香 川 大 学 経 済 論 叢 第72巻 第 1号 1999年 6月 241-270
非定常
SUR
モデルの推定と検定の漸近理論
ー改訂版四
久松博之
11
はじめに
拙著『単位根の推定と検定n
(1997)の第8章では説明変数がランダム・ウオーク にしたがい各方程式の誤差項が互いに相関関係をもっSUR(SeeminglyUnrelated Regression)モデルを考え、制約付き、制約なしSUR推定量と OLS推定量の漸 近分布を非標準的な漸近理論を使って求めた。本稿ではこれと同じモデルで誤 差に AR(1)過程を想定し共和ゆ検定統計量の帰無分布(漸近分布)を導出する。 どの推定法から計算される残差で検定量を評価するかによiって帰無分布の形状 は異なりそれそeれの場合で有“意点が異なるので、シミュレーションで帰無分布 の有意点を求めそ・れを使って検出力を計算した。その結果、制約なしSUR推定 による残差で開国した検定量が制約付きSUR推定による残差やOLS推定による 残差で評価した検定量よりもより検出力が高いことがわかった。本稿ではこの ほかに、拙著(1997)で扱った SURランダム・ウオ}クモデルよりもより現実的 な、定常・非定常混在型、すなわちランダム・ウオークと定常過程が混在し誤差 項が互いに相関関係をもっSURモデルを考え、制約付き、制約なし SUR推定 量とOLS推定量の漸近分布を導出する。 1本稿は香川大学経済論調整第 71巻第 4号に渇載されたものの改訂版である。刊行後脈に落ちない 点があって見直したら、全部で15ヶ所の綴りに気が付いた。統計学や計量経済学を一通り習ったこ とのある人でもこれらの誤りに気が付く人は少ないと思う。それゆえやっかいである。したがって、 部分的な正誤表で済ませるわけにはし、かないので全文改訂版としてここに潟載することにした。な お、この改訂版ではSURランダム・ウォ}クモデルにおける単位線検定の検出力の比較を新たに付 け加えた。本稿は科学研究費特定領域研究『ネットワlーク型パ:;t.lレデ}タベ!ースの構築と統計分析 の研究:課題番号08209114J1の共同研究成果の一部である。本稿作成にあたり広島大学経済学部の 前川功一教綬から貴重まなコメントをいただいた。ここに記して謝意を表します。242
この理論分析の背景には、和分・共和/が畠程を含む大量のミクロパネノレデー 夕、例えば数百の企業の数千日にわたる株価日次デ}タの時系列的な構造をい くつかのタイプの異なるSURモデルで記述し、 OLS、制約付き・制約なし SUR で推定する場合を暗黙に想定している。非定常な要素を含むため漸近分布はブ ラウン運動の汎関数で表現され、有限標本分布はシミュレーションでグラフ化 される。本稿では説明を簡単にするために2方程式ーモデルを想、定しているが、こ の結果はn方程式SURモデルに一般化できる。
AR(l)誤差をもっ SUR
モデル
説明変数が1(1)過程にしたがい AR(1)誤差をもっ SURモデルを考える。従 属変数と説明変数の聞に共和分(∞integration) 関係があるかどうかは誤差の 自己回帰係数が1かどうかを見ればよい。まずはじめに、共和分関係が存在しな いという帰無仮説のもとで、 OLS、制約付き、制約なし Zellner推定量の極限分 布をブラウン運動の汎関数で求め、シミュレーションによってこれら3.つの推定 量の分布特性を比較する。次に、検定統計量の帰無分布をブラウン運動の汎関 数で求め、有限標本分布をシミュレーションでグラフ化し、その際計算される 有h意点を{吏つtて‘検出力を比較・する。また、補論では従属変数聞に共和分関係が あるかどうかの判定法について.ふれる。 香川大学経済論叢-242-2
SUR
推定量の極限分布
次のような見かけ上無相関な回帰モデ、/レ(SeeminglyUnrelated Regr国 SiOIl model:SUR‘モデノレ)を考える。:2
.
1
Ylt=
βlX1t+
Ult,
Y2t=
s
2
X2t+
U宮t)
噌i , t ・ 、 説明変数Xit,
i=
1,
2は (2) Xlt=
Xlt-l十 Vlt,
X2t= X2t-l+
V2t243 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -243-ー で、誤差項は 'U1t
=
P1'Ult-1+
Elt, 'U2t = P2'U2t-1+
E2t (3) ここで、 Yit,Xit, 'Uit, Vit, i=
1
,2
,はいずれもスカラーである。 E,1tE2tは 、 ‘ . , , Q n u , , E‘ 、 A N、
E B B -, / -A 内 4 r t r cf
i
t
-E
¥
と仮定する。ここに市
;
:
:
:
)
=
(
;
:
;
;
;
;
;
)
である。また、(
け
rv N(
0
.(
I
0,
I "
σ
3
.
1
I
O
)
)
I
I
V2J ¥'¥ 0 σ;21 J J と仮定する。すなわち、 'UtとVtは無相関であると仮定する。 ここで、次の行列を導入する。¥
l
l
'
/
h . 句/
1
1
¥
一 一
U、
EBB-/ 噌A 内 , “ β β J F E E -¥一 一
局 μ ・ 1 E B B -,/ 0 勾 町 0 J I S E t t-一 -一
X、 、
Z
E
E
-/
唱A m a u u u z J ' S E E -¥一 一
Y ただし釣=
(Yi1, Yi2,…,YiT)',Xi,'Ui,Vi,i=
1,2,も同様に定義される。 Txl ベクトノレである。これらの行列を用いれば、われわれのモデルはy=X
β+U
(4) と表される。このときβのOLS
およびGLS
推定量は次のように定義される。OLS
推定量:s=(X'X)一1
X
γ
(5)-244- 香川大学経済論叢 244 GLS推定量:
s
=
(
X
'
O
-
1X
)
-
l
X'O-
1y
.
