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お客様導入事例集

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Academic year: 2021

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(1)

お客様の経営革新をお手伝いする

良きパートナーでありたいと考えております。

●本カタログのシステム名、製品名、会社名、及びロゴは各社の商標または登録商標です。 ●本カタログに記載の内容(会社名、役職名、製品・サービス内容等)は、取材時の情報です。 ●本製品(ソフトウェアを含む)が、外国為替および外国貿易法の規定により、輸出規制品に該当する場合は、日本国外に持ち出す際に日本国政府の  輸出許可申請等必要な手続きをお取りください。詳しくは、マニュアルまたは各製品に添付しております注意書きをご参照ください。 ●本カタログの内容は改良のため予告なしに仕様・デザインを変更することがありますのでご了承ください。 お問い合わせは、下記へ

NEC

マグナスコミュニケーションズ [ 本 社 ] TEL: 03(3798)7078 FAX: 03(3798)7095 [関西支社] TEL: 06(6945)3780 FAX: 06(6945)3782 E-mail : info@necmagnus.jp 当社全般に関する情報: http://www.necmagnus.com 取り扱い製品・サービスの情報: http://necmagnus.jp 11082503NN NECマグナスコミュニケーションズ株式会社 〒108-0073東京都港区三田一丁目4番28号三田国際ビル 2011年8月現在

会社概要

NEC

マグナスコミュニケーションズ株式会社

108-0073

東京都港区三田一丁目

4

28

号三田国際ビル

TEL

03-3798-0511

(代表) ■交通アクセス  ・都営地下鉄浅草線「三田」駅より徒歩12分  ・JR山手線・京浜東北線「田町」駅より徒歩15分  ・都営地下鉄三田線「芝公園」駅より徒歩7分  ・都営地下鉄大江戸線「赤羽橋」駅より徒歩3分

ACCESS

アクセス 本社

540-0001

大阪市中央区城見一丁目

4

24

NEC

関西ビル

21

B

ゾーン

TEL

06-6945-3780

■交通アクセス  ・JR京橋駅より徒歩約10分  ・JR大阪城公園駅より徒歩約7分 関西支社 NEC関西ビル NEC本社ビル 慶応大学 大阪城 公園駅 三田駅 都営浅草線 芝公園駅 赤羽橋駅 首都高速 都営大江戸線 都営三田線 桜田通 比谷通 三田国際ビル J R田町駅 J R大阪環状線 大阪城公園 大阪 ビジネスパーク駅 ホテル ニューオータニ ツイン21 京橋駅 JR東西線 JR学研都市線 地下鉄 長堀鶴見緑地線 京橋駅 京橋駅 京阪本線 いずみ ホール

http://www.necmagnus.com

お客様導入事例集

(2)

音声ネットワーク  文書管理トータル

SI

サービス ケーブルテレビが提供するサービスによる

「豊かな暮らし」

の実現

豊富な設計/構築実績と高度な

SE

保有

ケーブルテレビのサービス提供を あらゆる面からサポート。 「豊かな暮らしづくり」を応援します。 データ・ネットワーク ネットワーク・アクセス製品 無線遠隔監視システム ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連 新本社ビル完成に伴い、大規模な

IP

電話システムの構築から設置まで対応 顧客満足の向上とオペレーター業務の効率化を実現 固定電話と携帯電話を融合した新電話システムを構築

ソニー株式会社

IP

テレフォニーシステム」

̶

P.6

株式会社タカラトミービジネスサービス

「お客様相談室向けコールセンターシステム」

̶

P.8

キヤノンシステムアンドサポート株式会社

FMC

Fixed Mobile Convergence

システム」

̶

P.

10

ネットワーク/ソリューション関連

目次/製品・サービス紹介

クラウドサービス「

IIJ GIO

」の基盤構築に向け、

Express5800

シリーズと最新スイッチを導入

NEC

マグナスコミュニケーションズは、ネットワークの企画設計 をはじめとし、各種ソリューションの分野で豊富な構築実績を 有します。新規サービス開始に伴うインフラ構築や移転に伴う ネットワークの見直しはもちろん、コールセンター向けソリュー ションや

CRM

Web

会議といったアプリケーションの分野に ついても、お客様の課題解決に向けた提案を営業・

SE

一体で 行います。

株式会社インターネットイニシアティブ

「クラウドサービス向けサーバ/

NW

製品」

̶

P.4

一般電話回線で高速通信を実現し、ネットワーク機器の市場拡大に貢献 電力消費量をモニタリングして、企業の省エネルギーとコスト削減に貢献

ATM

のガイドホンを無線化、運用コストの大幅な削減と設置の省力化を実現 これからの在宅介護の理想型に向けた、ケアコールシステムを提供

株式会社エルモ社

ESU

+ネットワークカメラ」

̶

P.18

イーキュービック株式会社

「電力消費量監視システム

PAU

̶

P.20

株式会社イーネット

「コンビニ

ATM

向けガイダンスホン

PAU

̶

P.22

株式会社ジャパンケアサービス

「在宅介護用ケアコールシステム

PAU

̶

P.24

ネットワーク・アクセス製品/無線遠隔監視システム(

MVN

製品)

全客室に高速ブロードバンド環境を整備し、宿泊客へのサービスの充実に貢献 クラウド、

SaaS

、シンクライアント・・・。

WAN

の重要性が高まる 今、

NEC

マグナスコミュンケーションズは、豊富なラインナアップ でネットワーク・アクセスの分野における最適なソリューションを 提 供します。また、今後の大幅な拡大が見込まれる無線遠隔 監視市場の分野にも、最新かつコスト・メリットの高いソリュー ションを継続して提供していきます。

ホテルクライトン江坂

「メタルアクセスシステム

VDSL

̶

P.

16

認証業務に欠かせない審査報告書を一元管理し

ISO

審査業務をサポート 膨大な紙文書を電子データ化、省スペースによるコスト削減や業務効率の向上を実現 多種多様なリース契約関連文書を一元管理、コンプライアンス強化と業務効率化を両立

財団法人

日本品質保証機構

「審査報告書管理システム

FilingStars

̶

P.34

アセット・インベストメント・アドバイザーズ株式会社

「紙文書電子化サービス」

̶

P.36

文書管理とワークフローのシステム連携で、スムーズな電子承認を実現

三菱伸銅株式会社

ISO

文書管理システム

FilingStars

̶

P.38

NEC

キャピタルソリューション株式会社

「リース契約書管理システム

FilingStars

̶

P.40

内部統制・文書管理システム

基幹業務を統合的に見直し、内部統制対策に欠かせない確証管理を実現 日本版

SOX

法や個人情報保護法の施行などのコンプライアンス 対策、内部統制の強化は、各企業にとって欠かすことのできない 経営課題となっています。

NEC

マグナスコミュニケーションズ は、システム導入にとどまることなく、社内の文書管理の見直し から、紙文書の電子化作業や既存システムのデータ移行まで、 文書管理全般に関わるサービスをトータルに提供します。

