熊本大学埋蔵文化財調査センター

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における組織評価

自己評価書

平成 26 年９月 30 日

目 次

Ⅰ 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 現 況 及 び 特 徴 ... 1 Ⅱ 研 究 の 領 域 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 2 １ ． 研 究 の 目 的 と 特 徴 ... 3 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 ... 4 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 4 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 9 Ⅲ 社 会 貢 献 の 領 域 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 11 １ ． 社 会 貢 献 の 目 的 と 特 徴 ... 12 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 ... 13 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 13 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 25 Ⅳ 国 際 化 の 領 域 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 26 １ ． 国 際 化 の 目 的 と 特 徴 ... 27 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 ... 28 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 28 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 32 Ⅴ 教 育 研 究 支 援 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 33 １ ． 教 育 研 究 支 援 （ そ の 他 の 領 域 ） の 目 的 と 特 徴 ... 34 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 ... 35 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 35 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 37 Ⅵ 男 女 共 同 参 画 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 38 １ ． 男 女 共 同 参 画 （ そ の 他 の 領 域 ） の 目 的 と 特 徴 ... 39 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 ... 39 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 40 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 43 Ⅶ 管 理 運 営 に 関 す る 自 己 評 価 書 ... 44 １ ． 管 理 運 営 の 目 的 と 特 徴 ... 45 ２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 ... 45 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 ... 45 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 ... 60

Ⅰ 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 現 況 及 び 特 徴

１ 現 況 （ １ ） 学 部 等 名 ： 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー （ ２ ） 学 生 数 及 び 教 員 数 （ 平 成 26 年 ９ 月 30 日 現 在 ）： 兼 務 教 員 数 （ セ ン タ ー 長 ）： １ 人 、 専 任 教 員 数 ： ３ 人 ２ 特 徴 熊 本 大 学 の 開 発 に 伴 い 、 構 内 遺 跡 の 調 査 に 関 す る 業 務 を 行 う 組 織 で あ る 。 業 務 内 容 は 以 下 の ４ 項 目 で あ る (熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 に よ る )。 （ １ ） 埋 蔵 文 化 財 調 査 の 実 施 計 画 の 立 案 及 び 実 施 に 関 す る こ と （ ２ ） 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 の 整 理 ・ 保 管 お よ び 保 存 に 関 す る こ と （ ３ ） 文 化 庁 等 に 提 出 す る 報 告 書 の 作 成 に 関 す る こ と （ ４ ） そ の 他 セ ン タ ー の 目 的 を 達 成 す る た め に 必 要 な 事 項 独 立 し た ２ 階 建 て の 建 物 が 黒 髪 南 地 区 に あ り 、事 務 室・調 査 員 室 の 他 、展 示 室・作 業 室 ・ 書 庫 を 備 え る 。 ３ 組 織 の 目 的 熊 本 大 学 に 所 在 す る 遺 跡 を 発 掘 調 査 す る と と も に 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 ・ 保 存 お よ び 活 用 し 、も っ て 本 学 の 教 育・研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る (熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 に よ る )。 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー（ 以 下「 本 セ ン タ ー 」と 記 す 。）は 、前 身 の 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 を も と に 平 成 23 年 10 月 １ 日 に 設 立 さ れ た 調 査 機 関 で あ り 、 二 つ の 組 織 は 継 続 性 が 強 い 。 今 回 の 自 己 評 価 は 平 成 22 年 度 以 降 の 活 動 を 対 象 に し て い る た め 、 平 成 22 年 ４ 月 １ 日 か ら 平 成 23 年 ９ 月 30 日 ま で に つ い て は 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 の 活 動 を 対 象 と し て 記 載 す る 。

１ ． 研 究 の 目 的 と 特 徴 本 セ ン タ ー 業 務 に か か わ る 以 下 の 研 究 を 推 進 す る こ と を 基 本 方 針 と す る 。 ① 上 質 な 埋 蔵 文 化 財 調 査 の 実 施 に 関 す る 研 究 ② 効 果 的 な 埋 蔵 文 化 財 の 整 理 ・ 保 管 、 報 告 書 の 作 成 に 関 す る 研 究 ③ 効 果 的 な 展 示 ・ 普 及 活 動 に 資 す る 研 究 ④ ① ～ ③ に 資 す る 考 古 学 研 究 ［ 想 定 す る 関 係 者 と そ の 期 待 ］ ・ 想 定 す る 関 係 者 熊 本 大 学 関 係 者 、地 方 公 共 団 体 の 文 化 財 部 門 、大 学 の 埋 蔵 文 化 財 関 係 機 関 、大 学 の 考 古 学 研 究 室 、国 内 の 博 物 館・歴 史 民 俗 資 料 館 、文 化 庁 記 念 物 課 、歴 史 学 研 究 者 、歴 史 に 興 味 を も つ 一 般 市 民 ・ そ の 期 待 ① 発 掘 調 査 成 果 の 公 表 に よ り 、 大 学 の 歴 史 を 理 解 す る 。 ② 発 掘 調 査 報 告 書 に よ り 構 内 遺 跡 の 成 果 を 理 解 し 、 地 域 史 復 元 を 進 め る 。 ③ 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 展 示 等 に よ り 、 構 内 遺 跡 の 成 果 を 理 解 し 、 地 域 史 の 理 解 を 深 め る 。 ④ 発 掘 調 査 成 果 の 公 表 に よ り 、 国 内 の 埋 蔵 文 化 財 行 政 の 整 備 を 進 め る 。 ⑤ 歴 史 学 研 究 、 考 古 学 研 に 寄 与 す る 。

２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 【 優 れ た 点 】 ・ 各 教 員 の 研 究 活 動 が 期 待 さ れ る 水 準 を 上 回 っ て い る 点 。 ・ 報 告 書 な ら び に 年 報 が 計 画 的 に 刊 行 さ れ て い る 点 。 【 改 善 を 要 す る 点 】 ・ セ ン タ ー の 事 業 量 が 年 ご と に 変 動 す る た め 、研 究 活 動 の 計 画 的 な 継 続 が し ば し ば 困 難 に な る 。こ と に 事 業 量 の 多 い 年 に は 発 掘 調 査 を 優 先 せ ざ る を 得 な い た め 、報 告 書 作 成 作 業 が 積 み 残 さ れ る 傾 向 が 強 い 。こ れ が 結 果 的 に 個 人 の 研 究 を 圧 迫 し 、業 績 に 影 響 す る 傾 向 が あ る 点 。 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 分 析 項 目 Ⅰ 研 究 活 動 の 状 況 観 点 研 究 活 動 の 状 況 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・平 成 22 年 ４ 月 か ら 26 年 ３ 月 ま で の 研 究 活 動 を 数 値 で 示 す と 以 下 の 通 り で あ る 。（ 資 料 番 号 B-１ -１ ～ B-１ -４ ） 論 文 ・ 著 作 数 ： 44 科 学 研 究 費 採 択 件 数 ： ８ 研 究 発 表 数 ： 12 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 を 上 回 る 。 （ 判 断 理 由 ）対 象 期 間 に お け る 本 セ ン タ ー の 専 任 教 員 は 平 均 ２ 人 で あ り（ 平 成 22 年 度 ２ 人 、 23 年 度 １ 人 、 24 年 度 ２ 人 、 25 年 度 10 月 以 降 ３ 人 ）、 そ の 実 績 を １ 人 あ た り で 平 均 す る と １ 年 間 に 論 文 ６ 本 、 科 学 研 究 費 １ 件 、 研 究 発 表 ２ 回 で あ る 。 発 掘 調 査 で 忙 殺 さ れ て い る 現 実 を 考 慮 す る と 驚 異 的 な 活 動 状 況 と い っ て い い 。 （ 資 料 番 号 B-１ -１ ） 研 究 活 動 状 況 一 覧 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 合 計 論 文 ・著 書 19 ５ ６ 14 44 学 会 発 表 ６ ３ １ ２ 12 科 学 研 究 費 採 択 件 数 ６ １ １ ０ ８ （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-１ -２ ） 研 究 業 績 発 表 状 況 覧 ○ 小 畑 弘 己 准 教 授 （ 平 成 23 年 ４ 月 異 動 に よ り 転 出 ） ＜ 平 成 22 年 度 ＞ 1. 小 畑 弘 己・寺 前 直 人・高 橋 照 彦・田 中 史 生 2010『 ジ ュ ニ ア 日 本 の 歴 史 １ 国 の な り た ち 』， 301頁 ， 小 学 館

2. Hiroki Obata, Isao Morimoto, and Susumu Kakubuchi 2010 Obsidian Trade Between Sources on Northwestern Kyushu Island and the R yukyu Archipelago (Japan) During the Jomon Period.

