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語国語国 問 1 基本的な漢字問題 知識だけにとどまらず 傍線部前後の問題文や選択肢の短文における文脈を踏まえて 語句の意味の正確な把握も問う設問 問 2 問題文において 導入部の話題を受け本論冒頭部分で確認される 見る という行為に関する一般的には見過ごされやすい問題点について適切に理解できている

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Academic year: 2021

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1 問題作成の方針 平成25年度の問題作成に当たっては、大学入試センター試験(以下「センター試験」という。) の目的と性格及びその役割を考慮し、従来の方針を継承しながら、現行の高等学校学習指導要領の 理念に沿って、可能な限り新味を加えつつ受験者の学力を検出できるように配慮した。また、論理 的思考力と感受性をバランス良く兼備した学力の重要性を考慮し、その達成度を判定できるものと することを目指した。 以下は、問題作成部会として特に留意した点である。 ⑴ 問題は昨年と同様に4問とし、「近代以降の文章」から評論と小説各1問、「古文」1問、「漢 文」1問の配列とし、200点(各50点)の配点、80分の問題とした。 ⑵ 出題の範囲は、高等学校教育における新教育課程の実施を踏まえて、「国語総合」「国語表現Ⅰ」 の教科書レベルとし、受験者の基礎的かつ基本的な学力が反映されるように配慮した。また、受 験者の思考過程に沿った設問及び設問形式となるように工夫し、各設問の難易度がバランスのと れた問題となるように考慮した。 ⑶ 問題の構成は、高等学校の国語教科教育の実態に即して、基礎的かつ基本的な学力が検出でき るものとなるように配慮した。また、受験者の文章読解や思考過程を導き出すように工夫し、難 易度においてバランスの取れた設問構成となるように考慮した。 ⑷ 問題文、設問、リード文及び各選択肢の吟味には細心の注意を払うとともに、基礎的言語能 力・認識力・想像力・判断力を含む総合的な国語能力を問うものとなるように工夫し、論理的な 思考力と感性的な鑑賞力及び国語表現能力も判断できるように配慮して問題作成に当たった。 2 各問題の出題意図と解答結果 問題ごとに、問題文の選定と出題意図や工夫とを述べ、併せて受験者の解答結果を踏まえた試験 問題に関する考察を述べる。 第1問 西谷修『理性の探求』(岩波書店、2009年10月)から出題。掲出箇所は、『記憶の満天』 の全文から結末部分3行を除いている。 最近注目を浴びている宇宙を話題として、「見る」ということの様相を様々に語っている。 まず、観察される星空の光が発せられたのは何万年も前である、という話から語り起こし、満 天の星空は過去に発せられた光がアトランダムに展開されていることを指摘し、それを宇宙の 記憶と換言する。次に一転して、「見ること」の限界について述べ、限界を越えて「見ること」 を観測と捉え、光の痕跡をたどることであるとしている。一般的、日常的な行為である「見 る」ということが、時間論、空間論に広がり、筆者特有の語り口にのって新たな捉え方に結び 付いていく、魅力的な文章である。 受験者に対しては、本問題文を読むことによって、時間と空間に関して、新たな捉え方を獲 得した上で、身近な出来事から思索の抽象度を上げていく論の展開を追うことを求め、その力 を測る設問を目指した。本文は、約4, 800字。