生和建設株式会社

IT

業務処理統制構築

FilingStars

̶

P.32

ケーブルネットワーク構築にあわせ、防災行政無線と融合した

IP

告知放送 システムを導入 重要書類の電子ファイル化で、省スペースと個人情報保護の強化を推進

石川県志賀町

IP

告知放送システム」

̶

P.28

株式会社シー・ティー・ワイ

「契約書管理システム」

̶

P.30

ケーブルテレビ事業者様向け商品

FTTH

による情報通信基盤を整備、超高速インターネットおよび多チャンネル サービスの提供を実現

NEC

マグナスコミュニケーションズは、ケーブルテレビシステム のリーディングカンパニーとして、サービスインフラの整備から、 防災・福祉といったアプリケーションまで、地域に豊かな暮らし を提供するケーブルテレビのコミュニティメディア事業をお手伝い します。

上越ケーブルビジョン株式会社

FTTH

伝送システム

BX

シリーズ)

̶

P.26

対象機種 ● SVシリーズAspireシリーズコールセンターシステム 対象機種 ● CiscoIXQX ● Juniper ● AlaxalA ● Aruba   他 保有資格 ● VoIPデザイナー ● VoIPモバイル ● テクニカルNW ● 工事担任者 他ベンダー/ 公的資格多数取得 CTI/ロガー(通話録音装置) Web会議システム 他 保有資格 ● Cisco CCIE ● Cisco CCNP ● テクニカルNW ● 情報セキュアド 他ベンダー/ 公的資格多数取得 全国で好評 防災・福祉 アプリケーション ケーブルモデム 国内シェアNo.1※ 各種ソリューション 事前検討 システム構築 運用段階 システム導入 文書管理 アドバイザー サービス システム保守 紙文書電子化サービス (初期登録分) 紙文書電子化サービス (継続分) 既存システムデータ移行サービス METAL Access System

VDSL,ESU,SHDSL メディアコンバータ PAU-10/20シリーズ (アナログPAUPAU-50シリーズ (組込モジュールタイプ) PAU-70シリーズ IPエミュレーションゲートウェイ ターミナルアダプタ(TALAN to LANソリューション Digital Service UnitDSU

回線暗号装置 キャリア連携サービス 自治体連携サービス インフラ構築 サービス インフラ構築の 豊富な実績

※MVNの「M」はMonitoringやMobile、「V」はVDSLやValue、「N」はNetwork等を表し、 有線を融合させたお客様本位のシステム提案を行っていくという意味が込められています。 ※富士キメラ総研調査 災害やトラブルに動じない、より信頼性の高い院内ネットワークを構築 有事の際、迅速かつ正確な情報伝達に有効な

TV

会議システムを構築

国土交通省航空局

「危機管理対策室用

TV

Web

会議システム」

̶

P.

12

  

仁真会

白鷺病院

「ネットワーク再構築」

̶

P.14

特 別・特 定 医 療 法 人

(3)

株式会社インターネットイニシアティブ様(以下、

IIJ

様)は、

1992

年に日本で初めてインターネットの商用化を目的とした会社として設立されました。

以来、ネットワーク技術の分野において日本のインターネット業界をリードされ、

日本のインターネットの歴史はそのまま

IIJ

様の歴史でもあると言われています。

今回、数千台規模のサーバを活用した新たなクラウド基盤に、柔軟性の高いアウトソーシングサービス

IBPS

Integration & Business Platform Service

)」を融合した新しいクラウドサービス「

IIJ GIO

(ジオ)」を開始されるにあたり、

弊社はその運用の要となるプラットフォーム機器(サーバ・スイッチ等)を提案、このたび導入に至りました。

「クラウドサービス向けサーバ/

NW

製品」

株式会社インターネットイニシアティブ

IIJ

様が新たに目指したのは、特定の分野に限らず、 一般的なビジネスシーンで広く活用される利用 価値の高いクラウドサービスの提供でした。 「

IIJ GIO

」では、基本となるサーバタイプや

CPU

のリソース、開発環境などを自由に組み合わせる ことができるオーダーメイド型クラウドサービス から、

Web

やセキュアメールなど必要な機能を 選択することで手軽にクラウド環境を利用できる レディメイド型クラウドサービスまで、多様なライン ソリューション

トータルでのコスト・パフォーマンスが

選定の決め手

今回、

NEC

マグナスコミュニケーションズは、

IIJ

様の新クラウドサービス「

IIJ GIO

」のシステム構 築をお手伝いさせていただきました。この新クラ ウドサービスは今後のビジネスモデルを変革して いくものであり、

NEC

マグナスコミュニケーショ ンズは、世界トップクラスを目指す

IIJ

様の新クラ ウドサービスの発展に向けて、

One NEC

の最適 ソリューションを今後も提供し、「

IIJ GIO

」サービ スご利用者の

TCO

削減、安定的なシステムのご 利用に貢献していきたいと思います。 今後の展望 常務執行役員 金融システム事業部長兼クラウド事業統括 時田一広氏 「これからのクラウドサービスは、お客様の多様 なニーズに応え、かつ低価格で提供できるもので なくてはなりません。今回の

NEC

マグナスコミュ ニケーションズさんの提案は、最新の機器を中心 とした大変先進的なもので、コスト・パーフォーマ ンスに優れる反面、実績面で若干の不安がありま した。しかしながら、本番運用に向けた対応や、 長年に渡るパートナーシップを信頼してお任せし たわけですが、結果的にその選択はやはり間違っ てはいませんでしたね。」 サービス本部プラットフォームサービス部 サーバプラットフォーム課長 牧野泰光氏 「今後もクラウドサービスはますます広がってい くでしょう。さまざまなお客様がさまざまな使い 方をされていく中で、サービスのクオリティを保 ちながらいかに安定して運用できるか、サービス 全 体のセキュリティをいかに確保できるか、と いったことが今後の課題になってきます。これか らも、

NEC

マグナスコミュニケーションズさんに ご協力いただきながら、多様化する市場ニーズに 応えていきたいと思います。」 導入効果

高い品質と柔軟性に優れる

クラウドの安定運用を実現

新クラウドサービスの

発展に向けて

ナップが用意されています。 今回、「

IIJ GIO

」のプラットフォーム機器選定にあ たって、中心となるサーバとスイッチには、高い性 能とトータルでのコストパフォーマンスが求めら れました。 「多くのお客様に幅広くご利用いただけるサービ スとするために、基盤構築にあたってはコスト・パ フォーマンスを重視する。ただし、コストとはサー バやスイッチの価格や保守費だけではなく、消費 電力や収納性、運用の利便性を含めた、サービス 提供全般に関わるトータルでのコストが決定のポ イントとなる」と常務執行役員の時田一広氏は 強調されました。