Crossing the Straits: Prehistoric Obsidian Source Exploitation in the North Pacific Rim . B AR

International Series 2152, pp. 57 -71, Edited by Yaroslav V. Kuzmin and Michael D. Glascock 査 読 有

3. 小 畑 弘 己 2010「 近 年 の 朝 鮮 考 古 学 に お け る 古 民 族 植 物 学 」『 季 刊 考 古 学 』 113， 101－ 104 頁 ， 雄 山 閣 出 版

向 遺 跡 』， 鹿 児 島 県 薩 摩 郡 さ つ ま 町 埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 報 告 書 （ 4）， 126－ 129 頁 ， 鹿 児 島 県 さ つ ま 町 教 育 委 員 会

6. 宮 ノ 下 明 大 ・ 小 畑 弘 己 ・ 真 邉 彩 ・ 今 村 太 郎 2010「 堅 果 類 で 発 育 す る コ ク ゾ ウ ム シ 」『 家 屋 害 虫 』 32-2， pp.59－ 63. 査 読 有

7. Hiroki OB ATA, Aya MANAB E, Naoko NAKAMURA, Tomokazu ONISHI, Yasuko SENB A 2011 8. A New Light on the Evolution and Propagation of Prehistoric Grain Pests: the World's Oldest

Maize Weevils Found in Jo mon Potte ries, Japan. 電 子 科 学 ジ ャ ー ナ ル P LoS ONE （ http://www.plosone.org/article/info%3Adoi%2F10.1371%2Fjournal.pone.0014785 ） 査 読 有 9. 小 畑 弘 己 2011『 東 北 ア ジ ア 古 民 族 植 物 学 と 縄 文 農 耕 』， .310 頁 ， 同 成 社 10. 小 畑 弘 己 2011「 第 Ⅰ 部 第 4 章 博 多 遺 跡 群 出 土 銭 貨 集 成 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 164－ 195 頁 ， 福 岡 市 11. 小 畑 弘 己 2011「 第 Ⅲ 部 第 １ 章 福 岡 市 内 出 土 の 植 物 遺 存 体 集 成 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 373－ 527 頁 ， 福 岡 市 12. 小 畑 弘 己 2011「 第 Ⅲ 部 第 ２ 章 圧 痕 資 料 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 532－ 541 頁 ， 福 岡 市 13. 小 畑 弘 己 2011「 コ ラ ム ⑫ 圧 痕 レ プ リ カ 法 と は 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 542－ 543 頁 ， 福 岡 市 14. 小 畑 弘 己 2011「 第 Ⅳ 部 第 ３ 章 出 土 銭 か ら み た 中 世 の 博 多 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 641－ 656 頁 ， 福 岡 市 15. 小 畑 弘 己 2011 「 第 Ⅳ 部 第 ５ 章 植 物 遺 存 体 か ら み た 福 岡 の 歴 史 」 福 岡 市 史 編 集 委 員 会 編 『 新 修 福 岡 市 史 』 資 料 編 考 古 ３ ， 672－ 701 頁 ， 福 岡 市 16. 小 畑 弘 己 ・ 種 子 圧 痕 プ ロ ジ ェ ク ト 2010 「 種 子 圧 痕 か ら み た 縄 文 時 代 の 栽 培 植 物 － 2008 ・ 2009 年 度 の 研 究 成 果 か ら － 」『 日 本 考 古 学 協 会 第 76 回 総 会 研 究 発 表 要 旨 』， 44－ 45 頁 ， 日 本 考 古 学 協 会 17. 小 畑 弘 己 ・ 真 邉 彩 2010「 ア ウ ラ ガ 遺 跡 に お け る 植 物 遺 存 体 の 古 民 族 植 物 学 的 研 究 」『 日 本 植 生 史 学 会 第 25 回 大 会 講 演 要 旨 集 』， 23 頁 ， 日 本 植 生 史 学 会 18. 小 畑 弘 己 ・ 真 邉 彩 ・ 宮 ノ 下 明 大 2010 「 コ ク ゾ ウ ム シ か ら み た 縄 文 時 代 の 植 物 性 食 料 の 貯 蔵 形 態 」『 日 本 植 生 史 学 会 第 25 回 大 会 講 演 要 旨 集 』， 24－ 25 頁 ， 日 本 植 生 史 学 会

19. Hiroki Obata 2010 An advance of stud y on the Jomon, Neolithic in J apan, people ’s life style using X -ray CT scans. X -ray CT Visualization for Socio -Cultural, Engineering and

Environmental Materials, X -Earth (IWX) 2010, pp.62-67, K uma moto University

○ 松 田 光 太 郎 准 教 授 （ 平 成 24 年 ４ 月 着 任 ） ＜ 平 成 24 年 度 ＞ 1. 松 田 光 太 郎 「 書 評 今 村 啓 爾 編 『 異 系 統 土 器 の 出 会 い 』」『 人 文 社 会 科 学 研 究 』 25、 91 ～ 97 頁 、 千 葉 大 学 人 文 社 会 科 学 研 究 科 、 2012 年 ９ 月 2. 松 田 光 太 郎『 葉 山 島 中 平 遺 跡 』か な が わ 考 古 学 財 団 調 査 報 告 286 1･15～ 20･21～ 50・ 67～ 70 頁 公 益 財 団 法 人 か な が わ 考 古 学 財 団 2012 年 12 月 3. 松 田 光 太 郎「 諸 磯 ｃ 式 土 器 の 成 立 と 土 器 情 報 の 伝 達 」『 型 式 論 の 実 践 的 研 究 Ⅰ 』人 文 社 会 科 学 研 究 科 研 究 プ ロ ジ ェ ク ト 報 告 書 251、1～ 11 頁 、千 葉 大 学 大 学 院 人 文 社 会 科 学 研 究 科 、 2013 年 ２ 月 4. 松 田 光 太 郎 『 子 易 ・ 大 坪 遺 跡 子 易 ・ 町 屋 裏 遺 跡 』 か な が わ 考 古 学 財 団 調 査 報 告 292、 1～ 6・ 19～ 26･538～ 540 頁 公 益 財 団 法 人 か な が わ 考 古 学 財 団 、 2013 年 ３ 月 ＜ 平 成 25 年 度 ＞ 1. 松 田 光 太 郎 「 縄 文 時 代 前 期 土 器 の 突 起 が 示 す 地 域 性 と 交 流 － 関 東 地 方 の 諸 磯 ｂ 式 土 器 の 渦 巻 突 起 に 着 目 し て 」『 先 史 学 ・ 考 古 学 論 究 Ⅵ 』、 57～ 66 頁 、龍 田 考 古 会 、2014 年 ２ 月 2. 松 田 光 太 郎「 諸 磯 式 土 器 に お け る 浮 線 文 の 発 生 と 北 白 川 下 層 Ⅱ ｃ 式 土 器 の 成 立 」『 型 式

学 大 学 院 人 文 社 会 科 学 研 究 科 、 2014 年 ２ 月 3. 松 田 光 太 郎 「 書 評 阿 部 芳 郎 編 『 移 動 と 流 通 の 縄 文 社 会 史 』」『 人 文 社 会 科 学 研 究 』 28 号 、 264～ 271 頁 、 千 葉 大 学 大 学 院 人 文 社 会 科 学 研 究 科 、 2014 年 ３ 月 4. 松 田 光 太 郎 『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅹ 』 167-248・ 318-342 頁 、 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 、 2014 年 ３ 月 ○ 大 坪 志 子 助 教 ＜ 平 成 22 年 度 ＞ 1. 大 坪 志 子 「 縄 文 時 代 九 州 産 石 製 装 身 具 の 波 及 」『 先 史 学 ・ 考 古 学 論 究 』 Ⅴ ， 龍 田 考 古 会 ， pp.223-237． ＜ 平 成 23 年 度 ＞ 1. 大 坪 志 子 「 第 10 節 縄 文 時 代 石 製 装 身 具 の 科 学 分 析 」『 北 井 門 遺 跡 2 次 調 査 』 公 益 財 団 法 人 愛 媛 県 埋 蔵 文 化 財 セ ン タ ー ， pp.531-538. 2011 年 2. 大 坪 志 子 「 西 南 戦 争 遺 跡 出 土 遺 物 の 蛍 光 Ｘ 線 分 析 」『 玉 東 町 西 南 戦 争 遺 跡 調 査 総 合 報 告 書 』 玉 東 町 文 化 財 調 査 報 告 第 ８ 集 ， 玉 東 町 教 育 委 員 会 ， pp.157-164. 2011 年 3. 大 坪 志 子『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』17，熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー ， pp.1-67，（ 共 著 ： 小 畑 弘 己 ）． 2011 年 4. 大 坪 志 子 「 水 天 向 遺 跡 出 土 の 縄 文 時 代 石 製 装 身 具 の 化 学 分 析 」『 水 天 向 遺 跡 』 さ つ ま 町 埋 蔵 文 化 財 発 掘 調 査 報 告 書 （ 4）， 鹿 児 島 県 さ つ ま 町 教 育 委 員 会 ， pp.130-134． 2012 年 ３ 月 5. 大 坪 志 子 『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 Ⅷ 』 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 報 告 書 第 ８ 集 ， 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー ， pp.1-135，（ 共 著 ： 小 畑 弘 己 ）． 2012 年 ３ 月 ＜ 平 成 24 年 度 ＞ 1. 大 坪 志 子 「 第 ６ 節 ４ ・ ５ 号 甕 棺 墓 出 土 の 勾 玉 の 材 質 分 析 」『 吹 上 Ⅵ 』 日 田 市 埋 蔵 文 化 財 調 査 報 告 書 第 112 集 ， 34-36. 2013 年 ３ 月 2. 大 坪 志 子 『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 Ⅸ 』 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 報 告 書 第 ９ 集 ， 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー ， pp.1-251（ 共 著 ： 小 畑 弘 己 ）． 2013 年 ３ 月 ＜ 平 成 25 年 度 ＞ 1. 「 玦 状 耳 飾 」『 季 刊 考 古 学 』 第 125 号 , 雄 山 閣 ,pp.50-54． 2013 年 2. 「 縄 文 管 玉 研 究 の 展 望 」『 玉 文 化 』 第 10 号 ， 日 本 玉 文 化 研 究 会 ， pp.25-30. 2013 年 3. 「 縄 文 時 代 後 ・ 晩 期 九 州의 石 製 装 身 具 와 韓 半 島 」 『 한 국 선 사 ・ 고 대 의 옥 문 화 연 구 』 복 천 박 물 관 ， pp.138-144. 2013 年 4. 「 九 州 の 大 珠 」『 先 史 学 ・ 考 古 学 論 究 』 Ⅵ ， 龍 田 考 古 会 ， pp.223-237． 2014 年 ３ 月 5. 『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 Ⅸ 』 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 報 告 書 第 10 集 ， 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー ， pp.1-251（ 共 著 ： 小 畑 弘 己 ）． 2014 年 ３ 月 ○ 山 野 ケ ン 陽 次 郎 助 教 （ 平 成 25 年 10 月 着 任 ） ＜ 平 成 25 年 度 ＞ 1. 山 野 ケ ン 陽 次 郎「 コ ラ ム シ ャ コ ガ イ 製 斧 」『 季 刊 考 古 学 』第 125 号 pp.95-96 2013 年 11 月 雄 山 閣 出 版 2. 山 野 ケ ン 陽 次 郎「 先 史 琉 球 列 島 に お け る マ ク ラ ガ イ 科 製 玉 類 の 研 究 」『 奄 美 考 古 』第 ７ 号 2014 pp.１ -17 2013 年 12 月 奄 美 考 古 学 会 3. 山 野 ケ ン 陽 次 郎「 先 史 琉 球 列 島 に お け る イ モ ガ イ 科 製 貝 輪 の 研 究 」『 先 史 学・考 古 学 論 究 』 Ⅵ pp.35-53 2014 年 ２ 月 龍 田 考 古 会 4. 山 野 ケ ン 陽 次 郎 「 先 史 琉 球 列 島 に お け る 貝 製 品 の 変 化 と 画 期 -貝 製 装 飾 品 を 中 心 に -」 『 琉 球 列 島 先 史 ・ 原 始 時 代 に お け る 環 境 と 文 化 の 変 遷 に 関 す る 実 証 的 研 究 研 究 論 文

