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アンケート集計結果
子育て事業に関するアンケート
第 20 回のテーマは、【子育て事業に関するアンケート】でした。
◎ 登録者数 510 人
◎ 実施期間 平成 24 年 3 月 21 日(水)~3 月 27 日(火) ◎ 回答者数(回答率) 368 人(72.2%)
問1 まず、参考情報として、あなたにとって大事な施策はどのようなものか伺います。以下 の各分野のうち、市はどれに重点的に取り組むべきだと思いますか。特に重要だと考えるもの を、3つまで選択してください。
こども(保育・教育)と答えたモニターが 63%で最も多く、次に防災 38%、道路・下水道・ 公園などインフラ整備 37%であり、少子化傾向のなかで次世代育成の意識が高く、特に保育や 教育分野について重点的に取り組むことが大事と考えているモニターが多いことがわかりまし た。また震災後 1 年後ということで、防災に強く強固な都市機能が求められていることがわか りました。
問2 幼稚園と保育園の違いについてご存知ですか。
よく知っている、だいたい知っていると回答したモニターは合計で 90%であり、幼稚園と保 育園の違いについては、多くのモニターに認知されていることがわかりました。
男性, 212 女性, 156
男女別
男性 女性 10代, 1人
20代, 32人
30代, 105 人 40代, 99人
50代, 58人 60代, 45人
70代, 28人 年齢別
問3 保育園・幼稚園を選択するとした場合、何を基準に選びますか。3つまで選択してくだ さい。
「自宅から近い」が 84%と最も多く、次に「保育料が安いこと」が 48%であり、利便性と費用 面を重視しているモニターが多いことがわかりました。
その他、「特色ある教育・保育プログラム」、「公立であること」、「同じ小学校区であること」 などが続いており、子どもの成長過程がスムーズに進んでいくこと望む回答が多いことがわかり ました。
問4 今後、幼稚園や保育園を活用した子育て支援策は、どのようなものがあると思いますか。 3 つまで選択してください。
働きながら子育てしやすい施設の整備と回答したモニターは 78%と最も多く、次にこどもを 安心して遊ばせられる場の提供 50%、こどもをのびのび育てていく教育プログラム 43%とな りました。今後、幼稚園や保育園で求められている子育て支援策として、働きながら子育てしや すい環境が整備され、保育される子供の安全と教育を必要としていることがわかりました。
問5 保育園の待機児問題への対応として、最適と思われるものを、1つ選択してください。
問6 浦安市には 14 の公立幼稚園があることが一つの特徴となっていますが、全体的に見る と園児の数は少しずつ減っています。今後どうすべきと思いますか。1つ選択してください。
幼稚園の余裕教室を活用して、子育て支援事業を展開すると回答したモニターは 50%、 園 児数の減ってきている幼稚園を統廃合し、他の施設に転用すると回答したモニターは 21%であ り、問5と同様に、既存施設を利用した、待機児童解消などの子育て事業をするべきと考えてい るモニターが多いことがわかりました。
問7 現在、国で進められている「幼保一体化」についてどの程度ご存じですか。
よく知っている、ある程度知っている、と回答したモニターは合計で 66%となりましたが、 一方であまり知らない、まったく知らないと回答したモニターは合計で 34%であり、今後も「幼 保一体化」についてわかりやすく伝えていく必要があるものと考えられます。
問8 本市の幼稚園・保育園を含めた子育て施策について自由にご意見をお寄せください。
この項目については、368 人中222 人(60%)のモニターからさまざまな視点からのご意見 をいただきました。
主なご意見と、幼稚園については、3年間保育、長時間預けられるように延長保育を充実して ほしいとの意見が多く、保育園については、待機児童の解消についてのご意見が多くみられまし た。また、一時保育の充実についてのご意見や、現在の幼稚園の数や内容、子育て環境の充実を 求めるご意見も多くありました。
また、幼保一体化による多様な保育ニーズへ対応や、幼稚園の余裕部分を活用した保育機能の 拡充・整備といった部分についてもご意見をいただき、就学前の保育・教育について、質と量の 両面からの充実を望む声が多く聞かれました。
まとめ
今回のアンケート調査では、市の施策の中でも子育ては最も重要な施策だと考えているモニ ターが多く、子育て事業の各施策を優先的に取り組んでいく必要性を感じました。特に、保育 時間の延長、一時保育の充実、待機児童の解消等の課題があることを改めて認識する結果とな りました。
市では、今後さらに子育てしやすいまち・浦安を目指し、多面的な観点から課題をとらえ、 子育て支援関連事業の拡充を図っていく必要を感じました。