クラウドサービス「

IIJ GIO

」の基盤構築に向け、

Express5800

シリーズと最新スイッチを導入

お 客 様 名 所 在 地 (本社) 設 立 事 業 内 容 U R L : : : : : 株式会社インターネットイニシアティブ様 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 03-5205-6500(代表) 1992年12月3日 インターネット接続サービスおよびネットワーク 関連サービスの提供、ネットワーク・システムの 構築・運用保守、通信機器の開発および販売 http://www.iij.ad.jp/ 株式会社インターネットイニシアティブ 常務執行役員 金融システム事業部長 兼 クラウド事業統括

時田

一広

株式会社インターネットイニシアティブ サービス本部プラットフォームサービス部 サーバプラットフォーム課長

牧野 泰光

●省電力性能に優れた

Express5800

シリーズ ●高性能イーサネットスイッチ「

EX

シリーズ」 (ジュニパーネットワークス社製) イド型 お客様 ●IIJ GIOアプリケーションサービス ●IIJ GIOプラットフォームサービス ●IIJ GIOコンポーネントサービス 想定されるお客様の利用シーンに合わせて、 コンポーネントをパッケージ。 各ITリソースをそのままご提供。組み合わせにより、最適な環境を構築します。 SaaS PaaS HaaS/IaaS グループ ウェア モバイル CRM 企業 メール ホスティング パッケージ Microsoft オフィス パッケージ 開発環境 パッケージ 設計&インテグレーション FW LB 提案の特長

IIJ GIO

」向けクラウド基盤

提案のポイント

プラットフォームの主要部分を構成するサーバに は、従来比約

19%

という優れた省電力性能を有 する

NEC

製の「

Express5800

シリーズ」の最新 モデルを提案しました。

1

ラックあたりの収容効率も高く、ファシリティ コストも大幅に削減することができ、競合提案 との比較において「運用まで見通したトータルコ ストでは最も優れている」という評価をいただ きました。

NEC

グループでは、従来より「エコ」を重視したシ ステムやソリューションを数多く提供して来まし たが、データセンターでは使用するサーバの数も 数千台規模となるため、

CO

2削減はもとより、消 費電力を抑えることで運用コストの大幅低減に も貢献することができました。

1

.

低コスト・高性能を同時に実現する

サーバ最新機

今回、弊社の提案のポイントであったトータルで のコストパフォーマンスを評価いただき導入が決 まりましたが、採用いただいた機器の多くが新製 品であったため、導入決定から試験運用にあたっ ては、弊社の営業・

SE

はもとより、メーカである

NEC

・ジュニパーネットワークスも含め、万全の 体制で臨みました。 具体的には、試験運用期間の

3

ヶ月間、

IIJ

様を交 えた週

1

回の定例ミーティングを行い、問題点の 洗い出しと改善を繰り返しました。その結果、本 番運用に向け、ご満足いただける稼働状態を実 現することができました。

3

.

定例会議でサービス開始に向けた

課題をクリア

構 築 する上で、イーサネットスイッチのコスト パフォーマンスはもちろん、同時に使 用できる

VLAN

数や

MAC

アドレス数は検討にあたっての 重要なポイントとなりました」と、

IIJ

の牧野泰光 氏は

EX

シリーズ選定の理由を挙げられました。

L2

ネットワークのプラットフォームとなるイーサ ネットスイッチには、ジュニパーネットワークス社 製の新製品「

EX

シリーズ」を提案しました。 「仮想化されたクラウド環境では、ユーザがどれ だけのリソースを必要とするのか想定できませ ん。クラウド基盤となる巨大な

L2

ネットワークを

2

.

最新のスイッチにより高い

パフォーマンスを実現

ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連 株式会社インターネットイニシアティブ様 企業や官公庁を中心とした法人向けに、イン ターネット接 続サービス、システムインテグ レーション、アウトソーシングサービスという3 つの柱によるネットワークソリューションサー ビスを、複合的に提供しています。サービスを 提供する顧客の業種は多岐にわたり、その数は 約6500社、業界トップ10企業におけるサービ ス浸透率も非常に高くなっています。 設立以来、文字通り日本のインターネットの発 展を主導し続け、情報基盤インフラを支える役 割を果たしています。

お客様情報

(4)

IP

テレフォニーシステム」

ソニー株式会社

ソニー株式会社 総務センター  ファシリティ部統括部長

小野本 弘造

ソニーファシリティマネジメント株式会社 東京事業部  芝浦サイトマネージメント部 ファシリティサポート課 主任

雪野 雅文

ソニーファシリティマネジメント株式会社 東京事業部  設備工事部 エンジニアリング課  エンジニアリング1GP 統括係長

杉浦

雄一

お 客 様 名 所 在 地 (本社) 設 立 事 業 内 容 U R L : : : : : ソニー株式会社様 〒108-0075 東京都港区港南1-7-1 03-6748-2111(代表) 1946年(昭和21年) オーディオ、ビデオ、テレビ、コンピュータ、 情報通信関連機器、半導体、 各種コンポーネント等の研究、開発、販売 http://www.sony.co.jp/ ソニー様は、品川駅港南口から程近い旧芝浦テ クノロジーセンター跡地に、ソニー生命保険株 式会社様との協業で、地下

2

階地上

20

階建て の新本社ビルを完成されました。全面ガラス張 りのスタイリッシュな新本社ビルは、環境への 配慮から数々の省エネルギー対策が採られて おり、建設時を含めた二酸化炭素の排出量は、 一般的なオフィスビルに較べ、約

40

%の削減効 果が見込まれています。 一方、約

6,000

名もの社員の皆様が勤務するオ フィス空間は、“コミュニケーション”を意識した デザインを導入。社内の風通しを良くするため に、文字通り部署間の壁を無くし、有効面積約

5,000m

2という広大な空間を作り出しました。 また 各 所には 、気 軽にミー ティングが できる ローカルコアと呼ばれるスペースを設置。さら にビル内の移動ツールとして、エレベーターの ほかにエスカレーターを設けて、社員同士が顔 を合わせる機会を増やし、ちょっとした挨拶や 簡単な会話を交わす“ワンミニッツコミュニケー ション”を奨励しています。 こうしたコミュニケーション重視の新オフィスを 創出するにあたり、外部とのコミュニケーション の中核を担う電話システムは重要なツールの ひとつであり、必要となる電話端末数は

9,000

台 規模にのぼります。ソニー様では、新本社ビル への電話システム導入にあたり、以下に掲げる 提案にあたり、当社では、拡張性の高い

SIP

対応 の

IP

テレフォニーサーバ「

UNIVERGE SV7000

」 と、多機能

IP

電話機「

IPtermSIP85

」を中核と した

IP

電話システムを選択。ボイスメールメッ ソリューション 導入背景 導入効果

「エコ」

「コミュニケーション」に

配慮した新本社ビル

社員の引越しスケジュールに

合わせて、

9,000

台を順次設置

IP

電話システムの持つ可能性を

さらに拡げる提案を

1

.