SouthⅡ 新 田 栄 治 先 生 退 職 記 念 論 文 集 』 pp.265-278 2014 年 ３ 月 新 田 栄 治 先 生 退 職 記 念 事 業 会 （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-１ -３ ） 科 学 研 究 費 採 択 の 状 況 ○ 小 畑 弘 己 准 教 授 1. 平 成 22 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究（ A）「 レ プ リ カ・セ ム 法 に よ る 極 東 地 域 先 史 時 代 の 植 物 栽 培 化 過 程 の 実 証 的 研 究 」 研 究 代 表 者 小 畑 弘 己 8,200 千 円 2. 平 成 22 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究（ A）「 モ ン ゴ ル 帝 国 興 亡 史 の 海 面 を 目 指 し た 環 境 考 古 学 的 研 究 」 研 究 分 担 者 小 畑 弘 己 500 千 円 3. 平 成 22 年 度 基 盤 研 究（ A）「 日 本 列 島 と 大 陸 と の 人 の 交 流 に 関 す る 人 類 学 的 研 究 」研 究 分 担 者 小 畑 弘 己 1,600 千 円 4. 平 成 22 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究 （ A）「 極 東 古 集 団 の 形 成 ・ 統 合 」 研 究 分 担 者 小 畑 弘 己 100 千 円 5. 第 39 回 （ 平 成 22 年 度 ） 三 菱 財 団 人 文 科 学 研 究 助 成 「 古 民 族 植 物 学 か ら み た 遊 牧 民 国 家 に お け る 農 耕 の 実 態 研 究 」 研 究 代 表 者 小 畑 弘 己 3,900 千 円 （ 22 年 度 260 千 円 ） ○ 大 坪 志 子 助 教 1. 『 石 製 装 身 具 の 石 材 分 析 か ら み た 縄 文 社 会 の 地 域 間 交 流 と 農 耕 化 へ の 変 遷 過 程 の 研 究 』平 成 21～ 24 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 若 手 研 究 （ A） 総 額 24,050,000 万 平 成 21 年 度 6,370,000 円 平 成 22 年 度 5,720,000 円 平 成 23 年 度 5,720,000 円 平 成 24 年 度 6,240,000 円 2. 『 西 南 戦 争 遺 跡 出 土 遺 物 の 蛍 光 Ｘ 線 分 析 業 務 』 玉 東 町 教 育 委 員 会 平 成 23 年 度 350,000 円 （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-１ -４ ） 研 究 発 表 ○ 小 畑 弘 己 准 教 授 ＜ 平 成 22 年 度 ＞ 1. 小 畑 弘 己 ・ 種 子 圧 痕 プ ロ ジ ェ ク ト 2010「 種 子 圧 痕 か ら み た 縄 文 時 代 の 栽 培 植 物 － 2008・ 2009 年 度 の 研 究 成 果 か ら － 」『 日 本 考 古 学 協 会 第 76 回 総 会 研 究 発 表 要 旨 』， 44－ 45 頁 ， 日 本 考 古 学 協 会 2. 小 畑 弘 己 ・ 真 邉 彩 2010「 ア ウ ラ ガ 遺 跡 に お け る 植 物 遺 存 体 の 古 民 族 植 物 学 的 研 究 」『 日 本 植 生 史 学 会 第 25 回 大 会 講 演 要 旨 集 』， 23 頁 ， 日 本 植 生 史 学 会 3. 小 畑 弘 己 ・ 真 邉 彩 ・ 宮 ノ 下 明 大 2010「 コ ク ゾ ウ ム シ か ら み た 縄 文 時 代 の 植 物 性 食 料 の 貯 蔵 形 態 」『 日 本 植 生 史 学 会 第 25 回 大 会 講 演 要 旨 集 』， 24－ 25 頁 ， 日 本 植 生 史 学 会

4. Hiroki Obata 2010 An advance of study on the J omon, Neolithic in Japan, people ’s life style using X -ray CT scans. X -ray CT Visualization for Socio -Cultural, Engineering and

Environmental Materials, X -Earth (IWX) 2010, pp .62-67, Kuma moto University

○ 大 坪 志 子 助 教 ＜ 平 成 22 年 度 ＞

1. 2010 年 「 九 州 縄 文 時 代 の 装 身 具 -ヒ ス イ と 九 州 ブ ラ ン ド -」 北 九 州 市 立 自 然 史 ・ 歴 史 博 物 館

（ 2011.５ .29.国 学 院 大 学 ） 2. 第 ９ 回 日 本 玉 文 化 研 究 会 北 部 九 州 地 方 大 会「 九 州 に お け る 縄 文 時 代 後 晩 期 の 石 製 装 身 具 の 様 相 」 糸 島 市 立 伊 都 国 歴 史 博 物 館 ．（ 2011.10.29. 糸 島 市 立 伊 都 国 歴 史 博 物 館 ） 3. 平 成 23 年 度 九 州 考 古 学 会 総 会 「 石 材 か ら み た 九 州 縄 文 時 代 後 晩 期 に お け る 石 製 装 身 具 」 西 南 学 院 大 学 ．（ 2011.11.26. 西 南 学 院 大 学 ） ＜ 平 成 24 年 度 ＞ 1. 東 ア ジ ア 国 際 ミ ニ シ ン ポ ジ ウ ム「 弥 生 の 人 々 の 祈 り と そ の 源 流 」，壱 岐 市 立 一 支 国 博 物 館 ， ＜ 平 成 25 年 度 ＞ 1. 「 縄 文 時 代 早 期 ～ 前 期 の 石 製 装 身 具 」 第 10 回 日 ・ 韓 新 石 器 時 代 共 同 学 術 大 会 .2013.７ . 13-14. 韓 国 済 州 大 学 校 博 物 館 ） 2. 「 九 州 の 玉 生 産 と 流 通 ― 四 国 と の 関 係 を 中 心 に ― 」 開 館 15 周 年 記 念 特 別 企 画 記 念 シ ン ポ ジ ウ ム 『 玉 の 魅 力 に 迫 る ― 四 国 と 周 辺 の 玉 生 産 と 玉 文 化 ― 』「 徳 島 市 教 育 委 員 会 ・ 徳 島 市 立 考 古 資 料 館 ・ 日 本 玉 文 化 学 会 .（ 2013.11.9-10. 徳 島 市 立 考 古 資 料 館 ） （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） 観 点 大 学 の 共 同 利 用 ・ 共 同 研 究 拠 点 に 認 定 さ れ た 付 置 研 究 所 及 び 研 究 施 設 に お い て は 、 共 同 利 用 ・ 共 同 研 究 の 実 施 状 況 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 該 当 な し 。 （ 水 準 ） （ 判 断 理 由 ） 分 析 項 目 Ⅱ 研 究 成 果 の 状 況 観 点 研 究 の 成 果 （ 大 学 の 共 同 利 用 ・ 共 同 研 究 拠 点 に 認 定 さ れ た 付 置 研 究 所 及 び 研 究 施 設 に お い て は 、 共 同 利 用 ・ 共 同 研 究 の 成 果 の 状 況 を 含 め る こ と 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） 報 告 書 な ら び に 年 報 が 毎 年 計 画 的 に 刊 行 さ れ て お り （ 資 料 番 号 B-２ ）、 あ わ せ て 研 究 成 果 が 着 実 に あ が っ て い る こ と は 、 別 添 の 研 究 業 績 説 明 書 の 通 り で あ る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 を 上 回 る 。 （ 判 断 理 由 ） ・ 研 究 成 果 に 対 す る 評 価 の 極 め て 高 い 研 究 が あ る 。 ・ 発 掘 調 査 報 告 書 な ら び に 年 報 が 年 度 ご と に 刊 行 さ れ て い る 。 （ 資 料 番 号 B-２ ） 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 報 告 書 ・ 年 報 1. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 2010『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅵ 』 2. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 2010『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅶ 』 3. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2011『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅷ 』 4. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2013『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅸ 』 5. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2014『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 Ⅹ 』 6. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2011『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 室 年 報 2009 年 度 』 16 7. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2012『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 セ ン タ ー 年 報 2010 年 度 』 17 8. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2013『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 セ ン タ ー 年 報 2011 年 度 』 18 9. 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 2014『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 セ ン タ ー 年 報 2012

