に2015 年度終了となります。 アン基金のメンター訪問の特徴は 2 つあ ります。1 つはメンター希望者を対象に傾 聴を核とした研修への参加を奨励したこと です。2 つ目は、家庭訪問をメンターさん に任せっきりにしないことです。家庭訪問 時に傾聴した話をメンターさん自身が整理 することを目的に、メンターさんが家庭訪 問後に提出する訪問記録をもとにソーシャ ルワーカーがメンターさんからの報告を聴 き、気になったこと等を整理するシステム を構築したことです。 閉じるにあたっての理由も 2 つあります。 1 つは里親による家庭訪問が東京において も、他県においても試みられるようになっ たことです。アン基金への当事業に関する 問い合わせは北海道、沖縄県、静岡県、千 葉市等から数件あり、里親メンターによる 家庭訪問の広がりがみられるようになりま した。その意味ではアン基金のメンター訪 問事業は里親支援体制の一つの提案を果た したといえます。2 つ目はメンター訪問を 支えるソーシャルワーカーの支援体制が人 的にも経費的にも難しくなったことです。 このことに関しては大変申し訳ないと思っ ています。お許し下さい。身勝手ではあり ますが、支援体制についての先駆的役割を 果たしたということで、事業を閉じますこ とへのご理解をいただきたくお願いいたし

ありがとうございました。

(メンター事業担当   ⼾戸⽥田朱美)    

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8 ます。 さて、メンター事業を実施してわかった ことをお伝えしたいと思います。 それは実子以外の養育は里親だけではな かったということです。考えると当然のこ とですが、世の中には子どもを連れての再 婚等、実子以外の子どもを育てていらっし ゃる方々がいて、同じように子育てについ て悩みがあるということでした。これは特 別養子のご家庭や個人的にお子さんを養育 されている方など、当初は考えていなかっ た方々からもメンター訪問の申し込みがあ ったことでわかりました。 また、メンティ(メンター訪問を受けら れる方)からは、同じような体験をされた 方がメンターとして訪問されることで、ご 自分の語る子育ての内容を「わかる。わか る」と、特に説明を加えなくともそのまま 受け止めてくださることの安堵感を伝えら れました。ありのままに受け止めて下さる ことで、今までモヤモヤとしていたものの 道筋がはっきりとなり、その安心感から子 どもに対しての対応にゆとりが出てきたと も伝えられました。このことは、メンター 事業の仮説でもあり、アン基金の里親養育 の考え方でもある「親が安定することで子 どもが安定する」という方向性があながち 間違ってはいなかったことを示しているの ではないでしょうか。 幼いお子さんのいるご家庭の訪問では、 子どももメンター訪問を楽しみにされてい たようです。お母さんが安心して語ること のできる訪問者は、子どもにとっても安心 感のもてる訪問者だっ たのだろうと思います。 メンター希望者には 里父さんの申込みもあ り、母役割だけではなく、 父役割や、母を支える父の存在の大切さ等、 家族として子どもを見る視点も教えていた だきました。メンター研修として信州のメ ンターさんの家屋をお借りしての合宿も夜 中まで率直に語り合う場として思い出多い ものです。また、メンター訪問の目的を明 確にするために3回だけの訪問といったト ライアルシステムの試み等、この間に考え られることは実践してみました。このよう な試みができましたのも、多くの方々のお 支えがあってのことと思います。 話をじっくりと聴く存在の必要性を感じ てメンター登録をして下さいましたメンタ ーの皆様、そして、その活動を支えて下さ いましたご家族の皆様にも、心から感謝も うしあげます。メンターの方々には、メン ター研修や活動で得ました力を更にそれぞ れの場において発揮していただきましたら 幸いです。 アン基金のメンター訪問事業を温かく見 守って下さった方々に心から御礼申し上げ ます。本当にありがとうございました。こ れからもアン基金の様々な活動を見守り下 さい。 なお、平成24 年度に作成しました「里親 メンターです」は残部がありますので、ご 関心がありましたらお問い合わせください。 よろしくお願いいたします。

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アン基金の周りにある

♡Happy news♡をお知らせします。

里子

OB として支援活動をしている健太さんに赤ちゃんが誕生しました!

Happy News コーナー ぜひ皆さんの楽しいニュースをお寄せください! ∼ [email protected]

アン基金からのお知らせ

1:総会のお知らせ  

6 月 7 日(日)に、東京ウイメンズプラザで総会を開催します。 今回は重要な議題があります。ヘネシー理事長も参加しますので、 午後は先生を囲んだサロンも計画しています。ふるってご参加ください。

♪ハッピーニュース♪

Happy News

2014.11.18

勘太(かんた)ちゃん はじめまして かんた君♪

(10)

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2:渡⽶米のお知らせ  

理事の和泉広恵は、4 月 1 日より 1 年間、米国ワシントン州シアトルで在外研究を 行います。2016 年 3 月 31 には帰国します。帰国後、ワシントン州で学んだことをみなさ まにお伝えしますので、楽しみにしてください。

3:⾃自⽴立立⽀支援プログラムについて  

2014 年度自立支援プログラムでは、11 名の受講生が修了しました。3 年生は、 4 月からそれぞれに新しい生活をスタートしました。 みなさま、ご支援をどうもありがとうございました。 編集後記: 4 月を迎え、いろいろと状況が新しくなった方も多いのではないでしょうか?春を迎えて、 この2015 年度が皆さんにとって素敵な年になる事、心から願っております。(御園生)

参照

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