導入実績をもとに、業務効率の

向上を意図したシステムを提案

2

.専門

SE

が常駐して、

 電話システムの設置作業をサポート

ような条件を挙げてプレゼンテーションの機会 を設け、複数社が提案する中で当社の

IP

電話シ ステムを採用いただくこととなりました。

2006

10

月、

ソニー株式会社様(以下、

ソニー様)の新本社ビルが東京・港区に竣工、

旧本社ビルおよび各オフィスから約

6,000

名の社員の方々が集結されました。

NEC

マグナスコミュニケーションズでは、

この新本社ビル完成に伴い、

ネットワークインフラの要のひとつとなる

IP

電話システムを約

9,000

台規模で納入し、

新しいオフィスづくりをお手伝いさせていただきました。

新本社ビル完成に伴い、大規模な

IP

電話システムの構築から設置まで対応

セージを一元管理できる機能や、

Word

Excel

など

Microsoft Office

アプリケーション上にあ る電話番号をクリックするだけで発信できるク リック・トゥ・ダイヤル機能などを付加し、社員の 皆様の使い勝手はもとより、さらなる業務効率 の向上が可能なシステムを提案しました。 また、当社は過去にソニー様のオフィスに電話シ ステムを納入したこともあり、こうした実績も信 頼を形成する上で大きな強みになったものと思 われます。 今回の

IP

電話システムの導入において、最大の 課題となったのが電話端末の設置です。

2006

10

月の新本社ビル竣工後、

11

月末から翌年

3

月 にかけて、毎週数百名規模で社員の方々の引越 しが行われ、それに合わせて電話端末を設置し ていく必要がありました。とくに電話の場合、オ フィスのレイアウトが決まり、デスクやイスなど を設置したあとからの作業となるため、つねに短 時間で迅速な作業が要求されました。また、諸事 情によって引越しの直前に電話端末の台数や回 線数が決定するケースや突然の仕様変更を求め られるケースもあり、引越し期間中は、平日はも とより、日常業務への影響が少ないことから引 越し作業が一斉に行われる週末も、当社の専門

SE

が常駐し、電話に関するニーズにきめ細かく 対応できる体制で臨みました。 ソニー様の総務センター/ファシリティ部統括 部長の小野本 弘造氏は、今回の

IP

電話の導入 作業について、次のようにお話ししてください ました。 「社員は点在する

10

数ヵ所近いオフィスから引 越してきますから、業務やコスト面を考えると、 短期間で効率的に引越し作業を完了するタイト なスケジュールを組まざるを得ませんでした。 電話工事が終わらないからといってスケジュー ルは崩せませんし、電話という通信手段がなけ れば新オフィスでの仕事も始められない。そう した厳密なスケジュールの中で、予定通り作業 を行って いただけたことには大 変 感 謝して い ます」。 新本社ビルに引越されてきて、約

1

年。

Web

上に 電話端末の取扱マニュアルを掲載したことに加 え、使い易い電話端末であったことから、今回導 入した

IP

電話は大きな問題もなく順調にお使い いただけているようです。 新本社ビルのオープンにあたり、電話等の設備 の導入や引越し作業の管理などを担当された、 ソニーファシリティマネジメント株式会社の雪野 雅文氏にお話をうかがいました。 「

IP

電話にしたことで、電話の移設が容易になっ たことが大きいですね。ソニーは時期を問わず 活発に人事異動が行われるのですが、そのたび に必要となっていた移設工事が容易になり、コ スト削減にもつながっています」。 同じくソニーファシリティマネジメント株式会社 の杉浦雄一氏に、今後の展望をお聞きしました。 「ボイスメール機能は従前で使用している部署 もありましたが、クリック・トゥ・ダイヤル機能に ついては、効率化の観点から今後も活用を検討 していきます。また、これ以外でも、

IP

電話であ れば、いろいろなアプリケーションとの連携が可 能だと思 いますので、

NEC

マグナスコミュニ ケーションズさんには今後とも生産性を高める さまざまな提案をしていただきたいですね」。 最後に、新本社ビルの完成で新たな船出を切っ たソニー様の今後について、小野本氏に語って いただきました。 「新本社ビルに移り、更に風通しが良くなって、部 署の枠を超えた社員間のコラボレーションも生 まれ始めています。これは社員の意識はもとよ り、オフィスの空間設計も大きく影響していると 思います。この新本社ビルを有機的に使って、今 後とも世の中が元気になるようなソニーらしい 製品を作っていきたいと思います」。 今回、

9,000

台という大規模な

IP

電話システム を導入させていただいたことで、ソニー様の新 本社ビル完成という新たなスタートに立ち会え たことを嬉しく思います。今後もメンテナンスは もちろん、

IP

電話の可能性を拡げる、さまざまな 提案をさせていただきたいと考えています。 信頼性の高い

IP

電話システムを 構築できること。 ソニー株式会社様

UNIVERGE SV7000

多機能

IP

電話機「

IPtermSIP85

IP

電話システムでも、従来の電話システム と違和感なく使えること。 厳密なスケジュールに則って 設置作業ができること。 世界有数の最先端エレクトロニクス企業である ソニー株式会社様。設立時から世の中のライフ スタイルを変え、新しい感動と喜びを与える商品 を生み出し続け、現在も液晶テレビ「BRAVIA」 やパソコン「VAIO」、デジタルカメラ「サイバー ショット」など数多くのヒット商品を送り出して おり、その確かな技術力と先進的な発想力は 全世界で確たる地位を築かれています。

お客様情報

ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連

(5)

「お客様相談室向けコールセンターシステム」

株式会社タカラトミービジネスサービス

お 客 様 名 所 在 地 (本社) 設 立 事 業 内 容 U R L : : : : : 株式会社タカラトミービジネスサービス様 〒125-8503 東京都葛飾区青戸4-19-16  タカラトミー青戸ビル  03-5680-8857 2003(平成15)年1月 カスタマーサービス代行業務、経理・給料計算および建物管理 関係受託業務、システム開発・運用保守受託業務、インター ネット通販・電話通販業務、玩具・模型・文具他販売業務 http://www.takaratomy-business-service.co.jp タカラトミー様のお客様相談室は、東京と大阪を 合わせて一日平均約