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   国 語 問1 基本的な漢字問題。知識だけにとどまらず、傍線部前後の問題文や選択肢の短文におけ る文脈を踏まえて、語句の意味の正確な把握も問う設問。 問2 問題文において、導入部の話題を受け本論冒頭部分で確認される、〈見る〉という行為 に関する一般的には見過ごされやすい問題点について適切に理解できているかどうかを問う 問題。主題となる話題を確認させ、全体の論旨を理解していくための導入となるような設 問。導入の問題としては適切であったと評価できる。全体の構成にも配慮する読解力を問え た。 問3 人が見上げている〈現在〉の星空を構成する星々の光は、実はそれぞれの〈過去〉の姿 であり、したがって星空を〈見る〉とは現前する〈過去〉を〈見る〉ことであるとの論旨の 展開を読む力を見る問題。〈記憶〉という比喩を用いて〈見る〉行為の主体と時間を知覚・ 認識する主体との関係に言及している内容が理解できているかどうかを問う設問。 問4 前段の内容を受けて、〈見る〉感覚が人間の存在様態の限界によって制限されているこ とを述べ、宇宙の闇を〈見る〉という場合の対象を改めて考えることで、そのように制限さ れることで気付きにくくなっている〈見る〉ことの本質的な意味が見えてくるという論旨の 展開に対する理解を問う設問。傍線部を含む段落全体、傍線部の前後を読めば、解答が導け ると想定していたが、解答が誤答の2 3 5 に散らばったことから見ると、受験者には選びに くい問題であったと考えられる。その要因として、筆者が論じている〈時間〉〈見る〉の内 容把握が弱いということが指摘できる。現代文の学習で、論旨の展開とともに、正確な内容 把握が必要であることを自覚させた問題となった。 問5 これまでの論旨の展開の帰結として、〈見る〉とは単に視覚という感覚の作用による結 果にとどまるものではなく、あえて言えば「触知する」ともいうべき行為であるという結論 が導き出される点を踏まえた、問題文全体の主題となる概念に対する理解について問う設 問。意図が十分に実現し、問題文の選択の適切だったと評価できる。 問6 ⅰは、問題文における表現上の特徴を問う問題。やや平易であったと思われる。正誤に 関する選択上の混乱はなかったと評価できる。 ⅱは、問題文全体の構成を問う問題。誤答の選択が分かれるという結果となった。問題文 の在り方よりも、高校での学習において文章構成という捉え方自体に慣れていないことが考 えられる。高校での学習の指針を示すことができた。 第2問 本年度は、福永武彦の小説『鏡の中の少女』(初出:『若い女性」第2巻第7号1956(昭 和31)年7月、出典:『福永武彦全集 第四巻』新潮社 1987(昭和62年))からの出題であ る。 『鏡の中の少女』は、絵画制作を志す美術学校の生徒である麻里という若き芸術家が、鏡の 中に写った自己と対面、対話する物語であり、その中で自己の存在や芸術観が問われている。 彼女は鏡の中の世界に没入し、「鏡の中の少女」と一体化しながら絵を描くことで、「鏡の中の 少女こそ実在なのだ。」という確信を得るが、現実の世界にいる内山も気になっている。麻里 は自分の思い描く芸術上の理想を実現するために絵を描きながらも、現実に戻ろうとする意思 を同時に持ち続けているのである。そこに生じる葛藤を踏まえ、麻里の芸術観、心情の変化を 問う設問を作成した。本文は、約4000字である。

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較して、受験者の日常語彙としては、ややなじみが薄かったと思われる。 問2 麻里の芸術に対する考え方を問う問題である。傍線部A「物を見詰めることの苦しみ」 では、麻里が絵を描くときの物の見詰め方が正確に把握できているかどうかを試そうとし た。問題文全体の把握にもつながるような導入的問題として適切であったと思われる。 問3 鏡に映した自分の姿を「鏡の中の少女」として描いている場面における、麻里の心理を 問うた。「しかし」で始まる傍線部Bに肯定的な語彙が折り重なっていることから、鏡の中 の少女と比較して見劣りする自己像を認知している麻里の様子を読み取らせようとした問題 である。 問4 現実の世界にいる内山が恋愛の対象として見られなくなっている状況について、麻里の 自問の中身を確認する問題である。傍線部C「あんなに好きだった人、あたしの中に住んで いる物たちが、あたしの眼から愛情を見えなくしたのか。」を通して、麻里の芸術観と、現 実の世界における内山とのやりとりの間に生じる葛藤を適切に読み取らせようとした。 問5 「鏡の中の少女」と決別して、現実の世界に生きようとする意志を表明する場面におけ る、麻里の心情を問う問題である。傍線部D「お前なんか嫌いよ。」と麻里が述べるに至る までの「鏡の中の少女」とのやりとりを丁寧に読み取らせ、鏡の中と現実の世界に対するそ の心情を把握させた。麻里のやや入り組んだいらだちの中身を、正確に読みとる必要のある 問題であった。 問6 「語りの視点」「比喩」「擬人法」「反復」「人物描写」など、小説における表現上の特徴に ついての理解を問う設問である。表現の特徴を問う設問としては基本的な問題であったと言 える。 第3問 出典は、江戸時代中期(安永2年)に成立した建部綾足の紀行文集『折々草』の一節で ある。 今回出題したのは「太刀かきのわざを試むる人に伴ひていきし条」の中盤から後半にかけて である。通常の中古・中世の古文を読み慣れている受験者にとって、余り目にしたことのない 文章展開であったかもしれないが、多様なジャンルの古典作品に触れるきっかけになる素材で あったのではないだろうか。なお、文体自体は、国学者でもあった綾足により古代を意識した 和文で書かれているため、語彙、文法、表記のいずれも、センターの古文の出題文としてふさ わしいものであった。設問に関しては、登場人物の振る舞いからうかがえる性格・心境などを 多角的に問うことができ、主人公が述べる「こころざし」の意味など、話の本質を考えさせる 設問も可能であった。本文は、約1, 800字。例年の追・再試験と比べて妥当なレベルに収まっ ており、適切な出題であったと言える。 問1 基本的な古語の知識を問う問題。アは重要古語「かひなし」の意味を問うた。イ「なお ぼしそ」を中心に傍線部全体の意味を問うた。ウは「わくらば」の語意を中心に傍線部全体 の意味を問うた。イが、やや難度が高かったようだが、最初の設問としては適切であったと 思われる。 問2 形容動詞の活用語尾と助詞・助動詞が識別できるか、助動詞の複数の意味が適確に判別