(6) ここで、ベ
S1l1 Sつ
S211 s221I
制約付き Zellner推定量 (Zellner(1962,
63))をsR、制約なし Zellller推定量を んとすると、制約付き Zellner推定量のSii.は 6141n S t.1一
- T -kー
一
一
ー
-
-
i'u
i
=
Yi -Xisi,
A ニ (X~Xi) 一14U4, t=1, 2, 制約なし Zellner推定量のSijはs--4
ej η -T-k
1 -k
2' ei=
Yi'-Z守 ここで、 Z=
(
Xl X2 ,) 守=
(Z'Z)-lZ'Yi,
i=
1,
2,
この場合、 k1= k2二 1である。 Phillips(1987)あるいは Phillipsand Durlauf(1986)と同様に で与えられる。¥
l
l
/
4 b a z u u / , Z E E -¥一 一
ω
、 、
E E E S F f t t 唱 ム の a u uf
l
l
¥
一 一
む、 、
B E E S ,/ 噌 A の 4 M U U/
I
l ‘
¥
一 一
u と置けば、それIぞれの parもialsumを標準化したものは次のようなブラウン運動 に収束する。ム
I
Bl(r) ¥-
;
:
:
:
;
:
:
γ
初ITrl=争B(1")=
1
~1\'1 1 ,(j -1)IT~r~jIT, j ニ 1 , 2,..", T W信
¥
B2(r)J
245 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -245-( B11(r) ¥ ~" ( B
川
1'') ¥ 」こで、 Bl(r)=
f
-
.
.
"
I
,B2(1''}=
I
¥ B12(1''}J
'
¥
B22(1)J
これより、帰無仮説lIo: Pi=
1, i=
1, 2,のもとでの OLS推定量の極限分布は 容易にI
J:BMr)B川T')drC
B:;n(r)'dr β-β=今i
F1hI
J
0-B22(r )B1.(r)dr¥ f
o
<
B2,
(r)'d で与えられることがわかる。 次に Zellner推定量の極限分布を求める。s-
βご(
x
'
f
l
-1
x
)
-
lX
'
f
l
-1
u
(hT2hT1
822 L..,t=l Xit -812 L..,t=1 XltX2t ¥ 一知乞L1Z1tZ2t S11εL14tf
( 8222
:
;=1 Xl仰1t-812乞
乙
lXlt匂t ¥ X I ¥ -821乞
L1Z2仰1t+
8112
:
:=1 X2仰2tJ
である。 Pi=
1, i=
1, 2,のとき、項別に収束をみると会
言
X7tキ
バ
1B2z(T)2b,
t=1,
2訪問
,itキ1
1 B2i(r)内
(r)州 =1
,
2
会
会
XltX2tキ
か
1(r'}B22(r)dr と計算される。また、ー
8ii.=
会
会
UitUjt=}1
1 Bli(r)Bl.i(r)合 ご い である。証明は AppendixAを参照。 (7) (8)-246-- 香川大学経済論叢 246 以上の結果から、帰無仮説のもとでの
SUR
推定量9
ーβの極限分布は次式で 与えられる。 定理1.1 ;:; t:J_~
1I
C
l1J
;
B22(r)2dr*
P+
62J
0
1 B21 (1・)B22dr*
QI
β-β=今 一l
│I
61J
;
B以
r)B22(1'')dr*
P+
62J
0
1B~1dr
*
QI
(9) ここで D = 6釦ω1
P=C2ω
吋
21 1ぬ
(r)Bl1(r)dr -吋
1島1(r)B12(,
')dr Q = -C211 1 制 帆(1'')川 σ12 =σ21 = 0のときs-
β=βーβ , , . ‘ 、 噌 ・ A nu 、 ‘ , , , となる。 口 なお、この結果から直ちにσ12=σ21 = 0のときZellner推定量の分布は漸近 的にOLSの分布と同等になることがわかる。2
.