1,000

件の電話問い合わせ があり、その内容は、購入した玩具の使用方法や 修理に関する問い合わせから、苦情、感謝の言葉 など多岐にわたり、豊富な商品知識を備えたオペ レーターの皆様がお客様一人ひとりにきめ細か く対応しています。 旧来のコールセンターのシステムは、ハードフォ ン(固定電話機)を使用したシンプルなもの。応答 を待っているお客様が何人いるかを示す積滞呼 数や、応答を待たずに切ってしまった放棄呼数な どを把握する手段はなく、繁忙期の人員配置は 経験上からの勘に頼っていた部分が大きいとい います。また近年は、経営リスクの観点から、お客 様との通話を録音して残しておくケースが増えて いるものの、旧システムには自動録音機能がな く、必要に応じて電話機にテープレコーダー等を 接続して録音を行っていました。 こうした不 都合を解消するべく、

2009

10

月 に社内でコールセンターシステムの刷新を検討 するプロジェクトチームが発足。コールセンター の展示会に足を運び、

5

6

社からプレゼンテー 解決したい問題点 導入効果

稼働状況の見える化や全通話録音を条件に、

規模と業務に最適なシステムを提案

ソリューション

顧客満足向上と

オペレーター業務効率化を実現

お客様にも、オペレーターの皆様にも

満足いただけるシステムを目指して

ションを受けるなど、約半年をかけて選定作業が 行われました。 その結果、弊社の

IP

コミュニケーションサーバを 基盤にしたコールセンターシステムを採用いただ くことになりました。決め手となったのは、

NEC

ブ ランドの安心感と、最新鋭の機能を満載した贅沢 なシステムではなく、現状のお客様相談室の規模 や業務にフィットした必要十分なシステムの提案 だったことが評価されたとお聞きしています。

トミカ、

プラレール、

リカちゃん、人生ゲームなどの人気ロングセラー商品を持ち、

日本を代表する玩具メーカーのひとつ、株式会社タカラトミー様。

同社様をはじめとするタカラトミーグループ様(以下、

タカラトミー様)では、商品の消費者対応窓口として、

東京と大阪にそれぞれ「お客様相談室」を設けています。

このたび、

お客様相談室のコールセンターシステムを刷新するにあたり、

弊社がその構築から導入までを担当させていただきました。

お客様相談室のコールセンターシステムを一新、顧客満足の向上とオペレーター業務の効率化を実現

株式会社タカラトミービジネスサービス 取締役副社長

小泉 秀雄

株式会社タカラトミービジネスサービス カスタマー事業部 情報推進室 情報推進チーム リーダー

菊池 智恵

株式会社タカラトミービジネスサービス カスタマー事業部 部長代理 兼 情報推進室長

平野 利枝

株式会社タカラトミービジネスサービス カスタマー事業部 お客様相談室 東京チーム リーダー

佐々木 治子

新システムでは、東京・大阪双方のオペレーター 個々の稼働状況をリアルタイムに把握できるよう になりました。そのため、積滞呼が多い場合は人員 を増やすなどの対策を立てやすくなり、その結果、 お客様の待ち時間の短縮化を実現しています。 これら稼働状況は、お客様相談室内の大型モニ ターにも表示され、積滞呼があれば効率的に対応 するよう努めるなど、オペレーター一人ひとりの業務 意識がより高まるという効果も生まれています。 また、お客様によっては以前対応したオペレーター 宛てに電話を掛けてこられるケースもあり、電話を 取り次ぐ際、モニターでそのオペレーターの応対状 況を瞬時に確認できるというメリットもあります。 そのほか、オペレーターの応答回数、ワーク時間、離 席回数、お客様の放棄呼数などをデータとして 確認・分析できることから、人員配置や人事評定 などにも役立っています。

1

.稼働状況を見える化

2

.お客様との通話はすべて録音

5

.

東京と大阪の連携が強化

お客様相談室内には、オペレーターの皆様から 寄せられた新システムへの感想が貼り出されています。 お客様との通話は応答と同時にすべて自動的に 録音できるようにしました。これにより、二次対応が 必要なエスカレーション時などに、正確にお客様の 問い合わせ内容を引き継ぐことができるほか、万一、 トラブルが発生した場合の備えにもなっています。 また、録音した内容はオペレーター教育にも利用 しており、実際の通話を教材として活用すること で、よりわかりやすく、よりきめ細かいアドバイス が可能になりました。 旧システムでは、お客様から着信があると、いちばん 最初に応答操作を行ったオペレーターの電話に つながるため、手慣れたオペレーターが結果的に 数多く応対を行うという偏りが生じていました。 その点、新システムは

ACD

機能を搭載し、応対の 待ち時間が長いオペレーターから順に着信するた め、慌てて電話を取る必要がなくなり、オペレーター 一人ひとりの応対回数の偏りも解消されました。 タカラトミー様のお客様相談室には、玩具に関す る問い合わせ以外にも、グループ各社へのさまざ まな問い合わせが入ってきます。そのため、グルー プ各社のお客様相談室の電話番号で着信を分配 し、専門性の高い問い合わせについては、その業 務に詳しいオペレーターに優先的に着信するよう に設定しています。 従来は、東京のお客様相談室に電話を掛けたお 客様は東京で、大阪のお客様相談室に電話を掛 けたお客様は大阪で、それぞれ一次応対を行って いました。新システムは自動分配機能を備えてい るため、たとえば東京が通話中でつながらない場 合には、自動的に大阪に転送され、どちらかの拠 点だけに負荷が偏ることがなくなりました。 また、ソフトフォンを利用して、東京と大阪のお客 様相談室の間でテレビ会議を行うことができ、お 互いに顔を見ながら会議することで、意思の統一 が図りやすくなりました。これに伴い、責任者の出 張回数が減り、コスト削減につながっています。

4

.