４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 （ １ ） 分 析 項 目 Ⅰ 研 究 活 動 の 状 況 本 セ ン タ ー は 平 成 23 年 10 月 設 立 で あ る た め 、 前 身 で あ る 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 に お け る 平 成 21 年 の 研 究 状 況 と 比 較 し て 述 べ る 。 研 究 活 動 の 状 況 は 、 発 表 論 文 数 、 科 学 研 究 費 獲 得 件 数 、 研 究 発 表 数 、 科 学 研 究 費 補 助 金 受 入 額 、 獲 得 外 部 資 金 獲 資 金 額 に お い て 、 高 い 質 を 維 持 し て い る と 判 断 で き る （ 資 料 番 号 B-３ ～ ６ ）。 な お 、 平 成 23 年 と 24 年 の 活 動 数 が 少 な い の は 、 平 成 23 年 に 准 教 授 が 転 出 し 専 任 教 員 が １ 人 に な っ た こ と 、新 た に 就 任 し た 准 教 授 が 24 年 度 に 着 任 １ 年 目 で あ る と い う 事 情 に よ る 。 （ 資 料 番 号 B-３ ） 研 究 活 動 状 況 一 覧 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 論 文 ・著 書 ６ 19 ５ ６ 14 学 会 発 表 ５ ６ ３ １ ８ 科 学 研 究 費 採 択 件 数 ８ ６ １ １ ０ （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-４ ） 科 学 研 究 費 補 助 金 受 入 額 の 推 移 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 6370 千 円 16120 千 円 5720 千 円 6240 千 円 ０ （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-５ ） 獲 得 外 部 資 金 獲 資 金 額 の 推 移 平 成 21 年 度 平 成 22 年 度 平 成 23 年 度 平 成 24 年 度 平 成 25 年 度 6370 千 円 16380 千 円 6070 千 円 6240 千 円 ０ （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ 資 料 番 号 B-６ ） 平 成 21 年 度 の 研 究 活 動 状 況 研 究 業 績 発 表 状 況 覧 ○ 小 畑 弘 己 准 教 授 1. 小 畑 弘 己 2009「 東 北 ア ジ ア の 古 代 ・ 中 世 の 農 耕 － 漠 北 の 農 耕 と 栽 培 植 物 ： ア ウ ラ ガ 遺 跡 資 料 を 中 心 と し て － 」『 加 藤 晋 平 先 生 喜 寿 記 念 論 文 集 物 質 文 化 史 学 論 聚 』， 177－ 202 頁 ， 北 海 道 出 版 企 画 セ ン タ ー ． 2. 小 畑 弘 己 2009「 日 本 先 史 時 代 の マ メ 類 と 栽 培 化 」『 ユ ー ラ シ ア 農 耕 史 ４ さ ま ざ ま な 栽 培 植 物 と 農 耕 文 化 』， 252－ 261 頁 ， 臨 川 書 店 ． 3. 小 畑 弘 己 2010「 縄 文 時 代 に お け る ア ズ キ ・ ダ イ ズ 栽 培 に つ い て 」『 先 史 学 ・ 考 古 学 論 究 』 Ⅴ ， 239－ 272 頁 ， 龍 田 考 古 会 ． 4. 小 畑 弘 己 2010「 遊 牧 民 族 と 農 耕 」『 チ ン ギ ス ・ カ ン の 戒 め － モ ン ゴ ル 草 原 と 地 球 環 境 問 題 － 』， 101－ 116 頁 ， 同 成 社 ． ○ 大 坪 志 子 助 教 1. 『 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 Ⅵ 』 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 報 告 書 第 ６ 集 ， 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 ， pp.１ -191，（ 共 著 ： 小 畑 弘 己 ） 2010 年 ３ 月 学 会 発 表 状 況 ○ 小 畑 弘 己 准 教 授 1. 小 畑 弘 己 2009「 先 史 農 耕 と 読 み 解 く － 近 年 の 古 民 族 植 物 学 の 理 論 と 方 法 － 」『 第 24 回 日 本 植 生 史 学 会 大 会 講 演 要 旨 集 』， 13－ 21 頁 ， 日 本 植 生 史 学 会 ・ 九 州 古 代 種 子 研 究 会 ．

1. 平 成 21 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究（ A）「 レ プ リ カ・セ ム 法 に よ る 極 東 地 域 先 史 時 代 の 植 物 栽 培 化 過 程 の 実 証 的 研 究 」 研 究 代 表 者 9,700 千 円 2. 平 成 21 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究（ A）「 モ ン ゴ ル 帝 国 興 亡 史 の 海 面 を 目 指 し た 環 境 考 古 学 的 研 究 」 研 究 分 担 者 100 千 円 3. 平 成 21 年 度 文 部 科 学 省 科 学 研 究 費 補 助 金 特 定 領 域 研 究「 東 ア ジ ア の 海 域 交 流 と 日 本 伝 統 文 化 の 形 成 － 寧 波 を 焦 点 と す る 学 際 的 創 生 － 」研 究 区 分 C01-06「 11～ 16 世 紀 の 東 ア ジ ア 海 域 と 寧 波 － 博 多 関 係 」 研 究 分 担 者 600 千 円 4. 平 成 21 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究（ B）「 香 川 県 金 山 産 サ ヌ カ イ ト 製 石 器 の 広 域 流 通 シ ス テ ム の 復 元 と 先 史 経 済 の 特 質 の 検 討 」 研 究 分 担 者 ０ 円 5. 平 成 21 年 度 基 盤 研 究（ S）「 ギ リ シ ャ 古 代 メ ッ セ ネ お よ び フ ィ ガ リ ア の 建 築 と 都 市 環 境 に 関 す る 学 際 的 研 究 」 研 究 分 担 者 ０ 円 6. 平 成 21 年 度 基 盤 研 究（ A）「 日 本 列 島 と 大 陸 と の 人 の 交 流 に 関 す る 人 類 学 的 研 究 」研 究 分 担 者 1,600 千 円 7. 平 成 21 年 度 日 本 学 術 振 興 会 科 学 研 究 費 補 助 金 基 盤 研 究 （ A）「 極 東 古 集 団 の 形 成 ・ 統 合 」 研 究 分 担 者 100 千 円 ○ 大 坪 志 子 助 教 1. 2009 年 ～ 2012 年 『 石 製 装 身 具 の 石 材 分 析 か ら み た 縄 文 社 会 の 地 域 間 交 流 と 農 耕 化 へ の 変 遷 過 程 の 研 究 』 平 成 21～ 24 年 度 科 学 研 究 費 補 助 金 若 手 研 究 （ A） 総 額 24,050,000 円 平 成 21 年 度 6,370,000 円 （ 出 典 ： 各 教 員 に よ る 提 出 書 類 ） （ ２ ） 分 析 項 目 Ⅱ 研 究 成 果 の 状 況 重 要 な 質 の 変 化 あ り 。 発 掘 調 査 成 果 を 基 礎 と し た 植 物 栽 培 の 研 究 が 、 准 教 授 ・ 助 教 の 研 究 に よ っ て こ の ５ 年 間 で 古 民 族 植 物 学 に 発 展 し て お り 、 改 善 ・ 向 上 し て い る と 判 断 さ れ る 。 （ 別 添 研 究 業 績 説 明 書 ）

１ ． 社 会 貢 献 の 目 的 と 特 徴 ○ 目 的 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー が 調 査 し た 埋 蔵 文 化 財 は 国 民 共 有 の 財 産 で あ る 。 そ の た め 、 発 掘 調 査 の 成 果 を 社 会 に ひ ろ く 還 元 す る こ と を 基 本 方 針 と し 、 併 せ て 成 熟 し た 社 会 の 発 展 の た め に 文 化 財 保 護 思 想 の 普 及 を 目 指 す 。 ○ 特 徴 ① 義 務 教 育 ・ 高 等 学 校 教 育 現 場 や 社 会 教 育 の 場 に お い て 、 埋 蔵 文 化 財 の 調 査 ・ 研 究 の 成 果 の 普 及 ・ 啓 発 が 期 待 さ れ て い る 。 ② 地 域 お こ し の 素 材 と し て 、 土 地 と 深 い か か わ り の あ る 埋 蔵 文 化 財 の 調 査 成 果 の 還 元 が 期 待 さ れ て い る 。 ③ 地 域 に 開 か れ た 大 学 と し て 、 構 内 遺 跡 の 調 査 成 果 の 地 域 住 民 へ の 還 元 が 期 待 さ れ て い る 。 ［ 想 定 す る 関 係 者 と そ の 期 待 ］ ・ 小 学 校・中 学 校・高 等 学 校 の 学 校 現 場 か ら 、考 古 学 の 調 査・研 究 成 果 を 用 い た 授 業 の 要 請 が 想 定 さ れ る 。 ・ 博 物 館 、教 育 委 員 会 、社 会 人・社 会 人 サ ー ク ル や 社 会 教 育 関 係 団 体 か ら 、考 古 学 の 調 査・研 究 成 果 を 用 い た 講 座・レ ク チ ャ ー の 要 請 、考 古 学 の 調 査 成 果 に 関 す る 問 い 合 わ せ が 想 定 さ れ る 。 ・ 本 学 卒 業 生 か ら 構 内 遺 跡 に 関 し て 知 り た い と い う 要 請 が 想 定 さ れ る 。 ・ 地 域 住 民 か ら 大 学 周 辺 の 歴 史 を 知 り た い 、構 内 遺 跡 の 調 査 成 果 を 知 り た い と い う 要 請 が 想 定 さ れ る 。