2
共和分検定量の分布
前節で定義したSUR
モデルについて帰無仮説Ho:仇 =1
, i=
1
,2
,を検定 する共和分検定量 ('L,;=1 UitUit-1,
1
T
(
んー
1)=
T~ LJ.:....~ ~.~:..-~-
1 ,>i=
1,2, (11)L
ε
:=1Û~t_1J
247 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -247-を考える。 Maekawa(1980)はSURモデ、ルの係数の上、への線形制約に関する仮説 検定について、 SURの誤差項間の相関を考慮したtタイプの検定法のパフォー マンスが相闘が低い場合もそう悪くはないことを示した。また、 Hatallakaalld Id田(1995)は説明変数に非定常な要素を含む線形回帰モデ、ノレを想定し、 AR(I) 誤差の係数が1かどうかを検定する共和分検定量の漸近分布を求めた。本稿で は、誤差項の相関を考慮する場合と考慮、しない場合について、共和分検定量の 検出力をグラフで比較する。 (11)式の仏tは残差であるがモ‘デ、ノレを何で推定する かによって、 OLS残差、制約付き SUR残差、制約なし SUR残差の 3通りが考え
られる。 Uit
=
Y
i
t
-s
i
X
i
t
=
-
(
s
i
-s
i
)
X
i
t
+
包it・ これより偽
=(A-A)223-2(A-A)zuuu+
包Z
したがって T 噌 T T T会
Z63=
会
(A-A)22;zZ
一
会
(
s
i-s
i
)ζωit
+
戸
2;uz
キ
(
1
1
1 B2i(r向一吋
1
h
(
T
)
B
1
4
(
仙
1
1 B川
また、 T T T手芸似ー仇一向
-
1
)
手
=
(A-A)2zzu-IUU
一
手
(
ム -
s
i
)
妄
均
一
1
V
i
t
T • T一
手
(A-A)EZ4t-1EU+
手
芸
叫
t
一 向 ここで、 T→∞のとき、右辺第2,
3項は0に収束し、主
主
均
一
lVi
t
キ
仲
ぉ
(1)2吋
-248 香川大学経済論議 248
2
室
町
t-1Eitキ的
μ俳 句
}
i
したがって、
T
-
z
向一1(仏t-Uit-1)キd(j
胸(1)2-4}+(j){BIdly
一向}となる。 RSUR、USUR、OLSのそれぞれの残差を用いた場合も同様な項別計 算を行うことができる。以上の結果を(11)に代入すれば、共和分検定量の漸近 分布は次式で与えられる。
定理1.2OLS,RSURおよびUSURの3通りの推定量に対して、んの漸近分 布は次の形で与えられる。 一ε21G4t-1(向 -uit-1)/T
T
(
ん
-
1
)
=
L A 1 mE
ご
LIfiz-1/T2=今
c
;(t){B2i(1)2 ーσ~i}+
(t){Bli(1)2ー σii} ('ff
;
B2i(r)2drー2(iJ01B:以
r')Bli(r')dr十1
0
1Bli(r)2dr (12) (i, i = 1,2,は政-si, i = 1,2の帯低分布で、 OLS,RSUR, USURの3通りが 考えられる。
ロ
前節の結果より σ12=σ21 = 0のとき3者の分布は漸近的に同じになるが、一 般には同等にはならない。次節においてシミュレーションでそれぞ、れの小標本 分布を比較す・る。2
.
3
シミュレーション
U1と包2の分散比をη=σ22/σ11、UとUの分散比をκ=σii/σ34,t=I,2およ びU1とU2の相関係数をr=σ12/、/万11<722と・す・る。まず、 σ11,η,r'を与え、 σ22= η。σ11,σ12=r
.
σ11・ゾ可より誤差の分散共分散行列。を生成する。次l
こQをコレ スキー分解した行列を用いて平均0分散 1の正規乱数系列を変換してデータを生249 非定常 SURモデルの推定と検定の漸近理論 -24少ー 成する。 SURおよび OLS推定量の計算を 50∞回くり返し、ヒストグラムと累 積度数分布をGAUSSで描いた。結果は図1.1、図12に示される。グラフより 次のことが観察された。 1si -si, i二 1,2,の分布について (1)SURとOLSの分布はいずれも左右対称。 (2)Pi= 0, i = 1,2,のときとは異なりん
=
1,i = 1,2,のときは制約なし SUHの 方が制約付きSURよりもより中心に集中している。(3)lrlが 1に近いほど、 SURに比べて OLSの分散は大きくなる。 (SUHの方がよ り効率性が高し、) (4)κ(uとむの分散比)が小さくなるにしたがって、いずれの推定量の分布もより 中心に集中する。(ただ、しr'
=
0.0のときは変化なし。) 2..T(ん-1)の分布について 図1.3、図 1.4からわかるように検定量の分布は非対称で、 OLS残差、 RSUH 残差、 USUR残差のどれを使って評価、するかで形状が異なるが、 USUR残差を 使う場合が最も帰無分布が0軸に集中することがわかる。この傾向は誤差項聞 の相関係数Iが1に近いほど顕著である。2
.
4
検出力
ここでは T= 30, 100,r = 0.8のときの検出力を繰り返し回数3000回のシ ミュレーションで比較した。一般に、誤差項どうしの共分散が0でない限りこ れらの検定量は漸近的に同等にはならない。検定の5%点は繰り返し回数5000 回のシミュレーションで計算した検定量の帰無分布から求めた。 T(Pl, RSUR-1), T(九
USUR-1), T(九
OLS-1)の有意点はそれぞれ、 Tニ30のとき-13.217, -11313,-14. 128,T=1∞のとき-14.110,-11.625,-15.100である。図1.5、図L6を見 ると、 T(九
USURー1)が他の 2つの検定量に比べてより検出力が高いことがわ かる。この傾向は、誤差項聞の相関係数Iが1に近いほど顕著である。-250ー 香川大学経済論叢 250
2
.
5
定数項がある場合
次に、モデ、ルに定数項がある場合の推定量と共和分検定量ωの極限分布を求め る。モデルは Ylt=
μ1+β1Xlt十 Ult,
Y
2t=
μ2+βi
2
X
2t+ 'lJ'
2
t
(13) と表される。説明変数と誤差項の構造は前節までの想定と同じであり、異なる 点は定数項が含まれることである。この場合、 OLS推定量の漸近分布はl
ド [T-…一
β角k
一
siJ l
ψ
J
F こでψ仇;=J
o
1
1予
h
弘4バ
ρω(か
rけ
)
B
1i(
r
)
附砂一
(ωJ
o
1
弘
B
幻
以
(
か
約
Tけ
)d砂
州
rけ
)(ωJ
;
B
l
i
(
1
'
)
川
dの
合
州
rけ
.)J
o
'
1弘(
r
)
2
砂一(広島
i
(
r
)
d
r
)
2
で与えられる。一方、SUR
推定量の漸近分布は ×T-
1 /2(んー
μ1) β1ーβ1T-
1/2(ゐ一向) β'2 -s2 = 今I
'22'Ah
-62 .Ah
I
i
ー
と
21・Ah
61
・A
2
2
I
'
2
2
J
0
1
B
川
r)合一ご
12J
0
1
B以r
)
d
r
62
J
;
B2
1(
r
)
B
川
r
)
d
r
ー
と
1
2
J
0
1
B
:
川
r
)
B
以r
)
d
r
-61
J
;
BU(1・)
d
r
+
~l1 J;
B以r
)
d
r
-
'
2
1
J
;
B2
2(
1
・)
B
川
r
)
d
r
+
ご
1
1
J
0
1
B
以
r
)
B
以
r
)
d
r
である。ここで、r - f l d
島1(榊 }
1
1
-
¥
J
o
1
島 市)drd
島1(
1
,)
2
d
r
)
251 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -251ー
A~.,
=
( .
