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Academic year: 2021

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はじめに

 平成17年よりほぼ隔年で刊行して来ました「鹿児島純心女子大学キリスト教文化研 究センター報告」も第5号をお届けする時となりました。所員の殆どがキリスト教学 以外の分野に関わる教員である本センターの性格上、宗教的専門研究の紀要としての 性格は持ち得ない冊子として、キリスト教に焦点を当てた自由な寄稿によるフォーラ ムを目指して来ましたが、各所員の所属学科内の仕事量や専門研究の負担も増え、そ れも思うにまかせなくなって来ました。今回は、成功とは言えないながら近年続けて きたキリスト教に関する意識調査とその纏め、そして所員会による検討結果を一つの 共同研究として掲載いたします。

 また、本センター主催の「公開セミナー」が大学のFD・SDの一端として位置づけ られて定着してきたため、基本方針として「公開セミナー」のためには全教職員対象で あることをふまえた企画をし、所員自身の研究心に応えてかなり特化したキリスト教 的テーマのものは所員研修として企画し、内容によって学内の希望者の参加を認める こととしました。

 平成24年度には12月4日、福島県立医科大学副学長の山下俊一氏に大学主催の人 権問題研修会の講演者として御来学願い「原発事故と放射能リスク管理」について、時 宜にかなった明解なご講演を、25年度には本センターの「公開セミナー」として平成 26年2月24日、東洋英和女学院大学学長の村上陽一郎氏に「現代社会と科学・技術」と 題して広く深いご講演をいただきました。極めて御多忙の中、ご来川下さいました先 生方に心より感謝申し上げます。また、24年度の所員研修(学内公開)として平成25 年2月20日、本学の犬塚孝明副学長に「日本の近代化に果たしたキリスト教の役割」の テーマのもと、「森有礼と新島襄」という示唆に富んだ興味深い講演をしていただきま した。本当にありがとうございました。村上先生、犬塚先生にはご講演を本誌に掲載 するお許しをいただきましたことにも御礼申し上げます。

 平成26年度よりキリスト教文化研究センター所長には、岡村和信教授が就任されま す。新しい所長のもとで、鹿児島純心女子大学キリスト教文化研究センターがさらに 実り多い歩みを力強く進められますことを期待し、神様の祝福をお祈りいたします。

 これまでのご支援とご協力、まことにありがとうございました。

平成26年3月 キリスト教文化研究センター    所長 荒 井 聰 子

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