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   国 語 できるかを問うた。基礎的な文法学習を行っている受験者にとっては易しい問題であった。 問3 傍線部を中心に、語句・文法と内容読解を問うた。傍線部直前の「あなり」、傍線部 「やをら」の意味を問い、前後の文脈を読み取らせた上で、弟子の様子・心情について考え させる設問である。古文の基礎をしっかり学んでいる受験者にとっては、解答しやすい問題 であったと考えられる。識別力があり、適切な出題であったと思われる。 問4 傍線部の師匠の発言内容について問うた。単純にこの時点の弟子と師匠の心情を問うの ではなく、師匠が「どのように対応しようとしているか」という問い方にした点がポイント である。これにより、師匠の会話文を注にも配慮しつつ最後まで読む必要が生じ、「先例」 の意味を正確に把握することで正答を導くことができるよう工夫した問題となっている。 問5 文章全体の内容把握についての問題。弟子が師匠の心を変化させた理由を問う設問で、 「今事にあたれば~よく聞こしたうべよ」までの長い会話文の内容が正確に把握できている か問うた。選択肢は3行にわたっており、本文の内容と選択肢の整合性を一つ一つ丁寧に吟 味する必要がある。特に「志」が意味するところを正確に把握できるかどうかがポイントで あったが、識別力があり、適切な出題であったと言えよう。 問6 出題範囲である「国語総合」の学習内容を踏まえ、内容と表現の特徴について問う設 問。弟子・師匠の性格描写、文体の特徴、文章の展開の仕方、弟子の描かれかた、敬語表現 の観点より、問題文の内容と表現の特徴がどのように説明できるのかを問うた文章全体の内 容と特徴を正確に把握できている受験者であれば十分に正解できる問題であったと考えられ る。 第4問 素材文は、明の謝榛(1495~1575)の『四溟詩話』の一節で、彼が仲間と初唐盛唐の詩 について論じあった時のことを取り上げた文章である。初唐盛唐の十四人の詩人の中で誰を手 本とすべきかというテーマについて、ほかの人はそれぞれ手本とする詩人を挙げるのに対し て、謝榛はある特定の詩人を手本とするのではなく、十四人の詩人の詩の中で優れたものを取 り出しそれらを手本として学ぶことを主張する。 人名に関する語(「沈・宋」「李・杜」「王・孟」)や抽象的な表現(5行めから6行めの「夫 万物」~「帰清」)が見られるが、文章の展開は平易と思われる。また文学について論じあっ たところで終わらず、さらに李白と杜甫が夢に現れるという展開があり、詩論を内容としてい るが物語としても読める素材である。文字数は196字(句読点を除く)であり、平成24年度本 試験が215字(同)、追・再試験が209字(同)であったのに比して若干少なく、受験者への負 担も抑えられていると思われる。 出題に当たっては、漢文独特の語彙や句法を理解した上で文章の読解が正しくできるかどう かを問うことを基本とした。題材は内容・構成とも親しみやすく読みやすいものであり、本文 の文字数、設問数、注の数についてもおおむね適切であったと思われる。 本試験とのバランスに留意しつつ、素材文の選定及び作問に当たったつもりであるが、問題 の内容や選択肢の作り方において、本試験との難度の差異が見えにくいとの意見もあった。し かしながら、追・再試験第4問の正答率は本試験第4問の正答率に比べると低く、本試験との 難度の差としては妥当であったと思われる。作問の基本方針にも関わってくるが、今後の問題 作成に当たっては、できるだけ出題箇所が偏らないように心掛けることも必要であると思われ