1J
;
B22(r)dT'l
- ¥Jo'B川
r)dr Jo'B21 (r)B22 (r)dr )A~,
= ( . 1J
o
1~1(悦.
l
一 ¥Jo'B22(r)dr J;B叫
r)B21(1')dr )A~.,
=
( .
1J
?
1
B22(r)drl
22 - ¥J
0
1 B22 (1')drが
B22(1')切/
また、志
向
j =おい
1
1B
1i(1"削 伸 二 匂
である。 次に、 Ho: Pi=
1, i=
1,2,を検定するための共和分検定量の極限分布は、 容易にf
E
L
1
6
4
ぬ い
1
T(ん
-1)=
T{日
T 4 - 1 } =争BdAi'i=
1,
2 l 2...,t=1 Uit-1 ) となることが示される。ただし、ここに 1.(_ ... ...1 ,.1.(_ ... 1 Bi=c
仇σviB2i(1)+ ψi(一)~ B2 I 1 -2iIi>-" '¥(1)2 ー σ乙~,
-
-
V~r
-
(,,"i" ¥ (三2'H
1 B-.1l."i '¥(,
1-
)2ーσ-
“
"
"
}
f+(~){
Bli件吋
Ai=
(r+ψ~I
品 i(r)2d1'+I
Bli(r)2dr+2(i仇I
B2i(r)dr-2(iI
B川
r)dr JO JO Jo JO-
吋
1 島B弘削帥附4バ幻巾(以山ヤけr例州仰帆B品B帆l)i問μ4山尚附 で与えられる。RSUR
、USUR
の場合も同様の計算を行えば同じ結果が得られる。したがって仇は角の
OLS
,RSUR
,USUR
推定量の漸近分布を、G
は1
/
-
.
;
守で標準化した仰の3つの推定量の漸近分布を表す。帰無分布のグラフ化や検出力
の比較については省略するが、定数項がない場合と同様にシミュレーションで 求めることが出来る。
-252ー 香川大学経済論叢 252
3 定常、非定常混在型 SUR
モデル
拙 著(1997)第8章では、いずれの方程式もランダム・ウオークで誤差項聞に 相関のあるSUR
モデ〉レ(
S
U
R
ランダム・ウオーク)を考えた。ここでは、それ より現実的なランダム・ウオークモデ、ノレと定常AR(l)モデ、ルからなり誤差項が 相闘を持つ2
方程式SUR
モ句デ〉レを考える。以下では、OLS
、制約付き、制約な しSUR
推定量の極限分布をブラウン運動の汎関数で求め、シミュレーションに よってhこれら3つの推定量の分布特性を比較、する。3
.
1
SUR
推定量の極限分布
次のような見かけ上無相関な回帰モデル(
S
明 凶n
g
l
yU
n
r
e
l
a
t
e
d
R
e
g
r
四s
i
o
n
m
o
d
e
l
:
S
U
R
モデル)を考える。:Y1t
=
β1Ylt-1十Ult,
Y2t
=
β:2Y2t-1+
U2t (14) ここで、 β1ニ 1.0,I
s
2
1
<
1.0で、仰の初期値は0とする。 Yit,Uit, i = 1,2,はい ずれもスカラーである。 ( :: )~N(O, n)
吋
;
:
;
;
:
)
r t n ψ M UZ
一 一
、 、
EBB-/ r S A r i q 4 q a ' A n ' a σσ rtrt 噌A 噌i 噌A 内 , “ σσ f t a Z E B-一 -一
、
E B E E E ,/ ' A q a u u/11¥
一 一
U、
1
l
l
/
唱 A n , “β
β
J
'
l
l
t
¥
一 一
d u '、
1
1
1
/
唱 A nu-' 。 e HUG 唱A 一 ' n u ' A N V J F S Z E E -、
一 一
X¥
i
j
/
唱 -a q a N V M u of
l
l
E
¥
一 一
Y ただし仇,y丸一 1,Ui, i二 1,2,はTx1ベクトル。253 非定常SURモ デJレの推定と検定の漸近理論 -253-これらの行列を用いて
y=x
β+ U と表すと、 βのOLS
およびGLS
推定量は次のように定義される。 (15) OLS推定量:s
=(
X
'
X
)
-
1
X'y
(IG) GLS推定量:s
=(
X
'
{
}
-
1
X
)
一1
x
'
n
-1
y
(17) ここで、¥
l
i
'
/
rtrt q & 。 , a 句 A 。 , . e u c υ rtrt 唱 A 噌 A ' A 9 e c u e υ/
I
l
E
¥
一 一
向 。
制約付きZellner推定量をs
R
、制約なしZellner推定量をs
u
とすると、制約 付きZellner推定量のSi,iは S-u;dj ηー T-ki' Ui=
釣 -Yi,-1si'ム
=
(
ν
;
,-1Uzー,1)-1d,-dz,t=I
,2
, 制約なしZellner推定量のSi:jは s - 4ij - ej T -k1 -k2 ' 向=Yi- Z今 ここで Z=
(Yl,-l Y2,ー1,) 今ニ(Z'Z)-lZ'Yi,i=
1,2, で与えられる。この場合、 k1=
ん =1である。 s,ii.i,j= 1,2の一致性の証明は Appendix Bを参照。 以下、項別の収束のオーダ}を見る。Ylt = Ylt-l
+
Ult =~ン
lj
,-254
ー
香川大学経済論叢=
U2
t
+
!