２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 【 優 れ た 点 】 ・ 専 門 分 野 の 異 な る 教 員 が 在 籍 し 、外 部 か ら の 要 望 に 適 切 に 対 応 す る こ と が 可 能 で あ る 。 ・ 大 学 構 内 で 開 催 す る 卒 業 生 を 対 象 と す る ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー（ 毎 年 11 月 初 旬 に 実 施 ） で は 、現 地 の 見 学 や 展 示 遺 物 を 通 し 大 学 周 辺 の 歴 史 を 理 解 す る こ と が で き 、高 等 学 校 の 授 業 で は 調 査 研 究 の 成 果 を 活 用 す る こ と が で き 、 参 加 者 の 満 足 度 が 高 い 。 【 改 善 を 要 す る 点 】 ・ 学 校 現 場 や 社 会 人 か ら の 要 請 は 不 定 期 で あ り 、 本 セ ン タ ー の も つ 情 報 を よ り 効 果 的 に 学 外 に 発 信 し 、 調 査 成 果 を 広 く 普 及 す る 必 要 が あ る 。 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 分 析 項 目 Ⅰ 大 学 の 目 的 に 照 ら し て 、 社 会 貢 献 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、 成 果 を 上 げ て い る こ と 。 観 点 社 会 貢 献 活 動 の 目 的 に 照 ら し て 、目 的 を 達 成 す る た め に ふ さ わ し い 計 画 や 具 体 的 方 針 が 定 め ら れ て い る か 。 ま た 、 こ れ ら の 目 的 と 計 画 が 適 切 に 公 表 ・ 周 知 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 組 織 の 設 置 目 的 と し て 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 す る こ と を 目 的 と す る と 明 記 さ れ 、『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 年 報 』に 掲 載 し て い る 。こ れ は 本 学 の 中 期 目 標「 国 や 自 治 体 と の 連 携 の 推 進 」 と 同 様 の 目 的 を 志 向 し た も の で あ る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ）埋 蔵 文 化 財 の 発 掘 調 査 は 、国（ 文 化 庁 ）、熊 本 県 、熊 本 市 と の 行 政 的 連 携 に よ っ て 初 め て 実 現 さ れ 、 そ の 基 本 方 針 に 沿 っ て 文 化 財 保 護 活 動 （ 発 掘 調 査 ） を 行 っ て い る 。 活 用 に お い て は 熊 本 市 、 熊 本 県 と 日 常 的 に 密 接 な 情 報 交 換 を 継 続 し て い る 。 ま た 、 熊 本 県 環 境 影 響 評 価 審 査 会 の 委 員 を 助 教 が 務 め て お り 、 「 国 や 自 治 体 と の 連 携 の 推 進 」 を 実 現 し て い る 。 「 セ ン タ ー は 、 熊 本 大 学 に 所 在 す る 遺 跡 を 発 掘 調 査 す る と と も に 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 し 、 も っ て 本 学 の 教 育 研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 」（「 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 」『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 19 2012 年 度 』）と い う 、目 的 を 達 成 す る た め に 指 針 を 定 め 、『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 年 報 』に 掲 載 さ れ 、公 表 ・ 周 知 さ れ て い る た め 。 （ 資 料 番 号 C-１ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 （ 14 頁 ）

（ 出 典 ：「 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 」『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 19 2012 年 度 』） 観 点 計 画 に 基 づ い た 活 動 が 適 切 に 実 施 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 平 成 24 年 度 は 准 教 授 １ 名 ・ 助 教 １ 名 、 平 成 25 年 度 は 准 教 授 １ 名 ・ 助 教 ２ 名 の 教 員 を 配 置 し 、 学 校 現 場 か ら の 要 請 や 社 会 人 か ら の 問 い 合 わ せ に 対 応 す る と と も に 、 ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー な ど 大 学 の 対 外 活 動 に も 積 極 的 に 参 加 し て い る 。教 員 が 各 地 の 博 物 館 活 動 に 協 力 し 、 本 セ ン タ ー で の 活 動 に も と づ い た 講 演 を 行 っ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 専 門 分 野 の 異 な る 教 員 が 在 籍 し 、 そ れ ぞ れ の 専 門 や 調 査 ・ 研 究 実 績 に 応 じ て 対 応 し 、 相 応 の 効 果 を あ げ て い る 。 （ 資 料 番 号 B-１ -２ ） 研 究 業 績 発 表 一 覧 （ ４ 頁 ） 教 員 の 研 究 実 績 （ 資 料 番 号 C-２ -１ ） 社 会 貢 献 活 動 実 施 状 況 （ 16 頁 ）

（ 資 料 番 号 C-２ -１ ） 社 会 貢 献 活 動 実 施 状 況 （ 出 典 ： 教 員 に よ る 提 出 書 類 、「 ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー 実 施 報 告 」） （ 資 料 番 号 C-２ -２ ） 新 聞 記 事 掲 載 大 坪 志 子 助 教 の 講 演 会 成 果 記 事 掲 載 日 時 内 容 掲 載 誌 平 成 25 年 度 平 成 25 年 11 月 13 日 「 東 ア ジ ア の 装 身 具 か ら ～ 玦 状 耳 飾 を 中 心 に ～ 」 山 陰 中 央 新 報 14 面 （ 出 典 ：『 山 陰 中 央 新 報 』） 観 点 活 動 の 実 績 及 び 活 動 へ の 参 加 者 等 の 満 足 度 等 か ら 判 断 し て 活 動 の 成 果 が 上 が っ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・平 成 24 年 度 に は 長 崎 県 立 壱 岐 高 等 学 校 の 依 頼 を 受 け ､助 教 が 講 義 を 行 っ た 。ま た 平 成 25 年 度 は ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー に お け る キ ャ ン パ ス ツ ア ー に 参 画 し て 、 熊 本 大 学 卒 業 生 に 構 内 遺 跡 の 案 内 や 遺 物 の 説 明 を 行 っ た 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 壱 岐 高 等 学 校 の 授 業 へ の 感 想 が 寄 せ ら れ た 。 キ ャ ン パ ス ツ ア ー 参 加 者 か ら 、 口 頭 で 大 変 有 意 義 で あ っ た と ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー の 主 催 者 に 意 見 が 寄 せ ら れ た 。 （ 資 料 番 号 C－ ３ ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー 実 施 報 告 17 頁 参 照 ） 観 点 改 善 の た め の 取 組 が 行 わ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 参 加 者 の 感 想 の 分 析 な ら び に 実 施 報 告 に 基 づ い て 問 題 に 対 処 し 、 次 年 度 に 改 善 す る こ と を 周 知 し て い る 。 ま た 毎 月 １ 回 定 例 開 催 し て い る セ ン タ ー 会 議 に お い て も 開 催 報 告 お よ び 分 析 を 行 っ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 実 施 報 告 を 速 や か に 作 成 ・ 報 告 し 、 定 例 の 会 議 に お い て も 内 容 を 分 析 し て い る た め 。 （ 資 料 番 号 C－ ３ ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー 実 施 報 告 17 頁 参 照 ） 実 施 日 時 内 容 担 当 種 別 参 加 者 会 場 実 施 主 体 平 成 24 年 度 平 成 25 年 ３ 月 13 日 （ 水 ） 13:25～ 15:15 「 九 州 ブ ラ ン ド の 縄 文 時 代 装 身 具 」 助 教 １ 名 講 義 東 ア ジ ア 歴 史 ・ 中 国 語 コ ー ス １ ～ ２ 年 生 15 名 長 崎 県 立 壱 岐 高 等 学 校 長 崎 県 立 壱 岐 高 等 学 校 平 成 25 年 度 平 成 25 年 11 月 ３ 日 （ 日 ） 13： 30～ 14： 50 ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー キ ャ ン パ ス ツ ア ー 「 地 下 の 文 化 財 散 歩 」 准 教 授 １ 名 体 験 事 業 熊 本 大 学 卒 業 生 12 名 熊 本 大 学 黒 髪 南 地 区 熊 本 大 学 運 営 基 盤 管 理 部 総 務 ユ ニ ッ ト ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー 担 当

（ 資 料 番 号 C-３ ） ホ ー ム カ ミ ン グ デ ー 実 施 報 告

分 析 項 目 Ⅱ 大 学 の 目 的 に 照 ら し て 、 地 域 貢 献 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、 成 果 を 上 げ て い る こ と 。 観 点 大 学 の 地 域 貢 献 活 動 の 目 的 に 照 ら し て 、目 的 を 達 成 す る た め に ふ さ わ し い 計 画 や 具 体 的 方 針 が 定 め ら れ て い る か 。 ま た 、 こ れ ら の 目 的 と 計 画 が 適 切 に 公 表 ・ 周 知 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 熊 本 大 学 ミ ュ ー ジ ア ム 構 想 に 参 画 し 、 第 ２ 期 ユ ニ バ ー シ テ ィ ・ ミ ュ ー ジ ア ム 構 想 ５ カ 年 計 画 の 一 環 と し て 、体 験 型 の「 熊 大 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 」、展 観 事 業 と し て の「 テ ー マ 展 示 」・「 速 報 展 示 」 の 計 画 を 提 示 し て い る 。 ・ 組 織 の 設 置 目 的 と し て 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 し 、 も っ て 本 学 の 教 育 研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る と 明 記 さ れ 、『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 年 報 』に 掲 載 し て い る 。 （ 資 料 番 号 C-１ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 （ 14・ 15 頁 参 照 ） （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 第 ２ 期 ユ ニ バ ー シ テ ィ ・ ミ ュ ー ジ ア ム 構 想 ５ カ 年 計 画 や 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 に お い て 、 目 的 を 達 成 す る た め の 適 切 な 方 針 を 示 し て い る 。 ま た 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 年 報 』 に 掲 載 し 、 公 表 ・ 周 知 し て い る た め 。