ソフトフォンで、

オペレーターの

職場環境を改善

旧システムはハードフォン(固定電話機)を使用し ていましたが、新システムは

PC

を電話端末として 活用するソフトフォンを採用。電話操作も

PC

操作 も同一画面上で行うことができるほか、デスクか ら固定電話が無くなったことにより、スペース的な ゆとりが生まれました。また、旧来は着信がある と、壁面に取り付けられた着信ベルを鳴らして知 らせていましたが、新システムの着信音はオペレー ターのヘッドセット内で聞こえるだけなので、オ フィス内が静かになり、ストレスが軽減されたとし 繁忙期を無事に乗り切ることが最大のテーマに なっており、当初予定よりも前倒しで稼働できた ことで、オペレーターの方々が新システムに慣れ る期間を十分に取った上で最繁忙期を迎えられ るとして、大変喜んでいただいています。 タカラトミー 様 のお 客 様 相 談 室のコールセン ターシステムはこれで完成というわけではありま せん。今後は既存のシステムとコールセンターシ ステムを連動させて、過去に対応履歴のあるお 客様から電話があった場合には、着信と同時に顧 客情報がオペレーターの

PC

画面に自動的に表 示されるといった機能の追加を検討中です。これ からも弊社では、さらなるご要望をお聞きすると ともに、新たなご提案をさせていただくことで、よ り便利で、より使いやすいシステムへステップアッ プさせていくためのお手伝いを続けていきたい と考えています。

2010

3

月に弊社でコールセンターシステムの刷 新を担当させていただくことが決まり、その後、詳 細なご要望をお聞きして、システムを構築してい きました。当初は

2010

10

1

日の稼働を目標と していましたが、同社様のプロジェクトチームのご 協力もあって、思いのほか順調に推移したことか ら、予定よりも約

1

ヵ月半早い

8

月中旬より新シス テムの稼働を開始することができました。 お客様相談室は、クリスマスから年始に掛けて、 コール数が約

3

倍に増える最繁忙期を迎えます。 現在は、新システムに切り替えて初めて迎える最 お客様相談室の稼働状況の「見える化」を 図りたい。 株式会社タカラトミービジネスサービス様 お客様相談室 大型モニター お客様との通話内容を自動録音したい。 東京・大阪

2

ヵ所のお客様相談室の連携を 強化したい。 積滞呼数などの見える化により、 お客様満足に直結する効率的な コールセンターの運用が可能になった。 通話録音機能により、万一の備えができる とともに、オペレーター教育にも役立っている。 東京と大阪それぞれのお客様相談室に 一体感が生まれた。 オペレーターにとって、ストレスの少ない、 より働きやすい環境を創出できた。 タカラトミーグループ様のお客様相談室を運営 されているのが、株式会社タカラトミービジネス サービス様です。 同社様は、グループ各社様の管理業務、顧客対応 業務、労務・経理関係業務、システム事業の企画・ 開発・運用管理などといった、いわゆるシェアード業 務を担当されています。また、タカラトミー様および グループ各社様の製品を販売するインターネット 通販「コッペパン」(http://www.coppepan.jp)の 運営も行っています。

お客様情報

てオペレーターの皆様に好評です。 今後の展望

より便利で、

より使いやすい

システムへ

3

ACD

機能による

オペレーター業務の平準化

ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連

(6)

キヤノンシステムアンドサポート株式会社様(以下、キヤノン

S

S

様)は、キヤノングループの販売会社として、

お客様の高い生産性と快適なオフィス環境の創出のために、

キヤノン製品を軸にしたさまざまなソリューションを提供されています。

同社様では本社オフィスにフリーアドレスに近い「チームテーブル制」を導入するとともに、

固定電話と携帯電話を融合した新たな電話システムを構築。

これにより、組織改編や人事異動に伴って生じるオフィスレイアウトの見直しにかかる手間とコストの大幅な削減に成功しました。

FMC

Fixed Mobile Convergence

システム」

キヤノンシステムアンドサポート株式会社

東京・天王洲のキヤノン

S

S

様の本社には、内勤 者を中心に約

300

名の社員の方々が仕事をされ ています。同社様では半期に一度、組織改編や人 事異動があり、そのたびにオフィスのレイアウト 変更に伴う電話の移設工事が発生し、その手間と コストが大きな負担になっていました。加えて、多 くの社員の方々がデスクの引越し作業に忙殺さ れ、業務効率の面でも支障が生じていました。 そこで、本社オフィスが

2010

年年初に大幅なレ イアウト変更をおこなったことを機に、電話シス テムを一新するとともに、「チームテーブル制」を 導入されました。 チームテーブル制とは、社員一人ひとりが専用デス クを持つのではなく、各部課ごとに長テーブルを 置き、社員はそこに座って仕事をするというスタ イル。限られたスペースを有効利用できるうえ、

PC

や書類等の私物は個人に割り当てられたワゴン タイプの引き出しとロッカーに収納するため、人事 異動等でデスクを移動する際にはワゴンだけ 持って行けば簡単にデスクの引越しが完了します。 なお、同時に行った新電話システムについては、 キヤノン

S

S

様がお客様に提案している音声 ソリューションに

NEC

グループの電話システムを 採用いただいていることから、「自分たちで売る ものは、まず自分でたち使ってみるべき」というキ ヤノン

S

S

様の方針もあり、弊社でシステムの構 築を担当させていただくことになりました。 解決したい問題点

人事異動時のデスク移動に伴う、

手間とコストを削減するために

新電話システムとチームテーブル制により、オフィスレイアウト変更に伴う手間とコストを大幅に軽減

お 客 様 名 所 在 地 設 立 事 業 内 容 U R L : : : : : キヤノンシステムアンドサポート株式会社様 〒140-8650 東京都品川区東品川2-2-4 天王洲ファーストタワー 03-5479-7878 (代表) 1980年5月 キヤノングループにて製造する機器・ソリュー ションならびに他社製システム機器類のコンサル ティングセールスとオフィスのネットワーク構築 およびサービス&サポート各種介護サービス事業 http://www.canon-sas.co.jp/ キヤノンシステムアンドサポート株式会社 総務部ファシリティ管理課  課長

小川 正徳

キヤノンシステムアンドサポート株式会社 総務部ファシリティ管理課  課長代理

河原 浩二

キヤノンシステムアンドサポート株式会社 ITソリューション販売推進部  副部長

猪狩 伸也

今回の電話システムの最大のポイントは、本社オ フィスにおける固定電話と携帯電話を融合させる こと。キヤノン

S

S

様では社員一人に一台、

PHS

にも対応できる携帯電話を支給しており、その端 末を有効活用し、

PHS

網で各部課の代表番号に 掛かってきた外線にも対応できる、いわゆる

FMC

システムを構築しました。 ソリューション

固定電話と携帯電話を融合させる

ことで、さまざまなメリットが

今回のプロジェクトでは、チームテーブル制と電 話システムの相乗効果により、とくに人事異動時 のデスク移動に伴う電話移設工事の大幅なコス トダウンと省力化を実現することができました。 また、キヤノン

S

S

様の東京の営業拠点の中核 的な存在である東京支社でも、チームテーブル制 と新電話システムを導入しており、同様の成果を 上げています。 チームテーブル制と新電話システムの導入にご尽力 された総務部のお二人にお話をうかがいました。 今後の展望

さらなる活用に向けて

総務部ファシリティ管理課課長 小川正徳氏 「本社オフィスのフロア変更に伴うスペースの有 効利用を考えたのが、今回のきっかけでした。 チームテーブルにし、役職者もそうでない社員も 同じ机にしました。そして、携帯電話と固定電話の システムも