h
U2
t
-1+
β
2
U
2
t
-
2
+
・
・
・
+
β
;
-
1
U
2
1
+
・
・
1 ここで│β'21<
1.0である。 (ωα吋
)
ロ
(
(ν
ljj'門[也"勺1-2)εL1U
必?乙t
斗♂百
山
d
l日W竹'怜1
11 ここで、 Hf1(r)は標準ウィナー過程で Stニ(
5
1
)
とおくとI
B
1
(
r
)
¥
つ
云
SITrlキB
(
r
)
=
I
卜
(j -1)jT5
:
r
壬jjT,
j=
1,
2…,
,
T y1'• • ¥B
2
(
r
)
I
/2~ ,,
I
Hえ
i
.
(
け
l
となり、 E~1/2B
(
r
)
=
W
(
r
)
=
f
"
'
1
¥
'
JI
が成り立つ。¥
Hセ
(
r
)
I
T TE
ン
2
t
=
芝
;
(
包
2
t
+
伽
2t-1+ β~U2t-2
+…+必
-1U21+…
)2 T=玄('U~t
+
ß~U~t-1
+
ßi'U~t-2
+…
+pp-11+
…
)
・
これより
(b) (ljT)
乞
乙
1Y~t
→
σ22j(1
一局)・
T T
254
LYltY
2
t
=乞
(
包
1
t
+
Ult-1+
Ult-2+・
・
仰
2
t
+
β
山 一1
+
β
2
U
2
t
-
2
十
…
)
・
T
255 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 これより (c)(I/T)εLU1tU2t
→
σ12/(1 -1
3
2
)
.
同様に (d) (I/T)乞
乙
1Y2tY1t→
σ21
/
(1 -1
3
2
)
.
(e)附 忌
1仇t-…
(J) (I/T)εLIU1t-1匂t
→
ya11a22J01 W1(制 的
(1')・(g)(1/
ゾ
T
)
乞
L1bt-IU1t=今N(O,
σ11σ22/(1一
局
)
)
・
(h) (1/但)乞
LIU2t-1包.2t=争 N(O, σ~2/(1 一緒)
)
.
したがってOLS推定量の極限分布は で与えられる。 (t){W1(1)2-1}
T
(
仇 -s1)=
争 唱 Jo~ ltV1(r)2dr'V
T
(
I
3
2
-
1
3
2
)
=
争N
(
伐l
-
s
i
)
次に、 SUR推定量の極限分布を求める。s
-
β=
(X'n-1X)一1x'n-1u一(
822乞
乙1
Y~t-1
-812εLIU1tー 仙 一1¥ -1 ¥ -821乞
LIU1t-1bt-1S11乞
LIUL-1j { 8222二
L1U1t一 世 lt-812乞
i=1Y1t-1U2t,
X I --~.-. --- - - -¥ -821L:~1
Y2t-1U1t+
811lご
i=1Y2t-1U2tJ
-255ー (18) (19) (20)256 香川大学経済論叢 256-O
T
o
/
1
1
¥
一 一 φ の左から行列<T、 を掛けてb
を標準化すると (21) φ([
3
-β)=
(<T一1x'n-1xφ-1)-1φ-
l
x
'
n
-1
u
これらを書き下せばげ
11乞
L1UL-1*P十句乞
LIU1t-1伽 ー1*Q
)
/
T
2 T(s1ーβd=〆 ( 811822立
1dt-1立
1yit-1 -812821(
忌
1Yltー ル となり、V
T
(
ん
-s2)=
〆 ¥821立
1Yltー 蜘 ー1*P+知 立
1UL-1叫)/戸イ
( 811822乞
LuL-12:LuL-1-S12知(乞
LU1t-1U2tー1)
2
)
/
]
'
3
ここで 匂 引 u uT Z
M
c υ U H u o T ヤ ム 出 S 一 一 P となる。 T T Q=
-821 L Y2t-1Ult+
811乞
Yu一 向 と表される。項別に(α)rv(
h
)
の結果を代入し、整理すると次式を得る。 (22)(
ま
){W1(1)2ー1} T(β1 -s1)均 一 唱 fo'l町(r)
2
drV
T
(
!
h
-
132)=
争N(O,
(1-r~2)(I- ß~)) 定理2
.
1
(23)ロ
第 1方程式(ランダム・ウオーク)の推定では、 OLSとSURはし、ずれも T田 COllsistelltであり Tで標準化した OLSとSURは漸近的に同等な非標準的な分布 ただし、 r'12=
σ21八/町T
ゾ石
E
はUltとU宮tの相関係数l257 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 .257二一 にしたがう。また第2方程式(定常 AR(1)過程)の推定では推定量はいずれも ゾT-consistentで、ゾTで標準化した OLSとSURは漸近的に分散の異なる正規 分布にしたがう。常にSURの方が OLSより分散は小さく、相関係数1'12が0、す なわちσ12
=
0のとき漸近的に同等になる。以下のシミュレーション分析で明ら かなように、どちらの方程式の推定に関しても有限標本ではSURの方が OLSよ り効率性が高い。3
.