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うな語であっても必要なければあえて注を付けない、という考え方もあるのではないか。設問 全体のバランスを考慮して出題箇所を吟味しつつ、適切に注がなされることが望まれる。 なお問2は、高等学校の授業で学習している内容でありながら長らく出題されてこなかった 文学史に関わる問題で、出題者としては思い切って出題したものであったが、「高等学校で学 習しておくべき基本的な内容」「漢文の文学史の出題のされ方として適切」との意見があった。 また問7も例年にない内容で、やや高度な思考を問う問題であった。これについても「設問の 形式が工夫されている」との意見をいただいた。これらについて好評価をいただいたことは、 出題者としてうれしい限りである。しかしその一方で問2について「もう少し内容にからめた 問い方を工夫してほしい」、問7についても(文章の趣旨を問うことの意義は認めつつも)「選 択肢自体の吟味で答えを決めるのはあまり望ましくない」との意見もあった。問2、問7に 限ったことではないが、どういう出題の仕方をするのかは今後も課題として検討する必要があ ろう。 問1 文脈を把握しながら、語彙の意味を正確に答えられるかを問うた。⑴「久之」は基本的 な語彙であり、それを理解できているかを問うた。⑵「添」は文脈を踏まえて意味が把握で きるかを問うた。 問2 本文中に名が挙がっている李白と杜甫に関する説明を選ばせる問題である。唐詩を代表 する詩人について基本的な知識を問うた。広く国語に関わる基礎知識を問う問題であるが、 このような問題は長らく出題されておらず、ややもすれば等閑視されがちであったと思われ るが、教科書の脚注に書かれている内容や授業で学習する漢詩の詩型についての基本的な問 いであった。 問3 前後の文脈を把握し、「歴観」と「法」の意味が正しく理解できるかどうかを問うた。 「法」の方は理解できたが、「歴観」の解釈で正解不正解が分かれたと思われる。 問4 白文に返り点を付け、書き下し文に直すことができるかを問う問題である。前後の文脈 を把握した上で、特に再読文字「当」が理解できているかどうかを問うた。「当」について 再読文字であることに気が付いたが、「録成一帙」の読み方で正解不正解が分かれたと思わ れる。 問5 傍線部について、筆者がそのように述べる理由を問う問題である。傍線部の意味を理解 することはもちろん、「歴観十四家所作」から傍線部に至るまでの文脈もよく理解する必要 があった。その際、「不必~(必ずしも~ず)」という句法の理解が重要となる。 問6 傍線部の解釈を問う問題で、仮定の「使」、反語の「孰」、「以A為B(Aを以てBと為 す)」という句法を理解しているかを問うた。傍線部の後半部分「孰以予為可教也」が直訳 でなかったことが、誤答の要因と思われる。 問7 傍線部と同じ主旨を述べている部分を本文中から探させる問題である。例年にない問題 であり、傍線部や各選択肢にあげた箇所の意味を理解するだけでなく、問題文全体の文脈も 十分理解していないと解けない問題であったため、正解にたどり着くのがやや難しかったと 思われる。

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   国 語 問8 文章の展開の仕方及び内容を考えさせる問題である。⒜仲間との議論の内容、⒝仲間の 意見に対する謝榛の意見、⒞李白と杜甫が夢に現れた話が述べられている意味を考えさせ た。そのことから考えると、⒝と⒞についてはおおむね理解できたようであるが、⒜につい ては理解しにくかったようである。⒜は主に問題文の1~2行目の読み取りに関わるが、そ の部分の読み取りで正解不正解が分かれたと思われる。 3 ま  と  め 基本的な問題構成は前年度を引き継ぎつつ、問題文の選定に幾つかの工夫をした。評論は、宇宙 と人間の関係から人間の視覚、さらに時間・空間意識まで考えるスケールの大きな論を扱い、小説 は若い主人公の芸術への悩みと自意識の葛藤が描かれた作品を取り上げ、主人公が自己内対話を深 め、微妙に変化していく心理状態に受験者の洞察を深めさせようとした。古文は受験者が多様な ジャンルに触れる契機となるような江戸期の紀行文集中の話を扱い、漢文は唐代の詩を明の文人が 論じ合うという、詩論としても物語としても読める素材を取り上げた。このようにバラエティーに 富む問題文がそろったが、設問の傾向としてはリード文や注の工夫によって読解を助け、安定感が あると評価された。その分やや平易であったのではないかという意見もあり、留意する必要があろ う。 今後とも追・再試験としての難易度の維持に心掛ける一方で、教育現場に新鮮なメッセージを送 り続けることの重要性も認識しながら問題作成に臨むことにしたい。

参照

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