PHS

に一本化しました。弊社ではグ ループを挙げて、“

5S

(整理・整頓・清潔・清掃・し つけ)”を推進しているのですが、デスクも電話も シンプルになり、

5S

の実現に一役買っています し、さらにそれがコストダウンにもつながってい るということで満足しています」。 総務部ファシリティ管理課課長代理 河原浩二氏 「電話はビジネスの生命線なので、導入前は、電 話の操作方法が変わることでお客様にご迷惑を 掛けるのではないかという懸念もありました。し かし、実際に運用が始まってみると、トラブルやク レームはほとんどなく、順調に使えているようで す。これも電話システムの変更に理解を示してく れた社員と、操作説明に何度も足を運んでくだ さった

NEC

マグナスさんのおかげだと感謝して います。今後は他の営業拠点にも導入を広げて いきたいと思っています」。 また、弊社の電話システムの販売を推進されてい る、

IT

ソリューション販売推進部の猪狩伸也副部 長にもお話をうかがいました。

IT

ソリューション販売推進部副部長 猪狩伸也氏 「私たちは電話システムを販売する立場でもある ので、今回導入したことで、お客様に“我が社でも 使っていて、こういうメリットが出ている”という 具体的な提案ができるのが大きいですね。実際に 使用したものを話すのと、理論だけで話すのでは 説得力が違いますから。

NEC

マグナスさんには、 今後も電話システムの新しい活用法やノウハウ、 さらに市場の動きなどを教えていただき、お互い に情報共有しながら、一緒にビジネスの幅を広げ ていけたらと思っています」。 弊社の電話システムの販売を手掛けられている キヤノン

S

S

様に、システムを導入いただけた ことを大変嬉しく思っています。今後は、実際に 運用しているからこそわかる優位点やご要望を ご指摘いただきながら、二人三脚で電話システ ムのさらなる拡販を推進していきたいと考えて います。 導入効果

オフィスレイアウト変更に伴う

手間とコストを大幅軽減

レイアウト変更時の電話移設にかかる コストを大幅に削減できた。

PHS

網と内線利用により、 ランニングコストを削減できた。 携帯端末の利用により、いつでもどこでも 発着信でき、業務効率が向上した。 新電話システムでは、本社オフィス内における社 員同士の通話はもちろん、本社以外の営業所や グループ会社との通話も内線として利用できるよ うにしています。これにより、ランニングコストの 低減にも貢献しています。

2

.

内線利用でランニングコストを削減

電話の発着信はすべて携帯端末で行うことから、 社内のどこにいても通話ができるようになりまし た。そのため、たとえば契約書類等を閲覧しなけ れば回答できない問い合わせでも、折り返すこと なく、携帯端末を持って契約書類を見に行き、そ の場で回答することなどが可能になり、業務効率 や

CS

の向上にもつながっています。 携帯端末を利用する今回の電話システムでは、着 信時に受話器を取ればすぐ通話ができる従来の 固定電話と異なり、代表電話を受ける際や取次 ぎの際には手元の携帯端末のボタンを操作する 必要があります。そこで新電話システムが稼働す る前後には、弊社のスタッフが出向いてマニュア ルの配付と説明会を行い、操作方法のレクチャー を行いました。

3

.

携帯端末利用で迅速な対応が可能に

外線着信を含め、すべての通話を個人の携帯端 末で行うことから、固定電話は外線着信の鳴動 用に各チームテーブルに一台を残すのみとしまし た。これにより、組織改編や人事異動でデスクを 移動しなければならない場合でも、簡単なデータ 変更を行うだけで、電話の移設工事は不要になり ました。 その結果、従来に較べ、デスク移動時の電話関係に かかるコストを約

70

%削減できたとのことです。

1

.

レイアウト変更に伴うコストが

大幅にダウン

ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連 キヤノンシステムアンドサポート株式会社様 キヤノン製品の販売・サポートに加え、最新のビ ジネスソリューションを駆使して、ドキュメント管 理、イントラネット構築、基幹業務システム、イン ターネット接続など、多彩な分野でお客様に最適 なオフィス環境を提案しています。全都道府県に 約200ヵ所の営業所を展開しており、営業・サー ビス・サポートの各スタッフが一体となって、コン サルティングから保守サービスまで、ワンストップ でお客様のご要望にお応えしています。2010年 には設立30周年を迎えました。

お客様情報

(7)

全国の空港で万一、航空事故、ハイジャック、

テロ、災害等が発生した場合、

国土交通省航空局様(以下、

国交省航空局様)

は局内の危機管理対策室に対策本部を設け、

ヘッドクォーターとして情報収集や対応策の検討を行い、事態の収拾に当たることになります。

こうした有事の際、事故の発生現場である現地空港と対策本部間の情報伝達を迅速かつ正確に行うために、

このたび新たな

TV

会議システムを導入されました。

「危機管理対策室用

TV

Web

会議システム」

国土交通省航空局

国交省航空局様では、約

10

年前に

MCU

(多地点接 続装置)を利用した

TV

会議システムを導入し、東京・ 大阪の地方航空局、全国の主要空港をネットワーク して有事に備えていました。しかし、同システムは映 像情報と音声情報の共有に限られ、図面等の情報を やりとりするためには

FAX

やメールに頼らざるを得 ず、情報の確認に時間を要したり、情報が分散して 全体を把握しづらいという面があったといいます。 また、旧システムは機器が設置されている危機管理 対策室に赴かなければ、情報を確認できないため、 担当者は必要な情報収集のために対策室と各課を 頻繁に往復しなければならず、時間的なロスが生じ ていました。 こうした状況の中、

2008

3

月には高知空港で全日 空機の胴体着陸事故、同年

8

月には那覇空港で中華 航空機の炎上事故が発生し、危機管理体制のより一 層の強化が求められ、

TV

会議システムの見直しも検 討されることになりました。 新システムに求められたのは「情報の伝達時間をゼ 機会が訪れました。 今回のシステム導入にご尽力いただいた、航空安全 推進課の鈴木和人課長補佐にお話をうかがいました。 「システム切り替えの直後に事故が起きてしまい、研 修を行ったとはいえ、初の稼働で不安もあり、マグナ スの担当さんにも駆けつけていただいたのですが、 本省でも成田空港でもスムーズにシステムを活用 することができました。とくに威力を発揮したのは チャット機能ですね。こちらからの指示を打ち込め ば、それを瞬時に成田空港の対策室が把握して、ア クションを起こす。音声の指示は記録が残りません が、チャットであれば、やりとりが文字情報として残り ますし、時系列に並んでいるので、それをカット

&

ペーストするだけで広報資料用のレポートが作成で きます。そのほか、滑走路の図面や他の便への影響 などの情報もひとつの画面で共有でき、予想以上の 使い勝手でした」。 また、今回のシステムには録画機能もあることから、 事故時の