2
シミュレーション
T=30、Ul,U2の相関係数が008のときの制約付き、制約なしSUR推定量およ びOLS推定量の計算をくり返し回数5000回のシミコ.レーションで行い、ヒスト グラムと累積度数分布のグラフをGAUSSで描いた。結果は図 2.1-24で与えら れる。これらのグラフより次のことが観察された。 1. T(β1 -sl)の分布について (1) SURとOLSの分布はいずれも非対称である。 (2)漸近的には同等であっても、有限標本では OLSより SURの方がより中心に 集中している。その意味でSURはOLSより効率性が高い。 2 ゾT
(
ゐ-
1
3
2
)
の分布について (1) OLSもSURも左右対称な分布である。 (2) OLSより SURの方がより中心に分布が集中している。その意味でSURは OLSより効率性が高い。3
.
3
定数項がある場合
れる。 定常・非定常混在型モデ、ルに定数項がある場合、モデルは次のように表さ Ylt=
μ1+β1Ylt-l + Ult,
Y2t=μ2+角的t-1+ U2t (24)-258- 香川大学経済論叢 258 ここで、 β1
=
1.0,
I
s
2
1
<
1.0でYitの初期値は0とする。 証明は省略し結果だけを示す。 0,18推定量の漸近分布は、第 1式について q L,
F I 噌 Aμ
/
i
l
¥
唱 A 噌A σ n U J F S E t t -1、
N 4f 司 E E E E E -- a , , , J)
)
- A 噌i μ β一
一
噌 A 4 A A μ A β , s ・ ‘ 、 , , . ‘ 、 q a w a , , J J rp
F
F E E -E Z a g -E L 1、
E E E E E ﹄ , F ' ー ¥EBEES/ q a q d / / / / 1 2 1μμ
である。また、第2式については、 n u/
1
1
¥
N 4 ﹃ 1 a a l i -- ﹂ 向 島一
一
h
A
A
q a q a , , , , , , T T r E E B E E S -- E E E L(
糊
+
の
2 一 向(1十品) ー;
μ
ツ
))
)
となる。一方、 8UR推定量の漸近分布は、[
2
2
1
l
{~ ( 4.σ11(1一命
)+σ12σ21
/
σ22 =争N
I
O
.
I
¥ . ¥ -6(σu/μ1)(1 -r'~2) -6(σ11/μ1)(1一也)
,
,
12(σ11/μ~)(1 -1・~2)J
J
[
:
:
;
:
2
2
1
(
1
1
(荘告μ~(1- r~2)
+
σ22 =争NIO. I ¥ . ¥ -μ2(1 +品)(1-rち
)
で与えられる。ここで、 r'~2=
σ12σ21
/
(σuσ22)である。 前節で得られた結果と比較すると、第1
式(ランダム・ウオーク)について 定数項を含まない場合のβ1の8UR、0,18推定量の漸近分布はいずれも非標準的 な分布にしたがい、定数項を含む場合はいずれの推定量の分布も漸近的に正規 分布にしたがうことがわかる。また、第2式(定常AR(I))については、定数項 を含まない場合、含む場合いずれの推定量も漸近的に正規分布にしたがうこと がわかる。 r~2 が 1 に近いほど 8UR 推定量の方が分散は小さくなる。259 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -25少ー
4 SUR
推定量による単位根の検定
拙著(1997)第8章では、いずれの方程式もランダム・ウオークで誤差項聞に 相関のあるSURモデル (SURランダム・ウオーク)を考え推定効率をグラフで 比較した。ここでは、この、モデ、ルを帰無モデ、ルと・する単位根検定量の検出力を シミュレーションで比較する。 次のような見かけ上無相関な回帰モデ、ル(SeeminglyUnrelated Regr四 SiOll model:SURモデル)を考える。: Y1t=βlY1t-l+
U1t,Y2t =β'2Y2t-l
+
U2t(25) ここで、 β1
=
s
2
=
1.0で加の初期値は0とする。 Yit,Uit, i=
1,2,はいずれも スカラーである。 、 ‘ , , , Q n u , , . ‘ 、 N N、
E B E E t / 町 均 J F E E --、 、
r t @ 制 也、
I B E E f z u n = Q Q ¥ 1 1 1 jI
I
I
-A m ,脂。,“。 4 0 0 一 町 内f
i
-¥
r t r t = 日 幻Q
σ
σ
J ' I I E ¥ 一 一 -E E --,
J 唱 A の a u u J F I E -¥ 一 一 U ¥ B E E S,
J 噌A 内 ' u dμ'RM J ' S B E E t -一 -一 局 μ、
E E l -/ 唱 A n u 一 内 4 M M V 噌 A一
' n u 唱 A 刺 u o J ' Z E E -t、
一 一 X¥
l
l
/
噌A ' e 制 guuu fIlE¥ 一 一r τ 1 ただし仇,Yi,-l,Ui, i=
1,2,はTx1ベクトル。 これらの行列を用いて y = xβ+ U と表すと、 βのOLSおよびGLS推定量は次のように定義される。 (26)OLS
推定量:s
=
(
X
'
X
)
-
l
X
'
y
(27)-26(ト ここで、 香川大学経済論叢 GLS推定量:
s
=
(
X
'
n
-1
X
)
-
1
X'n-1y寸
$211111つ
$221J
260 (28) 制約付きZ
e
l
l
n
e
r
推定量をs
R
、制約なしZ
e
l
l
n
e
r
推定量をs
u
とすると、制約 付きZ
e
l
l
n
e
r
推定量の$i.iは s-46j i.i一子士五'
仏 =y仇4一
U仇i一, 制約なしZ
e
l
l
n
e
ぽI推定量のs
句好はs - 4
. ej りT-
kl -k2' ei=
仇 ーZ守 ここでz
=
(Yl,-l Y2,-1),守=
(Z'Z)-lZ',釣i=
1,2, で与えられる。この場合、 kl=
ん=1である。T(sゅLS-β}, Tt (sl,RSUR -s
,
d
T(sl,USUR -sl)、ただしHo:β1二 1、の帰無分布を5000囲のシミュレーションで計算し、検定の5%有意点を求めた。
T = 30、γ =0.8のときOLS: -7.394、RSUR : -5.657、USUR: -5.631
、T= 100、r= 0"8のときOLS:-7"933、RSUR : -5..945、USU R : -5.883で
ある。これらを使って'3000回のくり返しで3つの単位根検定量の検出力を計算 した。検定仮説は Ho:β1
=
1 Ha:β1<
1 である。図31および図3.2にそれぞれT
= 30,
T
= 100,
