• 検索結果がありません。

隱槫ュヲ雉侭縺ィ縺励※縺ョ蟆丞蟄舌取髪驍」隧ア隕∫払蜈ィ縲上↓縺、縺※井ク奇シ/a>磯蜴溷ー尚br> 繝サ

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "隱槫ュヲ雉侭縺ィ縺励※縺ョ蟆丞蟄舌取髪驍」隧ア隕∫払蜈ィ縲上↓縺、縺※井ク奇シ/a>磯蜴溷ー尚br> 繝サ"

Copied!
3
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

古代文字資料館発行『KOTONOHA』53 号

語学資料としての小冊子『支那話要略全』について(上)

野原将揮 1.はじめに 本稿では『支那話要略全』についてその内容を記す。本書は縦12 ㎝、横 8cm、 厚さ5mm 程度の小冊子で、表紙は黄色で、線装本である。その内容から簡易会 話書のような性格を持つ書であると考えられる。最大の特徴は凡例に声調に関す る記述があること、本文には声調の圏点があり、本文横に仮名で音を表わしてお り、「想」を「ヒァン」と表記していることなど幾つか興味深い事例が見受けら れることである。本書「緒言」に東京鎮台編とあることから、その使用目的はあ まり良いものではなかったと思われる。しかし、その当時の使用目的が如何であ れ、語学資料としての価値は大いにあるのではないだろうか。以下、緒言・凡例・ 本文と挙げていく。 2.「緒言」「凡例」 「緒言」には次のように記してある: 「本書ハ有事ノ日ニ當リ將校下士卒ヲシテ日用ノ不便ヲ免レシメンカ爲メ極 メテ卑近ナル支那話ノ大要ヲ畧記セシモノナリ。今之ヲ一小冊子トナシ他日ノ用 ニ供スト云爾。明治二十年一月二十四日 東京鎮台」(句点は筆者によるもので ある) 以上のように記してあり、当時の人がこの小冊子を会話書として携帯していた ことが窺える。 「凡例」: 「一、 小圏点ノ左ノ下ニアルヲ上平ト爲シ、左ノ上ニアルヲ下平ト爲シ、右 ノ上ニアルハ上聲ニシテ、右ノ下ニアルハ去聲ナリ。 二、 上平ハ聲ノ平ニシテ安キモノナリ。下平ハ聲ノ平ラカニシテ輕キモノ 4

(2)

ナリ。聲ノ上ヲ猛烈ナルモノハ上聲。其ノ去テ哀遠ナルモノハ去聲ナ リ。」 以上をまとめると次のようになる: 圏点が左下・・・・上平 圏点が左上・・・・下平 圏点が右上・・・・上聲 圏点が右下・・・・去聲 これは特に目新しいものではない。興味深いのはその調類・調値についての解 釈法である。 上平・・・・平ラニシテ安キモノ 下平・・・・平ラカニシテ輕キモノ 上声・・・・聲ノ上ヲ猛烈ナルモノ 去声・・・・其ノ去テ哀遠ナルモノ 去声は比較的理解し易いが、上平・下平・上声についてはこの説明を通じて会 得できるものとは到底思えない。 3.「本文」一部例 「本文」の一部内容を記す(詳細は次号記載予定)。本文は全20 章である。圏 点については表記に於ける便宜上、数字で表わすこととする。 1→左下(上平) 2→左上(下平) 3→右上(上声) 4→右下(去声) ×→表記無し ・第一 「一イ(1)、二アル(4)、三サン(1)、四ス(4)、五ウー(3)、六リウ(4)、七チ(1)、八パ(1)、 九チユウ (1)、十シ(2)、十シ一イ(21)、十シアル二(24)、十シサン三(21)、十シ四ス(24)、十シウー五(23)、 5

(3)

十シリウ六(24)、十シ七チ(21)、十シ八パ(21)、十シチユウ九 (23)、二アル十シ(42)、二アル十シ一イ(421)、 二 アル 十シアル二(424)、二アル十シサン三(421)、二アル十シ四ス(424)、二アル十シウー五(423)、二アル十シリウ六(424)、 二 アル 十シ七チ(421)、二アル十シ八パ(421)、二アル十シチユウ九 (423)、三サン十シ(12)、五ウー十シ(32)、六リウ 十シ(42)、七チ十シ(12)、八パ十シ(12)、 九チユウ十シ(32)、一イパイ百(13)、二アルパイ百(43)、三サン 百 パイ (13)、一イチエン千 (11)、二アルチエン千 (41)、一イワン万(14)、一イチエン千 ワン万(114)、一イパイ百ワン万 (134)、零リン(2)、一イパイ百ワン万(134)、零リン(2)、三サンパイ百個コ(13×)」 ・ 第二 涼 リヤン 水 シヨイ (23)ミヅ、開カイシヨイ水 (13)ユ、 柴チャイホー火(23)マキ、木ムタン炭(44)スミ、 煤 メイ 炭 タン (24)セキタン、 潮 煙チャウエン(21)タバコ、白 米パイミー(23)コメ、 茶チヤアエイ葉(24) チャ、 點テーンシン心(31)クワシ、魚エイ(2)サカナ、・・・・ 4.結語 以上「緒言」「凡例」「本文の一部」を記載した。一部本文から、上声の多くを 長母音で表わす傾向が見られること、「魚」(中古音韻地位は疑母遇摂魚三開上) や「葉」(以母咸摂葉四合入)には「エイ」で表わしており編者の苦労が窺える。 この小冊子の目的はあまり良いものとは思えないが、語学資料としての価値はあ るだろう。本文については次号記載する。 6

参照

関連したドキュメント

取締役会は、事業戦略に照らして自らが備えるべきスキル

2.本サービスの会費の支払い時に、JAF

②立正大学所蔵本のうち、現状で未比定のパーリ語(?)文献については先述の『請来資料目録』に 掲載されているが

今回の調査に限って言うと、日本手話、手話言語学基礎・専門、手話言語条例、手話 通訳士 養成プ ログ ラム 、合理 的配慮 とし ての 手話通 訳、こ れら

古安田層 ・炉心孔の PS 検層結果に基づく平均値 西山層 ・炉心孔の PS 検層結果に基づく平均値 椎谷層 ・炉心孔の

本センターは、日本財団のご支援で設置され、手話言語学の研究と、手話の普及・啓

※優良緑地として登録を 希望する場合は、第 6 条各 号の中から2つ以上の要 件について取組内容を記

フイルタベントについて、第 191 回資料「柏崎刈羽原子量発電所における安全対策の取り