TV

会議の模様はすべて録画し、後日見直 して、事故対応において改善点がないかなどを確認 し、次に活かすための材料にされるとのことです。 さらに有事の際以外の使用方法として、

2

ヵ月に一 度、新システムで国交省航空局様と主要空港および 地方航空局を結び、安全意識の向上を図るための 「安全推進会議」を開催。

PowerPoint

等で作成した 資料を全員で閲覧しながら会議を進められ、事前に メールなどで資料を各所に送付する手間がなくなっ たと好評です。 今回のシステムで

SI

を担当した弊社の対応につい て、鈴木課長補佐は「今回のシステムはコスト削減 の面から、できるだけ市販されている機器やアプリ ケーションを使って構築していただきました。そのた め“もっと操作を簡単に”と言っても、難しい部分も あったかと思います。しかし、こうした無理難題にも できる限りの対応をしていただき、おかげさまで非 常に完成度の高いシステムができあがったと思って います」とのお言葉をいただきました。 新システムは

2009

3

15

日から稼働をスタート。 わずか

1

週間後の

3

23

日、成田空港で中国発の フェデックス貨物機が着陸に失敗して炎上。直ぐに 対策本部が設けられ、新システムの実力が試される 解決したい問題点

あらゆる情報を集約できる

TV

会議システム

導入効果

成田空港の貨物機炎上事故に対応

ロに近づけること」「情報の見える化を図ること」。そ して、「短時間で起ち上げて稼働できること」「誰もが 直観的かつ簡単に操作できること」。これらを実現で きるシステムを探し、さまざまな検討が重ねられた 結果、

NEC

が提唱する

IT

とネットワークの統合ソ リューション「

UNIVERGE

」を核としたシステムの採 用が決定。弊社は、各機器および各アプリケーション をシステムとして最適化する

SI

(システム・インテグ レーション)を担当することになりました。

有事の際、迅速かつ正確な情報伝達に有効な

TV

会議システムを構築

お 客 様 名 所 在 地 U R L : : : 国土交通省航空局様 〒100-8918 東京都千代田区霞が関2-1-3 中央合同庁舎3号館 03-5253-8111(代表) http://www.mlit.go.jp/ リングが可能なため、有事の際は関係部署が各々の

PC

で状況を確認し、迅速に情報収集に動くことがで きます。そのほか、

IP

ネットワークを利用することで 通信コストの削減にも貢献しています。 国土交通省 航空局 監理部 航空安全推進課課長補佐

鈴木 和人

緊急時に誰もが直観的に使用できる

システムを目指して

ソリューション 新システムは

IP

ネットワークで国交省航空局様の危 機監理対策室、地方航空局、全国の主要空港を結び、

Web

環境で

TV

会議が行える「

Web

会議システム」を 採用しています。これにより、映像および音声情報の みならず、

PDF

ファイル等のデータも簡単に共有で きるようになりました。また、対策室外の

PC

でモニタ ①カメラと音声ポッド 事故が発生した空港の現地対策本部などと映像お よび音声で会議ができます。 ②ホワイトボードポッド 現地空港対策本部のホワイトボードに記入された情 報と、同省の危機管理対策室のホワイトボードに記 入された情報を双方リアルタイムに見ることができ ます。また、ホワイトボードに記入された内容は即時 プリントアウトも可能です。 ③チャットポッド 現地空港対策本部と同省危機管理対策室双方の

PC

で文字会議(チャット)が行え、その内容を画面で 共有することができます。 ④共有ポッド

PDF

Office

Word

Excel

PowerPoint

)などで 作成された資料を双方で閲覧し、また遠隔で操作、 編集することができます。また、空港図面などを書画 カメラで映し、それを双方で共有して見ることも可 能です。 ⑤ファイル共有ポッド 空港図面や広報資料などのデータをアップロードし ておくことで、関係各所で必要なファイルをダウン ロードすることができます。 ⑥参加者リストポッド 会議参加者が一覧表示されます。各参加者の権限 (会議主催者、プレゼンター、参加者)についても確 認できます。

TV

会議のメイン画面として

108

インチの大型ディス プレイを設置。ひとつの画面にさまざまな情報を集 約できるようにしています。

2

.大画面に各種情報を集約

1

IP

ネットワークによる

Web

会議システム

万一事故等が発生すると、人命救助の面からも一分 一秒でも素早い対応が求められます。そのため、シ ステムの構築にあたっては、ログインすると同時に必 要なアプリケーションが自動的に起ち上がるなどの 設定を実施。また、緊急時で気が動転している最中

3

.迅速な稼働と直観的な操作性を実現

新システムの稼働前には、今回のシステムを導入し た全国の主要空港および地方航空局に対して操作 研修を実施。この研修自体も新しいテレビ会議シス テムを利用し、本省危機管理対策室から各地を呼び 出して、操作説明を行いました。誰もが直観的に使用 できるシステムを目指していたことから、短時間の研 修で緊急時に必要な操作は各所ともマスターでき たといいます。 でも、誰もが的確にシステムを操作できるよう、でき るだけ操作を簡単にし、直観的に使用できる工夫を 施しています。また、いくつかの手順を踏まざるを得 ない機器やアプリケーションについては、わかりやす く簡潔なマニュアルを作成するとともに、

TV

会議の 画面上でも手順を確認できるようにしています。

4

TV

会議システムで操作研修

主要空港に設置されたTV会議システム端末 共有ポッド操作マニュアル 危機管理対策室 国土交通省航空局様 国土交通省航空局様は、航空輸送の基盤である 空港の整備・運営、航空交通の安全確保、利用者 の利便性の向上、航空運送事業の発展など、日本 の航空行政全般を担当されています。

お客様情報

映像と音声のみならず、 図面等の情報も一元的に収集・管理し、 関係者全員で共有したい。 現地からの報告や本省からの指示を リアルタイムに行い、 情報伝達の時間をゼロに近づけたい。 旧システムは

ISDN

回線で ネットワークしているため、 通信費用がかさんでいた。 本省対策本部、現地空港、地方航空局等の 関係者全員が情報を共有でき、 迅速な対策が行えるようになった。 音声、映像、文字、図面など各種情報を リアルタイムに集約できることで、現場の状況を より的確に把握できるようになった。 気がはやる緊急時でも、また、人事異動が あった場合でも、誰もが直観的に操作できる システムを作ることができた。 ネッ ト ワ ー ク ・ アク セ ス 製 品 / 無 線 遠 隔 監 視 シ ス テ ム (M V N 製 品 ) ケー ブ ル テ レ ビ 事 業 者 様 向 け 商 品 内部 統 制 ・ 文書管理 シ ス テ ム ネッ ト ワ ー ク / ソ リ ュ ー シ ョン 関 連

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