r = 0.8のときの検出 力のグラフが与えられている。いずれの場合も SURの方が OLSより検出力が高 いことがわかる。この傾向はEが1に近いほど顕著である。-261ー 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 261
補論
5
事 島 E b e ' b ' ι t F p v p 品 l 酢 Z 仇 F L T t k 実 2 ﹄ P & t a ' F L K 酔 ι r f f v e p 世 pp 最初の節で扱ったモデ、ノレY
1t=βlX1t+
U1t, Y u=
s2X2t+
112t においては、説明変数向日=1,
2の生成過程として XltニXlt-l+
V1t, X2t= X2t-l+
V2t ここでは、説明を簡単lこするために誤差項をAR(1)とするのでは¥
l
l
/
、
E E E E ,/ FEArsA q a 内 4 唱 A q aσσ
(
け
rv N.(
0
(
I
0,
I -
σ
I
-1 -1 2 σ211 とおく。また、 Vl,
V2については本論と閉じく を仮定した。 なく単に¥
l
i
,/、
E E E E E,
r y t 。 , “ 。 勾。
v a ' A 唱 A 。 , U 制 u 'σ
,
I
z
-¥
n u / ' E E t E E、 、
N N¥
l
l
,
j 噌 ー の 4 u u/
I
l ‘
¥
。
とおし このとき、 YltとY2tの聞に共和分関係があるかど、うかはP
h
i
l
l
i
p
s
(
1
9
8
6
)
の方 法で確認できる。 モデルをYlt
=
Ylt-l+
βlVlt+
Ult - Ult-lY2t
=
Y2t-l+
s2't・2t+
U2t - U'2t-lと書き換え、第1式の右・辺第2項以降を旬、第2式の右}辺第2項以降を
m
とお~=E(:)( 句
くと、
-262ー 香川大学経済論叢
=
(
附
2づ
2σ12 ß~σ32 262 となる。 Yltとめtの聞に共和分関係があるかどうかはEのsingularityを調べれば よい。すなわち、 I~I = ß~ß~σ31σ~2 -4σも
と表される。そして I~I=O のとき Vt と的の長期の相関係数:p=2σ12
/
(βlO
2
σt'10 v2) が1になるのでYltとY2tの聞に共和分関係が存在すhる。 Phillips(1986)にあるよ うに、 EのsingularityはYlt,
Y2tの聞に共和分が存在するための必要条件である。 因みにpが1より小さければ両者の聞に共和分は存在せず、 0の場合両者は独立 で、仮にYltをY2tで説明するモデルを考えるとGrangerand Newbold(1974)の “見せかけの回帰(spurious、regr田sion)"にあたる。6
参考文献
[1]久松博之, 1997,W単位根の推定と検定~,香川大学経済研究叢書 No .lO.[2] Gra時旬、GW.J,and P, Newbold, 1974, Spurious regr回sionsin economet
-rics,Journal 01 Econornetrics, 2, 111-120.
[3] Hatanaka, l¥
t
and T.Idee, 1995, CoII陶 grationsin panel alld macro data,mllneo.. [4] Maekawa, K., 1980, An asymptotic expausion of the test statistics for linear restrictions in Zellner's SUR model,広島大学経済論叢,第4巻,第2号,81-97 [5] Phillips, P.GB., 1986, Understandillg spurio四 時 間 蜘sin ecol1ometrics, Joumal 01 Econornetrics
,
33,
311-340. [6] Phillips, P.C.B., 1987, Time ser随 時ressionwith a ullit root, Econornet -riω) 55,
277-301. [7] Phillips, P.C.B., alld S.N. Durlauf, 1986, Multiple time seri田 regr'回SiOll with illtegrat政1processes, Review 01 Economic Studies, 53, 473-496刷263 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -263ー [81 Zellner
,
A.,
1962,
An efficier凶 met口I叫“
t1;肌 1 of e邸s枇州t“
ima剖.til時 s肥eer凶I l I 陀eg伊r邸eωss説ioωn隠sa創.n吋dt回t句sfor a昭,ggr句ega叫,tほi011bia回s,
Jo包mαaloザ1ftめ!<IteAt仰neric印αnSt“
αt似
的4“
st仇t化cαd Associαt“
ion,
57,
348-368“ [9例
9明
1Zell悶,
A,
叩196郎3,
Es討凶t“
imato叩11for悶se田em山i s拘amplereωs叫ur1tω芯ls,
Joumal of the American Stalistical Associαtion,
58,
977-992Appendix A
(
1
)
制約付きSUR
の場合 したがって 44=46j . / T -k1 Y~ [1 一向 (X~Xi)-1xn[
1
-
Xj(xj町 )-1xj]Yj T-k1 - ー .=ユコー十
T -k Op(ニ
)
,
i,
j=
1,
2 1 ' ~l}'T" 1 1 (1 =一一一一:\U~Uj キ I Bli(γ)B1i(t")dr,
i,
j=
1,
2.T
l;ii= T(T _ k1)U(Ujん リ
(
2
)
制約なしSUR
の場合 s:.=
e~ej Y~[1 -Z
(
Z
'
Z
)
一1
Z
'
]
釣 ij - T -k1 -k2 - T -k1 -k迎 1 1 .I
I
X~ ¥ . .I I
X~ ¥ご T -k1 -k2 U~Uj-r_"'i"'3-T _ k
_
:
k
1 _ kkn U~(X1 X2)~ ( ~:J
(X1 勾)~ (~_: JUj2 ul¥-"l-"21) ¥ "'~
I
¥-"1'''21 ( ¥ "'~I
I¥X2 1 ¥X21 = 1 4 u・
+Op(~),
i,
j = 1,
2. T-k1-k2 -t-3 ' -P'T したがって占
sL=T
(T
ー
;1-b
)U~Ui:::}
1
1 Bli(r')B州
r,
i,
j=口
264- 香川大学経済論叢.