観 点 計 画 に 基 づ い た 活 動 が 適 切 に 実 施 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・第 ２ 期 ユ ニ バ ー シ テ ィ・ミ ュ ー ジ ア ム 構 想 ５ カ 年 計 画 に 沿 い 、体 験 事 業 と し て「 熊 大 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 」 を 平 成 25 年 度 に 実 施 し た 。 ・ エ フ エ ム く ま も と 熊 大 ラ ジ オ 公 開 授 業 ・ 知 的 冒 険 の 旅 に お い て 、 考 古 学 一 般 や 研 究 活 動 の 紹 介 を 行 っ た 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 第 ２ 期 ユ ニ バ ー シ テ ィ ・ ミ ュ ー ジ ア ム 構 想 ５ カ 年 計 画 に 従 い 事 業 を 実 施 し て い る た め 。 ま た ラ ジ オ 公 開 授 業 に よ っ て 、 研 究 成 果 を 地 域 に 発 信 し た た め 。 （ 資 料 番 号 C-５ -１ ） 地 域 貢 献 活 動 実 施 状 況 （ １ ） （ 出 典 ：「 平 成 25 年 度 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 実 施 報 告 」） 実 施 日 時 事 業 種 別 参 加 者 会 場 実 施 主 体 平 成 25 年 度 平 成 25 年 ５ 月 20 日 （ 月 ） ～ 24 日 （ 金 ） 13:00～ 14:00 「 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 」 体 験 事 業 大 学 生・大 学 職 員・一 般 延 39 名 熊 本 大 学 黒 髪 北・南 地 区 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー

（ 資 料 番 号 C-５ -２ ） 地 域 貢 献 活 動 実 施 状 況 （ ２ ） （ 出 典 ： FMK Morning Glory ﾎﾟｯﾄﾞｷｬｽﾄ） 観 点 活 動 の 実 績 及 び 活 動 へ の 参 加 者 等 の 満 足 度 等 か ら 判 断 し て 、活 動 の 成 果 が 上 が っ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・平 成 25 年 度 開 催 の 体 験 事 業「 熊 大 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 」は 平 成 25 年 ５ 月 20～ 24 日 ま で ５ 日 間 開 催 し た 。 開 催 日 程 の 内 、 前 半 ３ 日 間 （ ５ 月 20 日 ～ 22 日 ） は 黒 髪 北 キ ャ ン パ ス 、後 半 ２ 日 間（ ５ 月 23・24 日 ）は 黒 髪 南 キ ャ ン パ ス で 開 催 し 、開 催 場 所 を 異 な る も の に し た が 、両 方 に 参 加 す る 参 加 者 が 39 名 中 ４ 名（ ２ 名 ×２ 日 ）存 在 し 、参 加 者 の 反 応 は 良 好 で あ っ た 。 ま た ア ン ケ ー ト は 実 施 し な か っ た が 、 開 催 期 間 中 、 参 加 者 か ら 直 接 担 当 教 員 に 寄 せ ら れ た 意 見 に は 、「 次 年 度 の 開 催 を 希 望 し ま す 」 と い う 意 見 が あ り 、 好 評 で あ っ た 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 を 上 回 る 。 （ 判 断 理 由 ） ・ 事 業 実 施 中 に 参 加 者 よ り 聞 い た 感 想 は 良 好 で あ り 、 満 足 度 は 高 い と 判 断 さ れ た た め 。 （ 資 料 番 号 C-６ ） 地 域 貢 献 活 動 実 施 報 告 （ 22 頁 ） 実 施 日 時 内 容 担 当 種 別 会 場 実 施 主 体 平 成 25 年 度 平 成 25 年 １ 月 13 日（ 月 ・ 祝 ） 熊 大 ラ ジ オ 公 開 授 業 ・ 知 的 冒 険 の 旅 准 教 授 １ 名 ラ ジ オ 出 演 エ フ エ ム ク マ モ ト エ フ エ ム ク マ モ ト 平 成 25 年 １ 月 27 日 （ 月 ） 熊 大 ラ ジ オ 公 開 授 業 ・ 知 的 冒 険 の 旅 助 教 １ 名 ラ ジ オ 出 演 エ フ エ ム ク マ モ ト エ フ エ ム ク マ モ ト

観 点 改 善 の た め の 取 組 が 行 わ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 体 験 事 業 「 熊 大 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 」 で は 行 事 終 了 後 、 実 施 報 告 を 作 成 し 、 問 題 点 を 抽 出 し た 。 ・ ま た 毎 月 １ 回 定 例 開 催 し て い る セ ン タ ー 会 議 に お い て も 開 催 報 告 お よ び 分 析 を 行 っ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） ・ 各 事 業 に お い て 、 行 事 終 了 後 、 実 施 報 告 を 作 成 し 、 問 題 点 を 抽 出 し 、 今 後 の 参 考 に し て い る た め 。 （ 資 料 番 号 C-６ ） 地 域 貢 献 活 動 実 施 報 告 （ 22・ 23 頁 参 照 ）

４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 （ １ ） 分 析 項 目 Ⅰ 大 学 の 目 的 に 照 ら し て 、社 会 貢 献 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、成 果 を 上 げ て い る こ と 。 ・ 平 成 23 年 ９ 月 以 前 の 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 の 要 項 に は 、 埋 蔵 文 化 財 活 用 業 務 は 含 ま れ て お ら ず 、 社 会 貢 献 は 対 象 外 で あ っ た 。 ・ 平 成 24 年 度 は 高 等 学 校 に お け る 講 義 、 平 成 25 年 度 に は 卒 業 生 を 対 象 に し た 体 験 事 業 を 開 始 し 、「 重 要 な 質 の 変 化 あ り 」と 判 断 で き る 。ま た 質 の 向 上 度 に つ い て は 、社 会 貢 献 活 動 は 年 １ 回 、 継 続 し て 実 施 し て い る た め 、 質 を 維 持 し て い る と 判 定 さ れ る 。 （ ２ ） 分 析 項 目 Ⅱ 大 学 の 目 的 に 照 ら し て 、地 域 貢 献 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、成 果 を 上 げ て い る こ と 。 ・平 成 23 年 ９ 月 以 前 の 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 の 要 項 に は 、埋 蔵 文 化 財 活 用 業 務 は 含 ま れ て お ら ず 、 社 会 貢 献 は 対 象 外 で あ っ た 。 ・平 成 25 年 度 に は 体 験 事 業（ 熊 大 地 下 と 地 上 の 文 化 財 散 歩 ）を 開 催 し て お り「 重 要 な 質 の 変 化 あ り 」 と 判 断 で き る 。 ま た 質 の 向 上 度 に つ い て は 、 地 域 貢 献 活 動 は 年 １ 回 実 施 し て お り 、 質 を 維 持 し て い る と 判 断 さ れ る 。 （ 資 料 番 号 C-７ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 要 項

１ ． 国 際 化 の 目 的 と 特 徴 ○ 目 的 国 際 化 が 進 む 現 在 、 英 語 圏 や ア ジ ア 諸 国 を 意 識 し た 活 動 は 当 然 の こ と と な っ て い る 。 本 セ ン タ ー は 、 調 査 成 果 の 報 告 に お い て 、 そ の 要 旨 を 英 語 ・ ハ ン グ ル で 表 記 し 、 一 般 向 け の 説 明 で は 英 語 ・ 中 国 語 ・ ハ ン グ ル を 併 記 す る こ と を 基 本 方 針 と し て い る 。 ○ 特 徴 実 際 の 出 土 遺 物 や 調 査 記 録 に 基 づ く 、 熊 本 大 学 周 辺 の 歴 史 や 構 内 遺 跡 の 調 査 成 果 に つ い て 、 多 言 語 化 を 通 じ て 、 留 学 生 や 本 学 を 訪 問 し た 外 国 人 研 究 者 に 情 報 提 供 を 行 い 、 熊 本 大 学 の 埋 蔵 文 化 財 に つ い て の 知 識 と 、 文 化 財 保 護 の 取 り 組 み の 周 知 を す る こ と を 特 色 と し て い る 。 ［ 想 定 す る 関 係 者 と そ の 期 待 ］ ・ 外 国 人 留 学 生 か ら 、 熊 本 大 学 周 辺 の 歴 史 を 知 り た い と い う 要 望 が あ る 。 ・ 外 国 人 研 究 者 か ら 、 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 の 調 査 に つ い て 知 り た い と い う 要 望 が あ る 。

