良好な景観の形成を推進するため、次の7つの方策を進めます。これらの方策は相互に 関係するので、総合的な推進体制をつくり、各方策の調整を図りつつ取り組みます。
4. 景観形成の方策
6 地区の景観形成の推進
1 建築物等の規制誘導 2 屋外広告物の規制誘導 3 大規模開発事業の規制誘導
4 公共施設の活用による景観形成 5 景観資源の保全と活用
点在する大規模な建築物等や 地区レベルでの
景観のレベルアップ
点的・線的資源の活用と、 これを核とした
面的景観形成の推進
既存の景観資源の保全・活用と 新たな景観の形成
7 総合的な
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1)建築物等の規制誘導
建築物などのデザインや色彩などの質を高め、周 辺とのつながりやまとまりに配慮するよう景観形成 のための基準(ルール)を定め、規制誘導していきます。 このため、一定規模以上の建築物を建築する際など は景観法に基づく届出などが必要となります。
2)屋外広告物の規制誘導
過度に派手な色彩やけばけばしいデザインの屋外 広告物が無秩序に表示されることを防ぐために、一 定規模以上の建物などに設置される広告物について は、足立区まちづくり推進条例に基づく事前協議な どを活用し、景観形成へ配慮を求めます。
3)大規模開発事業の規制誘導
大規模開発事業の地区では、新しく魅力ある景観 をつくることが期待できます。このため、事業者と区 が協議しながら「景観ガイドライン」を作成し、これ に基づいて個々の事業を誘導します。
4)公共施設の活用による景観形成
すべての公共施設(道路、公園、河川など)について良好な景観の形成を進めていくとと もに、景観的に特に重要な公共施設については景観法の「景観重要公共施設」に指定します。
5)景観資源の保全と活用
区民に親しまれている景観資源のうち、地域の風土などを感じさせるものや地域のシ ンボルとなるものを「足立・まちの風景資産」として指定していきます。将来的には景観法 の「景観重要建造物」や「景観重要樹木」の制度を活用し、保全・活用を進めていきます。
6)地区の景観形成の推進
住民が地区の景観のあり方について検討している地区などを「景観形成地区」に指定し、 景観形成の方針やルールづくりなどの取り組みを支援します。
また、このようにして景観ルールを定めた地区や、区の景観形成上、特に重要な地区を「特 別景観形成地区」に指定し、地区独自のルールに基づき、建築物等を規制誘導します。
7)総合的な推進体制の構築
区では、区民や事業者と協働して景観形成を進めるため、情報の共有化や協議、支援の ための仕組みを充実していきます。また、庁内の連携や調整、専門家等の活用についても 取り組みます。
緑と調和する穏やかな 色彩の建物
広告物の掲示場所を
デザインに組み込んでいる建物の例
前ページの「6)地区の景観形成の推進」に示した景観形成地区および特別景観形成地 区に次の地区を指定します。
1)景観形成地区
(文中の《 》内の施設は景観重要公共施設を示しています)5. 景観形成地区と特別景観形成地区
西新井大師周辺地区
歴史とにぎわいのある 景観を維持・向上させる ために、地元との検討を さらに進めていきます。 《 西新井大師参道 》は 歴史的でにぎわいあるま ち並みに調和した整備や、 電線類の地中化を図りま す。
千住旧日光街道周辺地区
歴史的な建物を核とし て良好な景観を維持・形 成していくために、地元と の検討に取り組みます。 《 千住旧日光街道 》は 歴史的なまち並みに調和 した整備を行います。
伊興寺町周辺地区
落ち着きがあり歴史を 感じられる景観を維持・ 向上させるために、地元 との検討をさらに進めて いきます。
《 狭間道 》や《 保木間 堀親水水路 》は落ち着い たまち並みに調和するよ う整備します。
◆景観重要公共施設◆
「景観重要公共施設」とは、景観法の制度で、景観的に特に重要な公共施設(道路、 公園、河川など)を指定し、良好な景観形成に配慮した整備を行うものです。
区では景観形成地区内の4施設、特別景観形成地区内の3施設、次にご紹介する 3施設の計10施設を指定し、良好な景観形成に配慮した整備を行っていきます。
江北公園(都市農業公園)
移築した民家や古い樹木など を保全し、それらと調和した 整備を進めます
佐野いこいの森緑地
区内最大規模の屋敷林を適切 に維持管理していきます
葛西用水親水水路
11 千住旧日光街道
千住旧日光街道 周辺地区 西新井大師参道
西新井大師周辺地区
日暮里・舎人ライナー沿線地区
保木間堀親水水路
狭間道 見沼代親水公園
伊興寺町周辺地区
見沼代親水公園周辺地区
都市農業公園 (江北公園)
隅田川
隅田川沿川地区
葛西用水親水水路 佐野いこいの森緑地
垳川沿川地区
垳川
景観重要河川 景観重要都市公園 景観重要道路 景観形成地区 特別景観形成地区
N
凡 例
0100m500m 1000m
2)特別景観形成地区
(文中の《 》内の施設は景観重要公共施設を示しています)垳川沿川地区
《 垳川 》の遊歩道の約 2キロにもわたる大樹列 を適切に維持管理します。 沿川の民有地において も、樹林の保全を誘導し、 緑と水に調和した住宅地 の景観を形成します。
見沼代親水公園周辺地区
《 見沼代親水公園 》は 水と緑や生き物に親しめ る自然的景観を形成しま す。
周辺では落ち着いたま ち並みを保全し、親水公 園と一体となった良好な 景観を形成します。
隅田川沿川地区
《 隅田川 》は親水護岸 などで親水性を高めると ともにうるおいのある景 観を形成します。 隅田川に顔を向けると ともに開放的なしつらえ とし、連続性のある景観 を形成していきます。
日暮里・舎人ライナー沿線地区
足立区
発行:足立区都市計画課