Appendix B
2 Si,j→σijの証明 (1)制約付きSURの場合 S-u;Gj ij - T士五;
d
[
I
-
Yi,-l(Y~,ー 1Yi,ー l)-lYL_d[
I
-
Yj,
-l(り
,
ー
尚
,
-1)一1yj
,
-
d
ω
T-k1 二 川Op
ヤ
,
i,
j=
1,
2 (2)制約なしSURの場合 e:~e:j y~ [I -Z(Z'Z)一1Z']約 S4j=T-K1-K2-T-K1-K2 1U~Ui
一一一土-,-_
-U~(Y1
,
-1
Y2,
-1) T -k1 -k2 -t -7 T .-k1 -k2,
-x~
(y~
,
ー 1
I
(Y1・
-1Y2,-.1)~
(YL-1)町I
¥純一1 / ¥ Yi,-l /= 川
Op(去 川 =
1,
2 264 2Appendix Bの余剰項の確率オーダーが 1/、/子の大きさにになることは、広島大学経済学部の 福地純一郎助教綬の指摘による。同氏に記して謝意を表します。回 ∞ 侶 ' 1 裏 白 吉 章 、 . 0 : = .1‘ O f : = .L: a 事 . 0 1 1 9 t
z
o ; : . , . . -自ー 白 白 I d -t nO . l d … … . . ".. . . " " -I P I d -1 -1 lJt I f 1 d - I d -l 1 I 1SI I " l d _一 一
o 4 ‘ 白 0 >。
/r
ど /
』 」 ニ, . ; ーー E.
Z " t
:
n sa
官n sn
沼 f l : : t ' l lo
宝 S 喜事務ω
手 4 』 怯 図 o 回∞関'1 ~ú事事、・ 0:=.1‘ 0f:=.L :a~01l g tz
o ; :- t-C o 〉 o み ‘ 田 o . . . , ト ー - 5A 4 吋 3 コ 3 NDS 2 、 n 〈 . . . , . t . h 白 , , b h, d t . I 。 , 成~ω 事事3存在 ns~斜線 11$ :r t
図 - 99 < :一
製蕗1lf蝶α~ 鴻有事項tα ぺ{.f.~ ~llS .w, ~~t S 9 Z-266- 香川!大学経済論叢 図1.3:T(ん-1)の分布 266 m . 0 α3 o p、 ・ 島 副 o 岨 . 0 的 . 0 4 T . 0 内 . 0 K A U C 世コ﹃世﹄ L N 刊 . 0
。
0 . 0 -26 -22 -18 -14 -10 -6 -2 2 6 note:RSUR残差の場合,T=30, r=O.8,繰り返し5∞
0回 図1.4:T(ム
ー
1)の分布 ロ 四 / ロ 問。
pC、3 ・I u) o 問。
句令。
W0 3 C 町2一
一
一
TφI.RsUR-1)ー
一
一
一
T,
(.
p
田 明 ー1)d
l
-ι
グノ/
… 仇 ,u -1) q---'----~- _.~---'---~---'._~・ ・ ・ ・ ・ ロー30 -26 -22 -18 -104- -10 -6 -2 2 6 10 note:OLS, RSUR,USUR残差の場合,T=30,戸0..8,繰り返し5000回267 非定常SURモデルの推定と検定の漸近理論 -267-ー ロ . F 図1.5: T(
ム
-1)の検出カの比較 一...---r一 司 守hご 崎、
、
、
、
¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥ ¥¥ ¥
¥ ¥ ¥ ¥ “ '-';:" 国 . 0 田 . 0 h . ロ 由 . 0 同 . 0 守 口 I'l 0 ……山岨刷 powe~of T(P1.0U-1)一
一
一
一
powerofT(t1,RSUR-1)一
一
一
powerofTIφ1./IStII!-I) 制 . ロ o o "'0りo 0.1 0υ2 0,,3 0,,4 0,5 0.6 0.7 0守8 0.9note:OLS, RSU,RUSUR残差の場合,T=30, r=0,8,繰り返し::1000回
1..口 図1.6: T(
ムー
1)の検出力の比較 0 . F m . ロ 田 口 L F h h . 口 由 . 0 回 . ロ 4 y . 0 I'l o.
.
t
"'"・..."",,,,,,,poweroI T(ム
ou-I) ロ1
一一_
powerofTφ',I,MIII-1)d
~-
-
-
-
-
-
-
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図 3.2:単位根検定量の検出力の比較