２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 【 優 れ た 点 】 ・ 多 言 語 化 計 画 に 基 づ き 、 調 査 成 果 を 多 言 語 化 し て 公 表 し て い る 。 ・ 毎 年『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』に お い て 、調 査 成 果 の 要 約 を 多 言 語 で 掲 載 し て い る 。 【 改 善 を 要 す る 点 】 ・ 本 セ ン タ ー 常 設 展 示 の 多 言 語 化 。 ・ 報 告 書 要 旨 の 多 言 語 化 。 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 分 析 項 目 Ⅰ 目 的 に 照 ら し て 、 国 際 化 に 向 け た 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、 成 果 を 上 げ て い る こ と 。 観 点 国 際 化 の 目 的 に 照 ら し て 、目 的 を 達 成 す る た め に ふ さ わ し い 計 画 や 具 体 的 方 針 が 定 め ら れ て い る か 。 ま た 、 こ れ ら の 目 的 と 計 画 が 広 く 公 表 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 調 査 成 果 の 多 言 語 化 は 以 下 の ３ つ で 行 う 計 画 で あ る 。 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 末 尾 の サ マ リ ー 『 地 下 の 文 化 財 』 外 国 語 版 学 内 サ イ ン -地 下 の 文 化 財 案 内 板 こ の う ち 『 地 下 の 文 化 財 』 外 国 語 版 の 刊 行 計 画 は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 に 記 載 さ れ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 調 査 成 果 を 多 言 語 で 発 信 す る こ と は 国 際 化 の 目 的 に 合 致 し て お り 、 そ の 計 画 の 一 部 は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 に 公 表 さ れ て い る 。 ま た 学 内 サ イ ン -地 下 の 文 化 財 案 内 板 の 多 言 語 表 示 計 画 が 進 ん で い る 。 『 地 下 の 文 化 財 』 外 国 語 版 刊 行 計 画 序 文 2012 年 ４ 月 ， 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー (以 下 「 セ ン タ ー 」． )は 関 東 の 縄 文 時 代 研 究 者 で あ る 松 田 光 太 郎 准 教 授 を 新 た な ス タ ッ フ に お 迎 え し て 開 所 式 を 行 い ， 同 日 第 一 回 の 運 営 委 員 会 を 開 催 し て 実 質 的 な 一 歩 を 踏 み 出 し た ． 2012 年 度 セ ン タ ー が 実 施 し た 調 査 は 50 件 で あ る (発 掘 調 査 ６ 件 、立 会 調 査 44 件 )．発 掘 調 査 で は ， 医 学 部 （ 本 荘 地 区 ） で 二 つ の 大 き な 調 査 を 実 施 し た ． そ の う ち 一 つ （ 医 学 部 基 礎 研 究 棟 Ｂ 棟 東 側 と り こ わ し に か か わ る 事 前 調 査 ）で は 長 さ 36ｍ に お よ ぶ 近 世 初 期 の 大 溝 が 出 た ． 以 前 の 調 査 で 出 て い た 溝 と つ な が っ て 本 荘 キ ャ ン パ ス の 東 を 流 れ る 二 の 井 手 用 水 路 に つ な が る よ う で あ る ． も う 一 つ の 調 査 （ 国 際 先 端 医 学 研 究 拠 点 施 設 新 営 に か か わ る 事 前 調 査 ） で は ， ６ 世 紀 末 か ら 10 世 紀 の 建 物 跡 を 30 軒 検 出 し た ． 柱 の 位 置 か ら 復 元 さ れ た 平 安 時 代 の 建 物 の 主 軸 は 託 麻 郡 の 条 里 の 方 向 と 一 致 す る の で ， こ の 付 近 ま で 条 里 が 及 ん で い た の だ ろ う ． 発 掘 調 査 と 並 ん で 重 要 な の が 報 告 書 の 作 成 で あ る ， 報 告 書 の 作 成 に は 発 掘 調 査 と 同 じ く ら い の 労 力 と 時 間 が か か る ． こ の 刊 行 を も っ て 発 掘 調 査 は よ う や く 終 了 し ， そ の 成 果 は 地 域 の 歴 史 の １ 頁 と な っ て 社 会 に 還 元 さ れ る ．本 年 度 は 学 長 裁 量 経 費 に よ り 2003・2006・2011 年 度 調 査 の 報 告 書 刊 行 し た ， 大 学 の 配 慮 に 感 謝 申 し 上 げ る ． と こ ろ で ，調 査 成 果 の 広 報 ・ 普 及 活 動 も セ ン タ ー に と っ て 重 要 な 業 務 で あ る ．2012 年 度 は ， 既 に 刊 行 し て い る パ ン フ レ ッ ト 「 地 下 の 文 化 財 」（ 黒 髪 地 区 版 ） の 中 国 語 ・ 英 語 版 を 作 成 し た ． Ａ ３ 版 の 表 裏 カ ラ ー 版 で ， こ れ 1 枚 で 学 内 の 遺 跡 散 歩 が で き る よ う に な っ て い る ． 学 内 の 遺 跡 に な じ み の 薄 い 留 学 生 や 外 国 か ら の ゲ ス ト に も ， こ れ を 手 に 熊 本 大 学 の 足 下 の 歴 史 を 楽 し ん で も ら い た い と 思 う ． こ の シ リ ー ズ は 本 荘 地 区 や そ の 他 の 地 区 に つ い て も 順 次 作 成 し て ゆ く 計 画 で あ る ． 学 内 開 発 を 前 に し た 遺 跡 の 小 刻 み な 消 滅 は ， 考 古 学 を 専 ら に す る 者 に と っ て は 心 痛 む こ と で あ る ． 限 ら れ た 条 件 で 出 来 る 限 り の 質 の 高 い 調 査 を し て ， 遺 跡 の 価 値 を 学 内 外 に 生 か し て ゆ き た い ． 今 年 も 施 設 部 を は じ め と す る 関 係 部 局 に お 世 話 に な っ た ． 各 位 に あ つ く 御 礼 を 申 し 上 げ る ． 2014 年 １ 月 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 長 （ 資 料 番 号 D-１ ）

デ ザ イ ン プ ラ ン － 地 下 の 文 化 財 案 内 板

（ 出 典 ：『 熊 本 大 学 屋 外 サ イ ン 整 備 ガ イ ド ラ イ ン 』 40 頁 ） （ 資 料 番 号 D-２ ）

観 点 計 画 に 基 づ い た 活 動 が 適 切 に 実 施 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 17～ 19（ 平 成 23～ 25 年 度 刊 行 ） に お い て 英 語 と 韓 国 語 の サ マ リ ー を 掲 載 し た 。 ・『 地 下 の 文 化 財 （ 黒 髪 版 ）』 で は 英 語 ・ 中 国 語 ・ 韓 国 語 版 を 作 成 、 配 布 し て い る 。 ・ 学 内 サ イ ン -地 下 の 文 化 財 案 内 板 は 現 在 計 画 段 階 に あ り 、 平 成 26 年 度 設 置 予 定 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 展 示 室 の 常 設 展 示 や 熊 本 大 学 構 内 遺 跡 発 掘 調 査 報 告 書 の 要 旨 は 日 本 語 の み で あ る が 、『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』に は 毎 年 英 語 と 韓 国 語 の サ マ リ ー を 掲 載 し 、『 地 下 の 文 化 財 』 外 国 語 版 も ３ カ 国 語 刊 行 済 で あ る た め 。 （ 資 料 番 号 D-３ ） 多 言 語 化 資 料 刊 行 状 況 （ 出 典 ： 各 刊 行 物 ） 刊 行 物 内 容 発 行 年 月 日 平 成 23 年 度 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 17 Summary 英 語 Summary 韓 国 語 平 成 24 年 ３ 月 30 日 平 成 24 年 度 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 18 Summary 英 語 Summary 韓 国 語 平 成 25 年 ３ 月 29 日 平 成 25 年 度 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 19 Summary 英 語 Summary 韓 国 語 平 成 26 年 ３ 月 28 日 平 成 24 年 度 Kumamoto University Buried Cultural Properties Map 英 語 版 平 成 24 年 12 月 1 日 平 成 24 年 度 熊 本 大 学 校 园 内 出 土 文 物 中 国 語 版 平 成 24 年 12 月 1 日 平 成 25 年 度 구 마 모 토 대 학 지 하 문 화 재 韓 国 語 版 平 成 25 年 7 月 1 日

（ 観 点 に 係 る 状 況 ） 多 言 語 化 資 料 に 関 す る 学 生・研 究 者 の 満 足 度 に 関 す る 調 査 は 行 っ て い な い が 、留 学 生 が セ ン タ ー 展 示 室 を 利 用 す る 際 、『 地 下 の 文 化 財 （ 黒 髪 版 ）』 英 語 版 ・ 中 国 語 版 ・ 韓 国 語 版 を 手 に 取 り 参 考 に し て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ）、 留 学 生 が 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 展 示 室 を 利 用 す る 際 、『 地 下 の 文 化 財 （ 黒 髪 版 ）』 英 語 版 ・ 中 国 語 版 ・ 韓 国 語 版 を 手 に 取 り 参 考 に し て い る た め 。 観 点 改 善 の た め の 取 り 組 み が 行 わ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） 多 言 語 化 は 毎 年 推 進 す る と 同 時 に 、 翻 訳 に 際 し て は 専 門 家 の 指 導 を 受 け な が ら 実 施 し て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 専 門 家 の 指 導 を 受 け な が ら 多 言 語 化 を 実 施 し て い る た め 。 観 点 活 動 の 実 績 及 び 学 生 ・ 研 究 者 の 満 足 度 か ら 判 断 し て 活 動 の 成 果 が あ が っ て い る か 。

４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 分 析 項 目 Ⅰ 目 的 に 照 ら し て 、 国 際 化 に 向 け た 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、 成 果 を 上 げ て い る こ と 。 ・『 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 年 報 』の サ マ リ ー は 多 言 語 で 記 述 し て い る が 、埋 蔵 文 化 財 調 査 室（ 平 成 23 年 ９ 月 以 前 ）の 要 項 に は 、埋 蔵 文 化 財 調 査 成 果 の 国 際 化 は 含 ま れ て お ら ず 、国 際 化 は 対 象 外 で あ っ た 。 （ 資 料 番 号 C-７ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 要 項 （ 25 頁 参 照 ） ・ 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 初 年 度 （ 平 成 23 年 10 月 以 降 ） は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 18 の サ マ リ ー は 多 言 語 で 記 述 し て い る 。 ・ 平 成 24・ 25 年 度 は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 の 他 、『 地 下 の 文 化 財 』 で は 多 言 語 に よ る 記 載 を 行 っ て お り 、国 際 化 に 向 け た 活 動 が 適 切 に 行 わ れ て い る 。「 重 要 な 質 の 変 化 あ り 」 と 判 断 で き る と 共 に 、 質 の 向 上 度 も 改 善 ・ 向 上 し て い る と 判 定 で き る 。

１ ． 教 育 研 究 支 援 （ そ の 他 の 領 域 ） の 目 的 と 特 徴 〇 目 的 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 第 ２ 条（ 設 置 目 的 ）に 、「 セ ン タ ー は 、熊 本 大 学 に 所 在 す る 遺 跡 を 発 掘 調 査 す る と と も に 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 し 、 も っ て 本 学 の 教 育 研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る 」 と 定 め ら れ て い る 。 埋 蔵 文 化 財 を 活 用 し て 、 大 学 教 育 を 効 果 的 に 進 め る こ と を 目 的 と す る 。 〇 特 徴 ・ 発 掘 調 査 現 場 、 実 際 の 出 土 資 料 等 を 用 い た 授 業 を 展 開 で き る 。 ・ 展 示 を 利 用 し た 教 育 視 線 が で き る 。 ［ 想 定 す る 関 係 者 と そ の 期 待 ］ ・ 熊 本 大 学 生 に よ り 、 歴 史 分 野 の 大 学 教 育 に 係 る 支 援 が 求 め ら れ る 。 ・ 熊 本 大 学 職 員 よ り 、 生 涯 学 習 に 関 す る 教 育 研 究 支 援 が 求 め ら れ る 。

２ ． 優 れ た 点 及 び 改 善 を 要 す る 点 の 抽 出 【 優 れ た 点 】 ・ 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 組 織 の 目 的 と し て 教 育 研 究 支 援 を 掲 げ 、 そ の 計 画 に 沿 い 、展 示 や 出 土 遺 物・発 掘 現 場 等 を 用 い て 、多 岐 に わ た る 教 育 研 究 支 援 を 行 っ て い る 。 【 改 善 を 要 す る 点 】 ・ 授 業 等 で の 展 示 室 の 活 用 は 推 進 途 上 に あ り 、 構 内 遺 跡 の 調 査 成 果 の 普 及 や 、 教 員 に 対 す る 情 報 提 供 が 求 め ら れ る 。 ３ ． 観 点 ご と の 分 析 及 び 判 定 分 析 項 目 Ⅰ 目 的 に 照 ら し て 、 教 育 研 究 支 援 に 向 け た 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、 成 果 を 上 げ て い る こ と 。 観 点 目 的 に 照 ら し て 、目 的 を 達 成 す る た め に ふ さ わ し い 計 画 や 具 体 的 方 針 が 定 め ら れ て い る か 。 ま た 、 こ れ ら の 目 的 と 計 画 が 広 く 公 表 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 組 織 の 設 置 目 的 と し て 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 し 、 も っ て 本 学 の 教 育 研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る と 明 記 さ れ て い る 。 ま た 組 織 の 設 置 目 的 を 含 む 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 は 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 中 に 掲 載 さ れ 、 活 動 の 目 的 が 公 表 さ れ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 組 織 の 目 的 に お い て 、 組 織 の 教 育 研 究 支 援 方 針 が 定 め ら れ 、 そ れ が 『 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 年 報 』 に て 公 表 さ れ て い る た め 。 （ 資 料 番 号 C-１ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 （ 14・ 15 頁 参 照 ） 観 点 計 画 に 基 づ い た 活 動 が 適 切 に 実 施 さ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 出 土 品 整 理 作 業 や 発 掘 調 査 に お い て 、 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 を 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 す る こ と を 事 前 に 計 画 し 、 そ の 計 画 に 基 づ き 実 測 や 発 掘 調 査 の 技 術 指 導 を 行 う 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 計 画 に 沿 っ て 、 教 育 研 究 支 援 を 行 っ て い る た め 。

（ 資 料 番 号 E-１ -1） 教 育 研 究 支 援 活 動 実 績 （ 出 典 ：「 労 働 関 係 通 知 書 」、「 利 用 許 可 申 請 書 」、「 紫 熊 祭 展 示 実 施 報 告 」） （ 資 料 番 号 E-１ -2） 教 育 研 究 支 援 活 動 実 績 実 例 報 告 実 施 日 時 内 容 対 象 者 場 所 平 成 24 年 度 平 成 24 年 10 月 ～ 平 成 25 年 ５ 月 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 し た 学 生 に 対 す る 室 内 整 理 作 業 技 術 指 導 大 学 生 ２ 名 大 学 院 生 ２ 名 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 平 成 25 年 度 平 成 25 年 10 月 ～ 平 成 26 年 ２ 月 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 し た 学 生 に 対 す る 室 内 整 理 作 業 技 術 指 導 大 学 生 １ 名 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 平 成 25 年 ５ 月 考 古 学 専 攻 学 生 の 卒 業 論 文 作 成 の た め の 資 料 貸 出（ 京 町 台 遺 跡 群 出 土 の 近 世 陶 磁 器 資 料 ） 大 学 生 １ 名 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 平 成 25 年 ５ 月 ～ 平 成 25 年 ９ 月 考 古 学 専 攻 学 生 の 卒 業 論 文 作 成 の た め の 資 料 貸 出（ 本 荘 遺 跡 出 の 古 墳 時 代 前 期 土 器 資 料 ） 大 学 生 １ 名 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 平 成 25 年 11 月 紫 熊 祭 に お け る 、 学 生 に よ る 、 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー に 関 す る 展 示 支 援 大 学 生 10 名 熊 本 大 学 全 学 教 育 棟

（ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 を 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 し 、 実 測 や 発 掘 調 査 の 技 術 指 導 を 行 い 、 実 測 技 術 が 向 上 し た 。 ・ 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー で 保 管 し て い る 資 料 を 活 用 し て 、 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 の 卒 業 論 文 を 完 成 さ せ た 。 （ 資 料 番 号 E-１ ） 教 育 研 究 支 援 活 動 実 績 （ 36 頁 参 照 ） （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） ・ 計 画 に よ る も の 以 外 に 、 要 請 に 応 じ て 多 岐 に お よ ぶ 手 段 を 用 い て 、 教 育 研 究 支 援 を 行 っ て い る た め 。 ・ 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 を 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 し 、 実 測 能 力 が 向 上 し た た め 。 ・ 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 の 卒 業 論 文 作 成 を 支 援 し た た め 。 観 点 改 善 の た め の 取 り 組 み が 行 わ れ て い る か 。 （ 観 点 に 係 る 状 況 ） ・ 展 示 室 で の 常 設 展 を 整 備 し 、 学 内 メ ー ル で 教 職 員 に 周 知 し 、 授 業 な ど で の 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 活 用 を 推 進 し た 。 ・ ま た 毎 月 １ 回 定 例 開 催 し て い る セ ン タ ー 会 議 に お い て 教 育 研 究 支 援 活 動 の 報 告 お よ び 分 析 を 行 っ て い る 。 （ 水 準 ） 期 待 さ れ る 水 準 に あ る 。 （ 判 断 理 由 ） 授 業 等 で の 展 示 室 の 活 用 は 推 進 途 上 に あ る が 、 実 施 し た 教 育 研 究 活 動 は セ ン タ ー 会 議 で 報 告 し 、 改 善 に 取 り 組 ん で い る た め 。 ４ ． 質 の 向 上 度 の 分 析 及 び 判 定 （ １ ） 分 析 項 目 Ⅰ 大 学 の 目 的 に 照 ら し て 、教 育 研 究 支 援 活 動 が 適 切 に 行 わ れ 、成 果 を 上 げ て い る こ と 。 ・平 成 23 年 ９ 月 以 前 の 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 の 要 項 に は 、埋 蔵 文 化 財 活 用 し た 教 育 研 究 支 援 は 含 ま れ て お ら ず 、 教 育 研 究 支 援 は 対 象 外 で あ っ た 。 ・ 平 成 23 年 10 月 以 降 、 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー の 組 織 の 設 置 目 的 と し て 、 出 土 し た 埋 蔵 文 化 財 を 記 録 、 保 存 及 び 活 用 し 、 も っ て 本 学 の 教 育 研 究 に 寄 与 す る こ と を 目 的 と す る と 明 記 さ れ て お り 、「 重 要 な 質 の 変 化 あ り 」 と 判 断 す る こ と が で き る 。 ・平 成 24・25 年 度 は 文 学 部 歴 史 学 科 考 古 学 専 攻 学 生 を 技 能 補 佐 員 と し て 雇 用 し 、実 測 や 発 掘 調 査 の 技 術 指 導 を 行 っ た 。平 成 25 年 度 は 同 考 古 学 専 攻 学 生 の 卒 業 論 文 作 成 へ の 資 料 貸 出 を 実 施 し た 。 質 の 向 上 度 に 関 し て は 、 改 善 ・ 向 上 し て い る と 判 断 さ れ る 。 （ 資 料 番 号 C-１ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 セ ン タ ー 規 則 （ 14・ 15 頁 参 照 ） （ 資 料 番 号 C-７ ） 熊 本 大 学 埋 蔵 文 化 財 調 査 室 要 項 （ 25 頁 参 照 ） 観 点 活 動 の 実 績 及 び 学 生 ・ 研 究 者 の 満 足 度 か ら 判 断 し て 活 動 の 成 果 が あ が っ て い る か 。